シパダンウォータービレッジと競合他社

先日のマレーシアではシパダンウォータービレッジ(Sipadan Water Village。以下、SWV)を利用しました。私にとっては3箇所目のマレーシアのダイビングサービス一体型リゾートになります。ちなみに1箇所目はシパダンカパライダイブリゾート(Sipadan Kapalai Dive Resort。3年前。以下、カパライ)、2箇所目がボルネオダイバーズ・マブールリゾート(2年前。以下、ボルネオダイバーズ)。毎回同じ時期です。

この中で独断でランキングを付けるなら、こんな感じになります。

《ダイビングの充実度

1.カパライ
2.ボルネオダイバーズ
3.SWV 

カパライはSWVと似た無制限ダイブのリゾートですが、ハウスリーフの充実ぶりが素晴らしかったのですよね。桟橋からエントリしてちょっと行くとカクレクマノミとイソギンチャクがわんさか。当然エビやウミウシも。あるいはコショウダイの群れやタマカイも見られます。まだ様相が変わってなければいいけど。

今回、カパライのハウスリーフにはボートでアプローチしたため桟橋近辺は確かめられず。深いところに1m級のタマカイはいましたね。

ボルネオマブールリゾートはダイブセンターが沖に突き出ていて重たいカメラを持って往復するのがしんどいけど、SWVよりはたくさんの生き物を見せてくれました。シアミル島への遠征ではピグミーシーホース(デニス)なんかも。やっぱ一日は非シパダンの日を作ってもらわないとな。

ピグミーシーホース(デニス)
ピグミーシーホース(デニス)

ダイビングサービスの質

1.カパライ
2.ボルネオダイバーズ
3.SWV  

カパライは到着日のオリエンテーション前後にスタッフがボックスかごで各人の機材を集め、到着客が昼食をとっている間にダイブセンターに運んでセッティングまでしてくれます。最終日は機材を洗って干してもくれました。ボルネオダイバーズとSWVはほぼセルフっぽいですね。頼めば機材運びもやってくれるけど、そんな程度です。

ボルネオダイバーズ対SWVは甲乙つけがたいけど、ダイビングセンターにカメラルームがあるボルネオダイバーズの方が上等です。まあ、SWVもマブール側のお部屋に泊まっていれば苦はないけど、シパダン側からだとけっこう遠いのですよね。

お部屋

1.カパライ
2.SWV
3.ボルネオダイバーズ

ボルネオダイバーズ・マブールリゾートは島の陸地に建てられたリゾートで、客室のベッドに毒蟻が這い上がってくるのですよね。あれに噛まれると痒みを伴う痕ができて何日も引かないし。

帰国して薬局で買った虫刺されの薬を塗ってようやく治まりました。薬剤師さん、私が蟻に噛まれたと言うと驚いてたなあ。

さすがにSWVの水上コテージに毒蟻は来ないけど、蚊の類いはたくさん飛んできます。無害そうな蟻もちらほら。所詮は島の浅瀬に建ったコテージてすね。

その点、カパライはまったくの沖合いの砂州に作られたリゾート。虫を気にする瞬間は皆無。ベランダで海風に吹かれながら夜を明かしても構わんと思えるくらいでした。

また、同じ水上コテージでもカパライの方がグレードが上。お向かいがないので素っ裸でもベランダに出られます。でもSWVでは無理。通路や別の部屋から丸見えだったりするので。

加えてSWVはツインベッドですがカパライはトリプルベッド仕様。SWVがシャワーのみなのに対してカパライのバスルームにはバスタブまでついてます。

その代わり、一人部屋料金はSWVよりも高かったはず。二人なら追加料金はないので二人以上で行きたいところです。

カパライのお部屋
カパライのお部屋はトリプルベッド仕様で広々してるし…
カパライのバスルーム
バスルームの窓際にはバスタブも。もちろんオーシャンビュー。別途シャワーもあります

しかもカパライのコテージ下には時折海亀か来て、「ブハー」と息継ぎしたりしますが、SWVでは小魚が見られる程度。せいぜいヤガラやダツが来ればいい方です。そこは沖合と島の違いですね。

食事

1.カパライ
2.SWV
3.ボルネオダイバーズ

どこもビュッフェ形式ですがボルネオダイバーズは総じて油っこい料理が多かった印象。それと比べるとSWVは無難な印象だけどやや単調なのでカパライの方が上ですね。メニューがより豊富だし、食堂が常時解放されていて冷えたジュース(水やコーヒーと同じく無料)や小腹塞ぎ用のワッフルなども常備されていたし、ダイブセンターと客室の中間にあって立ち寄りやすくできていました。SWVの食堂は食事の時間以外は入れないし、ダイブセンターとも客室とも離れたところにあります。

てなわけで、以前から何となくカパライとSWVは同等のダイビングリゾートだと思ってたけど、SWVも使ってみたら、どこをとってもカパライの方がグレードが上でした。カパライ、あれから変な風に変わってなければいいけど。

私が仲間から相談されてカパライを勧めても、なぜかSWVを使う人たちが多いのですよね。かつて日本人スタッフが常駐していたこともあって「同じような水上コテージだったらSWVの方が使いやすいかも」という印象を抱くのかな。 でも、素直にカパライにしておけば、すべてにおいてもっと上のリゾート体験ができるのに…。

ああ、でもSWVがいいところもありました。人なつっこい猫が数匹いて、たっぷり遊んでくれることです。猫好きにはたまりません。

同じくボルネオダイバーズには敷地内にミズオオトカゲが出ますね。トカゲ好きにはたまりません。こちらは近づくと尻尾で容赦なく打たれますが。

それと、カパライのハウスリーフは少し沖に行くと水深が軽く30mを超えるので、セルフダイブの際はマブール島のときよりも少し条件が厳しくなります。「セルフをのんびり楽しみたい」ってことなら比較的浅いSWVの方がいいでしょう。

まあ好き好きだし、最初に利用したリゾートがしっくり来るって人が多いかも知れませんが、私がまた行くなら断然カパライですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください