福岡ソフトバンクホークスが3連覇達成

今年のプロ野球は福岡ソフトバンクホークスが日本シリーズ3連覇を達成しました。

福岡ソフトバンクホークス三年連続日本一

ホークスの勝ちは予想していたものの1敗ぐらいはするかと思ったけど、4連勝で一つも落とさず。まあ、無理もないか。力量の差は歴然だもの。巨人軍はペナントレース中も5安打くらいの試合が多かったら。相手がライオンズだったとしてもきっと打ち負けていたことでしょう。

巨人軍はカープから丸を引き抜いたプラスマイナスのおかげでセリーグ内では優位に立てたけど、あのFA移籍が実現していなければリーグ優勝はなかったかもしれません。

そう、同じプロ野球でありながら、FAによる補強の比重が大きな巨人軍と、それを真似するものの輪をかけて補強下手なタイガースが所属するセリーグではチームバランスに偏りが出がちの運任せ。そういう特殊な球団がないパリーグに勝てないのも必然です。ホークスには金満のイメージがあるかもしれないけど、若手育成と外国人選手のスカウトには定評があるし、なにより今年のリーグ優勝はライオンズでした。

まあ、このままセリーグ、そしてプロ野球が低迷してもしかたがないところ。そもそもプロ野球は読売新聞が主導した事業体のようなものだったから、新聞、そしてテレビが過去のメディアとなリつつある今では必然です。フランチャイズ空白地を埋めて商圏を拡大するエキスパンションもやる気はないみたいだし。

新百合のポケモンGO環境が増強されたはずなのに

SoftBankが株式会社ポケモンと提携したので、昨日から新百合ケ丘駅の近くにジムとポケストップが増えました。YモバイルがジムでSoftBankがポケストップです。

新百合ヶ丘の新たなジムとポケストップ

でもこの両方が微妙。まずはジムの方は何度試してもエラーが出てちっともバトルできませんでした。

Yモバイル新百合ヶ丘店のポケモンジム

よって早々にポケモンを配置した人がエラーによって長時間その座を守られる不条理。まあ再びポケコインを貰うには21時間必要だけど。

そしてポケストップの方は、座標がイトーヨーカドーのビルの中央に設定されており、建物の外からは届かないし、建物の中に入ったらGPS信号が補足できないという無意味さ…。

どちらも機能させるには調整が必要ですね。

pepper君、休職中

SoftBankの某店舗にて。

故障中のpeppar

何週間もこの状態になっています。当初は「里帰り中」と書かれていました。

でもpepper、確か時給1,500円で働いているはずだけど。常勤の従業員としてそんなに休んじゃいかんと思うのですが。

まあ、社内配備の個体は修理が後回しにされているのでしょうね。

iPhone 6sを買ってもいいの?

iPhone 6s/iPhone 6s Plusの予約受け付けが始まりました。

iPhone 6s

新機能はパッとしないけど買い替えタイミングにある人は買ってもいいでしょう。ピンクっぽいローズゴールドは目新しいし。

ただし、どうやって買うのがいいかは悩ましいですね。各社の販売価格はASCIIがまとめてますが、月々の支払い料金は契約次第で変わってくるので、場合によってはMNPでキャリアを変えた方が有利かも。正直、私はキャリアの料金体系についていけなくなりました。

それに私が一番気になっている点はまだクリアになっていません。「SIMロック解除の可否」です。海外で現地のSIMを刺すことはない人でも将来のSIMロック解除が担保されていればちょっと安心なはず。2年縛りが切れた後、望めばキャリアとの契約を解除してMVNOの格安SIMに乗り換えられるから。総務省の通達が出ているから、まさか出来ないってことはないでしょうが、妙な条件を付けられては困ります。

まあ、今ではキャリア各社の契約も複雑になっているし、キャリアのサービスに依存していない人は最初からSIMロックフリー版を買い、キャリアに違約金を払ってでも格安SIMに乗り換えた方が中長期的には断然お得です。それこそ月々の支払いは2,000円以下で済んだりします。

一見、キャリア契約の方が月々割で端末代が押さえられているように思えるけど、その分は通話・通信量として引かれるのだし。

ソフトバンクはジリ貧

週刊アスキーのロゴ週刊アスキーのサイトに『ソフトバンクが苦戦 キャリアとMVNOの乱戦が始まった by石野純也』という記事が載りました。さもありなん。私自身もソフトバンクの利用料金の高さに嫌気が差してMVNOに転出した口だし。

かつてソフトバンクは大手二社を追う立場だったので価格競争にも熱心だったものの、iPhone人気とともに三強の一角の座に上り詰め、もはやチャレンジャー精神は見てとれません。料金なんかすっかり横並びです。

よってIIJらに乗り換えた場合、月額5,000円以上の差額メリットが得られます。そりゃMVNOに転出する人も続出するでしょう。

ほんでもってソフトバンクが拙いのはMVNOへの有効な対抗策が見当たらないところ。ソフトバンク回線のMVNOなんてないのだから。せいぜい家族割や無料通話が引き留め策になるかなってくらいで。

いやドコモだって自社契約から系列のMVNOに転出されれば自身の契約者数と客単価は下がるだろうけど、それでもMVNOがソフトバンクやauの客を奪ってくれる効果の方が大きかろうと。

まああれだ、SONYみたいなもんかな。かつて栄華を極めた感もあったSONYが凋落した原因の一つは「SONYファンを満足させられなくなったこと」だし、ソフトバンクもそうなりつつあると。製品や価格での差別化は難しいのかもしれないから、せめて本社をホークスのある福岡に移すぐらいの大胆なイメージチェンジをやってくれたら応援する気にもなるかも。

iPhoneをデュアルSIMにする意味はあるか?

先日、テレビ東京のワールドビジネスサテライトでスマホのデュアルSIMの話をしていました。確かに自分のケータイと会社支給のケータイを2台持ちするのは面倒。片方がバッテリー切れしたら、結局は生きている方を使ってしまうだろうし。

よって1台で2枚のSIMを使えれば便利です。そこでネットで「デュアルSIM iPhone」と検索するとこちらのアイテムがヒットしました。

デュアルSIMキット iPhone5/5C/5S/6/6Plu
デュアルSIMキット iPhone5/5C/5S/6/6Plu

販売元のあきばおーによると「ドコモ ソフトバンク auに対応」とあって紛らわしいけど、もちろんSIMロックフリー版のiPhoneでなければキャリアをまたがったSIMの利用はできません。つまりソフトバンク版iPhoneならソフトバンクのSIMを2枚、au版iPhoneならauを2枚という組み合わせであれば、自分用と会社支給の両方の番号が使えるようになるってことですね。ドコモ版iPhoneならドコモのSIMもしくはドコモ系格安SIMの組み合わせが使えるけど。

その点、私のiPhoneはSIMロックフリー版なので次回フィリピンに行く際に買って行くのも良いかもしれません。IIJみおふぉんのSIMと現地SIMを切り替えて使うと。

ただし、2枚のSIMはOSの設定で切り替える方式なので同時利用は不可。現地SIMで使っている内はIIJみおふぉんSIMでの着信は受けられません。

ということで、もし海外滞在中に日本からは掛かってこない、もしくは無視して構わないと思えるなら単純にSIMを差し替えて使えばいい話。そして海外滞在中にも日本からの着信があるなら、別途現地用のスマホを用意する方がよさそうです。

さらばソフトバンク

ソフトバンクのお父さんホークスが優勝した日に何ですが、昨日、ソフトバンクとの携帯電話の契約を辞めました。理由はもちろん利用料。普段あまり通話しない者にとっては月々の利用料金が高いからです。まあauもドコモも似たり寄ったりだけど。

ビックカメラのいくつかの店舗では、いわゆる格安SIMの「BIC SIM」(IIJ)に即日MNP転出できるのですが、そのためにはMNP転出の予約番号を自身で取っておく必要があります。

そこでソフトバンクの所定の番号に電話。オペレータとのやり取りはこうでした。以下「オ:」はオペレータです。

オ:「どちらに転出でしょうか?」
私:「IIJです」
オ:「ソフトバンクとの契約を続けられるおつもりはないでしょうか?」
私:「いいえ。普段通話しない人向けの安い料金プランが出ない限り、転出後も戻りません」

オ:「料金がお安くなるプランもご用意しておりますが…」

私:「でもソフトバンクだと最低でも月々7〜8千円はかかりますよね」

オ:「ちなみにIIJの料金はおいくらと聞いていますか?」

私:「せいぜい2〜3千円です」

オ:「ソフトバンクでも月々3千円台に収まるプランがありますが」

私:「それってデータ通信量によっては跳ね上がりますよね?」

そう。「パケットし放題フラット(5,700円/月)」ではなく「パケットし放題」なら2,000円〜/月だけどデータ通信量が5MBを超えると従量制で課金され、15.5MBを超えたら6,200円の天井に張り付いてしまいます。5MBはもちろん15.5MBもあっという間だから罠みたいな料金プラン。そんな手には引っかかりません。

パケットし放題
パケットし放題 パケットし放題がこの図の青線と青字の通りの従量制なら良心的だと思うけど。 緑の線の実際の縮尺は5MBから15.5MBの間はほとんど垂直だし…

オ:「ヨガタ様は当社の特別なお客様に認定されておりまして、機種変更に使える3万円分の割引き特典がございますが…」

そう言われてね。もうSIMフリー版のiPhone 6 Plusを買っちゃってるので、その金額には何の魅力もありません。「特別」ってのも「既存のiPhoneユーザ」ってだけだし。

で、そろそろ面倒くさくなったので、話を打ち切ることにしました。

私:「もう決めちゃったので」

そう言った後はオペレータもすんなり事を運んでくれ、電話を切ると即座に予約番号と注意事項のメールが届きました。

もっともオペレータ君はマニュアル通りの応対をしているだけのはずです。あわよくば思いとどまらせるように会話しろと指令が出ているのでしょう。iPhoneの取り扱いで最古参のソフトバンクはiPhonseユーザー数が多い分、そのMNP転出過多の危機にあるのだし。

私とて、もう少しソフトバンクの長期利用者優遇が手厚ければ残ったと思うのですがね。例えば、月々の利用料金から契約年数×100円を割引くとか。でもポイント還元率が僅かに上がるだけなら迷わず転出するってなものです。

まあ、IIJの1年縛りが終了するころに新しいお得な料金プランが出ていれば、また再転入するかもしれませんがね。

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SIMフリーiPhone6への買い換えを安く上げる秘技?

iPhone 6 & iPhone 6 Plus永江一石さんのblogでiPhone 6への移行を安く上げる秘技が公開されました。『【秘技】SIMフリーiPhone6への買い換えは「タダで機種変更キャンペーン」利用で!!』だそうな。

かいつまむとiPhone 6/6 PlusをApple Storeで購入し、手持ちのSoftBank版iPhone 5/5S/5Cを下取りに出してiPhone 6に機種変。機種変したiPhone 6のSIMをiPhone Plusで使い、余ったiPhone 6は適当に処分すれば、下取り額+iPhone 6の売却代金がキャッシュバックとなるというもの。

私の場合、iPhone 5(16GB)だから下取り額28,080円。iPhone 6をどのように売るかにもよるけど、友人に安く譲るにしても計6万円ぐらいにはなるかな。うん、良さそうな気がします。Apple Storeのロックフリー版iPhone 6(16GB)なら67,800円なので、1万円以下の負担で買えそうです。

でも、これをやると当然ながらSoftBankの契約が継続されてしまいます。ホワイトプランのままでも月々の利用料が約7,000円だから24ヶ月で約168,000円。もちろんSIMロックフリー版iPhone 6/6 Plusが手に入った上でその金額なら納得という人もおられましょうが、私には割高な気がします。格安SIMにすればSIMロックフリー版iPhone 6/6代 + 38,400円とかで済むわけだから。SoftBankへの中途解約料金を払っても、まだ数万円の差があります。

よって永江さんの論旨も「安く上げる」であり、誰だっでお得になるなんてことは書いていません。「条件に当てはまる人ならやらない手はない」てな感じの話ですね。

判断の分岐点は「格安SIMのサービスで満足できるか?」。できるなら素直に格安SIMに流れればいいし、大手キャリアのサービス水準が必要な人はこの方法で負担額を減らすのは大いにありです。期限は10月いっぱいだし。

