北海道フェア2023

9月28日(木)、代々木公園の北海道フェアに行ってきました。4日間のイベントで金、土、日と進むにつれ人出が増えて混むから、初日に行かれたのはフリーランサーの利点です。

あいにく北海道の食べ物を味わうには暑すぎる気温だったけど、まあしょうがない。

で、食べたのはこちら。

海鮮丼屋小樽ポセイ丼の帆征丼(ポセイドン)、2,500円。

北海道フェア2023のポセイ丼

蔵 別邸の帆立貝柱のバター焼き、800円。

北海道フェア2023の帆立貝柱のバター焼き

蝦夷番屋の流氷セット(かにみそ甲羅棒肉盛り&流氷ビール)、2,000円。

北海道フェア2023の流氷セット(かにみそ甲羅棒肉盛り&流氷ビール)
普段はビールは好んで飲まないのだけどカラフルなやつは試したくなります。でも炎天下で一人で飲むと、これっぽっちの量でもちょい酔いが回ってしまいます

総じて期待を裏切らない美味さだけど、気温33℃を超える夏日なのがなぁ。

最後、試食させてもらった中で一番気に入ったたこ足わさび(200g)を買って帰ってきました。

北海道フェア2023のたこ足わさび200g
1パック 1,404円はお手頃価格と思いきや、100gあたりそのお値段だそうで

竹崎ガニ

竹崎城址展望台の食堂で食べた竹崎ガニだけでは満足できなかったので、大海神社の海中鳥居を後にして道の駅太良に再度立ち寄り、大ぶりな竹崎ガニ(6,000円)を一杯購入。その場で締めてもらって持ち帰りました。

竹崎ガニ(6,000円)

なお、お店の人に聞くと4月と10月が水あげ量が多く、お値段手頃でお勧とのこと。竹崎ガニの旬は冬と聞いていたけど、味の方は食べ比べてみないとわからないもんな。個々人の好みにもよるし。

で、翌日に実家で茹でて食べました。身がぎっしり詰まっていて、味噌も新鮮で濃厚。とても美味です。食通達が毎年買い求めるのもわかる気がします。

竹崎ガニ(6,000円)
茹でた竹崎ガニ。皿の直径は22cmぐらいです

道の駅多良

レンタサイクルで肥前鹿島駅を出発して30分ほど走ると左側の海沿いに見覚えのある道の駅鹿島が。山田たえのマンホール蓋が設置されている場所だけど、昨年訪れたのでスルー。さらに20分ほど走ったら道の駅多良(たら)が見えてきました。

道の駅多良
道の駅多良のたたずまい

実はこの日の目的は太良でガザミ(ワタリガニ)を食べること。というのも直前の日曜日、唐津の鏡山温泉茶屋 美人の湯のサウナでテレビを見ていたら『行列のできる相談所』の放送で「阿部サダヲ&キスマイ玉森が佐賀の太良町・竹崎カニを食す!」というのをやっていたもので。何でも毎年この時期になると食通が多良を訪れるのだとか。ならばちょうどいいので寄って食べるべきだろうと。

ちなみに「竹崎ガニ」とは太良町の竹崎地区近海で獲れるワタリガニの名称です。この時期に取れるのはメスばかりだそうな。

店の生簀には活きた竹崎ガニがサイズ別で売られていました。茹でたカニも店内で売っています。

道の駅多良の活きワタリガニ
道の駅多良の活きワタリガニ。ハサミが動かないように輪ゴムで止められています

そして多良のもう一つの名物が牡蠣。1Kgで1,500円ぐらいだったかと。

道の駅多良の牡蠣
道の駅多良の牡蠣

Coral Reef Crustaceans: From Red Sea to Papua

台風19号(Hagibis)の接近にともない私の住む街にも避難警報(Level 4)が出ていたものの、川からは遠いこともありまったくの無事。いつもの大雨と変わりませんでした。そもそも新百合ヶ丘はその名の通り丘ですからね。

ただし、広域的には多数の死傷者や堤防の決壊、浸水など各地に大きな被害をもたらしました。しかも今日は雨です。追い打ちにならなければいいけど。

そしてもちろんこれで台風が打ち止めではありません。毎年25個前後の台風が発生するので、あと1個ぐらいは日本に来ないとも限りません。

近年、海水温が上がっている以上、これからも毎年強烈な台風が発生し、その中のいくつかは日本の各地を襲うと思われます。

原因のどこまでが文明によるものかはわからないけど地球温暖化は紛れもない事実。いよいよ厳しい時代に突入したのかもしれません。


Coral Reef Crustaceans: From Red Sea to Papuaという図鑑(英語)を買いました。名前の通り甲殻類(Crustaceans)に絞った本です。全130ページで900種以上が掲載されています。

