アスカホテル唐津

先月の帰省旅では実家に直行せず、まず唐津に向かいました。

博多からはバスか電車かで迷ったけど、とりあえず博多駅のバスターミナルに行ってみたら1分後に唐津行きのバスが出るタイミングだったのでそのまま乗車。

そして予約しておいたアスカホテルにチェックイン。唐津駅からは徒歩8分ぐらいだったかな。

アスカホテル唐津の外観
アスカホテル唐津の外観

アスカホテルは当然ながら普通のビジネスホテルでした。洗面台が居室内にある不思議な作りだったけど、そこは佐賀っぽいコンパクト仕様なのかも。

なお、お部屋に浴槽はなくシャワーのみ。代わりに上階に大浴場(?)があるようです。ただし2時間ごとに男性用と女性用で切り替わる運用でした。

アスカホテル唐津の共同浴室
アスカホテル唐津の大浴場

それと朝食のサービスは停止中。でもコーヒーやお茶のパックはもらえるし、共有エリアに電子レンジが置いてあるので何か買っておけば不自由はしないでしょう。

本当は一人旅だしこの日の夜はネットカフェのフリースペース唐津に泊まればいいかと思っていたのだけど、バスでの移動中、唐津駅からの道順を確かめようと地図アプリで検索したらこの通り画面左下に赤字で「閉鎖」と書かれていました。地区唯一のネットカフェだというのに…。

フリースペース唐津店
フリースペース唐津店

しかたなく急遽アスカホテルを予約。一泊で5,814円でした。

ちなみにフリースペース唐津は閉店したわけではないようです。その日たまたま閉鎖中だったのか、それともAppleの地図アプリの誤報だったのかは分かりません。

ゾンビランドサガのマンホール蓋巡りの自己ルール

ゾンビランドサガのマンホール蓋第三弾 ゾンビランドサガのマンホール蓋第三弾

ゾンビランドサガのマンホール蓋を巡る旅に自己ルールを設けました。

  1. 公共交通機関、レンタル自転車、歩きで巡る
  2. タクシーは使わない
  3. マンホール蓋だけでなく周りの風景を入れた写真も撮る
  4. 日没まで
  5. 時間が許す限り観光する

1は単純に自分がペーパードライバーだから。2 は高くつくので。3と 4は写真の都合。そして 5はせっかくの旅だからマンホールの蓋を撮るだけじゃなく楽しむべきだと。具体的にはローカルな何かを食べるか温泉に入るかになろうかと。そう、佐賀には嬉野や武雄の他にも温泉があります。

また、マンホール蓋が県内東西南北全31箇所に設置されたため、すべてを巡れば必然的に佐賀県全域を知る旅ともなります。全国魅力度ランキングでは常に最下位を争う地味な佐賀県だけど、実はポテンシャルがあるってところを知れたら人生が豊かになりそうだし。

東京九州フェリー船内見学会

7月18日(月祝)、就航1周年を迎えた東京九州フェリーの船内見学会に行ってきました。場所はもちろんフェリーの出航・帰航地の横須賀湾です。

東京九州フェリー 船内見学会

いやぁ、これいいですね。何がいいってお風呂(展望風呂、露天風呂)とサウナがついていること。水風呂はないけど水シャワーは浴びられます。移動の手段で自由に歩き回れ、風呂・サウナにまで入れるのは船旅ならではです。

東京九州フェリーのお風呂
展望のお風呂(ジャグジーありとなしの浴槽)
東京九州フェリーの露天風呂
露天風呂。当然、裸で入れます
東京九州フェリーのサウナ
サウナの定員は7人ぐらいかな。やはり窓があり海が見えます

もちろん船内にはレストランや売店もあります。ビールやカップラーメンの自販機も。

東京九州フェリーの夜メニュー
夜メニュー

他にも映画やプラネタリウムが楽しめるスクリーンルームやカラオケ(アミューズメントルーム)、ペット用の檻とドッグフィールドまであります。そしてWi-Fiも完備(1回30分、一日5回まで)です。フェリーなので車やバイク、自転車も乗っけていけます。

ちなみに客室はバスタブ付きの個室(デラックス)から寝るだけのカプセルホテルっぽい空間(ツーリストA)まで様々。小笠原丸のような雑魚寝の広間はありません。

東京九州フェリーの一番安い船室(ツーリストA)
カプセルホテル見たいな一番安い船室。外との仕切りはロールカーテンです。貴重品はロッカーに預けるといいでしょう
一番安い船室(ツーリストA)の室内灯。スマやPCを充電できます

プールやデッキチェアがあればもっといいけど、そこは豪華客船ではないから。でも、ちょっとしたジムはあります。

東京九州フェリーのジム

というわけで2時間ほど滞在してすっかり気に入りました。

料金はお盆の前後を除けば最安のツーリストAが片道12,000円。一つ上の個室(ツーリストS)だと18,000円。格安航空券の成田⇄博多の片道が6,000円〜ってとこだから高い気もするけど、船旅自体を旅のレジャーとみなせば、まあいいのではないかと。同じく片道丸一日かかる小笠原丸の約半額だし。

てなわけで日程が許すなら、片道だけでも使ってみたいと思っています。定刻だと門司港に21時着。私の実家に帰るにはJR門司駅22:22発が終電、小倉→博多で新幹線を使えば23:01発。帰りも横須賀港20:45着だから、船が大きく遅れさえしなければ大丈夫です。

セブのホテル隔離期間が短縮に

日本からセブに行く際のホテル隔離期間が14日間から6日間に短縮されているようです。正確には、PCR検査を入国から5日後なので、そこで陰性結果が出ればもうホテルをチェックアウトできるようです。陽性ならどうなるかは判りません。無症状や軽症ならそのままホテル滞在かな。

詳しくは以下。

【日本からセブにお越しになる際の隔離ホテル情報】

現在、日本からフィリピンに入国した際、政府指定のホテルでの隔離が義務付けられています。

隔離ホテルは政府が指定しているリストの中から自由に選択いただけます。
https://mactan…

セブ・日本人会さんの投稿 2021年4月20日火曜日

でも、まだまだ遊びに行かれる感じではないです。向こうで6日間無駄にし、MGCQ下でどれだけダイビングサービスやらが稼働しているかわからないし、日本に帰ってきたら2週間のホテル隔離だものな。

ちなみに来年には海外旅行がまた解禁されるかもしれないけど、その時はどの国でもワクチン接種証明が必要になるのでしょう。

セブのダイビング再開は10月以降?

セブ、マクタン島のダイビングサービスハイミーズ・ダイブセンターからLINEのお知らせが届きました。海の状態は抜群に良くなっているものの、どうやらセブの観光業再開は10月以降になる見通しとのことです。

ハイミーズダイブセンターからのLINEメッセージ

ハイミーが言うことなのできっとそうなのでしょう。フィリピン人の楽観論は当てにならないけど、ネガティブな方には信憑性があります。何事もスムーズにいかないのがあの国。特に政府関連など公的機関は。今現在、空港はもちろんホテルもまともに稼働していないのだろうし。よって見込みがさらに後ろにずれ込むことはあっても前倒しはなかろうと。

そしてメッセージには今の窮状が綴られています。

ハイミーズダイブセンターからのLINEメッセージ

以前の動画でも「ロックダウンが続けば持ち堪えられるのは6月まで」と言ってたし、さらに数ヶ月間営業できないとなると自己資金では到底回せないのでしょう。

そこでダイビング費の前払い制を導入するようです。それしかないですよね。私も4年前に書いていました

ハイミーズダイブセンターからのLINEメッセージ

詳しくはリンク先を見てください。

▼応援の詳細
http://urehana.com/cebu/
▼YouTube
https://bit.ly/3eff0on

さて、私はどうしたものか。ハイミーのところには旧知のビクターもいるので協力はしたいけど、何しろパスポートも切れてダイビングは引退中なんだよな…。

引退

久々の投稿です。エイプリルフールではありません。だったら良かったのだけど…。

本来なら今週末はマリンダイビングフェア2020が開催される予定だったものの、7月に延期になっています。

延期は東日本大震災が発生した2011年以来。ただし今回の影響はそれ以上ですね。何しろ海外旅行が難しい状況なので。このイベントは大幅に規模縮小、もしくは中止になるかもしれません。

そして、私もこれを機にダイバー引退かも。まあ宣言してすっぱり辞める必要はないものの事実上そうなります。私が好きなフィリピンやインドネシアには当面行かれないし、国内に出向こうって気にもならないので。

それにウイルス対策が長引けば店をたたまざるを得ないダイビングサービスも国内外でたくさん出てくるだろうし。いずれ状況が落ち着いた頃には馴染みのサービスが存続していないという…。

ならばと更新が迫っていたダイバー保険も解約しました。早く引退宣言を撤回できる日が来れば良いけど。

アンボンのリゾート最寄りのスーパーマーケット

先日のアンボン行きでは滞在中にスーパーマーケットに寄ろうと決めていました。DIVE into AMBONがあるMaluku Resort & Spaの近くをGoogleマップで見ると、こう表示されていたので。

DIVE into AMBONの周辺地図
DIVE into AMBONの左上に「スーパーマーケット」とあります

で、最終日のチェックアウト前にリゾート周りを散歩。地図で「スーパーマーケット」とある場所まで歩いてみたけど何もありませんでしたね。フィリピンで言うところのサリサリみたいな個人商店ぐらいはあるかと思っていたけど。

スーパーマーケットがあるはずのところからの風景
スーパーマーケットがあるはずのところからの風景。単なる住宅地でした

よってGoogleマップの情報はガセ、もしくは間違った住所が登録されているのでしょう。あとで航空写真で確かめたけど、辺りにスーパーマーケットがありそうな雰囲気ではないですね。

DIVE into AMBONの周辺地図(航空写真)

結局、空港までの途中にスーパーマーケットに寄ってもらいました

アンボンのWInkelスーパーマーケットの外観

でも、あの運ちゃん、初歩的な英語も通じないのですよね。とはいえ私もインドネシア語はまったくだし。

Maluku Resort & Spaの結婚式

DIVE into AMBONのKajマネージャ、先月話した時にはマインダイビングフェアに来るようなことを言っていたけど来てませんでしたね。再会できなくて残念です。