ソフトバンクから逃げ出すタイミング

iPhone 6 & iPhone 6 PlusITmediaによると「iPhone 6登場で携帯大手3社のキャッシュバック合戦再燃か」だそうな。さもありなん。特にソフトバンクに関する「古い機種の契約者層が多く、草刈り場になりかねない」は確かにそう思います。iPhoneを使いたいがために渋々他者から転入してきた人たちの逆流もあるだろうし。

ここはキャッシュバック合戦ではなく大手三社で利用料の値下げ競争になってくれればあり難いけど、そうはならないでしょうね。値下げは利益を減らすし、地道に顧客満足度を上げるよりも見せ金をチラつかせて新規契約を勝ち取った方が手っ取り早いので。しかもそうやって獲得した新規の客は、以後キャッシュバックの原資を払う側になってくれると。

もっともキャッシュバックの原資が既存契約者の利用料に上乗せされているといったって一人当たりの額は僅かでしょうが、釈然としませんよね。長期契約者が冷遇されているような気がして。

もちろん望めば自分がキャッシュバックを受ける側に回ることもできるけど、そうすると転入先のキャリアに縛られて、向こう2年間また高い利用料を払い続けることに。ほんでもってそれには別の人へのキャッシュバック代金が上乗せされているわけです。

よってソフトバンク契約者に限らず、端末代の残債額が少なくて、かつキャリアのサービスに依存していない人ならば、さっさとMVNO系の格安SIMに転出した方がいいと思います。中途解約料金を払っても、ゆくゆくはその方が安上がりです。iPhoneにこだわらなければ本当に格安で済むようになるし。

てなわけで私は手持ちのiPhone 5に不満はないけど、格安SIMに乗り換えるためにSIMフリー機が必要なのでiPhone 6を買うつもりです。

ここで気になるのはソフトバンクからMNP転出するタイミング。私のiPhone 5は端末代の支払いがあと2回残っていますが月々割の方は一ヶ月早く始まったので今月分で終了です。ということは、どうせ最後の1回分は払うのだから、さっさと解約しても良かろうと。

ただし、ソフトバンクのサイトで月々割の要件を確認してみると、期間中に契約変更したときは適用が前月までで終了するらしいですね。私の契約の締め日は月末(契約者によって違うらしい)なので、今月中に解約したら今月分の機種代金の相殺がなくなるみたい。まあ2千円ちょっとだけど。だったら10月1日にMNP転出するのが良いかな。

と思ったものの、ふと気になって調べたら、別のページにこんな記載もありました。

日割り計算されないサービス:パケット定額サービス(フラット定額)

私はこの「パケット定額」に該当します。てことは締め日をまたいでしまうと無条件に次の5,2005,700円が発生するのか。10月1日の解約でも10月分の定額サービス代が引かれてしまうわけだ。

だったらやっはり月内にMNP転出するのが懸命ですね。iPhone 6が今月中に入手できれば今月末、10月以降になるならその月末にMNP転出するのがベストなタイミングかと思います。

ちなみに今日12日18時の時点でAppleのオンラインストアを確認したら出荷が「3〜4週、10月8日」となっていました。モデルや色によるのかもしれないけど、そうなら10月いっぱいはソフトバンクかな。まあそれもいいでしょう。SIMロックフリー版iPhoneは手持ちのiPhone 5のソフトバンクSIMを入れればその日から使えるはずだし。

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iPhone6の一番の注目点

iphone-5s-hero-l-201311いよいよ今日(日本時間では明日の未明)、iPhne 6が発表になります。

噂では大画面モデルが追加され、遂にNFCが載りそうです。NFC、日本と一部の国以外ではまだ普及してないらしいけど、だとしてもポテンシャルの意味でAndroidに差をつけられっぱなしではまずいので、そろそろ頃合いでしょうね。載せてしまえば海外でもおサイフ以外の用途が広がるかもしれないし。

でも私の注目点はそこではなく、こんな感じ。

  • 遠からずソフトバンクが新しい料金体系を提示してくるか?
  • アップルストアでの販売価格

私のiPhone 5の分割払いは来月で終わるので、スペックがどうであれiPhone 6に乗り換えるつもりです。

ただし時期は未定。というのも私の2年縛りの更新月は来年8月。その前に解約すると10,260円の中途解約料金が発生するため、ソフトバンクが近いうちに「ほとんど通話しない人向けの料金プラン(5,000円以下に収まるような)」を打ち出してくれば、それまではiPhone 5の契約を続けようと。

でも、それが近々発表されなければ、中途解約料金を払ってでもさっさとソフトバンクとの契約を止めた方がお得。アップルストアでSIMフリー版のiPhoneを買い、IIJとかのMVNO系SIMに転出すると初期費用こそかかるものの1年半ほどで元が取れ、以降の利用料は断然お安くなるので。

ほんでもってiPhone 6を買ったら壊れるまで何年でもそれを使い倒すつもりです。今のiPhone 5だって性能的には何ら不満もないし、キャリアとの契約が切れれば2年ごとに新機種に乗り換える動機は無くなるから。

ただし、一つ気になるのが為替の行方。今日の時点で1ドル106円台前半。日米の状況を見ると今後も対ドルでは円安基調が続くでしょう。新たに米国絡みの戦争が起きたり影響力の大きな紛争地域の情勢が悪化すれば話は別ですが。

ほんでもって12月に消費税率のアップが確定すれば、さらなる円安が進む可能性だってあります。もちろん税率を上げない弊害もあるけど、負担増への耐性や回復力が弱っているときの増税で景気の腰が折れれば、やはり円売りの材料にはなるだろうから。今時円が安くなっても輸出は伸びないのだし。

もしドル円が10円も下がればApple製品の換算レートが変わって、iPhoneの販売価格もある日突然1割ぐらい上がりかねません。ならば円安が進まないうちに買うべきでしょうね。

まあ来月にも円が暴落なんでことはないと思うので、とりあえず明日の発表、そして向こう1週間(あるいはアップルストアへの注文が確定し、キャンセルできなくなるまでの)ぐらいの内にソフトバンクが新料金プランを発表するかを見守ります。

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孫さんは嘘をついている?

ソフトバンクの孫正義さんに言わせると、SIMロックフリー端末の需要はほとんどないそうな。

ソフトバンクの犬これってまるっきり嘘ではないにしても恣意的ですよね。要点から目線を反らそうという意図が透けて見えます。だって月々のスマホ代金を安くしたいのは万人の願いだし、中には待ち受け主体でキャリアのサービスをあまり使っていない(MVNOにすればスマホ代を節約できる)人たちが大勢いるのだから。

ではなぜSIMロックフリー端末が売れてないかというと、一番大きいのはMVNOの認知度の低さ。単に知らない人がまだまだ多いということ。

そして二番目はタイミングの問題でしょう。MVNOを知ってはいても踏み切れない事情があると。

実際、日本ではiPhoneが圧倒的人気なわけで、そのSIMフリー版がAppleから発売されたのは昨年の暮れ。その前にキャリア版のiPhone 5Sや5Cを買った人が乗り換えられるべくもありません。iPhone 5ユーザーも割賦払いが1年も残っていれば、端末代割賦残金と中途解約料金の合計が3万円以上になるので、やはり早々には乗り換えられないでしょう。docomoのiPhone取り扱いも始まった今、MVNOに魅かれるのはスマホ利用料金に敏感な人たちなので、高い料金を払って即転出とはいきません。

つまるところ現状でSIMロックフリーiPhoneに乗り換えられたのは、この半年ちょっとの間が機種変更タイミングにあたった人に限られていました。例えばiPhone 4Sを2年ぐらい使い続けていた人たちですね。でもiPhoneは実質0円制度のおかげで2年ごとに負担なく最新機種に乗り換えられるので、そのような人はあまり多くないはずです。

ただし、この秋にiPhoen 6が発売されれば潮目が変わる可能性は大いにあります。なにしろiPhone 5のユーザーが割賦販売の満期を迎え、機種変更タイミングにさしかかるので。2年縛りの中途解約には1万円ほどがかかるにせよ、待ち受け主体のライトユーザーなら端末代を含めて1年半で回収できます。iPhone 6を2年以上も使うなら以降はひたすら経済的なメリットを受け続けられるし、バッテリーがへたれば、その都度5,000円ぐらいで交換して使えばいいわけで。

よって孫さんの言う「わざわざ6~8万円も出してiPhoneを買いたいというユーザーはほとんどいないことが実績として証明された」は、あくまでも現時点での話。SIMロックフリー版iPhoneが本格的に売れ始めるのはiPhone 6発売後です。しかも早くからiPhoneユーザーを囲い込んできた分、ソフトバンクから続々と転出の一人負けなんてこともありましょう。

もっとも孫さんにしてみれば現行通り料金の高止まりを維持したいはずで、そういったトレンドが起こることを牽制したいでしょうね。SIMロックフリーはあくまでもマニアックな需要であるかのように見せようと。MVMOにソフトバンク系のサービスはないのだし。

加えて、総務省の通達でSIMロックフリー政策も願わくば骨抜きにしたいでしょう。それによって中古iPhone市場が活気づいて新機種の売れ行きが鈍ることへの懸念もあるだろうから。こちらは三社共通の懸案だけど。

でもなぁ、ソフトバンクも3年ぐらい前までは大手2社に果敢に挑むチャレンジャーだっので応援したい気もあったけど、今や三つ巴カルテル体制の一角みたいになっちゃったから、もはやソフトバンクの躍進は野球だけでいいかな。

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iPhoneは実質0円だから高い

iphone-5s-hero-l-201311SoftBank(docomoもauも)のiPhoneの場合、端末の割賦購入代金が月々割で相殺される実質0円です。以前は私もこれが有り難い制度だと思っていました。ガラケーの頃は最新機種への機種変更の際に何万円か払っていたので。

でも、今となってはこれこそが罠のような気がしています。なぜなら24ヶ月の満期を過ぎても月額利用料は変わらないから。SoftBankのiPhoneを使う限り、約7,300円〜(通話なし・あんしん保証パック契約なしの場合)を延々と払うことになります。累計金額は2年なら約18万円、3年で約27万円、4年だと約36万円にも上ります。

そこで通話可能なMVNOのSIM(データ通信量1GB/月)との支払い額合計を比較してみました(100円未満切り上げ)。

なお、MVNOのSIMへの乗り換えに関しては初期費用として以下をカウントしています。

  • 中途解約料:10,260円
  • MNP転出手数料:2,160円
  • SIM購入代金:3,240円
  • SIMロックフリー版iPhone:73,224円

また、端末12回払いはアップルストアが現状通り12回まで金利無料のキャンペーンを行った場合の例です。

支払い月 SoftBank MVNO SIM MVNO SIM
(端末一括払) (端末12回払)
初期費用 0円 約89,000円  約15,800円
1ヶ月目 7,300円  91,200円 24,100円
2ヶ月目 14,600円 93,400円 32,400円
3ヶ月目 21,900円 95,600円 41,700円
4ヶ月目 29,200円 97,800円 49,000円
5ヶ月目 36,500円 100,000円 57,300円
6ヶ月目 43,800円  102,200円  65,600円
7ヶ月目 51,100円 104,400円 73,900円
8ヶ月目 58,400円 106,600円  82,200円
9ヶ月目 65,700円 108,800円 90,500円
10ヶ月目 73,000円  111,000円 98,800円
11ヶ月目 80,300円 113,200円 107,100円
12ヶ月目 87,600円 115,400円 115,400円
13ヶ月目 94,900円 117,600円 117,600円
14ヶ月目 102,200円 119,800円 119,800円
15ヶ月目 109,500円 122,000円 122,000円
16ヶ月目 116,800円 124,200円 124,200円
17ヶ月目 124,100円 126,400円 126,400円
18ヶ月目 131,400円 128,600円 128,600円
19ヶ月目 138,700円 130,800円 130,800円
20ヶ月目 146,000円 133,000円 133,000円
21ヶ月目 153,300円 135,200円 135,200円
22ヶ月目 160,600円 137,400円 137,400円
23ヶ月目 167,900円 139,600円 139,600円
24ヶ月目 175,200円 141,800円 141,800円
       
36ヶ月目 262,800円 168,200円 168,200円
       
48ヶ月目 350,400円 194,600円 194,600円
       
60ヶ月目 438,000円 221,000円 221,000円
       
72ヶ月目 525,600円 247,400円 247,400円

この通り、1年半後には支払い金額の累計が逆転し、それ以降は長く使えば使うほど差が開いていきます。5年後には2倍です。

同じ端末を5年も使うかと思うかもしれないけど、今秋発売が見込まれるiPhone 6には遂にNFCが載ると噂されています。それが実現すれば、その先のハードウェアの進歩は小幅なものになるでしょう。パソコンがいつしかそうなったように、せいぜいチップ性能が上がるとか、消費電力が減るとか、本体が薄く軽くなるとかに留まろうかと。

