blogが表示されなくなった

先日、このblogが表示されなくなりました。下図のようにそっけないメッセージが出て。

blogが表示されなくなった時の画面

リンクを辿ってトラブルシューティングの方法を読んでみたけど、対処方法は解らず。

そこで「このサイトで重大なエラーが発生しました」でweb検索してみたところ、たくさんヒットしますね。どうやらphpのバージョンが影響しているようで。確かに、直前にLOLIPOPのレンタルサーバーでPHPのバージョンを上げたところでした。

ならばとLOLIPOPにログインし直し、変更したPHP設定を少し古い別のバージョンに変更したら、blogが再び表示されるようになりました。

いやぁ冷汗ものです。私はWordPressを独学で習得したため必要最小限のことしか把握しておらず、トラブルの発生パターンや深刻度がよく解っていないのですよね。

まあ、最悪blogを捨てることになっても、それはそれで解放された気になるかもしれないけど、せっかく作った写真ギャラリーやら過去の日記などがなくなるのは終活みたいで寂しさを感じるかもしれないなと。

ヒクイドリ

11月5日(日)は久留米鳥類センターに赴きました。お目当てはヒクイドリ(Casowary)です。何しろ飼育している施設が日本に7箇所のみで、見たことがなかったもので。以前、福岡市動物園に行った際は鳥インフル流行のせいで見られなかったし。

でもこの日は無事会えました。

久留米鳥類センターのヒクイドリ

ヒクイドリ、世界一危険な鳥としてギネスブックにも載っているけど、さすがに金網越しならあの強烈な前蹴りを喰らう危険はありません。

こうしてみると顔つきがラプトルですね。恐竜っぽさを首から上に色濃く残しています。

それと足。こちらも見事に恐竜です。

久留米鳥類センターのヒクイドリの足

さて、この日はiPhoneしか持ってなかったのでこんな絵しか撮れなかったけど、次回は一眼レフを持ち込んで、金網を消して撮ってみようかと思っています。

株式会社マリンクリエイティブ

昨日、久しぶりにマリンダイビングWEBのメルマガが届きました。発行元は破産した株式会社水中造形センターから株式会社マリンクリエイティブに替わっています。

メルマガの内容は従来通りだけど、ひと頃は開催が危ぶまれたマリンダイビングフェア2022は当初の予定通り2022年4月1日(金)〜3日(日)、池袋サンシャインの文化会館3Fで本決まりのようです。

マリンダイビングフェア2022

とはいえ海外勢はまだ見通しが立たないので今年みたいな規模感でしょうかね。

さすがに地球の海フォトコンテストはなしか。あれは作品募集と審査、そして展示にも目一杯人の手がかかりそうだものな。準グランプリながら1回上位入賞しといてよかった。

雑誌の復刊はもう厳しいだろうけど、WEBとイベントが新会社のもとで継続されることを嬉しく思います。

マリンダイビングフェア2020が無事開催されました

8月21(金)、再延期されたマリンダイビングフェア2020が無事開催されたので行ってきました。

会場はいつもの文化会館2Fと3Fではなく3Fのみ。つまり規模は半分以下ですね。

マリンダイビングフェア2020の入場口
検温を受けて入場

そんなわけで出店者も微妙な感じ。

例えばカメラ関係はFishEyeだけで、INONやSea & Seaは参加を見送ったようです。それにOlympusも。Olympusはカメラ部門が売却になっちゃったところだし。

ダイビング機材メーカーの出店もありませんでした。スクーターやドローン(プローブ)、ダイコンなどの展示はあったけど。

海外勢では、会場向かって右奥のセミナー会場の手前にフィリピンブースがあったけど、説明員はまばら。そりゃそうですよね。今は政府系やビジネス以外では永住権を持った人しか行かれないので。予定しているツアーにしても来年以降だそうで。

その向かいにはインドネシア(ユーツアー)のブースがあったけど、インドネシアもまだ国内移動の制限が緩和された程度で観光客が行かれる感じではないとのこと。しかたないので今はクルーズ船を建造中だそうで。

まあ、今年はイベントの内容がどうであれ、開催できただけでも御の字でしょう。

マリンダイビングフェア2020の会場風
来場者もお昼過ぎはまばらでした。
マリンダイビングフェア2020の会場風
奥にMIC21の即売所があって例年なら通り抜けるのも苦労するほど混雑するのだけど今年は…。

このiPhoneで我慢するか

今週、新しいiPhone SEが発表されました。噂通り「iPhone 8のテコ入れ版」といった感じでしたね。私は昔のiPhone SEと同じ4インチモニタ機を待ち望んでいたのだけど、もうあのサイズの新機種は出ないのでしょう。

iPhone SE(2020)
iPhone SE(2020モデル)

だったらしかたない。5年半使った私のiPhone 6 Plusも随分くたびれてきたことだし、iOS13が動かないのはもちろんPokémon GOも安定しないので、ここいらが買い替え時だと思い、さっそく注文しました。iPhoneにもあまりお金をかけたくない私にとって他の選択肢はないですしね。

なお、予約開始の昨夜9時にApple Storeにアクセスして購入まで進んだものの、Oricoのショッピングローン(分割金利0%)の手続きにまごついてたら(入力フォームが誤動作していたっぽい)、到着予定日が24日(金)から25日(土)以降にずれ込んでしまいました。まあいいけど。

ちなみに赤を買うつもりでいたけど直前に思い直して白にしました。(PRODUCT)REDモデルなら「自分は社会問題に関心があります」的なアピールができるけど、自身の持ち物として考えると派手すぎるなと。

データ容量は128GBを選択。16GBしかないiPhone 6 Plusでもなんとかやりくりできていたから64GBで十分だとは思ったけど、その差5,000円なら容量2倍の方が良さそうに思えて。先々、水中ハウジングに入れて水中カメラとして使うかもしれないし。そう、今はダイビングを引退中だけど、コロナが収束してまた旅ができるようになれば復帰したいので。

イオンって頼りになるよな

昨日、地球の海フォトコンテストの締め切りが迫っていることに気づきました。1月20日(月)必着なので今日17日(金)までに出さないと。さもなくば月曜日に持参しての直接入稿となってしまいます。

よって急遽写真をプリントする必要が。でも新百合ヶ丘界隈では2Lサイズでプリントできる機械がなかなか見つかりませんでした。

以前はイトーヨーカドーの4階でできたけど、今はL版のみになっていました。隣のOPAのどこかにないか探したけど見つからず。需要が少ないのでしょうね。

ならばとイオンの5階に行くと、ありました。DNPの大判対応機が。レストラン街、ふらんす亭の向かいです。

ただし機械には貨幣紙幣の投入口も電子マネーの端末も見当たらず。でもなんとかなるだろうと進めたら使い方が解りました。

まず、片割れにある受付機にメディアを装着、もしくはスマホと接続して写真を選んでプリントサイズなどを決定。するとレシートが出てきます。

イオンの写真プリントの注文受け付け機
イオンの写真プリントの受付機。こちらで注文します。

次にレシートを少し離れたレジに持っていき支払いをすませるとバーコードがついた紙を渡されます。

このバーコードを受付機の隣にあるプリンタのバーコードスキャナに読み込ませるとプリント開始です。

イオンの写真プリントのプリンタ
イオンの写真プリントのプリンタ。A4とかの大判も出せるのですね

少々ややこしいけど希少な2L対応機。イオンはやっぱり頼りになります。

ただし、レストラン街の寿司屋、魚敬が1/15(木)で閉店していました。残念。

イオン新百合ヶ丘中央店の魚敬

Psychedelic Frogfish

3月のアンボンではPsychedelic Frogfish(アンボンカエルアンコウ)にあえなかったので代わりにDIVE into AMBONのカメラルーム内の壁にかかっていた写真を撮ってきました。

Psychedelic Frogfish

これでアンボンツアーでは通算1勝2敗です。3年前に見られてよかった。

Slender Crinoid Shrimp

今週放映のクレイジージャーニーは峯水亮さんの回ですね。「プランクトンの撮影に一生を捧げた男」という切り口らしいです。でも私にとっての峰水さんはエビ写真家。著作に海の甲殻類(ネイチャーガイド)だったりサンゴ礁のエビハンドブックがあるので。よって、できれば最新のエビ図鑑を出版して欲しいものです。


Slender Crinoid Shrimp、ウミシダヤドリエビ。

Slender Crinoid Shrimp、ウミシダヤドリエビ

どの個体も片方のはさみしかないように見えます。もげやすいのか、そもそもそういう仕様なのかは知りません。

Tasmanian devil

多摩動物公園でタスマニアデビルの展示が始まったので写真を撮ってきました。

Tasmanian devil(タスマニアデビル)

現在、アジアでタスマニアデビルが飼育されているのはここだけです。残念ながら雌2匹なので繁殖はできないけど将来は雄も来るかも。なにしろ本国では伝染病で個体数が減っているから。

展示場所は当然ながらオーストラリア園で、オランウータン舎から右に行ってアムールトラの脇道を上ったところ。かつてウォンバットがいた場所です。あのウォンバット、残念ながら死んじゃったんだよな。

で、そのウォンバットは夜行性なためか寝ていることが多かったし、タスマニアデビルも夜行性なのでやはりそうかと半ば諦め気味に行ったら逆でしたね。2匹ともずっとエリア内を小走りしていて、ちっともじっとしてくれません。私としては、このピクトグラムのようなあくびのシーンを撮りたかったのだけど、2時間ぐらい粘ったもののそのチャンスはまったくありませんでした。

タスマニアデビルの案内看板

さて、タスマニアデビルの撮影ですが、ちょっと難しいですね。アクリル板越しなので反射や他の客の写り込みを避けなきゃならないし、ずっと動き回るのでフォーカスを合わせるのが困難です。

そんな条件でまともに撮れたのが上の一枚。今回はこれでよしとしよう。

タスマニアデビルのぬいぐるみ
お土産屋さんにはさっそくタスマニアデビルグッズが登場。

アピ

多摩動物公園のアピ、2歳。チャッピーの子でミンピーの弟。

多摩動物公園のアピ
多摩動物公園のアピ

柱に仕込まれた蜜に浸した枝を舐めているところです。

絶対に落ちない

多摩動物公園のアピ(1歳)。

多摩動物公園のアピ(1歳)
多摩動物公園のアピ(1歳)
自然界では樹上生活するオランウータンの握力は500kgfとも言われていて、片手や片足だけで何かに捉まっても、まず落ちることはありません。

そんなわけで「絶対に落ちない」ってことで、多摩動物公園のオランウータン舎ではこの時期、合格祈願を受け付けています。

テレコンバーターの具合良し

年末、欲しかったテレコンバーター『Kenko テレプラス 2倍 MC7』を買ったので、昨日多摩動物公園で使ってみました。いやぁ快適です。1歳のアピがこのサイズに写ります。

アピ(1歳)
消防ホースで遊ぶアピ(1歳)

f値は5.6と2段階暗くなったけど、オートフォーカスもキビキビと動いてくれるし、何よりも像が大きく写るのは楽しいですね。600mmクラスの望遠レンズを買うよりもずっと安いし。

菩薩様

申年っていいですね。類人猿も申に含めるなら多摩動物公園を縄張りにしている私は写真がたくさんあります。

こちらはお婆ちゃんオランウータンのジプシー。

多摩動物公園のジプシー
多摩動物公園のジプシー

オランウータンは本質的に穏やかな生き物だけど、特にこのジプシーは悟りの境地に近そうに見えます。

満喫中

多摩動物公園のオランウータン、チャッピー。

多摩動物公園のオランウータン、チャッピー
多摩動物公園のオランウータン、チャッピー

貴婦人のごとく日よけの布をかぶり、上機嫌にキセルをふかしているのではなく、岩の穴に仕込まれた蜜を舐めているところでした。

多摩動物公園のオランウータン、チャッピー
よく見ると岩に錠前が掛かっています。液体状の餌の収納場所になっているわけですね

テレコンバーターについての訂正

テレプラス-MC7-DGX先日、テレコンバーターの注意点で私のレンズAF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-EDとテレコンバーターの組み合わせだとオートフォーカスが効かないと書いたけど間違っていました。

いや、以前ケンコートキナーに問い合わせたらこのような返信だったのですよね。

お客様がお持ちのレンズではないのですが、AF-Sマイクロ60mmでは完全マニュアル操作となっておりAF非対応となっております。
同じ様に完全マニュアル操作となる可能性が高いのでがっかりする前にこちらでの検証をお勧めするわけです。
どうぞご遠慮なく試しにご来店ください。

そこで中野のケンコートキナーのショールームに行って試させてもらいました。

するとオートフォーカスがちゃんと効きますね。どうやらf8を越えると無理らしいけど、幸い私のレンズはf2.8と明るいので、テレコン装着で2段階暗くなってもf5.6。ならば買ってもいいかも。安いし。

テレコンバーターの注意点

AF-S TELECONVERTER TC-20E III先日のテレコンバーターという手があったの続き。

動物園などで遠くの被写体を写すべくテレコンバーターを使うって話ですが、注意点がありました。どうやら私のレンズAF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-EDだとオートフォーカスが効かないようです。調べていて、KENKOやSIGMAやテレコンバーターの都合かと思ったけど、Nikon純正品でも同じですね。WebサイトのAF-Sテレコンバーター使用上の注意という欄に書かれていました。

だとするとテレコンバーターが有望な選択肢かは怪しく思えてきました。被写体が静止した生き物とかなら良いのだけど、動き回るオランウータンとかだと厳しいですね。レンズのフォーカスギアを回していては追いつかないから。考え直しだ…。

ちなみに以前沖繩で、Gallery H(現F360)の及川さんが「小さな被写体を大写しにしたい」という私に「テレコンバーターを使ってみたら?」と提案してくれました。でもオートフォーカスが使えないなら無理ですね。ナノマクロ撮影では最終的な調整はマニュアルになるけど、その都度ギアを回していては追いつかないので、大まかなピント合わせにオートフォーカスが必要です。

まあ、テレコンバーターを着けるならレンズポートを拡張しなければならないし、そうするとマニュアルフォーカスのギアが合わなくなるので選択肢には入っていなかったけど。

テレコンバーターという手があった

昨日、TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)が欲しいと書いたけど、9万円くらいしてるし約20kgのレンズ重量も気になります。 そこで代替手段としてテレコンバーターを使う方法があることを思いつきました。

AF-S TELECONVERTER TC-20E III
AF-S TELECONVERTER TC-20E III

これで焦点距離が2倍になります。つまり私の105mmが210mm相当になるわけです。105mmはマイクロレンズなので撮影倍率はは1:1。しかも私のカメラはDX機のD7000。FXよりも1.5倍大きく写ります。イメージセンサーの面積が小さく、レンズが捉えた絵の外周部分を棄てているだけだけど…。 2倍のテレコンバーターを使えば210mm * 1.5で315mm相当。600mmクラスのレンズの撮影倍率が1:5とかだから、被写体を大写しするという意味では良い勝負ができそう。うん、これがいいかな。

予算優先ならサードパーティ製もいいかも。こちらはアフォーダブルですね。

今欲しいレンズ

今私がほしいレンズがこちら。

TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)
TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)

TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)です。

私が丘陵ウォーキングがてらよく行く多摩動物公園には大勢の写真家が来訪します。なかにはhassyさんのように気合いの入った方も。彼は600mmの巨大な単焦点レンズで毎週末のようにオランウータンを撮っています。600mmっていいですね。FXカメラとの組み合わせで撮っても、私のDX(D7000)と105mmマイクロで撮った写真より被写体が大きく写るので。

とは言えNikon純正の600mmレンズ(AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR)は売価でも120万円以上しています。500mmのAF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VRでも90万円以上。ちょっと手が出せません。水中では使えないし。

 

でも単焦点を諦めてズームレンズにすれば、何とか買えるレンジ。それが冒頭のTAMRON SPレンズです。

もちろん単焦点とズームでは絵も違ってくるけど、きっとこんな写真をトリミングなしに撮れるようになるだろうな。

多摩動物公園のオランウータンのリッキー(2歳)

アプリがまたリジェクトに

自作のiOSアプリ『FROGFISH.JP』を微調整して再提出したところリジェクトを食らいました。規定に触れるなにかを盛り込んだわけじゃないのに、こんなこともあるのですね。

iTunes Connectのリジェクト画面
iTunes Connectのリジェクト画面

読むと「新しいバイナリは要らないから、スクリーンショットの不足分を登録しろ」的なことが書いてあります。そんなこと言われたって、必要なスクリーンショットはすべてアップロードしてあるのに…。

と思いつつスクリーンショット登録の画面を確認したら、iPad Proのタブが増えていました。

iPad Pro用スクリーンショット登録
iPad Pro用スクリーンショット登録

なるほどiPad Proの出荷が始まったからか。iPadが2048 x 1536なのに対してiPad Proは2,732 x 2,048。今度からこれも用意しなければならないようです。厳しいなあ。iPad Proなんて持っていないし、しょうがないのでPhotoshopで作るか…。

Appleからリジェクトを食らった件

先日リリースしたiOSアプリ『FROGFISH.JP』、実は2件の理由でAppleからリジェクト(却下)を食らいました。

appicon_shrimpheads-128

FROGFISH.JP

よがたみちあき

¥0

1件目は他のプラットホームへの言及があったこと。テキストのページに「このアプリの電子書籍版もあるのでiBooksストア、Google Playストア、amazonでダウンロードしてください」と書いていたのが規定に触れたようです。

よってそれらを削除して再提出したものの2件目のリジェクト。理由は「電子書籍はiBooksで出すべし」というものでした。昔は電子書籍風のアプリも審査を通っていたけど、いつのまにか規定が改正されたようですね。

しばし考えた結果、Appleに異議を申し立てることにしました。以下はその際の文です。Google翻訳を駆使して作成して作った大雑把な英文だけど、まあ何とか通じるかと。

> 2.21 - Apps that are simply a song or movie should be submitted to the iTunes store. Apps that are simply a book should be submitted to the iBooks Store

I ask you to re-examin, because my app is not a simple or general e-book. I'm sure that this app is suitable as iOS app.