で、先日のアンボンへの旅、私の帰国前日からMaluku Resort & Spaのプールサイド周辺に飾り付けが始まり、音響テストが始まりました。結婚式(披露宴?)の準備だったのでしょう。

「これはご馳走にご相伴できるかな」と思ったけど、私がリゾート滞在中には式が始まらず。残念。インドネシア風の結婚式も見てみたかったけど。

Maluku Resort & Spa
プールの左奥がバンド用のステージで右奥が列席者席
Maluku Resort & Spa
レストラン脇の海沿いに席がたくさん作られていました

でも、DIVE into AMBONを予約する際に「We have space from the 1st to the 8th, 12th to the 23rd and the 30th onwards.」と言われたので8日までの日程にしたのだった。おそらく9日か10日に式典があって11日まで列席客が泊まることになっていたのでしょう。

Maluku Resort & Spaはダイビング専用リゾートではではないので、まあそういうこともあるわけだ。

セブ島のダイブショップ用地のご紹介

このblogのBAYSIDE English Cebu乗っ取り事件の現状報告山中博氏は逮捕されるの?というエントリへのアクセスが続いています。誰が見ているのだか。私も部外者なので新しい情報なんて持っていないのだけど。

さて、その事件で資産を騙し取られた佐々木綾子さんのblogが更新されました。今回は事件のその後ではなく、再チャレンジとなる「BAYSIDE GLOBAl SCHOOL」改め「WORLD BRIDGE INTERNATIONAL SCHOOL」の計画お披露目といった内容です。面白そうだからうまくいってほしいけど開校はまだまだ先になるようですね。

さて、エントリの最後の方にちょっと気になる記述がありました。佐々木さんがセブ島の某所(アレグリアかな?)に建てたゲストハウスと4隻のボートを有する小さなリゾートを貸し出すそうです。車でモアルボアルまで30分、オスロブまでは1時間だそうな。確かにその両方を睨むダイビングの拠点として使うのはいいかもしれません。

Alegríaのサンセット? Alegríaのサンセット?佐々木さんのblogから拝借

とはいえ新しくダイビングショップを開くなら何か目ぼしい特徴が必要ですよね。空港からはそこそこ遠いわけだし、モアルボアルやオスロブに遠征するなら、そちらにショップを構える方が手っ取り早いので。

よって目の前の海に何か特徴的な見所があればいいけど。例えばモアルボアル同様、巨大なイワシ玉がここでも見られるとか。あるいはリゾート一体型運営だとすればナイトダイブも敢行しやすいはずだから甲殻類がわんさか出没するなら私にとっては魅力的です。辺ぴな場所らしいから海が手付かずっぽい点は期待できるかな。

しかしながら、もしアレグリアだとすると地図アプリで見る限り海岸線がひたすら外洋(ネグロス島との海峡)に面していて湾や入り江が見当たらないのが気になります。海の中の地形にもよるけど、これだと風向きや海況が良くないときは近くの海域が軒並み潜水不可になりかねません。少し北に走ったバディアンってとこには小さい離島があるので、ここが戦力になるかどうかが鍵かな。

ともかくセブでダイビングショップを開きたいと思っている人がいたら、一度下見してみてください。その際はナイトダイブも忘れずに。

Maluku Resort & Spaのお部屋

DIVE into AMBONMaluku Resort & Spaの敷地内にあるので滞在中はリゾートに泊まることになります。

部屋には3タイプがあり、私が利用したのはもっとも安いStandard。207号室でした。内装はこんな感じ。

Maluku Resort & Spaの室内
室内はスーツケースを広げても余裕のあるサイズです。

テレビはあったけどまったく映りませんでした。

Maluku Resort & Spaの内装
インスタントのコーヒー、紅茶、ペットボトルの水が毎日補充されます。

洗面所のアメニティ。

Maluku Resort & Spaのアメニティ
歯ブラシ(歯磨きペースト付き)はあります。でもブラシが3cmぐらいある使い慣れないタイプです。

トイレ。

Maluku Resort & Spaのトイレ
見ての通りホース完備です。

シャワー。

壁の緑とオレンジの液体はシャンプーとコンディショナーではなく両方ともソープだったような。シャンプー類は持っていきましょう。

寝ている時、時折蚊が寄ってきてたけど、読書灯の下でこれを見つけてからは安心して寝られるようになりました。

モスキートリペラーデバイス

この通り、必要な設備は概ね揃っています。ないのは冷蔵庫ぐらいだけど、まあいいでしょう。

そうそう、電源コンセントはインドネシアなのでCタイプのアダプタが必要です。ダイソーでも売っているので買っていくといいでしょう。私は忘れないようにパスポートと一緒に旅行セットに入れてます。

なお、ダイブセンターには日本のAタイプにも対応したコンセントが用意されています。

MALUKU DIVERESの跡地

昨年5月に廃業したMALUKU DIVERSの跡地がどうなったか気になってたので、沖合を進むボートから確認してみました。

旧MALUKU DIVERS跡地
旧MALUKU DIVERS跡地

Google mpsではSPICE ISLAND DIVING & SPAに変わっているそうだけど、Webサイトが登録されていません。まだ本格稼働はしていないのかな。というのも遠目では人の気配がなかったのですよね。あの便利な浮き桟橋も取り外されているからボートの発着はしていなさそうだし…。

かつてアンボンカエルアンコウがすぐ近くで出没していたので、オーナーが変わっても、かつてのスタッフ達が相変わらず働いてくれてたらいいと思っていたのだけれど、そのあたりの事情はまったく解りませんでした。

と、ここまで書いてからSPICE ISLAND DIVE RESORTを発見。Facebookページも。たまにチェックしてみようと思います。

AOSMECの朝食

AOSMEC Square HOTELの朝食です。4泊したので4日分です。

AOSMEC Square Hotelの朝食
Corned Beef、いわゆるコンビーフです
AOSMEC Square Hotelの朝食
Longganisa
AOSMEC Square Hotelの朝食
Beef Loaf
AOSMEC Square Hotelの朝食
Tocino

なお、朝食は7時〜だけど基本ワンオペで運営されている上、平日はここで食べてから出勤・通学する人もいるみたいなので、ダイビングのお迎えは8時では厳しいかも。

AOSMEC Square HOTEL

先日のセブ旅行の後半に利用したのがAOSMEC Square HOTEL。Agusというローカルな街に位置しています。ここはジプニーとトライシクルの発着点のすぐ側なので、それら現地の交通機関が使える人なら街に出るのも楽なのですよね。

AOSMEC Square HOTEL
外観

実はこの場所、BAYSIDE English RPC校と目と鼻の先。2年前にTAGAY BAYというバー(今はこのホテル内のレストラン。当時はホテルはまだなかった)で一人で飲んでたら、BAYSIDEの元先生達やその時の留学生に会って楽しかったのだけど、今回二晩続けて飲んでても誰とも会いませんでした。BAYSIDE English RPC校、大丈夫なの?ひょっとして裁判の影響でもう留学生を受け付けていないとか?

さて、ホテルの紹介を。3階建で私が泊まったのは207号室。

AOSMEC Square Hotelの室内
こんな風に室内は割と綺麗
AOSMEC Square Hotelの室内
テレビと冷蔵庫もあります
AOSMEC Square Hotelの洗面所
トイレは普通ですね
AOSMEC Square Hotelのシャワー
シャワーはお湯は出ません。ぬるい水です。しかも水圧は弱いです

スタッフも皆丁寧にに応対してくれるし、1泊700ペソ〜の安ホテルな割にWi-Fiも完備で総じて快適でした。まあ、私がフィリピンの生活に馴染んでいるからかもしれないけど。もちろん頼めば空港まで送迎してくれます。

気づいた注意点は以下。

  • Booking.comで支払いを済ませてたのにチェックインの際に宿泊代金+デポジットの支払いを求められた。クレジットカードには全額が返金されるとのこと(クレジットカードを身元確認だけに使っているらしい)。どうやら現金払いのみのようです。泊まるならペソをたくさん持っていく必要があります
  • クローゼットを開けたらゴキブリが2匹。まあ、ありがちです。フロントに頼めば殺虫剤を貸してくれます
  • 2Fなのに洗面台には蟻がたかることも。原因はリステリンかな。それとも歯磨きペースト?
  • 階段脇にウォーターサーバーがあるので、飲み水やカップラーメンのお湯はいつでも確保できます。でも冷水は出なかったかな。自室の冷蔵庫で冷やしましょう
  • エアコンはなぜか壁の低い位置に設置されているので効きが遅い。暖房より冷房を使う機会の方が圧倒的に多いはずなのに。設計ミスですね
  • 日曜日の午後は1Fレストラン兼バーでひたすらカラオケ大会。でも夕方に豪雨と雷で停電したら終了しました
  • 朝食は7時から。平日は朝食をここで食べてから通勤通学する人もいるらしく、ダイビングのお迎えは朝8時では厳しいかも

ちなみに「AOSMEC」は「オスメック」と発音するそうな。意味を尋ねたら「人の名前のイニシャルを繋げただけで意味はない」と言っていました。きっとオーナー一族の名前でしょうね。

セブで一番大きな猫

こちらは通称「セブで一番大きな猫」のジョフ。BoadWalk Resortに住み着いていて、時々アクアバディズにも顔を出します。

ジョフ(セブで一番大きな猫)

上の写真では大きさが解らないので寝ているところを。

ジョフ(セブで一番大きな猫)

まだ解りにくいので背中から撮った一枚も。

ジョフ(セブで一番大きな猫)

フィリピン人には猫好きが少ないので、確かにこれほど膨よかな個体はいないかも。

さてこのジョフ、日本から持って行ったちゅーるには興味を示しませんね。一瞬匂いを嗅いだらあとは無視です。ならばと、かつお節を与えてみたものの、やはり食べません。他の個体にも試したけど同じ反応でした。肉食動物である猫は本来必ずしも魚好きでないらしいけど、海辺に住んでいるのだから魚の味にも馴染んでそうなのに。

日本人一番乗り

Talassa Dive Resort Rembehのオフィスルームの白壁はメッセージ書き込み用になっています。私が行ったのは1ヶ月目だったためか、日本人一番乗りでした。

