続・羽田からフィリピンに行こう!

先日、日本とフィリピン間のオープンスカイ協定締結によって来春以降に増える航空路線はマニラ便とクラーク便ではないかと書いたのですが、こちらによると多少事情が違うみたいです。

フィリピン航空(PAL)は、来月27日からマニラ~成田便を現在の2倍となる週14便に増便するとともに、来年3月以降にマニラ~羽田便を週14便運航する計画を進めている。

おう、来月末からPAL(フィリピン航空)の成田⇄マニラが1日2往復になるのか。知らなんだ。PALのWebサイトにもお知らせ出ていないし、27日からと言いながらまだ計画段階なのかな。

傘下の格安航空会社(LCC)PALエクスプレスでは、セブ~成田間の就航も視野に入れているという。

PALエクスプレスが成田⇄セブを飛ばしたい?何だか朗報っぽいけど、実現してもPALのセブ便がPALエクスプレスに衣替えするだけじゃないかと。3月にPALエクスプレスの国内線(マニラ⇄タクロバン)に乗った際は、LCCといいつつ機内サービスがありました。機体もPALのものだしPALのマイレージも貯まります。客にとってはPALもPALエクスプレスも違いはないかも。ああ、低コスト化で航空券がいくぶん安くなると良いなぁ。

PALエクスプレスの機内サービス
PALエクスプレス(旧エアーピルエクスプレス)の機内サービス。 コーヒーは粉末。お湯の入ったカップが渡されます

 一方、地場LCC最大手のセブ・パシフィック航空は、来年2月以降、マニラおよびセブ発着で、羽田や成田、福岡、沖縄、名古屋、札幌、広島など9都市を結ぶ路線の開設を検討しているようだ。PALとセブ航空は現在、機材の拡充を進めている。

マジかよ?っというか、昔からそういう話だけは聞いていたので今回も真に受けない方がいいでしょう。

シンガポール系LCCタイガー・エアウェイズが出資するタイガーエア・フィリピン(旧シーエア)では、マニラ、クラーク、カリボの3空港と、成田および大阪を結ぶ便を計画。このほか、LCCエアアジア・ゼスト(旧ゼスト・エア)も来年10月をめどに、マニラ、セブ、カリボの3空港と、成田、大阪、名古屋を結ぶ便を運航する考えだ。

こうなると、どこがどうだか。

 両国間の合意では、日系大手もフィリピン~羽田便の開設を目指すと明らかにしている。

こちらはあるかもしれません。オープンスカイ協定の昼夜2スロットずつのままじゃ足りないけど…。 結局のところフィリピン発のニュースなので多分に希望的な憶測も盛り込まれているのでしょう。経済はもちろん軍事(南シナ海で対立中の中国軍への牽制)など、いくつかの面で日本に期待するところがありそうだから。

実際、現地のフィリピン人に聞くと、中国人はもちろん、近年急増している韓国人のツアー客や移住者よりも、日本人の好感度はずっとずっと高いみたいだし。

シンガポール航空

レンベにはシンガポール航空おおび、参加傘下のシルクエアを使いました。 シンガポール航空では、離陸直後におしぼりが配られるのですね。 往路の機内食(もちろんエコノミークラス)はこんな感じ。まずは夜1時ぐらいに出てくる軽食。「リフレッシュメント」だそうです。そんな時間帯には何も食べたくないけど決まりなら仕方がない。

航空会社は万が一の航空事故の備えかなにかの理由で、乗客に高カロリーの食事を提供しなきゃいけないのかな。

シンガポール航空の機内食
ほうれん草トルティーヤ

次に朝食。4時だか5時だか。ちょっとうとうとしたら、もう食事の時間です。せわしない。

シンガポール航空の機内食
チーズオムレツにベーコンポテト添え

シートのポケットにメニューの小冊子が入っていて、あらかじめ選べるようになっているのですが、洋食と和食だと、洋食のメニューがショボそうなので、和食に人気が集中するようです。私の席は後方だったので和食は売りきれていました。

このときの和食はスズキの西京味噌焼き、玉子焼き、季節の野菜、ご飯。

それからシルクエアの機内食。

シルクエアーの機内食
パンじゃなくクラッカーなので咽が渇きます。 朝っぱらから飲む気にはならないのでコーヒを

そして復路、午後4時頃のシルクエアの機内食がこちら。

シルクエアーの機内食

シルクエアーのピーナッツ

リゾートを出発するのが10:30頃。機内食にありつくまで5〜6時間。次回行くときは、この間で何か食べたいところ。 といっても選択肢は空港内のカフェぐらい。というか問題は現地通貨を余らせていなさそうなこと。いくらあれば何が食べられるのか見当もつきません。

