Disney+の字幕問題

Disney+で不満が多いのが字幕が大きすぎるというもの。先日も博多華丸さんか大吉さんのどちらかが、たまむすびの番組内で話していましたよね。

でも、これ設定で変えられます。

DIsney+の字幕(デフォルト)
デフォルト状態。字幕がこんなに大きいとゲンナリしますよね

私がよく使っているAppleTVの場合、以前はアプリ内で設定を変える方式だったけど、今ではAppleTVの「設定」アプリから変更する方式に変わっていますね。

「設定」アプリを起動して、まずは「アクセシビリティ」を選択。

AppleTVの「設定」アプリの起動画面

次に「標準字幕とバリアフリー字幕」を選びます。

AppleTVの「設定」アプリで「アクセシビリティ」を選んだ画面

さらに「スタイル」を選択。

AppleTVの「設定」アプリで「標準字幕とバリアフリー字幕」を選んだ画面

「スタイルを編集」を選択。

「新規スタイル」を選択。

AppleTVの「設定」アプリで「スタイルを編集」を選んだ画面

するとスタイルに名前をつけたり、フォント、文字サイズ、色などを選べます。

AppleTVの「設定」アプリで「新規スタイル」を選んだ画面

文字サイズを「中」、背景の不透明度を0%、テキストエッジスタイルを「ドロップシャドウ」に設定した場合の画面がこちら。

DIsney+の字幕(中)
文字サイズ中。これぐらいがちょうどいいかな

ちなみに文字サイズを「小」にするとこんな感じ。

DIsney+の字幕(小)
文字サイズ小。こうなると読みづらくなります

さて、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(Guardians of the Galaxy)、面白いですよね。今回のホリデースペシャルも最高でした。特にドラックスが。

それとクリスマスの歌も秀逸。「サンタはスーパーパワーの持ち主で、全世帯を14時間以内で周る」とか。

マーベル映画、エンドゲーム以降はもうお腹いっぱいって感じだけど、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのシリーズだけは無条件に楽しめそうです。

保存版ゾンビランドサガ

今年の初め、うっかり見始めてハマってしまったのが『ゾンビランドサガ』。

ゾンビランドサガのロゴ

そこで、いつでも見返せるようにAmazon prime videoをMacでキャプチャし動画データにしました。prime video、いつの間にか見放題が終わってたりするから(実際、今はそうなっている)。もちろん個人用です。ネットに上げたりはしません。

でも、prime videoの動画は最後に次の番組のサムネイルが表示されるのですよね。まあ、それはいいのだけど次回予告の最後1秒ぐらいが切れてしまうのが気に入りません。差し支えないといえばそうなのだけど…。

で、今月、U-NEXTに加入したらゾンビランドサガゾンビランドサガ リベンジもラインナップにあったので、こちらでキャプチャし直しました。ただし、U-NEXTは最初の数秒間、再生のバーが表示されます(prime videoでも表示されるけどCMが入るので本編の開始時には消えている)。そこでprime video版の前半にU-NEXT版の後半を繋いで1話を完成させることに。

とはいえ、QuickTime Playerの編集機能では動画を繋げられない(昔のQuickTime Proではできたのに)のでiMovieを使う必要があります。iMovieにprime video版を読み込んでAパートのアイキャッチの直後でクリップ分割。Bパートを捨てます。そこにU-NEXT版を追加して重複するAパートを削除。これを.movに書き出します。

でも、.movは無圧縮なのか24分の番組が10GBを超えるので、HandBrakeで圧縮し、200MB程度にして完成です。

ety tv macOS 64bit

Macの定番ビデオキャプチャアプリであるEyeTVがアップグレードされました。前のバージョンは32bitアプリだったらしく、最新のmacOS Catalinaでは使えなかったのですよね。

eye tv macOS 64bit icon

Catalinaリリース以降、ずっとこれを待っていたので早速サイトにアクセスしてアップグレードしました。

以前のバージョンのキーコードは使えず、€25,17(3,000円ちょっと)で買い直しになるけど、さほど高額でもないのでまあ良いでしょう。

PayPalで購入を済ませたら、PayPal内のリンクをクリックしてインストーラーをダウンロード。インストールもあっさり完了、無事アプリが使えるようになりました。

私がリポートしておいた日本語が表示されない不具合ももちろん解消されています。

これで私もようやくCatalinaに完全移行できそうです。

macOS 10.15.1アップデート

macOS 10.15.1アップデートの配布が始まったのでさっそく適用したところ、懸案だったホームシェアリングが設定できるようになりました。

ホームシェアリング設定
アップデート前の設定画面。何度試してもホームシェアリングをチェック状態にできませんでした。

以前は何度設定を試みてもチェックボックスがチェック状態にならなかったけど、今回は設定を試した際に「デバイスの上限を超えました」のダイアログが表示されました。なるほど、アップデート前はこのメッセージが出なかったから対処できず、何度試してもホームシェアリングを有効化できなかったわけだ。

原因が解ったのでMacBook Air 2011の認証を解除して枠を空けてから再度試したところ、無事、この問題が解決しました。

ならば残すはEyeTVの64bit版のみ。それさえリリースされれば私もCatalinaに全面移行できるのですが…。

XOR for Windowsをリリース

XOR for WindowsをMicrosoft Storeにてリリースできたので、ようやくWindows版とMac版が揃いました。

App icon of the XOR

XORは「PDF比較アプリ」と呼ばれるPCソフトウェアです。印刷物や配布用のドキュメント制作では少しずつ内容を修正しながら完成を目指すので、修正の前と後のPDFを見比べる機会が多々あります。PDF比較アプリはそれを助けるツールです。

この分野のNo.1は何と言ってもProof Checker Pro。最高峰です。ただし1ライセンス100万円超で大きな組織しか導入できません。しかもUSBドングルによるコピープロテクトが施されているため一度に一人しか使えない仕様です。

No.2はAdobe Acrobat DC PRO。普及度でいけばProof Checker Proよりも圧倒的に多いものの、こちらのPDF比較の精度はProof Checker Proほどではありません。うまくいくときもあれば、いかないときもあるといった感じです。

ならばNo.3は何かというと、これがどうにも。少なくとも私が過去に務めたY社やI社では上記の2製品以外を使っている話は聞かれませんでした。

いや、「PDF比較」で検索すると「DiffPDF」や「WinMarge」など、有償無償いくつかのアプリが見つかります。そこで見つけるたびに試してみるのですが、比較精度、使い勝手、プラットホーム、価格のどれかに満足できず、決め手が欠ける気がします。

そこで、私が長年、取扱説明書の制作者として従事した経験と近年の業界動向を踏まえた理想のPDF比較アプリとしてXORを設計、開発しました。

XORの主な特徴は以下。

  • 差異を100%検出
  • 設定いらずの簡単操作
  • サブスクリプション(2,000円/月)
  • 1ヶ月の無料試用期間あり

つまり、Proof Checker Proには手が出せない中小の制作会社や印刷会社、個人事業主のドキュメント制作者でも導入でき、廃業や休業で不要になれば解約できます。再契約も自由です。それでいてAcrobatのように比較漏れも発生しません。よって、少しでも関心のある方は無料で1ヶ月お試ししてみてください。

また、親戚や知人にドキュメント制作や印刷業、メーカー企業の取説担当者などがいれば、是非紹介してあげてください。Proof Checker PROとAcrobatは別格として、3位グループの中ではXORは最も有力なPDFアプリだと思うので、きっと感謝してもらえるはずです。

Catalinaやめました

恐れていた通り、台風19号(Hagibis)はやや西側の進路を辿りそうです。ならば東京を最大勢力で直撃し、甚大な被害が出るやもしれません。最大限用心しましょう。

もちろん代々木公園の九州観光・物産フェア in 代々木2019九州ビアフェスティバル2019 東京会場は中止決定です。


修理に出していたMacBook Air 2018が戻ってきました。ロジックボードが交換されたはずだけど、SSDもクリアされていましたね。まあいいけど。

さっそくTime MachineのバックアップからmacOS Mojave環境を外付けHDDに再現。そちらで起動してmacOS Catalinaをダウンロード後、本体のSSDにクリアインストール。Time Machineからアカウントやデータ類を復旧して新しいOS環境が完成しました。

とはいえビデオキャプチャアプリのEyeTV 3が32bitだったらしく、Catalina上では動作不能です。これは痛いなぁ。メーカーは64bit版も出すようなことを言っているけどあてにはなりません。

