サラサウミウシではなくなったのか…

新しいウミウシ図鑑を買いました。中野理枝さんの『ベータ版日本のウミウシ』です。ダウンロード販売で3,150円。

ベータ版日本のウミウシの表紙

購入すると約61MBの低解像度版と700MBを超える高解像度版の両方がダウンロード可能になります。

PDFなのでiPadなどに入れてどこにでも持ち出し可能。文字検索もできるし、今どきの図鑑はこうでなくちゃ。

書籍としてはデザインやレイアウトには凝らず、シンプルな組版で質実重視の必要十分な作り。紙の図鑑のように1ページにたくさんの情報を詰め込まないため写真が大きく、拡大表示もできて、とても見やすいです。

また、すでに全1,123ページという力作ですが、ベータブックスという手法を採用していて、向こう3年間で10回程度の更新を予定しているとのこと。これも紙の本にはない利点ですね。中には写真入手待ちや掲載許可待ちの項目もあるので、次第に充実していくはずです。

ただし、難点もあってPDFの閲覧時にパスワードを訊かれます。この煩わしさは何とかして欲しいですね。

そして注目なのはこの図鑑が最新の分類に基づいていること。例えばかつてサラサウミウシと呼ばれていたこちらのウミウシ。

チリメンウミウシ

最近ではチリメンウミウシという別の種類になったとのこと。このように、かつて覚えた知識が古くなっている可能性があります。よって現役のガイドさんなんかは必読の一冊ですね。

同じく中野理枝さんの『本州のウミウシ』には定番感があるものの、これはもうところどころ内容が古くなったようです。

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