到津の森公園

先日の帰省旅、小倉で一泊したのでどこに行こうかと思ったけど、前回は猫目当てに離島に渡ったら帰れず野宿する羽目になったので、今回は陸続きの動物園に行くことに。到津の森公園(いとうづのもりこうえん)です。小倉駅からは徒歩で1時間半ぐらいだからウォーキングにはちょうどいいかと。

のんびり歩いて目的地に到着。

北九州小倉の到津の森の入り口
「いとうづのもりこうえん」と読みます。

園は緩やかな丘陵になっていて歩き甲斐があります。動物飼育展示の規模感は福岡市動物園と同じぐらいかな。

最初に目についたのはワオキツネザル、クロキツネザル、クロシロエリマキキツネザルのエリア。写真は撮り損ねたけどキツネザル類が縦横無尽に動き回っていました。

レッサーパンダとアライグマが隣り合ったコーナでは、何となく似ている両種を見比べられるのだけど、ぜんぜん違いますね。

他にもマンドリルが飼育されていました。私は初めて見たかも。思ってたより小柄だったなぁ。

そして一番の見せ場はやっぱりアジアゾウかも。そばで専用の餌が売られていて、竹竿の先に刺して差し出すとゾウが鼻で器用に受け取って食べます。

北九州小倉の到津の森の象の餌付け体験

これで思い出すのは50年ぐらい前の福岡市動物園。展示場から客までの距離がずっと近くて、客が持参したビスケットなんかを手渡しで自由にあげていました。まあ、動物園の設計や動物の健康管理が緩かった時代の話です。

blogが表示されなくなった

先日、このblogが表示されなくなりました。下図のようにそっけないメッセージが出て。

blogが表示されなくなった時の画面

リンクを辿ってトラブルシューティングの方法を読んでみたけど、対処方法は解らず。

そこで「このサイトで重大なエラーが発生しました」でweb検索してみたところ、たくさんヒットしますね。どうやらphpのバージョンが影響しているようで。確かに、直前にLOLIPOPのレンタルサーバーでPHPのバージョンを上げたところでした。

ならばとLOLIPOPにログインし直し、変更したPHP設定を少し古い別のバージョンに変更したら、blogが再び表示されるようになりました。

いやぁ冷汗ものです。私はWordPressを独学で習得したため必要最小限のことしか把握しておらず、トラブルの発生パターンや深刻度がよく解っていないのですよね。

まあ、最悪blogを捨てることになっても、それはそれで解放された気になるかもしれないけど、せっかく作った写真ギャラリーやら過去の日記などがなくなるのは終活みたいで寂しさを感じるかもしれないなと。

デューン 砂の惑星 PART2の感想

ずっと楽しみにしていた『デューン 砂の惑星 PART2』が公開されたので観てきました。

以下、ネタバレなので気になる人は読まないでください。

デューン 砂の惑星 PART2

私の感想は「これでいいのか?」です。何だろう、満足感はあまりなかったなぁと。どうりでシネコン内の割り当てが中規模スクリーンだったわけだ。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督はPART 3も作りたいと言ってたけど、どうだろうな。これ、大ヒットはしなさそうだもの。三部作は三作目がコケるのが定番なのだけど。

私の不満点、まず暗い映像の場面が多いこと。ブレードランナーも前作もそうだったし、いかにもヴィルヌーヴの映像なのだけど、眠気を誘われるのですよね。

次にナビゲーターが登場しなかったこと。元は人間だったもののメランジの大量摂取によって異形のミュータントと化し、引き換えに宇宙船の恒星間航行を可能にする超能力を授かったナビゲーターは、サンドワームに次ぐ本作のマスコットキャラクター(?)なのに。ヴィルヌーヴの趣味には合わなかったのかな。そのためか何故メランジが全宇宙で最重要物資とされているかの言及もなく、大航海時代の胡椒みたいな嗜好品扱いになっているような。

同じく、アリアも産まれて来ず、成長した姿が予知夢のようなヴィジョンで登場しただけ。胎児の段階ですでにベネ・ゲセリットの叡智を発揮するアリアは、母の口を通じて意思を伝えるのみで味気ない。

他にも、声を破壊力に変えて発射する兵器も出てきませんでした。あれがポール率いるフレメンの戦い方だと思っていたのだけど。

そして極め付けの「これ、要るか?」と思ったのがポールの血筋。実は母のジェシカが宿敵ウラジーミル・ハルコンネン男爵の娘だったという。でも、そもそもジェシカがベネ・ゲセリット結社から娘を産むよう指令を受けていたのは、ハルコンネン家に嫁がせて両家を和睦させ、コントロールしようという計画だったんじゃないかと。その設定がまるっきり崩れてしまいます。原作でもそうだったっけ?