Indeed, the screen of the app looks like e-books, such as EPUB on iBooks. However, It offer some unique experience to users in really simple way.

My ideas are follows.

  - The page turning different from the e-book ( horizontal and vertical ).

  - Handling of text that overflows from the screen.

  - Language switching of content ( follow the OS settings ).

Please flick up while when you are looking at any photograph page. Description page of the photograph will appear. In other words, there is a hierarchy between pages. It is content everyone should always see,  or content that only people that it needs to see. Of course, it is up to individual reader. It can not be realized on EPUB.

For example, some readers will browse only photos in my app as photo album. But, another readers will be used as encyclopedia  or photography guide book by vertical flick.

Moreover, the text-based page is variable size. Therefore font size is not too small even on small screen device. And readers can read by scrolling as Web browser. Readers not be bothered to page turning during the reading. And readers can return to primary photograph page just by down flick.  In EPUB, sometimes, rediscovery of the original photograph page is troublesome.

In addition, the language of the content will switch depending on the language setting of the iOS. In English or Japanese. This is a feature that many iOS apps offer commonly. However, if I want to achieve it in EPUB, I must publish a book for each language.

Thank you.

日本語だとこんな感じ。

> 2.21 - シンプルな音楽や映画はiTunesストアに、シンプルな電子書籍はiBooksストアに提出しなければいけません。

再審査をお願いします。なぜならこのアプリは単純、あるいは一般的な電子書籍ではないからです。私はこのアプリがiOSアプリとして相応しいと確信しています。

確かに表示内容はEPUBのような電子書籍と似ていますが、実にシンプルな方法でアプリ特有のユーザー体験を提供しています。

私の独自のアイディアは以下の通りです。

  - 電子書籍とは違うページめくり(横方向と縦方向)

  - 画面から溢れるテキストの扱い

  - 言語切り替え(OSの言語設定に従う)

写真のページを表示しているとき画面を上にフリックしてください。その写真の説明が表示されます。つまりページ間には階層があります。それは誰もが見るべき内容と必要な人だけが見る内容の違いです。もちろんその選択は読者にゆだねられています。これはEPUBでは実現できません。

例えばある読者はこのアプリを写真集として閲覧するでしょう。でも別の読者は図鑑や撮影ガイドとして使うかもしれません。

しかも、テキストベースのページはサイズが可変なので、デバイスによって文字が小さくなりすぎることがありません。そして読者はWebブラウザのようにスクロールしながら読めるので、ページめくりに煩わされることはありません。加えて下フリックで写真ページに戻れます。EPUBでは写真ページの再発見はしばしば面倒になります。

更に表示言語はiOSの言語次第で日本語か英語に切り替わります。これは多くのiOSアプリが普遍的に提供している機能です。しかしながらEPUBでやろうとすれば言語毎に別の本として出版する必要があります。

ありがとうございます。

結果、異議申し立てから3日弱かかって無事リリースとなりました。

みんカレ2016

月刊ダイバーからみんカレ2016(みんなで作る水中カレンダー 2016)への催促メールが届きました。

みんカレ2016写真代募集のバナー

そういやそんな時期ですね。 今回の部門設定は以下の7つ。

みんカレ2016の応募部門

でも私はそもそも大物や群れは撮らないし、クマノミも今さら。

造形の定義はよく解らないけど、オブジェとかそれに見立てた何かかな。それっぽいのは撮ってないや。

よって応募できそうなのは、B:ウミウシ、D:幼魚、E:顔ぐらいか。

まあ、過去に掲載してもらったご縁もあるし、来年版にも一枚ぐらい載せてもらうべく応募してみます。

写真集アプリをリリースしました

電子書籍として出版済みの写真集『FROGFISH.JP』をアプリにしてみました。iOS版とAndroid版があります。無料なのでぜひダウンロードしてお楽しみください。

appicon_shrimpheads-128

FROGFISH.JP

よがたみちあき

¥0

アプリ化の背景:

かねてより電子書籍の写真集制作を研究していて、iBooksストア、Goolgeプレイストア、amazonでの出版まではこぎ着けました。

ただし、Adobe InDesign CCで作成したEPUB3.0(固定レイアウト)のコンテンツはMacやiOSの各種ビューワアプリででは正しく表示されるものの、Android版のGoogle PlayブックスアプリやKindleアプリではテキストが崩れます。

それがアプリの都合なのかOSの制約なのかは解りません。バグは逐一報告しているけど、まだ直してもらえてません。

もしアプリ側ではなくAndroidの制約だとすれば修正までに時間がかかるか、もしくは放置されるかも。OS Xから派生したiOSはマルチフォント表示が前提に作られているけど、Androidはどうなのだか。

国際標準規格なんてあてにならないですね。規格自体が立派でも実装が追いつかなければ標準の意味をなさないのだし。

というわけで電子書籍には一旦見切りを付けてアプリにしました。

ど肝を抜かれた水中写真

こちらは米国のダイビング雑誌Scuba Diving Magazineの11周年記念フォトコンの入賞作品。CONCEPTUAL部門の1位です。

Kiyoung Jangさんの作品(Scuba Diving Magazine's 11th Annual Photo Contest)
Kiyoung Jangさんの作品(Scuba Diving Magazine’s 11th Annual Photo Contest)

これには驚きました。そしてしばし悩みました。一体どうやって撮ったのかと。ウミウシの卵ではないですよね。フォトコンに応募するぐらいだからコラージュでもないはず。

でも背景に着目して謎が解けました。シライトウミウシが大きく映っているので。なるほど、カメラの前で気泡を発生させ、無数の宙球(ソラタマ)として写し込み、それを撮ったのですね。

気泡を通して像を見たことがないのでこんなに写るのか解らないけど、ライトと鏡を駆使しているようです。

I used a compact camera, hand torch and mirror.

カメラはOlympus TG-3だから顕微鏡モードを使ってるかも。

ともかく、私がこれまで見た中では最も技巧が凝らされた水中写真の一枚です。これを撮ろうと思いついたJangさんは凄いなぁ。

電子書籍の写真集を作ってくれるそうですよ

かねてより私も電子書籍の写真集制作を研究しています。それを副業にしたいなと。仮に盤石経営の会社に勤めていても、自身や家族が体調を大きく崩そうものなら収入の道を断たれ兼ねないので。

そんな中、気になるWebページを見つけました。TRISEC Internationalという会社の電子書籍写真集制作サービスです。

TRISEC Internationalの写真集電子書籍
TRISEC Internationalの写真集電子書籍制作例

おおむね私が考えていることと同じですね。「オリジナルの写真集を出したいけど、自費で印刷物を作って売るのは難儀」という人から依頼を受けて、制作を代行するという。まあ順当な発想なので探せば他にも業者が見つかるでしょう。

私の考えと違うのは閲覧環境をKindleに限定していること。なるほど、私はiBooksとGoogle Playも対象にして苦労したけど、Kindleに限れば制作の難易度が下がります。iBooksにはAndropid版もWindows版もないけど、Kindleは主要なプラットフォーム(Mac、iOS、Android、Windows)向けアプリが揃っているし。

とは言えKindleはテキストの再現性がイマイチ。環境によっては文字が欠落したり、文字間が詰まったり、二重に表示されたり。そこでこの業者がそれらをどのように回避しているかというと画像化していました。

TRISEC Internationalの写真集電子書籍のテキスト表示
TRISEC Internationalの写真集電子書籍のテキスト表示

写真とテキストを配置した各ページを1枚の画像にすると。妥当な選択です。これなら簡単に作れ、文字の表示不全は起こり得ないし、JPEGの圧縮率を下げれば文字の表示品質もさほど劣化しません。

でも、私としてはこれでは面白くないのですよね。テキストを画像化する分データ容量が増えるし、PowerPointで作れそうな写真集になりがちだから。

とは言え私もこのサービスの発展に期待します。アプローチは違えども目指すところは同じなので、盛り上がれば私にもおこぼれが回って来ないとも限らないし。

Adobe Digital Publishing Suiteとは?

