BAYSIDE English Cebu乗っ取り事件の現状報告

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東進ハイスクールの元講師である山中博氏はもはや指名手配中の容疑者です。フィリピンにおいてだけど。

さて、山中博被告が数年前に配下の松井元輝被告および土原弘人被告とともに行ったセブの英語学校BAYSIDE English Cebu乗っ取り事件の総括と現在の状況が、被害者である佐々木綾子さんのblog『リベンジ(再起)』内で公開されました。

「セブ語学学校詐欺脅迫事件:東進ハイスクール元カリスマ講師ら逮捕直前の国外逃亡劇」のスクリーンショット
「セブ語学学校詐欺脅迫事件:東進ハイスクール元カリスマ講師ら逮捕直前の国外逃亡劇」のスクリーンショット

まとまりのない文章なのは相変わらず。メディアにもツテがあるらしいから、世間に訴えたければちゃんとしたライターに依頼して、時系列と各人の相関を明確にした状態に書き直してもらった方がいいと思います。前から思っていたけど、いかにも感情が先走った女性の言い分というか、主語が欠落してたり話が前後するなどしていて理解するのが大変だから。

で、この最新のエントリをざっと読んだ限りでは、山中氏らは日本に帰国しているようですね。だったら昨年、広島修道大学で講演した話も本当なのかも。昨夏からそのblogやらFacebookに逮捕状だの起訴だのと書かれていたので、てっきり私は既に出国禁止だと思っていたけど、彼らが逃亡を図ったとおぼしき11月末の時点では、まだ正式な起訴はなされておらず、通常の方法で帰国可能だったのか。ちょっとつまらないなぁ。後にテレビ番組で再現ドラマ化される際に「パスポートを偽造した」とか「買収したボートで海を渡って近隣国に不法入国した」といった絵になる展開を予想してたので。まにら新聞の記事関連でも「第三者の手引きによって」と読んだ気がするし…。

事件をおさらいすると、山中博被告らが詐欺行為で不完全ながらBAISIDE English Cebuを乗っ取り、あとは佐々木さん親子を脅迫してフィリピンから追放すれば事後処理でもってすべてを手中に収められると踏んだものの、脅迫の録音を取られて裁判化したため、示談交渉に切り替えて何とか自分に有利な着地点を探そうとしたけど、佐々木さんが実利(資産の返還や賠償)ではなく正義の遂行を求めたため、いよいよ追い詰められて逮捕状が出る前に日本に逃げ帰った、ってところでしょうか。多分に佐々木さんの不注意、警戒心のなさが招いた犯罪という側面もあるけど、だとしても悪いのは加害者です。

フィリピンと日本に犯罪者引渡条約はないのでフィリピンにおける指名手配の効力は日本には直接的には及ばないものの、だからといって放免されたことにはならず、交通違反とか何かの拍子に警察に身柄を押さえられたら、両国間の話し合いによって引き渡される可能性があるようです。日本国としてはどのような状況であれ邦人の保護が第一だけど、最近だと地面師グループ詐欺のカミンスカス操容疑者の件でもそうだったように、フィリピンは犯罪者の逃亡先として使われることが多いから、日本としては先方からの犯罪者引き渡し要請にも積極的に応じていきたいところかな。ましてや本件の被害者は日本人なのだし。

また、blog記事内にはこうもありますね。

山中氏を含む被告人3名がフィリピン国外に逃亡を続け裁判を放棄するのであれば、私、佐々木綾子は被告人達に対して、フィリピンセブ州地検発行の起訴状と裁判所発行の逮捕状を持って日本国刑法3条に基づいて、日本にて告訴する意向を山中氏に伝えて欲しいと依頼いたしました。

じゃあそういう運びになるのかな。でも、告訴なら裁判の結果を仰ぐことになりますね。時間がかかるし、望むような判決が出るかは解りません。

ただし、この件の他にも山中博容疑者は10億円規模の資金を集めていたという話もあります。それが本当なら、フィリピンから逃亡した今、約束したリターンを支払い続けるのは無理ではないかと。必然的に出資者らも敵に回すことにるはず。立派な投資詐欺の成立ですね。日本で訴えられれば彼らにはもう逃げ帰る国はありません。

佐々木さんは決着のために山中容疑者と第三国である韓国の仁川空港にて1対1の対面交渉を望んでいるようですが、果たして山中容疑者が応じるかどうか。ただし、着々と包囲網は縮まっているように思うのだけど、どうだろう。これが中国なら顔認証システムであっという間に見つかってしまうのだろうけど。

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