Philippine EXPO 2024

6月7日(金)、上野公園のフィリピンエキスポに行ってきました。

Philippine EXPO 2024のバナー

例によってフィリピンの出稼ぎ労働者がターゲットの送金サービスのブースが多いのだけど、自分には用がないのでフード系の屋台を物色。

会場をざっと見渡してから、焼きバロットを購入。一個500円です。高いよな。

Philippine EXPO 2024の焼きバロット
甘辛のチリソースをかけて出してくれるけど、もっとシンプルな味付けで食べたいよな

それからキッチンマニラのブースでシシグ&ライス(1,000円)を。このイベントでは毎年シシグを食べてるけど、今回のこれが一番美味かったかも。

Philippine EXPO 2024のキッチンマニラのシシグ&ライス
牛丼チェーンの松屋、限定メニューとしてシシグを出してくれないだろうか

他にもフィリピン料理の屋台はあちこちに。

Philippine EXPO 2024の屋台

最大手のAna’sは定番スイーツやパン類を販売してました。

Philippine EXPO 2024の屋台

こちらの着ぐるみはイミグー。出入国管理庁のマスコットだそうな。

Philippine EXPO 2024のイミグー

なお、ステージではフィリピンとは無縁そうな知らないローカルアイドルグループが入れ替わりでパフォーマンスを披露していました。例年、金曜日にはステージイベントはあまり無かったけど、主催者もせっかくの舞台を遊ばせておくのもなんだと考えたのでしょう。

Philippine EXPO 2024のバローカルアイドルのパフォーマンス
ローカルアイドルの楽曲、聴いてて心地よくないメロディが多いような。だから売れないのか、独自性の追求が裏目に出ているのかは知らんけど…

 

フィエスタ・デ・エスパーニャ2023

11月18日(土)、代々木公園のフィエスタ・デ・エスパーニャ2023に行ってきました。今年で10回目だそうな。私も毎年楽しみにしているイベントの一つです。

フィエスタ・デ・エスパーニャ2023

食べたのがこちら。

サルスエラ(Zarzuela)

フィエスタ・デ・エスパーニャ2023のサルスエラ
スペイン風ブイヤベースだそうな。

エビ、ホタテ、サザエ、魚の切り身なんかが入ってました。

昔メキシコ料理店で食べて感激したソパでマリスコス(Sopa de Mariscos)の味を期待したのだけど、違いましたね。これはこれで美味かったからいいけど。

Jorge’s Paellaのパエリア

フィエスタ・デ・エスパーニャ2023、Jorge's Paellaのパエリア
Jorge’s Paellaのパエリア

本来のパエリアは生米っぽい粒が感じられると聞くけど、そんな感じの出来上がりでした。

大鍋パエリア

フィエスタ・デ・エスパーニャ2023、大鍋パエリア
フィエスタ・デ・エスパーニャ名物の大鍋パエリア(チキン)

毎年恒例の大鍋パエリア。400食限定で11:30と14:00に炊き上がります。大鍋でしっかり作るせいか、生米っぽいの食感はないですね。

イベリコハム・デ・セボ

フィエスタ・デ・エスパーニャ2023、イベリコハム・デ・セボ
イベリコハム・デ・セボ(80g)

ハモン・セラーノがお昼には既に売り切れてたので代わりにイベリコハム・デ・セボを。これもまた美味いですよね。

さて、今週末はいよいよフィリピンフェスティバルです。楽しみだ。

パンジー RESTO BAR

フィリピンEXPO 2023で気になったのがこちらのお店。

フィリピンEXPO2023に出店していたパンジー REST BAR

バナー看板の中央には「パンジー RESTO BAR」と書いてあるけど、お店の名前ですかね。聞き覚えがないし、検索してもそれらしいお店が出てきません。イベントのみの営業なのかな。

そして謎、というかちょっとしたジョークがこちら。

フィリピンEXPO2023に出店していたパンジー REST BAR

フィリピンEXPO2023に出店していたパンジー REST BAR

Mr. KATSUMATAは無料、PAPA PANGIEは時価。二人はお店のオーナーかな。

焼きバロット

フィリピンEXPO 2023の会場で見つけたのがこちらのメニュー写真と看板。

フィリピンEXPO2023で見つけたFlied Balut(焼きバロット)

フィリピンEXPO2023で見つけたFlied Balut(焼きバロット)

バロットは孵化前のアヒルの卵。一般的にはゆで卵で食べるけど、こちらはGrilled Balutだから焼きバロットですね。食ったことないなぁ。

というわけで注文しようとしたらフィリピン人の店員から「後で」と言われてしまいました。まあ、確かにバロットは夜の食べ物。お昼前には売ってくれないようで。

なお、バロットは有精卵だけど、苦手な人は無精卵のペノイを頼むといいでしょう。

フィリピンEXPO 2023

6月11日(土)、上野公園のフィリピンEXPOに出かけました。

フィリピンEXPO2023の入場ゲート

昨年はコロナの入場制限でもって狭い会場内に来場者が滞留して身動きが取れず何も買えなかったけど、今年は出入り自由で元に戻った感じです。購入の順番を待っていると横から割り込んでくるのもフィリピンスタイル。懐かしい。連中、日本滞在が長くてもフィリピン人が多いイベントではそうなるわけだ。

買ったのは私の大好物のシシグ。

フィリピンEXPO2023で買ったシシグ

それから別の店のシシグ。

フィリピンEXPO2023で買ったシシグ

同じくビコール・エクスプレス。

フィリピンEXPO2023で買ったビコールエクスプレス

Wikiによると、

ビコール・エクスプレスは、長唐辛子ココナッツミルク海老または干魚由来の出汁をベースに玉葱豚肉大蒜等を煮込んだものである[

だそうだけど、このお弁当は何だかシンプル化のアレンジがすぎるなぁ。まるでスパムむすびをバラしたような。まあ、ビコール地区には知り合いが何人かいるので、いつか行って本場のそれを出してもらおうかと。

そしてステージではリトルプリンセスコンテストなどが開催されていました。

フィリピンEXPO2023のリトルプリンセスコンテスト

司会の日本語と英語はわかるけど、タガログ語が混ざるとまったく理解できず。でも、たぶんフィリピンルーツの日本在住少女の晴れ舞台って感じなのでしょう。

フィリピンと言えば

先日のフィリピンフェスティバル2022ではいつものようにステージプログラムがびっしり。この手のエンタメ、フィリピン人にはお手のものです。

フィリピンフェスティバル2022のステージプログラム

また、フィリピンと言えばボクシング、そしてバスケ。さすがにボクシングってわけにはいかないから日本対フィリピンの3×3が行われていました。

フィリピンフェスティバル2022の3x3バスケ

バロットとドリアン

先日のフィリピンフェスティバル2022ではBalotも売ってました。孵化前のアヒルのゆで卵ですね。

フィリピンフェスティバル2022のバロット

私も好きなのだけど一個300円は高いのでパス。

他方でドリアンも売ってました。

フィリピンフェスティバル2022のドリアン

標準サイズで3,000円ならリーズナブルですね。AEONだと8,000円ぐらいしてるもんな。

フィリピンフェスティバル2022

12月3日(土)と4日(日)に代々木公園でフィリピンフェスティバル2022が開催されました。

いつもなら土曜日に行くのだけど、風邪っぴきだったもので日曜日に。

フィリピンフェスティバル2022

6月に上野公園で開かれたフィリピンExpoはくそつまんなかったけど、今回のこちらは出店が充実していました。場所がいいですよね。やっぱ敷地の広さがモノを言います。フィリピンエキスポ、来年も上野公園らしいから期待できそうにないな。

フィリピンフェスティバル2022の出店
クリスマス、フィリピンでは9月から始まってます
フィリピンフェスティバル2022の出店
写真でこういうことしてくれるのもフィリピンっぽいです

なかなかの賑わいぶりだったけど、何しろ風邪っぴきなもので、適当にお弁当を4個買ってそそくさと退散。

フィリピンフェスティバル2022のお弁当

フィリピンフェスティバル2022のお弁当

フィリピンフェスティバル2022のお弁当

フィリピンフェスティバル2022のお弁当

まあ、どれも食べ慣れた美味しさです。

でも入場ゲートでの検温がザルじゃなかったら、ありつけなかっただろうな。

自宅で南国気分

海外旅行が現実的ではないので、ちょっとでも南国気分を味わおうとこちらの商品を買ってみました。

ココナッツエッセンシャルオイル

ココナッツのエッセンシャルオイルです。加湿器を使って東南アジアの空港に着いた時のあの香りを再現しようと思って。

燃油サーチャージ 2022

インドネシアの地図

ふと気になってガルーダインドネシア航空の燃油サーチャージを調べてみたところ、日本との往復で73,400円(2022年11月30日発券分まで)だそうな。12月からは少し下がるけど61,000円。航空券はマイレージで賄えたとしても、追加でその額がかかるのは痛いなぁ。ドル建てのリゾートも円安でかなり割高になってるだろうし、旅行も先送りにした方がいいな。パスポートの更新も見送って。