かねてより電子書籍写真集の制作に取り組んでいます。写真を趣味にする人は多いから「オリジナルの写真集を出してみたいけど、作るのは苦手」という個人を対象に、あまり凝ったことはしない代わりに低価格で制作を請け負って、それを副業にしたいなと。

制作環境はAdobe InDesign CCです。他にAppleのiBooks Authorという手もあるけど、こちらで作ったコンテンツはiBooksアプリ(iOS版/Mac版)でしか観られないので却下。InDesignで作れるEPUB3.0(固定レイアウト)なら、iBooksの他にもGoogle PlayとKindleでも観られます。

ただし、InDesign CCで可能な表現は限られています。PDFにしろEPUB3.0(固定レイアウト)にしろ、紙のイメージを表示デバイス上で再現するような感じで、動画の埋め込みすらできません。

あまり凝らないという前提だけど、もう少しメディアリッチなコンテンツが作れるといいと思って見つけたのがAdobe Digital Publishing Suite(以下ADP)。例えばこちらのEF LENS HANDBOOKのようなアプリが作れます。

icon_ef_lens_handbook

Adobeのサイトでは紹介されていないけど、こちらのNIKKOR LENS GUIDEもADPで作られているはずです。

NIKKOR_LENS_GUIDE

アプリなので全画面の動画が埋め込めたり、スクロールも縦横に自在。ポップアップメニューを表示させたりもできます。これは魅力的です。おまけにADPではiOS版だけでなくAndroid版のアプリも生成できるとのこと。よってこれで写真集や図鑑を作ってみたいと思いました。

ページネーションの図
こんな感じでページがめくれる写真集が作れると利便性が上がります

ただし、Adobe Creative Cloudのラインナップ紹介にそれらしい記述が見当たりません。もう少し調べてみたところ、ADPはCreative Cloudのように個人でも使えるツールまたは制作環境ではなく、コンテンツを作成して配布したい企業側が費用負担する類いのものらしいです。相変わらずAdobeのサイトでは肝心なことが解りづらいのだけど、こちらのサイトに解説されていました。

Adobe Digital Publishing Suiteの料金体系

残念。Adobe、ADPの個人でも使えるエディションを出してくれないかな。ああ、そうするとAdobeは企業から高い料金が取れなくなるのか。

ならば他社でもいいので、InDesignを拡張してiOS/Androidアプリを生成するプラグインか、それに類する制作ツールを出してくれないかな。

証明写真のjpegが欲しい

関連エントリ:jpagで受け取れる証明写真

もうすぐ私の多摩動物公園の年間パスポートが切れます。多摩動のパスには顔写真が必要です。福岡市動物園のパスだといらないのだけど。

オランウータンのキュー
私ではありません。でも同い年のオランウータンです

それで思い出しました。証明写真の撮影ボックスって街に点在していますよね。昔は1回400円ぐらいだったけど最近は800円もしているようです。なのに今でも貰えるのはプリントのみ。今のご時世、データを貰えるようにしてほしいと思いません?

先日、ホリエモン氏が「手書きの履歴書はゲンナリする」と言っていました。さもありなん。悪筆が読みにくいってだけでなく、最低限のITスキルや活用志向がないと言ってるも同然だから。よって少なくともIT関連企業に提出する履歴書ならPCアプリやWebサービスなりでの作成が必須でしょう。

その場合、ちょっとハードルが高いのが証明写真の撮影。デジタルデータが必要だからと自宅でデジカメやスマホで自撮りしても、あまりいい仕上がりにはなりません。理由は光。撮影ボックスのように反射壁に囲まれていないため、蛍光灯の光が不自然だったり、ストロボを炊いてもどこかに余計な影が出たりします。

そんなわけで証明写真撮影のボックスにUSB端子かSDカードスロットが付いていて撮影データを持ち帰れるといいなと。いや、撮影後にQRコードが表示され、スマホで読み取るとダウンロードできる方式がいいかな。

業者にしてみれば、プリントなら数に限りがあるので使い果たしたらまた利用してもらえるとの思惑があるのかもしれないけど、利用する側の具体的なニーズって重要ですよね。じゃないと今後は証明写真撮影のボックスでお金を払わずに自撮りする不届きな連中が続出しないとも限らないし。

PDFじゃだめなの?

オリジナル電子書籍写真集『FROGFISH.JP』を引き続きiBookストアGoogleプレイストアamazonで無料配布中です。

FROGFISH.JPの表紙イメージ

この電子書籍のファイルフォーマットはEPUB3.0(固定レイアウト)。一言で言えば「PDFみたいなEPUB」です。「リフロー型」と呼ばれる一般的なEPUBとは違い、常に制作者が意図した通りのレイアウト、フォントで表示されます。

そのためフォントには埋め込みが許可されたものを使う必要があります。日本語フォントは開発が大変なためか電子書籍に埋め込み不許可のものも多いけど、OS X付属の日本語フォントはすべて可能。この点でもクリエイティブ用途にはWindowsではなく断然Macですね。

だったらPDFで良さそうなものですが、有力電子書籍ストアが出品を受け付けていません。普段使いのファイルフォーマットとして普及しすぎたからかな。ともかく電子書籍として販売・配布したければEPUB(リフロー型/固定レイアウト)にせざるを得ないとのこと。でも固定レイアウトのEPUBを作れるメジャーアプリは私が知る限りAdobe InDesignのみです。PDFならさまざまなアプリで作れるというのに。

そこで「PDFを固定レイアウトEPUBに変換できれば」と思い、検索したらこちらの製品がヒットしました。

『PDFから簡単変換!』にはMac版とWindows版があり、EPUBだけでなくExcelやWordのファイルに変換できる優れもの。それでいて割引ありで4,480 円(税込。定価5,980円)は、Adobe Creative Cloudの1ヶ月分よりも安価です。

さっそく試用版を使ってFROGFISH.JPのPDFを変換してみたら、ほんの数秒で変換が終わり、案の定結果はボロボロでした。いかにも中華系アプリっぽい出来栄えですね。確かに変換はしてくれるけど、決して実用的なものを出力するわけではないという。

他にもモリサワの『MC Comic Maker』という製品も見つかりました。モリサワは言わずとしれた日本を代表するフォントメーカー。フォントだけでなくドキュメンテーション製品やサービスも展開しています。信頼性なら断然こちらの方が上ですね。

ただしMC Comic Makerの使用料は1年間120,000円。Adobe Creative Cloudだと2年分の額です。品質は高いのかもしれないけど、EPUBに変換するために12万円は一般人にはちょっと手が出ませんよね。

てなわけでオリジナルの写真集やフォトエッセイの電子書籍を作成したい人がいれば、私が制作と電子書籍ストアへの出版までをお手伝いします。詳しくは以下のリンク先をご覧ください。

mascot of FROGFISH.JP

ダイビングマスク(未使用)を手放します

ヤフオク!にAQUALUNGのダイビングマスク(未使用)を出品しました。

AQUALUNGのマスク

かつてちょっとしたフォトコンで沼口麻子賞なる賞を受賞し、その際に貰ったやつです。今のマスクが壊れたら使おうと思ってたけど、そういう機会はなかったので、ここいらで手放そうと。

よって一度も使ってないし、試着すらしていません。興味がある人は覗いてみてください。オークション終了間際に入札するのがいいかも。

ちなみに入賞した写真はこちら。

パノラマ大水槽ダイビングのシロワニ、コバンザメ、イワシ
パノラマ大水槽ダイビングのシロワニ、コバンザメ、イワシ

福岡のマリンワールド海ノ中道のパノラマ大水槽で潜った際の一枚です。

NAスーパーマクロコンバージョンレンズの重量

最近の私のテーマは水中カメラセットの重量。カメラセットがマイナス浮力だと写真の腕前に響くので。

私の場合、昨年Nauticam製のNAスーパーマクロコンバージョンレンズSMC-1を追加したことでマイナス浮力が顕著になりました。とはいえこのレンズの撮影クオリティは棄てがたく、もはや必需品です。

Nauticam スーパーマクロコンバージョンレンズSMC-1

よって次回までにはこのレンズ分の浮力をカメラセットに追加しなければなりません。

そこでSMC-1の重量を調べたところ以下の通り。

  • 陸上:463g
  • 水中:約300g

なるほど確かに陸上ではずっしり重量感があるけど水中でも300gもあったのか。カメラが300gも重くなると安定させるのに苦労しますよね。特に私の場合はナノ・マクロ(ミリ単位の被写体を好んで撮る)スタイルなのでフォーカスと構図取りがシビアだし。

差し当たり300gならXBフロートチューブの340Gを足すのがいいかな。ランヤードに通すなどして。

Yosemiteに写真アプリが登場

昨日、OS X Yosemiteの最新アップデータ(10.10.3)が公開されました。

総容量2GBあまりのこの大型アップデータを適用してみたところ、「写真」(英語名は「Photos」)というアプリがインストールされますね。この春、かつての写真管理&編集の純正アプリであるApertureを置き換えることは以前からアナウンスされてました。

で、さっそく写真アプリを起動してみたら見覚えのある画面が。何のことはないiOS版の写真アプリとそっくりです。なるほど同じUIを採用したのですね。

OS X Yosemiteの写真アプリ
OS X Yosemiteの写真アプリ(色調の補正中)

このiOSライクなUIでApertureの詳細な写真編集をどれまで置き換えられるかは、しばらく使ってみないとわかりません。差し当たり以下の不都合が見つかりました。

  1. トリミング中に写真のピクセル数が解らない
  2. 画像のピクセル数を指定して書き出す方法が見当たらない

特に後者はblog向けに写真を描き出す場合に重要です。このblogでは1024 x 768の写真を使うことに決めているので。

よってそれらが改善されるまでApertureを使い続けたいところですが、写真アプリを初めて起動するとApertureのライブラリは無くなってしまいます。写真アプリ用にコンバートされてしまうようです。参ったなぁ。しかたない。Appleにフィードバックを投げて改善されるのを待つか。

そんなわけでApertureユーザーでYosemiteの10.10.3アップデータを未適用の人は、Apertureライブラリのバックアップを取ってからアップデートした方が良いと思います。


その後、2.に関しては方法が解りました。ファイルメニューから「書き出す」→「一枚の写真を描き出す…」を選び、保存ダイアログの「サイズ」メニューで指定できます。

写真(Photos)アプリの保存ダイアログ
写真(Photos)アプリの保存ダイアログ

また、写真アプリへの移行後もApertureのデータは残されていました。

FIX NEO Mini 1000

マリンダイビングフェア2015のFisheyeブースで見かけた新製品がこちら。『FIX NEO Mini 1000WR FS(¥32,800)/1000WR(¥29,800)』です。従来品の『FIX NEO Mini 500 FS』の後継機になります。

FIX NEO Mini 1000WR FS/1000WR
FIX NEO Mini 1000WR FS/1000WR

最大光量は1,000ルーメンのワイド光。姉妹製品の『FIX NEO Mini 1000SW FS(¥32,800)/1000SW(¥29,800)』との違いはスポット光の代わりに100ルーメンの赤色光を灯せること。甲殻類を撮ることが多い私にはありがたい機能です。

注意が必要なのは、FIX NEO Mini 1000WR FSとFIX NEO Mini 1000WRの違い。名前に「FS」が付いている方だけがストロボ光を検知して自動的に消灯する機能を持っています。この機能、従来機のNEO Mini 500 FSには標準搭載だったけど、NEO Mini 1000シリーズではオプションになりました。といってもハードウエアは同じで3,000円高いFSでは機能制限が外れているのだそうな。要するにFS機能が要らない人は少し安く買えるってことですね。

このライトに私が注目したのは、最近水中撮影のライティングに悩んでいて、フォーカスライトの置き換えが必須なため。現在使っているINON LE550-Wは発売開始から何年も経っていて力不足を感じるので。

その点、FIX NEO Mini 1000WR FSは4段階調整で最大1,000ルーメンの光量で陸上165g、水中60gと軽量で、ナノマクロ撮影には最適です。こんな感じに使うのがよさそう。

FIX NEO Miniライトを使ったライティング
FIX NEO Miniライトを使ったライティング

参考までに比較を。

最大光量 赤色光 自動消灯 連続点灯 陸上重量 水中重量
FIX NEO Mini 1000WR FS 1000 あり あり 100分 165g 60g
FIX NEO Mini 500 FS 600強 なし あり 130分 165g 60g
INON INON LE550-W 550 なし なし 70分 220g 132g
INON INON LE700-W 700 なし  なし 125分 217g 131g

こうしてみるとFIX NEO Mini 1000WR FSがもっとも魅力的かと。マイクロUSBケーブルで充電できる点も有利です。充電器を持ち運ぶ必要がないので。

なお、大型機の新製品『FIX NEO 3000 DX』『FIX NEO 1500 DX SWR』『FIX NEO 1000 DX SW』も発表されてたけど、こちらは今の私には冗長です。

FIX NEO 1000 DX SW
FIX NEO 1000 DX SW

最近の悩み

最近の私の悩みは写真の腕前が落ちたこと。原因は解っています。光の当て方に失敗していると。 例えば川奈で先週撮ったこの写真。ちょっと詳しい人が見たらすぐに解りますよね。光が十分に当たっていないのを現像で明るくしたことが。

川奈のダンゴウオ

これには理由があって、こちらのレンズを手に入れたためです。このレンズの撮影クオリティに惚れ込んでしまい、ついつい使いたくなるわけです。

そしてようやくこのレンズ特有の極めて浅い被写界深度(105mmマイクロレンズに 付けると前後1〜2mmにしかピントが合わない)にも慣れ、被写体にかなり接近できるようになった(ワーキングディスタンスがぐっと縮まった)ため、左右のアームに取り付けた外部ストロボの光が付近の障害物やレンズ自体に阻まれるケースが増えてしまいました。ファインダー内では被写体が明るく見えてても結局のところ写真の明るさはシャッタースピードと絞り、そしてISO感度で決まるため、光量が不十分なままシャッターを切ると暗く写ってしまいます。

で、解決策は光源を調整するしかないですね。選択肢の一つはカメラではなくストロボにターゲットライトをつけること。そうしてあらかじめ被写体に光が届く角度にアームを調整してから撮影すると。例えば片方をカメラの上部に移動させるとか。

もう一つの選択肢としてはカメラのターゲットライトを大光量のものに換える方法も考えられます。ストロボ光に頼らないで撮る方法ですね。

どちらの方法にも一長一短があり、追加投資が必要なので、ここはじっくり考えることにします。

ニコンのローパスフィルター清掃講座

新宿のニコンプラザで定期的に開催されているローパスフィルター清掃講座(無料)を受講してきました。

一眼レフカメラを使っていると、いつしか画面内に黒い小さなシミが写り込むようになります。イメージセンサーにゴミが付着したのが原因ですが、仮にレンズを外さずに使っていても内部メカの動作でチリが発生して付着してしまうそうなので、一眼レフカメラの宿命と思うしかないようです。

私も折りを見てニコンプラザでクリーニングを頼んでいたのですが、度重なると費用が嵩んでいくので自力で清掃できるようになろうかと。

清掃に利用する道具はこの通り。

ローパスフィルター清掃講座

ローパスフィルター清掃と言いつつ、清掃するのはレンズフィルターとイメージセンサーでした。最近のカメラはローパスフィルター自体がないですしね。

清掃の手順は以下の通り。

  1. ブロワーで大きなチリを飛ばす
  2. シルボン紙(写真左端)を清掃棒(写真手前)の先端に巻き付ける
  3. 清掃棒の先のシルボン紙にアルコール(写真右上)を含ませる
  4. シルボン紙でフィルターやイメージセンサーの中心から円を描くように拭き上げる

やってみて難しかったのはシルボン紙にアルコールを含ませるときの加減。量が少なければきれいにならないし、多ければ拭いた跡が残ってしまいます。でも、何度も作業を繰り返すうちにコツが掴めてきました。

講座で使った道具類は市販されています。

ただし、このセットにアルコールは含まれておらず、市販の無水エタノールを買い、セットに含まれるハンドラップと呼ばれる容器に入れて使うことになります。

なお、ブロワーでゴミを飛ばすだけで症状が改善される場合も多いとのこと。レンズを外したらカメラを下に向けて、ブロワーで下から風を当てる方法で。ならば、先ずはこれをやってからイメージセンサーをクリーニングするかどうか決めるべきですね。

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写真の腕前を上げるには

一昨日、竹芝で行われたマリンダイビング誌のファンパーティ、要するに読者を交えた忘年会ってやつに参加しました。

マリンダイビングファンパーティ

貧乏性の私は用意されていたアルコール(ワインの白、赤、ビール、ジントニック、ハイボール)を一通り飲みつつ、ブッフェの軽食も人一倍食べます。基本ですね。帰りにはお土産に来年のカレンダーを貰いました。

さてイベントの終了後、専属カメラマンの「はらだま」こと原田雅章さんをつかまえて「僕ら素人が写真の勉強する良い方法は?」と質問。実はそのために参加したようなものだったのですよね。 貰えたアドバイスは3つ。