シンガポール航空に乗り換えてからの夕食。といっても10時すぎ。

シルクエアーの機内食
またしても和食(菊乃井風牛肉の胡麻ソース、季節の野菜とご飯添え)にはありつけず。 ローストチキンとマッシュルームソース、野菜のソテーとローズマリーポテトのメドレー
シンガポール航空のデザート
デザートのアイスクリーム

その後も軽食の時間ってことで早朝にたたき起こされます。

シンガポール航空の機内食

なお、往路の機体にはなかったけど、復路は座席エンターテイメントがついていました。

シンガポール航空の座席エンターテイメント
USB端子があるのでiPhoneを充電できます

それと往復で1個ずつ配られるポーチ。

シンガポール航空のサービスグッズ
中身はかかとのない靴下と歯ブラシ。 機内での使い捨て用ですね

最後に感想を。別にシンガポール航空の都合ってわけではなくマレーシア航空でもそうなるけど、どうも機内泊の7時間超のフライトでは時間のペース配分が解らんです。良いタイミングで寝ておかないと、すぐご飯になっちゃうもんで。

このときは海の日を挟んだ3泊6日、平日を1日休むだけの弾丸ツアーっぽい日程で行ったけど、やっぱ無理があった気がします。早朝の帰国後、その足で出勤したものの、その日はあんまり頭が働かなかったから。

次回はもう少し現地滞在日数を長く取りつつ、帰国後はもう数時間寝てから出勤するべきかな。

スターシップ

機能昨日に引き続きレンベのコウイカ。この個体は黄色です。

黒抜きで撮ったら、浮遊物が星々のように写っていました。

D7K_9846

スタートレックのテレビシリーズには、ときおり宇宙空間に生息する宇宙船風の生物が登場しますが、そんな感じ。

アップで写すとこうです。

D7K_9844

赤・白・橙

レンベのコウイカ3匹。どれも体長は5cmぐらい。 撮影順に、まずは赤。

レンベのコウイカ

白。

レンベのコウイカ

ややオレンジ。

レンベのコウイカ

こいつら自在に体色を変えるわけですが、白がベース色かな。色素包が縮みきっているときが白なのでしょうから。

成田第二ターミナルのシャトルが引退

成田空港の第二ターミナルとサテライトターミナルを結ぶシャトルが当初の計画よりも半年早く、今日でお役御免になるようです。セブ行きの際によく乗ったなあ。

偶然にも私は今日の午後、成田空港第二ターミナルに行く用事があるけど、残念ながら国内線なので乗り納めは不可。出国手続きをしないと、あそこまで行かれませんからねえ。6月に乗ったのが最後か。

成田空港のシャトルからの景色
ターミナル間はウサイン・ボルトなら20秒ぐらいで着く距離
成田空港のシャトルの内部
サテライトで下りずに乗ったままだと、帰りにこんな風景も撮れました

まあ、乗ってもあっという間に着くし、一般の鉄道みたいな思い入れはないけど。 さて、シャトルの代わりには展望通路が開通するそうな。来月見に行こうっと。

レンベのお土産

行ってからもう2ヶ月以上経ってしまったけど、カサワリ・レンベリゾートのお土産を紹介。

オフィシャルTシャツです。イメージキャラクターはもちろんカエルアンコウ。写真では解らないけど、そこだけラバー。

そして中央のTシャツはレンベ海峡のダイブサイトマップ。

カサワリレンベリゾートのTシャツ
DSC05057 ダイブサイトマップTシャツは2XL(US)しかなかったので記念か飾り用ですね。 私も胸囲が110cmほどあるけど、それでもブカブカでした

原画はこちらかな。機材のセッティングルームに掛けてあった額縁。

カサワリレンベリゾートのダイブサイトマップ

なお、ダイブサイト一覧はブリーフィングルームのこちらの方が充実していますね。

カサワリレンベリゾートのダイブサイトマップ
全40ヶ所。本島(NORTH SULAWESI)の海岸線はどこもダイブサイトとして成立する充実ぶり

旅先で必ずTシャツを買うのは日本人の習性かなとも思うけど、それにしてもデザインが寂しい気がします。SOGODBAY SCUBA RESORTみたいなコミカルさもないし。

何度か行って顔馴染みになったら私がグッズの絵を描かせてもらおうかな。

痛風こわい

wordpress-logo数カ月前、仲間との飲み会に行った際、久々に会った一人から痛風になったと聞かされました。次の日も別の仲間との飲み会に出席したら、参加予定だった一人がこれまた痛風なりたてのほやほやで欠席。まさか2日立て続けで痛風話を聞かされるとは。感染するわけじゃないけど、これって警告を含んだ巡り合わせかも。私も気をつけなきゃな。

で、先日その一人と久しぶりに会ったら痩せていました。体重が2ヶ月で6Kg減ったと言ってたっけ。彼はもうビールは飲まず、料理も選びながら食べていました。私なら考えられない自制心ですが、それができるほどの辛い経験をしたのでしょう。発症直後の写真を見せてもらったら両足が沖縄の食材のテビチみたいに腫れていました。もちろん激痛を伴ったそうな。いやぁおっかない。