つまり、今年iPhone 6を買うと、来年以降にiPhone 6sやiPhone 7が出ようとも買い替えようと思わなくなる可能性があります。パソコンなんか壊れるまで何年も買い替えませんよね。もちろん私の想像が及ばない画期的なハードウェアの進歩がないとは言い切れないけど、それでもiPhone 6に満足するなら、ヘタったバッテリーを2年ごとに交換しつつ5年以上使うなんてことも考えられます。

もっともこの比較例が当てはまるのは、普段の通話が少なく、月のデータ通信を1GB以下に抑える覚悟のある人に限られますが、MVNOのサービスは次第に向上して行くでしょうし、街のWi-Fiも着実に増えていくので、二つ目の方の不便さは緩和されていくでしょう。

そして私と同じような考えの人も少なくないはず。もう必要最小限のサービスでいいからスマホ代を安く上げたいと。

今秋はスマホ業界のターニングポイントになるような気がします。少なくともハイエンドなスマホ市場の飽和状態、成熟期への突入、買い替えサイクルの長期化やローエンド端末の台頭などが顕著になるという感じで。

「スマ放題」に騙された

「スマ放題」にはごまかされんの続きです。

スマ放題

先日、SoftBankが新サービス「スマ放題」の一環で「データ定額パック2(2GBまで3,500円)」を発表し、てっきりライトユーザーなら現状5,200円/月のデータ通信料を3,500円に抑えられるのかと思っていたら、どうも違うみたい。「データ定額パック2」に申し込むには「通話し放題!(月2,700円)」への契約も必要とのこと。

つまり「スマ放題」はライトユーザーへの配慮や台頭しつつある低価格SIMサービスを意識したサービスなどではなく、「日ごろの通話が多いユーザに通話定額を提供しつつ、データ通信量は選べるようにする」ってことのようです。

要はdocomoの丸パクリなわけですが、無料通話アプリや楽天でんわなんかに需要を取られるくらいなら、無制限通話の定額制を入れて使い続けてもらうって作戦でしょうか。

ならば、普段ほとんど通話をしない人が「スマ放題」に切り替えようものなら、データ通信量の制限がかかる上に月々の利用料はもっと高額になってしまいますね。

結局のところ、客単価の高止まりは維持しますって話なのか。レストランに例えるなら、どのメニューを選んでも普通の人では食べきれないほどの大盛りの料理が出てきて、小食の人からも高い代金を受け取るようなやり方を続けるようです。そりゃ儲かるだろうな。客の利用状況に見合わない料金を徴収できるのだから。

これでますますSoftBankからの転出の決意が強くなりました。SIMロックフリー版にすれば、分量的にもお値段的にもちょうどいい定食が食べられますからね。

SoftBankとは、あと4ヶ月限りの付き合いになるかな。

「スマ放題」にはごまかされん

SoftBankのおとうさんSoftBankが新料金サービス「スマ放題」を発表しました。先手を打ったドコモへの追随ですね。 さしあたり私に関わりがありそうなのは以下の点。

2. データ定額パック

プラン名 国内データ通信量 月額料金
データ定額パック2 2GBまで 3,500円
データ定額パック5 5GBまで 5,000円
データ定額パック10 10GBまで 9,500円
データ定額パック15 15GBまで 12,500円
データ定額パック20 20GBまで 16,000円
データ定額パック30 30GBまで 22,500円
データ定額パック(シンプルスマホ) 200MBまで 2,000円
データ定額パック(3Gケータイ) 使い放題 3,500円

現状のパケット定額料が5,200円なので、月2GBまでのパック2に切り替えれば1,700円オフ。 ならば通話がなかった月の利用料が6,000円以下に納まります。でもMVNOが2,000円(1GB/月)と比べると…。まあ直接の競争を避けたのでしょうが。 それからこちら。

6. 長期継続ボーナス

ソフトバンク携帯電話の契約期間に応じて、毎月の利用料金で貯まる「Tポイント」の付与率がアップするそうな。

  ~2年目 3~10年目 11年目~
請求額1,000円につき 5ポイント(通常) 10ポイント(2倍) 25ポイント(5倍)

私は東京デジタルホン時代からのユーザーだから5倍です。

でもポイント還元なんてたかが知れています。月の利用料が6,000円なら通常30ポイントが150ポイント。要するに150円相当のTポイントです。MVNOのSIMに乗り換えた場合の節約額と比べれば小さく、転出を躊躇わせるほどではありません。

ここで整理してみるとこんな感じ。 iPhoen 6の販売形態が従来通りになると仮定して、SoftBankなら通話を除く月額利用料が6,000円(データ通信2GB)。端末代(16GBモデル)は24回の割賦払いと月々割の相殺で実質0円です。

一方、hi-hoやIIJ みおふぉんなら1GBで2,000円。ただし端末は別途購入する必要があり、仮に72,000円として24で割れば3,000円。足して5,000円。その差は1,000円まで縮まります。MNP転出にともなう費用が発生すること、SoftBank端末どうしの無料通話があることなどを考えれば、十分張り合える水準になったと言えそうです。家族でSoftBankに揃えたファミリーなど、そのまま残った方がメリットのある人もおられるでしょう。

とはいえ、私みたいにキャリアによる2年縛りの制約から逃れたい人を引き止める効果はありませんね。

でも、もしSoftBankのiPhone 6がSIMフリーとして発売されれば、来年夏の更新月までは契約を続けても良いと思わせるものはありました。


追記:

気になってSoftBankに問い合わせたら、現行5,200円のデータ定額を「データ定額パック2」に切り替えることはできないのだそうな。結局のところ「電話し放題に申し込めば、データ通信の料金は選ばせてやる」というサービスのようです。ならば、通話はしないけどデータ通信料金は抑えたいというライトユーザー層にはまったく恩恵はないわけだ。

つのるSoftBank不信

案の定、iPhone 6(と他のハードウエアも)がWWDCの基調講演で発表されることはありませんでした。やっぱり秋発売ですね。

順当に考えればWWDCではiOS8の方向性などを開発者に通達し、その3ヶ月後を目処にデバイスを発表するという流れです。iOS8、Androidをキャッチアップする小粒な新機能が満載って感じだけど、一番知りたかったNFCが載るかはまだ不明ってことか。

でもまあ往々にして地味なアップグレードが人々の利用形態を変えたりするものです。期待して待ちましょう。

promo_ios8
さて、これで私も今しばらくiPhone 5を使い続けることになります。本当は新端末を買ってさっさとSoftBankとの契約をやめたいのだけれど。

そう思う理由の一つは利用料の高止まり。通話がなくとも月額7,500円〜という金額は高いですよね。

もう一つが中途解約料の制度。私がiPhone 5を買ったのは一昨年の秋。ならば契約更新月は今年の秋かと思いきや、SoftBankに訊ねると来年の8月とのこと。何でも5年前にiPhone 3GSを買った時がホワイトプランの契約スタートで、以後2年ごとに更新だから次は来年だそうな。

でも、ホワイトプランはiPhoneの新機種が出るたびにちょこちょこ改定されてきたのですよね。しかも古い契約内容は引き継げず、新しい方に強制移行ってこともありました。なのに機種変更による新ホワイトプランへの移行時が更新タイミングではないなんて、ずるい話だろうと。

昨冬のSIMフリーiPhone発売後、世間で大騒ぎになっていないのをみると、それも合法なのかもしれないけど、どこか腑に落ちません。ほんでもってSoftBankのiPhoneを使い続ける限り、この理不尽な契約形態が続くのでしょうから、この際、SoftBank(というか大手3キャリア)とは早く手を切りたいのですよね。

9,500円の中途解約料を惜しんで割高の利用料を払い続けるのはナンセンスでしょう。2年単位の囲い込み策が逆に転出を促すというパターンです。

まあ、iPhone 6の発売までにSoftBankが以下の変革をやってくれるなら残りますが。

  • SIMロック解除の手段を希望者に提供(確か米国ではそうなってる)
  • 月の使用料が5,000円に納まる料金プランを導入(高速データ通信が1GB/月までとかで)
  • 2年ごとの更新を「最低契約期間が2年」に改める(満了後いつでも追加料金なしに解約可)

でも、さすがの孫さんでも、ここまではやらないだろうな。今後、低価格SIMに流れる人が増え、無視できないトレンド、ボリュームにならない限り、自分らの売り上げを減らすことを率先してやるはずはないもの。

SoftBankのiPhoneを解約しよう

WWDCが迫ってきたためかiPhone 6の噂が増えてきました。例年は秋発売だから来月はまだ発表されないと思いつつも、もしNFCが載るなら開発者の注目が最も集まるこのタイミングでのアナウンスは最適です。でも今年の基調講演の目玉はCar Playじゃないかと思うのだけど、どうだろうか。


実は近い将来SoftBankのiPhoneをやめようと思っています。現状、通話しなくとも月の支払いが7,500円〜。2年間で18万円以上をSoftBankに払っているわけで、実にもったいない気がするのですよね。

SoftBankは先日「売り上げと最終益でドコモ越えを果たした」と勝ち誇ってたけど、それって「スマホ使用料の高止まりの恩恵」とも言えます。もちろんSoftBankだけが突出しているわけではないものの、我々は「スマホ利用料は高額が当たり前」に慣らされた感もありますよね。 iPhone 5S

では、SoftBankをやめてどうするかというとauでもdocomoでもなく、Apple直販のSIMフリーiPhoneにするつもり。良さげなSIMを入れれば利用料を抑えられるし、フィリピンとかに潜りに行った際にも現地のSIMを入れて使えます。

SIMフリーiPhoneは半年前から国内投入されていたものの、iPhone 5ユーザーにとってiPhone 5Sと5Cは魅力的ではないため見送ってきたのですが、iPhone 6が出れば絶好の移行タイミングになります。本当にNFC搭載で出てくると尚良いなぁ。

ちなみにAndroidはまったく選択肢に入りません。仕事で何機種か扱ってきたけど、あれはこだわりのない人向けですね。もしくは逆に精通していて困難をも楽しめる人とか。iPhoneと同等以上のことはできるものの、iPhoneほどのエレガントさがない上、セキュリティに難があるのにOSのアップグレードすら実施されない機種も多いみたいだし。

で、現行のSIMフリー版iPhone 5Sは16GBモデルが67,800円(税別)。為替が大きく動かなければiPhone 6も同程度でしょう。SIMフリー版は実質0円の割賦&月々割を受けられず最初に本体の購入代が要るものの、2年間の利用料を11万円以下、月々なら4,600円以下に抑えれば金銭的なメリットが得られます。通話面を勘案すると条件も違ってくるけど。

ざっと調べた範囲では、通話もできるそこそこのSIMが月額2,000〜4,000円程度。今のところMNP転入ができるSIMは限られるみたいなので、その点は要確認ですね。

それにキャリア大手3社の料金が高止まり傾向にある一方で、競争が激しいMVNOのSIMは更なる値下げやサービス向上も期待できそうだし、オリンピックやら観光客獲得の観点から、この先も街中の無料公衆Wi-Fiが拡充されていくのでそれらが出先での通信需要を補完してくれます。

ただし私のiPhone 5の2年縛りが解けるのは来年の8月で、15ヶ月も先。その前にやめれば9,800円の中途解約料が発生します。でも、この際9,800円を払ってでもさっさと乗り換えた方がいいと思うのですよね。利用料が安くなった分で遠からず相殺できるのだから。

目先の利益の観点で言えばMNPで他社に転出してキャッシュバックを受けるって手もあるけど、それだと月々の支払いは安くならないし、auなりdocomoなりで新たな2年縛りに囚われてしまうので魅力はないです。

他方、かつてのキャリア横断のデメリットだったメールアドレスが変わる件については、もはやどうでもよくなりましたよね。今となってはFacebookやLINEもあるし、もちろんeメールも使えるので。

よってキャリア契約じゃなきゃっていう利用シーンはせいぜい家族割ぐらいか。でも私はそれも使ってないから、やはりSoftBankに留まる理由にはなりません。新規購入者には手厚いものの、古くからの継続ユーザーへの恩恵はほとんどないので、遠慮なく出ていけます。