1. 水中以外も撮るべし

アマチュアの水中写真家には水中写真しか撮らない人が多いので、それでは上達しないと。同感です。確かにそうでしょう。

どうしても水中という特殊な条件下での撮影にとらわれがちだけど、より上を目指すのであれば水中に限らず写真そのものの腕前を上げないことには。

2. プロの写真のライティングを考察せよ

ファッション誌の写真なんかを参考に、どこからどう光を当てているかを考察してみるといいとのこと。

なるほど。私もそこそこ写真は上達したし、絞り・シャッタースピード・構図には気を配っているけど、ライティングにはあまり意識がいっていなかったかも。水中ではせいぜい浮遊物が多い時はストロボ光に角度をつけるぐらいで。

水中写真に限れば意図的に陰影をつけた写真はあまり撮らないと思うけど、写真を撮る上ではライティングは大きな要素ですよね。

3. レンズを換えてみなさい

私がNikon D7000で105mm Microレンズを使っていると言うと「40mmあたりを使ってみるといい」と。

なるほど、それは考えたことがありませんでした。105mmで修行することしか念頭になかったのですよね。

105mmならフルサイズ換算で約150mm。40mmなら60mm相当だから、ワーキングディスタンスがぐっと短く、より近寄らなければならないので撮れる絵が変わってくるそうで。

でもなぁ、この40mmレンズ用のレンズポートはNauticamから発売さていないのですよね。SIGMAの50mm用ポートなんかで代用する必要があるか。この点はどうするか考えものです。

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Canon PowerShot G7Xが登場

CanonがPowerShot G7Xを発表しました。

powershot-g7x

でも古いキャノンウォッチャーは「あれ?」っと思う新製品ですね。これまで毎年9月にドイツで開催されるphotokinaに合わせて発表するのはG○○シリーズでした。一昨年がG15、昨年がG16です。

対して今年出してきたのはG7X。ということは旧来のG○○シリーズの仕切り直しでしょうかね。別途フラッグシップのG1X mark IIという機種もあるし。型番の数字は一桁にして、モデル名を「mark ○○」で更新していくとか。

実際、G7XはG16までよりもスッキリした形状をしています。G16よりもPowerShot S120の方に似ているくらいです。

それでいてイメージセンサーは1インチ。G16やS120の1/1.7よりも大型化されています。よってG1Xには及ばないにしても画質の向上が見込めますね。

それからG16には無かったレンズ付け根のコントロールリングによるマニュアルフォーカスが可能になっています。加えてマニュアルフォーカスでピントが合っている箇所を着色して液晶モニタに表示する機能も備わっていますね。

ウォータープルーフケース-WP-DC54もちろん純正のウォータープルーフケースも用意されています。相変わらずレンズポート前面にネジ径が切られていない中途半端な設計ですが、INONがアダプタ製品を出してくれるでしょう。あるいはサンコーレアモノショップがネジ径付きの同等製品を発売するかもしれません。

あとはまあ無難な仕様。焦点距離は24-100mm相当(35mm判換算)だしマクロも5cm〜。水中では外部光を当てる必要があるので1cmまで寄れる必要はないし。F値の1.8-2.8はテレ側が明る目か。当然ながらWi-Fi/NFC機能も載っています。

てなわけでスペック表を見る限り水中撮影用途には良さそう。私はG16よりS120をお勧めしてきたけど、G7XはS120の上位版という感じ。279gだし大仰なG1X mark II(516g)とS120(193g)のちょうど中間に位置するモデルですね。

自身で実際に使ってはいないのだけど、こと水中カメラとして使う限り、G1X mark II、G7X、S120の中でどれを買ってもいいと思います。

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しずかちゃんの入浴シーン

今日は暑かったですね。おかげで多摩動物園はガラガラでした。私は暑さには割と平気だけど、やっぱり炎天下での行動は疲れますね。 そんな中、アムールトラのシズカは水に浸かっていました。

多摩動物公園のアムールトラのシズカ

風呂上がりには、まず右前足をぐるぐると振り回し、次は左前足を回して水気を切っていましたね。私は初めて見た行動です。

多摩動物公園のアムールトラのシズカ

他にも、アジアゾウはエサのワラを溜め池でしゃぶしゃぶして食べていました。 酷暑の日は動物達も暑いなりの行動パターンになり、それはそれで興味深いです。日陰でぐでっと寝ているのも多いけど。

ついでにオランウータンのリキ(2歳)。この子らはいつも通りかな。

多摩動物公園のリキ

赤ん坊

海の日絡みの三連休、海に行ってたダイバー諸氏も多いことでしょうね。羨ましい。私は数年ぶりに自宅近辺で過ごしました。コナミで60分のBODY PUMPに2回出たな。

よってお休みっぽい活動といえばいつもの多摩動物公園のみ。でも目当てのオランウータンの赤ん坊「アピ」にようやく会えました。生後3週間目の男の子です。

母親のチャッピーが隠しがちなので、なかなか顔は拝めないけと粘ればこんな感じで撮れます。

多摩動物公園のオランウータンのチャッピーとアピ

ほんでもって大あくびの瞬間。この時は周りからどよめきとともにシャッターの連射音が多数。どうやら希少な光景だったようです。

多摩動物公園のオランウータンのチャッピーとミンピーとアピ

多摩動物公園のオランウータンのチャッピーとミンピーとアピ

それからカメラ目線の親子スリーショット。母チャッピー、姉ミンピー、弟アピです。

多摩動物公園のオランウータンのチャッピーとミンピーとアピ

さて、ふと気づいたのがミンピーの兄のポピーがいないこと。以前は親子3人(?)セットだったのに。メンバー表からも消えていましたね。

多摩動物公園のオランウータンのメンバー表

どうやらこの春に鹿児島の平川動物公園に行ったようです。知らなかった。

まあ彼もお年頃。血縁のない若い雌のいる他所の動物園に移籍したのでしょうね。

ニャンコ

昨日は天気も良かったのでウォーキング&写真撮りに出かけました。いつもの多摩動物公園です。

私は遊園地やテーマパークの類いは大嫌い。人間サイズのネズミやらアヒル相手に感激している人を見ると冷めてしまいます。ふなっしーなら愉快で好きだけど。まあ他人の価値観をどうのこうの言う気はありません。私が本物の生き物の方が好きってだけです。

こちらの写真はチーター。

多摩動物公園のチーター

実は斑紋が珍しいキングチーターです。体の模様はこの通り。

多摩動物公園のキングチーター

この時は別の一匹とで追いかけっこしていました。狭い敷地内だけど、最速のビッグキャットの躍動感は素晴らしいですね。

水中写真とは何から何まで条件が違うものの、生きてる被写体相手にいい瞬間を狙って撮るという点では大いに練習になります。

このカメラ、フォトコンを荒らすんじゃね?

Canonのコンデジ新製品で面白そうなのがPowerShot D30。いわゆるタフモデルですね。

PowerShot D30

25m防水なので、ちょっとしたダイビング撮影は水中ハウジングいらず。素のままでOKです。

水深25mを超えたらどうなるのかは不明。シャッターが押せなくなるだけなのか、それとも水没するのか壊れるのか。これが35mならばレジャーダイブではまず問題がないレベルなのですがね。

どなたかCP+でCanonの担当者に訊いてきて欲しいです。多少の余裕は持たせているはずですが、水深25mを超えるとどんなことが起こりそうなのかを。

マクロ撮影距離は1cm~50cm。しかも「水中マクロ」という撮影モードが搭載されています。

でも注目はそちらではなく「魚眼風」「ジオラマ風」「トイカメラ風」といった撮影モードが搭載されていること。これら、光量が大きめの水中ライトを併用すれば、水中でもきっと機能しますよね。魚の鼻デカ風の疑似魚眼写真が簡単に撮れるわけだ。

魚眼風写真の作例
魚眼風写真の作例

それなりに格式のある水中写真フォトコンの場合、トリミング・色味調整・ゴミ取り以外の画像加工は失格ですが、これらの撮影モードはカメラの標準機能です。反則にはならんだろうと。

まあ、いかにもって写真が増えてきたら追って禁止条項に加わるかもしれませんが、実際に面白い写真が簡単に撮れるようなら、短期間はフォトコンを荒らすことになるかもしれません。

Canon PowerShot S120の進化

昨日、今夏はデジカメ新製品発表の出足が鈍いなどと書いたそばからCanonの以下の新製品が発表されました。

  • SX170 IS
  • IXY 620F
  • IXY 100F
  • PowerShot SX510 HS
  • PowerShot A3500 IS
  • PowerShot G16
  • PowerShot S120
  • PowerShot S200