Coral Reef Crustaceans: From Red Sea to Papua

内容はこの通り、1ページに8枚の写真が紹介されています。

Coral Reef Crustaceans: From Red Sea to Papua

著者はA.S. Ryanskiyとなっているけど、前書きによれば一人で撮影したわけではなく、ダイバー、フォトグラファー、サイエンティストで持ち寄った写真を編纂したとのこと。なるほどね。

これで私の甲殻類識別能力が上がりました。とはいえまだまだ不十分だけど。例えばバサラカクレエビ(Crinoid shrimp類)のバリエーションはまだまだたくさんあるし、それらが単なる色違いなのだ別種と認められるのか判断するには情報が足りません。甲殻類のきりのなさは同じ節足動物である虫の世界に近いのかも。

なお、印刷されたペーパーバック版は¥3,511だけどKindle版なら¥1,339。旅先にも持っていかれるので買うなら断然Kindle版ですよね。

第31回北海道フェアin代々木 ザ・北海食堂

代々木公園で開催中の第31回北海道フェアin代々木 ザ・北海食堂に行ってきました。北海道フェアin代々木2019

まずは予定を変更して焼きイバラガニを。タラバガニに近いヤドカリの仲間ですね。

焼きイバラガニ(特大)
包まれている新聞紙は「大」文字だけど、特大(2,000円)です
焼きイバラガニ
受け取った時はカット済みだけど、焼いている段階ではこんなサイズです

焼くと香ばしいし美味いけど食べにくいです。蒸してくれた方が良かったかな。カニスプーンを持って行った方がいいかも。

次に予定通り、うに味噌ラーメン(1,000円)。美味し。

うに味噌ラーメン
トッピングにうにの固まりも入っていました

そして海宝焼き。こちらも外せません。+200円でホタテを通常サイズから大きなもの(活ホタテ)に変更してもらいました。1,350円。

海宝焼き(活ホタテ)
ホタテではなくトレイごと持って食べましょう。風に飛ばされかねないので

ここまでで終了。

今年は「にせんべろ横丁」なるコーナーもできていて、2,000円ポッキリのセットメニュー(食事2品+アルコール2品)が提供されていたので気になったけど、これといって魅かれるものがなかったのでパス。来年に期待しましょう。肉類が多かったから、もう少しシーフード系を充実させて欲しいところです。来年もまだ東京圏に住んでいるかは解らないけど。

Spider Crab

Spider Crab、イボイソバナガニ。

Spider Crab、イボイソバナガニ

独特のフォルムをしているので正面顔を撮ってみたいけど、そうするには二人掛かりになってしまいますね。ムチカラマツを固定する人が必要なので。

ゴミくず

アンボンの海域には不快極まりない汚い場所があります。あらゆる生活用品が海に打ち捨てられ、一切清掃もされていないという。なぜかダイビングサービスはそこにいきたがるのですよね。

この日は釣り糸の先の釣り針が膝当てに掛かって往生しました。

そんな中、海底で見つけたこちらのゴミくずのような塊。何が何だかわからないけど、ごそごそと動きます。

Decorator Crab

そんなわけで角度を変えて撮ったのがこちら。

Decorator Crab

カニの正面です。黒い両目が見つかります。

蛙?

変な姿をしたこちらの生き物、解りますか?

Decorator Crab

正体はDecorator Crab、カニでした。身体中に海藻やら何やらをくっつけてカモフラージュしています。

Zebra

Zebra Crab。

Zebra Crab

せっかく卵を持った雌だったのに、いつもの癖でこんな風に撮ってしまいました。これじゃ卵が見えないなぁ。

Crab mentality

フィリピン人の気質を表す言葉の一つに「Crab mentality(クラブメンタリティ)」というものがあります。直訳すれば「蟹の心理」。意味するところは足の引っ張り合いで、カゴに入れられた蟹が1匹なら容易く逃げられるけど、2匹以上だと足を絡み合わせて共倒れするという例えです。我々外国人が旅行に行った際は陽気に愛想よく応対してくれるけど、同じフィリピン人同士だと違うそうで。

