與止日女神社

11月12日、與止日女神社(よどひめめじんじゃ)を参拝しました。

與止日女神社
與止日女神社の大鳥居。南北に長い敷地の南端にあります

佐賀駅前でレンタサイクルを借りて一本道を北上。途中から少し分岐も出てくるけど、Googleマップを頼れば問題なく行かれます。着いてみると嘉瀬川の川沿いにたつ清々しい雰囲気の神社でした。

與止日女神社は加勢川の川沿いに立つ閑静な神社です。御祭神は與止日女命 (よどひめのみこと)。神功皇后の妹で豊玉姫だとも言われています。

與止日女神社の本殿
與止日女神社の本殿

境内の一角には「金精さん」と呼ばれる石があり、子授かりのご利益があるとされています。

與止日女神社の金精さん
写真左奥の縦長の石が女性器、右側の石が男性器に見立てられています

この日が快晴だったこともあり、とても気持ちのいい参拝になりました。

日本インドネシア市民友好文化フェスティバル2023

10月14日(土)、代々木公園の日本インドネシア市民友好文化フェスティバル2023に行ってきました。在日インドネシア人大集結のイベントです。

でも、結論から言うと最悪に近い経験になったような。お昼前に行ったらどこのブースもすでに長蛇の列。先々週の北海道フェアや先週の九州物産・観光フェア以上の混雑具合です。しかたなく少し時間を潰して15時前に再び会場に赴くも、列の長さは変わらず。

せっかく行ったのに何も食べずに立ち去るのでとある列に並んでみたものの、ありつくまで1時間半ほどかかってしまいました。だったらインドネシアレストランを探してそちらに食べに行った方がよかったなぁ。

日本インドネシア市民友好文化フェスティバル2023の南風のアヤムウォク、ルンダン、BALI HI
南風のアヤムウォク(チキンのカレー炒め)、ルンダン(牛肉の煮込み)、BALI HIビール

こうなった理由はおそらく出店ブースの数が例年よりも少なかったことと、翌15日(日)が雨予報だったからかな。

日本インドネシア市民友好文化フェスティバル2023の演舞
ステージでは見応えのある舞踊がたくさん行われていました

なお、会場の傍でアフリカンフェスティバル2023もやってたけど、とてもフェスティバルと呼べない小ぢんまりした規模でした。

自宅で南国気分

海外旅行が現実的ではないので、ちょっとでも南国気分を味わおうとこちらの商品を買ってみました。

ココナッツエッセンシャルオイル

ココナッツのエッセンシャルオイルです。加湿器を使って東南アジアの空港に着いた時のあの香りを再現しようと思って。

燃油サーチャージ 2022

インドネシアの地図

ふと気になってガルーダインドネシア航空の燃油サーチャージを調べてみたところ、日本との往復で73,400円(2022年11月30日発券分まで)だそうな。12月からは少し下がるけど61,000円。航空券はマイレージで賄えたとしても、追加でその額がかかるのは痛いなぁ。ドル建てのリゾートも円安でかなり割高になってるだろうし、旅行も先送りにした方がいいな。パスポートの更新も見送って。

それにこの冬、インドネシアには旧宗主国からオランダ人が大挙して押し寄せるのではないかと。ウクライナ戦争のせいで欧州ではエネルギー危機が深刻だから、寒い時期は南国でやり過ごそうって人が少なくないだろうから。何しろオランダの緯度は樺太の北の突端ぐらいだし。混んでいる時にわざわざ行かなくてもいいや。

ちなみにフィリピン航空でも往復45,800円(2022年11月30日発券分まで)。こちらもまだ高いよな。

海外旅行again

9月7日から海外旅行の帰国時にPCR検査の陰性証明が要らなくなるとのこと。条件のワクチン3回接種は私もクリアしています。

よって海外旅行を検討してもいい頃合いです。再開一発目はインドネシアの離島に潜りに行きたいけど、いくつか課題が。

パスポート

私のパスポートは期限切れしているので更新(正しくは新規申請)する必要があります。

この二年半、成田空港やその直前で有効なパスポートを持っていないことに気づく夢をよく見ました。あれ、虚しいのですよね。日程と費やした予算が無駄になるのだから。つくづく夢でよかったと毎回思います。