そんな感じで、なんか期待していたのと大きく違ったのですよね。私が原作小説を読んだのは何十年も前であまり覚えていないし、原作と違うからどうこうと言うつもりはないのだけど、何というか、SFっぽい展開を削って原始宗教風の人間ドラマに振り切っているような。

それで思い当たるのは私がSF好きながらスターウォーズシリーズが苦手なこと。あちらもSF的な舞台装置たっぷりなのに、どこか歴史ドキュメンタリーみたいで眠くなってしまいます。ヴィルヌーヴ版のDUNEも人間社会の営みや関わり合いに強くフォーカスした救世主物語然としているため、個人的には何だか物足りなさを感じてしまったんじゃないかと。

でももまあ、音声兵器は登場しなけど水遁の術ならぬ砂遁の術で砂に身を潜めて敵を迎え撃つ忍者風ゲリラバトルは見応えがあるし、何世紀にも渡り救世主の降臨を待ち望む信仰心が篤い民族の営みや団結、蜂起への道のり、ポールのカウンターパートであるフェイド=ラウサ・ハルコンネンの異常性などは丁寧に描かれているので、奇抜なSF要素よりもヒューマンドキュメンタリー、あるいは宗教の始まりの物語が好きなら楽しめるのかも。そういう人が多ければ本作もヒットして三作目にも繋がるでしょう。ハリウッドは弾切れっぽいし。

実はこの日、Youtubeに上がっている「Lynch’s DUNE The ultimate workprint」 リンチ版「砂の惑星/デューン」を予習がてら観てから行きました。

かつてのリンチ版、尺の都合でプロデューサーにカットしまくられて興行的には失敗したけど、このバージョンは未公開シーンを足して、より完成形を目指したもの。おかげでストーリーを把握しやすくなっています。もちろんナビゲーターもアリアも、リンチ自身も出てくるし、リンチ監督特有の悪趣味さもたっぷりで見ごたえあり。ちなみに私が犬のパグを始めて見たのがこの映画でした。

最後にヴィルヌーヴ版、ジョシュ・ブローリンが演じるガーニー・ハレックが演奏していた楽器の音色は、リンチ版でパトリック・スチュワート(ピカード艦長になる前の)が奏でていたものと似ています。トリビュートかな。

ダンジョン飯が完結

人気漫画『ダンジョン飯』の13巻と14巻が発売されてから一週間ほど経ったので感想でも。以下、ネタバレを含みます。

ダンジョン飯14巻の表紙

いやあ見事な終わり方でした。12巻までに大風呂敷を広げまくってどう決着をつけるのかと思っていたのだけど。

積み残してた大きな課題は以下。

  • 翼獅子=悪魔を退治する
  • ファリンを生き返らせる
  • 人種間の極端な寿命差をなくす

他にも「イヅツミの呪いを解く」ってのがあったけど、まあ本編には不必要だし、ひょっとしたら外伝として先々描かれることがあるかも。

悪魔退治はいかにもダンジョン飯らしい展開で決着しましたね。ライオスが迷宮の主になって悪魔に脅かされない世界を望むところまでは予想通り。というか誰でも思いつく展開だけど、当然ながらそこでは終わらず。悪魔の口車に乗せられたライオスは魔物への変身願望を果たすことに。

それでも結局はライオスの生き物への理解の深さ、周到さが勝ちを呼び込みました。悪魔はライオスを「欲望を消化できるモンスター」に変えてしまい己の底なしの食欲を食われることに。そう、無敵の悪魔を倒す術も「食べる」だったとは、話の作り方が見事です。

ファリンの蘇生にしても、どうにか悪魔の力を利用して人間に戻すのかと思いきや、例の完食作戦でもって竜部分をみんなで食べて大宴会。ブレないですね。竜を完全には取り除けなかったせいで生き返ってもところどころに羽毛が残ったものの本人は意に介さず気に入るという。

ただし、マルシルの人種間の寿命差をなくす願望は、彼女が他者の死を受け止める心構えで消化。その思いはヤアドにも「昔は死んで全部失うのが怖かったけど」と代弁させています。このへんの演出も上手いよなぁ。

そうそう、ライオスに向けられた「一番の望みは叶わない」という悪魔の呪いは「ファリンの蘇生失敗」ではなく「魔物が寄り付かなくなる」というものでした。なるほどね。

そして本編最後の一コマにも、食へのこだわりを説いた悪食王ライオスが「今日は何を食べようか」とコボルトの子供を抱え上げて周りを慌てさせるというオチが。

そんなわけで全編を通じて名作でした。年明け1月4日からアニメが始まるけど、そちらも見逃せません。後々、NETFLIXとかで実写化してもらえないだろうか。モンスターや料理はその方が見応えがありそうだから。

