DIVE INTO AMBONのダイビングマップ

DIVE into AMBONのダイビングマップです。

DIVE INTO AMBONのダイビングマップ

以前に使ったMALUK DIVERSは湾内にあったのでもっぱら内海専門っぽかったたけど、DIVE INTO AMBONは外海に面しているので外洋のダイビングサイトが充実しているようです。稀に外海でもPsychedelic Frogfish(アンボンカエルアンコウ)が見つかるそうで。

Psychedelic Frogfish

3月のアンボンではPsychedelic Frogfish(アンボンカエルアンコウ)にあえなかったので代わりにDIVE into AMBONのカメラルーム内の壁にかかっていた写真を撮ってきました。

Psychedelic Frogfish

これでアンボンツアーでは通算1勝2敗です。3年前に見られてよかった。

右目

カエルアンコウの右目。

カエルアンコウの右目

エスカは軸しかないような。先っぽ食われたのかな。だとしても、そのうち生えてきます。

右目

カエルアンコウの右目。

カエルアンコウの右目

エスカが向こう側にあるので反対から撮りたかったけど障害物があったのでこうなりました。

Sponge

スポンジみたいなカエルアンコウ。

Frogfish

Toolset Types → CPT UI

このblogサイト内でカエルアンコウ写真集のページを公開しました。

FROGFISH.JPのカエルアンコウ写真集ページ

以前も甲殻類やウミウシ写真集のページを公開していたけど、その際に使っていたのがToolset TypesというWordPressのプラグインでした。

Toolset Typesではカスタム投稿タイプのすべてを一括で作成できるため気に入って使っていたのだけど、いつしか有料化され無料のままだとアップデートが適用されなくなったのですよね。

まあ、過去に作ったカスタム投稿は生きているので放っておいても害はなさそうだけど、もしWordPressの将来バージョンで互換性が怪しくならないとも限らないので、ふと思い立って、無料の定番プラグインであるCPT UIに切り替えました。

とはえいTypesからの移行方法は解らなかったので作り直すことに。そこでわかったのはCPT UI、Toolset Typesよりは面倒ですね。カスタム投稿タイプの作成はできるけど、各カスタム投稿タイプのデータ入力に使うUIは別のプラグインで定義する必要があるそうで。

まあ、だからこそToolset Typesが有料化に踏み切れたのか。中には1ストップの方がいいと思う人もいるだろうから。

カエルアンコウ写真集

このblogサイト内でカエルアンコウ写真集のページを公開しました。

FROGFISH.JPのカエルアンコウ写真集ページ

私はエビ派のマクロダイバーだけど、そもそもサイトのドメイン名が「FROGFISH.JP」なわけです。

それにアマチュアの写真家にとって作品を紹介する機会なんてあまりないのですよね。せいぜいフォトコンに応募するとか。

というか水中写真の作品だけで食っていかれるプロすらどれほどもいなさそうだし。

よって、せめてこうやってまとめて見てもらおうと。WordPressの勉強がてら。何かを設計して作るのは楽しいし。

金環食

Ocellated Frogfish。個人的には初めて見た種のカエルアンコウです。

Ocellated Frogfish
金環食みたいな唯一の模様が見事です

実はこの写真、よく見ると目にフォーカスが行っていません。はっきり言って失敗作なわけです。

とはいえこの個体はすぐに物陰に隠れてしまったので全身がきれいに撮れたのはこの一枚のみ。いつかまた出会いたいものです。

But Seriously

レンべといえばヘアリーフロッグフィッシュ。ショートヘアタイプだけど立派なあご髭を蓄えています。

Frogfish、カエルアンコウ

この時は左側のストロボが光らず、変わった趣の写真になりました。

Snowman

過去に撮った水中写真をコンスタントに掲載したいのだけどiMacが壊れて写真のRAW現像に苦慮しています。MacBook Air(2010年モデル)は非力すぎて。何しろメモリーが4GBしか搭載できないので…。

早く新しいMac miniが出てくれると良いのだけど、最速でも6月4日からのWWDCでの発表かな。そこで出なければ頭を抱えることになるなぁ…。


こちらは地球の海フォトコン2018の自由部門で入賞したカエルアンコウ写真の別バージョン。

リロアンの白いカエルアンコウ

普通に現像するとこんなにリアルな質感になってしまうので、フォトコンには敢えてぼんやりと仕上げて応募しました。

地球の海フォトコン2018(自由部門)

マリンダイビングフェア2018、土曜日に行ったらクレイジージャーニー広部俊明さんと何度かすれ違いました。短パンに麦わら帽で目立ってたし。私は一度一緒に飲んだことがあるだけなので声はかけなかったけど。