それにこの冬、インドネシアには旧宗主国からオランダ人が大挙して押し寄せるのではないかと。ウクライナ戦争のせいで欧州ではエネルギー危機が深刻だから、寒い時期は南国でやり過ごそうって人が少なくないだろうから。何しろオランダの緯度は樺太の北の突端ぐらいだし。混んでいる時にわざわざ行かなくてもいいや。

ちなみにフィリピン航空でも往復45,800円(2022年11月30日発券分まで)。こちらもまだ高いよな。

セブでのPCR検査は$100

ハイミーズダイブセンターから新しいLINEが届きました。内容は日本⇄セブのフライト、そして帰国時のPCR検査について。

ハイミーズダイブセンターからのLINE

諸外国の多くからは帰国前72時間以内のPCR検査で陰性証明がないと帰国できないけど、フィリピンは48時間以内、それだけ感染リスクがまだ高いってことかな。3日前の検査じゃダメだと。

PCR検査の費用は約$100とのこと。今だと14,000円ぐらい。まあ、ハワイとかでも$170ぐらいって聞いてるので妥当な水準なのかも。

ただし、HISが用意している現地ツアーはなかなかのものです。例えば「PCR検査予約代行+往復混乗送迎」サービスだとホテルとの送迎付きで37,120円((PHP13500.00)。しかも午前中です。ダイビングが2本分潰れてしまうなぁ。

しかも結果の証明書は検査の24時間後に自分で取りに行く必要があるらしく、同じくHISの「検査結果受け取り送迎プラン」が13,750円 (PHP5000.00)。まあ、だったら自力で行くよな。ジプニーとかを乗り継いで。

よって問題は費用面だけでなく肝心のダイビング。仮にHISのサービスを使うなら、3泊4日の工程だと通常6ダイブできるところが3ダイブくらいに減ってしまいます。別のサービスなり自身で手配して午後に検査を受けられても4ダイブか。

要するに、最小限でも2万円の追加費用を払い、ダイビングも2、3本少なくていいならもうセブに潜りに行かれるって話ですね。私はまだパスだな。

フィリピン人御用達ドン・キホーテ

私はクライアント先の六本木方面に行くことがあります。

そこで先日、ドン・キホーテ六本木店に立ち寄ったところ、2階に輸入食品コーナーを発見。韓国のインスタントヌードルなんかが多いのだけど、中には珍しいものも。

例えばこちら。ボピス用の肉の詰め合わせ。

ドン・キホーテ六本木のボピス用肉詰め合わせ
ドン・キホーテ六本木のボピス用肉詰め合わせ

ボピスはフィリピンで食される豚のハツや内臓の煮ものです。この塊には心臓、肺、脾臓なんかが入っていることでしょう。

ホットドッグなんかもありました。

ドン・キホーテ六本木のフィリピン食材
ドン・キホーテ六本木のフィリピン食材各種。右端はホットドッグですね

フィリピンで言うところの「ホットドッグ」はパンにソーセージを挟んだものではなく、ソーセージ風だけど腸詰ではなく整形した肉のことだそうで。

それからジャックフルーツとロンガン。

ドン・キホーテ六本木のフィリピン果実
ドン・キホーテ六本木の冷凍ジャックフルーツ&ロンガン

さらにミルクフィッシュとティラピア。

ドン・キホーテ六本木のフィリピン魚
ドン・キホーテ六本木の冷凍ミルクフィッシュ&ティラピア

パンシットカントンもあります。

ドン・キホーテ六本木のパンシットカントンコーナー
ドン・キホーテ六本木のパンシットカントンコーナー

他にもROYAL(フィリピンのファンタオレンジ)なんかも置いてありました。

それにしても不思議な充実ぶりです。ドン・キホーテの斜め向かいのビルにはNew Nanay’sってフィリピン料理店が入ってたりするし、六本木にもフィリピン人は多いのかもな。

Philippine EXPO 2022 & トルコフェスティバル 2022

昨日、上野公園のPhilippine EXPO 2022に行ってきました。11:30頃に到着したところ既に会場がフル状態。何しろあの会場はバスケットボールコート1面分ぐらいしかないからなぁ。

Philippine EXPO 2022
入場ゲート。会場がぐるっと仕切りで囲われているので、列に並んでここから入るしかありません。COCOAアプリがなければ記名が必要なようで

会場奥のステージではリトルプリンセスコンテストが開催されていたけど、誰が優勝したのだか。

Philippine EXPO 2022のリトルプリンセスコンテスト
リトルプリンセスコンテスト。参加者はかなり幼い子から10代半ばまで様々

そしてお目当てだったフィリピン料理。でも、お店の前には人だかりで、列があるんだかないんだかもわからない状態。結局、何も買えませんでした。Pata Humba(パタ・フンバ。豚足煮込み)が食べたかったのだけど。

Philippine EXPO 2022のネネズキッチン
ネネズキッチンは赤羽にあるフィリピン料理店だったっけな

仕方なくいったん会場から出たら、入り口には100mぐらいの列ができていました。ダメだこりゃ。

思うに会場選択の大失敗ですね。あの狭い敷地で人数制限なしでは、どうにも身動きができません。開催を決めた頃の主催者は、この時期はまだコロナ禍が続いていて、これほど人が来るとは予想していなかったのかも。コロナ禍で開催された去年の小岩公園は、逆に空きスペースが目立つぐらいだったのに。

そんなわけで上野公園を離れて代々木公園のトルコフェスティバルに来てみたらこんな感じ。

トルコフェスティバル2022

トルコフェスティバル、キャンセルされたのかと思いきや、ステージでは少人数の観客相手に歌や演奏が。そして側にお店が数店。出し物はケバブかポテトかという感じでサバサンドもなし。だったらPhilippine EXPOをこちらで開催してくれればよかったのに。

Philippine EXPOは今日もやっているので朝イチで行けば豚足にありつけるはずだけど、まあそこまでする気力もありません。次回持ち越しです。

そんなわけでしょーもない週末になってしまいました。

そろそろ海外旅行に行こうかと

いくつかの国を除いてコロナ禍も随分落ち着いてきたし、日本からセブへの直行便も発表されたので、そろそろ海外旅行を検討してもいい頃合いです。

でも気になることが。現状、日本への帰国便に搭乗するにはその国でPCR検査を受けて陰性証明をもらう必要があるとのこと。

日本とハワイでは唾液による検査が普及しているけど、その他の国や地域では未だスワッブテストだそうな。長い綿棒を鼻の奥に突っ込まれる拷問みたいなやつですね。あれは嫌だな…。

PCR検査の検体採取

しかもフィリピンなんかでは帰国前日にちゃんとテストが受けられるのかも怪しい気がします。ダイビングを午前中で切り上げ、昼食後に予約しておいたクリニックに出向いたら何かの都合でクローズしてたなんてことが普通にありそうだし、他が見つからなければ強制延泊です。ホテル代は追加、航空券も買い直しかもしれません。せめて空港近くに旅行者向けの飛び込みOKの検査所があればいいけど。

また、現地でウイルスを貰ってしまう可能性も。なにしろみんなもうマスクしてないし、日本ほどの衛生観念は期待できないのだから。その場合は当然、陰性が出るまで延泊です。

というわけで、日程に余裕があるリタイヤ世代とかじゃなければ、まだ海外旅行はリスキーかと。

この夏は様子見して、9月あたりで検討してみようかな。

それでいいのか?フィリピン

フィリピン大統領選、下馬評通りフェルディナンド・マルコス・ジュニア(通称ボンボン・マルコス)が当選確実となりました。何だかなぁ。

フェルディナンド・ボンボン・マルコス
ボンボン・マルコス氏(Getty image)

街頭インタビューで年配のフィリピン人男性が「マルコス時代は物価が安くてよかったけど、今は大変だ」などと答えていたけど、すっかり忘れちゃってるようで。そのマルコス政権時にフィリピン経済が破綻したことを。

何しろマルコスが大統領就任した19頃、フィリピンは日本に次ぐアジア第2位の経済と言われていたのに、21年後の亡命時はアジアの病人と揶揄されるまでになったという。通貨価値なんて実に1/5に下落しています。

フィリピン大統領選で独裁者の息子が有力なワケ

いや、もちろん父親と息子は別人格なのだけど、ボンボン次期大統領は選挙期間中、ディベートもすべてキャンセルしてたし、政治ポリシーすら不明確。大統領府にマルコスが戻ってきたからといって歴史を60年前に巻き戻せる訳じゃなし。

それで連想するのが中東の王国。代々世襲なものだから有能な皇太子が国王に就任すれば国は栄えるけど、そうでなければ国は停滞、低迷します。

ボンボンが奇跡的に絶妙な政治的なバランス感覚を持ち合わせていればいいけど、さすがに望み薄ではなかろうか。下手すると父マルコスの取り巻き一派がまた甘い汁を吸おうと寄ってたかって食い物にしかねないかと。

ただでさえ国内経済は厳しいのに、中国の拡張主義とも戦わなければならない難しい状況です。

よってボンボン、2年以内に大統領の職責に耐えられず、サラ・ドゥテルテ副大統領にバトンタッチするのでは、と私は踏んでいます。

フィリピンの観光政策(4月版)

