DUNE 砂の惑星

DUNE 砂の惑星

18日(月)、DUNE 砂の惑星を見てきました。月曜日なので1,100円。座席が間引きされた今の映画館は快適ですね。左右の席は必ず空席という。まあレイトショーだからか、そもそも観客が15人ぐらいだったけど。

で、映画の感想はというと、これをどう評していいものか考えあぐねています。

まず、映像の大半が暗いのですね。まるで露出不足で撮った水中写真みたいに。それが眠気を誘ってきます。

そして、前知識がない人には理解するのが難しいのではないかと。例えば作中で何度も登場する「クイザッツ・ハデラック(クイザッツ・ハデラッハ)」というキーワードは、知らないと何が何だかわからないでしょう。同じく、ベネ・ゲセリット、シャイ=フルードなんかも。

また、皇帝もナビゲーターもギルドもまだ登場せず。そしてフェイドも。

というわけで、私の中ではかつてのデビッド・リンチ版の方がエンタメ性が高く、面白い作品だった気がしています。当然ながらストリー展開はほぼ同じだし、それでいてベネ・ゲセリットなんかも実に分かりやすいビジュアルで登場します。

リンチ版、一般的に失敗作と言われることが多いけど、当時の事情からして無理もなかったのですよね。CG技術は未発達だったし、2部作に分けるという発想もななかったから、とんでもない予算をつぎ込みながらも尺たらずで終盤にかけて深みのないダイジェスト版みたいなストーリー運びになってしまって。

とはいえ世間の評判がどうであれ楽しんだもの勝ちなわけです。そしてヴィルヌーブ版との対比でリンチ版の評価が上がるかも。

まあ、ヴィルヌーブ版についてどうこう言うは後編も見てからだな。その後半、てっきり前半と一緒に撮影が済んでいるのかと思いきや、これからだそうな。前半がヒットしなければキャンセルもあり得たのか…。

JUNK HEAD

今年もKAWASAKIしんゆり映画祭が開催されます。そして気になる出し物の一つが『JUNK HEAD』。人形をちびちび動かして撮ったストップモーションムービーです。

KAWASAKIしんゆり映画祭 JUNK HEAD

これ、ずっと見たかったのですよね。堀貴秀氏が監督・原案・キャラクターデザイン・編集・撮影・照明・音楽・絵コンテ・造形・アニメーター・効果音・VFX・声優・etcとほとんど全役を務めた半ば狂気めいた作品で気になっていたから。

でも、イオンシネマ新百合では上映されてなかったのだけど、いよいよ新百合上陸(?)です。スケジュールは以下。

  • 10月31日 (日) 10:00
  • 11月7日(日)10:00

楽しみだ。

新百合ヶ丘は神奈川県内では横浜、川崎を筆頭にして何番目かの規模の駅だけど、コンパクトな街ながら映画館が二つあるのが強みです。何しろ日本映画大学や昭和音楽大学なんかもあるアートの街なので。

Dune 砂の惑星

Dune/砂の惑星

先日、『Dune/砂の惑星』の新しいトレーラーが解禁されました。米国の公開は10月22日に延期されたので日本の方が先になるのですね。

私もDuneのファンで、昔、原作小説も読んで、AIを排した102世紀の世界観に魅了されたものです。クイザッツ・ハデラッハ(超越者)、ベネ・ゲセリット(修道女秘密結社)、フレーメン(砂漠の民)、スティルスーツ(体から出る水分を100%リサイクルする砂漠の民のタイトな服)、モアディブ(救世主の呼び名)、メンタート(人間コンピュータ)、ナビゲーター(ワープ航行を担う奇形化した超能力者)、ヴォイス(声で相手の行動を強制する超能力)、サンドワーム(超巨大な砂虫)、そしてメランジ(長寿や超能力をもたらす宇宙で最も貴重なスパイス)…。

かつてのデビッド・リンチ版の映画も彼らしい独特の悪趣味な雰囲気があって大好きなのだけど、どうにも無理やり詰め込んだ感があり、ストーリー展開でバランスの悪い作品だった感は否めません。当時、最高額の予算で作られたのだっけ。

そして、『ポドロフスキーのDUNE』もAmazonプライムビデオで見たけど、まあ、あれはちょっと…。リンチ版とは違う方向で異色さが際立っているけど、頓挫して制作されなくてよかったと思います。きっとリンチ版以上のこっぴどい失敗作になっていただろうから。

そこでドゥニ・ヴィルヌーヴによる今作に期待するのだけど、ちょっとだけ気になってることが。以下、少々ネタバレを含みます。

フェイド・ラウサは?