Talassa Dive Resort Rembehの壁寄せ書き

まあ、その間にもマナドの方から遠征してレンベで潜った日本人ゲストはいたようなので、正確には「壁にメッセージを書いた日本人の一番乗り」ですね。

Vege Rooster

Talassa Dive Resort Rembehのディナーに登場したルースター像。ここのリゾートでは人懐っこいルースターがアイドルだから。すべて野菜でできてます。

食べにくい…。

タラサダイブリゾートレンベの蚊

タラサダイブリゾートレンベは小さいながら特に不自由しないと思っていたけど、二点だけ気づいた難点がありました。

1. 物干しが欲しい

ちょっとした物干しが欲しいと思いました。部屋の外で水着を干せる程度の簡易的なものでいいので。木製の椅子はあるけど、それだと干しにくいし。

2. 蚊対策が欲しい

当然ながら常夏の国では年中蚊が発生しています。部屋のベッドには蚊帳の天蓋が付いているけど外に出ると無防備になります。私がたまたま蚊に刺されやすい体質ってことでなければリゾート側で何かしら対策をしてもらった方がいいですよね。

蚊取り線香や香取りマットの類でもいいのだけど、それだと有効な範囲が限られます。持ち歩くのもやっかいです。よって、せっかくのインドネシアなのだからSoffellの蚊よけスプレーを常設するのがいいかと。3年前のデング熱フィーバーの際には日本でも高値で売れたやつです。あれ、香りもなかなかいいし。

Soffell蚊除けスプレー

というわけでリゾートにはレビューがてらリクエストしておきました。今後タラサに行った際にSoffellを見かけたなら私のリクエストが通ったのだと思います。

タラサダイブリゾートレンベの愉快なお友達

タラサダイブリゾートレンベには三匹の犬がいます。でも、ゲストにはほとんど懐きません。一番大きい犬は臭いをかぎに近寄って来るくせに目が会うと唸ります。小さい犬のどちらかはやや社交的だったけど、あまりなでさせてはくれませんでした。

タラサリゾートレンベの犬たち

他には、ニワトリも放し飼いにされていて、こちらは非常に人懐っこかったです。私が外のデッキチェアでくつろいでいると羽を小さく羽ばたかせながら駆け寄って来ます。とはいえそこは鳥。じゃれつくでもなく、ただ近くにいるだけ。なでようが抱えようが無反応です。でも、どうやらサンダルや靴が好きらしく、乗ってみたりつついたりして遊んでいました。

タラサリゾートレンベの鶏

また、BBQの際も足元に寄ってきたのでトウモロコシを目の前に差し出したものの食べる気配なし。そもそも穀物を食べる機会はないのかな。代わりに、小さな昆虫の死骸を10回ぐらい咥えなおしてから飲み込んでいました。半野生のニワトリの生態は良くわかりません。

タラサリゾートレンベのお食事

まずは到着日の夕食から。このときはゲストが私一人だったので、こんな風に出してくれました。

タラサリゾートレンベの夕食
手前から時計回りにサラダ、野菜炒め、魚のフリッター、肉、カレー

特筆すべきはカレー。これが辛いのなんの。激辛好きの私が満足できる辛さなので普通の日本人はどれほども食べられないでしょう。でも5泊の滞在中、辛いのはこの一品だけだったので安心してください。

朝食の一例はこちら。

タラサリゾートレンベの朝食
毎食トースト、卵、フルーツ、ジュースの組み合わせです

欧州の習慣がそうなのかもしれないけど朝食は実に簡素。でも、他のインドネシアのリゾートではナシゴレンやミーゴレンが食べられたりするけど。

こちらは昼食の一例。

タラサリゾートレンベの昼食

これにスープとフルーツのデザートが付きます。他にもスパゲッティの日もありました。

土曜日の夜はブッフェ、日曜日の夜はBBQでしたね。でも、客の人数とかによって変わるのでしょう。

タラサリゾートレンベのブッフェ
ブッフェですべての料理を盛ったところ

肝心のお味はというと、総じて美味しかったですよ。市販品だけどサンバルソースも常設しているし。

ただし、量的なことを言えば、毎食がブッフェのバスティアノスの方が上かな。

タラサリゾートレンベのプール

タラサリゾートレンベには10mくらいのプールがあります。

タラサリゾートレンベのプール
プールの手前が食堂。奥がオフィスと01、02、03号室。左上は別の客室です

このプール、狭いけど深いです。たぶん水深が140cmぐらいまで水を張っています。ライセンス講習にも使えるように作ったのかもしれません。リゾートの前の海はたいてい濁っているから。

そんなわけで、iPhoneで何かを聞きながら水中ウォーキングでもと思ったけど私には無理でした。それやったらきっとiPhoneを水没させてましたね。

タラサリゾートレンベのお部屋

タラサリゾートレンベで私が割り当てられたのは01号室。「ヒルトップルーム」と聞いていたけど、むしろ「ヒルボトム」っぽかったかな。斜面のふもと近くだったから。海辺のリゾートにしては海抜が低いところにあるけど、そもそもレンベ海峡に台風は来ないし、タラサリゾートレンベは狭い入り江にあるので満潮時よりも水位が上がることは無いのでしょう。

その01号室はオフィスルームの隣で3部屋の客室が長屋風に連なっていました。他にも、少し斜面を上がったところに、1部屋ごとに建物が分かれた客室があります。ちなみに01号室から食堂までは段差もなく僅か20mぐらいです。めちゃめちゃ便利。

お部屋の広さは十分。スーツケースを広げても余裕。ベッドは蚊帳の天蓋つきセミダブルです。

タラサリゾートレンベのお部屋

机には電気ポットとお水、コーヒー類が用意されています。

タラサリゾートレンベの電気ポットとコーヒー

冷蔵庫もあり、ビンタンビールやらが冷やされています。

タラサリゾートレンベのお部屋の冷蔵庫

コンセントはいたるところにあるけどすべてSEタイプなので、ダイソーなどでCタイプ(SEタイプでも使える後継規格)のコンセントプラグを買って持って行きましょう。私は旅の携行品セットに入れています。

シャワーはヘッドが二つ。備え付けとホースのやつ。

タラサリゾートレンベのシャワーヘッド

ただし、備品は石鹸しかありません。ドライヤーもなし。シャンプーやら旅の備品は持っていくか、往路で買って行くといいでしょう。

タラサリゾートレンベの洗面所
竹筒の中身は石鹸です

タラサダイブリゾートレンベの概要

タラサダイブリゾートレンベ(Thalassa Dive Resort Lembeh)はここにあります。

レンベ島の、バスティアノスレンベリゾートよりも北に位置し、とても小ぢんまりとしたコンパクトなリゾートでした。同じレンベのカサワリレンベリゾートバスティアノスレンベリゾートのようなカメラルームもありません。

ただし、ダイビングセンターと部屋が近いので、重たいカメラセットを持っての移動も苦にならないでしょう。

ちなみにWi-Fiは設置されていませんでした。というかモバイルの電波が1個も飛んでいませんね。将来的にはどうか解らないけど、仮にWi-Fiが引かれても途上国のインフラは当てにならないので、ネット接続が必要ならSIMフリーのスマホと現地のSIMを用意して行きましょう。

タラサダイブリゾートレンベ

今回、レンベで使ったのはThalassa Dive Resort Rembeh(タラサダイブリゾートレンベ。ただし、まだレンべのぺージはないようで)。オープンして1ヶ月の真新しいレストラン&宿泊一体型ダイビングサービスです。今年のマリンダイビングフェアでリーフレット(日本語)を貰ってから、ちょっと気に掛かっていたので、オープンしたと聞いて行くことにしました。

タラサダイブリゾートレンベの広告
特典のマッサージとボトルはもらいそこねました

到着を出迎えてくれたのはケイスさんとアニカさんのご夫妻(写真はこちら)。二人とも190cm級の長身です。さすがは平均身長が世界最高のオランダ人ですね。

同時期に居合わせて一緒に潜ったゲストはスペイン人の男性シニアチーム5人とやはりオランダ人のシニアご夫妻。そう、ここは欧米人がメインターゲットのリゾートのようです。まあ、インドネシアでは他もだいたいそうだけど。

ちなみにタラサダイブリゾートにはSatokaさんという日本人スタッフもいるらしいけど、お会いできませんでした。他の業務でもってマナドの方から動けなかったようです。もっとも私は英会話は堪能ではないもののダイビングリゾートや空港では特に不自由しないので構わないけど。結局、この旅では、ジャカルタから先では一人の日本人にも会いませんでした。

なお、リゾートを予約する際、Webサイトの入力フォームから英語で問い合わせ、「I’m a Japanese.」と書き添えていたら、以後は日本語によるメールのやり取りとなりました。そんなわけで英語はからっきしという日本人でも、飛行機を乗り継いでマナドのサムラトゥランギ空港まで行かれる人であれば使っても大丈夫かと。現地ではSatokaさんが何かとサポートしてくれると思うので。

ミストシャワーを導入

昨秋、セブのマクタン島で泊まったのはセバスチャンホテル。そのシャワールームにはミストを出せるシャワーヘッドが付いていました。あれ、気持ちがいいのですよね。

そこでふと思い立って類似品を購入。Amazonプライムで1,250円と安かったし。

節水 シャワー ヘッド ( 節水 ・ 節約 ミスト マッサージ 付き ) 多機能 タイプ (ブルーグレー) お掃除ウエス付き
届いた商品の放水面はブルーではなくグレーでした。

商品が届き、自宅備え付けのシャワーヘッドと交換しようとしたもののホースとの口径が合いません。

よって東急ハンズに新旧のシャワーヘッドを持って行き両方のネジのサイズを調べたところ、新たに購入したシャワーヘッドがTOTOと同じサイズ、古い方(シャワーホースの先端)がKVK仕様だと解ったので中継アダプタを購入。無事、接続できました。