ちなみに川崎支所だと祝日を挟まなければ一週間後には受け取れるらしいです。

なお、手数料は10年用が16,000円、5年用だと11,000円だそうな。だったら10年用にしますよね。

パスポート

スーツケース

前回まで使ってたスーツケースはジッパーが壊れてるので新しいのを買わないと。

なお、3辺(縦・横・高さ)の合計が158cm以内の製品が理想的です。それを超えると機内に預ける際に追加料金がかかる場合があるので。

容量とお値段を考慮して、この製品なんかがお手頃かと。容量98Lで重さ4.8Kgです。

でも、容量を拡張できるタイプが良ければ、こっちかな。容量96Lで重さ4.5Kg。ファスナーを解放して拡張すると容量が110Lにアップします。

おそらく両製品ともあまり丈夫ではなさそうだけど、そもそも重たくて時には乾き切っていない機材を入れて運べば痛みやすいので、ダイビング用のスーツケースは数年ごとに買い換えるつもりでいた方がいいと思います。

なるべく丈夫なものをとPROTEXなんか買おうものなら重さやサイズに往生するし。

ダイビングギア

レギュレータだけはオーバーホールに出しといた方がいいでしょうね。

それとダイコンの電池は確認しとかないと。

撮影機材

こちらもチェックが必要。特にハウジングのOリングなんかを。

それとストロボや光ケーブルの状態も。

現地の感染状況

インドネシアは日本よりも感染しやすそうだけど、それ言い出すといつまでも行かれないから、ワクチンを信じるしかないですね。

仮にウイルスを日本に持ち帰ることになっても、それは許容するっていう日本政府の方針変更があったのだし。まあ発熱などの症状が出れば現地に留まらざるを得ないだろうけど。

現地ダイビングリゾート

これ、一番肝心ですね。まだ本格稼働体制には戻っていないかも知れないし、まずは先方に問い合わせないとな。

ほんでもって場合によっては行き先をフィリピンに変更かな。

スーツケースを物色中

まだ気軽に海外に行かれる感じではないし、新しいオミクロンBA5株の感染力は強烈そうだからまた各国の警戒を強めかねないけど、スーツケースを物色しています。前回のインドネシアの旅で二重のファスナーの片方が完全に壊れたので。ファスナーの修理は高額らしいので買い換えた方が良かろうと。

私の条件は容量95L以上。ダイビングのフル機材を持っていくにはそれぐらい必須だから。ちなみに重さは5Kg未満。飛行機に預ける際には軽い方がいいので。

軽さ優先で見つけたのがこれ。98Lで重量僅か3.5Kg。しかも5,970円と激安です

スーツケース Lサイズ 容量98L エコノミック TSAロック キャリーバッグ 軽量 キャリーケース suitcase 大型 size

ただし、レビューを見ると散々。軽い分、衝撃に弱そう。乱暴に扱われがちな海外旅行だと事実上1回きりの使い捨てみたいな感じになろうかと。粗大ゴミで捨てるにも500円かかるし、避けた方がよさそうです。

他方で良さげに思ったのがCRASH BAGGAGEのこちの商品

CRASH BAGGAGEのスーツケース

何だかあちこちぶつけまくったかのようなフォルムだけど、容量100Lで重量4.2Kgと理想的です。ちょっとお値段は張るけど結構丈夫なんじゃなかろうか。

ちなみに、かつてダイバーといえばこのプロテックスってイメージがあったけど重量が9.8Kgもあるので何かと不利。12万円以上もしているし、レジャーダイバーには無用の長物です。預け入れ荷物の重量が大きなビジネスクラスで旅するならいいけど、そこに予算を使うくらいならエコノミーでもう1、2回多く旅した方がいいので。

PROTEX CR-7000
レジャーダイバーがこれを持ってたら「ああ、買わされたんだ」と思ってしまいます

マリンダイビングフェア2022に行ってきた

マリンダイビングフェア2022

4月1日(金)、マリンダイビングフェア2022に行ってきました。雑誌が廃刊になってから初めての開催になったけど、金曜日の午前中ながらかなりの来場者で賑わっていました。出展者も去年よりは多かったような。

出店内容はおいおい紹介するとして、まずは一つだけ。この日『DiveLife』という雑誌(¥1,000円)が創刊になっていました。

DiveLife誌が創刊

本屋には流通せずネット販売のみとなるようです。とりあえずご祝儀的に1冊買ってきたので、感想などは改めて書こうと思ってます。

なお、これから行かれる方は、入場したらまず左に進んでmic21のブースで薄着のお姉さんから例の赤い手提げバッグをもらうといいでしょう。右から回るとカタログを入れる袋をもらえるタイミングがしばらくありません。

マリンダイビングフェア2022の開催が決定!

