本ってかさばりますよね。でも安易に捨てたり売ったりすると後で読み返せません。それが絶版本、希少本なら図書館や古本屋を探し回らないと再会できないし。
そんなわけで流行っているのが自炊。裁断してドキュメントスキャナーでPDFにすればHDDが壊れない限りデータとして取っておけます。家中の本をPDF化して捨てると、かなりすっきりするだろうな。
ちなみに漫画の単行本は電子書籍で出ることも多くなったけど、各方面への配慮からか紙の本よりも一巻分発売が遅れるものも多いので、電子書籍発売を待たずに紙の本を買って自炊してしまうのも手です。電子書籍、未来的だけどビジネス的にはまだまだ課題も多いようだし。
さて自炊の際にスキャナーと並んで必要なのが裁断機。本の背表紙側を切り落としてページをバラバラにする道具ですね。
私が知る中で一番良さそうだと思う製品がこちら。
一度に50枚しか切れないけど楽ちん
この製品の良いところは机の上に置いて座ったまま作業しやすいところ。円形の刃が付いた箱型のスライダを前後平行に動かすだけなので腕も腰も楽です。50枚を切るのにスライダを4往復半させる必要があるものの、それは大した手間ではありません。
これがレバーを振り下ろす方式の裁断機だと腕の上下運動なので立ち仕事になり、腰や腕が疲れやすくなりますよね。機種によっては紙押さえの機構もなく、枚数が多いと裁断幅が斜め(一番上と一番下では用紙幅が違ってくる)になりがちだし。そして何と言っても10kgを超えようかという重量が…。
このタイプは一度にたくさん切れるけど、デカくて重くて、作業がしんどそうです
その点ディスクカッター・スリムはコンパクトかつ軽量で比較的安価。個人が自炊用に使うには必要十分でしょう。折り畳めない旧機種ならもっと安いし。
ということで私も購入してみました。なかなか快適です。
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