さて、痛風になると食べられるものが限られます。野菜や海藻は良いそうですが、それ以外には気を使う必要があるみたいで。肉だとロースよりもヒレがよろしくないとのこと。何か不思議。

痛風の人、国際線の飛行機に乗る際は、機内食にベジタリアンメニューを頼んでおく必要があるのかな。機内食のせいで旅先でGout(痛風の英名)を発症、現地の病院に運ばれる…なんて勘弁だもんな。もしくは機内食は我慢か。

不思議といえば豆類もダメとのこと。てっきり豆腐や納豆は万能的なヘルシーフードだと思っていたのに。

代わりといっては何だけど芋類は良さそうです。

それから魚介類がダメだそうですね。私だと、もしエビ・カニが食べられなくなったら人生終わりって感じがします。明太子も食べられないなら楽しみが激減するなぁ。実際にはめったに食べないけど。

今の時期だとサンマの内臓(最高に美味し!)もダメなのか。というかサンマ自体がダメかな。

てなわけで痛風になっちゃうと不便きわまりないし、それ以前に激痛が辛そう。

予防には尿酸値を低く保つってことで、水をたくさん飲んで毎食野菜から食べて、運動してなるべくカロリーを消費する…で良いのかな?野菜うんぬんは糖尿病の予防でしたっけ?

まあ、そっちも怖い(進行するとダイビングもできなくなる)ので、いっしょに予防できればそれに越したことはないですね。

羽田からフィリピンに行こう

先日、日本とフィリピンとの間でオープンスカイ協定が結ばれ、来年の3月以降、フィリピンへの便が増えそうです。こちらに詳しく書かれています。多分に見込み記事だけど。

記事には「1日2スロット」「羽田空港~フィリピン主要都市間」とあるけど、注目はセブに1スロット割り当てられるかどうか。マニラは確実だろうから。

羽田からセブに行かれると良いですよね。これまでも年末年始とかにはチャーター便が飛んでたけど。

フィリピン航空とは書かれていないので、リゾート便を飛ばしたがっているANA傘下のバニラエア(旧エアアジアジャパン)なんかが飛んでくれると安く行かれていいのですが。

でも、セブは今年はゴールデンウィークでも空いていたらしいし、成田便が健在なら客を獲り合って共倒れしかねないので、さほど現実的ではないかも。

ダイビングにしても、基本マクロの海なので十分に楽しめる人は限られます。ああ、セブ本島のオスロブでは、ほぼ飼われた状態のジンベエザメが見られるけど。

また、記事のページにはわざわざクラーク国際空港(正式名はディオスダド・マカパガル国際空港)の写真が掲載されています。クラーク空港はマニラから北に80km(羽田〜成田よりちょっと近いぐらい)にある、かつての米軍のクラーク空軍基地の転用空港ですね。

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クラーク国際空港

フィリピン政府はこのクラークをハブ空港化したい意向だそうな。経済特区だし、欧米人が多く住んでいる地区なので、語学留学にしてもフィリピンの他の地域よりも有利な面がありそうです。やはりセブではなくクラークが有力かも。

セブ便の見込みが薄いなら残念ですが、もし羽田を夜発なら2泊4日のセブツアー(クラーク経由)なんてことも可能になるかも。距離が短くて長くは寝られないから、体はしんどそうだけど。

それに確かクラークからはコタキナバル便が飛んでいたはず。サウス・イースト・アジアン・エアラインズって耳慣れないLCCだけど。もし、羽田⇄クラーク⇄コタキナバルがスムーズなら、シパダン方面に楽に行かれるかも。乗り換え回数は増えるけど、クアラルンプールを経由するよりは搭乗距離が短いので。

本当はマレーシア航空の羽田⇄コタキナバル便が復活して欲しいのだけど、現在の発着枠ではエアアジアが居座っている限りは復活できないようで。

でも、アニラオに行くにはクラークは遠いですね。車移動が2時間増えてしまいます。

赤い電飾

レンベのヒメイソギンチャクエビ。大きいやつは4cmぐらいあります。

ヒメイソギンチャクエビ

見ての通り、ボディは透明だけど赤い点がびっしり。足先はもちろんハサミやヒゲに至るまで。クリスマスのLED電飾みたいだ。

ヒメイソギンチャクエビ

コナミスポーツの気持ち悪い日本語力

こちらは半月ほど前からコナミスポーツ新百合ヶ丘店で張り出されている紙。

コナミスポーツの通達

以前の会費値上げの時もそうだったけど、コナミスポーツって会社、相変わらず奇妙な通達を出すものです。 要はサービスの消耗品の点数を減らすという話なのですが、その理由にはこう書かれています。