中でも注目はPowerShot S120。なにしろ旧モデルのS100およびS110が、その時々で「最も水中写真用に適したコンデジ」だったから。まあ私見ですが。

そう思う理由はマニュアルフォーカスが使えること(マクロ撮影が楽しくなる)、ワイド側の画角が24mm(35mm判換算)と広いこと、Wi-Fi対応(ハウジングを空けなくても写真を撮り出せる)など。水中撮影目的には上位機種のGシリーズよりも使い勝手が良いはずです。

S120は一見してS110からのマイナーチェンジ風ですが、実は着実に進歩しています。

まずはF値が1.8〜になりました。簡単にいうとレンズが明るいとより鮮明な画像が得られます。コンデジでどこまでいけるかは解らないけどボケも作りやすくなるでしょう。

また、マニュアルフォーカス時にフォーカスが合っている箇所を色つきで示す「MFピーキング」が追加されました。

S120の液晶表示
従来機では、中央が拡大表示されるだけだったけど…
S120の液晶表示
S120の液晶表示 S120ではピントの合ったところに色をつけてくれます。 花びらだと解り難いけど、この例では薄い黄色で輪郭をなぞっています
S120の液晶表示
もちろんその状態の拡大表示もできるようで

強調色は自由に変えられるそうなので、例えば白に設定しておいて、魚の目が白くなったらシャッターを押すといった使いかたができそうです。ウミウシなら手前の触角が白くなったらOK。

なぜ白かというと、生きた魚の目にはない色だから。カクレエビの目にしても全体が真っ白ではないし。ああ、ウミウシには触角が真っ白な種類もいるよなぁ…。

以前、とあるカメラメーカーの人に「ピントが合っている場所に+マークを出してくれ」と言ったら「難しい」と一蹴されたけど、それが実現しました。これはマクロ写真の撮り方の画期的な進歩かもしれません。

さらには「水中マクロ」の機能も搭載されていますね。通常のマクロよりさらに近づくことができるのだそうで。ぜひ試してみたいなぁ。

そしてもちろんS120にも純正の水中ハウジング(ウォータープルーフケースWP-DC51)が用意されていますが、例によってレンズポートにはコンバージョンレンズ用のネジ径が切られていません。このあたり、Canonもいい加減学習してくれても良さそうなのに。せっかく水中マクロをも搭載したのだし、クローズアップレンズを付けたマクロ撮影は考慮されていて然るべきです。

あとは「星空夜景」や「星空インターバル動画」なんて機能も付きましたね。ダイビングで南国の僻地に行くと満天の星空に感激するものです。星座や星の並びも違うし。三脚も持っていけばそれを保存できます。

というわけで、S110でもそこそこ完成形かなと思っていたけど、S120は水中写真用途としても更なる進化を遂げたみたい。

よって頃合いを見て、ダイバー向けのカメラとしてAmazonの広告を貼り替えることにします。

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サメの歯の落とし主が判明

海ノ中道マリンワールドのパノラマ大水槽ダイビングではサメの歯を拾って持ち帰りました。

昨日はそれがどのサメの歯か解らないと書いたものの一種類だけ判明。というのも水槽の脇に展示されていたサメの顎の写真を撮ってきてたので照らし合わせて。

オオセの歯
オオセの歯。立派な肉食魚ですね。 ONEPIECEの魚人島編に出てきたゼオのモデル鮫
アカシュモクザメの歯
アカシュモクザメの歯。ONEPIECEではドスン
アオザメの歯
アオザメの歯。ONEPIECEでいくとマダム・シャーリー
ネコザメの歯
ネコザメの歯。貝などを食べるのに適しています。 ONEPIECEではバンダー・デッケン
エドアブラザメの歯
エドアブラザメの歯
トラフザメの歯
トラフザメの歯。画びょうの集まりみたい
イタチザメの歯
イタチザメの歯。拡大すると歯の縁がギザギザです
シロワニの歯
シロワニの歯

で、 下の写真の4個がたぶんシロワニの歯。見分け方は両サイドにちょこんと出たトゲ。

DSC04877-15.48.-1

こちらがシロワニの歯の拡大。長い剣状の歯の両脇にトゲがありますよね。

DSC04820 - バージョン 2

でも拾ったのはサイズが小さいし短いので、横っちょか奥あたりの歯でしょう。

サウスレイテの風景

サウスレイテの風景。 まずはSogod Bay Scuba Resortのレストランとオーナーが飼っている犬。

SOGOD BAY SCUBA RESORTのワンコ
放し飼いです。毎朝、野良犬と集会しています
SOGOD BAY SCUBA RESORTのワンコ
同じ犬。よく人のそばにくるのだけど、触ると怒ります
SOGOD BAY SCUBA RESORTの外観
左がレストラン、右が宿泊のお部屋です

リゾートは東向きなので、対岸の向こうに上る朝日を拝めます。逆に夕日は見られません。

SOGOD BAY SCUBA RESORTからの朝日
朝日
沖から見たSOGOD BAY SCUBA RESORT
リゾートからバンカーボートへはロープを手繰りながら小舟で移動します
SOGOD BAY SCUBA RESORTの近くの光景
人里をちょっと離れると気持ち悪いぐらいにヤシの木がびっしり

まあ、ダイビングかホエールウォッチングの他には特にすることもない辺境といった感じです。

似た雰囲気のセブ島南端のリロアンよりも更に田舎ですね。リロアンからは定期船で隣のドゥマゲッティの街にすぐに行かれるけど、こちらにはそれもないし。

LUMIX LX7が面白そうだ

先週、Panasonic LUMIX LX7が発売されました。LX5から2年ぶりのモデルチェンジになります。

このカメラの最大の特徴はF1.4〜2.3と飛び抜けて明るいレンズを搭載していること。ワイド側の1.4も凄いけど望遠側でもF2.3とは脱帽です。しかもF値はレンズ周りの「絞りリング」で調整できます。

加えて、シャッタースピードは「後ダイヤル」で、マニュアルフォーカスはND/FOCUSレバーでそれぞれ操作可能です。Canon PowerShot S100はコントローラーリングに調整機能のどれかを割り振れますが、LX7では絞り・シャッタースピード・フォーカスがそれぞれ別の操作部に別れています。

ならば水中撮影時も、絞りを目一杯開放して魚や甲殻類の目やウミウシの触角以外をぼかしたり、中層の被写体を青抜き/黒抜きにして撮り比べたり、オートフォーカスでは甘かったピントを微調整したり。これらを複合的に実践できます。何とも使いでがありそうです。

難点を上げるとすれば、マニュアルフォーカスの調整は液晶モニタのすぐ上にあるND/FOCUSレバーを左右に傾ける方式なので、右手親指でレバーにテンションをかけるとカメラが微妙にズレやすいこと。ダイヤル方式だったらもっと良かったのですが。

ちなみにLX7には純正の水中ハウジングが用意されていないので、サードパーティ製の登場を待つことになります。香港のNauticamはきっと発売してくれるでしょう。

いずれにせよ私は買えないのですが、無事対応水中ハウジングが発売された暁には、私のお勧めカメラはCanon PowerShot S100からPanasonic LUMIX LX7に代替わりしそうです。

旅の準備

木曜日からリロアンに行くため、そろそろ旅の準備ってことで電池を充電。

一括放充電中
木曜日からリロアンに行くため、そろそろ旅の準備ってことで電池を充電。 一括放充電中 単三がライト用、単四がストロボ用です

といっても16本を一括で放電・充電できる充電器を買ったので楽ちん楽ちん。

もちろん現地で充電しても良いのですが、用心に越したことはなかろうと。なにしろ昨年サウスレイテに行った際は、直前の大雨で道路が冠水して通常の道路を車が通れず、リゾートに着いたのが夜中だったりしたので。

SONYからも大型センサー搭載コンデジが登場

SONYがCyber-Shot DSC-RX100を発表しました。

DSC-RX100

F1.8と明るいレンズを搭載し、センサーは1インチ。Canon PowerShot G1Xの1.5インチに次ぐ大型ですね。それでいて本体重量はバッテリー込みで240gとPowerShot G1X(534g)の半分以下。小さな筐体にパワフルな機能をぎっしり詰め込んだ、いかにもSONYらしいカメラに仕上がっている印象です。