こちらは地球の海フォトコン2018(自由部門)の入賞作品。

地球の海フォトコン2018(ネイチャー・環境部門)「Snowman」
「Snowman」

フィリピンのセブ中部、リロアンで撮影したカエルアンコウのアップです。

遠目には真っ白にしか見えないので並べると目立つけど、まあ予想通り入賞どまりでした。

眼力

Giant frogrish、オオモンカエルアンコウ。滅多に動き回らないので、撮り手の意図が如実に反映される被写体です。

Giant frogfish、オオモンカエルアンコウ

しかも私のカメラはDXだし105mmのマイクロレンズなので大きめの被写体の場合、背景は期待できません。

よって、この一枚は上から見下ろして威圧感が出るように撮りました。

Hide and seek

Psychedelic frogfhsh(アンボンカエルアンコウ)はこんな風に岩陰に隠れていました。

Psychedelic frogfhsh(アンボンカエルアンコウ)

他のカエルアンコウとは違ってエスカがないので、おびき寄せはせず、近くにきた魚なんかに食らいつくのでしょう。

アンボンカエルアンコウ

昨日の写真はPsychedelic frogfhsh、アンボンカエルアンコウのボディでした。でもこの写真が出てきたら去年のアンボンの写真ストックも終わりに近いです。

Psychedelic frogfhsh(アンボンカエルアンコウ)

これを撮ったのはダイビング最終日の前日の3ダイブ目。オオモンカエルアンコウがわんさかいる桟橋の麓で60分ほど潜ったあと、ドリフトでカレントに乗って見覚えのあるポイントに流れ着きました。エアーの残量は僅か。でもこのサイケは水深僅か3mぐらいにいるので余裕です。何かあれば上がればいいし。

しかもこの時のゲストは私ともう一人、アメリカ人女性のみ。よってしばし撮り放題状態でした。

Black lip

昨日の個体の口のアップです。

Giant frogfish

お大あくびの写真も撮ったけど、残念ながら喉にピントを合わせきれませんでした。

Black one

Giant frogfish、オオモンカエルアンコウ。

Giant frogfish

白いところは砂をかぶっているのか、そもそもそいういう模様なのかは解りません。

A profile

オオモンカエルアンコウの横顔。

Gisant frogfish

辞書を引くと横顔は「profile」と出ました。へ〜、profileって「人物紹介」って意味だと思っていたけど、横顔もそうなのか。こういうのは英語の厄介さですね。一つの言葉が異なる複数の意味を持つという。

Black giant

Giant frogfish、オオモンカエルアンコウ。

Giant frogfish

話は変わるけど、昨夜の飲み会で始めて会った日本人女性がずいぶん黒い肌をしていたので尋ねたら、サハリン方面のクルーズに参加してロシアで日焼けしたとのこと。そんなことってあるんだ。そりゃまあ日焼け止めなんてしませんわな。やっぱり異常気象なのかな。

Sharp claw

Giant frogfish、オオモンカエルアンコウかな。だとしたら体長5cmぐらいの幼魚です。

Giant frogfish、オオモンカエルアンコウ

注目して欲しいのは右腕。正確には胸ビレなのだけど、まるで肘のように途中で曲がり、手の指先は爬虫類のような鋭い爪っぽくなっています。

Frogfish

カエルアンコウ。

Frogfish

せっかくの髭面だし、三日月型のエスカが印象的なので、もっと工夫して撮るべきでした。

額装

地球の海フォトコンテスト2017自由部門準グランプリ『WHAT’S PSYCHEDELIC』の写真が額に入って届きました。イベント会場で展示されていた通りの状態です。上位入賞者への特典ですね。

WHAT'S PSYCHEDELIC

ちなみに一般入賞者にはプリントの状態で送られてきます。ただし、事前に購入手続きをしておけば額入りになります。

ちびサイケ

こちらは私が撮った…わけではなくUnderwater Macro Photographersに載った写真。もちろんPsychedelic frogfish、アンボンカエルアンコウの幼魚です。撮影者はKelvin Tan HYさんみたいですね。

残念ながら私がアンボンに行った昨年10月は親魚しか見かけなかったけど、その親から生まれた子かもしれません。おそらく体長は2cmくらいじゃないかな。体色は白く、まだ縞というより豹紋に近い柄ですね。

ちなみに私にはこの写真は撮れません。これを撮るにはストロボ光を収束させないといけないけど、その装備を持ってなくて。

Spotted handfish

先日紹介したアメリカのダイビング雑誌SportDiverのWebサイトの『14 Facts You Didn’t Know About the Frogfish』という記事に掲載されていたこちらの魚、正体がわかりました。Spotted handfishだそうな。