EyeTV 3のアイコン

それだけなら良かったのだけど、macOS Catalina自身のホームシェアリングがONにならないことを発見。iCloudのパスワードを正確に入力しているのに。結果、iTV(旧iTunes)で管理している動画をApple TVで見られるようにできませんでした。

これが決め手となり、macOS Catalinaの使用は当面やめることに。次のアップデータが出たらまた試すことにします。もうしばらくはMojave生活が続きそうです。

MacBook Air死す

金曜日、MacBook Air 2018が起動しなくなりました。macOS X 10.15 Catalinaのコールデンマスターが開発者向けに公開されたのでクリアインストールしようと思っていた矢先だったのに。

仕方なくAppleストア表参道に翌日の予約を入れ、本体を持参して見てもらうことに。すると「ロジックボードの故障」とのこと。まあ、昨年の発売直後に購入した初期ロット機なので、そういうこともありましょう。クラムシェル利用時のスリープから回復しなかったり、稀に勝手に再起動がかかったりしていたので。

ただし、困ったのが「修理の所要日数に3〜4日必要」と言われたこと。しかも代わりのマシンの貸し出しは行なっていないそうな。この点は残念ですね。ならば一週間ぐらい不自由するなぁ。でも、メモリもSSDもカスタマイズしてあるので、仮に交換となったとしても日数が必要だったでしょう。

それに1年の保証期間が来月には切れるので、このタイミングで故障して無償修理に出せたのはラッキーだったと言えるかもしれません。

MacBookAirの修理状況なお、表参道に出向く前に下北沢のイベント「下北沢×神奈川地酒×小田原」祭りに立ち寄ってみたけど、小ぢんまりして魅かれるものがなかったのでスルー。小田原という括りではイベント出店の交渉も厳しいのかも。

結局、シモキタシュリンプで海老味噌まぜそば(1,000円)をいただきました。相変わらず美味し。

シモキタシュリンプの海老味噌まぜそば

Seagate 8TB 内蔵HDDの交換品

AmazonでSeagate BarraCuda 3.5″ 8TB 内蔵HDDを購入したものの動作不良。返品して返金してもらおうかと思ったものの、交換を勧められたので一度は応じることにしました。

Seagate BarraCuda 3.5" 8TB 内蔵ハードディスク

代替品は交換手続きの翌日に到着。前回は封筒の梱包だったけど、今回はおなじみのAmazonの箱に入っていました。衝撃対策に念を入れたのかも。

そして前回と同じ機器構成でファイルコピーを試したところ、2TB超のフォルダも問題なくコピーできました。よって前回のHDDが不良品だったってことですね。

Amazonによるネット通販の利点はいろいろあるけど、その一つは返品、交換が簡単なこと。実店舗で購入した場合、レシートを取っておかないといかないけど、Amazonの場合は返品情報のプリントアウトを添付してそっくり送り返すだけです。しかも返品にはたっぷり猶予があって期間中に送り返せばいいし、返品が完了せずとも手続きをすればすぐさま代替品が送られてきます。

Seagate 8TB 内蔵ハードディスクは使えず

AmazonでSeagate BarraCuda 3.5″ 8TB 内蔵ハードディスクを購入しました。バックアップ用です。

Seagate BarraCuda 3.5" 8TB 内蔵ハードディスク

早速、手持ちのHDDケースに装着してMacに接続してフォーマット。

次に手狭になった現在のバックアップ用HDDからデータのコピーを始めたら数十分でエラー終了。

まあそういうこともあろうかと思い、再度コピーを試みたものの超低速。よってコピーの終了操作をしてMacを再起動したところ、以後まったくマウントされなくなりました。

HDDケース側の問題という可能性も考えられるので、別のHDDを挿して試したところやはりマウントされます。よってこの8TB HDD個別の問題なのでしょう。

てなわけでAmazonに返品しようと思ったけど、同商品への交換を勧められたので応じることにしました。日数はかかるし同じ結果になりそうな気もするけど、交換品でもう一回試してみようと思います。

XORに新機能が付きました!

私が開発したPDF比較ツール『XOR』Version 1.1をリリースしました。変更箇所は以下の通りです。

  • 囲みの機能を追加
  • マスクの機能を追加
  • 細かい不具合を調整

囲みは「見つけた変更箇所をマーキングする機能」です。

マスクは逆に「変更がなかった箇所を覆い隠す機能」です。なお、

囲みとマスクはPDFを並べて表示した状態に戻したり、書き出したPDFやプリントアウトにも反映されます。

と、テキストで説明されても想像できないかもしれないので、こちらの動画をご覧ください。

そして印刷業やドキュメント制作に携わっている知り合いがいれば、ぜひ紹介していただけないかと。このツールを使えばきっと彼ら彼女らのお仕事が楽になるので知らせたことを感謝してもらえると思うので。

スクリーンレスメディアの発展を望む

TBSラジオの荻上チキ Session 22を聴いていてScreenless Media Lab.なるサイトの存在を知りました。彼らによると、近頃耳で聞く音声情報の有効性が注目されてきているとのこと。同感です。表示される情報だと利用中ずっとスクリーンに向き合う必要があるから。

Screenless Media Lab.

それに音声には大きな利点もあって、例えば私はこのblogなどでテキストを書いた際、時間に余裕があればMacやiPhone、iPadのスピーチ機能を使って読み上げさせています。黙読だと脳で補正しながら読んでしまうけど、音声なら「てにおは」や文法のおかしな言い回しなどにも容易に気づけるから。

ただし、現状だと固有名詞や複数の読み方がある漢字などはかなり読み間違えます。例えば「悠仁様」は「ゆうじんさま」、さんざんニュースに登場する「辺野古」も「へんのいにしえ」と読んでしまうのですよね。私のアプリ「XOR」も「ゾー」だし。

よってWebの世界に読み上げ用のマークアップが導入されるのを心待ちにしています。例えばこんな感じに書けば読み間違われなくなるような。

  • <phonic><pb>辺野古</pb><pt>へのこ</pt></phonic>
  • <phonic><pb>XOR</pb><pt>エックスオーアール</pt></phonic>

ちなみに「phonic」は辞書によると「音(声)に関係のある」という意味らしいです。他にいい案があればもちろん置き換えてもらって構いません。

また、こんな指定もできるといいかと。

  • <p>このたびの改元は英語圏メディアでも「<phonic lang=”en”>Reiwa era began</phonic>」と報じられました</p>

日本語の文中に英文を挿入したい場合に便利です。そこだけ意図的に英語の読み上げエンジンで読ませられるようになると。もちろん他の言語の組み合わせもあり。英文は漢字ほど読み間違いがないにしても、文中で外国語を引用することはあるだろうし。

もっと言うと、こちらも。

  • <phonic lang=”ja” dialect=”osaka”>なんでやねん</phonic>
  • <phonic><pb>何ばしよっと?</pb><pt lang=”ja” dialect=”hakata”>なんばしよっと?</pt></phonic>
  • <phonic lang=”en-au”>I go to hospital today.</phonic>

そしてニュースサイトやテキストメインのWebサイトでは必ず「読み上げボタン」が設置されて、クリック(タップ)するとマークアップを踏まえて一連のテキストが読み上げられるようになってほしいです。

もちろん記事の書き手は読み上げが怪しい箇所に対してことごとくタグ付けする必要があります。どのエンジンでも同じように読み上げさせるのは大変だけど、ある程度までは作業を半自動化できるでしょう。

これ、地道な作業だけど将来に向けて大事なステップだと思うのですよね。例えば2001年宇宙の旅のHAL 9000やスタートレックのコンピュータを実現するためには避けて通れないだろうと。

しかも現存するテクノロジー水準でも仕様を策定して音声読み上げエンジンとWebブラウザのメーカーが対応してくれさえすれば割とあっさり実現できそうな気がするし。

ELECOMのワイヤレスキーボードが使えなかった話

私のMacBook Air(2018)はBootCampを使ってWindows 10を入れて、必要に応じてWindows環境を使えるようにしてあります。

それは完全なWindowsとして動作するもののキーボードがMac版のままでは不便です。なにしろMacにはPrint Screenはないし、Ctrキーの位置も違うからショートカットを押し間違えやすくて。

そこでこちらのキーボードをAmazonで購入。これを選んだ理由はテンキー付きでキーストロークが浅いものが欲しかったので。

ELECOMワイヤレスキーボード TK-FDP099TWH

でも、接続を試みたものの成功しませんでした。

まず、Mac環境で繋ごうとしたらキーボード設定アシスタントが表示され、[Z]キーを押せと促されたので押したけど反応なし。しかたなくその画面を閉じたら、以後はアシスタントがまったく表示されなくなりました。設定が完了していないのだからキーボードは使えるようにはなりません。