先日、知り合いが経営する東京の英会話学校でフィリピンから先生を呼び寄せようとした際、イミグレーションで難癖をつけられて出国できず、来日が叶わなかったという話を聞きました。もちろん書類は万全に整えていたのに係員から「不備がある。君は逮捕されるかもしれない」などと脅されたそうな。別のフィリピン人に聞くとフィリピン人の出国時にはよくある話のようで。「じゃあ、どうすればいいか?」などと尋ねようものなら賄賂を要求してくるという。

おそらくこれもCrab mentalityの一端。人材を日本などに送り出せば、彼ら彼女らからの仕送りで自国の経済が潤うはずなのに、空港職員ですらそうは考えず、「日本に働きに行く奴は自分たちよりも多く稼ぐ。ならば賄賂を要求しても構わないはず。払わないなら権限を使って出国を邪魔してしまえ」と。中には払ってしまう人もいるでしょうね。

カニ
体を目一杯大きく見せようとする小ガニ。イミグレ係員はこんな奴なのでしょう。一応の職務権限を盾に虚勢を張っているけど、実際は1人のフィリピン人だという

それでも係員は例外なく胸に名札を付けているので、止められた場合は相手の名前を丁寧に読み上げた上で、「私の書類は完璧なはずです。今日私が行かなければ受け入れ先の日本の企業は多大な損害を被ります。後で書類に問題がないと解ったらあなたの責任問題になるかも知れませんが、それでもいいですか?○○さん?」とでも言えば相手の係員も考え直すと思うけど、それには度胸がいりますよね。

今春から新しい入管法の下、フィリピンを含む各国から労働力を輸入すいるのだし、ここは日本政府の方から外圧をかけるべきだと思います。「おかしなことをすれば懲戒で失職するかも」というお達しを出させるだけでも変わると思うのですよね。

ツッパリガニ

見事すぎるリーゼントを持ったカニ。

Decorator Crab
多分海藻の葉っぱを付けているのだろうけど、何が何だか。

Decorator Crab

まあ当のカニにしてみれば、正体がわかりにくければ擬態成功なのだろうけど。

おしゃれなカニ

ツノガニの仲間かな。連中、体をデコる習性があります。この個体は葉っぱを頭の右側だけにつけていました。一点豪華主義ですね。

ツノガニの仲間
寄りすぎて体の正面に光が当たってないなぁ

横から見るとこんな感じ。

ツノガニの仲間

ずいぶん華奢な足をしています。

カニ

砂と同じ色のカニ。

カニ

いかにも地味で見所は少ないけど、口元には透明の棒状の期間が多数見て取れます。

カニ

年越しのテレビ番組、今年はよゐこの無人島0円生活が面白かったなあ。特に濱口優&南明奈による無人島結婚式からの新郎新婦ならぬ”新郎神父”の誓いのキスは最高でした。ほんでもって年またぎの時間帯はナスDでしたね。

他方、裏番組の絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時は、年々笑いどころが乏しくなってきている様な…。でも、笑点みたいなものかな。大して面白くはないものの、あると安心する伝統的な番組という位置付けの。


こちらはリロアンのカニ。

カニ

やはり名前は解りません。

Orangutan Crab

Orangutan Crab、オランウータンクラブだと思います。

Orangutan Crab

フィリピンなんかだと赤茶色の毛を生やしているのが多いけど、さすがはレンべ。一味違います。

Orangutan Crab

Real Pokémon

Boxer Crab、キンチャクガニ。

Boxer Crab、キンチャクガニ

イソギンチャクを両手に持っていることで有名ですが、問題はそのイソギンチャクをどこで手に入れるのかが解っていないこと。生まれながらに服(?)を着ていたりアイテムを持っているポケモンみたいです。

ただし、孵化したときからその姿を持っているポケモンと違って、カニ類はまったく違う姿の幼生時代を送ります。つまりイソギンチャクは変態後にゲットするということ。多分。エビ類と同じぐらい興味をそそられます。

Decorator Crab

Decorator Crabの仲間。

Decorator Crab

よくわからないかもしれないけど二つの赤い点が目で、こちらを向いています。

で、横から撮るとこんな感じ。下に垂れている二本がハサミの腕です。

Decorator Crab

Box Crab

Box Crab、カラッパの仲間。メガネカラッパかな。

Box Crab

全身はこんな感じ。ちょっと彫り出させてもらいました。

Box Crab

近くに手頃な巻貝があれば、与えてチョキチョキしてもらいたいところです。

Orangutan Crab

Orangutan Crab、和名もオランウータンクラブ。

Orangutan Crab

こうして見るとオランウータンにはあまり似てないような。まあ、赤茶色のロングヘアー繋がりなのでしょう。

背中

久しぶりに水中写真でも。

リロアンで見つけたカニです。

カニの背中
背中にピースマークみたいな模様がありますね

岩場の石

ミミズクガニもしくはその近縁種かな。

ミミズクガニ?