Wi-Fi機能は持たないもののEye-Fiカードには対応しているので、一応、撮ったそばからスマホに飛ばすことはできます。

GPSは省略されていますがスマホに付いているので構わない人もいるでしょう。

画角は3:2でも28mm~とまずます。光学ズームは3.6倍。陸o上用には物足りないものの水中用なら申し分ないレベルです。

残念ながら純正の水中ハウジングはありません。まあ、他者が出すでしょう。

ざっと見た感じ「小さいのに明るいレンズと大型センサー」が売りの直球勝負なカメラですね。

さて、このRX-100は特に水中撮影に向いているわけではないものの、基本性能は良さそうなので、手頃な水中ハウジングが出れば水中撮影用に使ってみると面白いかもしれません。マニュアルフォーカスがないのでマクロよりも主にワイドコンバージョンレンズを付けてのワイド写真や動画撮影に威力を発揮してくれるでしょう。

Nikon D7000の拙い仕様を見つけてしまった

沖縄でのダイビング中にNikon D7000カメラを水中写真用に使う場合の拙い仕様を見つけてしまいました。いや、何もD7000に限った話ではないのかも。

この日の3ダイブ目の早々にカメラに挿したSDメモリカードの一枚が不調になり、以後は撮影とプレビュー表示ができなくなってしまいました。コノハガニやキンチャクガニなど私がぜひとも撮りたかった生きものがたくさんいたというのに…。

D7000にはSDメモリカードを二枚挿入できます。そのため私はカードスロット1に大容量のSDHCカード、カードスロット2にEye-Fiカードを入れて使っています。撮った際、RAWとJPEGの両方を作り、一枚16MBのRAWファイルをSDHCに、軽いJPEGファイルをEye-Fi振り分けて保存すると。こうしておけば水中ハウジングを開けることなく写真をiPadに転送できるので。でもそのEye-Fiカードがエラーを起こしたわけです。そしてD7000は片方でもカードがエラーになるとカメラとしてはお終いになるという仕様。

これが陸上ならエラーカードを取り出すだけで解決します。必ずカードを2枚挿さなければならないわけではないので。でも水中ではそれができません。

もちろんエラーを起こしたのはカメラ本体ではなくEye-Fiカードなわけですが、SDカードの故障なんてことは十分にありうる話。それに引きずられてカメラが撮影不能になるというのはいかがなものかと。

というわけでNikonには、カードスロットを複数持ったカメラなら、エラーのカードを見捨てて生き残っているカードのみを使って撮影・保存を続けるようにしたファームウェアをリリースしてくれるよう、要望を出してみるつもりです。

SOLAライトシリーズが飛行機持ち込み対応になっていた!

アンサー野本の水中天国の最新エピソードが公開されています。今回の小ネタはスポックTシャツと例の合い言葉ですね。懐かしい…。

さて、メインのトピックはiPhone用水中ハウジングのi-Patimaですが、個人的にもっと注目なのはSOLAライトシリーズの改良についての言及。簡単に言うと確実に飛行機に乗せられる機構になったようです。前モデルはバッテリーもLEDヘッドも外せない(通電しない状態が作れない)構造だったため、飛行機の安全規定に抵触していたのですよね。

4月のマリンダイビングフェアで訊ねた際、日本の販売代理店であるSea&Seaのスタッフは何も言ってくれなかったので、あの時点では細かい仕様を把握してなかったのでしょうね。

ライトヘッドを外せるようになったため、もし外した際は密閉性に気をつけて組み立て直す必要があります。でも、その作業を行うのは預ける際に注文が付いたときだけ。実際には空港で止めらることなく持ち込めることも多いらしいので、その機会は少ないでしょう。

ああ、機内預けにしたらスーツケースをこじ開けられて没収される可能性がないとは言い切れないので機内持ち込みにすべきですね。

ともかくこれでSOLAライトシリーズも安心して購入できるようになりました。

注意が必要なのは旧モデルと新モデルの見分けがつきづらいこと。そこでラインナップを載せておきます。

  新モデル 旧モデル
ビデオライト SOLA VIDEO 4000 SOLA VIDEO 2000 SOLA VIDEO 1200 SOLA VIDEO 1200
フォトライト SOLA PHOTO 1200 SOLA  PHOTO 800 SOLA  PHOTO 500 SOLA  PHOTO 600 SOLA  PHOTO 500
ダイビングライト SOLA  DIVE 1200 SOLA DIVE 800 SOLA DIVE 500 SOLA DIVE 600

新旧で紛らわしいのがVIDEO 1200とPHOTO 500。でもVIDEO 1200は色が違うので見分けがつきます。新しい方はシルバーです(下図左)。

VIDEO 1200(新) VIDEO 1200(旧)

PHOTO 500の見分け方は…、よく解りませんでした。

せっかくなのでアフィリエイトを貼ろうと思ったものの取り扱いは旧モデルばかりなのでやめました。新しい方の販売はまだ始まっていないのかな。


追記: 6月4日、Sea&SeaがSOLAライトのラインナップを一新しました。これを見ると上記の見分け方は通用しませんね。海外版と少し違うのかな。それとも海外版の写真がたまたまシルバーに見えるだけとか?

超・初心者向け『デジイチ水中写真 虎の巻(1) 交換レンズの選択』

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一眼レフやミラーレスのカメラを初めて使う人がまず戸惑うのがレンズ選び。カメラ本体の方は各人で意中のメーカーや機種があったり、相談したダイビングショップやカメラ店のスタッフが具体的な製品を勧めてくれたりしますが、レンズの方は水中で主に何を撮りたいかで違ってくるので自分で選ばないと。

最初にボディと交換レンズがセットになったレンズキットを買うと割安ですが、私の独断と偏見から言えば標準ズームレンズは水中では無用の長物。あんまり寄れなかったり、被写体が小さくしか写らないから。大きく写そうとズームをかければ青かぶりな写真を増やすだけです。

よって水中用には以下の二系統から選ぶのが良いかと。

  1. マクロレンズ
  2. フィッシュアイレンズ

小さな被写体を発色良く大写しにしたければマクロレンズ(Nikonの呼び方はマイクロレンズ)、ジンベエやマンタ、イワシ玉などの巨大な被写体や地形をダイナミックに写し込みたならフィッシュアイレンズという具合ですね。

でもフィッシュアイは慣れないと使いこなせそうにないので(しっかり寄らないと思いっきり淋しい写真になりがち)、初心者には難しいのではないかと。広範囲を写し込む特性上、撮影場所を選びます。そう、透視度が高い南国リゾートとかですね。

さしあたりNikonかCanonなら60mmぐらいのマクロレンズから始めるのが無難ではないでしょうか。PanasonicかOlympusなら45mmマクロ。共に35mm判換算で90mm相当の画角が得られます。マクロレンズならズームレンズよりも拡大倍率も大きく、かつ被写体にかなり寄れます。

私はカクレエビが撮りたくて105mmから始めたものの慣れるまでに時間がかかりました。いや、今だにファインダー内で被写体を見失うこともあります。しかもワーキングディスタンスが20cmほど必要なのにコンデジの頃の癖で目一杯近寄りたくなるし。

こうやって商品を並べてみると、Canonのレンズが安いのですね。おまけに短くて軽いし。Eos Kissという名シリーズもあることだし、Canonでセットを組めばNikonよりも安価でコンパクトになりそうです。

意外にもマイクロフォーサーズ用のレンズが一番高価なのか…。

超・初心者向け『デジイチ水中写真 虎の巻(2) モード設定』>>

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Nikon D300は型落ちしてたのか

しばらく前から私のblogのエントリがFacebookのニュースフィードに流れなくなっています。

調べてみたらWordPressのプラグイン『WordBooker』がアップデートされた際、設定項目に『Post to the following Wall :』が追加され、デフォルト値として「As a Wall Post」が選ばれていました(下図の一番下)。

wordbookerのユーザー設定

まだ試していないけど、おそらく「As a Status Update」に変えれば従来通りニュースフィードにポストされるのでしょう。でも、この方がいいや。ニュースフィードに流すと画面がうるさくなるので。きっと開発者もそう考えて仕様を変更したのではないかと。

ニュースフィードには、まれに皆にお知らせしたいことを書いたときだけ流しましょうかね。


D300-bodyさて、今回はカメラの話。

ふと気になってNikon D300の製品情報を調べてみたところ、もはやNikonのサイトの製品ラインナップにありませんでした。検索すると「旧製品」のカテゴリでヒットします。かつての中級の主力機もいつのまにか姿を消していたのですね。

もっとも性能的にはほとんどの点で後発のD7000に越されましたし(ボディの剛性などでは勝っているけど)、D800という化け物みたいな新機種も登場したので無理もないでしょう。

その一方で新たにD600とう名前の新機種が出るという噂も。ならばこちらがD300の後継機種になるのかな。確かにD7000とD800の中間、つまり中級機の上位機種の座は空位なので。

このクラス(20万円弱?)のカメラを待っている人は9月ぐらいまで待ってみるのがいいのではないでしょうか。きっと最強のDX(APS-Cの)カメラになるんじゃないかと思うので。