それでもWindows環境で使えさえすればいいのだからOSを切り替えて試したけど、ドライバーのインストールまでは成功しているっぽいものの、所定の[Fn]+ [Q]で無反応。やはり繋がらないようです。

原因はわかりません。MacBook AirのUSBポートはType-Cだけなので受信機をHUBに接続しているからかもしれないけど、ともかく私の環境では使えないようです。動作条件に「MacBook Air(2018)非対応」とは書いていなかったはずだけど、検証がされていなかったのかも。

まあそういうこともありましょう。返品させてもらいます。こんなことになるとは思わずAmazonの箱と緩衝材を潰してしまったので面倒だけど…。

代替品は有線にしようと思います。その方が無難そうだから。

iMacを捨てないと

先日、こちらのチラシが自宅のドアの郵便受けに入っていました。

廃品無料回収のチラシ

「壊れていても大丈夫」だそうな。無料回収品目はこちら。

廃品無料回収の対応品目

そんなわけでiMacを捨てることにしました。1年前にGPUが故障して満足に使えなくなり、修理には中古の上位モデルを買う以上の費用がかかりそうだったので、いい捨て方を探していたのですよね。普通だと有料なはずだし。

よって渡りに船。すでにHDD(1TB)は抜いてあったので、箱詰めしてチラシを貼って回収してもらいました。

無料回収してもらったiMacなど
iMacの箱の後ろの黒い物体は液晶テレビ

ついでに32インチの液晶テレビも一緒に。業者の人は見つけた時に嬉しくなったかもしれないけど、アナログなので放送は写りません。それでもAmazonのFire TV StickやGoogleのChromecastを使えば専用機にはなるけど。

この手の業者、動くものは再販、動かないものは部品取りやリサイクルに回すのでしょうね。どうにもならないものが真っ当に廃棄されているかは解らないけど、その点を信じるならいいサービスです。

XOR 《PDF差違検出ツール》

先日、自身で企画して開発したMacアプリ『XOR』をリリースしました。

XOR's App icon

Mac App Storeバッジ

このアプリは商用のドキュメンテーション分野に向けたユーティリティで、簡単に言えば「間違い探しアプリ」です。修正前と後のPDFを重ねて微細な差異を100%の精度で検出します。

以前、こちらのPhotoshopプラグインを公開したけど、これだと1ページずつの比較になってしまい冊子ものの比較には向かなかったので、その課題を解決すべく単体のアプリとして実現しました。

サブスクリプションですが30日の試用期間があるので、よかったら試してみてください。テストデータはこちらをどうぞ。

PDF icon
サンプルPDF(zip)

使い方はPDFを二つ選んで表示させたらスペースキーを押すだけです。詳しくはサポートサイトでご確認ください。

MacBook Airがちょっとだけ快適に

最近このblogで使っているAmazonJSプラグインが上手く機能しません。Amazonの商品リンクを貼ろうとしても検索はエラーになるし、過去に貼った商品リンクもホイールが回ったまま。Amazon側で仕様変更があったのでしょうかね。Amazonアソシエイト本家で作ったリンクなら表示されるけど…。


昨年11月にMacBook Airを買って以来、32インチの外付けモニタに繋ぎ、本体の液晶モニタを閉じたクラムシェルモードで使用してきたのですが、問題がいくつかあります。

まず、スリープ中に時々外付けHDDのアンマウントとマウントが起こります。他にも、スリープすると外付けキーボードを操作しても復帰しないし、液晶を起こして本体側のキー操作をしても復帰しないことも。スリープのはずが勝手に終了することがあるようです。おそらくT2セキュリティチップが余計なことをしているのでしょう。

Macbook Air 2018

で、スリープさせた後、いちいち液晶を開くのが面倒だったのでこちらの商品を買いました。液晶を常時オープンにしておくためです。机上に置くと邪魔だから。

さっそく組み立てて設置した結果、外付けキーボードから確実にスリープ復帰できるようになりました。スリープ中の勝手な終了も出なくなりましたね。

ただし、外付けHDDの不意なアンマウントだけはいまだに起こります。これだけは鬱陶しいなぁ。その度にアラート音が鳴って、画面が明るくなるので、夜中だと邪魔なのですよね。昔のMacBook Airでは起きなかった現象なので早く改善してほしいものです。

過充電防止は必要?

先月購入したMacBook Airをクラムシェルモードで使っているのですが、夜中に定期的にアラート音が鳴ります。

Macbook Air 2018

かつては「HDDの不用意な取り外し」が起きるたびに鳴っていたけど、その後のOSアップデートによって不要な取り外し自体は少なくなったので何事かと思ってモニタを開いていたら、どうやら「バッテリー100%」を知らせているようで。そう、この時は電源ケーブルを挿しっぱなしのまま使っていました。これってリチウムイオンバッテリーの寿命を縮める行為だと。もちろんMacBook Airに限らずiPhoneだろうがiPadだろうが同じで。

でも「100%になるのを待ち構えて、そうなったらすかさずケーブルを抜く」というのは至難の技。いつだってできるわけではありません。だったら機械の方に過充電防止の機構が欲しいけど、そういうのって作るのは難しいのかな。本体とケーブルの間に噛ませる外部装置みたいな感じでもいいのだけど。

と思って検索を続けたら別の見解がヒット。「AC アダプタを繋ぎっぱなしでもバッテリーが取り外せないノートMacは大丈夫」とのこと。回答者はAppleの人ではないかもしれないけど、信憑性が高そうな気がします。だとするとバッテリー100%になった時のお知らせが余計なわけか。Appleにリポートしてみよう。将来のアップデートでアラートが出なくなれば、やはり繋ぎっぱなしでも構わないってことになるでしょう。

MacBook Air 2018が良くなった

先日、macOS Mojaveのアップデートが公開されました。

macOS 10.14.2アップデート

早速MacBook Air 2018にインストールしたら、懸案だった「外付けモニタ&キーボードをつないだ状態でのスリープからの回復」ができるようになりました。

1度は外付けモニタに6720 × 3780なんてとんでもない解像度で表示されたし、稀にスリープからうまく回復しないこともあるけど、まあ大きな前進です。

EyeTVの治し方

私のテレビ番組録画環境の重要デバイスはGenetic EyeTV HD。これを使えばリッピングできないDVDやApple TVからの映像もMac上で動画データ化できます。低解像度のアナログ画質になるけど鑑賞には十分です。もちろん個人用でネットに上げるようなことはしません。

EyeTV-HDの俯瞰図

さてそのEyeTV HDは専用のソフトウエアを介して使います。ただし最新バージョン(Geniatech_eyetv_3.6.9_7524.dmg)にはバグがあり、日本語環境で起動するとこの通りメニューやダイアログ内のテキストが表示されません。

EyeTV-Screenshot

歴代のソフトウエアはWebサイトで配布されていて、4世代前(Geniatech_eyetv_3.6.9_7520_20170831.dmg)に遡ってインストールすれば治るものの、そのバージョンだと受信映像を写すためのウインドウが表示されません。

というわけでメーカーに問い合わせて何度かやり取りをしてみたものの、結局解決してもらえず。「これで治ったはず」というビルドをもらったけど実際は治ってなかったので報告したら、それっきりになってしまって…。

よってまとめるとこんな感じです。

  • 最新版〜3世代前 ← 日本語が一切表示されない
  • 4世代前 ← 日本語も表示されるが一部の挙動がおかしい

そこで自力で対処することにし、解決方法方見つけました。手順は以下。

  1. 4世代前のアプリアイコンを右クリックし「パッケージの内容を表示」を実行
  2. アプリのファイル構成が表示されるので、「Contents」フォルダ下の「Resources」フォルダを開く
  3. 最新版のアプリでも同じ操作をして「Resources」フォルダを開く
  4. 4世代前の「Japanese.lproj」フォルダで最新版の「Japanese.lproj」フォルダを上書き

これで最新版でも日本語が表示されるようになります。

MacBook Air 2018の難点

MacBook Air(2018)を一週間使ってみて色々と癖が解ってきました。

Macbook Air 2018

一言で言えば「とても快適。ただしスリープするまでは」ですね。

私はUSB-Cポートにアダプタを繋ぎ、そこにモニタ、キーボード、電源を接続してクラムシェルモードで使っているのだけど、普段は快適そのものなのに、一度スリープするとトラブルが頻発します。