ただしシャワーヘッドの付け根から勢いよくお湯が吹き出ます。そこで19mm径のOリングを購入し装着。これで漏れもなくなり完成です。

自宅でもふんわりとしたミストを浴びられるようになりました。

ガーデンルーム

Maluku Diversで泊まったのはガーデンルーム。リゾートの入り口すぐのところに新築されていました。

Maluku Diversのガーデンルーム
Maluku Diversのガーデンルーム。コテージではなく5部屋が連なっています

中は広々。

Maluku Diversのガーデンルームの室内
一人利用だったのでシングルベッドをくっつけたキングサイズベッドです

洗面所はこんな感じ。

Maluku Diversの洗面所
トイレにはホースもついています。飲み水のサーバーもあります

シャワーに備え付けられているのはボディソープだけなので、他が必要なら持っていきましょう。

一つ気になったのはコンセント。二年前に泊まったコテージタイプの部屋は日本と同じ形だったけど、ガーデンルームはインドネシアで一般的なSE型で統一されていました。

SEタイプのコンセントソケット

もっともカメラルームに行けば変換器が備え付けられているけど、あいにく今回は満員で空きなし。でもスタッフに頼んだら変換器を貸してくれたので自室でカメラやストロボ用の充電池を充電できるようになり一件落着。これで不便な点は無くなりました。まあインドネシアに旅するなら自前の変換機を持って行くのがいいですね。

それともうひとつ。リゾートのWi-Fiはほとんど繋がらないと考えていた方がいいです。繋がっても非常に低速。よって滞在中にネット接続が必要な人は現地SIMを買うかモバイルWi-Fiを持っていきましょう。アンボンにもポケモンはいますよ。

Maluku Divers

MALUKU DIVERS RESORTの看板

約2年半ぶりのMaluku Diversにはいくつか変化がありました。ざっとこんな感じ。

  • 桟橋が完成していた
  • ガーデンルームが増設されていた
  • スタッフやガイドの入れ替わり

マネージャが前任者からフレッドさんに代わっています。

そしてガイドは、前回世話になったSamuelとOxinは見かけませんでしたね。代わりに三年前カサワリレンベリゾートで会ったAliが移動してきていました。懐かしい再会です。まあレンべとアンボンは近いっちゃ近いか。

ひょっとしてカサワリレンベリゾートにOxinがいたりするのかな?

セバスチャンホテル

マクタン島滞在中の前半に宿泊したのはセバスチャンホテル。数ヶ月前にオープンしたばかりの気鋭のホテルです。ちなみに1泊1900ペソ(約4,000円)ぐらい。

マクタン島のSebastien hotelの外観

このホテル、マクタンニュータウンのそばに建っていて、1Fにはレストランとシロナマートが入っています。シロナマートは日本の食材輸入販売店です。業務用の醤油の大瓶なんかも買えたりします。旅行者には無縁だけど長期滞在者にはありがたい存在でしょう。

なおマクタンニュータウンにはマクドナルドやセブンイレブン、カフェなどがあるので非常に便利です。

で、セバスチャンホテル自体の印象は「ついにこのレベルまで到達したか!」というもの。言うことなしです。日本のビジネスホテル然としていて、およそ欠けているものはなかったような。スタッフもビシッと制服を着込んでいるし。

なお、チェックイン時に2000ペソのデポジットを求められるものの、私は手持ちがなかったのでパスポートを預けて、チェックアウト後の精算にしてもらいました。

Sebastien hotelの内装
Sebastien hotelの内装。キングベッドのお部屋です
Sebastien hotelのシャワールーム
Sebastien hotelのシャワールーム。バスタブはないけどミストも出せるシャワーヘッド採用です。トイレには洗浄用のホースもついています
Sebastien hotelの冷蔵庫
冷蔵庫の上には電気ポットも据え付け。

おかしな点といえば朝食。前日にメニューを選んでおくと指定時刻にルームサービスしてくれるのですが、一人利用であっても2食分選ばされます。まあ私は全部食べるけど。メニューは限られているものの、試した限りでは総じて美味しかったですよ。

Sebastien hotelの朝食
1名で泊まっても2人分サービスされます。

唯一残念なのはWi-Fiが有料である点。8時間600円は仕事するのなら払うけど、旅行者としてはちょっとどうなんだろう。

2016-09-24-21-48-05

バスティアノスダイブリゾートのごはん

私はダイビング旅行に出ると体重が減ることが多いです。いや、旅先の料理が口に合わないのではなく(むしろどの国でもほとんど何でも食べられるし)、料理がコースで出て来るなら1人前しか食べないから。

でもバスティアノスは朝昼晩ともブッフェ。食べたいだけ食べられます。よって体重が維持されて帰ってきました。

バスティアノスダイブリゾートの朝食例
バスティアノスダイブリゾートの朝食例。ジュースは自家製。平打ちの麺には唐辛子がまぎれています

毎食の品数は少ないけど総じて美味しかったですよ。ちゃんとサンバルソースもあるし。

バスティアノスダイブリゾートの昼食例
バスティアノスダイブリゾートの昼食例。黄色いのはお芋さんです
バスティアノスダイブリゾートの夕食例
バスティアノスダイブリゾートの夕食例。サンバルソースが載っているのはフリッター。掻き揚げですね

バスティアノスダイブリゾートのお部屋

レンベ島のバスティアノスダイブリゾートには3種類の部屋があります。

  • スーペリアルーム(エアコン)
  • スタンダードルーム(ファン)
  • バジェットルーム(ファン)

私が泊まったのはスーペリアルーム。理由はエアコンがあったから。毎日16℃の設定で寝ていました。そうしないと室温が上がってしまうから。

そのスーペリアルームの内の3部屋は海辺に建てられており、満潮時は水上コテージのようになって波が打ち寄せる心地の良い音も聞こえます。

バスティアノスダイブリゾートのバルコニー
バルコニーは海の上。潮風に吹かれながら…ってのは難しいですね。蚊に食われるから
バスティアノスダイブリゾートのベッド
ベッドには蚊帳がついています
バスティアノスダイブリゾートの机
至ってシンプルな収納と机。飲み水のペットボトルが毎日補充されます
バスティアノスダイブリゾートのバスルーム
バスルームもシンプル。ボディソープが備え付けられています

部屋に冷蔵庫やセーフティボックスはありません。

バスルームにはボディーソープがあるものの、シャンプーやコンディショナー、歯ブラシ、ヘアドライヤーはないので、必要なものは持っていきましょう。

なお、スタンダードルームとバジェットルームは斜面を少し登ったところにあります。どちらもエアコンはなく、扇風機がついているようです。エアコンが苦手な人にはいいでしょう。当然ながらバジェットルームの方が質素な作りのはずです。

海辺のスーペリアルームの難点は、レストランまで遠いこと。レストランは4階ぐらいの高さの場所にあり、食事時はもちろんちょっとコーヒーを飲みたい場合でも階段を上って行く必要があります。

逆に便利だったのは、ダイビングセンターに近かったこと。重たいカメラセットを持って行き来するには便利です。

なお、バスティアノスダイブリゾートのダイビングセンターには、しっかりしたカメラルームもあります。

バスティアノスダイブリゾート

先日、レンベで利用したのはバスティアノスダイブリゾート(Bastianos dive resort)。レンベ島にあり、日本人スタッフや日本語を話すガイドはいません。

Bastianos Dive Resort

なぜここを選んだかというと、シングル利用料金が安かったから。今回は一人旅だったもんで。

日本人は日本語のできるガイドがいるカサワリレンベリゾートやNADレンベリゾートを選びがちだけど、カサワリは一人利用だと1泊あたり12,000円も追加料金がかかるのでパス。金額未確認だけどNADもそれなりに高価とのこと。

その点、バスティアノスの追加料金は1,500円/1泊(ファンルーム。エアコンの代わりに扇風機の部屋)と安価に設定されています。もっとも暑がりの私はインドネシアではエアコンがないと辛いので部屋をアップグレードしたけど、それでも他よりは安価でした。

Superior roomにはキングサイズベッドが一つ
Superior roomにはキングサイズベッドが一つ

そのバスティアノス、主な客はロングステイする欧米人シニア層ですね。施設はカサワリほど豪華ではないけど必要十分。快適に過ごせました。

ただし難点が一つ。ナイトダイビングの開催には参加者が2名以上必要とのこと。そして欧米人シニアの皆さんはきっちり3ダイブで切り上げて夕方以降はプールサイドなどでまったり過ごしていました。

Bastianos dive resortのプール

よって到着日も含めて毎日でも参加したかったのにナイトダイブにありつけたのは1度だけ。その日はイタリア人のアントネイラお婆さんが名乗り出てくれたので。

ホテル評(Hotel Europe編)

3月、マクタン島で利用したホテルはHotel Europe。ビーチサイドではなく内陸のお安目のホテルです。AGODAで予約した料金は2泊の素泊まりで6,574円(宿泊税込み)でした。

このホテルを選んだのは立地が便利だから。なにしろガイサノ・グランモール(GAISANO GRANDMALL)から歩いて2分ぐらいの場所にあります。

ホテルは3階建てのビルでエレベータはないけど荷物はスタッフが運んでくれます。Wi-Fiも通っていました。

室内は至ってシンプル。まあ私は寝に帰るだけだからクーラーがあれば十分です。

HOTEL EUROPEの内装
HOTEL EUROPEの内装

壁にはテレビもあります。キャビネットの中にはセーフティボックスと冷蔵庫が据え付けられていました。

HOTEL EUROPEの内装
HOTEL EUROPEの内装

バスルームはシャワーとトイレのみのシンプルな構成。

HOTEL EUROPEの内装
HOTEL EUROPEの内装

ホテル内にレストランはないものの、同じビル内の入り口を出た隣にピザ屋と食堂がありますね。ただし朝は8:00開店らしく、多くのダイビングショップのピックアップには間に合わないでしょう。

でも近所にセブンイレブンがあり、そちらで朝食をとれます。セブンコーヒーも買えるし。 どこかのレビューで「屋上にスイミングプールがある」なんて書かれていたけど、もちろんガセです。そんなの作ったら確実に天井が抜けるか雨漏りしそうでした。

そうそう、BAYSIDE English Cebu RPCに留学した際の最後の課題が自力で帰国すること。なにしろ学校のあるアグス地区をタクシーが走っていないので。特に早朝は絶望的です。定番はトライシクルでグランモールまで出てタクシーに乗り換えるパターンですが、半ばダイビングが目的だった私は荷物が多く(大きなスーツケース2個とカメラバッグ1個で計60Kg超)、あの小さいトライシクルで運ぶのは無理がありました。

それが解っていた私は帰国を学校卒業翌日の土曜日ではなく月曜日とし、このホテルを利用したわけです。土曜日の朝、学校をチェックアウト後、ダイビングショップにピックアップしてもらい、すべての荷物をショップに預けてダイビング。帰りにホテルに送ってもらって翌日もダイビング。グランモール近くなので帰国日は早朝でもタクシーが簡単に捕まります。