マリンダイビングフェア2022

マリンダイビングフェア2022の開催が決定したという情報が流れてきました。

出版元の水中造形センターが7月に破産してマリンダイビング誌は廃刊、来年のマリンダイビングフェアも中止と目されていたけど、このたび有志3名が新会社を設立し、4月のマリンダイビングフェアが開催される事になったとのこと。

実は、水中造形センターの破産の話、つい先日まで知りませんでした。何しろもう本屋に行く機会がなく、海外取材ができずに新ネタも載っていない誌面には関心が薄れていたのと、私自身がダイビングからも一時引退中なもので、すっかり業界のことに鈍感になってて。

日程や会場などの詳細はまだわからないけど、ダイビングイベントの文化が続くことを嬉しく思います。

ただし、日本ではワクチン接種率がかなり上がり、ひとまず感染も終息っぽいけど、私が好きなインドネシアやフィリピンへの観光旅行が解禁されるのはまだまだ先かな。

インドネシアに救いを

インドネシアのイメージ

インドネシアでは新型コロナウイルスによる在住日本人の死者が14人になったとのこと。ご冥福をお祈りいたします。

インドネシア在住の日本人は現在1万人とも2万人とも言われていて、いずれにせよ14人はわずかな割合だけど、少ないに越したことはありません。入院している人も多いはずです。

また日本人に限らず、闘病中の皆さんの回復を願っております。日本からのワクチン提供が功を奏するといいですね。

なお、インドネシアでは医療用酸素ボンベが不足していると伝えられます。少し前のインドと同様の苦境ですね。ただし、深刻度はインド以上とのこと。ダイビング用のエアコンプレッサでは医療用酸素は作れないよな…。

実は私もフィリピンやインドネシアの海が好きで、事情が許せば移住、もしくは長期滞在したいと思っているのだけど、不安なのが医療面。持病や手術歴もなく概ね健康体だとはいえ、両国では感染症対策の度合いや衛生面が日本よりも大きく見劣りするので、コロナ禍前のような心構えでは通用しなさそう。移住は考え直さないといけないのかもしれません。

ワクチン接種の案内が届いた

昨日、「新型コロナウイルスワクチン接種のご案内」が自宅に届きました。

新型コロナウイルスワクチン接種のご案内

なるほど川崎市でも65歳未満への案内が始まったわけだ。

封筒を開けてみると記入が必要な予診表や接種券のシールがあれこれ入っていました。

川崎市のワクチン接種券
川崎市のワクチン接種券シール

それと予約方法の案内も。でも、まだ予約のためのログインはできないようで、IDとパスワードが弾かれますね。サイトの案内にも

【60歳以上の方】  予約開始日時:6月26日(土)午前8時30分~

とありました。

なお、接種場所は今は麻生市民館だけど、7月13日(火)からは新百合トウェンティワンに代わり、接種可能人数が増えるとのこと。どちらも駅近で不便もないので頃合いをみて予約しようと思います。

ちなみに私は元来ワクチンは打たない派。ただし反ワクチン思想ではなく単なる注射嫌い。それでもインフルエンザにも罹ったことがないのだけど(罹ったけど重症化しなかっただけかも)、今回は別。集団免疫の形成には協力したいのと、私が好きなフィリピンやインドネシアが国外からの観光客の受け入れを再開しても、遊びに行くにはワクチンの接種証明が必要になるはずだから。幸い健康状態にも不安はないし、少々の副反応は出るかもしれないけど、ワクチンなんてそんなもんだろうと。アフリカに行く時に打つやつなんて目眩やらあれこれ症状が出るとも聞くし。

ただ、私のように生理的な注射嫌いにとってニューズ番組のあのワクチン接種シーンは拷問です。針が細くて痛みはほとんどないらしいけど絵面が痛々しいのですよね。早く注射以外の方法も開発してもらえないものだろうか。ひょっとしたら毎年摂取することになるかもしれないし。

インドネシアにはいつ頃潜りに行かれる?