まず、クラムシェルモードでスリープすると、有線の外付けキーボードのキーを押しても復帰できないことが多々。Magic Mouseのボタンを押しても同様です。OSのBluetooth設定は「Bluetoothデバイスでコンピュータのスリープ解除を可能にする」にしているのに。

仕方なく蓋を開けて本体のキーボードを押してスリープを解除すると、外付けHDDのアンマウウトとマウントが繰り返されたメッセージがたっぷり表示されています。これまたOSの省エネ設定で「可能な場合はハードディスクをスリープさせる」をOFFにしているのだけど。

macOSの「ディスクの不正な取り出し」メッセージ

HDDアンマウント後のメッセージ
HDDが勝手にアンマウントされたら、読めないディスク扱いになってしまいます

そしてスリープから復帰したら外付けモニタに何も映らないこともあります。スリープ中にHDMIの接続が切れるけどHDDのように自動で再接続はされないのでしょう。この場合、HDMIケーブルを抜き差ししてやる必要があります。

ならばクラムシェルモードがよろしくないのかとモニタを開いた状態でスリープさせても、やはり元の状態に復帰しないことがあります。外付けモニタが全面黄緑一色になるだけでなく、本体の液晶モニタも元の状態に戻らず再起動を余儀なくされるという。

これらはほぼ同じ外部機器構成(USB-Cアダプタ以外)で使っていたMacBook Air(2010)では起きていなかったため、新しいAir特有の問題なのでしょう。

ひょっとしたらアダプタが原因という可能性もあるけど、全てがそうではないはず。基本的には電流や信号をバイパスしているだけだし。

てな訳で今のところMacBook Airはスリープ中とその後の挙動に問題あり。バグリポートは送ったのでAppleには早い対応を願いたいものです。

新MacBook Airの相棒は?

11月12日(月)に新しいMacBook Airが届く予定です。普段は外部モニタに繋いで使うのでUSB-C(Tunderbolt 3)to HDMI変換アダプタが必要になります。アダプタにはUSB-Aのポートも欲しいところ。その条件で探すといい製品が見つかりませんね。

たとえば純正のUSB-C Digital AV Multiportアダプタ。

USB-C Digital AV Multiportアダプタ
USB-C Digital AV Multiportアダプタ

HDMIの他にもUSB-C(充電用)とUSB-Aを持っていて悪くはないのだけど、4K(3,840 x 2,160)表示時は30Hzに落ちてしまいます。他の製品も総じてそうですね。

でも、HDMIだけでUSBポートを持たないアダプタは60Hzの製品が多数見つかります。そいういうものなのかな。2分配以上だとリフレッシュレートが落ちてしまうと。本当に?

まあ現実問題、普通の人は30Hzでも十分じゃないかって気もします。だったらここはデザインと価格で選ぶのがいいかな。これとか。

Macbook Air or Mac mini

遂に新しいMacbook AirとMac miniが発表されました。AirはMacbookシリーズと統合されるような噂もあったけど残りましたね。もちろんRetinaディスプレイだし、CPUこそCore i5(デュアルコア1.6GHz)とそこそこだけど、メモリは16GB、SSDも1.5TBまで上げられるという、ある意味Macbook越えを果たしています。文句なしだ。

Macbook Air 2018

一方のMac mini(Tim Cookは「マイニ」と呼んでいた)は、Core i7(6コア)、メモリを64GB、SSDを2TBまで上げられ、こちらも息の長そうな文句ない仕様で登場しました。

Mac mini 2018

さて、どちらを買うべきか迷うなぁ。

半年以上もMacbook Air(2010)で我慢してきたので今さらCPUパワーには多くを求めてないし、ラップトップはデスクトップを兼ねるからMacbook Airがいい気もするけど、Tunderbolt 3(USB-C)ポートが2個しかないのが引っかかります。一個は電源用だから、もう一個をモニタ用にすると外部ストレージに繋げなくなるわけで。据え置き用としても使うなら別途HDMIとUSB-Aを合わせ持ったHUBを買う必要がありますね。

いや、でもそれさえ買えば万能機か。仮に何処かでプレゼンする場合でも、そのHUBがプロジェクタに繋ぐために役に立ってくれるから必須アイテム。だったらここはMacBook Airかな。

てなわけで早速注文しました。

Macbook Air 2018の注文結果

税込だと¥216,864。メモリとSSDのカスタマイズが入るため到着は11月7日ではなく12日だけど、いまさら急ぎはしません。それまでの2週間でアダプタやケーブル類を物色することにします。

ほんでもってMac miniはMacbook Airではパワー不足と感じたら、改めて検討することになるでしょう。AirのパワーアップにはGPUボックスを繋ぐって手もあるし。

新しいMacに望むこと

10月30日(火)23:00、Appleのイベントがニューヨークで開かれ、iPhoenではない新製品が発表される見込みです。Mac Pro、Mac mini、Macbook Airなどの後継機が出るんでしょうかね?

中でもMacbook Airは「13インチで1200ドルくらい」といった感じで噂されているけど、どうでしょう。

でも、私が気になるのはサイズや重量、性能、価格などではなく、最大メモリ容量だったりします。というのもAdobe Creative Cloud 2019では推奨メモリ容量が倍増らしいから。

MacBook Air
歴代Airは自身でメモリを増設できなかったので、デフォルトの容量が重要です

もちろん容量が少なくても動くだろうけど、その場合メモリスワップが頻発して動作は著しく遅くなります。アプリをいくつも起動しておくこともできません。

ちなみに現行のMacbook Airは8GBのオンボートメモリのみで増設不可。ローエンド機とはいえ少々頼りないかと。

願わくば16GBになってほしいけど、MacbookやMacbook Pro(13インチモデル)とて8GB or 16GB。さすがに258,800円〜の15インチモデルになると16GB or 32GBになるけど。

いや、MacBook AirはMacBookラインナップに吸収されるという説もあるし、この際すべてのMacを16GB以上にするのはいいかも。Macbook Pro 13インチも16GB or 32GBにマイナーチェンジして。15インチモデルは32GB or 64GBで。ほんでもってMacProもiMacもMac miniでさえ16GB以上にすると。これならMacのモデルチェンジの周期が伸びても安心です。

Dragon Sea Moth

今年もいよいよ10月の後半に突入。過去にはこの時期にMacの新モデルが登場したこともあったけど今年はその気配すらなし。出るとしても10月26日(金)のiPhone XRの発売後でしょうかね。MacBook Air(2010)によるRAW写真の現像は辛すぎるし、イベントなしでいいからさっさとモデルチェンジして欲しいものです。


Dragon Sea Moth、ウミテング。

Dragon Sea Moth、ウミテング

ウミテングは泳ぎは鈍いけど、なかなか正面から撮らせてもらえない魚。頭の方に回り込んでもたいていはそっぽを向くので。

でもこの時はうまくいきました。

Flagfin Shrimpgoby

最近、AppleのサイトにMac整備済製品が毎日のように追加されています。Mac Mini 1.4GHzデュアルコアIntel Core i5(¥49,800)13.3インチMacBook Air 1.8GHzデュアルコアIntel Core i5 (¥84,000)なら手頃だから買ってもいいのだけど、これだけ整備済製品が追加されるってことは新製品の投入が近いのではないかと。Macの新製品発売は秋という噂が出ているけど、8月中にも発表を予定しているんじゃなかろうか。そのために現行機種の在庫一掃を図っていると。


Flagfin Shrimpgoby、カスリハゼ…だと思うけど違うかも。

Flagfin Shrimpgoby(カスリハゼ)

背びれのメタリックブルーな模様の位置が違うし、ほっぺの斑点も鮮やかすぎるし、胴の縞々の幅も狭いし。

正しい名前が解ったら追記します。

海苔巻き

私のMacBook Air(mid 2010)、内臓SSDを交換していくらか快適にはなったけど、それでもまだパワー不足でRAW現像には苦慮しています。遅くとも新OSがリリースとなる9月半ばまでには多くの機種がモデルチェンジするはずだけど、なるべく早く新しいMacを出して欲しいものです。


海の生き物を上から撮ってもつまらないのは解っています。でも逃げそうなのはとりあえず写真に収めないと。

こちらもそうやって撮った一枚。名前は解らないけど形状からしてエビジャコの仲間でしょう。

エビジャコの仲間

エビ類は総じて美味いけど、この個体は生まれながらにして胴に海苔を巻いたような柄で、特にうまそうに見えます。

JetDrive 500の効果は絶大

非力なためOSのアップデートですら難儀するMacBook Air(Late 2010)を延命すべく内臓SSDをTransend JetDrive 500に換装しました。