昨日、受け取ったパラオスポートのメルマガではパラオの新型コロナ感染状況とともにフィリピンの観光客受け入れポリシー(下記)が紹介されていました。パラオスポートは7月〜8月にマラパスクア方面のクルーズを予定しているようです。

■フィリピン 4月1日情報
フィリピンは日本人観光客の入国を許可。但し、条件があるからよく読んでね。
◆条件
・査証は免除
・COVID-19用ワクチンの2回接種済み証明が必要
・ワクチン接種証明書を出発国の航空機搭乗時及びフィリピン到着時に提示。
・陰性証明書の提示
・フィリピン到着後、30日以内にフィリピンから帰国する出国航空券が必要。
・フィリピン到着日から換算して、旅券の残存有効期間が6か月以上必要。
・出発前、COVID-19感染治療用の海外旅行保険(最低補償額$35000)加入が必要。
・上記要件を100%満たさない者は入国拒否 又は 国外退去の対象。
・入国が認められた場合、到着後の検疫隔離対象にはならない。
・到着日から7日目迄、セルフモニタリングを行ない、異常が生じたら地方自治体に報告。

私の場合、ワクチンは2回摂取済み。パスポートは切れているので更新すれば残り期間はクリアだから、問題は「COVID-19感染治療用の海外旅行保険」。

そこでネットで検索してみたらたくさんヒットしたけど、わかりやすい案内が見当たりません。どんな条件でいくらかかるのか。

今はちょっと忙しいし、もう少し様子を見ようかな。予定を入れたらまた新型株が流行り出して状況が変わるなんてこともあり得るし。

IT'S MORE FINE IN THE PHILIPPINES

マリンダイビングフェア2022に行ってきた

マリンダイビングフェア2022

4月1日(金)、マリンダイビングフェア2022に行ってきました。雑誌が廃刊になってから初めての開催になったけど、金曜日の午前中ながらかなりの来場者で賑わっていました。出展者も去年よりは多かったような。

出店内容はおいおい紹介するとして、まずは一つだけ。この日『DiveLife』という雑誌(¥1,000円)が創刊になっていました。

DiveLife誌が創刊

本屋には流通せずネット販売のみとなるようです。とりあえずご祝儀的に1冊買ってきたので、感想などは改めて書こうと思ってます。

なお、これから行かれる方は、入場したらまず左に進んでmic21のブースで薄着のお姉さんから例の赤い手提げバッグをもらうといいでしょう。右から回るとカタログを入れる袋をもらえるタイミングがしばらくありません。

フィリピン議連はどうなった?

昨日、内閣参与を辞職した石原伸晃元衆議院議員が久々にメディアに登場しました。

派閥の引き継ぎだったようです。その流れで記者団の取材に応じて雇用調整助成金の全額返納を表明しました。

でも私が気にったのはフィリピン友好議員連盟はどうなったのかということ。折しもフィリピンは台風22号(Rai)によって甚大な被害を被ったばかりです。

JICAなどは早速支援に乗り出しています。

こんな時にはフィリピン友好議員連盟も何かしらメッセージを発したり、募金の音頭など行動を起こして欲しいものだけど、今のところ何も伝わってきません。

というか議連会長の石原伸晃氏が落選しちゃったもんな。笠浩史副会長が昇格したのかは知りません。

石原伸晃&笠浩史(フィリピン友好議連)
石原伸晃元議員と笠浩史議員

この手の議連は、何か旨味がある時にしか動かないのかも。

全国魚市場&魚河岸まつり 2021

日比谷公園で明日まで開催されている『第7回 Japan Fisherman’s Festival 2021、全国魚市場&魚河岸まつり』に行ってきました。今年は『発見!ふくしま お魚まつり』も同時開催です。

この手のフードイベントは実に2年ぶりで、ようやくコロナ禍が収まったことを実感します。このまま第六波が来ないか、小さい波で終わってくれることを願雨ばかりです。

全国魚市場&魚河岸まつり + 発見!ふくしま お魚まつり

入場料は200円。2時間制限の色分けリストバンドを着けて入場。このシステムなら入場者数を制限できていいですね。もう少し、人数を絞ってくれてもよかったけど。

さて、会場ではマグロやサーモン、いくら関連が人気だったものの、それらは普段でも食べる機会があるからパス。残念ながら痛風鍋やあんこう鍋はなかったなぁ。

以下、今回食べたものを紹介。

まずは福島の「かに船」ブースにて、ノドグロとヒラメの常磐もの丼(1,600円)。

全国魚市場&魚河岸まつり + 発見!ふくしま お魚まつりの「ノドグロとヒラメの常磐もの丼」
美味。ふわっふわな食感のノドグロとぷりっぷりなヒラメを堪能できました

次に「西伊豆町はんばた市場」ブースにて、超濃厚!エボダイヒモの丸ごとラーメン(800円)。

全国魚市場&魚河岸まつり + 発見!ふくしま お魚まつりの「エボダイのラーメン」
予想のつかない味でした。干物の原形はなかったので、どうやらドロドロなスープがエボダイの干物をミキサーにかけたものだったようで。

さらに「食べ処かいか」ブースにて、うなぎ炭火焼き(1,000円)。

全国魚市場&魚河岸まつり + 発見!ふくしま お魚まつりの「鰻の炭火焼き」
どうにも私の好みではなかったなぁ。皮と身に弾力があって。鰻は熱々でふっくらしていてほしいのですよね。この提供方法だとすぐに冷めるし

最後は「鯨のキッチンかー(共同船舶)」にて、くじら須の子のハンバーガー(500円)。

全国魚市場&魚河岸まつり + 発見!ふくしま お魚まつりの「くじら須の子のハンバーガー」
これは美味。鯨の頬肉が挟まっています。本当は舌(サエズリ)のもつ鍋が食べたかったけど、直前で売り切れてしまって残念

そして日比谷公園といえばホセ・リサール博士像。分野は違うけどフィリピンの渋沢栄一みたいな人かな。いつものように参って帰ってきました。

日比谷公園のホセ・リサール博士像

Strong against vaccines

日本では若い人ほどワクチン接種の副反応が出やすいとされていますよね。だから中高年ともなると副反応が出たことを自慢したがる人もいます。

ちなみに私の場合、1回目接種では打った箇所が約1日痛かったけど、2回目はそれもなく、代わりに微熱だけでした。それも36.6℃だから、ようやく人並みの体温です。ほとんど病気になったことがなく、風邪すら滅多にひかない私としては、どんな副反応が出てくれるかと半ば期待していたのだけど…。

ワクチン接種風景

でも、昨日セブ在住のフィリピン人の知り合いと話していたら、フィリピンではワクチン接種の副反応は高齢者の方が出やすく、副反応がなかった人は「Strong」と言われるとのこと。同じアジア人、黄色人種でも違うものですね。

どっちが正解ってわけでもないのかもしれないけど、フィリピン人の考え方の方が理に適っている気がします。丈夫だったら副反応も抑えられると。

そうか、じゃあ私もStrongだってことにしましょう。まあ、実際は単に体質の差かな。

マリンダイビングフェア2022の開催が決定!

マリンダイビングフェア2022

マリンダイビングフェア2022の開催が決定したという情報が流れてきました。

出版元の水中造形センターが7月に破産してマリンダイビング誌は廃刊、来年のマリンダイビングフェアも中止と目されていたけど、このたび有志3名が新会社を設立し、4月のマリンダイビングフェアが開催される事になったとのこと。

実は、水中造形センターの破産の話、つい先日まで知りませんでした。何しろもう本屋に行く機会がなく、海外取材ができずに新ネタも載っていない誌面には関心が薄れていたのと、私自身がダイビングからも一時引退中なもので、すっかり業界のことに鈍感になってて。

日程や会場などの詳細はまだわからないけど、ダイビングイベントの文化が続くことを嬉しく思います。

ただし、日本ではワクチン接種率がかなり上がり、ひとまず感染も終息っぽいけど、私が好きなインドネシアやフィリピンへの観光旅行が解禁されるのはまだまだ先かな。

Philippine EXPO 2021

Philippine Expo 2021

10月10日(日)、Philippine EXPO 2021に行ってきました。去年に続き、新小岩公園です。ちと遠いよなぁ。来年はまた代々木公園に戻ってきてくれないかな。

さすがに去年はしょぼかったけど今年は少し規模が大きくなっていました。でも以前ほどではないし、フィリピン人でごった返している感じでもなく、レストラン系の出店はむしろ減ってました。昔はSisigの各店食べ比べができるほどだったのに。

今年の出し物の多くは例によって国際送金、そしてコスメ系が多かったかと。なぜか自衛隊グッズもあったけど。

Philippine EXPO 2021のANA's
いつものANA’sは健在です

Philippine EXPO 2021のズンバ
スンバはスクリーン前の広場で実施

Philippine EXPO 2021の民族衣装の女性たち
民族衣装の女性たちが集合

Philippine EXPO 2021で購入したアドボとシシグ
購入したAdobo(左下)、Pork Sisig(右下)、Pork Liempo(上)

Philippine EXPO 2021で購入した エッグパイなど
購入したLECHE FLAN(左上)、UBE HALAYA(右上)、EGG PIE(下)