なお、ホテルに空港送迎を750ペソで頼めるけど、街のタクシーに不安がなければその必要はないですね。私のときは片道135ペソでした。

ヒルトンに泊まるとマブハイマイルが貯まる

ヒルトンホテルに泊まるとフィリピン航空のマイレージサービスであるマブハイマイルが貯まるようになったそうです。正確にはヒルトンHオナーズというサービスの会員は、グループのホテル利用額に応じてマイレージ還元されるとのこと。2015年7月31日までのキャンペーン期間中は$1=3マイルらしいから$6,700(約80万円)ほど泊まれば東京⇄マニラを1往復できますよ。そんなことに期待する人はいないだろうけど…。

Moven pick Resort & SPA
Moven pick Resort & SPA

ちなみにマクタン島にもかつてはヒルトンホテルがありました。高級ホテルが多いエンガニョ岬内で、シャングリラホテルの隣です。建物の色からフィリピン人のツアーガイドは「ピンクホテル」と呼んでいましたね。他のツアー客の送迎で私も1度だけ敷地に入ったことがあります。

でもこのヒルトンホテルは知らないうちに、Moven Pick Resort&SPA(モーベンピック・リゾート&スパ)という名前に変わっていました。

今年の2月、このMoven Pickホテルで盛大なビーチパーティが開催され、私も行きたかったけど、その日は僅か5ペソしか持ち合わせがなく諦めたのだったなぁ。5ペソでは菓子パン一個買うのが精いっぱい。ジプニーの片道にすら乗れません。

なお、ヒルトンHオナーズへの入会は無料だそうな。でも私がヒルトンホテルに泊まる機会はなさそうなんだよな。

アグスホテルももうない

一年半ぶりに行ったマクタン島の変化の一つがアグスホテルが無くなっていたこと。正確にはホテルとしては営業していないという話です。

アグスホテル
アグスホテル

アグスホテルはアグスというローカル地区にあり、海沿いではない代わりに大型プールを備えた穴場っぽいホテル。数年前、ピークシーズンでホテルを取りにくい時に、ダイビングサービスのスタッフから勧められたこともありました。なにしろビーチからも繁華街からも遠いので、押さえやすいとの評判で。

でももうホテルとしては営業していないとのこと。その理由を聞いてびっくり。あるとき韓国人の英語学校留学生がフィリピン人教師を刺殺する事件が起こり、以後存続できなくなったのだそうな。どこまで本当かは解らないけど、ありそうな話。別の情報筋からは、警戒心の乏しい日本人女性の留学生が飲み屋で意気投合した韓国人にレイプされた話なども聞かされたしなぁ。もちろん韓国人が皆悪質ってわけではないのだけど。

ちなみにアグスホテルの立地はここでした。

Mactan-Island-Map(Cebu pot 2013年9月号)
Mactan-Island-Map(Cebu pot 2013年9月号)

BAYSIDE English Cebu RPCからは目と鼻の先だけど、殺人事件を起こした当事者がどこの学校の先生と生徒だったかは知りません。

JWBはもはやホテルにあらず

約1年半ぶりに行ったマクタン島にはいくつもの変化がありました。

その一つがJWBホテル。私が2009年に初めてマクタン島に行った最に利用したのがここでした。マリバゴブルーウォーターやホワイトサンズの近くにある白壁が印象的なホテルです。

JWBホテル
JWBホテル

JWBホテルの内装はこの通り金ぴか。ベッド周りだけでなくカーテンも金色の生地。おまけにドアも収納も金色に塗られていたのですよね。

JWBホテルの内装
JWBホテルの内装

でもこのJWBホテル、昨年末から日本人経営の英語学校QQ Englishに衣替えしていました。今月からQQEnglishシーフロントという名前になったようです。そのためもうホテルとしては営業していないとのこと。部屋の内装も金ピカではなくなっているそうで。

ただし、数年前に日本のダイビングスクールCoco-nut(ココナッツ)が敷地内にお店を開き、今でもココナッツ・パラダイス倶楽部として営業中です。おかげで英語学校内にダイビングサービスがあるという不思議な関係ができ上がりました。まあ同店は観光ダイブおよびインストラクター養成に力点を置いているようなので、それも良いかな。

ヴィラ・マグダレナ

先日のアニラオで利用したダイビングサービスはヴィラ・マグダレナ。ワールドツアープランナーズなどのツアーでも扱っているパシフィコアズールリゾートのマネージャだった大沢さんご夫妻が独立して立ち上げた、この夏オープンしたてほやほやのリゾートです。

ヴィラ・マグダレナのオーシャンビュー
リゾートからの景色。ナイトダイビングは右奥に写っている桟橋の先っぽからエントリします

でもマリンダイビング誌のゴット姉さんのblogには5月に泊まったとありますね。さすがだ。

そのヴィラ・マグダレナ、場所的にはパシフィコアズールリゾートよりも車で10分ほど南に走ったところにあります。

ヴィラ・マグダレナとパシフィコアズールリゾート
上がパシフィコアズールリゾート、下がヴィラ・マグダレナ

ちなみにリゾートは丘陵からうねった急斜面を下ったところにあります。自力で上り下りしようものなら膝に水が溜まりそうでした。

ヴィラ・マグダレナの立地
白壁の建物がヴィラ・マグダレナ。幹線道路は奥にあります。 桟橋は向かって左隣のMayumi resortさんと共同で使っていました

予約していたお部屋は最もリーズナブルなスタンダードルーム。それでも十分な広さがあり、エアコンも付いていて、バスタブもありました。さすが日本人経営。私は米のご飯はなくても暮らせるけど、お風呂には浸かりたくなるんですよね。

ヴィラ・マグダレナのバスタブ
お湯を張って寝っ転がれるタイプです。これ、お湯が冷めやすいけど南国なら十分アリです

なお、カップルルームなる部屋もあるらしいので、予約するときはカップルで行くのか、そうでないのかを伝えといた方がいいです。男どうしでベッド1台、他の部屋も空いてないなんてのは辛すぎるので。

リゾートのシステムは総じてパシフィコアズールリゾートのそれを引き継いでいました。精算時には潜ったポイントをプリントアウトしてくれます。

ヴィラ・マグダレナの明細
4泊5日11ダイブ、飛行機代と合わせて計9万円ってところでした

ただしクレジットカードはまだ使えないそうな。あれって開業後一定の期間が必要なんだっけ?

それとお土産Tシャツはフィリピン人デザイナーに発注してて、まだ出来上がっていないとのことでした。

食事も総じて美味しかったし、特に不満も感じない、いいリゾートに仕上がっていましたね。

ああ、Wi-Fiが超低速どころか不通になることも多々あったのが難点だけど、こればかりは現地のインフラだからなぁ。フィリピンの僻地なわけだから、なかなか改善はしないんじゃないかと。

よって、もし仕事とかで定期的なメールチェックが必須なら、現地で使える携帯電話系のWi-Fiルーターか現地SIMを使えるスマホなんかを用意して行くべきですね。

超強力な蚊除けスプレー

今週末に予定されていた『日本インドネシア市民友好フェスティバル2014』は中止になったそうな。四ヶ月ぶりのインドネシア料理を楽しみにしていたのにな。

まあ会場の代々木公園が封鎖されちゃいましたからねぇ。先日、防護服を着た人が噴霧していた薬品では蚊は駆除できないそうだし。それでも根っからの暑がりの私はTシャツ短パンで行こうかと思っていたのですが…。

下の写真はSoffell。アンボンのリゾートにたくさん置いてあった蚊除けのスプレーです。

インドネシアの蚊除けスプレー
このゼラニウムの他にもオレンジやピーチの香りのもありました

アンボンにはとにかく蚊がたくさんいて、リゾートのレストランやラウンジには壁もないので、無防備なままBINTANGビール(あっという間に温くなる)なんかを悠長に飲んでたら、やたらと刺されます。よってこのスプレーは必需品。さすがに熱帯地方の商品だけあって、これを使うと見事に蚊が寄りつかなくなりますね。

インドネシアの蚊除けスプレー
背面には読めない言葉がぎっしり。インドネシア製ですかね

そんなわけで楽天なんかで検索すると、最近バカ売れしているみたいです。

さてこれで今週末の予定が空いてしまいました。代わりに横田基地の友好際に行くかなぁ。あのイベントは目一杯混むのでちょっと迷います。入場するまで何十分もかかったりするし。

ここは見送って来週火曜日からの激辛グルメ祭 2014に期待を託しましょうかね。

マルクダイバーズのごはん

アンボンで利用したダイビングサービスはマルクダイバーズ。宿泊施設とレストランが一体となったリゾートです。

食べられないものが少ない私が言っても参考にならないかもしれないけど、食事は総じて美味しかったですよ。基本は洋風のものとインドネシア料理の組み合わせです。

朝食は利用客が多いときはブッフェ形式。少ないときは前夜にメニューから選んだものを出してくれます。選択肢はナシゴレンやミーゴレン、お粥、フレンチトースト、ポーチドエッグなど。加えてトーストやフルーツ、シリアルなどの定番の品は自由に取ってこられるし、別途、卵も焼いてくれます。黄身が半熟のフライドエッグをミーゴレンやらに乗せると旨いですよね。

ミーゴレン
ミーゴレン
ナシゴレン
ナシゴレン

お昼と夜は、前菜・メイン・デザートのコースです。スープはどれも美味しかったなぁ。

そして素晴らしいのが手製のサンバルが素晴らしく美味なこと。サンバルはインドネシアの甘辛いチリソース。市販のボトルはオレンジ色のソースのみですが、マルクダイバーズのそれはガーリックなどの刻んだ薬味が入っていて、食べるラー油っぽい感じです。これを料理にかけると、いっそう美味しくなります。

ランチプレートとサンバルソース
ランチの一例。左の小皿がサンバル

人によっては辛いかもしれないけど、激辛党の私にとっては甘味の強いチリソース。そんなわけで私がサンバルを毎食時に必ず頼んでたら、当然のように料理と一緒に出してもらえるようになりました。