Transend JetDrive 500
SSDケースも付属していて外したSSDも外付けとして再利用できるので単品のSSD製品を買うよりもお勧めです

願わくばメモリも増強したいけど、この機種はロジックボード直付けなので、どうにも手が出せません。

ただし、内臓SSDを64GB→240GBに増強してしばらく使ってみたけど格段に快適になりました。例えば動画エンコードの所要時間がぐっと短くなったし、Apple TVでMacの動画を再生させる際の早送り用の先読みも速くなりました。そういった処理はSSDの空き容量に依存するようですね。

推測するにメモリの空きが足りなくなった際に処理データの一部をSSDに一時退避させる処理の効率が良くなったのでしょう。逆にSSD容量が少ないと小分けにして何度も退避することになってビーチボールが回りやすくなるのでないかと。しかもSSDはHDDよりもかなり高速なので、メモリ増強に近い処理能力の増強結果が得られていると。

ああ、だったらMacBook Airでは諦めていたRAW現像にもチャレンジしてみようかな。

JetDrive 500

非力すぎるMacBook Air(Late2010)をMacBook Air(Mid 2017)の整備済品に買い換えそうになったけど、思いとどまりました。もちろん買い換えれば格段に性能は上がるし、Airの新モデルが近々登場する可能性も低いけど、私はMac mini待ちだから。どうせならメモリは16GBまでは上げたいし。

それに9月には次のmacOS 10.14 Mojaveもリリースになります。しかもAppleは2011年までに発売された機種をMojaveのサポート機種から外しました。ならば多くの機種が9月までに「Mojave Ready」と銘打ってモデルチェンジするのではないかと。よって今MacBook Airを買うと3ヶ月もしないうちにMac miniの新モデルが登場して愕然とすると思うのですよね。

てなわけで今は差し迫ったSSDの容量不足を解消すべく、本体を買い換える代わりにTransend JetDrive 500を購入しました。MacBook Air 2010/2011用の交換SSDです。

Transend JetDrive 500

これなら先々MacBook Airが故障しても取り出して240GBの外付けSSDとして使い続けられるし。

換装作業も簡単でした。基本的に付属のヘキサドライバでネジを外してSSDを差し替えるだけ。慎重にいきたいならYoutubeに動画がたくさん上がっています。

で、64GB→240GBに増えたSSDで使ってみた感想は快適そのものですね。もちろんメモリ容量とCPUパワーはそのままだけど、ビーチボールが回る機会がぐっと減りました。この製品のことは前から知っていたし、こんなことならもっと早く買えばよかった。

さて、これでマシンさえ壊れなければMac miniの新製品が出るまで待てそうです。9月には例年通り新型iPhoneの発表があるだろうから、Macは8月までに発表してほしいな。

MacBook Airを買い換えるべきか…

Macの話。この春、私の主力機だったiMac(Late 2009)が壊れて以来、サブのMacBook Air(Late 2010)を外付けモニタに繋いでメインマシン代わりに使っています。

ただしこのMacBook Airはメモリこそ2→4BGに拡張してあるものの、Core2 duo搭載の最弱マシン。メモリが少ないからか時折処理が固まるし、何をするにも緩慢。そもそも2010年に買った時ですらネットブックのつもりだったし、とてもAdobe CCを使うようなマシンではないわけです。

で、ついに非力なマシンの限界を感じるに至りました。64GBというSSD容量の少なさです。まず、macOS High Sierraのシステムとライブラリで約10GBを取られます。さらにPhotoshop CC、Illustrator CC、InDesign CC、Acrobat DCの4種の神器でまた10GB超消費。その他を入れると残り容量は僅か。OSのセキュリティアップデートを適用するためには毎回Creative cloudを削除して空きを作る必要があります。これは不便です。

そんな中、Appleの整備済製品リストの中にMacBookAirが含まれていることを発見。定価よりも17,800円引きです。

MacBookAir 2017整備済み品
2018年6月17日現在

ベンチマーク的にはiMac(Late 2009)と同じぐらい。シングルコア用途ならむしろ高速なので、私にとっては必要十分。しかもThunderbolt 2ポート(DsiplayPortとしても機能)があるので、今の外付けモニタとケーブル類をそのまま使えます。昨年6月発売なので近々モデルチェンジされる可能性は低いでしょう。

さて、これ買うべきかな…。

Macの2018年モデルはまだ?

今年のWWDCキーノートが終わった頃合いでWebサイトを確認してみたけど、新製品は一切出てませんでした。そもそもWWDCは開発者のためのイベントなわけだけど、新製品が出るときもあるから、今年はそのタイミングじゃなかったってことかな。個人的にはiPhone SEやMac miniの刷新を心待ちにしていたのに。

しかも次のmacOS Mojaveのサポート対象から私のMacBook Air(2010)は外れています。まあMojaveにアップグレードできないだけでHigh Sierraのまま使い続けることはできるけど、買い替えどきなのでしょう。

だとすると買いやすい新製品を出してくれないことには。例えば現行のMacBookAirは13インチモデルのみ。より小さくて軽いMacBookはUSB-Cポートしかないので、あれこれオプションを買い足す必要があるので厄介です。

MacBook Air
現行のMacBook Airは13インチモデルのみ。食指が動きません

それに私が今欲しいのは小型デスクトップ機なのですよね。ラップトップの買い替えはMacBook Airが故障してからでいいから。

もっというと、Mojaveが2011年以前の発売モデルを切り捨てたのだから、長く使おうと思えば、なるべく発売が新しい製品を買いたいところ。早くどれかのMacをモデルチェンジして欲しいものです。

NessMediaCenter

かつてのMacには赤外線ポートがあり、Front Rowという純正のメディアプレイヤーアプリがOSにバンドルされていました。シンプルかつ安定して動くこのアプリではiTunes管理下の動画や音楽、写真をリモコン操作で再生・表示させたり日米の新作映画の予告編が見られ、とても重宝したものです。

そのFront Row、なぜかAppleはOS X Lion(2011年リリース)で廃止し、そのまま復活していません。一応、裏技を使えばmacOS Yosemiteまででは使えたのですが。Apple TVを売りたいってことかもしれないけど、できることを減らしてMacの魅力を削ぐのはいかがなものか…。

で、KODIやPLEXなど代わりの製品をあれこれ試したものの、どうにもしっくりくるものがなくて、結局、落ち着いたのがNessMediaCenterという有料アプリ(9.90€)。見た目には注力せず、シンプルな構成に徹しています。

ただし、このNessMediaCenter、リストの上下移動をリモコンの左右で行う(音量調整とバッティングするためかな)仕様や、リスト移動でリモコンの左右ボタンを長押しすると延々と制御が帰ってこなかったり、動画の早送りが6秒ごとで見たい場面にたどり着くのが大変だったりと何かと苦労も伴います。私のiMacが比較的非力なためかもしれないけど。

それでも私が知る限り、ポストFront Rowとしてはもっとも使い勝手がいいアプリです。

AppleTVを導入

先月末でひかりTVを解約し他ので、代わりにApple TVを導入しようと思っています。映画の予告編やNetflixで昨秋から始まったスタートレック:ディスカバリーを見るためです。

Apple TV

もちろんNetflixはMacやiPadやiPhoneでも見られるけど、Apple TVがあればテレビに繋いでMacで作業しながらながら視聴できると。あるいはAcerの31.5インチモニタのPIP機能を使って、Macのウインドウのように表示できるかも。

また、Apple TVは同一LAN内のMacのiTunesライブラリ動画をテレビで再生できるのだとか。これは良さげ。実はこちらにも期待しいます。何しろかつてmacOSにバンドルされてたFront Rowというアプリはメディアプレイヤーとして最高の出来栄えだったけどなぜか廃止されてそれっきりだし、サードパーティ製のアプリはどれもしっくりこなくて。

てなわけでApple TVを導入したら、ちょいちょいレビューを書いていこうと思います。

McBook Air + 4Kディスプレイ

購入したAcer ET322QKwmiipxが届いたのでMcBook Airの外部ディスプレイとして接続してみました。McBook Airの外部ディスプレイ解像度は最大2,560×1,600のはずだけど1920×1080しか出ませんね。

HDMIケーブルのせいかと思い(Mini Display Port→HDMI変換アダプタを使用して接続)、10年ぐらい前に買った細いHDMIケーブルからApple TV用に買った新しい4K対応のHDMIケーブルに変えてみたけど変化なし。どういうことですかね。