「すべては続けられるために」をコンセプトに、新料金では気軽に全国の施設をご利用いただけるようになりました。お客様が各施設をご利用される際に、適正なサービスと感じていただけるよう、下記の通り全国の施設の「お客様提供品」について統一させていただきます。

でも、別に新聞やローションが提供されていようが、客は関心こそすれど不適正とは感じないわけです。

この通達には記名がないものの、全国統一の話なので黒文字が共通フォーマットで、青文字の部分だけが店舗独自の要素だと推測するのですが、つまるところコナミスポーツ側がコストを削減したいのだけど、くだらないプライドか何かが邪魔して、それを客の都合であるかのように装っているのでしょう。

私も別にサービス品を維持しろなんて言う気はないけど、何というか、コナミスポーツの体質が現れていますよね。

私の関連Facebookページ:LIFE.FROGFISH.JP

天然パーマとストレートヘア

木曜日、銀座で開催されたパプアニューギニア・ナイトに参加してタダ飯タダ酒にあずかってきました。料理も良かったけどフルーツコーナーの生プルーンが美味しかったなぁ。ニューギニア産ではなく国産だそうですが。

イベントの最後、1名にパプアニューギニアのツアーが当たるジャンケン大会では、21歳のパプア君(そういうあだ名らしい)が持っていきました。なんか良くできた結末だ。


レンベのセンジュミノウミウシ2個体。フィリピンやインドネシアではよく見かけます。

センジュミノウミウシ

写真を掲載して終わりってのも寂しいので、コメントを少々。

上の個体は天然パーマっぽいけど、下の個体はストレート。こうして見ると中々のロングヘアーですね。しかも1本1本が太いし、もはやミノウミウシの度を越しているような…。

センジュミノウミウシ

ちなみにパプアニューギニアのパプアは天然パーマという意味らしいです。原住民の外見的特徴が名前になった国は珍しいのではなかろうか。

ウルヴァリン:SAMURAI

レイトショーで『ウルヴァリン:SAMURAI』を観てきました。感想は「…」。今年一番楽しみにしていた映画だったのになぁ。

イオンシネマの時間割りを見ると、公開直後なのに1日5コマしかないので変だとは思ってたけど、なるほどね。いくら日本が舞台でも、これは受けなさそう。

ウルヴァリン:SAMRAI

以下ネタバレ。気になる人は読まないでください。

…と書きつつも、そんな配慮の必要はないかも。これ、一連のX-MENシリーズの外伝みたいなものだから。「実はこんなこともあったんですよ」ぐらいの。

そう、はっきり言ってしまえば、つまらんのです。その最大の理由はスーパーパワー・ミュータントどうしのバトルがまったくないからでしょう。本作のウルヴァリンの敵といえば、シンゲン(剣道の達人)、ヤクザ連中、そして忍者たち。

ラスボスのシルバー・サムライにしても、原作ではタキオン・ブレードという刀にミュータントパワーを注入して、ほぼあらゆるものをぶった斬る敵なのに、登場したのはパワードスーツだもの。

結局、本編に登場したミュータントはウルヴァリン、ユキオ、ヴァイパーのみ。しかもユキオの能力は他者の死期を見通すってやつだから力の発揮はセリフのみ。ヴァイパーはその名の通り毒蛇系のミュータントで舌を伸ばしたり毒を吐きかけたり脱皮もするけど、それだけ。あまりに地味すぎて爬虫類好きとしても楽しめませんでした。マムシ対クズリの対決(ハブ対マングースみたいな)もなかったし。

本作がつまらないもう一点は、ウルヴァリンの最大の見せ所でもあるヒーリングファクターを奪われる話だから。どれだけ傷つこうとも瞬時に自己治癒力が働き、バーサーカーと化して敵をなぎ倒すってのが売りなのに、銃で撃たれて弱るのですよね。しかもミュータントパワーの移植は映画第1作目、同じくパワーの消去は第3作で違う形で実現してたし、このストーリーはどうかと…。

もっと言うと、原作とは違ってハラダが暴君のシルバーサムライにならず、マリコもウルヴァリンと結婚してフグ毒で殺されたりもしません。

ならば、外国映画にありがちな誤解した日本の描写ぐらいは楽しめるかと思ったけど、それほど面白いところもなし。長崎からアウディに乗ってあっという間に東京に帰って来たりはしますが。

ああ、メインキャストでは韓国訛りのウィル・ユン・リーはしかたないとして、真田広之を始め日本人俳優まで日本語のセリフがたどたどしかったのが愛嬌かな。そういう演出なの?