もちろんサンバルをかけなければ辛くない料理ばかりなので、マルクダイバーズの食事は平均的な味覚の日本人でも美味しくいただけるでしょう。

酒類はBINTANGビールの大瓶が$6。ちと高いですね。出されたビールはしっかり冷えてるけど、あっという間にぬるくなります。

BINTANGビール
BINGANGビール

他にあったのはワインとスピリッツ類。ジン、ウォッカ、テキーラが1ショットで似たような値段だったかな。残念ながらラムはありませんでした。まあいいや。南の島でラムがあると、ついつい飲み過ぎてしまうから。

ちなみに、おつまみのピーナッツが食べ放題でした。

マルクダイバーズでの食事への不満点を強いて挙げるなら、毎食野菜が少なめなところ。私も以前は好んでは食べなかったけど、今は糖尿病よけってことで、なるべく食事の始めに野菜を食べるようにしています。おかげで今年の健康診断でもまだ数値的には安全圏。尿酸値は高いけど。

よって朝食のブッフェに生野菜のサラダバーなんかがあると尚いいかな。

POPなホテル

アンボンに行く際、ジャカルタでのトランジットが9時間あったので空港近くのホテルを利用しました。POP! HOTEL AIRPORT JAKALTAです。エクスペディアでジャカルタ行きの航空券を買った際、その流れで予約すると手数料込みで一泊3,122円でした。

POP! HOTELの外観
ホテルの外観。公式Webサイトから拝借

往路、空港からタクシーに乗ると15分ぐらいで到着。運賃は50,000ルピア、440円ぐらいですね。 客室の内装はこんな感じ。

キングサイズのベッドとテレビ
キングサイズのベッドとテレビ
トイレとシャワーは円柱状の小部屋になっています
トイレとシャワーは円柱状の小部屋になっています
まあトランジット利用には十分な設備です。Wi-Fiが使えてクーラーも効くし、お湯のシャワーも出ます。ホームページでは保育園みたいに見えたけど、思っていたほど奇抜ではなかったなぁ。

ホテル内にレストランはないものの、ホテルのG階(日本でいうところの1F。あちらではG階の上が1階です)のラウンジに常駐しているお姉さんに注文すると食事にありつけます。ホテルの隣に軽食屋さんがあるので、そちらから運んでくるのでしょう。代金も食後にその場でお姉さんに払うシステムです。

ホテルの食堂のメニュー
インドネシア語のメニュー。かろうじて解るのはコーヒーぐらい。 JUSがジュース、JERUKがオレンジ、ALPUKATがアボカド、 BELIMBINGがスターフルーツらしいです

ただし、オーダーする際には最初に「Can you speak indonesian?」と訊かれました。もちろん「No」です。メニューもインドネシア語なので私には一切判読できません。せっかく覚えていった「What do you recommend ?」って英語も通じませんでしたね。

しかたなく一番上を注文。まあ私は食べられないものが少ないので不安もありません。ドリンクは何となくアボカドにしました。 しばらく経って出てきたのはこちら。

チキン料理のAYAM BAKAR KALASAN
AYAM BAKAR KALASAN。チキン料理です
アボカドジュース
アボカドジュース

チキンの手羽先はなかなか辛くて美味しかったです。でも普通の味覚の日本人なら咳き込む辛さかな。逆にアボカドジュースは甘く食感的にもお汁粉みたいでした。この2品で料金は51,000ルピア。

そうして夜10時、国内線に乗るべく再びスカルノハッタ空港へ。ホテルにタクシーをお願いしたら、ホテルの車で送り届けてくれました。時間にして5分。往路は空港の南をぐるっと回ったけど、復路はちょっと行くとターミナルだったので。それでいて料金は往路よりも高い60,000ルピア。まあ旅行者にとって少々の高い安いは気にならないけど。

マブールは終わったかも

あんまりディスってばかりも何だけど、SWV(シパダンウォータービレッジ)、というか2年ぶりのマブールにはがっかりでした。 例えばこちら。

マブール島の沿岸

マブールにはすでに2個の水上コテージ(SWVとMabul Walter Bungalow)があるのですが、島の南端側にもう一つ建造中の様でした。 ちなみにこれがMabul Walter Bungalowの外観。

Mabul Walter Bungalow

つまりは中国人観光客をもっとたくさん受け入れるための体制作りなのでしょう。もうすっかり西洋系ダイバーの足が遠のいてしまったのだから。

だとすると、私としてももう一度行く気になるかは微妙です。私も個々の中国人に悪感情はないけど海外慣れしていない旅行客の集団はね…。

ならば今後も潜りに行くなら中国人観光客が行きづらい国かな。フィリピン(南シナ海で対立中)とかインドネシア(華僑が好ましく思われていないらしい)とか。

ほんでもってマレーシアやパラオは×ですね。

夕陽

シパダンウォータービレッジからの夕陽。

シパダンウォータービレッジからの夕陽

西側にお隣さんの水上コテージが位置しているため、こんな感じになってしまいます。ちょっと残念。 ちなみにカパライからの夕陽はこう。

シパダンウォータービレッジからの夕陽

やっぱどこを取ってもSWVよりカパライの方が上です。まあ個人的な見解ですが。

恐るべし中国人

かつてシパダン・マブールは西欧人、具体的にはドイツ人やイタリア人のダイバーに人気の場所でした。それと日本人と。

おう、三国同盟がそろい踏みだ。たまたま趣味趣向が似ていたのかな。

マブール島のリゾート各社は2004年にシパダン島のリゾートが全閉鎖となり移設されたり新設されたものですが、当初は客の9割程が西欧人、残りが日本人というのが一般的な構成だったそうな。うん、3年前にカパライに行った際もまだ多くの西欧人ダイバーを見かけました。

でも私が2年前にボルネオダイバーズを利用したときは8割が中国人、残りが日本人で西欧人は皆無。たまたまかもしれませんが。

で、今回シパダンウォータービレッジでも、やはり7割ぐらいが中国人。残りが日本人10名ほどとイタリア人が二人。

シパダンで潜るゲストは1本目の前に現地の詰め所でレジストレーションの名簿に記名するのですが、名簿はあまり埋まっていませんでしたね。シパダン島のビーチには休憩用のテーブルとベンチがたくさんあり、かつては西欧人のダイバーで埋め尽くされていたものですが、今回はほんの10人かそこらしか見かけませんでした。明らかに彼ら彼女らの足が遠のいています。理由は言うまでもなく中国人客の増加の影響でしょう。

私たちが馴染みになったイタリア人カップルのEMAさんとMONIAさんも辟易してたし、どうやら西欧の人たちにとって中国人のマナーや食事風景は自分たちとは異質で堪え難いものらしいです。

シパダンウォータービレッジの食堂
この雰囲気のいいシパダンウォータービレッジの食堂が、ガサツな中国人で埋め尽くされていました

例えば全員ではないけど水着のまま食堂にやってきたり、ブッフェでは決まって食べきれないほどの料理をごっそり持っていき、大騒ぎしながら食べ散らかします。さすがに食べかすを床に落とすことまではしていませんでしたが。

それに中国人は列に並ぶということをしないのですよね。順序よく並んだ我々の列にわずかな隙を見つけては当然のように割り込んできます。

それでも2年前のボルネオダイバーズの中国人ダイバーは20〜30歳代で国際感覚を身に付けた上品な人たちばかりだった印象ですが、今回のSWVにはいわゆる三世代、一家総出の家族連れなんかも。それからカップルなのか何なのか、よく解らない人たちとか。彼ら彼女らはダイビングではなく、シュノーケリング(ライフジャケットを付けた)で大はしゃぎしていました。

中には旅行会社が連れてきたと思しき新郎新婦風の男女とカメラマンなど。あるときなどはウエディングドレスを着て海に入っていたなぁ。

推測するに、近年の経済発展で裕福になり仕事や留学で外国を見知った人たち以外までが大勢詰めかけるようになって、彼ら彼女らは外国でも自分らの習慣を押し通すものだから、それがストレスになる西欧の人は来なくなっちゃったと。欧州からマブールまでは飛行機を乗り継いで24時間かそこらかかるらしいですしね。

そりゃ、腕利きのダイビングスタッフも次々と辞めていくわな。

中国も経済発展のペースは鈍化しているし、いずれ政変が起き、国の体制が安定しないときが来るかもしれませんが、だとしても今裕福な人たちは外貨なり海外に資産を逃がしているだろうから、やはり将来もお金持ちでしょう。自国の習慣が外国で疎まれていることに気付くこともないかも。ってこてとは中国人に狙われたらそのリゾートはアウトか…。

リゾート側はまさか「中国人お断り」なんてこともできないわけで、シパダン方面はこの先行くにはちょっと厳しいように思えました。中国人恐るべし。

シパダンウォータービレッジと競合他社

先日のマレーシアではシパダンウォータービレッジ(Sipadan Water Village。以下、SWV)を利用しました。私にとっては3箇所目のマレーシアのダイビングサービス一体型リゾートになります。ちなみに1箇所目はシパダンカパライダイブリゾート(Sipadan Kapalai Dive Resort。3年前。以下、カパライ)、2箇所目がボルネオダイバーズ・マブールリゾート(2年前。以下、ボルネオダイバーズ)。毎回同じ時期です。

この中で独断でランキングを付けるなら、こんな感じになります。

《ダイビングの充実度

1.カパライ
2.ボルネオダイバーズ
3.SWV 

カパライはSWVと似た無制限ダイブのリゾートですが、ハウスリーフの充実ぶりが素晴らしかったのですよね。桟橋からエントリしてちょっと行くとカクレクマノミとイソギンチャクがわんさか。当然エビやウミウシも。あるいはコショウダイの群れやタマカイも見られます。まだ様相が変わってなければいいけど。

今回、カパライのハウスリーフにはボートでアプローチしたため桟橋近辺は確かめられず。深いところに1m級のタマカイはいましたね。

ボルネオマブールリゾートはダイブセンターが沖に突き出ていて重たいカメラを持って往復するのがしんどいけど、SWVよりはたくさんの生き物を見せてくれました。シアミル島への遠征ではピグミーシーホース(デニス)なんかも。やっぱ一日は非シパダンの日を作ってもらわないとな。

ピグミーシーホース(デニス)
ピグミーシーホース(デニス)