マリンダイビングフェア2021にはお馴染みのインドネシアの共同ブースありました。でもインドネシア人スタッフなんかはいないのですよね…。

その向かいにはユーツアーのブースもあり、スタッフに「インドネシアにはいつ頃行かれそう?」と聞いたら「年末か、年明けになるのでは?」とのこと。インドネシアのツアーを組めないので、代わりに国内ダイビングツアーを取り扱っているそうです。

ユーツアーは昨夏のフェアではエレガントジェニファーという帆船を建造中と言っていので尋ねたら「完成したけど浸水しないまま」とのことでした。水に浸けてしまうとメンテが必要になるそうで。やっぱ、しばらくお預けですね。

ユーツアーのチラシ(表面)
チラシにも「2022年1月就航予定」とありますね

なお、チラシの裏面には「インドネシアにおける新型コロナウイルス感染状況」「バリ島における状況」が載っていました。

ユーツアーのチラシ(裏面)

要約すると、3月末時点で1日あたりの感染者数が6,000人(ピーク時は1万人だった)まで減っているが、外国人の入国制限が続いているそうです。ワクチン接種の進捗や変異株の影響もわからないので、まあどうなることやら。

「一つだけいいことは、この間に海が回復しているはず」とだけ言い残して帰ってきました。

エレガントジェニファー号建造中

マリンダイビングフェア2020にはインドネシア観光政府のブースはなく、お馴染みのユーツアーが単独でブースを構えていました。とは言え、インドネシア自体が今は海外からの観光客を受け入れていないので、先々のツアー案内ということになります。来年以降でしょうね。

なお、サービス傘下の現地会社はダイビングサービスのビジネスができないので、この期間に新たなクルーズ船を建造中とのこと。インドネシアの海でよく見かける帆船タイプです。

ユーツアー傘下のインドネシア現地法人が建造中のエレガントジェニファー号の案内

エレガントジェニファーという名前のこの船にはシングルキャビンが二つあるのが嬉しいところです。日本とインドネシアの地方港だと往復に2〜4日かかるので、誰かとスケジュールを合わせて行くのは難しいですらね。そう、ジャカルタやバリから先の移動もあるわけです。

なお、今のところ来年10月4日からと10月23日からの13泊14日チャータークルーズが組まれています。個人で参加できるのは11月以降か。

で、説明員に「この船に興味はあるけど私はマクロしか撮らない」と言うと、「アレンジできるかも」とのこと。「航行スケジュールは変えられなくても、滞在する海域によってはマクロ中心のダイブスケジュールを組めるかもしれないので、そこを狙って乗船すれば」ということらしいです。

その頃、航空会社がどうなっているかも解らないし、まだ何も具体的なことは決められないので、頭の片隅においておくことにします。

マリンダイビングフェア2020が無事開催されました

8月21(金)、再延期されたマリンダイビングフェア2020が無事開催されたので行ってきました。

会場はいつもの文化会館2Fと3Fではなく3Fのみ。つまり規模は半分以下ですね。

マリンダイビングフェア2020の入場口
検温を受けて入場

そんなわけで出店者も微妙な感じ。

例えばカメラ関係はFishEyeだけで、INONやSea & Seaは参加を見送ったようです。それにOlympusも。Olympusはカメラ部門が売却になっちゃったところだし。

ダイビング機材メーカーの出店もありませんでした。スクーターやドローン(プローブ)、ダイコンなどの展示はあったけど。

海外勢では、会場向かって右奥のセミナー会場の手前にフィリピンブースがあったけど、説明員はまばら。そりゃそうですよね。今は政府系やビジネス以外では永住権を持った人しか行かれないので。予定しているツアーにしても来年以降だそうで。

その向かいにはインドネシア(ユーツアー)のブースがあったけど、インドネシアもまだ国内移動の制限が緩和された程度で観光客が行かれる感じではないとのこと。しかたないので今はクルーズ船を建造中だそうで。

まあ、今年はイベントの内容がどうであれ、開催できただけでも御の字でしょう。

マリンダイビングフェア2020の会場風
来場者もお昼過ぎはまばらでした。
マリンダイビングフェア2020の会場風
奥にMIC21の即売所があって例年なら通り抜けるのも苦労するほど混雑するのだけど今年は…。

ガルーダ・インドネシア航空のお知らせ

タイ航空が新型コロナウイルスの世界的な拡大を受けて破産したそうですね。今後も運行は続けるようだし、何らかの形で存続するとは思うけど、経営再建は需要の回復次第。我が国でも国際線の比重が大きいANAなんかも厳しい状況だと聞くし、早くウイルス禍が治ってもしいものです。