通常、ミミズクガニは背中にイソギンチャクなどを背負っていることご多いけど、アンボンのこの個体は苔むした石に擬態して岩場に紛れることにしたようです。

確かに海中だとなかなか見分けがつかないのですよね。

バンジーガム

捕食用の網を展開したSpiny porcelain crab、アカホシカニダマシ。

アカホシカニダマシ

このポーズ、HUNTER X HUNTERに登場するヒソカに似ています。ガムとゴム両方の性質を持った粘着物質『バンジーガム』を両手で繰り出す際の。

先月、32巻が発売されたHUNTER X HUNTER、相変わらず面白いですねえ。長期休載が許されるだけあります。

前半は天空闘技場におけるヒソカ対クロロのデスマッチ。用意周到かつ審判や観客も武器として使うクロロに対してヒソカはバンジーガムを駆使して臨機応変に立ち向かうも、あえなく死亡。ただし、死後に発動するように設定した蘇生術によって蘇ります。しかも、負けて死んだことも体の欠損や負傷にも頓着せず、いよいよ幻影旅団狩りを開始しました。

さて、ヒソカを打ち負かしたクロロは輸送船に乗り第四王子のお宝を狙うとのこと。またクラピカと対峙することになりそうです。船で旅団集合らしいので、当然、ヒソカも乗るわけだ。そこにジンやパリストン、レオリオなども絡んでいくはず。ジンのご先祖であろうドン=フリークスも存命で未だ冒険中かもしれないし、ゴンとキルアを除いたオールスター勢揃いみたいな展開になりそうです。

時々なら休載してくれてもいいので、ぜひとも話を完結まで続けて欲しいと強く願います。

下敷き

Harlequin swiming crab、マルガザミ。

HARLEQUIN SWIMING CRAB

イソギンチャクの下敷きになっているけど平気です。カニの外骨格は頑丈だし、イソギンチャクも柔らかいから。

いてててて

Spiny waspfish。口元に注目。

ツマジロオコゼとカニ

拡大写真がこちら。カニが上唇を挟んでます。食われないための抵抗かな。

ツマジロオコゼとカニ

実は撮っている時はカニに気づかなかったので、この後どうなったのかは解りません。

White spotted hermit crab

White spotted hermit crab、コモンヤドカリ。

White spotted hermit crab(コモンヤドカリ)

もう少し光を強く当て、しかもバックを黒く抜きたかったなぁ。

聞くところでは城ヶ島で食べられるみたいですね。カニとエビの中間みたいな味がするとか。

母は強し

地球の海フォトコンテスト2017、ネイチャー・環境部門に入選できなかった写真。

抱卵中のカニ

まあ、入選するのは一部門一人一枚だから。

地球侵略」とどっちが選ばれるかと思ってたけど、そうかあちらが選ばれたのか。

Use a fan

Soft coral porcelain crab、カニダマシの仲間。

Soft coral porcelain crab

カニダマシの生態といえばこれ。羽毛みたいな器官を扇子のように扇いで水中に漂う微細なプランクトンか何かを捕食します。

White spotted hermit crab

アンボンのWhite spotted hermit crab、コモンヤドカリ。

White spotted hermit crab

そういやある種のヤドカリを食べると一時的に味覚が変わるって聞いたことがります。レモンが甘くなるらしいです。どの種かは忘れたけど。

Swimming crab

昨年9月のセブの水中写真が尽きたので、10月のアンボンの写真シリーズに突入です。次のダイビングの予定はまだないので、例によってちびちび小出しにしていきます。

まずはSwimming crab、多分マルガザミの近縁種ですね。体の幅は1cmぐらい。

カニ

これは何だ?

また謎の物体の写真を。

Decoration crab
両サイドで上向きに生えているのが目です

これまたDecorator crab。一昨日の写真とは別の種です。やっぱり背中に葉っぱを1本生やしていました。カニ界ではこれが流行っているのかも。