他方、似たようなコンセプトの技術にDAISY(Digital Accessible Information System)という規格・サービスがあるけど世間的にほとんど知られていません。なぜならそれが視覚障害者など印刷の本を読めない人向けだから。DAISYのコンテンツはそれらの障害者だけが利用可能です。
なお、この79巻の描写で覇気の秘密が少し解った気がします。ゾロや錦えもんが鳥カゴを押している様子では共に2本の刀が黒刀になっていました。覇気を纏わせないと糸に対抗できないためですが、錦えもんの剣技は刀で炎を起こすものだったはず。同様に過去の劇中、ルフィは炎や雷電をまとったパンチを、サンジもスピンの摩擦なしに燃えるキックを繰り出しています。ゾロがリョーマを切った際も切り口が発火しました。まだ原理が説明されていないけど、これらはすべて覇気の応用でしょうね。HUNTER X HUNTERでいうところの変化系の念能力に相当。覇気=オーラを性質の違う何かに変化させるという。
この通りヒラギノ角ゴシックのW7、W8、W9が同じウェイトで表示されています。Mac版のiBooksでも同様に表示されます。ただし、今秋のOS X El Capitanのリリース後にアップデートされたiBooksでは解決されているかもしれません。El Capitanにはヒラギノ角ゴシックW0〜W9までの10ウェイトが標準搭載されるからです。
結局、和文をヒラギノ角ゴシックに、英文をHelveticaに置き換えることであっさり解決。ヒラギノ角ゴシックはOS X Yosemite(OS X 10.10)まではウエイトが3種類しかないけど、今秋登場のOS X El Capitan(OS X 10.11)では10種類に増えます。もちろんライセンス的にも電子書籍に埋め込み可能なので、電子書籍はヒラギノでいくほうが無難でしょうね。
ONE PIECEの電子書籍で言うなら、Yahoo!ブックストアなりBookLive、GALAPAGOS STOREが向こう何十年もサービスを続けてくれればいいのですが、その保障はありせん。もちろん天下のYahooだし、BookLiveやGALAPAGOSにも錚々たる企業が出資、協賛しているものの、あてにはできないでしょう。特にBookLiveやGALAPAGOSは先行き怪しいと思うのですが、その話は別の機会に。