そんな中、ガルーダ・インドネシア航空からお知らせメールが届きました。

ガルーダ・インドネシア航空のお知らせ

以下、最近話題のDeepL(無料版)による翻訳です。

大切なお客様へ

ガルーダ・インドネシア航空は、2020年5月7日よりインドネシアのレッドゾーンを発着する国内線を運航しております。

イード・ムバラク・シーズン中の交通規制に関する2020年運輸大臣規則第25号を通じた政府の方針に基づき、2020年のGugus Tugas Percepatan Penanganan COVID-19 letter SE No.4を参照して、ガルーダインドネシア航空は以下のような特定の基準を持つ乗客にのみサービスを提供しています。

– 政府機関や民間企業に勤務している乗客。
– 緊急の健康管理を必要とする患者。
– 差し迫った家族へのお悔やみの訪問。
– 政府機関、民間企業、大学などが主催する特別送還。

この他にも、すべての乗客は必要書類を持参し、チェックインカウンターで提示しなければなりません。用意しなければならない書類は以下の通りです。

– 旅行証明書(ここからダウンロードできます)
– 企業/機関(政府/民間部門)からの旅行証明書
– 健康診断書(COVID-19フリーステートメントレター
– 身分証明書(KTPまたはその他の有効な個人情報)。

要件の詳細、旅行のための乗客の基準、および他のガルーダインドネシアの運営方針のための “詳細情報 “をクリックしてCOVID-19アウトブレイクの影響を受けています。

私たちはあなたが健康プロトコルに従うことをお勧めし、空港やフライト中にマスクを着用し、また、物理的な距離を維持するように、当局によって取られたすべての措置に従うことをお勧めします。

ガルーダ・インドネシア航空をご利用いただき、誠にありがとうございました。

要するに、政府関係かビジネス利用、そして特別な理由がある人に限り、所定の条件を満たせば乗れるということらしいです。

まあ、どんなにインドネシア好きでもこの時期にダイビングとかのレジャーで行こうなんて人はいませんよね。いや、そもそも国際便が運休したままか…。

ダイビング代金前払い

東京における1日の新型コロナウイルス感染者数が遂に100人を超えました。厳しい局面です。医療崩壊を防ぐべく、この先、無症状者や軽症者は入院ではなく隔離処置になるようだけど、医療関係者や人工呼吸器等は急には充足できないのだし。

私自身はもしこれで死んでも天命だと思うのだけど、人一倍丈夫な私が無用心で感染して逼迫する医療リソースを使わせたりウイルスを媒介してしまうのは嫌なので、やはり無用な外出は控えます。

ただし、深刻なのが飲食店などの産業。この状態が続けばそうそう長くは持ち堪えられない店も多いので「先払い」が話題になっていますよね。良いアイディアです。

そしてこれ、私も以前に考えていました。

ダイビングサービスの錬金術』

苦境下では主にリピーターからの支援金を兼ねた利用料金先払いで食いつないでもらうのが良かろうと。客側も信頼する馴染みのお店に潰れられては困るから。

今、私が好きなフィリピンやインドネシアのダイビングサービスのすべてが営業を停止しているはず。国際線もまともに飛ばないし、入国後二週間の隔離を覚悟でレジャー渡航する人はいませんよね。いや、そもそもどの国もロックダウン中だし。でも、その間も店舗の賃料などの固定費がかかるなら、いつまでも耐えられませんよね。国内のサービスだって場合によっては同様の憂き目に遭います。そこで前払いが有効なわけです。

水中カメラマンのイラスト

ただし、新型コロナウイルスの拡散がいつごろ収まり、移動の制限が解除されるかは誰にも解りません。下手するとスキューバダイビング業界全体が一旦は壊滅のようになるかも…。

引退

久々の投稿です。エイプリルフールではありません。だったら良かったのだけど…。

本来なら今週末はマリンダイビングフェア2020が開催される予定だったものの、7月に延期になっています。

延期は東日本大震災が発生した2011年以来。ただし今回の影響はそれ以上ですね。何しろ海外旅行が難しい状況なので。このイベントは大幅に規模縮小、もしくは中止になるかもしれません。

そして、私もこれを機にダイバー引退かも。まあ宣言してすっぱり辞める必要はないものの事実上そうなります。私が好きなフィリピンやインドネシアには当面行かれないし、国内に出向こうって気にもならないので。

それにウイルス対策が長引けば店をたたまざるを得ないダイビングサービスも国内外でたくさん出てくるだろうし。いずれ状況が落ち着いた頃には馴染みのサービスが存続していないという…。