強いて見どころといえば、ユキオ(福島リラ)の存在感が素晴らしいこと、ウルヴァリンの夢に出てくるジーン・グレイ(ファムケ・ヤンセン)が妙に若く妖艶なことぐらいかな。

福島リラ
個性的な顔立ちで美しい。一発でファンになってしまいますね

よってこの映画はラスト15分だけ観ればいい感じ。いや、ウルヴァリンがシルバーサムライとの戦いでアダマンチウムの爪を失ったって解っていれば、最後の最後(クレジット後、エンドロールの前)の1分だけでもいいか。

本編が終わった途端に席を立つ人が少なくないけど、マーベルの映画は最後の最後にオマケがあるし、それが一番重要なクリフハンガー(思わせぶりな「次回続く…」)だったりします。

さて、エピローグでウルヴァリンの元に現れたのはパワーを取り戻したマグニートーと、どうにかして復活したプロフェッサーXの最強仲良しコンビ。そしてテレビモニターには「トラスク」の名前とロボットの手。そう、来年公開予定の次回作『デイズ・オブ・フューチャーパスト』では敵としてセンチネル(ミュータント狩りのロボット)が登場し、ミュータントと見るや善人も悪人もなく狩っていきます。そのためウルヴァリンはマグニートーの金属を自在に操るパワーで骨の爪にアダマンチウムを再移植されるはず。ああ、早くそのシーンの映像が見たい…。

うん、本作は次回作のためのちょっとした前フリのボーナスエピソードみたいなものかな。

往年のNIKONOS-Vが復活か?

明日、ニコンが新しいデジカメを発表するという噂があります。しかも「NIKONOS」を冠した水中カメラだそうな。本当かどうかは解りませんが。

NIKONOS-V(ニコノスファイブ)は50m防水・耐圧のレンズ脱着式フィルムカメラ。オレンジとグリーンのモデルがありました。

NIKONOS-Vのカタログ
生産中止になった際、記念に貰ってきたNIKONOS-Vのカタログ

他にもNIKONOS-RSという一眼レフカメラもありましたね。到底手が出る価格ではなかったけど。

いやぁ懐かしい。私はより安価で扱いが楽そうなSea & SeaのMoter Marin IIを買ったのですが、NIKONOS-Vは15年ぐらい前までのダイバーにとっては憧れのカメラでした。もちろんRSも。

4年前、パラオスポートで会ったシニアダイバーがNIKONOS-Vを使っていたのを見たときは感慨深かったなぁ。

ああ、Moter Marin IIはズームもオートフォーカスも液晶モニタもなかったので、「目先50cmに魚が来たらシャッターを押す」「50cmの距離まで自分が近づいて撮る」ってな撮り方だったのですよね。もちろん目分量。まともに撮れるようになるまで、大量に露出不足やピンボケの写真をこしらえたよな…。

さて、あたらしいNIKONOSはNikon 1ベースだと聞いています。これまた真偽は解らないけど、妥当な線でしょうね。一眼レフのDシリーズよりも防水・耐圧にしやすいだろうし。

で、NIKONOSと言うからには本体が水中向け仕様で、かつレンズ交換式のはず。ちょっと発表が楽しみです。

相変わらずNikon 1用の水中ハウジングが出るだけとか、5m防水のタフモデルとかだと肩透かしだけど。


追記:

噂された米国時間の9/19を待たず製品が発表されました。Nikon 1 AW1。

NIkon 1 AW1

残念ながら15m防水だそうな。なるほどNIKONOSの名前を冠するには不十分。15mよりも深く行くとどうなるのかは不明です。水没するのかシャッターが切れなくなるのか。

この外観でそこまでの防水性を実現した(ポップアップする内臓ストロボも水中で使えるらしい!)のは驚異的だけど、素のままダイビングでってわけにはいかないようです。

明日、iPhoneユーザーがパニックになっているかも

iOS7のリリースが明日に迫りました。早ければ日本時間の今日中にダウンロード可能になるかもしれません。

ただし、その後は少なからずパニックも予想されます。なぜならiOS7対応が間に合わず、動かないアプリが続出するはずだから。

iOS7
iOS6→7は、見てくれもそうだけど、OSの中身が結構変わっていて、 昔ながらのアプリの動作は怪しくなります

よって、使えなきゃ困るアプリがある人は、そのアプリの開発元がお墨付きを与えるまでiOSのアップデートを控えた方がいいです。

和菓子?

台風18号、各地に強烈な爪痕を残しましたねえ。

昨日の夕方、ジムからの帰りに最寄り駅から自宅に向かう途中、どこか風景に違和感が。前方の小高いところに妙に茶色が多いのですよね。帰宅してテレビを見たら「川崎市麻生区で崖崩れ」だそうな。ああ、あれがそうだったのか…。

さて、18号は過ぎ去ったものの、ウェザーニュースによると熱帯低気圧がこの通り。

画像の更新はまだだけど、今朝まん中のやつが台風19号「ウサギ」になりました。

熱帯低気圧_2013.0916

左の二つは西に行きそうですが、黄色枠内で熱帯低気圧が発生したら、北西に進んで沖縄あたりでシュートするコースを取るのではないかと。今のところいつ頃日本に影響を及ぼすかは解らないけど、次の3連休も要注意かも知れません。