ヒクイドリ

11月5日(日)は久留米鳥類センターに赴きました。お目当てはヒクイドリ(Casowary)です。何しろ飼育している施設が日本に7箇所のみで、見たことがなかったもので。以前、福岡市動物園に行った際は鳥インフル流行のせいで見られなかったし。

でもこの日は無事会えました。

久留米鳥類センターのヒクイドリ

ヒクイドリ、世界一危険な鳥としてギネスブックにも載っているけど、さすがに金網越しならあの強烈な前蹴りを喰らう危険はありません。

こうしてみると顔つきがラプトルですね。恐竜っぽさを首から上に色濃く残しています。

それと足。こちらも見事に恐竜です。

久留米鳥類センターのヒクイドリの足

さて、この日はiPhoneしか持ってなかったのでこんな絵しか撮れなかったけど、次回は一眼レフを持ち込んで、金網を消して撮ってみようかと思っています。

北海道フェア2023

9月28日(木)、代々木公園の北海道フェアに行ってきました。4日間のイベントで金、土、日と進むにつれ人出が増えて混むから、初日に行かれたのはフリーランサーの利点です。

あいにく北海道の食べ物を味わうには暑すぎる気温だったけど、まあしょうがない。

で、食べたのはこちら。

海鮮丼屋小樽ポセイ丼の帆征丼(ポセイドン)、2,500円。

北海道フェア2023のポセイ丼

蔵 別邸の帆立貝柱のバター焼き、800円。

北海道フェア2023の帆立貝柱のバター焼き

蝦夷番屋の流氷セット(かにみそ甲羅棒肉盛り&流氷ビール)、2,000円。

北海道フェア2023の流氷セット(かにみそ甲羅棒肉盛り&流氷ビール)
普段はビールは好んで飲まないのだけどカラフルなやつは試したくなります。でも炎天下で一人で飲むと、これっぽっちの量でもちょい酔いが回ってしまいます

総じて期待を裏切らない美味さだけど、気温33℃を超える夏日なのがなぁ。

最後、試食させてもらった中で一番気に入ったたこ足わさび(200g)を買って帰ってきました。

北海道フェア2023のたこ足わさび200g
1パック 1,404円はお手頃価格と思いきや、100gあたりそのお値段だそうで

ONE PIECE実写版の感想

実写版のONE PIECEを見終わりました。NETFLIXは毎週1話ずつではなく8話全部一気にリリースするのですね。Amazon PrimeビデオやU-NEXなんかは1話ずつだけど。

ONE PIECE Live action on NETFLIX

そこで感想を。私の評価は「概ね好意的」です。星だと4.5個ってところかな。

何がいいって再構成されたストーリーが小気味よくて。と言うのも今となっては原作漫画を1巻から読むのはしんどくて無理だから。もちろん連載当時は物語を盛り上げようと、あれこれ盛り込んだのだろうけど。

でも、話数に制限がある本シリーズではガープ中将が早々に登場し、海軍対海賊の構図を印象付けた上でゾロとナミが早々に遭遇。そこにウソップとサンジが加わり短い話数でイーストブルーのクルーが勢揃いするのがいいですね。

その上でバギーが大活躍。それはもうドラゴンボールのMr.サタン的な大活躍ぶりで。

ただ、残念なのはルフィのゴムゴムの技の描写。ピストル、バズーカ、鞭、鐘はいいとして、ゴムゴムのガトリングは敵が抵抗できずにタコ殴りされてるのにその場に立ったままなの実写だと不自然すぎて。まあ、変えるわけにはいかなかったのだろうけど。

それからキャストもなかなか。特にルフィとウソップは抜群です。もちろん顔は漫画と違う(特にウソップは鼻が長くない)のだけど、もう見ただけでそれっぽくて。ルフィを演じるイニャキ・ゴドイはメキシコの人とのこと。そう、ルフィの明るさはラテン系だよな。