なお、新小岩からの帰路、用があって秋葉原に寄った後、日比谷経由で千代田線→小田急線で帰ったものだから気づかなかったけど、変電所火災でJRは止まってたのですね。

我が家のペット

最近、自宅アパートの玄関内にヤモリが住み着くようになりました。体長7cmぐらいです。どこから入り込んだのだか。うちは築浅で割と密閉度が高いのに。

我が家のヤモリ

ひょっとして3年前にマクタン島から連れ帰ってしまった個体かも。だったら嬉しいなぁ。確かめようがないけど、ともかく大歓迎。私は爬虫類好きだからペットみたいなものです。残念ながらなつくことはないけど。

ただし心配なことが一つ。餌がちゃんと獲れるのかと。この種のヤモリはゴキブリやシロアリが好きらしいけど、このアパートはそれらはおろか虫自体があまり出ないので。ごく稀に5mmぐらいの小さい蜘蛛が見つかるけど、それで食いつなげるだろうか。

インドネシアに救いを

インドネシアのイメージ

インドネシアでは新型コロナウイルスによる在住日本人の死者が14人になったとのこと。ご冥福をお祈りいたします。

インドネシア在住の日本人は現在1万人とも2万人とも言われていて、いずれにせよ14人はわずかな割合だけど、少ないに越したことはありません。入院している人も多いはずです。

また日本人に限らず、闘病中の皆さんの回復を願っております。日本からのワクチン提供が功を奏するといいですね。

なお、インドネシアでは医療用酸素ボンベが不足していると伝えられます。少し前のインドと同様の苦境ですね。ただし、深刻度はインド以上とのこと。ダイビング用のエアコンプレッサでは医療用酸素は作れないよな…。

実は私もフィリピンやインドネシアの海が好きで、事情が許せば移住、もしくは長期滞在したいと思っているのだけど、不安なのが医療面。持病や手術歴もなく概ね健康体だとはいえ、両国では感染症対策の度合いや衛生面が日本よりも大きく見劣りするので、コロナ禍前のような心構えでは通用しなさそう。移住は考え直さないといけないのかもしれません。

ワクチン接種の案内が届いた

昨日、「新型コロナウイルスワクチン接種のご案内」が自宅に届きました。

新型コロナウイルスワクチン接種のご案内

なるほど川崎市でも65歳未満への案内が始まったわけだ。

封筒を開けてみると記入が必要な予診表や接種券のシールがあれこれ入っていました。

川崎市のワクチン接種券
川崎市のワクチン接種券シール

それと予約方法の案内も。でも、まだ予約のためのログインはできないようで、IDとパスワードが弾かれますね。サイトの案内にも

【60歳以上の方】  予約開始日時:6月26日(土)午前8時30分~

とありました。

なお、接種場所は今は麻生市民館だけど、7月13日(火)からは新百合トウェンティワンに代わり、接種可能人数が増えるとのこと。どちらも駅近で不便もないので頃合いをみて予約しようと思います。

ちなみに私は元来ワクチンは打たない派。ただし反ワクチン思想ではなく単なる注射嫌い。それでもインフルエンザにも罹ったことがないのだけど(罹ったけど重症化しなかっただけかも)、今回は別。集団免疫の形成には協力したいのと、私が好きなフィリピンやインドネシアが国外からの観光客の受け入れを再開しても、遊びに行くにはワクチンの接種証明が必要になるはずだから。幸い健康状態にも不安はないし、少々の副反応は出るかもしれないけど、ワクチンなんてそんなもんだろうと。アフリカに行く時に打つやつなんて目眩やらあれこれ症状が出るとも聞くし。

ただ、私のように生理的な注射嫌いにとってニューズ番組のあのワクチン接種シーンは拷問です。針が細くて痛みはほとんどないらしいけど絵面が痛々しいのですよね。早く注射以外の方法も開発してもらえないものだろうか。ひょっとしたら毎年摂取することになるかもしれないし。

セブのホテル隔離期間が短縮に

日本からセブに行く際のホテル隔離期間が14日間から6日間に短縮されているようです。正確には、PCR検査を入国から5日後なので、そこで陰性結果が出ればもうホテルをチェックアウトできるようです。陽性ならどうなるかは判りません。無症状や軽症ならそのままホテル滞在かな。

詳しくは以下。

【日本からセブにお越しになる際の隔離ホテル情報】

現在、日本からフィリピンに入国した際、政府指定のホテルでの隔離が義務付けられています。

隔離ホテルは政府が指定しているリストの中から自由に選択いただけます。
https://mactan…

セブ・日本人会さんの投稿 2021年4月20日火曜日

でも、まだまだ遊びに行かれる感じではないです。向こうで6日間無駄にし、MGCQ下でどれだけダイビングサービスやらが稼働しているかわからないし、日本に帰ってきたら2週間のホテル隔離だものな。

ちなみに来年には海外旅行がまた解禁されるかもしれないけど、その時はどの国でもワクチン接種証明が必要になるのでしょう。

『マリンダイビング』2021年5・6月合併号

月間『マリンダイビング』の最新号が発売されました。また合併号です。

『マリンダイビング』2021年5・6月合併号

内容も地球の海フォトコンの入賞作品紹介に多くのページが割かれています。何しろ海外が全滅だものな。

表紙には「フィリピン」とあるけどマニラはロックダウン中、セブもMGCQが続いている状態で観光客の受け入れは早くても2022年と目されているし、最後の望みの綱のパラオですら今は日本から行くと2週間のホテル隔離を強いられてしまいます。

よって国内の特集でいくしかないけど、沖縄も那覇市など9市を「まん延防止等重点措置」の対象としました。飲食店は夜8時までしか開いてないし、アルコール提供は7時までだと旅行客にとっては楽しくないですよね。

まあスーパーで土地のお惣菜、あるいはブエノチキンとかを買い込んでホテルの部屋飲みもいいけど一晩で飽きるかも。

というか病床使用率が9割なんて市もあるらしいから、行くのは躊躇われます。行きたきゃ現地の空気感をしっかり調べてからにした方がいいですね。ほんでもって今は拙いと思えば諦めると。

フィリピンにはいつ頃潜りに行かれる?

マリンダイビングフェア2021にはいつものフィリピン政府観光省による共同ブースコーナーがありました。エメラルドグリーンやらブルーコーラルなどの。

ちなみにエメラルドグリーン、かつてはアネモネリゾートという安宿の敷地内にあったけど、今はブルーウォーター内。アネモネリゾートはもうないそうで。私がご無沙汰している間にあれこれ変わっているなぁ。

マリンダイビングフェア2021のフィリピングッズ
マスクには「IT’S MORE FUN IN THE PHILIPPINES」のロゴが入っています。Cebupotは発行しても読む人はほとんどいないよな…

で、出展者の一人にフィリピンにはいつ頃行かれそうかと尋ねてみたものの「年内は厳しいのではなかろうか?」とのこと。何しろマニラはロックダウン中だし、セブも MGCQ(GCQの少し緩いバージョン)が続いているそうで、今はビジネス渡航でも入国不可とのこと。一時帰国中の日本人ダイビングスタッフも足止め状態だそうな。まあ日本でもこんな感じのグズグズだし、無理もないか。

もっとも、どうにかして行かれたところで、行きと帰りに両国で二週間ずつホテル隔離なんて勘弁だし、もし向こうでコロナに感染しようものなら医療水準が心許ない中で思いっきり不安な日々を過ごすことになるから、やっぱり無理ですね。

SLAM DUNKの新作映画に期待すること

先日、SLAM DUNKの新作映画が作られると発表されました。

slamdunk movie

SLAM DUNK、私は読んでいなかったのだけど、昨年になってフィリピン人の英語の先生たちと話を合わせるためにアニメを一気見しました。フィリピンではバスケ自体が人気スポーツだし、日本のアニメも親しまれています。

で、なるほど確かにSLAM DUNKは名作の座に値する作品ですね。ごく短い期間の物語で終わったのが残念だけど。

実は私もNBAのオールドファン。差し当たり赤木のモデルはパトリック・ユーイング(ニューヨークのキングコングと呼ばれていた)で、桜木のモデルはデニス・ロッドマンか。ユニフォームもシカゴ・ブルズ風ですね。いやあ懐かしい。そういやロッドマンは自分ではほとんどシュートせずにリバウンドばっかり獲っていたのだよな。ゴール下では比較的小柄(身長2mぐらい)で不利なのに。

さて、今になって映画化されるのだからアニメ未公開のエピソードを望むとして、他にも希望があります。ぜひ「3DCGにしてほしいな」と。キャプテン翼とかもそうだけど、アニメはアニメ。スポーツの試合には見えないのですよね。一人二人がフォーカスされたら他の選手が止まっているかのようで。

でも、せっかくSLAM DUNKの原作は射実的な画風なのだし、試合中の全シーンのプレーをデザインして実際の選手に再現させて、それをモーションキャプチャで、かつ360°カメラなんかも駆使して、実写さながらのバスケットボールを表現してもらいたいなと。

PHLightを訪ねてみた

先日、たまたま恵比寿に出向く用事があったのでPHLight英会話にも立ち寄ってみました。昨年のフィリピンEXPO会場にブースを出していたことで知ったフィリピン人講師による英会話スクールです。