可能性としてはHDMIではなくDisplayPortに繋ぐ必要があるのかと思い、Mini Display Port→Display Port変換アダプタを購入。

Mini Display Port → Display Port変換コネクタ

Mini Display PortはHDMIに比べれば圧倒的にマイナー規格なので出回っている商品自体が少ないけど、そんな時にも秋葉館は頼りになります。

で、McBook Airにこのアダプタをとモニターに付属してきたDisplay Portケーブルを接続したところ、予想に反して4K解像度で表示されました。ただし30Hzだけど。

Acer ET322QKwmiipxの4K表示

公式スペック以上の解像度が得られたのはいいけど、さすがに文字が小さすぎるし反応も遅くなるので、一つ下の2,560×1,440で使うことにしましょうかね。

なお、Display Port接続変えたおかげでモニターのHDMIポートが一つ空いたので、先々スティック型Windows PCなんかを指して使うこともできそうです。

ターゲットディスプレイモード

最近のiMacには「ターゲットディスプレイモード」なる機能が搭載されれいるようですね。

iMac

すべてのMacはTキーを押しながら起動すると外付けHDDとして機能(ターゲットディスクモード)するけど、iMacは「command + F2」を押して起動すると外部ディスプレイにもなるようで。知らなかった。いや、どこかで読んだけど私のiMacは古すぎて無縁だったから無視してたのかも。

ただし、iMacを外部ディスプレイとして使えるのはMini DisplayPort または Thunderboltを持った別のMacのみとのこと。ならばApple TVやWindows PCの表示環境にはならないのか。

だったら、やっぱり高価なiMacを新調するよりも外付けモニタを使う方が都合がいいや。iMac Proなんて滅相もない。

iMac死す(4)

故障したiMac(Late 2009)の代わりにしばらくMacBook Air(2010)をメインマシンとして使うことにしました。

処理能力が乏しいのは我慢するとして、画面が小さいのを補うべく何年も使っていなかったbyd:sign製の32インチアナログテレビを復活させてHDMIケーブルで繋ぎました。

暫定的なMac環境
動作はもったりしているけど一応デュアルディスプレイで使えています

ただし、これまた約10年前発売のこのテレビの解像度は1920×1024。文字の荒さが目立つし輝度が高すぎるので長時間の作業には向いていなさそう。やはりPC用のディスプレイが必要なようです。

iMac死す(3)

故障したiMacはセーフブートモードでなら起動できるけど、動画再生ができないだけでなく音声も出ないので事実上のWeb専用機となっています。画面には黄色いストライプも出たままだし。

ビデオカードが故障したiMaの画面

他に私が持っているのはMacBook Air(2010)のみ。こちらはメモリが4GBでかなり非力だけどセーフブートのiMacよりはパワフル。もちろん動画再生も可能です。ただし画面が狭すぎるのが難点(11.6インチ、1,366 x 768ピクセル)。それに、こちらも9年目なのでいつまで使えるか不安です。

よって新しい環境を模索中だけど、なるべく出費を最小に抑えたいところ。もはや単純な作業はiPadとiPhoneで十分なのだから。

選択肢は以下。

1)iMacを修理する

いくつかの業者に見積もりを頼んだらビデオカード交換の費用は概ね5~6万円とのこと。加えて送料もかかるので見込み6.5万円ってとこですね。Mac miniの下位機種を買ってもお釣りがくる値段です。

それにこのiMacは購入後10年目なので、ここでビデオカードを直してもそれ以外の箇所がいつ故障しないとも限りません。実際、数年前から内臓のDVDドライブは使えなくなっています。

また、macOS High SierraのサポートiMacは「Late 2009以降」。すでに最新OSが動く最古のiMacなので、今秋に出るであろう次のバージョンで切り捨てられる可能性があります。そうなると半年後には新しいマシンが欲しくなることでしょう。

しかもこのiMacの重量は13.8kg(最近のiMacの2倍)もあって模様替えや掃除の際には取り回しが面倒だし、最大電力消費量は365Wもあります(現行の27インチモデルは217W)。

よって性能的には約10年前のこのマシンでも必要十分だとしても、修理して延命させるだけの価値があるかは微妙なところです。シロモノ家電同様、十年ほど使えばお役御免と考えるのが妥当かも。ハードウエア性能が順調に伸びていた昔はパソコンなんて1年半ごとに買い換えるものだったし。

2)iMacを買い換える

思い切ってiMacを買い換えるプラン。でもどの機種も今の私にはオーバースペックのような。そう、3Dゲームや4Kビデオ編集などの重たい作業をやらない人にとっては、もはやパソコンなんてローエンド機でも事足りてしまうのですよね。せいぜい搭載メモリを増やすくらいでOKかと。

実際、私がMacでやる作業といえば、写真のRAW現像と編集、イラスト作成、DTP、Webサイトの作成や更新ぐらい。それと動画再生か(せいぜいHD止まり)。よって9年落ちのiMacの性能でも十分だったわけです。

確かに現行のiMac(27インチモデル)の5,120 x 2,880ピクセルという驚異的な解像度は気になるけど最大解像度だと文字が小さすぎるので結局は解像度を落として使うことになるだろうし。

2009年に27インチモデルのiMac(当時は驚異的な解像度だった)が出た時には飛びついたけど(渋谷のApple Storeまで買いに行った)、もう今のiMacには食指が動きません。価格も高いし。

3)液晶モニタだけ購入する

iMacを修理せず、代わりに液晶モニタを導入して手持ちのMacBook Airを繋ぐ方法。MacBook Airの外部出力解像度は2,560 × 1,600ピクセルなのでまずまず。先々MacBook Airが潰れても液晶モニタは他に転用できます。ちなみにこの機種もmacOS High Sierraが動く最古のMacBook Airです。

32インチの4Kモニタ、KEIAN KWIN-4K32Bなら3万円台、よりハイスペックなAcer ET322QKwmiipxでもiMacのビデオカード交換代金よりも安く買えます。

ただし、昔、MacBookでAperture(かつてのApple純正写真管理編集アプリ)を使ったRAW現像を試みたものの使い物にならなかったような。今の写真(英語名「Phontos」)アプリが満足に動くか試さないとな。いや、RAWファイルではなくJPEGをメインに扱えばいいか。代表作候補とまではいかずblogに載せる程度の写真はそれで十分なのだから。

4)Mac mini+液晶モニタを購入する

Mac miniは必要十分志向の私にはぴったりな機種だけど、現行のMac miniは2014年モデル。USB Type-Cにすら対応しておらず、どう考えても今は買い時ではありません。AppleのクックCEOも近々モデルチェンジするようなことを匂わせていたし。いずれ妥当なスペックで登場すれば買うだろうけど、それまでは待ちが妥当です。

5)MacBook + 液晶モニタを購入する

MacBook Airが非力すぎるけどMac miniを待ちきれないならMacBookにするのも手ですね。

でも今のところラップトップ機を新調する気はないのでパス。

よって本命は3)だな。

iMac死す(2)

ビデオカードが再び故障したと思われる私のiMac、前回は38,000円だったビデオカード交換代金がいくらになるかをAppleに尋ねたところ「2009年モデルのiMacは修理受付が終了している」との返答。私のiMac、てっきり2011年モデルだと思っていたけど実際は2009年モデルだったようで。そうかもう10年目だったのか…。

ビデオカードが故障したiMaの画面

以下、すでに修理受付が終了した「ビンテージ機」の一覧です。

https://support.apple.com/ja-jp/HT201624

確かに私のiMacも含まれています。というか、2011年モデルも同じく修理不可ですね。

さて、どうしたものか。さしあたり民間の修理会社に問い合わてみるか。金額次第では買い換えたほうがいいから、その場合は1TBのHDDを抜いて廃棄かな。パソコンなんて10年近く使えば寿命だよな。

今夜発表されるべきもの

米国で3月27日、日本だと28日に当たる明日、Appleがイベントを開催して新製品を発表するようです。

Appleのイベントのバナー

教育分野に焦点を当てているようで、噂によれば本命が廉価版iPad。他にもMacBookのエントリークラス機やiPhone SEの新モデルの登場が予想されています。

でも個人的には是非ともMac miniのモデルチェンジを期待したいところ。学校教育の場ではプログラミングが重視されるようになってきているけど、さすがにiPadやiPhoneではやりづらいし、MacBookは高価になりがちなので。