レンベのウミウシ。名前はコナユキツバメガイ。

コナユキツバメガイ

何かの花びらか、求肥で作った和菓子みたい。

でもきっと食べると不味いです。ウミウシを食べた話はたまに聞くけど、美味いと言われた試しがないので。種類によっては毒も持っているし。

 

東京オリンピックにはキャンセルされた過去がある

Olympic_flagかつて1940年の東京オリンピックはキャンセルされ、フィンランドのヘルシンキに変更になりました。第二次世界大戦の勃発前年ですからね。社会情勢的にも、さぞ異様な雰囲気だったんだろうな…。

さて、2020年の東京オリンピックにも不安材料がまったくないわけではありません。開催をキャンセルせざるを得ない状況はこんな感じかな。

  1. 世界規模の大戦争が勃発
  2. 福島原発の汚染水盛れがコントロールできていないことがばれて開催権剥奪
  3. 東北の沿岸が再び大地震、大津波に見舞われ、福島原発がいよいよ深刻な状況になる
  4. 富士山が噴火し、大量の火山灰が降って東京の都市機能が壊滅する
  5. 関東大震災が発生し、東京の都市機能が壊滅する
  6. 温暖化がさらに進行し、7月末〜8月上旬の東京では屋外競技が実施不可能と判断される

1. は、ないかな。もはや世界規模の戦争が起きる時代ではなさそうなので。もちろん局所的な戦争は起こり得るし、中国や北朝鮮の思惑次第では東京も巻き込まれなくはないだろうけど、そういう可能性は薄いですよね。

2. も今さらって感じがします。よほど深刻な数値が出なければないでしょう。

安倍首相がプレゼンの時に言った「コントロール下にある」が嘘なのは誰だって解った上で東京に投票したわけだから。何も実績がないのにオバマ大統領にノーベル平和賞が与えられたのと同じようなものです。「お前ら、ちゃんとやってみせろよ」と。

3. は、起こらないで欲しいと願うばかり。傷ついた人たちに追い討ちで鞭を打つような話だから。

4. と 5. は、あるかもしれないし、ないかもしれないし。なにしろどちらもずっと前から「遠からずいつかは来る」と言われていますからね。富士山の噴火が関東大震災の引き金になることも考えられましょう。あるいはその逆か。

火山灰も桜島のようにうっすらなら大丈夫ですが、5cmほど(ちょっとした積雪レベル)も積もろうものなら、もうその街は捨てざるを得ないそうです。主成分は微細なガラスの粉で、雪とは違って溶けないので、厚く積もると始末に負えないそうな。そうして都市機能が失われようものならオリンピックどころではなくなります。

しかも過去100年周期で噴火してきた富士山は300年噴火していないので不気味なのですよね。3倍返しを食らわないかと。

まあでも300年平穏だったのだから向こう7年ぐらいは大丈夫かも。そしてその後もしばらくは。

よって、もっとも切実なのは 6. でしょうか。開催に問題はなくとも台風やら酷暑による順延なんてことは十分に考えられますよね。特に陸上競技では涼しい国出身の選手なんかバッタバッタ倒れるんじゃなかろうかと。あと、客席の観客も。そうすると「最低、最悪の大会」って評価が下ってしまいます。

差し当たりマラソンなんかは朝4時スタートとかにするべきかも。それなら日中仕事を持っている日本人の多くも生中継を見られるし。

オリンピックと消費税と

wordpress-logo2020年の東京オリンピックが決まって一週間。私の身の回りでは誰も話題にしていないけど、そんなものなのかな。

シリアの内戦問題がこんな時期でなければ順当にイスタンブールに決まっていたはず。「戦争様々」とは言いたくないけど、東京は棚ぼたを拾いましたね。それでも当確は当確です。

正直なところ私は招致に消極的でした。東日本大震災を受けての仮設住宅の入居率はいまだ9割だし、もっと優先的にやるべきこと、お金の使い方があると思うのですよね。今、オリンピックなんか呼んだら被災地なんて報道されなくなり、なかったことのようにされかねないもの。これが「東北オリンピック」なんてことなら私とて無条件に賛成したのですが。ああ、東北は都市名ではないか…。

また、消費税増税も予定通り来年4月からの実施に落ち着きそうな気配。私は慎重論支持で、まだ早いと考えていますが、こちらは昨年の総選挙で自民党が大勝したのだから当然の流れですね。

民主党のあまりのダメっぷりの反動で、反射的に自民党に入れた人も多かったと思うけど。その結果が何を意味するかなんて考えずに。

私が消費税増税が時期尚早だと考えるのは、かつて盛んに言われた「穴の空いたバケツ問題」が一向に解決していないから。今増税しても本来の目的である財政再建や社会保障の充実には結びつかないどころか、穴から漏れていく分まで余計に税負担を求められると思うので。