Spotted handfish on frogfish_web_feet_nature_picture.jpg

Lophiiformesだから、カエルアンコウと同じアンコウ目の魚ですね。

でも科は違うので、やっぱりカエルアンコウではなく、近い種のようです。

オーストラリアとタスマニアにいるそうな。さて、これが46種類(49種類という説もあります)のカエルアンコウの中に含まれているのかは要調査です。

日章旗

Psychedelic frogfhsh、アンボンカエルアンコウ。

Psychedelic frogfhsh(アンボンカエルアンコウ)

この写真を地球の海フォトコンに出してもよかったかも。まあ準グランプリを上回ることはないだろうけど。

試し撮り

Psychedelic frogfhsh、アンボンカエルアンコウを試し撮りした際の1枚。

Psychedelic frogfhsh(アンボンカエルアンコウ)

独特の縞模様を観察しやすいという以外、なんてことない写真ですね。

あなたが知らないカエルアンコウの真実14

アメリカのダイビング雑誌SportDiverのWebサイトに『14 Facts You Didn’t Know About the Frogfish』という記事が載りました。

Species: The Frogfish
引用元:https://www.sportdiver.com/14-facts-you-didnt-know-about-frogfish#page-2

ざっと紹介するとこんな感じ。

  1. カモフラージュ
  2. 全46種
  3. 捕食速度
  4. 体色
  5. モルジブの白化した珊瑚では
  6. 深海のアンコウの仲間には
  7. アンボンカエルアンコウ
  8. 遊泳方法
  9. 南オーストラリアの希少種
  10. 浮力
  11. エスカ
  12. ヘアリーフロッグフィッシュ
  13. 幼魚

私はほとんど知っていたけど面白いので読んでみてください。個人的に興味深かったのは5.の卵事情。エビと一緒だ。

知らなかったのは10.。調べてみて興味深ければ南オーストラリアに撮りに行こうかな。

でも、同じページに掲載されていたこちらの写真はカエルアンコウじゃない気がするんだけど…。

サイケデリカへの憧れ

私がPsychedelica frogfish、アンボンカエルアンコウの存在を知ったきっかけ知ったきっかけは約10年前。AQUA DOEUMという水中撮影機材屋さんのWebサイトで見かけたのが最初です。ただし、当時はこれがカエルアンコウだとは解りませんでした。

AQUA-FORUMのバナー
AQUA-FORUMのWebサイト。「カードを見る」ボタンの下にアンボンカエルアンコウが。
AQUA-FORUMのボタン画像
このボタンにも…

次に出くわしたのがナショナルジオグラフィックのこの写真。

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/2733/から拝借
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/2733/から拝借

これにより、謎の縞模様の生き物が新種のカエルアンコウだと知った次第です。

以来、この魚を実際に見るのが私の願望となりました。

サイケ

Psychedelic frogfhsh、アンボンカエルアンコウの別ショットをもう一枚。

Psychedelic frogfhsh(アンボンカエルアンコウ)

体長が10cmほどある個体だったので、105mm microレンズではこれが精一杯かな。もう少し引いて撮るとストロボ光が十分に行き届かず、影が緑色になったりどこかしら色に不自然さが出てしまいます。

アンボンカエルアンコウ

アンボンの写真紹介も進んできて、いよいよメイン被写体の順番です。そう、Psychedelic frogfhsh。

本当は昨年10月の帰国早々に紹介したかったけど、この魚の写真を出せば地球の海フォトコンで上位入賞できる確信があったので約半年間封印していました。

Psychedelic frogfhsh(アンボンカエルアンコウ)

学名がHistiophryne psychedelicaなので単に「サイケデリカ」と呼ばれることもあります。

和名はおそらくまだないけど、「マルクイザリウオ」「マルクカエルアンコウ」「アンボンイザリウオ」などと呼ばれることもあったようです。

でも、現地ガイドのAliが「アンボンカエルアンコウ、カワイカッタネ」と日本語で話してたので、当面はその通り名で呼ぶのがいいかなと。

ちなみにこちらの図鑑によれば、アンボンの他にもバリでの目撃例があるそうです。

キモうまグルメ

昨日放送の『有吉弘行のダレトク!?』でオードリー春日がカエルアンコウを食べてました。狩猟場所はフィリピン、ビサヤ州ボホール島。セブの近くですね。

食べたのは、見た感じ黒いオオモンカエルアンコウの若い個体だったかと。生きているときの姿形や生態はかわいいけど、頭とヒレを残して調理すると不確かに気味な食材っぽい気がします。

でも味は美味とのこと。まあ、そこはアンコウです。以前、さかなクンもそう言ってたし。でも皮は砂消しゴムみたいだそうな。

Giant frogfish

ちなみにフィリピンでは普通に食されているそうで。まあ、連中は食えるものは何でも食うから。