ダイビングサービスの質

1.カパライ
2.ボルネオダイバーズ
3.SWV  

カパライは到着日のオリエンテーション前後にスタッフがボックスかごで各人の機材を集め、到着客が昼食をとっている間にダイブセンターに運んでセッティングまでしてくれます。最終日は機材を洗って干してもくれました。ボルネオダイバーズとSWVはほぼセルフっぽいですね。頼めば機材運びもやってくれるけど、そんな程度です。

ボルネオダイバーズ対SWVは甲乙つけがたいけど、ダイビングセンターにカメラルームがあるボルネオダイバーズの方が上等です。まあ、SWVもマブール側のお部屋に泊まっていれば苦はないけど、シパダン側からだとけっこう遠いのですよね。

お部屋

1.カパライ
2.SWV
3.ボルネオダイバーズ

ボルネオダイバーズ・マブールリゾートは島の陸地に建てられたリゾートで、客室のベッドに毒蟻が這い上がってくるのですよね。あれに噛まれると痒みを伴う痕ができて何日も引かないし。

帰国して薬局で買った虫刺されの薬を塗ってようやく治まりました。薬剤師さん、私が蟻に噛まれたと言うと驚いてたなあ。

さすがにSWVの水上コテージに毒蟻は来ないけど、蚊の類いはたくさん飛んできます。無害そうな蟻もちらほら。所詮は島の浅瀬に建ったコテージてすね。

その点、カパライはまったくの沖合いの砂州に作られたリゾート。虫を気にする瞬間は皆無。ベランダで海風に吹かれながら夜を明かしても構わんと思えるくらいでした。

また、同じ水上コテージでもカパライの方がグレードが上。お向かいがないので素っ裸でもベランダに出られます。でもSWVでは無理。通路や別の部屋から丸見えだったりするので。

加えてSWVはツインベッドですがカパライはトリプルベッド仕様。SWVがシャワーのみなのに対してカパライのバスルームにはバスタブまでついてます。

その代わり、一人部屋料金はSWVよりも高かったはず。二人なら追加料金はないので二人以上で行きたいところです。

カパライのお部屋
カパライのお部屋はトリプルベッド仕様で広々してるし…
カパライのバスルーム
バスルームの窓際にはバスタブも。もちろんオーシャンビュー。別途シャワーもあります

しかもカパライのコテージ下には時折海亀か来て、「ブハー」と息継ぎしたりしますが、SWVでは小魚が見られる程度。せいぜいヤガラやダツが来ればいい方です。そこは沖合と島の違いですね。

食事

1.カパライ
2.SWV
3.ボルネオダイバーズ

どこもビュッフェ形式ですがボルネオダイバーズは総じて油っこい料理が多かった印象。それと比べるとSWVは無難な印象だけどやや単調なのでカパライの方が上ですね。メニューがより豊富だし、食堂が常時解放されていて冷えたジュース(水やコーヒーと同じく無料)や小腹塞ぎ用のワッフルなども常備されていたし、ダイブセンターと客室の中間にあって立ち寄りやすくできていました。SWVの食堂は食事の時間以外は入れないし、ダイブセンターとも客室とも離れたところにあります。

てなわけで、以前から何となくカパライとSWVは同等のダイビングリゾートだと思ってたけど、SWVも使ってみたら、どこをとってもカパライの方がグレードが上でした。カパライ、あれから変な風に変わってなければいいけど。

私が仲間から相談されてカパライを勧めても、なぜかSWVを使う人たちが多いのですよね。かつて日本人スタッフが常駐していたこともあって「同じような水上コテージだったらSWVの方が使いやすいかも」という印象を抱くのかな。 でも、素直にカパライにしておけば、すべてにおいてもっと上のリゾート体験ができるのに…。

ああ、でもSWVがいいところもありました。人なつっこい猫が数匹いて、たっぷり遊んでくれることです。猫好きにはたまりません。

同じくボルネオダイバーズには敷地内にミズオオトカゲが出ますね。トカゲ好きにはたまりません。こちらは近づくと尻尾で容赦なく打たれますが。

それと、カパライのハウスリーフは少し沖に行くと水深が軽く30mを超えるので、セルフダイブの際はマブール島のときよりも少し条件が厳しくなります。「セルフをのんびり楽しみたい」ってことなら比較的浅いSWVの方がいいでしょう。

まあ好き好きだし、最初に利用したリゾートがしっくり来るって人が多いかも知れませんが、私がまた行くなら断然カパライですね。

ポンポン島殺人事件の影響

私たちがシパダン(宿泊はマブール島)に行く6日前の11月15日未明、マレーシアのポンポン島にて謎の武装勢力(一説ではフィリピン系イスラム過激派とも)がリゾートに侵入し、台湾人ご夫婦の夫を射殺し奥さんを拉致する事件が起きたそうな。最初から台湾人を狙ったのか、たまたま台湾人だったのかは不明です。その後、奥さんがどうなったかも解りません。せめてどこかで開放されていればいいのですが…。

そういやシパダン・マブールの海域では、昔から稀にこの手の話が聞かれますね。その度に短期的に渡航禁止になっていたような…。

そのポンポン島はマブール島からボートで1時間弱の距離にある島。さしあたりポンポン島および周辺のリゾートでは警備体制が厳しくなっているとの話でしたが、シパダンウォータービレッジでは微塵も感じませんでした。

マレーシア海軍兵?
かつてのカパライで見かけた光景。今回はまったく見かけませんでした

シパダンウォータービレッジ評

シパタンウォータビレッジ(Sipadan Walter villeage、以下SWV)を使ってみたの感想は「悪くない」かな。うん、悪くはないんだけど決して良くもないですね。

シパタンウォータビレッジ(Sipadan Walter villeage)
マブール島側からの景色

まずはダイビング面。到着日がハウスリーフでのチェックダイブなのは当然として、二日目が早朝(5:15出発)からのシパダンってのもいいでしょう。バッファローフィッシュの行進狙いは定番だから。でもね、三日目もシパダンって何よ。今回、三日間しかないのに。

チェックダイブの課題はマスククリアとレギュレータリカバリ。他所のサービスだと各人の水中の身のこなしを見て、潜り慣れた無難な人は免除するところなのに、SWVのそのダイブマスターは全員に順番で課していました。当然、時間はかかるし、この点でも何かやっつけ仕事っぽくて嫌な予感がしたのですよね。

いや、二日目の夕方に発表された翌日のスケジュールはちゃんとカパライ&マブールだったのに、晩御飯を食べていたら事前相談もなしに「チェンジした」だと。シパダンじゃなくカパライに行きたいといっても聞き入れられず渋々シパダンで承諾させられました。拒否権はないのかよ。

結局、シパダン3本コースを2本に変えて3本目だけカパライにしてもらいましたが。

そもそもシバダン、パーミットの関係で人数制限があるんじゃなかったの?かつては行けることがラッキーだったはずなのに。パーミットにはキックバック、バックマージン制度でもあるんでしょうかね?

あるいは各ダイビングサービスにノルマがあるとか?一日トータル120人の内、SWVの割り当てはで14〜20人(毎日変動制)。リゾートはレストランが満席になるぐらいの盛況ぶりだったけど8割型は中国人でダイビングしない人が多そうだから我々まで動員されたとか?

シパダンのビーチ
晴れた日のシパダンのビーチは美しい風景が広がるけど、それが目当てじゃないし…

他にも、レンタル機材にはダイビング不可能な程度の整備状況のものも。ありがちなくたびれてるどころのレベルではありません。しかもボートに予備のレギュセットすら積んでないというお粗末さ。そのため私の連れの一人はシパダンで1ダイブ潜り損なうありさま。私のタンクもエアー漏れしててエントリ後にチェンジさせられたし。

ほんでもってハウスリーフも私が見た範囲では殺風景な感じ。一応、名物のニシキテグリなんかは見せてもらったけど、お隣のボルネオマブールリゾートのハウスリーフの方がまだ生物相が充実していたような。まあ、あちらは2年前の話だし、双方で潜ったサンプル数が少ないので断言はできないけど。

そして、何というかダイビングサービスは総じて統制が取れていない印象です。例えば到着日のダイビング機材の運搬にしてもしかり。まったくシステム化されておらず、こちらから用事を言いつけないと働いてくれない感じです。

居合わせた常連の日本人インストラクターに聞いた話では、近年は中国人客が増えて、それに嫌気が差した重鎮スタッフが立て続けに辞めたのだそうな。さもありなん。昔はヨーロピアンと日本人だけの秩序立ったリゾートだったのに…。

てなわけでSWV、自分からすすんでまた行きたいとは思いませんね。私の活動拠点には入れません。今後、私に旅の行きの決定権が委ねられ、マレーシア内で検討するとしても、同じ金額を払うなら他所のリゾートにします。他者にも積極的には勧めないでしょう。

でも、ダイビングのクルーこそちゃきちゃきしてないけど、その他のホスピタリティはそこそこ充実しているし、事情が解ってるリピーターに連れて来てもらえば大きな不自由はなさそうなのも事実。機材トラブルさえなければ。

よって冒頭の通り、悪くない。決して悪くはないんだけど…って感じです。

アニラオツアーの収支

セブの馴染みのショップに聞いたところでは、ここのところのセブでは日本人観光客が激減しているようです。先月のボホール地震の影響ですね。まだ余震もあるらしく、セブ&ボホールの観光業はキャンセルも相次いでいて年内は厳しそうだという話です。

ならばかえって狙い目でしょう。きっと大歓迎してくれるから。地震慣れした我々関東在住者は少々の揺れにも動じませんしね。ただ、現地の建物が耐震構造になっていないのだけど…。


先月のアニラオツアーの予算は4泊5日8ダイブで8万円(成田空港との往復のバス代は除く)だったけど、ちょっと足が出てしまいました。

まずは航空券。フィリピン航空のマイレージを使ったので燃油と諸税で16,540円。マニラ便ほセブ便よりも飛行機が大きいので出発1ヶ月前でも余裕で取れました 。

そしてリゾートの料金がこちら。

パシフィコアズールリゾートのレシート
ドリンクはサンミゲルの小瓶3本だけ。連れが酒瓶を3本持ち込んでいたので

レシートに自身が潜ったダイブサイト名が日本語で記載されるのは良いサービスですね。常駐ではないフィリピン人ガイドに後から訊くのは難しかったりするから。

ジプニー
ジプニーってのはこれ

ちなみに「ジープシェア」とはジプニーという現地の大型タクシーです。台風の影響でリゾートの前にボートが着けられず、少し車で移動したところからボートに乗り降りしたので、その代金が人数割で加算されています。