PHLight英会話

フィリピン人の英語講師が有能なのは解っているけど、私が知りたかったのは教室としての永続性の担保。何しろフィリピン政府の方針がコロコロ変わって信用できないもので。例えば一度帰国した講師を再招聘しようとすると雇用条件を釣り上げたりするのですよね。かつてのCebwayのように政府の都合で続けられなくなりやしないかと。

でも、PHLight英会話では新たな講師を本国から呼び寄せるのではなく、すでに日本に生活基盤を持っているフィリピン人達を採用しているそうで。だったら長く続けられるでしょう。

現在、コロナ禍でフィリピン国内への英語留学はストップ。オンラインのみで行われています。よって代わりの手段としてPHLight英会話はいいかもしれません。フィリピン人は総じてエンターテインメントに長けた陽気な人たち。通えば英語力が上がる上に、きっと楽しいと思いますよ。

なお、PHLight英会話ではタガログ語コースもあり、ビジネスマンなんかが受講しているそうです。現地でフィリピン人をマネジメントする際に役立てたいのだと。確かにそれもありですね。

ちなみにPHLight英会話の場所はラーメン暖暮の恵比寿南店のすぐ側。暖暮は福岡県筑紫野市の二日市に本店があり私にとっては故郷の味。ラーメンも美味しいけど赤味噌を使った一口餃子がまた最高なのですよね。ぜひ一度お試しあれ。

PHLight英会話 -フィリピン人ESL講師による英会話スクール –

懸念された台風14号が予想よりも南寄りのコースを辿ったことで、Philippine Expoは昨日も今日も無事開催できたようですね。良かった。次回はまたフルサイズで開催できることを願います。

さて一昨日、そのPhilippine Expoの会場で『PHLight英会話』のブースを見つけました。恵比寿にあるフィリピン人ESL講師による英会話スクールとのこと。どこかで聞いたような話だなぁ。

PHLight英会話のロゴ

そう、私が昨春まで関わっていた九段下の英会話スクールと同様のコンセプトですね。フィリピンにはESL学校がたくさんあるし、若い子は英語の発音も綺麗なので(その分、母語が疎かになりがちだとも聞くけど)、あちらで経験を積んだ陽気なフィリピン人ESL講師を連れてきて英会話スクールを開くというのは一見良いアイディアのような気がします。ワーキングホリデーとかのネイティブよりもESL教師としての能力は上だろうから。

でも、九段下のそれはフィリピン政府の無能さのせいで新たなフィリピン人ESL講師を来日させられず継続を断念したのですよね。PHLightには長く続いて欲しいものです。フィリピン政府、ちゃんと学習してくれていれば良いけど。

PHLightのスタッフと私
中央が私。左側の女性は日本人のカウンセラーかな。右側の女性はバタンガス出身のESL講師(オープンウォーターダイバー)だそうな。

場所は恵比寿か。私の活動範囲からは外れているので通えそうにはないけど、何かしら接点を作って、イベントとかの際には参加してみるのも良いかもしれません。

フィリピンEXPO 2020 in 新小岩公園

昨日、フィリピンEXPO 2020に行ってきました。

イベントは明日までだけど今日は台風の影響でクローズかも。台風のコースは次第に太平洋側に反れそうだけど雨風は強まるはずだから。そして明日は天気が回復するも足元がぐちゃぐちゃかな…。

このイベント、去年は上野公園だったけど、今年の会場は新小岩公園。唯一の入り口テントでCOCOAアプリの表示を求められるけど、脇道もあってそちらはノーチェック。そこもフィリピンっぽいな。

ちなみに昨日はステージプログラムなし。雨の中、土日に向けたリハーサルをやっていました。今日、ちゃんと開催できればいいけど。

フィリピンEXPO 2020のステージ
この日はステージプログラムなし。

会場の出店は小ぢんまりで来場者もちらほら。例年ならフィリピン人がわんさか集まるのだけど、ナチュラルなソーシャルディスタンス状態でした。まあ仕方ないけど。

で、現地で食べたのがTAMBAYANというお店のロミラーメン、Pancit Romi(500円)。私は今回が初めてです。

ロミラーメン(Pancit Romi)
ちゃんと名付けるなら、ラーメンではなく「フィリピンうどん」ですね。

店員が「うどんみたいだけど、うどんよりおいしいよ」と言うので試してみたのだけど、確かにうどんでした。それも博多うどんや伊勢うどんのようなコシのないフニャフニャのやつです。それが肉系のスープに蒲鉾やチキンなどの具と共に浸っています。

味は好き好きだろうけどとても美味、私は気に入りました。いつかまた見かけたら注文するでしょう。どうやらバタンガスあたりの料理らしいので、アニラオにまた行く機会があれば探してみようかな。

なお、メニューにはBALOTも載っていたけど一個350円、本国の10倍みたいなお値段なので、もちろんパスです。きっと鮮度も良くないだろうし。

レストラン系は5、6軒ぐらいあったかと。内3店は例によって話しかけないと出し物がわからない感じ。そこはフィリピンですね。現地のレストランでは良くあります。メニューに書いてあるからオーダーしたら「Not available」と言われるという。

なお、とあるお店では焼きティラピアとティラピアのスープ煮が売ってました。

焼きティラビアとティラビアのスープ煮
焼きティラビアとティラビアのスープ煮は共に1,000円。

ティラピアといえば上皇陛下がかつてタイの食糧事情を改善すべく、養殖をお勧めしたという魚。フィリピンでもたくさん獲れるのでしょう。

あとは特に見所もなかったので、Sisigを2種類とDinuguanをテイクアウトしました。

Sisig x 2 & Dinuguan
左上の黒いやつがDinuguan、右の二つが別々のお店のSisigです。

Sisigって美味いですよね。

フィリピンに行かれるのは来年後半以降

フィリピン政府観光省によると、同国の外国からの観光客受け入れは2021年7月以降にずれ込むとのこと。以前は今年の10月以降と言っていたけど半年以上も先送りされてしまいました。

フィリピンの景色
フィリピン政府観光省のWebサイトより

フィリピンでもCovid-19は幾分落ち着いてきているはずだけど、経済の頼みの綱の観光客受け入れができないほど混迷したままなのか。ああ、フィリピンに冬はないけど、もっと北の国々はこれから冬に向かっていくので、医療水準が高くないフィリピンとしては警戒せざるを得ないのでしょうね。

いよいよ厳しいことになってきました。各ダイビングサービスが心配です。更に10ヶ月もクローズしたままで持ち堪えられるだろうか…。

マリンダイビングフェア2020が無事開催されました

8月21(金)、再延期されたマリンダイビングフェア2020が無事開催されたので行ってきました。

会場はいつもの文化会館2Fと3Fではなく3Fのみ。つまり規模は半分以下ですね。

マリンダイビングフェア2020の入場口
検温を受けて入場

そんなわけで出店者も微妙な感じ。

例えばカメラ関係はFishEyeだけで、INONやSea & Seaは参加を見送ったようです。それにOlympusも。Olympusはカメラ部門が売却になっちゃったところだし。

ダイビング機材メーカーの出店もありませんでした。スクーターやドローン(プローブ)、ダイコンなどの展示はあったけど。

海外勢では、会場向かって右奥のセミナー会場の手前にフィリピンブースがあったけど、説明員はまばら。そりゃそうですよね。今は政府系やビジネス以外では永住権を持った人しか行かれないので。予定しているツアーにしても来年以降だそうで。

その向かいにはインドネシア(ユーツアー)のブースがあったけど、インドネシアもまだ国内移動の制限が緩和された程度で観光客が行かれる感じではないとのこと。しかたないので今はクルーズ船を建造中だそうで。

まあ、今年はイベントの内容がどうであれ、開催できただけでも御の字でしょう。

マリンダイビングフェア2020の会場風
来場者もお昼過ぎはまばらでした。
マリンダイビングフェア2020の会場風
奥にMIC21の即売所があって例年なら通り抜けるのも苦労するほど混雑するのだけど今年は…。

フィリピン航空が運航を再開

フィリピン航空が6月22日(月)から日本発着路線を再開するそうな。

フィリピン航空のイメージ写真

ただし、まだ毎日運航とはいかず、羽田⇄マニラは月水金日といったスケジュールだそうです。

さもありなん。フィリピンも新型コロナウイルスの影響が落ち着きつつあるとはいえ、まだマニラはGCQ(General Community Quarantine)中だし、6月22日にどうなっているかは不透明です。フィリピンの真夏は4月だけど、結局、新型コロナウイルスが暑さで弱まることはなかったし。言うまでもなく、医療体制も人口密集も日本の比ではないわけだから、ギャンブル感覚で行ってもホテルに2週間隔離になるのがオチかと。

つまるところ、まだ公務か緊急の渡航のみの想定で、レジャーで行かれる感じではないですね。フィリピン航空のサイトでも予約が通らないし。

観光の再開はもっと先、やはり10月以降とかになるのかも…。

セブのダイビング再開は10月以降?