てなわけで、SIMフリー版iPhone 6が手に入り次第、私はSoftBankの契約は解約します。iPhone 6、早く出ないかな。

と、長々と書いたところでこんな記事に出くわしました。他方でこんな記事もあるし、あてにはしてないけど推移は注意深く見守りたいと思います。  

再生可能エネルギーが原発を生き永らえさせている

ソフトバンクのソーラーパネルソフトバンクが電力小売事業に参入するみたいですね。太陽光や風力などで発電した電力を売るのだそうな。結構なことです。

ただし、この再生可能エネルギーってやつは曲者だったりします。なぜなら熱心にやればやるほど脱原発の実現が遠のくから。

もちろん日本中にソーラーパネルを敷き詰めたり、山々に風車を建てまくれたなら原発の代替も可能。でもそれは無理です。

他にも地熱や潮流などの発電方法があるものの、いまだ実現していないところを見ると、それぞれ何かしら超えなければならないハードルが超えられていないのでしょう。

よって原発推進派にしてみれば、脱原発陣営が再生可能エネルギーに取り組んでいる限り安泰。今すぐの再稼働は無理でも、電気代の高騰に国民がギブアップするのを待てばいいという構図です。

この状況を変えるのに有効なのは、再生可能エネルギーならぬ「国産資源エネルギー」にシフトすること。具体的にはメタンハイドレートや石炭ですね。

近未来の資源っぽいメタンハイドレートはともかく、石炭には 「いまさら?」と思うかもしれないけど、今の技術なら40年前よりも安全に掘り出せ、当時よりも遥かに高い発電効率と発電量を得られます。しかもCO2もほとんど出さずに。残存する埋蔵量も一説によると日本が使う総電力100年分ほどあると聞くし、炭坑の採掘や物流には新たな雇用も生まれます。

そもそも今電気代が上がっているのは、円安の中で高値掴みのLNGやらを輸入しているから。では、なぜ高値で買わされているかといえば、日本はエネルギー資源を自給できないと思われているからに他なりません。それをいいことに原発推進派は国民生活を人質にして原発再稼働を迫っているわけです。

でも日本が「これからは国産資源エネルギーに注力する」と宣言すれば風向きは変わります。必然的に輸入資源も安く買えるようになるはずです。そうなると原発再稼働の必然性はなくなります。

てなわけで、脱原発の実現に「再生可能エネルギーの推進」は有効ではなく、突破口は「全国の火力発電所を最新鋭方式に作り替える」です。

それに最新鋭の石炭火力発電を中国に輸出すれば、PM2.5の問題なども改善するのだし。原発利権や輸入資源利権を持たない人たちにとっては、良いこと尽くめだと思うのですがね。

続・Appleの良き時代の終わりの始まり

AppleがiPhone 5Sと廉価版のiPhone 5Cを発表しました。

噂通りdocomoも取り扱うことになりました。

iPhone 5Sにはゴールドカラーモデルが加わり、iPhone 5Cは5色のカラーバリエーションで展開されます。

ああ、いよいよiPhoneのコモディティ化が始まったか…。

iphone5s-hero3-xl-2013_GEO_JP
ゴールドは金というよりも肌色、ベージュ。海水パンツのインナー生地の色みたいだ…

今までもこの先も開発はAppleの一社独占だけど、新製品は単なる性能アップと普及クラスモデルの追加。他社がやってることと大差なく、何の驚きもありません。

それに廉価版なんか出すと、えてしてそちらに人気が集中するものです。主に新興国で大量に売りたい のでしょうが、先進国でも想定以上の人気が出て収益性を損なうという。性能的にもiPhone 5並で十分だし。

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iPhone 5CはiPhoneをiPod風にダウングレードしたような雰囲気。 まあ、白モデルならビジネスマンがカバー無しで使っても違和感はないでしょう

そういう私はiPhone 5の2年縛りが1年残っているので買いません。docomoにも乗り換えません。むしろiPhone販売のライバルが増え、劣勢に立たされるであろうSoftBankのサービス向上(特に価格面で)に期待します。

Wi-Ho!(ワイホー)

旅行のクチコミサイト フォートラベルから海外で使える定額制Wi-Fiルーターレンタル「Wi-Ho!(ワイホー)」の案内メールが来ました。

asia_02

おう、これがあれば、外国でも地図アプリで現在位置をトレースできますね。

どうやら韓国や中国、それに私がよく行くフィリピンを含む東南アジア11カ国ではで700円/日の定額で使えるとのこと。

グアム・サイパンは欧米と同じく1,000円。残念ながらパラオはサービスがないようです。まあ、パラオはソフトバンクの海外パケットし放題も適用外だから。

その海外パケットし放題だと、ちょっとしたケータイメールのやり取りだけでもすぐに従量制リミットを超える()ため、実質2,980円/日固定のようなもの。それが700円(任意の保証金315円)/日ならお得です。

多分、ローミングをONにしている間は裏で各種アプリが容赦なくデータを取りにいくのだと思います。
とは言え、ローミングをOFFにするとメールをリアルタイムに取れないし…。

なお、申し込みは事前にWebで行い、受け取りは出発空港にて。支払いは返却後だそうな。

気になるのは返却。例えば返却場所が到着フロアと違ったり、帰りのリムジンバスの時間が迫っていたりすると厄介ですが、どうやら翌日に宅配便(着払い)で返せば良いとのこと。ならば安心か。

ものは試し。3月のサウスレイテで使ってみようかな。

これ、もう要らんよね?

こちらはiPhone(ソフトバンク)でおなじみの画面。

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@i.softbank.jpアドレス宛にメールが届くと表示されます。でも「了解」ボタンを押してもそのメールが表示されるわけではなく、単に着信を知らせてくれるだけ。「飲み会のお誘いか?」と期待してメールを確認したら、ソフトバンクからのしょーもない案内メールだったなんてことも。

そもそもこの画面は2008年に日本でiPhone 3Gが発売になる際、ソフトバンクが急に盛り込んだ機能。当時、iPhoneが扱えるのがeメールのみだったため、ケータイ向けの着信をタイムリーに知らせる方法として。

なのでずっと惰性で使ってたわけですが、さすがにもう要らないですよね。とっくにケータイメールの@softbank.jpやApple IDのメッセージ(共に着信がロック中の画面に表示される)が使えるようになってるし、iOSの機能に「通知センター」が盛り込まれたので。

よって遅ればせながらこのYou got a mail.画面をOFFに設定しました。

ちなみに方法はiPhoneからMySoftbankにアクセスして、「Eメール(i)」⇒「新着メールお知らせ設定」と進んで、ラジオボタンを「送信しない」に変更。次の画面に進んで「変更」ボタンを押します。

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なるほど、ソフトバンクからの通知信号を受信したら、 iPhoneがあのそっけない画面を表示させているのですね

さらにiPhoneの「設定」アプリ内の通知センターを「オン」、通知のスタイルを「バナー」か「ダイアログ」に設定すれば移行完了です。

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さっそくMacからテストメールを送ってみると程なく通知が表示されました。ならばこれで十分でしょう。

フィリピンに支援金を寄付

先週、季節外れの台風「ボーファ」がフィリピンを見舞いました。南部のミンダナオ島では700人以上が亡くなられたそうです。なにしろインフラが整ってない上、南国の台風は強烈だから…。

今やフィリピンは私にとって最も重要な外国。というのもセブ・マクタン島が水中写真撮影のホームグラウンドになったので。あの海に通ってなければ今の私の写真スキルはありませんでした。

珊瑚が白化しまくりの沖縄や、ブルーコーナーの棚のヘリがつんつるてんになりつつあるパラオなどと違い、かの地の海はまだまだ元気いっぱいです。潜ってると、たまにダイナマイト漁の爆発音がして心臓に悪かったりしますが…。

というわけで、台風被害の復興支援にいくばくかの寄付をする簡単な方法があればと思っていたところ、ソフトバンクが始めました。

ソフトバンクかんたん募金

「ソフトバンクかんたん募金」なるiPhoneアプリを使って、クレジットカードで寄付する方法のほか、電話料金と一緒に引き落としてもらったり、貯まったソフトバンクのポイントを寄付することもできます。

なお、受付期間は12月21日(金)午前10時までとのことです。

データローミングはおっかなくて

先月、フィリピンに行った際、友人からのケータイメールを受信できるように、思い切ってiPhoneのデータローミングをONにしてみました。軽いメールのやり取りならローミング料金も大して発生しませんので。

先ず「設定」アプリの「メール/連絡先/カレンダー」項目内の「データの取得方法」で「メールのプッシュ」をOFF、同じく「フェッチ」を手動に設定しておきます。これをやっておかなないとローミングをONにした際に大量のeメールを取りにいってパケット通信量があっという間に増えてしまいます。

設定が完了したらデータローミングをON。すると早速1通目のメールが届きました。

<ソフトバンクより> チャリティホワイトご加入のお客さまへ

チャリティホワイトを通じた、東北への継続的な支援にご協力いただきありがとうございます。 この度、チャリティホワイト加入者が20万人になりました。

ありがとうの気持ちをこめて、復興を目指す現地の方々による東北特産品を抽選で390名様にお届けします。お申込は不要です。

詳細はこちら https://ckantan.jp/dm/mob/dm_comfirm.jsp?cmcd=4100013305

配信元:ソフトバンクモバイル㈱ TEL:157[9-20時]

配信停止はこちら https://mb.softbank.jp/mb/r/s04/

そう、ソフトバンクからの長文のキャンペーンメールです。こんなのが立て続けに届いてローミング代がかさむのは馬鹿馬鹿しいですよね。ソフトバンクからは「新しいiPadを買いませんか?」的なメールもよく届くし…。

ひょっとしてソフトバンクからのメールは海外で受け取っても無料だったりするのかもしれませんが、そこは何とも判断がつかなかったため、すぐさまローミングをOFFに戻しました。それが数百円とかでも納得感がなければ惜しいので。

MySoftbankのサイトにアクセスすれば、その場でお知らせメールをOFFに設定できるものの、そのためにはデータローミングが必要で…。拙いことに滞在中、リロアン・マリンビレッジのWi-Fiも潰れてましたし。

結局、その旅ではデータローミングを使わないことにしました。次回は友人知人以外からのメールは来ないようにしてから渡航しようと思います。

ケータイの世界の近未来

ソフトバンクによる米スプリント・ネクステル社の買収が完了すると世界で3番目のケータイ電話会社になるようです。つい先日まで、国内で3位の座に甘んじていたというのに。

ソフトバンクが世界3位へ

ソフトバンクの契約数9600万

懸念された米国の規制当局も静観のようで。外資が参入しようとも、業界3番手企業がガタついて無くなるよりはマシという感じでしょうか。

「契約数でdocomoを抜いたといっても日米合算じゃないか」は、「通算安打数、張本の方がイチローよりも上」と言うのと同じようなもの。「世界第3位」の前では「国内シェアトップ」は霞んで見えてしまいます。

まあ、安打数とは違ってケータイの契約数は減る可能性もあるので、買収完了後が重要なわけですが。iPhoneのテザリング解禁後はイー・モバイルの解約ラッシュも予想されますし。

この買収が目論見通り実を結ぶのかは解らないものの、もし一定の成果を上げることができたなら、さらにその先のステージが見えてきますよね。それはもちろん世界展開。次は欧州のどこかでしょうか。

そうして、航空業界のように世界中のキャリアでアライアンスが形成され、ソフトバンクがその中核がとなって、「ちょいちょい海外に行く人は断然ソフトバンクが有利」といったサービスプランを展開しようものなら、docomoやauは「極東のローカル企業」でしかなくなります。

私もソフトバンクが好きなのではなく、iPhoneとの付き合いでソフトバンクなだけですが、今後の同社の動向は要注目。早ければ5年後には世界のケータイ市場の様相、面々がガラッと変わっているかもしれませんし。

テザリングが当たり前になれば…

au iPhoneではすでにテザリングが可能です。ソフトバンクのiPhoneでも12月15日からできるようになります。iPhoneを持たないdocomoも既にやっていますし、今後は「スマホでテザリングは当たり前」になるのでしょう。