ダイビング費は1ボートダイブが3,000〜3,500円。8ダイブの予定だったものの計11本潜り、内3ダイブはニゴニゴのしょぼいダイビングだったけど、まあそれは台風だったので仕方ありません。「これならパスすればよかった」なんてことは、潜ってみてから思うことなわけで…。

唯一高いと思うのは送迎の4,500ペソ、1万円ちょっと。マニラ空港からアニラオまでは車で約2時間半。片道5,000円はずいぶんな料金ですが、有料高速道路を2本利用するとそんな金額になるのかな。その辺りはよく解らんです。自力で手配するのは難しそうだし。

結局、飛行機+送迎+リゾート滞在+ダイビングの合計が約9,1000円。マニラ空港の出国税を合わせて92,300円ってとこか。まずまずでしょう。

もしマイレージなしで行くなら+44,000円ほど。同じ4泊5日で11ダイブだと13万円コースですね。その場合は旅行者のパックツアーと比べた方がいいかも。

ちなみに現地で一緒に飲む機会が会った某ダイビングショップの名古屋方面からの3泊4日ツアーは17万円ぐらいだそうな。私にはちょっと出せない金額です。

ホテル評(GRGホテル那覇松山)

いやあ、沖縄は台風ラッシュですね。昨日23号が抜けたけど24号も迫ってます。ほんでもってグアム近海には25号の卵も控えているという。今週も要注意だな。

まあ、今年の沖縄は夏に海水温が上がりすぎたし、存分にかき混ぜて冷やしていってほしいものです。


GRGホテル那覇松山の朝食ブッフェ
1日800円の朝食ブッフェの盛りつけ例。 右上は沖縄そば、スクランブルエッグの隣は島豆腐です

先日の那覇行きではGRGホテル那覇松山を使いました。理由は楽天トラベルの半額セールがあったから。一泊3,250円です。朝食を付けると+800円になっちゃうけど。

通常料金がちと高い分、近隣のリーズナブルなホテルの一般的な部屋よりは少し広いですね。スーツケースを広げても余裕でした。

GRGホテル那覇松山の客室
この通りシングルルームでも、スーツケースを広げてもまだ余裕があります

いや、過去クレシア泊(旧ラッソ泊)やピースランド(かつてはラフホテルだったそうな)でも妙に広い部屋に当たったことがあったけど、それはたまたまだった気がするし。

さて、GRGの設備は至って普通。最小限の要素は全て揃っていますね。冷蔵庫内に冷凍コーナーはなかったけど。

GRGホテル那覇松山の客室
その他の備品はこんな感じ。さすが今どきのホテル。コンパクトに収まっています

ただし、難点もあって、その一つ目はベッドサイドに電源コンセントがない点。長いケーブルがないと寝転がりながら充電しつつスマホを…ってことができません。

二つ目は外出時にカードキーをドア際の壁のホルダーから抜くと室内のすべての電源が落ちること。そのため帰ってくると毎回シャワートイレの待機水が冷えててウォーミングアップに15秒ぐらい待たされます。

それに、夜、飲みに出ている2〜3時間の間にiPadを充電しておくなんてことができません。

裏技としては、カードキーと大きさや厚みが同じヤマダ電機のポイントカードなどを差しておけば、電源を切らずにドアをロックして外出できます。何か起きたらまずいのでお勧めはしませんが。

それから、GRGホテルを使う醍醐味は、朝晩に出勤前後のお姉様方を見かけられることかな。場所が松山。周りにはキャバクラを始め、その手のお店がたくさんありますからね。

GRGホテル那覇松山の壁掛け写真
場所が場所だけに、壁の額もセクシー

リゾートホテル評(カサワリ・レンベリゾート編)

関連エントリ:

レンベのごはん

レンベで利用したダイビングサービスはカサワリ・レンベリゾート。私が行ったことがある中では、フィリピンのソゴッドベイ・スキューバリゾートやリロアン・マリンビレッジと同様、宿泊施設とレストランが一体化した完結型ダイビングリゾート施設です。

ああ、カパライやマブールもそうですね。基本「食う・寝る・潜る」だけの僻地のリゾートだから。

現地まではマナドの空港から車で1時間半。ただしこの日は大雨の影響で道路がところどころ水没していて2時間ちょっと掛かりました。

レンベの悪路
2年前、東日本大震災翌週のサウスレイテみたい。 混乱の続く日本を後にして飛んだら現地も水害の被災中だったという。 あの時は道が完全に水没してて車は通れない水位だったけど、今回はギリギリいけました

しかも目的地寸前で車がガス欠。付近にガソリンスタンドは見当たりません。するとドライバーは近くの小さな雑貨店でコカコーラの瓶に入ったガソリンを購入してジョーロで給油していました。

さて、リゾートの客室には、およそすべてのものが揃っています。エアコン、シーリングファン、セキュリティボックス、冷蔵庫(ミニバー兼)、ミネラルウォーター、電気ポット、フルーツ(リンゴとバナナ)。バスルームにはドライヤーと歯ブラシまで置いてありました。バスタブはないものの、しっかりお湯も出るシャワーが2ヶ所(1つは中庭に)。Wi-Fiも通っています。夜10時ぐらいに切れてしまうけど。

なお、日本語で普通に会話できるのは空港で出迎えてくれたハニーさんのみ。他のスタッフは片言しか話しませんが、それで十分ですよね。

カサワリレンベリゾート
プールの中から撮ったリゾートの風景。右手の建物がロビー(1F)とレストラン(2F)

客層はというと、三日弱滞在して見た限りでは年齢層高目、西洋系の人と日本人が半々でした。なお、日本人のマダムの一人は毎年訪れては1ヶ月ほど滞在するようです。いい御身分だ。

確かに往復の移動ロスを考えても、あちこち行くよりもロングバケーションで一箇所に留まる方が効率的です。もちろん事情が許すなら。私がそうするには会社を休職して、かつ一年分のダイビング予算の大半を投入しないと…。

カサワリレンベリゾートから見た海
レストランから見下ろした風景

食事は全食がツアー代金に入っています。メニューは豊富で日本語も書かれているので、どんな嗜好の人でも大丈夫でしょう。私はエスニック全般(香りの強い香辛料や辛い料理も含む)もOKなので参考にならないかもしれないけど、総じて美味しかったですよ。食事の紹介はまたあらためて。

残念だったのはレストランのドリンクメニューには載っているDARK RUMがなかったこと。よってRUM系のカクテルは全滅。いや、私はRUMだけでいいのだけど、それも飲めませんでした。

この日、あったのはウォッカ、ジン、テキーラ。何となくジンにしたものの美味しくない…。南国なのだからせめてテキーラにしておくべきでした。結局、無難なビール(ビンタン)に落ち着きました。

そうそう、メニューを見た感じでは、夕食後に注文できるおつまみ類はなさそうでした。ま、いいか。あると延々と飲んじゃうし。

まあでも僻地のダイビングサービスでは何かしら省かれているものですが、カサワリ・レンベリゾートは設備的にもサービス的にもおよそ難点の見つからない、いいところでしたね。

リゾートホテル評(セブ・ホワイトサンズ)

先日、マクタン島で利用したホテルはセブホワイトサンズ(Cebu White Sands at maribago beach)。 二つのプールとジャグジーもあるリゾートホテルです。

こちらはウェルカムドリンクのキュウリジュース。

キュウリジュース
キュウリジュース 輪切りのキュウリが入ってますが、期待していた味とは違いました。シロップが入ってて。 ちなみにマクタン空港で飲むCucumber juiceは大ぶりの瑞々しいキュウリを搾っただけのもの。 ポカリスエットから甘味を抜いたような、スイカの皮に近いところみたいな味なのですが…

agodaで予約して1部屋4泊で約37,000円(諸税込み)。二人で割ると一人1泊あたり4,600円ほど。ビュッフェの朝食付きなので、まあリーズナブルです。もちろん安さ追求ならもっと安い宿もあるけど。

日本ではホテル予約は一人当りの料金設定ですが、海外では部屋単位で予約するのが一般的だそうな。 agodaで予約する際も一部屋の料金とMAX利用人数が表示されます。

お部屋(デラックスルーム)はこんな感じ。エアコン、テレビ、ミニバーの冷蔵庫、バスタブ(シャワーとは別に)もあります。電気ポットとドライヤーも常備。セキュリティボックスはありませんでした。

セブ・ホワイトサンズの客室
簡素ながら快適な部屋
セブ・ホワイトサンズのベッド
クイーンサイズとシングルのベッド。私はクーラーに近かったので小さい方を取りました
セブ・ホワイトサンズの冷蔵庫
サービスの水が毎日2本。下はミニバーになっている冷蔵庫
セブ・ホワイトサンズのバスルーム
バスルームにはバスタブあり。手前がシャワールーム。 右手に洗面所とトイレがあります

朝食はビュッフェスタイル。レストランはフロントのロビーと同じ建物内。朝6時から開いています。

レストラン、木曜日の朝6時過ぎは閑散としていたけど、金曜日の朝は6時前からシニアの旅行客でごったがえしていました。木曜到着のツアーだったのでしょう。なにしろ彼女ら朝には強いから。 でも土曜日の朝にはいなかったから、きっとオスロブにジンベエザメを見に行ったに違いない

セブ・ホワイトサンズの朝食ブッフェ
肉料理のコーナー
セブ・ホワイトサンズの朝食ブッフェ
盛りつけの一例。甘辛の肉(写真右下)がフィリピン風です

最終日、ピックアップが5:30だったので、軽食のお弁当を用意してくれました。

セブ・ホワイトサンズのお弁当
このパンが美味いのですよね

以前、二軒隣のマリバゴ・ブルーウォーター・ビーチリゾート(Maribago Bluewater Beach Resort)にも泊まったけど、最も安価なお部屋を比べると、快適さではこちらの方が若干上な印象です。

ブルーウォーターは敷地が広いけど客室数も多い(158戸)ので部屋がやたらと狭かったのですが、全50戸のホワイトサンズの方が部屋が広々としています。