でもロロノア・ゾロは少し違和感があるかな。新田真剣佑では目がパチクリしすぎてて。欲を言えばもっと切れ長な目の配役が良かったなあ。

ナミを演じるエミリー・ラッドも漫画に比べるとちょっと大人っぽすぎですね。現在30歳か。まあ次回作以降で笑顔が増えれば馴染んでいくかも。

サンジも何とも言い難い感じ。何しろ無類の女好きは実写だと難しいから、今のところ単なる紳士的な男です。

まあだんだん馴染んでいくだろから第二シーズンをなるべく早くお願いしたいところです。

ゾンビランドサガ マンホールすべてを巡ってみて

昨年の10月と今年の2月にかけて、ゾンビランドサガのマンホールすべてを巡ってみました

ゾンビランドサガ マンホール佐賀県MAP

というのも私は数年内に向こうにUターンするつもりなので、今の故郷である佐賀県の目ぼしい地を一通り知っておこうと。そこに『マツコ有吉かりそめ天国』や『行列のできる相談所』の佐賀特集が重なったもので尚更行くべだと思い立って。

ちなみにUターンを数年内としているのは、東京の便利さや暮らしやすさが向こう数年以内に失われていきそうだから。理由は長年の一極集中の副作用である超高齢化の進行と、来春からの物流危機による生鮮食料価格の高騰。どちらも解決策が見つかっていないので深刻化は避けられそうにありません。だったら田舎で暮らすのもよかろうと。

さて、佐賀中を巡ってみたものの、また訪れてみたいと思った地は限られます。

基山町

訪れるというか自身名義の家があるので住む場所です。県内で一番犯罪率が低いのどかな田舎町だけど、基山駅から博多まではJRで25分、鳥栖まで6分、久留米まで18分という場所なので、車がなくても生活に不自由しません。サウナ付きの広めな温泉施設もあるし。

でもジムが町内にないのが唯一の難点かな。

鳥栖

実家から一番近いちょっとした都市部です。飲食店が駅近くやロードサイドにたくさんあります。ネットカフェや業務スーパー、アウトレットモールも。

それにジムもあります。

佐賀市

基山駅からはJRで35分。県庁所在地だし、何かしら用事ができたら行くかな。ドライブイン鳥で食事したい時とか。先祖ゆかりの与賀神社もあるし。

武雄&嬉野

武雄と嬉野は温泉目当てですね。化粧水のような線質がたまらんです。

鹿島&多良

鹿島市とその隣の嬉野市は酒どころだからイベントの時は行くだろうな。

多良は竹崎ガニ目当てですね。

以上かな。唐津や呼子にも惹かれはするけど実家からは遠いもんで。いや、唐津の海ではダンゴウオが見られるはずだから、春先に潜りに行くのはいいかも。

リオルふかの日イベント

私はPokémon GOを細々だけど続けています。

7月22日(土)は『リオルふかの日イベント』デーでした。もう課金する気はないけど無料イベントだから参加することに。

まずは手持ち卵の整理。無課金でチビチビ貯めてたコインをはたいて「散策ボックス」を入手。孵化装置に9個すべての卵を入れて孵化。

Pokémon GOの散策ボックス

その後はポケスポットを巡り新しい2Km卵をゲット。歩いて孵化するたびに次々と卵を孵化装置にかけて、最終的にゲットしたリオルが22匹。

リオルふかの日イベントの成果

その内、個体値MAXは0、念願だった色違いのリオルも一体だけでした。一応★★★だけど個体値44/50か。

色違いリオル★★★

願わくばもう一体欲しかったのだけど。片方はルカリオに進化させるために。途中で1時間休んだのが仇になったかな。

でもまあ、このゲームは無課金ユーザーには渋いから、こんなところでよしとしましょう。

ちなみに8月26日(土)と8月27日(日)に、『GOFEST2023グローバル』は有料イベントなのでパス。昨年、一昨年は参加したけど、どちらも色違いが2、3体しか出なかったので、日頃課金してないと、こんな扱いを受けると思い知ったから。

アンテナショップ大町ふるさと館

アンテナショップ大町ふるさと館を見つけたので入ってみました。建物がピカピカだと思ったらリニューアルオープン後1ヶ月も経ってなかったようで。

アンテナショップって東京とかに県をあげて出店するイメージだけど、ここは佐賀の地場産品を集めた道の駅の小型版みたいなお店でした。

まずは佐賀牛コーナー。よだれが出そうになります。

アンテナショップ大町ふるさと館の佐賀牛コーナー

アンテナショップ大町ふるさと館の佐賀牛ローストビーフ

それから佐賀のブランド鶏『ありたどり』のコーナーも。きっと美味いんだろうなぁ。有田焼で知られる有田町にあるありた株式会社が商品展開しているようです。

アンテナショップ大町ふるさと館のありたどり

アンテナショップ大町ふるさと館のありたどり

他にもベーカリーとスイーツ、デザートのコーナーがあったかな。

結局目移りして何も買わなかったけど、惜しいことをしたなぁ。

こちらはアンテナショップ大町ふるさと館の外観。

アンテナショップ大町ふるさと館の外装