ならば、近い将来起こりそうなのが「モバイルルーター需要の減退」。特にEMOBILEの契約者が減るという。

例えば私はiPad(Wi-Fiモデル)でもネットに繋がるようEMOBILEルーターを携行していますが、出先の軽い用途ならiPhoneのテザリング(7GB/月)でまかなえるでしょうから(ソフトバンクはまだまだ繋がり難いとしても、さほど緊急性を求めていないため)、更新月(7月)が来たらEMOBILEは解約して、代わりに固定回線を自宅に引き直そうと考えています。EMOBILE、1年レンタル契約にしといて良かったです。いや、違約金の額次第ではさっさと解約してもいいか。

差し当たり私の自宅にはJ:COMの下り12Mbpsの光回線が月1,980円で導入可能なので、OSのアップデートや動画の閲覧など重めの通信は自宅で済ませ、外ではメールやニュースサイトの閲覧に留めればネット代を半分にできそうです。これで月々2,000円、年間換算で14,000円を倹約できます。

モバイルルーターのヘビーユーザーはともかく、ライトユーザーの間では、このパターンが増えてくるでしょう。なるほど、イー・モバイルがそそくさとソフトバンクに身売りしたわけです。いざソフトバンクのiPhoneでテザリングが解禁されようものなら、ヘビーユーザー以外が離れ、遠からず商売が成り立たなくなるのは目に見えていたと。

ちなみに同じモバイルルーターでもau傘下のWiMAXの方はEMOBILEほどの打撃は受けないでしょう。帯域制限を行っていないため、フレッツひかりやauひかり等の置き換え需要が期待できるので。

モバイル三国志時代の到来

Softbank + emobileのロゴソフトバンクがイー・アクセスを買収と経営統合するそうです。3位4位連合ですね。契約総数ではそれでもまだ2位のauに追いつきませんが孫さんのプレゼンによれば業界2位に躍り出るそうだし、イーアクセスは700MHzや1.7GHz帯も持っているので、ソフトバンクとしては900MHzと合わせて帯域の拡充に寄与しそうです。とりわけLTE、テザリングのインフラが強化されるとのこと。

また、当面EMOBILEブランドと事業は存続されるそうなので、auが傘下のWiMAXと組んでいるように、遠からずソフトバンクケータイとEMOBILEルーターの組み合わせでお得な契約プランが用意されるのでしょう。スマホのテザリングだけで済むユーザーばかりではないわけで。さしあたりソフトバンクとEMOBILE両方のユーザーである私としては、がぜん今後が楽しみになってきました。

でも、現状のEMOBILEルーターは痛しかゆし。私は今年の7月にUQ WiMAXからEMOBILEに乗り換え、おかげで使えるエリアが広がり、自宅での通信速度も2〜3倍(7〜10MB/S)に向上したものの、帯域制限をくらうようになりました。

例えば先月、MacのOSのアップデータ(約500MB)をダウンロードしようとしたら「約15時間」と表示されました。いくらなんでもかかりすぎです。別に大きな動画を見てたわけでもないのに…と思いつつ振り返ってみると、その日は朝方にiPhoneとiPadでiOS6(共に600MB超)をダウンロードしていました。無意識にたっぷり使ってたわけだ…。

EMOBILEは1日あたりの通信量が320MBを超えるとその日の21:00〜02:00に極端な帯域制限を課せられるんでしたっけ。いや、月末までだったっけかな。まあ夜中の2時を過ぎれば回復するものの、一番使いたい時間帯(だからこそ制限がかかるのだけど)がそうなのは残念でならないのですよね。

その点、WiMAXは通信速度が遅かったものの帯域制限なし。ただし、なぜかJTWC(米軍の台風情報)にはアクセスできませんし(ユーザーサポートは原因を調べてくれなかった)、私の普段の行動範囲内でも繋がらないところがチラホラ。今さらWiMAXに戻るか?と訊かれたら迷ってしまいますね。

いずれにせよ、この先ははdocomo vs. au (& UQ WiMAX) vs. ソフトバンク(& EMOBILE)という三国志時代に突入します。さながら大国の魏=docomoにiPhoneで利害を一にする呉と蜀が挑む形でしょうか。どっちがどっちとは言いませんが。勢力的にはソフトバンクが蜀にあたりそうだけど、そのトップの名字は「孫」だし…。

iPhoneの下取りってのは上手いやり方だ

iPhone 5が発売されましたが、フィリピン滞在中なのでしばらく予約投稿です。

今回、期間限定でスマホ下取りプログラムが実施されます。

スマホ下取りサービス

切っ掛けはユーザーのtweet。それに孫社長が「やりましょう」と応えた形ですが、とうぜんそこにはしたたかな計算があったはず。なるほどソフトバンクは下取り価格を月々利用料から割引くことでauへの乗り換えを防止できます。

私はiPhone 4Sは紛失してしまったので、手元にあるのはiPhone 3GS(1,000円×5ヶ月間割引)と3G(1,000円×4ヶ月間割引)。そして下取りは一台まで。1,000円の違いなら古い3Gの方を引き取ってもらいましょうかね。

さて、これでソフトバンクには中古のiPhoneが大量に集まるはずです。だったら次にお願いしたのが「代替機レンタル」。iPhoneを無くしてしまったけど新しいのを買いたくはないという人に中古の旧機種を月単位でレンタルするというサービス。これがあれば「買い直すぐらいなら、この際、MNP特典を受けてau iPhoneに乗り換えよう」を思いとどまらせる効果が見込めるでしょう。ユーザー側もそれなりの機種をそれなりの負担で使い続けることができます。

iPhoen 5、発売日に手に入らず

iPhone 5 White9/20(木)の夕刻、ソフトバンクでiPhone 5の本申し込みを行いました。店頭に並んだり、店舗で長々と時間を使わされるのは厄介なのでオンライン予約です。 急いで手続きすればひょっとして9/21(金)の発売日中にブツが送られてくるかと少し期待したものの、届け日指定は9/22(土)以降とのこと。でも今日は9:30成田発のマニラ行きに乗らないと。さすがに空港ターミナルで早朝受け取りというわけにはいかないですよね。さっそく旅先でも試してみたかったのですがね。 仕方がないので帰国の前日、会社に届けてもらうことにしました。次の日出勤したら席に置いてあるでしょう。 さて、一連の手続きの中で迷ったのが料金プラン。

パケット定額 for 4G LTE パケットし放題 for 4G LTE
容量無制限でパケット使い放題。 月額定額料 : 5,460円(税込)/月 月額定額料 : 2,100〜6,510円(税込)/月 (パケット通信:0.0525円/パケット、7Gバイトまで)

私は普段イー・モバイルのルーターを持ち歩いているので従量制でもいけるかなと。 でも計算してみると104,000パケットを超えると月額定額料よりも高くなってしまいますね。さっそくMy SoftBankにアクセスして確認したら、8月が637,193Pkt、7月が2,474,603Pkt、6月が3,676,529Pkt。何気に10万パケット以上使ってたのですね。 私の使い方だと例えイー・モバイルと併用でも気をつけてどうこうできる感じではなさそう。素直にパケット定額にしました。 あとはあんしん保障プランを付けて申し込みが完了。明日からのダイビングも楽しみだけど、帰国して出勤するのも待ち遠しくなりました。

Softbankのポイントの使い道

iPhoneを契約しているとSoftbankのポイントがちびちび貯まっていくものの、大して魅力的な商品がなく上手く使えた試しがありません。

ということでもうすぐ失効直前だった1,100ポイントは九州豪雨災害義援金プロジェクトに寄付しました。

Softbankのポイント寄付

なぜ受付期間が11日間に限られているのかなど釈然としない点はあるものの、失効してSoftbankに召し上げられるよりは世のために使ってもらった方が良かろうと。

ソフトバンクから保証パックをキャンセルされた

ソフトバンクから以下のメールが届きました。

<ソフトバンクより>

先日お申し込みいただきました「あんしん保証パック(i)」キャンペーンに関して以下の通り、ご連絡いたします。

本キャンペーンは2011年11月末までにご購入いただいたiPhone4Sを継続してご利用いただいているお客さまを対象としておりますが、iPhone4Sのご購入後、機種変更のお手続きをいただいている履歴がございました。

このため、キャンペーンのお申し込みは、キャンセルとさせていただきます。

何卒、ご了解いただきますようお願いいたします。

配信元・配信停止はこちら
https://mb.softbank.jp/r/s04
TEL:157(9-20時)
ソフトバンクモバイル(株)

後出しジャンケン的に保証パックの適用対象から除外されたようです。確か発表されたサービスの中に「機種変更した場合は適用不可」なんて条項はなかったはず。だったらこれってすんごくずるいような…。

経緯を説明すると、10月にiPhone 4Sを購入したものの、その後に紛失。見つからなかったので手持ちのiPhone 3GSを復活させました。そして先々月あたりにあんしん保証パック(i)を遡って加入できるとの発表があり、申し込んでみたわけです。

もちろんiPhone 4Sの支払い契約も継続しています(当面は差し引きで無料ですが、次に乗り換えた際には残金の支払いが発生します)。私とてれっきとしたiPhone 4S購入者のはずなのですが。

ま、遠からず次のiPhoneが発売されるので今さらこの保証を使ってiPhone 4Sを買い直すつもりはないし、キャンセルされてもどうということはないのですが(というかメリットが乏しすぎるので自分からキャンセルするつもりだった)、何か釈然としません。

さすがはソフトバンク。やっぱり信用できないや。ユーザーをやっているとちょいちょいこの手の嫌な思いをすることがあるのですよね…。

auのiPhoneもSoftbank版と遜色ないレベルに達したようだし、そろそろMNP乗り換えを検討するべき時期なのかもしれません。

あんしん保証パック(i)でiPhone 4Sを買い直すとおいくら?

ソフトバンクから以下のメールが届きました。

サービス開始前にiPhone 4Sをご購入頂いたお客さまを対象に同サービスへご加入頂ける期間限定の申込受付を開始しました。

私はこれに当てはまります。発売直後に入手したもので。

そして利用開始1ヶ月後にマレーシアでiPhone 4Sを紛失。その直後にこのあんしん保証パック(i)のサービスが発表されて、私は入れなかったのですよね。おかげでiPhone 3GSユーザーに戻ってしまいました。もちろんSiriも使えなければカメラ機能のフラッシュもありません。

さて、あんしん保証パックに加入し、iPhone 4Sを買い直す場合の会員価格は以下の通りだそうな。

  • 64GB…59,000円
  • 32GB…49,800円
  • 16GB…38,800円

微妙ですね。なにしろ遅くとも10月にはiPhone 5(名前は単なる「iPhone」かもしれないけど)が発売されるはずなので。今年のWWDCの基調講演がおそらく6月12日(火)。早ければそこで何かしら発表になるかもしれません。だったら待ちますよね。これが2万円ぐらいならまた買っても良いかと思ったのですが。

あんしん保証パック、盗難・紛失時にはあんまり強力な保険ではないですね。まあ、その他のケース(水没)やらのことを考えれば、入っててもいいでしょうけど。

あんしん保証パック

iPhone 4Sから機種変更するときに発生する料金

iPhone 4Sをなくしたので来夏以降に発売見込みのiPhone 5までをどう凌ぐかを検討中です。当然、なるべく金銭的な負担を押さえるのが主眼になります。

Softbankの料金プランは相変わらず難解で解りにくいのですが、仮にiPhone 4Sから他機種に機種変更する場合、本体購入代金相当を割り引くスーバーボーナスのサービスが終了します。その際、もし4Sの利用開始から6ヶ月以内なら残金を一括で精算する必要があるとのこと。6ヶ月を経過していればスーバーボーナスの割引はなくなるものの、そのまま分割払いを続けられるようです。

なお、一応訊いてみたのですが、SoftbankからiPhone 4SなりiPhone 4の本体だけを買うことはできないとのこと。よって、iPhone 4SからiPhone 4SもしくはiPhone 4に機種変更(これ日本語として変だと思う。4Sどうしなら機種に変更はないわけで…)する場合、前のiPhone 4S代の精算が発生するとともに、新しく契約した方の分割払いとスーパーボーナスがリスタートすることになります。

そうした場合、来年iPhone 5に機種変更すると計3台分の本体代金の支払いが重なってしまいますね。おそらくiPhone 5にもスーパーボーナスが用意されるので実質的な支払いは前の2台分だけで済むとは思うけど。

また、使っていないiPhoneを持ち込んでそちらを自身の回線契約でアクティベートする場合は1,980円の手数料を払うだけで、なくしたiPhone 4Sへの分割払いに対するスーパーボーナスの適用を受け続けられるようです。私も現在はこの方法でiPhone 3GSを使っています。

とは言え今さらiPhone 3GSでは遅さには目をつぶるとしてもバッテリーが相当へたっているので、iPhone 4からiPhone 4Sに乗り換えた知人からiPhone 4を安価に譲ってもらい、それを使っていくのが一番良さそうです。

iPhone 4SではなくiPhone 4に機種変更するってのはありか?

