サラサラヘアー

今週末、三連休のフィリピンは台風に見舞われそうです。またルソン島横断コースかな。さしあたりアニラオは潜れなくはないけど波が高くて濁りも入るパターン。行く予定を立てなくて良かったぁ。


そのアニラオのオランウータンクラブ。いつも見るよりもサラサラのロングヘアーな個体。念入りにブラッシングされている感じです。

オランウータンクラブ

オランウータンクラブ

ダイビングガイドは目ぼしい生き物を見つけるとジェスチャーでサインをくれます。エビ・カニ類はチョキ、ウミウシは指を曲げたチョキという具合に。そしてこのオランウータンクラブのサインは両手をグーにして胸を交互に打ち鳴らす仕草。そうゴリラのドラミングですね。

でも、同じ類人猿でもオランウータンはゴリラとはけっこう遠い間柄。ドラミングもグーではなくパー、ゆっくりではなく1秒間で6回ぐらい素早く打ち鳴らします。まあ、便宜上のことだからそれでもいいけど。

ネムブロータ・ルチランス

アニラオのウミウシ。名前はネムブロータ・ルチランス。和名はまだ無いようです。

ネムブロータ・ルチランス

ほんでもって色違い。たぶんこれも同じ種類。

ネムブロータ・ルチランス

背中のど真ん中から生える赤黒い二次鰓が特徴ですね。 私は普段ならウミウシも正面顔を撮るのですが、居場所によっては上からのアングルになることも。というか、そういう場合の方が多いかな。

頬ずり

グアム近海にまた熱帯低気圧が発生しました。これ29号になるのかな。日本の近くに来るかはまだ解りません。


アニラオのダイアナウミウシ…かな。色と模様が違うけど、そのへんは個体差のような気がします。触覚と鰓は同じなので。

ウミウシ二匹

交接の場合、お互いの体の右側をくっつけ合うわけですが、この時はほっぺたをすり合わせていました。 こちらが直前の写真。

ウミウシ二匹

ああ、これなら交接の後って感じがします。

iPhone 5のバンパーにストラップを付ける

私のiPhone 5は数ヶ月前から不意に再起動するようになりました。よくあるのはPodcastを聴いているときに急に音が止まるパターン。とはいえPodcastアプリを使っているときとは限らず、放置していても勝手に再起動します。多いときで1日に3回ぐらい。

いつぞやは旅先で夜中に再起動したらしく、Sleep Cycle(眠りが浅いタイミングで起こしてくれる目覚ましアプリ)が無効化され、あやうく寝坊するところでした。 その後も一向に改善される様子がないので、ついに見かねて今週末にでもApple Store渋谷のジーニアスバーに相談に行こうと考えてたら、パタッと現象が出なくなりました。「Apple製品は持ち主の機嫌を伺って修理に出そうとすると立ち直る」って都市伝説がありますが、そんな感じ。

まあ、真相は先日リリースされたiOS(7.0.3)でようやくバグが取れたってところでしょう。


私はiPhone 5にこちらのバンパーを付けていました。

でも何度か落とす内に微妙に歪んできました。このバンパーはiPhone 5を収納したら蓋のパーツをスライド式で装着するのですが、どうも正確にかみ合わなくなって。まあ、約一年間、バンパーの役割をしっかり務めてくれたってことなのでしょう。

そこで新たにこちらのバンパーを買いました。

同じくアルミ製ですが、より安いし、0.7mmで装着しても小振りなのがいいですね。

ただしこのバンパーにはストラップホールがついていません。写真を見ててっきりストラップホールだと思っていた左下の出っ張りはネジ止め用でした。

私はiPhoneに必ずストラップを付けます。そうしないと落っことしやすくなるから。そこでストラップ機構を自作することにしました。

新しいバンパーを見渡して、サイドの横長の穴に着目。これってアンテナ用ですかね。

用意したものは荷造り用のクラフトテープ。いわゆるガムテープみたいなやつです。これを4mm x 50mmぐらいに切り出しておきます。

後の手順は以下の通り。

  1. バンパーの穴の外側からストラップを通す。
  2. バンパーの内側でストラップの輪っかにクラフトテープを潜らせてる
  3. クラフトテープをバンパーの内側に貼り付ける
  4. バンパーにiPhone 5をセットし、バンパーをネジ止めする

iPhoneのアルミバンパーにストラップを装着
バンパーの内側の黒い箇所がクラフトテープ。 ストラップをくぐらせてからバンパーに貼り付けます
iPhoneのアルミバンパーにストラップを装着
完成図。手前はスルメイカです

これで新しいバンパーにもストラップが装着されました。

この方法ではクラフトテープがちぎれればストラップはもげてしまいますが、使ったクラフトテープが糸入りなのでそこそこの強度もありそう。

でも、願わくばこのバンパーのメーカーに最初からストラップホールが用意された改良版を発売して欲しいものです。右下にも出っ張りができてもいいから。

フィリピン航空ったら

私は毎年3〜4回フィリピンに渡航します。目当てはもちろん妖艶な女性とのセクシャルなナイトライフ…ではなく水中写真の撮影。なにしろ沖縄あたりと比べてもマクロ生物の種類と生息数が圧倒的に多いので、マクロ写真の修業にはうってつけです。移動も往復1日ずつで済むし。