リンチ版ではスティングが演じていたフェイド・ラウサ。ある意味、ハルコンネン陣営におけるポールのカウンターパート的な人物なのだけど、キャストが発表されていません。シークレットなのか、あるいはラバン(デイブ・バウティスタ)にキャラクターが一本化されたのか…。

アリアは?

ポールの妹のアリア役も発表されていませんよね。

上映時間は?

原作がある以上、ストーリーは大きく変えようがないわけで、一連の物語が2時間、ないし3時間に収まりますかね?まあ、二部作や三部作とかにしてくれてもいいけど。

というかフェイドやアリアの見せ場は話の後半だから、やっぱり二部作構成でしょうかね。両者とも後編に出てくると。

トレーラーから推測するに、今作はアトレイデス家が敵の陰謀によって崩壊し、砂漠に逃げ延びたポールがゲリラのリーダーになってハルコンネン軍とゲリラ戦を繰り広げるあたりがクライマックスになるのかも。

ガーニーはジョシュ・ブローリン

最後に小ネタを。

今作だとアトレイデス家の剣術師範で楽士ガーニー・ハレック役はジョッ・シュブローリンです。サノスの。

でもリンチ版ではパトリック・スチュワートが演じていました。まだジャン・リュック・ピカード艦長になる前です。エンタープライズ号で宇宙を駆け巡り、カターンの笛を吹くよりも先に、遠い宇宙の戦士になって、リュートみたいな楽器を弾いていました。

SLAM DUNKの新作映画に期待すること

先日、SLAM DUNKの新作映画が作られると発表されました。

slamdunk movie

SLAM DUNK、私は読んでいなかったのだけど、昨年になってフィリピン人の英語の先生たちと話を合わせるためにアニメを一気見しました。フィリピンではバスケ自体が人気スポーツだし、日本のアニメも親しまれています。

で、なるほど確かにSLAM DUNKは名作の座に値する作品ですね。ごく短い期間の物語で終わったのが残念だけど。

実は私もNBAのオールドファン。差し当たり赤木のモデルはパトリック・ユーイング(ニューヨークのキングコングと呼ばれていた)で、桜木のモデルはデニス・ロッドマンか。ユニフォームもシカゴ・ブルズ風ですね。いやあ懐かしい。そういやロッドマンは自分ではほとんどシュートせずにリバウンドばっかり獲っていたのだよな。ゴール下では比較的小柄(身長2mぐらい)で不利なのに。

さて、今になって映画化されるのだからアニメ未公開のエピソードを望むとして、他にも希望があります。ぜひ「3DCGにしてほしいな」と。キャプテン翼とかもそうだけど、アニメはアニメ。スポーツの試合には見えないのですよね。一人二人がフォーカスされたら他の選手が止まっているかのようで。

でも、せっかくSLAM DUNKの原作は射実的な画風なのだし、試合中の全シーンのプレーをデザインして実際の選手に再現させて、それをモーションキャプチャで、かつ360°カメラなんかも駆使して、実写さながらのバスケットボールを表現してもらいたいなと。

ブラックパンサー死す

ブラックパンサーを演じたチャドウィック・ボーズマン氏が亡くなりました。享年43歳。大腸がんだったそうで。奇しくも安倍総理も持病の大腸炎で辞職を発表したばかり。大腸はデリケートな臓器なのでしょうかね。

ブラックパンサー(チャドウィック・ボーズマン)

なお、ボーズマン氏は確か、弥助(400年以上前に来日して織田信長に仕えた黒人の侍)を演じる予定だったはずだけど、果たされなかったのですね。その点も重ね重ね残念です。できることなら紫色の汁を飲んで回復して欲しかった…。

謹んでご冥福をお祈りします。ワカンダ・フォーエバー。