ふと思いました。

iPhone 3GSユーザーがiPhone 4SではなくあえてiPhone 4にってのはどうなの

と。

前々機種のiPhone 3GSユーザーがSoftbankのままiPhone 4Sに乗り換えた場合、割賦の残金支払いを免除してくれることになっています。一方で一つ前の機種であるiPhone 4ユーザーへの優遇措置はありません。

さて、早ければ来年の6月頃(毎年WWDCが開催される時期)にも次なるiPhoneが発表されるでしょう。製品サイクル的には次が本命で、4Sのときよりも大きなバージョンアップが予想されます。目玉機能の一つはNFCかな。

その際、Softbankは「iPhone 4ユーザーの割賦の残金免除」というサービスを始めるはずです。「2年縛りが解けたのでauに」という流れは阻止したいでしょうから。そしてiPhone 4S→iPhone 5への優遇措置はなかろううと。なにしろ皆たっぷり割賦を残してますので。

まあ、将来どんなサービスや料金プランを実施するかはSoftbankのさじ加減一つですが、順当に考えてそうなる公算が高いと思います。docomoの参入も噂されていますし。

というわけで、iPhone 4Sに期待するところが少ない3GSユーザーは、あえてiPhone 4に機種変更しておくのは良い作戦かもしれません。8GBモデルしかないものの、バッテリーが回復する点だけでも大きなメリットです。

Softbankが「割賦残金免除の対象はiPhone 4S発売前のiPhone 4ユーザのみ」なんて条件を付けてくる可能性がないとは言いきれませんが、その場合でも4なら本体価格が安いので負担は軽くてすみます。

あんしん保証パック(i)では安心できない

昨日、SoftBankが『あんしん保証パック(i)』という保険サービスを始めました。かいつまんで言うと、iPhone 4/4Sの新規購入および機種変更時に加入して月々498円を支払えば故障や紛失、盗難に遇った際に一定の保証を受けられるのだそうで。

差し当たり私はiPhone 4Sを紛失したばかりなので「その新サービス、10月にに遡って加入、適用を受けられないだろうか?」と訊いてみたところ、SoftBankからは「ダメです」と。ちょい悲しいかな。SoftBankの融通の利かなさに。

ま、いいけどね。私には古いiPhone 3GSでも必要十分なので、彼らがちょっとばかり儲けそこなうだけだから。加入を認めておけば、私から498円×24ヶ月の掛け金と、会員価格でのiPhone 4Sの購入代金を売り上げられたのに…。

折しも昨日は日経ビジネス誌が「iPhone、docomoからも発売」という記事を打ちました。信憑性は「?」ですし、状況はその後にdocomoが出した否定声明に近いのだろうと見ているのですが、そうは言ってもまったく無い話でもなかろうと。

そしてAppleはキャリアにiPhoneの販売ノルマを課しているので、仮にdocomoからもiPhoneが出たなら各キャリア間のiPhone販売合戦は熾烈を極めます。大手3社が横並びになれば当然ながらSoftBankは不利。なので他社よりも大胆な出血覚悟の大キャンペーンを打ち出すことになりましょう。

docomoが参入してこずとも、すでに新規のiPhone需要はauと分け合う状態なので、SoftBankとしては新たなキャンペーンを続々と展開させざるを得ないはず。どれかしら私にも引っかかるものがあるかもしれません。

それに、次のiPhoneが発表は遅くても来年の10月、早ければ6月頃(毎年WWDCが開催されている時期)と予想されます。半年かそこらなんてあっという間に過ぎ去ります。

てなわけで、そう遠からずiPhoneの入手のハードルはいっそう下がることになるかもしれないので、孫さんのtwitterアカウントに「あんしんパックの遡り加入」を訴えるようなこともしないでおきましょう。

iPhone 4Sを紛失!!

うかつにも、ひと月しか使っていないiPhone 4Sを無くしてしまいました。

先日のマレーシア旅行、コタキナバル→タワウ行きのマレーシア航空機内で。ピーナッツを食べながらいじっていた記憶はあるものの、その後はまったく思い出せません。ズボンのポッケにしまい損ねたか、前座席のポケットに無意識に入れて置き忘れたのか…。

紛失に気づいたのは預け荷物の受け取り所に来てから。もはや逆走して探しに行くわけにも行かずセンポルナ港へのピックアップ時刻も迫っていたので、座席番号を告げて遺失物として捜索してもらうことにしました。でも、他の乗客の誰かが目ざとく見つけて持ち去っていれば見込みなしですよね。もし機内に残っていてもマレーシア航空の機内清掃スタッフがどういう人たちかも解りかねます。

iPadを持っていたのでWi-Fi圏で「iPhoneを探す」アプリを使って探すことも考えたのですが、そのiPhone 4Sはフライトモードにした上にパスコードがかかっています。つまり他者がオンライン状態にすることができないので「iPhoneを探す」に反応することは考えられません。

それに「iPhoneを探す」の機能はおそらく機体のシリアル番号やMACアドレスではなくApple IDを頼りにしていると思われるので、ひとたびiPhoneが初期化されてしまえば、もはや同じ機体とは見なされなくなるはずです。

差し当たりパスコードを破られでもしない限り私のケータイとして悪用される心配はなさそうだったので旅行中はそのままにして、帰国後に当面の繋ぎとして古いiPhone 3GSをソフトバンクショップで再アクティベートしてもらいました。SIMの再発行手数料は1,980円。

マレーシア航空およびタワウ空港ではもうしばらく探してみると言ってくれていますが、モノの性質からして捜索の初期段階で見つからなかったらダメでしょうね。

さて問題はこれからどうするか。目ぼしい選択肢は以下の通り。

  1. iPhone 3GSを使い続ける
  2. iPhone 4Sを買いす・・・16GBが46,080円
  3. iPhone 4を買い直す・・・8GBが23,520円
  4. au iPhoneに転出・・・2年縛りを精算してMNP転入特典を受ける

他にももっと安価に入手できる機種に変更するという手はありますが、いまさら非iPhoneでは…。

4は「メアド変わりました」が面倒ですよね。au iPhoneはまだソフトバンクiPhoneほどこなれていませんし。

もし全キャリアで共通にに使えるMUMA(モバイル・ユニバーサル・メッセージ・アドレス)とでもいうべきエイリアスのメアドサービスがあるといいと思うのですが。
例えば「abcd1234@muma.jp」を「abcd1234@softbank.ne.jp」にひもづけしておくと、
メアドを変えても相変わらずabcd1234@muma.jp宛てのメールが届くような。
ほんでもって強力なスパムフィルタを備えていると。

2は1年以内にiPhone 5の発売が見込まれる段階の追加出費としては高い気がします。

だとすると有望な選択肢は1か3。ケータイに期待するところが少ない私は一ヶ月ぶりにiPhone 3GSに戻っても特に不満は感じなかったので機能や性能的には十分です。ただし私の3GSは2年あまり使ってきて所々ガタがきてたりはします。

ならば2がもっとも妥当かな。iPadも携行している私にはiPhone 4Sの性能は不要です。メモリ容量が減る点はアプリとデータを厳選すればOK。なるほどソフトバンクユーザーなら3GS→4S(16GB)が実質無料でアップグレードできるのにiPhone 4をラインナップに残している意味がようやく解りました。私のようにiPhone 4Sを紛失した人への救済策ですね。「向こう1年以内に次のiPhoneが発売されるのに4Sを買い直すのは気が引ける。ならば安価なiPhone 4で繋ぐのがよかろう」と。

というわけでiPhone 3GSのくたびれ具合に我慢できなくなったらiPhone 4を買おうかな。無くしたiPhone 4Sに関しては「無償のお試し期間が終わったようなもの」と思うことにしましょう。

iPhone 4Sの紛失はショックですが今年は特にかけがえのないものを失った人も多いわけです。これくらいで意気消沈していても申し訳ないので。

iPhoneの迷惑メールを撃退

先日、某ダイビングショップに問い合わせしたところ、以降iPhoneに迷惑メールが届くようになってしまいました。

いきさつはこう。そのショップのシステムが不安定だったらしく、Webサイトの入力フォームからの問い合わせに返信がなかったため、電話を掛けて改めてiPhoneの@i.softbank.jpアドレス宛てに要件を再送してくれるように頼んだところ、日に1〜2通のペースでエロ系の迷惑メールが送られてくるようになりました。ショップのパソコンがウイルスに感染するなどしていてアドレスが漏れてたのでしょうね。ちなみにそのダイビングショップのサイトは今現在はメンテナンス中が続いています。

もちろんMySoftBankの迷惑メールフィルタはONに設定してありますが、すり抜けてきたようです。差し当たり@i.softbank.jpはe-mailなので放っておいても金銭的な負担はない()のですが、その都度メール着信のお知らせが表示されるのはうっというしいので是非ともシャットアウトしたいところ。でも@i.softbank.jpには独自のフィルタリングを設定したり、gmailなどに自動転送することはできないようです。


昔、docomoやauのケータイは迷惑メールの通信にも課金されると聴いたけど今はどうなのだろう?
SoftBankは確か冒頭の128文字までだかには課金されないので、迷惑メールは開かなければ大丈夫なはずだけど…

a@b.c(SoftBankの迷惑メール申請窓口)への報告も虚しいだけ。しこたま申告を受け取ったであろうSoftBankにしても包括的なロジックが導き出せなければ網をかけられませんので。

ならばと、ひとまずメールアドレスを変更することに。当然、迷惑メールはピタリと止まりましました。

が、今度はMMSの@softbank.ne.jpの方に送られてきました。ご多分に漏れず私も@i.softbank.jpと@softbank.ne.jpの@より前の文字列を共通にしていたので。その迷惑メールの送信システムは「xxxxx@i.softbank.jp宛てのメールが届かなくなった場合、xxxxx@softbank.ne.jpに送り付ける」という具合にプログラミングしてあったのでしょう。

さて、MMSの方はMySoftBankのフィルタリング設定を「ケータイ/PHSのみ受信」に変更することで対処しました。私にはPCからMMSのアドレスにメールをくれる知人はいないので、これでもOKです。迷惑メールの送信側は送信元を偽装したPCのはずですし。

そして念のため数日置いてから@i.softbank.jpのアドレスを元に戻しました。世の中、同じメールアカウントを再取得できないシステムが多いものの、MySoftBankには「一つ前のアドレスに戻す」という項目があり、そちらをクリックするだけで戻せます。そして数日間アドレスを変えていたことで以後は迷惑メールも届かなくなりました。おそらく送信者側では「User unknown」メールが返ってきたのを検知してリストから自動的にアドレスを削除したのでしょう。

幸いアドレスを変えてる期間、元のアドレス当てのメールは誰からも来ていなかった(少なくとも電話などでの確認もなかった。多くの知人にはMMSアドレスを使ってもらっている)ので、特に副作用もなく迷惑メールの標的から逃れられたようです。

もっともこの作戦がどの送信者に対しても効くかは解りません。ひょっとして執念深い人がプログラムを組んでいれば、いったんは不通になったアドレス宛てにたまにメール送信してみるといった機能を盛り込んでいるかもしれませんが、まあでも順当に考えてそこまでするメリットはないのではないかと。おそらく彼らの目当ては大勢に嫌がらせをすることではなく、迷惑メールに対処を打たず、しかもうっかりリンクをクリックしてしまうような人たちにつけ込むことなのでしょうから。

SoftBank不審

結局、iPhone 4Sは今日は届きませんでした。まあ、それだけなら諦めも付くというもの。そんなに急いで入手できなくても、その点は構いません。 でも、腹立たしいことに、夕方になって以下の旨のメールが届きました。

ソフトバンクオンラインショップをご利用いただき、ありがとうございます。

お客さまのお申し込みについて、下記の通りご連絡いたします。 お客さまのお申し込みは、この後ソフトバンクにて審査の手続きが行われ、 審査に問題が無い場合、下記のお届け指定日時に商品をお届けいたします。

在庫状況により商品発送にお時間がかかる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

何だよそれ。この後に審査なのか?