その点、Mac miniなら学校が導入済みの液晶ディスプレイを流用すれば導入稿ストを抑えられ、Windowsからの乗り換えも促せるので。そう、時代の主役はモバイル。そしてAndroidアプリはともかくiOSアプリを作るにはMacが必要なわけだし、もはやWindows Phoneが台頭する可能性は皆無に等しいのだから、ここで新しいMac miniを出せば学校関係者に「Win PCをMacに置き換えませんか?」とアピールできますよね。

iMac死す

先の週末、私のiMacの画面に不気味な黄色い斑点がびっしりと表示されて動作が固まったので再起動するとアップルマークのプログレス画面で止まるようになりました。しかも幅広な縦線が何本も表示されています。

Shiftキーを押しながらセーフブートで起動すればファインダーまで到達できるけど、GPUパワーなしではRAW写真の現像や動画の再生はできないので、およそ使い物になりません。できるのはWeb、メール、そしてファイル操作ぐらい。

ビデオカードが故障したiMaの画面

でもこの現象には見覚えが。4年前にも同じ現象に見舞われたのですよね。あの時はビデオカードの故障が原因で修理代が38,000円ほどかかったんだよな。

そう、私のiMacは2011年モデルで購入後6年半の間に二度目のGPU故障。ちょっと故障頻度が高いんじゃなかろうか。

まあ、この際、また4万円払って修理するより新しいマシンを買った方がいい気もするけど、今は心惹かれる機種がないのですよね。私の好みはディスプレイと本体の分離型。そしてWindows機は眼中になし。MacBookに外付けディスプレイを繋いでデスクトップ機風に使う手もあるけど、おそらく滅多に持ち出すことはないので冗長に思えるのですよね。そしてMac Proほどの高スペックは要らないので、よってMac miniの新モデルが出るのが理想なのだけど…。

しかたがない、また修理するか。新しいMac miniが出るまでの繋ぎとして。臨時の出費としては痛いけど、仮にあと2年間使えるなら修理代が38,000円なら月々1,600円相当、ざっとランチ2回分だ。

新しいMac miniはまだか?

Mac miniの新いモデルが必要です。現行モデルが投入されたのが2014年10月。その間、USB Type Cみたいに新規格が登場したけどついていけていません。

Mac mini

そう、Mac miniはMacのラインナップの中でとても重要なモデルだと思うのですよね。何しろ2020年の1月にはWindows 7のサポートが切れるので、向こう2年内にどうにかしなければならない企業や個人は多いはずだから。

選択肢は3つしかありません。

  1. リスクを覚悟でWindows 7を使い続ける
  2. Windows 10に移行する
  3. Macに切り替える

順当に考えれば2.だけど今なら3.もありでしょう。何しろWindowsとMacは車でいえば「素のMT車」と「オプションフル装備のAT車」くらいの差がついてしまっているので。同じことをするにしても、運転補助機能の類が続々と搭載されているMacの方が作業効率が良かったりします。

そうなると手持ちのモニタを流用できるMac miniは有力な選択肢になります。安価だし。

というわけで、AppleはそろそろMac miniをモデルチェンジすべきですね。それが遅れればことごとくWindows 10に移行されてしまいます。

WinをMac風に使いたい

私の仕事は商用のドキュメント制作。ただし、悲しいことに今の職場はWindows一色。DTPやWeb制作など画像をたくさん扱ったり複数のアプリを切り替えながら行う作業に限ればWindowsでの作業効率はMacよりもはるかに劣るのだけど、保守管理の観点からWindowsに統一することを選択したようです。加えて、まだAdobe CCではなくCSを使っているので、Mac版を買い直すのが惜しいという判断もあるのでしょう。

よって当面はWindowsを使いながらMacに移行できる機会を待つしかありません。そこで、せめてMacの便利機能を再現しようと見つけたのがSeerというフリーウェア。macOSに搭載されているQuickLookをWindowsで再現してくれるのだそうな。

ちなみにQuickLookとは、ファインダ(Windowsのエクスプローラに相当)でファイルを選択してスペースキーを押すと、そのファイルのプレビューを表示してくれる便利機能。Windowsにはこれがないばかりに、画像ファイルの確認のためにわざわざPhotoshopやIllustratorを起動する必要があり、累計でかなりの時間をロスしていたのですよね。

macOSのプレビュー機能
Macではアイコンを選んでスペースキーを押すと、こんな風にその場で画像の確認ができます
さっそくダウンロード。すると以下のウインドウが表示されました。

Symantecの警告
シマンテックは30日以上前から存在を知っていて、信頼に値しない証拠があるのだそうな。残念だけど会社のマシンなので強行して入れることは諦めました。Ver. 1.0はシェアウエアになったと書いてあったけど、それだと会社に買ってもらわなきゃならないのですよね。これまた面倒です。

でも、何だ。最初から純正アプリが充実しているMacとは違い、Windowsはサードパーティ製の追加アプリを入れてナンボの世界だというけど、そりゃマルウェア被害もたっぷり出るわけだ。ユーティリティ類をあれこれ試していれば感染機会も増えるわけで。

PCとMac、どちらを買うべき?

スマホ全盛の時代とはいえ、ちょっと手の込んだ作業となるとまだパソコンに頼らざるを得ません。大型モニタで一度に表示できる情報量とフルピッチキーボードの入力効率たるや絶大です。

ならば懸案はWindows PCとMac、どちらを買うべきか。昔は「Macはアーティストが使うやつ」というイメージもあったけど、iPhoneやiPadのおかげでApple製品のハイブランド的な敷居の高さは失われて久しいはずです。

macOS Sierra

一般的な検討過程はこんな感じかと。

  • 会社がWinならプライベートもWin
  • 困った時に訊ける人が多いWinが有利

でも、Winはシェアが大い分、狙ってくるウイルス類も圧倒的に多いのですよね。中にはMacを狙うやつもなくはないけど、Macがランサムウェア(画面を動かなくして身代金を請求してくるやつ)の被害にあった話は聞かれません。これは、Macに最初から様々な純正アプリがついてきてサードパーティ製アプリへの依存度が低いこと(フリーウェアの類を必要としない)や、AppStore経由で入手したアプリは安全なことなども理由でしょう。MacならWinを狙うウイルスに感染したメールを開いても平気だし、怪しげなWebサイトにアクセスしても無事なことが多いので。

とはいえウイルス対策をしっかりやって、怪しげなサイトにもアクセスしなければWinも無難に使えます。

ならば、用途で決めるのもいいでしょう。WinもMacも基本的には同じことができるものの、それぞれ向き不向き、得手不得手はあるので。

私が知る限り、以下の用途ではMacの方が圧倒的に有利です。

  • テキストライティング
  • DTP
  • Webデザイン
  • フォトグラフィ

他にもあるかもしれません。例えば音楽とか。昔からミュージシャンにはMacユーザが多いし。でも私にはその知識がないのでここには書かないでおきます。

逆にWinが強い、もしくはMacの強みがあまり活かせないのは以下の用途です。

  • Excelなどの事務作業
  • Web閲覧
  • メールの送受信

つまり、一つのアプリを全画面表示して、一個のファイルしか作成しない、もしくはファイルを介さない用途においては、文字の美しさを除けばMacの優位性はありません。

そして以下の分野だとMacはWinにまったく歯が立ちません。

  • ゲーム

以下、Macが強い分野の解説です。

テキストライティング

Macの方が文字表示が圧倒的に美しい上、選択テキストを読み上げる「スピーチ」機能によって聞いて確認できる点が大きいです。

DTP

Macの強みは画像プレビューの確認が楽な点とアプリの切り替えがスムーズにできること。よって大量の画像を扱い、InDesignとIllustratorやPhotoshopを頻繁に切り替えながら作業するDTPでは、MacとWinの作業効率は段違い。もちろんMacが上です。

Webデザイン

DTPと同じく大量の画像を扱い、テキストエディタとWebブラウザを行き来しながら完成させていくWebデザインの分野でも、Macの方がWinよりも断然有利です。

フォトグラフィ

いわゆる写真関連ですね。昔からMacの発色には定評がある上、開発をApple一社が手がけているため雑多なWinより表示品質も安定しています。

Mac vs. Widnows(13):日本語フォント

スマホ全盛の昨今、今さら感があるけどMacとWindows、どっちが優れているかのお話。事務処理はともかくクリエイティブワークではMacの方が断然有利です。

※ Mac = パソコンの名称、macOS = OSです。PCとWindowsと同じですね。

13. 日本語の表示文字が美しい

人によってはもっと上位に挙げる特性でしょう。

ヒラギノ角ゴシックW0

macOSでは常にアウトラインフォントで美しく表示されます。しかも商用デザインにも通用する「ヒラギノ角ゴシック」フォントが太さ違いで10種類も付いてきます。

Windowsでは18ポイントに満たない日本語文字がビットマップフォントで表示されるため、視認性が良くありません。商用レベルの美しい日本語フォントも付いてきません。