ならばと更新が迫っていたダイバー保険も解約しました。早く引退宣言を撤回できる日が来れば良いけど。

APECOのその後

11月23日(土)、フィエスタ・デ・エスパーニャ2019の後にロングステイフェア2019に行ってきました。今年は開催場所がビッグサイトではなく水道橋。こちらの方が行きやすくていいですね。駅からも近かったし。

私の目当てはインドネシアとフィリピン。先々、移住とまではいかなくても冬の間や花粉症シーズンの拠点にしたいなと思って。

で、いつものHalo Haloのブースに立ち寄り、APECOの現状について尋ねました。まずは600人限定という定数がどうなったかというと「もうすぐ無くなりそう」とのこと。去年もそんなことを言っていたから伸び悩んでいるのでしょうね。

APECO フィリピン特別永住権

そしてオーロラ州の例のリゾートの完成具合はというと、「1棟が完成間近」という段階だそうで。ただし近くに街はなく、リゾート内にもレストランの類は整備されていないので、まともに機能するのはずっと先だそうな。

さらに交通に関して改善されたのかも訊きました。何しろかつてはマニラ空港から車で片道8時間ほどかけていくしかなかったから。でも、今では近くに空港が出来たのでマニラから空路で30〜40分、そこから車ではそう遠くないそうで。とはいえ飛行機はチャーターで飛ばす必要があり、往復5万円とのこと。

つまり、このAPECO特別永住権プログラムはもともと「開発資金を出してくれた人にリゾート利用権の特典付きでフィリピン永住権を与える」という名目だったけど、もはやリゾート開発の方は頓挫しかかっていて、単に「永住権を買ってください」という状況のようです。Halo Haloも問い合わせに対して「リゾートには期待しないで」と言っているとのこと。まあ、フィリピンだもんな。何事も計画通りにはいかないのも無理はありません。

だとしたら、このAPECOは「永住権の取得にあれこれ便宜を図ってくれるけど費用は割高」ってな位置付けになるのかな。そりゃ申し込みも伸び悩むわけだ。もともとリゾートには期待できなかったにせよ、恩恵が目減りするのでは不安ですよね。

で、しばし会場を見て回り、タイへのロングステイの話も聞いて、最後にセブポットを4冊貰って帰ってきました。

インドネシア市民友好フェスティバル2019

台風21号(ブアローイ)が発生しました。19号(ハギビス)の被害も癒えていないのに。

台風19号(ブアローイ)の予想進路
気象庁のHPより

この進路図では東に反れて上陸しなさそうだけど、もうすぐ低気圧に変わりそうな20号とともに大雨を降らせようものなら、また各地に追加被害を出しかねず要警戒ですね。


代々木公園のインドネシア市民友好フェスティバル2019に行ってきました。思い起こせば5年前はデング熱の騒動があって中止され、両生類などの食虫生物もろとも駆除されたのだよな。

今年食べたのはまずナシ・スペシャル。要するに全部盛りプレートですね。

インドネシア市民友好フェスティバルのナシ・スペシャル

次に山羊肉の串焼き。甘い味付けでした。

インドネシア市民友好フェスティバルの山羊の串焼き

そして揚げシュウマイ。中身ぎっしりでサテソースたっぷりです。

インドネシア市民友好フェスティバルの揚げシュウウマイ

他にも、ビンタンビールのブース(オフィシャルバー)のお嬢さんがとても可愛かったものの、この日は飲む気がなかったの呼び込みを振り切ってパスしました。ビールあまり好きじゃないし。アラックなら飲んでたかもしれないけど。

ステージプログラム。

インドネシア市民友好フェスティバルのステージ

最後にインドネシアンフードを。これでサンバルソースを補充できました。

インドネシア市民友好フェスティバルのお土産
左上はタピオカのクラッカーです

Coral Reef Crustaceans: From Red Sea to Papua

台風19号(Hagibis)の接近にともない私の住む街にも避難警報(Level 4)が出ていたものの、川からは遠いこともありまったくの無事。いつもの大雨と変わりませんでした。そもそも新百合ヶ丘はその名の通り丘ですからね。

ただし、広域的には多数の死傷者や堤防の決壊、浸水など各地に大きな被害をもたらしました。しかも今日は雨です。追い打ちにならなければいいけど。

そしてもちろんこれで台風が打ち止めではありません。毎年25個前後の台風が発生するので、あと1個ぐらいは日本に来ないとも限りません。

近年、海水温が上がっている以上、これからも毎年強烈な台風が発生し、その中のいくつかは日本の各地を襲うと思われます。

原因のどこまでが文明によるものかはわからないけど地球温暖化は紛れもない事実。いよいよ厳しい時代に突入したのかもしれません。


Coral Reef Crustaceans: From Red Sea to Papuaという図鑑(英語)を買いました。名前の通り甲殻類(Crustaceans)に絞った本です。全130ページで900種以上が掲載されています。