セブ、マクタン島のダイビングサービスハイミーズ・ダイブセンターからLINEのお知らせが届きました。海の状態は抜群に良くなっているものの、どうやらセブの観光業再開は10月以降になる見通しとのことです。

ハイミーズダイブセンターからのLINEメッセージ

ハイミーが言うことなのできっとそうなのでしょう。フィリピン人の楽観論は当てにならないけど、ネガティブな方には信憑性があります。何事もスムーズにいかないのがあの国。特に政府関連など公的機関は。今現在、空港はもちろんホテルもまともに稼働していないのだろうし。よって見込みがさらに後ろにずれ込むことはあっても前倒しはなかろうと。

そしてメッセージには今の窮状が綴られています。

ハイミーズダイブセンターからのLINEメッセージ

以前の動画でも「ロックダウンが続けば持ち堪えられるのは6月まで」と言ってたし、さらに数ヶ月間営業できないとなると自己資金では到底回せないのでしょう。

そこでダイビング費の前払い制を導入するようです。それしかないですよね。私も4年前に書いていました

ハイミーズダイブセンターからのLINEメッセージ

詳しくはリンク先を見てください。

▼応援の詳細
http://urehana.com/cebu/
▼YouTube
https://bit.ly/3eff0on

さて、私はどうしたものか。ハイミーのところには旧知のビクターもいるので協力はしたいけど、何しろパスポートも切れてダイビングは引退中なんだよな…。

このiPhoneで我慢するか

今週、新しいiPhone SEが発表されました。噂通り「iPhone 8のテコ入れ版」といった感じでしたね。私は昔のiPhone SEと同じ4インチモニタ機を待ち望んでいたのだけど、もうあのサイズの新機種は出ないのでしょう。

iPhone SE(2020)
iPhone SE(2020モデル)

だったらしかたない。5年半使った私のiPhone 6 Plusも随分くたびれてきたことだし、iOS13が動かないのはもちろんPokémon GOも安定しないので、ここいらが買い替え時だと思い、さっそく注文しました。iPhoneにもあまりお金をかけたくない私にとって他の選択肢はないですしね。

なお、予約開始の昨夜9時にApple Storeにアクセスして購入まで進んだものの、Oricoのショッピングローン(分割金利0%)の手続きにまごついてたら(入力フォームが誤動作していたっぽい)、到着予定日が24日(金)から25日(土)以降にずれ込んでしまいました。まあいいけど。

ちなみに赤を買うつもりでいたけど直前に思い直して白にしました。(PRODUCT)REDモデルなら「自分は社会問題に関心があります」的なアピールができるけど、自身の持ち物として考えると派手すぎるなと。

データ容量は128GBを選択。16GBしかないiPhone 6 Plusでもなんとかやりくりできていたから64GBで十分だとは思ったけど、その差5,000円なら容量2倍の方が良さそうに思えて。先々、水中ハウジングに入れて水中カメラとして使うかもしれないし。そう、今はダイビングを引退中だけど、コロナが収束してまた旅ができるようになれば復帰したいので。

マクタン島のロックダウンが1ヶ月経過

セブのダイビングサービス、ハイミーズダイブセンターの近況がYoutubeにアップされました。

内容は見てもらうとして(日本語だから)、私が気になるのは島の様子。やはりスーパーのグロッサリーフロアやコンビニぐらいしか営業しておらず、許可証がない外出も許されないようですね。

ちろんダイビングサービスは営業できないからダイブマスター達も商売上がったり。収入が断たれた中、頼みの綱である行政からの配給は米3Kgが週に一度だそうな。厳しい…。

マクタン島の感染者数は少ないようだけど、だからとロックダウンを解けば雑多な人が島に流入しかねないので、この状況はまだしばらく続くでしょうね。

よってハイミー自身も先行きを懸念している様子。「6月までなら耐えられるけど、その後になれば解らない」「韓国系のダイビングショップの友人は帰国した」とも。

ロックダウンのおかげで海は綺麗になっているはずだけど、いざ旅行や商業活動が再開された際にダイビングサービス各店が存続できているかが不安です。ハイミーのダイブセンターは内陸にあるからボートのメンテナンスもままならないだろうし…。

ダイビング代金前払い

東京における1日の新型コロナウイルス感染者数が遂に100人を超えました。厳しい局面です。医療崩壊を防ぐべく、この先、無症状者や軽症者は入院ではなく隔離処置になるようだけど、医療関係者や人工呼吸器等は急には充足できないのだし。

私自身はもしこれで死んでも天命だと思うのだけど、人一倍丈夫な私が無用心で感染して逼迫する医療リソースを使わせたりウイルスを媒介してしまうのは嫌なので、やはり無用な外出は控えます。

ただし、深刻なのが飲食店などの産業。この状態が続けばそうそう長くは持ち堪えられない店も多いので「先払い」が話題になっていますよね。良いアイディアです。

そしてこれ、私も以前に考えていました。

ダイビングサービスの錬金術』

苦境下では主にリピーターからの支援金を兼ねた利用料金先払いで食いつないでもらうのが良かろうと。客側も信頼する馴染みのお店に潰れられては困るから。

今、私が好きなフィリピンやインドネシアのダイビングサービスのすべてが営業を停止しているはず。国際線もまともに飛ばないし、入国後二週間の隔離を覚悟でレジャー渡航する人はいませんよね。いや、そもそもどの国もロックダウン中だし。でも、その間も店舗の賃料などの固定費がかかるなら、いつまでも耐えられませんよね。国内のサービスだって場合によっては同様の憂き目に遭います。そこで前払いが有効なわけです。

水中カメラマンのイラスト

ただし、新型コロナウイルスの拡散がいつごろ収まり、移動の制限が解除されるかは誰にも解りません。下手するとスキューバダイビング業界全体が一旦は壊滅のようになるかも…。

引退

久々の投稿です。エイプリルフールではありません。だったら良かったのだけど…。

本来なら今週末はマリンダイビングフェア2020が開催される予定だったものの、7月に延期になっています。

延期は東日本大震災が発生した2011年以来。ただし今回の影響はそれ以上ですね。何しろ海外旅行が難しい状況なので。このイベントは大幅に規模縮小、もしくは中止になるかもしれません。

そして、私もこれを機にダイバー引退かも。まあ宣言してすっぱり辞める必要はないものの事実上そうなります。私が好きなフィリピンやインドネシアには当面行かれないし、国内に出向こうって気にもならないので。

それにウイルス対策が長引けば店をたたまざるを得ないダイビングサービスも国内外でたくさん出てくるだろうし。いずれ状況が落ち着いた頃には馴染みのサービスが存続していないという…。

ならばと更新が迫っていたダイバー保険も解約しました。早く引退宣言を撤回できる日が来れば良いけど。

フィリピン・クリスマス・フェスティバル2019

フィリピン・クリスマス・フェスティバル2019に行ってきました。今年は日比谷公園ではなく代々木公園です。

フィリピン・クリスマス・フェスティバル2019

まずはSisig(シシグ)。大好きなもので。

フィリピン・クリスマス・フェスティバル2019のSisig
クリーミーなタイプのSisigでした

次にSisig & Manok(焼き鳥)。

フィリピン・クリスマス・フェスティバル2019のSisigと焼き鳥
こちらもクリーミーなタイプ。ただしトウガラシが多めに入ってて美味

さらにSisigとBulaloスープ。

フィリピン・クリスマス・フェスティバル2019のSisigと Bulaloスープ
ANA’sのシシグはドライなタイプにマヨネーズ付き。Bulalo(牛スネ肉のスープ)が最高でした

ランバノグ(ココナッツの蒸留酒)。

フィリピン・クリスマス・フェスティバル2019のLAKAN(ココナッツ酒)
ココナッツのお酒、先日スリランカ産のも飲んだけど、どうも私には合わないような

なぜか倉吉市のウイスキーも出店していました。

フィリピン・クリスマス・フェスティバル2019の倉吉市産ウイスキー
当然ながら8年や12年よりも18年ものの方が旨し。他にもブランデー仕込みの梅酒とウイスキー仕込みの梅酒もありました。ウイスキーの方が好みでしたね

そしてBalotまでありました。

フィリピン・クリスマス・フェスティバル2019のBALOT
気にはなったけど買えませんでした。1個400円って現地価格の10倍だもの。きっと輸入品で新鮮じゃないだろうし、湯煎して出しているようだから、味も違うのではないかと

ミンダナオ産のコーヒー、1杯400円で売っていたのを確認したけど、会場を一周してから再訪したらすでに撤収されていました。残念。なぜか福田康夫元総理が…。

Jolibeeキャップを貰いました。

フィリピン・クリスマス・フェスティバル2019のJolibeeキャップ
フィリピン在住の知り合いに日本から注文してJolibeeやらを届けるサービスとのこと

「SAMURAI PRESIDENT」なんて本も。ドゥテルテ大統領のことらしいけど著者が大川隆法氏と知ってがっかり。

SAMURAI PRESIDENT

その他、出し物多数。

フィリピン・クリスマス・フェスティバル2019

フィリピン・クリスマス・フェスティバル2019
フィリピン・クリスマス・フェスティバル2019
フィリピン・クリスマス・フェスティバル2019

ひとしきり堪能した後、ANA’sでエッグパイやらデザートを買おうと思ったけど断念。何しろフィリピン人たちが列を作らず殺到していたから。

他の国のイベントは日本らしくそれなりに整然としているのだけど、このフィリピンフェスティバルはフィリピンそのもので、我々日本人がアウェー感を味わわされたりします。まあ、私は馴染むのだけど。