増税賛成派は「ここで増税しないと国債が売り浴びせられて、たいへんなことになる」などと金利を人質をとった脅しにかかっているし、もう増税という手段が目的化しちゃってますよね。「バケツの穴」についてどう考えているのか訊いてみたいものです。

しかもオリンピックの招致が決まってしまいました。もう最悪のコンビネーションかも。片方で税負担が増え、もう片方で巨額の税金がインフラ投資に使われてしまうという。しかも東京に一極集中で。造ったインフラにはメンテナンスの費用が継続的に必要なので、またバケツの穴を新たにこしらえるような話にもなりかねません。

また、単純に消費税増税が景気に水を差すのは確実でしょう。前回2%上がった1997年は、人々の所得がピークにあった頃だけど、今は平均所得は下がり、低所得者は増え、貧困層も増加しています。このまま来年3%、再来年さらに2%の消費税増税がなされれば、多くの人が消費を控えざるを得ないので、また景気低迷の悪循環に逆戻りしかねません。

増税はするけど景気対策に5兆円だなんて、何だよそれ。アクセルとブレーキを両方踏み込むって?

オリンピックの経済効果は3兆円、波及効果は一説では150兆円とも試算されていますが、それもどうでしょうね。人々がオリンピックのために余計にお金を使ってくれればいいけど、オリンピックのために他を切り詰めるなら収支は変わらないのだし。

てなわけで、7年後のオリンピック開催で景気が上向くなんて期待しない方がいいと思います。浮かれて過大に投資すると、とんでもなく跳ね返ってくるので、我々国民はメディアの力も借りて政治やオリンピック関連団体の動きを注意深く見ていかないといかんです。まあメディアもあまり信頼はできないのだけど。

何ミノウミウシ?

レンベのウミウシ。見るからにミノウミウシ系ですが、名前は解りません。

レンベのミノウミウシ

レンベのミノウミウシ

手持ちの図鑑と見比べた結果、ピッタリのものは載っていなかったけど、イボヤギミノウミウシに近い種でしょうかね。

おもてなしと言うからには…

滝川クリステルさんの五輪招致プレゼンでの「おもてなし」がちょっとしたブームになりかけてます。

滝川クリステルさんの「おもてなし」
言った後になぜか合掌してたし、顔立ちも和風ではないので、どこか取ってつけた感が…。 もちろんハーフだってれっきとした日本人ですが

で、おもてなしと言うからには来客に東京での滞在を堪能してもらわないと。さしあたりやるべきなのが「飲食店の完全分煙」。食事している側で誰かがおもむろにタバコを吸い始め、臭いがただよってくると、もう料理が台無しだから。

猪瀬知事は愛煙家らしいし、以前は問題発言()もしてたけども、他ならぬオリンピックのためです。喫煙率が日本よりも低い国からの来訪客を大勢迎えてもてなすからには、それぐらいのことはやってもらわないと。東京がアピールしたいことの一つは「世界一美味しい料理が食べられる都市」なのだろうし。

猪瀬氏、かつて東京の地下鉄が禁煙化された際には全国ネットのテレビ番組で「こんなことじゃ自由がなくなる」と言い放ちました。「だったら駅でタバコを売るな」とか「駅にもちゃんと喫煙室を設けろ」なら解るけど、彼にとっては社会の規範よりも自身の欲求の方が重要なようで。今では多少スタンスも変わったかな?

基本は「分煙か禁煙」の二択でしょうね。それも席を分けるだけの分煙ではダメ。喫煙ルームを作れない小規模店舗は必然的に禁煙になります。それを都の条例で決めてしまうと。神奈川は先行しているから、他の東京圏の各県にも働き掛けましょう。

まあ、それだとハードルも高そうなので百歩譲るなら「ポリシー表示の義務化」でしょうか。店内が禁煙でないお店は入り口の側に「分煙」「分煙風(席を分けただけ)」「ランチタイムのみ禁煙」「喫煙可能」といった表示を義務づけ、怠ると罰則を設けるという感じの条例。統一マークと複数言語による説明文なんかも必要です。

そうやって「てっきり禁煙だと思って入って安心して食べていたら、隣の客がおもむろに吸い始めた」なんて思いをしなくて済むように、おもてなししてもらわないと。

ムカデは苦手

レンベのムカデ系ミノウミウシ三匹。

ムカデミノウミウシ
ムカデミノウミウシ。ピントがイマイチ
ムカデミノウミウシ
これもムカデミノウミウシ?それともイロミノウミウシ? こちらは触覚のヒダまで撮れました
ヨツスジミノウミウシ?
ヨツスジミノウミウシかなぁ…。地形的に回り込めなかったので手抜きの写真