Coral Reef Crustaceans: From Red Sea to Papua

内容はこの通り、1ページに8枚の写真が紹介されています。

Coral Reef Crustaceans: From Red Sea to Papua

著者はA.S. Ryanskiyとなっているけど、前書きによれば一人で撮影したわけではなく、ダイバー、フォトグラファー、サイエンティストで持ち寄った写真を編纂したとのこと。なるほどね。

これで私の甲殻類識別能力が上がりました。とはいえまだまだ不十分だけど。例えばバサラカクレエビ(Crinoid shrimp類)のバリエーションはまだまだたくさんあるし、それらが単なる色違いなのだ別種と認められるのか判断するには情報が足りません。甲殻類のきりのなさは同じ節足動物である虫の世界に近いのかも。

なお、印刷されたペーパーバック版は¥3,511だけどKindle版なら¥1,339。旅先にも持っていかれるので買うなら断然Kindle版ですよね。

Red-top prawn

アンボンのナイトダイビングで見つけたRed-top prawn。和名は知りません。

Red-top prawn

3月に使ったDIVE into AMBONのナイトダイビングで使っているサイトは一面砂地でした。私はガレ場のナイトが好きなのだけど、もちろん砂地もOK。

一見殺風景だけど、海底から1mほど浮いて水中ライトを地面に当てると青い光の点が見つかります。そう、海老の目です。あとはライトを照らしたままゆっくり近づけば、しばらく砂に潜らずに全身写真を撮れたりします。

土遁の術

アンボンのタコ。

アンボンのタコ

上手にカモフラージュしたつもりでも私の目は誤魔化せません。日本人にとってタコは重要な食料だもの。

アンボン島の東で地震発生

26日朝、インドネシア東部マルク諸島でM6.5の地震が発生し、20人が死亡したとのことです。Facebookにも情報が流れてきていました。

今年の3月に利用したアンボンのDIVE into AMBONは、リゾートとスタッフの住居が深刻なダメージを被ったようです。

他方、Spice Island Dive Resort(旧Maluk Divers)の方は大丈夫だったようです。

Spice Island Dive Resort
埋め込みできなかったのでスクリーンショットを。プライバシー設定の関係かな

震源がアンボン島の北東37Kmとされているので、島の比較的東側にあるMaluk Resort & Spaは西側のSpice Island Dive Resortよりも被害を受け易かったのかもしれません。

犠牲者にはご冥福を祈るとともに、これ以上被害が増えないことと、速やかな回復を願います。

UMA

3月のアンボンの写真を見返していて、これが見つかりました。

謎の物体

わざわざ撮った以上は見つけた時に何かの生物だと思ったはずだけど思い出せません。ウミウシ?海藻?スコーピオンフィッシュのヒレかな?

ウミウシ図鑑セット

Rush

砂埃を巻き上げながら砂に潜ろうとしているツバメガイの仲間。

ツバメガイの仲間

実際のところ、砂埃風に見えるのは白い何かの物質です。ツバメガイはそれを食べているのかな。

受け口

よく見たらえらく受け口なハゼ。

ガラスハゼ?

ムチカラマツにからは離れていたけどガラスハゼ、もしくはその近縁種かな。

屋根なし

先日の台風15号は家屋が大破したり鉄塔が倒れて停電が続いていたりと、これまでにないような破壊をもたらしました。地球温暖化の影響ですね。

ただし、温暖化の理由ははっきりしておらず、人類文明の結果なのか自然現象の一環なのかは解らないし、複合的かもしれません。とはいえ海水温が上がっていることは確か。海水温1℃は地上の気温の4〜5℃に相当すると聞くので、今後も台風の規模や威力は上がっていくでしょう。


こちらはアンボンで見つけたウミウシ。名前は調べていません。

ウミウシ

白い繊維状の何かの中にいました。穴に落っこちたのか隠れたのか、食べているのかは解りません。

フリーダイビングが流行ってる?