Mac vs. Widnows(12):フォルダのデザイン

スマホ全盛の昨今、今さら感があるけどMacとWindows、どっちが優れているかのお話。事務処理はともかくクリエイティブワークではMacの方が断然有利です。

※ Mac = パソコンの名称、macOS = OSです。PCとWindowsと同じですね。

12. フォルダの絵柄を自由に変えられる

macOSではフォルダアイコンを自在に変更できるので、例えばクライアントのロゴに変えておけ ば、管理しやすくなります。あるいは「DTPデータ」「納品データ」「支給原稿」といった用途ごとに絵柄を分けるのも有効です。

macOSのカスタムフォルダアイコン

Windowsでもフォルダのアイコンを変更できますが、用意されたものに限られる上、格納箇所を変更するとリセットされてしまいます。

Mac vs. Widnows(11):ファイル管理

スマホ全盛の昨今、今さら感があるけどMacとWindows、どっちが優れているかのお話。事務処理はともかくクリエイティブワークではMacの方が断然有利です。

※ Mac = パソコンの名称、macOS = OSです。PCとWindowsと同じですね。

11. ファイルのステータス管理ができる

macOSでは個々のファイルやフォルダにカラーラベルを付与できます。

カラーの意味合いは独自に定義できるので、例えば以下のようなルールを決めておけば、ファイ ルのステータス管理がしやすくなります。

macOSのカラーラベル

Windowsにはこれに相当する機能はありません。

Mac vs. Widnows(10):モーダルウインドウ

スマホ全盛の昨今、今さら感があるけどMacとWindows、どっちが優れているかのお話。事務処理はともかくクリエイティブワークではMacの方が断然有利です。

※ Mac = パソコンの名称、macOS = OSです。PCとWindowsと同じですね。

10. モーダルウインドウが隠れない

Windowではアプリの動作が固まって待たされたと思ったら、モーダルウインドウ(ユーザがボタンを押さないと処理が進まないウインドウの類)が背面で表示 されていたというケースがしばしば起こります。一見するとアプリの過負荷状態や無限ループと 見分けがつかないので、気付かなければ延々と待つことにもなりかねません。

macOSの場合、モーダルウインドウは常に最全面に表示されるので無駄に待たされることがあり ません。

Mac vs. Widnows(9):スクリーンショット

スマホ全盛の昨今、今さら感があるけどMacとWindows、どっちが優れているかのお話。事務処理はともかくクリエイティブワークではMacの方が断然有利です。

※ Mac = パソコンの名称、macOS = OSです。PCとWindowsと同じですね。

09. スクリーンショットを撮るのが簡単

macOSではスクリーンショットは個別のPNGとして保存されるので、必要な画面を一通り撮っ てから後で加工することもできます。

また、特定のウインドウのみのスクリーンショットも撮れます。その際、アプリのメインウイン ドウ以外(例えばInDesignの各種パネルなど)も指定可能です。

macOSのスクリーンショット

Windowsの場合、PrintScreenを押しても画面ダンプががメモリーに入るだけなので、その都度 Photoshopなどでファイルに保存してやる必要があります。

なお、Alt + PrintScreenを押せばアプリのみの画像を撮れるものの、アプリ内の個別のウイン ドウは指定できません。

よって、OSの種別を問わない場合、画面のスクリーンショットを撮る作業はmacOSの方が断然 楽です。

Mac vs. Widnows(8):インデックス検索

スマホ全盛の昨今、今さら感があるけどMacとWindows、どっちが優れているかのお話。事務処理はともかくクリエイティブワークではMacの方が断然有利です。

※ Mac = パソコンの名称、macOS = OSです。PCとWindowsと同じですね。

08. ファイルの内容検索が楽

ドキュメント制作では特定のキーワードを含んだ過去の制作物を探すことが多々あります。

macOSでは、フォルダをウインドウ表示させたときの検索窓からキーワード検索すると、そのフォ ルダ下のすべてのファイル(子や孫のフォルダ内のファイルも含む)の内容を検索して一覧表示 してくれます。いわゆるインデックス検索です。

macOSのSpotlight

Windowsの場合、ウインドウの検索窓で検索できるのは、そのフォルダ直下のファイルだけです。 しかも通常の検索対象はファイル名なので、ファイルの内容を検索する場合は下記のように指定 してやる必要があります。

内容:1234567890

ただし、WindowsでもiFilterをインストールしてエクスプローラーの設定を変更すればmacOSと同様のインデックス検索ができるようになるようです。

Mac vs. Widnows(7):スケジュール管理

スマホ全盛の昨今、今さら感があるけどMacとWindows、どっちが優れているかのお話。事務処理はともかくクリエイティブワークではMacの方が断然有利です。

※ Mac = パソコンの名称、macOS = OSです。PCとWindowsと同じですね。

07. スケジュール管理の手段が用意されている

macOSには「カレンダー」というアプリがあり、特定の日付に「提出日」「打ち合わせ」「休暇」といっ た予定を書き込めます。

しかも個々の予定に対して「1日前」「2時間前」といった任意のタイミングでアラートを表示さ せられるので、リマインダーとしても使えます。

Macのカレンダー

まあ、Googleカレンダーみたいなものですが、Webブラウザに依存しないし、カレンダーアプリを起動していなくてもちゃんとアラートが表示されます。

その反面、Googleカレンダーのようなグループ間のコラボ機能はないけど、個人のスケジュール管理はGoogleカレンダーよりもやりやすいです。

Mac vs. Widnows(6):マウス

スマホ全盛の昨今、今さら感があるけどMacとWindows、どっちが優れているかのお話。事務処理はともかくクリエイティブワークではMacの方が断然有利です。

※ Mac = パソコンの名称、macOS = OSです。PCとWindowsと同じですね。

06. マウスで横スクロール

Apple純正のMagic mouse2の表面にはタッチセンサーが付いていて、指先の操作だけでウインドウの横スクロールやWebページめくり、タイル表示によるアプリの切り替えなどが一瞬でできます。

magic-mouse-2

Mac vs. Widnows(5):ファイル操作

スマホ全盛の昨今、今さら感があるけどMacとWindows、どっちが優れているかのお話。事務処理はともかくクリエイティブワークではMacの方が断然有利です。

※ Mac = パソコンの名称、macOS = OSです。PCとWindowsと同じですね。

05. ファイル操作の手間が少ない

ExcelやWordによる事務的な作業では一個のファイルで完結しますが、DTPのようなクリエイティブワークでは多数のファイルを取り扱うため、その効率の差が生産性に大きく影響します。

複数のファイルを開く

macOSのファインダで複数のファイルのアイコンを選択してダブルクリックすると、制作したアプリが立ち上がり、すべてのファイルが一気に開かれます。

Windowsでは一つずつ開く必要があります。

ファイルを複製する

macOSにはファイル複製のショートカットがあるので1回の操作で複製できます。 Windowsでは「コピー」「ペースト」の2段階操作が必要です。

一手間増えても大差ないと思うのは間違いです。なぜならコピーしたテキストを保持した状態でフォルダを複製したいこともあるから。

ファイルを入れるフォルダの内容確認がしやすい

macOSではファイルをフォルダにドラッグすると、そのフォルダが自動的にウインドウ表示されるので、中のファイルを確認した上でコピー/移動を実行できます。ちなみにドラッグをやめる とウインドウは自動的に閉じられます。

Winsdowsでは、あらかじめファイルのコピー先/移動先を確認しておく必要があります。

複数ファイルをフォルダにまとめる

macOSでは複数のファイルを選択してメニューから「選択項目から新規フォルダ」を選ぶとファイルを 新規フォルダに収集できます。

選択項目から新規フォルダ

Windowsでは「新規フォルダ作成」と「ファイルの移動」の二段階で行う必要があります。

目当てのファイルが見つけやすい

macOSのファインダやファイルを扱うダイアログを表示してで「a」を押すと、ファイル名が「a」 で始まるファイルをハイライトしてくれます。「abc」といった指定もでき、漢字やかなも有効です。

Windowsにこの機能はありません。