APECOのその後

11月23日(土)、フィエスタ・デ・エスパーニャ2019の後にロングステイフェア2019に行ってきました。今年は開催場所がビッグサイトではなく水道橋。こちらの方が行きやすくていいですね。駅からも近かったし。

私の目当てはインドネシアとフィリピン。先々、移住とまではいかなくても冬の間や花粉症シーズンの拠点にしたいなと思って。

で、いつものHalo Haloのブースに立ち寄り、APECOの現状について尋ねました。まずは600人限定という定数がどうなったかというと「もうすぐ無くなりそう」とのこと。去年もそんなことを言っていたから伸び悩んでいるのでしょうね。

APECO フィリピン特別永住権

そしてオーロラ州の例のリゾートの完成具合はというと、「1棟が完成間近」という段階だそうで。ただし近くに街はなく、リゾート内にもレストランの類は整備されていないので、まともに機能するのはずっと先だそうな。

さらに交通に関して改善されたのかも訊きました。何しろかつてはマニラ空港から車で片道8時間ほどかけていくしかなかったから。でも、今では近くに空港が出来たのでマニラから空路で30〜40分、そこから車ではそう遠くないそうで。とはいえ飛行機はチャーターで飛ばす必要があり、往復5万円とのこと。

つまり、このAPECO特別永住権プログラムはもともと「開発資金を出してくれた人にリゾート利用権の特典付きでフィリピン永住権を与える」という名目だったけど、もはやリゾート開発の方は頓挫しかかっていて、単に「永住権を買ってください」という状況のようです。Halo Haloも問い合わせに対して「リゾートには期待しないで」と言っているとのこと。まあ、フィリピンだもんな。何事も計画通りにはいかないのも無理はありません。

だとしたら、このAPECOは「永住権の取得にあれこれ便宜を図ってくれるけど費用は割高」ってな位置付けになるのかな。そりゃ申し込みも伸び悩むわけだ。もともとリゾートには期待できなかったにせよ、恩恵が目減りするのでは不安ですよね。

で、しばし会場を見て回り、タイへのロングステイの話も聞いて、最後にセブポットを4冊貰って帰ってきました。

NativeCampの弱点

NativeCamp(ネイティブキャンプ)というオンライン英会話のサービスがあります。私もCebwayが潰れた後に入会しました。というのもCebwayの元講師の内、3人がそこの出身だったし2人は復職したので。

NativeCampは毎月定額かつ予約なしで受講できるのが特徴(有料で予約も可)なので、私も時間を見つけてはレッスンを受講しているのだけど、一昨日アクセスしたら先生がこの状態でした。

 

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#nativecamphalloween2019

Asiah Dumdum(@asiahdumdum)がシェアした投稿 –

そうハロウィンモードですね。まったく予期してなかった私は驚くとともに笑ってしまいました。訊けば、NativeCamp主催で人気投票を行い上位の何名かには結構な額の賞金が支払われるようです。他の写真はこちら

さて、そんなNativeCampには弱点もあります。それはコネクションが安定しない時が多々あるのと、教材の出来がイマイチな点です。特にDaily Newsの。

簡単な日常会話はできる私の今の課題はボキャブラリを増やすこと。フリートークだけだと知った言葉しか出てこないので、英語の知識を増やすべくDaily Newsコースにちびちび取り組んでいるのだけど、教材に釈然としないこともしばしば。

例えば149: Researchers: Chimps can learn rock-paper-scissors。研究者がチンパンジーたちにジャンケンを教えたところルールを把握したというものです。教材は非会員でも参照できるのでチェックしてみてください。

さて、英文の理解力を試すComprehensionコーナーのNo.2の設問は以下の通り。

2. How were the chimpanzees taught the rules of rock-paper-scissors?
(どのようにしてチンパンジー達はジャンケンのルールを教わったか?)
a. The chimps were given food every time they win the game.
(勝ったら餌をもらえた)
b. The chimps were made to learn from children playing the game.
(ジャンケンをする子供たちから学んだ)
c. The chimps were made to watch the game’s hand gestures on a screen.
(画面の手の仕草を見て)

こちらに対する答えは当初「c」でした。チンパンジーは画面上の手の絵から類推してジャンケンのルールを覚えたのだと。そんなアホな。画面を通して実験が行われた点を言いたいのだろうけど、勝利報酬なしにどれだけ続けても、実験は成立しなかったことは容易に想像できます。「How were」は使った器具を示す語ではないはずだから、cは答えとして不適切でしょう。

そこで問い合わせたら「修正します」との返答。そう、こういう教材がポツポツと見受けられるのですよね。あからさまに間違っているものもあれば、曖昧で別の解釈もありうる場合もあります。

もっとも、それらは何かのテストではないので教材に納得がいかなければ、その疑義について講師と話せばいいのだけど、可哀想なのは講師達。間違った回答に沿ったレッスンを強いられるので。私が異議を唱えると、あっさり教材の間違いを認識する人もいれば、どうにか理由づけして教材が正しいと言いたがる人もいるのは面白いところです。疑問があっても反論しないユーザは間違った英語を覚えてしまいそう…。

でもまあ、この手のサービスは「教材なんてトークテーマにすぎない」ぐらいの認識で愉快に利用するのが正解のような気がします。先生の質は個々人によってまちまちだけど、そこは定額でレッスン受け放題だから。

Coral Reef Crustaceans: From Red Sea to Papua

台風19号(Hagibis)の接近にともない私の住む街にも避難警報(Level 4)が出ていたものの、川からは遠いこともありまったくの無事。いつもの大雨と変わりませんでした。そもそも新百合ヶ丘はその名の通り丘ですからね。

ただし、広域的には多数の死傷者や堤防の決壊、浸水など各地に大きな被害をもたらしました。しかも今日は雨です。追い打ちにならなければいいけど。

そしてもちろんこれで台風が打ち止めではありません。毎年25個前後の台風が発生するので、あと1個ぐらいは日本に来ないとも限りません。

近年、海水温が上がっている以上、これからも毎年強烈な台風が発生し、その中のいくつかは日本の各地を襲うと思われます。

原因のどこまでが文明によるものかはわからないけど地球温暖化は紛れもない事実。いよいよ厳しい時代に突入したのかもしれません。


Coral Reef Crustaceans: From Red Sea to Papuaという図鑑(英語)を買いました。名前の通り甲殻類(Crustaceans)に絞った本です。全130ページで900種以上が掲載されています。

Coral Reef Crustaceans: From Red Sea to Papua

内容はこの通り、1ページに8枚の写真が紹介されています。

Coral Reef Crustaceans: From Red Sea to Papua

著者はA.S. Ryanskiyとなっているけど、前書きによれば一人で撮影したわけではなく、ダイバー、フォトグラファー、サイエンティストで持ち寄った写真を編纂したとのこと。なるほどね。

これで私の甲殻類識別能力が上がりました。とはいえまだまだ不十分だけど。例えばバサラカクレエビ(Crinoid shrimp類)のバリエーションはまだまだたくさんあるし、それらが単なる色違いなのだ別種と認められるのか判断するには情報が足りません。甲殻類のきりのなさは同じ節足動物である虫の世界に近いのかも。

なお、印刷されたペーパーバック版は¥3,511だけどKindle版なら¥1,339。旅先にも持っていかれるので買うなら断然Kindle版ですよね。

BAYSIDE ENGLISH CEBUが閉校

BAYSIDE ENGLISH CEBUが閉校になりました。

私も4年半前にRPCキャンパスの方に2ヶ月滞在して毎週末ダイビングに繰り出す生活を送ったし、あれが水中写真のいい修行になったのですよね。

その後もダイビングで遊びに行った際に、学校のすぐそばのバーTagay Bay(現在はAosmecスクエアホテルの一部)で飲んでいたら、かつての先生と再会したりと楽しい思い出があります。

閉校は残念だけど、いきさつからしてしかたないかと。もはやフィリピン英語留学、セブ英語留学の市場は飽和状態だし、オンラインサービスもわんさか出てきたので、あんなにネガティブなイメージが付いたのでは。RPCキャンパスの賃借期限も切れたようだし。

なお、BAYSIDE校の創設者の佐々木綾子さんはコルドバ地区に新しい学校をオープン予定らしいけど、フィリピンらしく遅れに遅れているようだし、どうなることやら。ただしそちらは英語留学向けではなく、地元の子供達のためのインターナショナルスクールのようですね。留学校なら私にも面白いアイディアがあったのだけど、それを実行に移す機会はこの先もないかもな。

ともかくBAYSIDEの先生やスタッフたちに、早く新しい良い仕事が見つかることを願います。

私の場合、これからもあの島に遊びに行く機会はあるだろうから、かつて知り合った先生たちとはFacebookで音信を保っていくつもりです。

フリーダイビングが流行ってる?