だいたい審査といっても過去に料金の滞納がないかぐらいのチェックのはず。昨日の昼過ぎには本申し込みを済ませてあるのだから、さっさと発送に乗せろよと言いたくもなります。オンラインショップでの予約の順番が遅くてモノが入手できなかったのならともかく、昨日の昼には「確保できた」とメールをよこしたくせに。

また、10/7に予約受け付けを開始して一通りの情報を入力させておきながら、昨日になって改めて本予約の手続きを迫り、早々に手続きを取っても東京23区内で発売日に入手できないぐらい発送が遅れるなんてのは…。

ちまたでは孫社長の「やりましょう!」が高評価されていますが、会社のダメダメ体質の方は相変わらずのようで。案の定、システムでもトラブルを起こしてたし…。

またSoftBankへの不審が募ってしまいました。

iPhone 4Sのゲットに備える

今朝、iPhone 3GSとiPad 2にiOS 5を適用しました。苦労したなぁ。

昨日の内にアップデートしていたiTunesからWiMAXの遅い回線でアップデータをダウンロードし、いざ適用しようとしたもののエラー。何度試しても同じ現象。どうやらOS X Lionにもアップデータが出ていて、先にMacのOSを最新にしておく必要があったようで。

それに気付いてからはスムーズに…とは行きませんでした。トラブルはなかったものの、やたらと時間がかかって。途中、iPhone/iPadのメモリ使用量が大きく増減したので、どうやらアップデートに際してデバイス上で何かしら作業をしていたようです。OSのコンパイルかな?

結局、Mac、iPhone、iPadの3台を最新のOSにするのに3時間ぐらいかかってしまいました。幸い私の勤務先はフレックス出社だからいいけど(iOSデバイスのOSアップデートは私にとって半ば業務だし)。

さて、今日の午後、SoftBankから以下のメールを受け取りました。

ソフトバンクオンラインショップをご利用いただき、ありがとうございます。 お客さまのお申し込みについて、下記の通りご連絡いたします。 ご予約お申し込み分の在庫が確保できましたので、 下記URLより本申し込みのお手続きをお願いいたします。

もちろん手続きを進めることに。でもSoftBankは何を考えてるんでしょうかね。先週、早々と購入の手続きをしたのだから、そのまま送りつければいいものを。半ばこのタイミングでのキャンセルを期待しているのでしょうか。あるいは余計なワンクッションを挟むことで本申し込み手続きの遅れを発生させて、その分を初日の店頭販売分に回したいとか…。今回はauも同時発売ですし、店舗に行列ができていれば盛況に見えますからね。どうもこの会社は信用できません。

さて、Webでの本申し込み手続きの途中、送付日時を指定するメニューがありました。当然明日の早い時間を希望したいところですが15日以降しか選べません。どうせ土曜日以降になるなら自宅に届けてもらおうかと考えたものの、ある考えが脳裏をよぎりました。

「明日、店頭販売を開始する以上、すでに相当数を東京近郊に待機させてあるはず。  ならば日時を指定しなければ、最短の配送になる可能性があるのではないか? 」

というわけで当初の予定通り都内の会社に届けてもらうことにしました。もし明日届かなければ受け取りは月曜日になってしまいますが、そこは勝負です。

iPhone 4Sの予約が初日の24時間で100万台突破

だそうです。今さら驚きもしませんが。

さて、これから注目なのは以下の二点。

  • SoftBankとauのどちらがより多くの4sユーザを獲得するか?
  • 各社の契約数にどう影響を及ぼすか?

特に気になるのは後者。中には「docomoからSoftBankには乗り換えられなかったけど、auになら抵抗感は少ない」という人は少なからずいるはずなので。もちろんSoftBank iPhoneからau iPhoneに乗り換える人も少なからず出てきましょう。

日本のケータイ市場が飽和したと言われて久しいのに、未だにSoftBankだけでも月間20万件かそこらの純増数があったりします。フォトフレームなどが売れているにしても、多くはiPhoneによるものだったのではないでしょうかね。まったく新規にSoftBank iPhoneという人は少なかったでしょうから、auやdocomoとの2台持ちするiPhoneユーザの割合がかなり多かったのではないかと。

iPhone 4Sの発売がdocomoへの追い風になるとは考えにくいものの、逆に「これまでdocomoとiPhoneの2台持ちでやってきたけど、そろそろiPhoneだけにしよう」という人がいればdocomoの契約数減少に繋がります。

あるいは「auとiPhoneの2台持ち」という人がau iPhoneに一本化すれば、auの契約数は変わらずにSoftBankの方は減ることになります。iPhone 4Sの発売で一番メリットを受けられそうなauにしても、既存のユーザがiPhoneに機種変更するだけではダメで、docomoやSoftBankからユーザを奪わないことには契約数は増えません。

ただし、auもiPhoneを扱うことによって二台持ちが解消されているとなると、遂に市場が縮小していく切っ掛けになるのかもしれません。そうすると

  • 失うものがないSoftBank(iPhoenとSoftBankケータイを持つ人はいないので)がややauに食われる。純増数も半減する(auとiPhone需要を分け合う)
  • docomoとSoftBankからの流入が期待できるauが盛り返すも、大きく数は伸びず(auケータイの多くがiPhone 4Sに置き換わるため)
  • 当面docomoの1人負け状態が続く

ってのが順当な予想かと思いますが、どうなりますか。

もちろんdocomoもAppleの強欲な条件を丸のみしてiPhoneを扱うという手もありますが、プライドの高い彼らが毒饅頭ならぬ毒林檎を齧れるかどうか…。

iPhone 4Sを予約

iPhone 4Sを予約しました。SoftBankの予約サイトには長らく繋がらなかったものの、20:00過ぎ、帰りの電車の中でiPadからアクセスしたら繋がったため、その勢いで。

機種は16GBの白。実質0円。2年縛りが更新されるものの負担増なしで手持ちの3GSが4Sにアップグレードされます。

手続きを進めていて知ったのですが、送付先を訊かれたのでどうやら品物が送られてくるようです。今回はiPhone 4Sをユーザ自身がアクティベートする方法が採用されているのですね。日本未発売だった初代iPhone以来だ。まあ、iPhoneの出荷台数が激増したので、妥当な仕様でしょう。

さて、これで初期出荷分のSoftBankへの割り当て数次第では発売日に入手できるかと思います。平日なので会社宛としました。私の母艦は自宅のiMacですが、12日に公開されるiOS 5ではiCroudのデータと同期できるはず。ならば会社で届いたそばからアクティベートし、その場でPodcastを同期して、帰りの電車の中ではそれが聞かれるようになるかな。まあ、たわいもないことですが、さっそくクラウドを用いた進歩を体感できそうです。

それから日本通信はAppleの方針で締め出されたようですね。SIMフリーのiPhone 4SはGSMでのみ使えるのだそうで。

iPhone 5じゃなかったのね

てっきりiPhone 5が出ると思いきやiPhone 4Sですか。形もほとんど変わっていませんし、名前が示す通り中間リリース版という感じかと。ハードウェア性能は上がっていますが進歩のほとんどはiOS 5によるもの。ならばiPhone 3GSでも恩恵は受けられるわけで。

iPhone 4S

また、待望のNFCは見送られました。Appleが乗り出せば世界の趨勢がまた変わっただろうに。もっともNFCを使うためにはインフラ側の整備も必要なので、今しばらくはGoogle Wallet陣営の模様眺めといった感じでしょうかね。

というわけでiPhone 4Sにはこれといって魅かれる点はないのですが、私のくたびれたiPhone 3GSをあと1年持たせるのは厳しそうなので4Sは買っておこうかな。次(今度こそiPhone 5か?)にNFCが載ったらまた買い替えることになるでしょうが。

明後日から予約受け付けが始まるようですが、やはりau版の発売はSoftBankよりも遅れるのかな。私はSoftBankのままでもいいと思っているので、この際4Sの購入希望者がたくさんauに流れてくれれば割とすんなり買えて、かつトラフィックも分散してありがたいです。auのiPhoneがたくさん売れてくれることを期待します。

それと、晴れてau版も発売された暁にはSoftBank vs. auのiPhone客争奪戦は見物ですね。SoftBankには3年分の実績がありますが、現状、auの方が繋がりやすさで優れています。ただし例のプラチナ周波数帯がSoftBankに割り当てられればまた事情も変わってくるでしょう。通信速度はSoftBankの方が断然速いという話も出てきましたしね。

iPhone 5はiPhoneで買えるようにしてほしい

フィリピンのボホール島に行っていた知人は何とか昨日の内に成田に辿り着けたそうです。ただし、私は28日(水)帰国予定と聞かされていたものの本当は27日(火)だったらしく、ストライキで1日延泊させられたとのこと。私には言い間違えてたのでしょうが、結果的にその通りだったわけですね。遠巻きながら台風に遭った上、ストですか…。踏んだり蹴ったりだ。私も台風の可能性は前の週に告げていたものの、さすがにストの勃発までは予見できませんでした。

◆◆◆

来週の火曜日深夜、日本時間の水曜日未明にいよいよiPhone 5が発表される見込みです。新しいiPod touchなども出るかも知れませんが、iPhone 5とiOS 5、そしてiCroudがメインになるでしょう。

実は私もiPhone 5をなるべく早く買いたいと思っています。iPhone 4はパスして3GSを2年余り使っているのですが、さすがにくたびれてきたので。もちろんAndroidに乗り換える気はありません。

中にはauの出方待ちという人が少くないようですが、私は同日発売でもない限り継続してSoftBank版を買うでしょうね。SoftBankは好きではないものの今さらメールアドレスを変えたりするのも面倒なので。そもそも私はあまり通話しませんし、データ通信はWiMAXで補完できるようになったのでSoftBankでもさほど不自由は感じていないのですよね。

それでも発売日にApple Storeや家電量販店、SoftBankのお店に並ぶようなことをしたくはありません。手続きの時間だけで手に入れたいところです。いや、その手続きさえもできれば省きたいなと。

App Storeアプリのアイコンそこで思いました。先日せっかく日本でもApp StoreのiOSアプリが出たので、これを使ってiPhone 5の購入ができると最高だなと。

その上、お店に出向くことなくiTunesを使ってアクティベーションができれば言うことなし。実際、2007年に米国で最初のiPhoneが発売されたときは自宅でアクティベーションする仕組みでした(システムがトラブってたけど…)。

今回、W-CDMAとCDMA2000の両対応機が出ると仮定すれば、従来のようなSIMを採用していないはずです。ああでも4年前は全員が新規購入だったので今とは大きく事情が違うか。

ともかく、iPhoneももう6世代目になるわけですし、各国で事情は異なるにせよ膨大な数のユーザーを掴んでしまっているのですから、買い替え需要を上手く裁かないと販売ペースにも悪影響を及ぼし兼ねません。

ならばiPhoneアプリを使って購入⇒手続きのお店と日時を予約できるぐらいの周到さがあっても良さそうなものです。

SoftBankの海外パケットし放題が値上げされてた

先月、セブで何度か通話とメールのやり取りをしたのでSoftBankのサイトで利用状況を見てみたところ、気になる項目を発見。

定額料 世界対応ケータイ 海外パケットし放題 1,980円

確か海外パケットし放題は上限1,480円/日だったはず…。

今回、いつものGlove telecom(GSM)ではなくSun Cellular(3G)を使ったのが拙かったのかと思いつつ、海外パケットし放題のページを見てみたら、いつのまにか価格が改定されていました。

海外パケットし放題の新価格

何と使い放題はお値段2倍。どうやら7月1日から変わっていたようです(正確には1,480円のキャンペーン期間が終わったってことらしい)。

さて、次回はどうしたものか。990KBまでは従量制ゾーンなので、この範囲内に納めるのが良さそうですが、そうするにはeメールを一切使わずにSMS/MMSのみで要件を済ませる必要があります。

とは言えiPhoneはデータローミングをONにすると有無を言わせずサーバに新着メールを読みに行くので、これを防止しなければなりません。そのための設定は…

  1. [設定]アプリ>>「メール/連絡先/カレンダー」>> 「データの取得方法」と進む
  2. 「プッシュ」をOFF
  3. フェッチを「手動」に変更

iPhoneの設定画面

これで喫緊ではない通信を防げるはず。だったら旅行の期間中、常時データローミングをONにしておいても良いかもしれません。

注意しなければならないのは、データローミングのONよりも先にプッシュをOFFにする点と、フェッチを手動にするのを忘れないこと。じゃないと15分ごととかにおもむろにメールを取りに行ってしまうので。

でも、この技は以前も使えたようですね。1日1,480円で使い放題だった頃はローミングONにした日は存分にパケット通信を使うことばかり考えていたので思いつきませんでした。

docomoのスマートフォンは本当にスマートなの?