最近、フィリピン人と話していたら「フィリピンでもフリーダイビングが流行ってきている」と言っていました。なるほど、潜るだけならフリーダイビングはお手頃だもんな。インドネシアでも力を入れているみたいだし。いずれフィリピンでも大会が頻繁に開かれるようになるかもしれません。グランブルーの世界ですね。

そこでふと気になったのがバジャウ族の存在。フィリピン、インドネシア、マレーシアなどの海上のボートハウスで暮らしている少数民族の。先祖代々海で暮ら続けている彼らは脾臓が大きく発達していて、素潜り猟の際に最大水深70メートル、時間にして10分以上も留まれると言われています。Static Apnea(プールにうつ伏せに浮か競技)でも世界記録は11分35秒なのに。

バジャウ族の漁
NHKスペシャルのページより

よって、もしバジャウ族のそれが本当なら、彼らが本格的にトレーニングしてApnea競技に参加したら、ぶっちぎりじゃなかろうか。

バジャウ族は難民化しているとも聞くけど、競技で名を上げれば環境は変わるかも。それとも彼らは競技のような俗的なことには関心がないのかな。

DIVE INTO AMBONのダイビングマップ

DIVE into AMBONのダイビングマップです。

DIVE INTO AMBONのダイビングマップ

以前に使ったMALUK DIVERSは湾内にあったのでもっぱら内海専門っぽかったたけど、DIVE INTO AMBONは外海に面しているので外洋のダイビングサイトが充実しているようです。稀に外海でもPsychedelic Frogfish(アンボンカエルアンコウ)が見つかるそうで。

Psychedelic Frogfish

3月のアンボンではPsychedelic Frogfish(アンボンカエルアンコウ)にあえなかったので代わりにDIVE into AMBONのカメラルーム内の壁にかかっていた写真を撮ってきました。

Psychedelic Frogfish

これでアンボンツアーでは通算1勝2敗です。3年前に見られてよかった。

アンナウミウシ。南の海にはありふれた種の一つですね。

アンナウミウシ

ひらひらのパーツの下には牙のような突起があるけど、もちろん違います。カタツムリ風に言えばツノかヤリかな。飛び出た目玉はありません。

Come on

胸ビレで「さあ来いよ」とこちらを挑発するジョーフィッシュ。

Jawfish、アゴアマダイの仲間
顔はオレンジっぽい褐色なので体もそうかと思いきや、まさかの青ボディ

よく見たら向こう側の胸ビレも同じポーズでした。

Jawfish、アゴアマダイの仲間

Spider Crab

Spider Crab、イボイソバナガニ。

Spider Crab、イボイソバナガニ

独特のフォルムをしているので正面顔を撮ってみたいけど、そうするには二人掛かりになってしまいますね。ムチカラマツを固定する人が必要なので。

Mantis shrimp

Mantis shrimp、シャコの仲間。

Mantis shrimp、シャコの仲間

シャコと言えば先日実家に帰省した際に、博多で食べた寿司。1.5人前ランチにシャコを2貫足していただきました。美味かった。

すし鮮の1.5人前ランチ+シャコ

築地すし鮮って全国チェーン店だと思うけど、福岡4店舗限定のWebサイトがあるので、メニューなんかも東京のお店とかとは違うのかな。おかげでシャコにありつけたのかも。

黒銀河

これ、ギンガハゼですよね?上皇陛下が命名されたという。

ギンガハゼ

上皇陛下、ご譲位によって研究にたくさん時間を割けるようになっておられるといいですね、

Cannibalism

この日、海底に二匹のマダライロウミウシを発見。しかも前後につながっています。右脇どうしをくっつけていれば交接だけど、この場合は共食いですよね。片方が相手を尻尾から飲み込もうとしていると。

マダライロウミウシの共食い

他の種類のウミウシならともかく、自身の子孫を残してくれるかもしれない同種の他の個体を食うとは…。

腕組みしてます

名前を調べる気にもならないけどウミウシ。

ウミウシ

仰向けに寝転がっているように見立てると、5対の腕(?)をことごとく組んでいます。

もうちょっと工夫して撮れば、フォトコンに出して笑いを取れたかも知れないなぁ。

ゴミくず

アンボンの海域には不快極まりない汚い場所があります。あらゆる生活用品が海に打ち捨てられ、一切清掃もされていないという。なぜかダイビングサービスはそこにいきたがるのですよね。

この日は釣り糸の先の釣り針が膝当てに掛かって往生しました。

そんな中、海底で見つけたこちらのゴミくずのような塊。何が何だかわからないけど、ごそごそと動きます。

Decorator Crab

そんなわけで角度を変えて撮ったのがこちら。

Decorator Crab

カニの正面です。黒い両目が見つかります。