最近、フィリピン人と話していたら「フィリピンでもフリーダイビングが流行ってきている」と言っていました。なるほど、潜るだけならフリーダイビングはお手頃だもんな。インドネシアでも力を入れているみたいだし。いずれフィリピンでも大会が頻繁に開かれるようになるかもしれません。グランブルーの世界ですね。

そこでふと気になったのがバジャウ族の存在。フィリピン、インドネシア、マレーシアなどの海上のボートハウスで暮らしている少数民族の。先祖代々海で暮ら続けている彼らは脾臓が大きく発達していて、素潜り猟の際に最大水深70メートル、時間にして10分以上も留まれると言われています。Static Apnea(プールにうつ伏せに浮か競技)でも世界記録は11分35秒なのに。

バジャウ族の漁
NHKスペシャルのページより

よって、もしバジャウ族のそれが本当なら、彼らが本格的にトレーニングしてApnea競技に参加したら、ぶっちぎりじゃなかろうか。

バジャウ族は難民化しているとも聞くけど、競技で名を上げれば環境は変わるかも。それとも彼らは競技のような俗的なことには関心がないのかな。

遂にJollibeeが日本にも?

フィリピンのファストフードチェーン最大手Jollibee Foods Corporationが米国のカフェチェーンThe Coffee Bean & Tea Leafを買収したそうですね。

なお、The Coffee Bean & Tea Leafは27カ国で1189店を展開し、日本にも4店舗あるので在日フィリピン人達の間では「遂にJollibeeが日本にも出店か?」などと盛り上がっているのだとか。

Jollibeeくん
Jollibeeくん

まあ、実際にはそれはないでしょうね。去年もそんな噂が出たけど日本にはハンバーガーチェーン店の競争が多すぎるので。

ただし日本では少子高齢化による人手不足が深刻化していくし、フィリピンは人材供給の有力国。国同士が近く、みんな英語ができるってのは受け入れやすいから。もっと在日フィリピン人が増えれば状況は変わるかもしれません。

BAYSIDE English Cebu乗っ取り事件が決着

このblogのBAYSIDE English Cebu乗っ取り事件の現状報告山中博氏は逮捕されるの?というエントリへのアクセスが続いています。誰が見ているのだか。機械的にチェックさせているのかな。

でも、セブの英会話スクールBAYSIDE English Cebuが元東進ハイスクール講師の山中博氏、松井元輝氏、土原弘人氏らに騙し取られたとされるその件はもう決着したようです。被害者の佐々木綾子さんが刑事告訴を取り下げたとのこと。ただし経済的な理由で。詳しいことは解らないけど刑事告訴を続けるにはコストがかかるのか…。

ならばもう山中氏らは被告ではないのですね。部外者ながら釈然としないけど、当人が散々考えた上の決断だろうから尊重しましょう。もちろん不本意な点が多々あったと察するけど、残念ながら生きていれば嫌なことも起きるものです。

ともかく佐々木さんらにしてみればこれで再出発。大変な思いをした分、幸運に恵まれるといいですね。

Ayako Sasaki's blog image
佐々木さんのblogから拝借

でも、この騒動を知ってからの約一年で私も考えさせられました。フィリピンという国に居を据えることに対して。

私もダイビング目的でフィリピンには何十回も通っていて、かの国のホスピタリティ豊かな人々、海の生物層、温暖な気候、安い物価、美味しい食べ物などは好きなので移住するのも良いかなと思うのだけど、生活の糧が必要だとしてもあの国でビジネスを起こす気にはなれないのですよね…。

例えば以前に佐々木さんのblogで読んだ気がするけど、フィリピンでダイビングショップを経営していた日本人が現地でホテルを建てたものの、程なくしてフィリピン人の奥さんが亡くなった途端、遺産相続で全てを彼女の家族に取り上げられたそうな。そう、フィリピンでは外国人が土地を持てないのでフィリピン人パートナーの名義で買うしかなく、その人に先立たれればすべてを空け渡さざるを得なくなります。それは死別ではなくとも相手との関係性が悪くなった場合でもかなり雲行きが怪しくなるはずです。時には命さえ脅かされかねません。

しかもあの国では既婚者の浮気は日常茶飯事だそうで。「Adulty」と呼ぶようです。宗教的に離婚が困難(政府当局に理由を説明して許可を得なければならず、原則的には不可能)という事情が多分にあるのでしょう。離婚再婚ができないから既婚のまま他の人とくっつくのは必然だとしても、そんな空気感の中で生まれ育っていれば既婚者に限らずともそのあたりの観念は緩くなりますよね。離婚できないがために、かえってタガが外れやすいわけです。もちろん誰もがそうではなく、価値観や自制の度合いは個々人によって違うけど。

そして何よりも信用がならないのがあの国の政治、行政、法律、治安、不動産、インフラ。現地で何かビジネスを起こしたとして、うまくいかなければ四苦八苦するのは当然としても、うまくいっても後から後から追加のコストを払わされたり、誰かに妬まれて足を引っ張られたり、何かのターゲットにされかねないので。そう、BAYSIDEのように。とはいえフィリピンの司法当局は頼りになりません。

それにあの国では行政手続きも超スローな上に不条理。よって資金的な体力もあって法務などで有能なフィリピン人スタッフを登用できる企業ならともかく、個人事業に毛が生えた程度の新参者ではどうにも。「人件費は格安だから」とフィリピン人パートナーの口車に乗せられて商売を…なんてのはきっと失敗します。まあ、それでもやりたい人を止めはしないものの、「日本人にはとても信じられないような理不尽な障害がたっぷり起こるし、想定予算を大きく超える出費も覚悟しといて」とは言っておきます。

また、忘れてはならないのがドゥテルテ大統領の任期があと3年弱しかないこと。途上国では改革路線の後には決まって揺り戻しが来るものです。ブラジルのようにせっかく健全化しかけたのに混迷の時代に逆戻りして急にビジネス環境が悪化なんてことも大いにあり得ます。賄賂なしでは何も進まないような…。

そういうわけで個人的にはこれからもフィリピンは「バケーション、花粉症や寒さからの避難地として気が向いたときに行く場所」という認識でいるのが良さそうな気がします。日本から仕事を持って行って現地のホテルなり借りたコンドの一室(絶対に買わない。資産価値も永続性も信用できないから)でのんびりこなすような生活がベストかな。

BAYSIDE English Cebuはどうなっちゃうの?

関連エントリ:BAYSIDE English Cebu乗っ取り事件が決着


セブ・マクタン島のELSスクール、BAYSIDE English Cebuに最近、動きがありました。

BAYSIDE ENGLISH CEBUのバナー

まず、BAYSIDE English Cebu Premium Campusが先日閉鎖され、すべての教員がRPC Campusに移動となったそうです。当然、生徒達も。前にもあったな。あの時はRPC → Premiumだったけど。

でも、RPC Campusにしても中国人オーナーとの土地建物のリース契約が今年の6月、つまり今月いっぱいで終了するとのこと。それを受けて日本(おそらく他国も)のフィリピン留学エージェントも紹介を終了しているそうな。

これらの状況からすると、BAYSIDE English Cebuは半月後に閉校になってしまうのでしょうね。Premium Campusは建築基準や消防法を守っていなかったからそれをクリアするためかとも思ったけど、フィリピンという国で半月かそこらで物事が進むとは思えないし。

BAYSIDE English Cebu、オーナーの山中博被告、松井元輝被告、土原弘人被告が起訴直前にフィリピンから逃亡した後は経営者不在かと思っていたけど、どうやら山中被告がそのまま経営していたようで。現場スタッフへの指示はメールやSNSで出していたのかな。でも自身らがフィリピンに再入国できない以上、現地の学校を保有しているメリットは無いと判断しても無理はないですね。

気になるのは先生たちの将来。セブには英語学校が他にもたくさんあるから再就職には困らないだろうけど、場合によっては引っ越したりキャリアの積み直しが必要になるわけで。

追悼 白石拓己さん

6月2日、セブのダイビングサービスアクエリアスダイバーズの経営者白石拓己さんがダイビング中の事故で亡くなりました。私は面識はなかったけど海上では何度もすれ違っていたはず。謹んでご冥福をお祈りいたします。

アクエリアスのログ 06/07

報道によると当日の午前は3人で潜っていたそうだけど、その最中なのか、それともその後の事故なのかはわかりません。でも他の二人の動向は伝えられていないから、業務を終えて写真撮影のために単独潜水中、突発的な心臓発作に見舞われたか有毒生物に接触したとかでしょうかね…。あのクラスのベテランダイバーが安直な事故とは考えにくいけど、長いキャリアの中で何かに刺されることは多かっただろうから、再度刺されてしまいアナフィラキシーショックを起こしたと。

マクタン島の近海は総じて穏やかなことが多いけど、時には牙を剥くことも。私も昨年の9月、マリゴンドンの海で潜っていて、途中から突然強烈なカレントに見舞われました。マンツーマンだったけど数m前方にいたフィリピン人ガイドは一切こちらを振り向かず。まあ彼も余裕がなかったのでしょうね。エアが真横に流れる激流の中で10分以上、私は左手で岩を掴み右手はカメラで塞がっていたためタンクを叩くことはおろか、残圧もチェックできませんでした。そうしてエア切れ寸前になったため最後の力を振り絞ってガイドに近づいてエアを分けてもらい、ことなきを得たという。あれが私ではなく、ご年配やビギナーだったらどうなっていたことかと思うとゾッとします。