昨今はAndroid搭載のスマートフォンが百花繚乱。ということで取扱説明書はどんな感じなのかが気になってdocomoのサイトを覗いてみました。

GALAXY S II SC-02C(BCNランキングによると現時点では一番人気らしい)の取扱説明書のページを見てみると、これがびっくり。何とクイックスタートガイドが179ページもあります。それのどこがクイックなのかと。さらに取扱説明書の本体部分が452ページと簡易マニュアルが2ページ。

もっとも取説の用紙サイズは65mm x 118mmと名刺よりも一回りほど大きい感じ。一行25文字程度と情報量が限られるためページ数が増えてしまったのでしょう。1ページあたりの情報量は昔のガラケーでお馴染みだった横長取説の1/3ぐらいかな。それでも箱を空けて厚み1cmを超える取説が出てきた日には目まいがしてきそう…。いや、印刷物は添付されておらず、スマートフォン自身で読むためのものかもしれませんが。

他機種に目を向けてみるとOptimus bright L-07Cはクイックスタートガイドが108ページ、取説237ページ、簡易マニュアル2ページ。Xpreria acro SO-02Cはそれぞれ2ページ、239ページ、2ページ。ただし「ご利用にあたっての注意事項が」2ページ付きます。

で、考えさせられるわけです。「それってどうなの?」と。タッチパネル式のスマートフォンならマニュアルなしで使えるぐらいでないとスマートではないでしょう。スマートと称するのであれば、ユーザの負担を限りなく減らしてくれるようでないと。

私はAndroid機を持っていないので断定的なことは言えませんが、果たして使うために膨大なページ数のマニュアルを必要とするような代物なのか、あるいはドキュメントの分量を評価したがるdocomoの因習なのか…。ああでもauやsoftbankはどうなのでしょうかね。SamsungにしろLGにしろ海外ではどうなのだか。わざわざ調査する気力はないですが。

ちなみにiPhoneには注意事項の紙っぺらぐらいしか添付されません。先行でヒットしていたiPod & iTunesとう下地の上に成り立っているにしても、こうあるべきだろうと思います。

iPhoneは時限爆弾である説

いや、iPhoneが爆弾になるということではなく、そう遠くない将来、市場である種の破壊力を発揮しうるのではないかという話です。

最近、とある著名なITジャーナリストの談として、昨年のiPhoneの国内販売数は、docomoの売れ筋機種1位~5位の総数とauのそれの合計よりも多く、今年はもっとハイペースで売れているのだと聞きました。Softbankは数を公表しませんし、それが本当かどうかは私には確かめようがないのですが、確かにそんな感じの爆発的なヒット商品になっている気がします。電車内でもiPhoneを手にする人をやたらと見かけるようになりましたし、私の周りでも古くからのdocomoユーザでiPhoneは買いそうになかった人までが買っていますので。毎月発表されるSoftbankの純増数の大半をiPhoneが占めているのではないかとも思います。

ならば、この先Softbankのインフラが改善され、何らかの手段で赤外線通信やおさいふ機能やらが実現されようものなら、これまで2台持ちで様子を見ていた人が、いよいよ堰を切ったようにiPhoneオンリーに切り替え始めるんじゃないでしょうか。

だとすると、docomoやauは後退戦を余儀なくされるかもしれません。まあ、だからこそSoftbankを含む三社ともスマートフォンに注力してきているのでしょうが。2台持ちでもiPhoneを止めてガラケーに戻る人はあまりいないでしょうから。

でも、このiPhoneの売れ行きは、将来の勢力図の塗り替えに大きな力を発揮しうるのではないかと思えてきました。

Softbankに騙されたわけじゃなかったのね

普段私は海外で携帯電話は使わないのですが、10月のフィリピン旅行では到着日にマクタン島のダイビングショップにメールおよび電話で連絡する必要があったためローミングをONにしました。 前回は不安だったものの今回は事前にGlobe Telecomという現地キャリアが「国際パケットし放題」に対応済みであることを確認してあったので安心です。 さて、現地ではトランジットや送迎の合間に待ち時間があったため、メールの他にもWebサイトをざっとサーフしました。そして日本に帰国して何日か経ってからMy Softbankのサイトで利用料金を確認したところ、

通信料 世界対応ケータイ(パケット(PCダイレクト)) 15,960円

と。そこに割引の記載はありません。 「ひょっとしてパソコンサイトの場合は適用外なの?」 「ならば、たかだか数分のWeb閲覧に16,000円も使ってしまったのか」 「でも、考えようによっては、あの程度で止めといて良かった」 などとあれこれ思いを巡らせたものの、月が変わって料金が確定してから再度確認すると、

通信料 世界対応ケータイ(パケット(PCダイレクト)) 海外パケットし放題日額定額対象分 -14,480円

が追記されていて割引が適用されました。何だか16,000円得した気分です。何か美味しいものでも食べようかな。 でも、Softbankも気が利かないなぁ。確定前料金の段階からそう書いててくれてれば、いらぬ心配をせずに済むものを。

玄関先にゴミを置いていくNTT

一昨日、帰宅したら玄関先にタウンページの冊子が置いてありました。

でもインターネットが当たり前になった今、タウンページなんかゴミ同然です。資源ゴミ。というか紙にしろインクにしろ運送にまつわるあれこれにしろ、まったくの無駄です。そんなもの希望者にだけ届ければいいものを。

私は数年前、今の住居に引っ越す際、NTTに「電話帳いらない!」とはっきり伝えましたし、フレッツ光ユーザでもあります(引っ越し当時、他のブロードバンドサービスは範囲外だったので…)。それでも連中は顧客管理やら顧客サービスなんぞはまるっきり考えてなくて、どうせ下請け、孫請けの業者に丸投げして黄色い資源ゴミを町中に撒き散らしているのでしょう。もちろん顧客から徴収したお金の一部を使って。

私は通信会社としてのソフトバンクもあまり好きではないものの、例の孫さんの「光の道」提案では、ぜひともお役所体質が色濃く残るNTTを市場競争のど真ん中にぶち込んでもらいたいものです。

プロ野球のプレーオフ制度は実にけしからん

5年前の悪夢の再現。またもやシーズン優勝の福岡ソフトバンクホークスがクライマックスシリーズで千葉ロッテマリーンズに負けて日本シリーズへの出場を逃しました。よもや杉内がまたやられるとは。しかも、今回は一勝のアドバンテージもあったのに…。

まあ負けてしまったのはしかたがないのですが、やはり3チームによるプレーオフ制度に無理があるとは思います。休養が取れる優勝チームと、さらに戦って勝ち上がる必要のある2位3位チーム、いちがいにどちらが有利不利とは言えないものの、興行の観点からすると、頑張って優勝したばかりに2位チームよりも試合数が少なく出番とメディア露出が減って稼ぎそこなうというのはどうにも腑に落ちません。

かといってクライマックスシリーズへの進出権を4位チームにまで与えるのもさすがに無理がある気がしますし、いまさらクライマックスシリーズを無くすのも望ましくないので、やはりパリーグだけでも早急に8チーム制に移行すべきだと思います。

とはいえ急には無理なので、クライマックスシリーズ1stステージの日程で、優勝チーム対下位3球団選抜チームのドリームマッチを3試合組むというのはどうでしょうかね。選抜チームが勝ち越しても勝ち上がりはないものの勝利や活躍には賞金を出すことにして。選抜チームは感覚的にはNFLのオールスター「プロボウル」みたいな感じでしょうかね。選ばれることが名誉であり、シーズン直後の見せ場でもあるという。

そういうことを主導すべきコミッショナーって今誰でしたっけ?たぶん何もしてないんだろうな…。

iPhoneの海外利用はおっかなくて

先のマクタン島での最終日の朝、現地を立つ前にお世話になったダイビングショップに連絡を入れる用事ができたのですが、どうにも躊躇してしまいました。料金がいくらかかるか解らないからです。電話でも良かったのですが、開店前の時間帯だったためメールにする必要がありました。

海外パケットし放題バナー私のケータイはiPhoneなので、もちろんフィリピンでも使えます。そして先頃始まったSoftbankの海外パケットし放題サービスを活用すれば一日あたり上限1,480円で収まることは知っていました。

ただし、旅先ではケータイ無し生活を送ろうと決めていたので提携の指定業者はうろ覚えでした。確かGlobe Telecomだったと思いましたが確信がありません。データローミングをオンにすれば調べることも出来ますが、その際に提携外の業者を介してしまうとかなりの通信量を請求されパケ死しかねません。iPhoneはインターネットに接続した途端、受信メールボックス内のすべてのe-mailを読みにいってしまいますので。どれくらいのメールを送受信すれば、どれほどの通信量がかかるのか皆目見当がつきませんし。

とは言え、要件を伝えないわけにもいかないので、iPhoneでメールを打ち終えてから覚悟を決めてデータローミングをONにして送信。そして返事を待つことなく、すぐさま通信を遮断。そのわずかな時間内にもかなりの数のメールを取得してしまっていました。

後日、My Softbankにアクセスし、おそるおそる9月分の明細を確認すると以下の記載が。

iPhoneがdocomoの回線で使えるようになる?

日本通信株式会社が輸入iPhone/iPadをdocomo回線で使えるようにするとのこと。まあ、いいでしょう。MVNOではあってもdocomoがiPhoneの国内販売権を手に入れる話とは違うので。と言うか歓迎します。

私は東京デジタルホン→J-Phone→Vodafon→Softbankと継続的に10年以上使ってきましたが特に愛着はありません。むしろSoftbankにはやや不信感を抱いています。二年前にiPhone 3Gが発売された際、前日になって予約を一方的に取り消されましたし、翌日その店舗の抽選に並んだものの外れ。しかも抽選の前には店員が「外れても次回入過分の予約が可能」と言っていたにも関わらず、抽選後には「予約不可」と。まったく統制が取れていないだけでなく、接客業としての基本教育すらなされていないことが見て取れました。その頃のSoftbankには、その手の風評がたくさんありましたよね。今はどうかは解りませんが、嫌な思いをした時の印象は強く、後々まで記憶に残るものです。

そういうわけでiPhone/iPadの取り扱いにライバルが現れ、Softbankに緊張感が生まれることは好ましく思います。こちらが流行ればSoftbankは懸案のインフラの増強計画を強化せざるをえないでしょうから。私はちょうど白モデルを待っていたところなので興味深く動向を見守っていきたいと思います。

ただし、気掛かりは輸入iPhoneが壊れた場合。Appleは通常、外国で買った同社製品も修理対象にしているようですが、さすがに輸入iPhoneだと銀座や渋谷のAppleストアで即時交換とはいかないでしょう。輸入業者に託すも、繋ぎの代替機も貸してもらえずに修理待ちなんてことであれば、ちょっと契約するのがおっかないです。このあたりがこのサービス最大の課題かなと。

iPhoneをdocomo回線で使いたくはない

docomoがSIMロックを解除していく方向だそうですね。「閉鎖的だ」とのレッテルを貼って世間のSoftbankへの風当たり、プレッシャーを強めようという作戦でしょうか。「消費者は通信会社を自由に選べるようになるべきだ」と。

一見ごもっともな話に聞こえます。確かに選択の自由があるのは好ましいことです。でも、もし政治主導でiPhone/iPadのSIMロックが解除されたなら、それこそ皆docomoに流れますよね。仮に「Softbank回線の方が1,000円安いです」などと言われても、多くのiPhoneユーザは「1,000円の差なら繋がりやすい方が良い」と考えるはずです。結果、docomoが勢いづいてSoftbankが失速すれば競争が阻害されてしまいます。両者の契約者数の比率はおよそ56:22と、いまだダブルスコア。弱い方のSoftbankがiPhone/iPadという類い稀な武器を持っているからauを含めた三つ巴の競争が成り立っているわけで、SoftbankがiPhone/iPadの事実上の独占権を失えば、遠からず彼らは死に体となって、後はdocomoのやりたい放題にもなりかねません。

と言うことで、私はiPhone/iPadがより繋がりやすいdocomo回線で使えるようになるのではなく、インフラが整備されてSoftbank回線のままで今よりも格段に繋がりやすくなることを強く願います。差し当たり東京の地下鉄を何とかしてもらいたいものです。