ソフトバンクはジリ貧

週刊アスキーのロゴ週刊アスキーのサイトに『ソフトバンクが苦戦 キャリアとMVNOの乱戦が始まった by石野純也』という記事が載りました。さもありなん。私自身もソフトバンクの利用料金の高さに嫌気が差してMVNOに転出した口だし。

かつてソフトバンクは大手二社を追う立場だったので価格競争にも熱心だったものの、iPhone人気とともに三強の一角の座に上り詰め、もはやチャレンジャー精神は見てとれません。料金なんかすっかり横並びです。

よってIIJらに乗り換えた場合、月額5,000円以上の差額メリットが得られます。そりゃMVNOに転出する人も続出するでしょう。

ほんでもってソフトバンクが拙いのはMVNOへの有効な対抗策が見当たらないところ。ソフトバンク回線のMVNOなんてないのだから。せいぜい家族割や無料通話が引き留め策になるかなってくらいで。

いやドコモだって自社契約から系列のMVNOに転出されれば自身の契約者数と客単価は下がるだろうけど、それでもMVNOがソフトバンクやauの客を奪ってくれる効果の方が大きかろうと。

まああれだ、SONYみたいなもんかな。かつて栄華を極めた感もあったSONYが凋落した原因の一つは「SONYファンを満足させられなくなったこと」だし、ソフトバンクもそうなりつつあると。製品や価格での差別化は難しいのかもしれないから、せめて本社をホークスのある福岡に移すぐらいの大胆なイメージチェンジをやってくれたら応援する気にもなるかも。

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