さて、先日のアニラオ行きで乗ったフィリピン航空(PAL)は往復とも新しめのB777でした。トイレの壁が鏡張りのタイプ。しかも機内Wi-Fiを導入してある機です。フィリピン航空の機内Wi-Fiサービス

シートポケットの案内紙を見るとWi-Fiサービスは有料とのこと。最低料金は$5(30分)。まあ良いでしょう。飛行機のエコノミー席からFacebookに機内食の写真でも上げればちょっとしたネタになります。

さっそくiPhoneでWi-Fiにアクセスし、アカウントを登録してログインしたら「15分無料」と表示されました。なるほど初回利用者向けのお試し価格なのかな。だったらなおのこと使わない手はありません。

「Buy Now」をクリックして先に進み、求められたクレジットカード情報を入力して確定ボタンをクリックしたもののエラー。後でアクセスしろという表示。とはいえしばらくたってから試しても結果は同じ。

感触的には機内のWi-Fiは動いているものの、外との通信が切れている状態のようでした。そのためクレジットカードの認証ができず先に進めなかったと。機内アナウンスではちゃんと「Wi-Fi使えます」と言っていたのですが…。

結局、往路で表示できたのはPALのWi-Fiサービスページ(おそらく機内サーバーで運用)に保存してある数本のニュース記事(英文)のみ。でもそれってWi-Fiが使えるとは言わんですよね。案内紙には「メールやSNSなどの軽い用途にどうぞ」とあるのだし、外にも繋がってくれないと。

で、復路の飛行機に至っては「当機ではWi-Fi使えません」だと。まあその方が親切かな。

でも、いかにもフィリピンって感じのサービスレベル。他にも、機内食を出した際や着陸態勢時も座席のリクライニングを戻せと言いません。

そのため前の座席に座っていた長身のオオバマ大統領みたいな黒人男性に自分でお願いしなきゃなりませんでした。まあ、彼は快く座席を戻してくれましたが。

スマホの充電に便利なUSB端子も終始使い放題。他所の航空会社だと、離着陸のシートベルトサインが出ているときは「何かあった際に避難の邪魔になるから抜け」と言われるところですが。

ほんでもって座席エンターテイメントの映画も突如液晶画面が固まったかと思ったら真っ黒に。私だけでなく周りを見渡すと全員の画面が同じ状態。そしてしばらく経つとペンギンマークと大量のメッセージ類が表示されました。Linuxで運用されているものの、あまり枯れていないのかも。

まあ、そこはフィリピンです。大目に見てあげなきゃな。

フィリピン航空の機内食
機内食。ようやくビールがサンミゲルになりました。 フィリピン航空はサンミゲルの子会社なんだから、こうあるべきです。 でも、他の人はColt 45(アメリカ産)だったり。 どういう仕入れなんだか…

三者会談

アニラオのウミウシ。よく見ると三匹とも別々の種類です。

ウミウシ三種
左がアンナウミウシ、下がミゾレウミウシ、右上がダイアナウミウシ

なぜこの三種が一箇所に集まっていたのかは不明。

ウミウシ類もおそらくフェロモンを感知して広い海の中で交接相手の同種を見つけているのだと思うけど、三種ともフェロモンが似てたのかな。ほんでもって実際に会ってみたら「何だ別種じゃん」と。  

アニラオのウミウシ

アニラオの海はアンナウミウシだらけでした。

アンナウミウシ

どれくらいかというと、毎回のダイブで常に20個体ぐらいは見かける感じ。

アンナウミウシ

最初の1、2個体は撮ったけど、あまりに頻繁に見かけるので、早々に無視する対象になりました。

バブルコーラル夫妻

昨日、コナミスポーツの筋トレコーナーでダイビング仲間の一人に会いました。彼は9月の連休に某ダイビングショップ主催のセブツアーに行ったそうな。

どうやらお天気も良くなかったようですが、それにも増して残念だったのは同行者がシニアダイバーばかりだったこと。いやシニアでもちゃきちゃき動ける人なら何ら問題はないものの、エントリした海底で20分も他者の潜行を待たされたり、海底でようやく集合できて行動を開始しても10分で浮上とかは私も勘弁願いたいな。


アニラオのミズタマサンゴカクレエビ、通称バブルコーラルシュリンプのペア。

バブルコーラルシュリンプのペア

このエビはミズタマサンゴを覗くとちょいちょい見かけますが、ペアを見かけたのは初めて。しかも2匹ともこちらを向いて並んでいるし。

右側が心持ち赤いので卵を持ったメスでしょうかね。透明のカクレエビの卵は薄いオレンジ色の場合が多いから。