私はどうもこのムカデ系のミノウミウシが苦手です。だって体長が長くて全体を満足に撮れたためしがないから。 かといって指示棒でくるくる巻いて撮るのははばかられるし。

楽天レンタル

最近テレビを見ているとDMM FXだとかDMM英会話といった耳につくCMが流れます。少し前には無かったので、それなりの会社を買収して、DMMの名を冠してリブートさせた感じでしょうか。

DMMってちょっと前まではDVDのネットレンタル屋さん(アダルト系に強し)ってイメージだったのに。

同じような話として、最近「楽天レンタル」というサービスが始まりましたね。旧作10円で期間限定キャンペーンをやっています。 で、楽天レンタル内をざっと眺めていたら何かの切っ掛けで「愛の戦士レインボーマン」が表示されました。40年ぐらい前の特撮ヒーロードラマです。懐かしい。

レインボーマンはインドの山奥で修行した主人公が、それぞれ得意分野の違う七曜の化身に変身して敵と戦うお話。といいつつもコストと脚本の都合か、ほとんど毎回「太陽の化身」だったような。もうさすがにうろ覚えだけど。 悪の組織の名前は「死ね死ね団」だったかな。

レインボーマン
月の化身
レインボーマン
火の化身
レインボーマン
水の化身
レインボーマン
木の化身
レインボーマン
金の化身
レインボーマン
土の化身
レインボーマン
太陽の化身

ならばとマニアックなところで「ブロッカー軍団IV マシーンブラスター」というマイナーなアニメを検索したら、やはり出てきますね。街のレンタル屋さんの品揃えではこうはいきません。

ブロッカー軍団IV-マシーンブラスター
パシフィック・リムのイエーガーみたいな、コレジャナイ感たっぷりのロボット達

ということで、楽天レンタルはノスタルジーに浸るには最高のサービスかも。若い人も昔の特撮やアニメはツッコミどころ満載で楽しめると思います。楽天のアカウントで使える点も楽だし。

ただ、こうやって有力グループがコングロマリット風に巨大化していくと、便利な反面、面白みは減って寂しくなりますね。お金が一握りの資本家に集中して社会が二極化かつ画一化されるので…。

続・Appleの良き時代の終わりの始まり

AppleがiPhone 5Sと廉価版のiPhone 5Cを発表しました。

噂通りdocomoも取り扱うことになりました。

iPhone 5Sにはゴールドカラーモデルが加わり、iPhone 5Cは5色のカラーバリエーションで展開されます。

ああ、いよいよiPhoneのコモディティ化が始まったか…。

iphone5s-hero3-xl-2013_GEO_JP
ゴールドは金というよりも肌色、ベージュ。海水パンツのインナー生地の色みたいだ…

今までもこの先も開発はAppleの一社独占だけど、新製品は単なる性能アップと普及クラスモデルの追加。他社がやってることと大差なく、何の驚きもありません。

それに廉価版なんか出すと、えてしてそちらに人気が集中するものです。主に新興国で大量に売りたい のでしょうが、先進国でも想定以上の人気が出て収益性を損なうという。性能的にもiPhone 5並で十分だし。

color_white_none
iPhone 5CはiPhoneをiPod風にダウングレードしたような雰囲気。 まあ、白モデルならビジネスマンがカバー無しで使っても違和感はないでしょう

そういう私はiPhone 5の2年縛りが1年残っているので買いません。docomoにも乗り換えません。むしろiPhone販売のライバルが増え、劣勢に立たされるであろうSoftBankのサービス向上(特に価格面で)に期待します。

Olympus OM-D E-M1が登場

OlympusがOM-D E-M1を発表しました。E-M5の上位機種で、かつフォーサーズのE-5の後継機種だそうな。

なにもオリンピック招致発表と新iPhoneの発表の間に出さなくてもよさそうなものなのに…。

カメラ自体はマイクロフォーサーズ機ですが、フォーサーズとの統合が図られており、フォーサーズレンズ装着時でも高性能なオートフォーカスが出来るそうです。なるほど、そいつは魅力的だ。

OMD-EM-1
大きくせり出したグリップがかっこいいなぁ

機能や性能はひとまず置くとして、ダイバーの関心はこちら。例によって純正の水中ハウジング(防水プロテクター)が用意されています。

PT-EP11

仕様はE-M5のものと同様、レンズポーと別売りのようです。まあ順当でしょう。フォーサーズの8mmフィッシュアイを使いたいものな。

ただし、システムチャートには気になる点が。フォーサーズレンズを使う際のマウントアダプターが見当たりません。記載漏れなのか、それとも直接装着しても機能するのか。まあ前者でしょうね。マイクロフォーサーズとフォーサーズはサイズ的にも互換性はないはずだから。その内、しれっと改版されていることでしょう。

予約キャンペーンとしてフォーサーズアダプターをプレゼントするぐらいだから、やっぱマウントアダプターがなければフォーサーズレンズは付かないはずです。アダプタを咬ました際にありがちなオートフォーカスの速度低下は起きないようになっているのだろうか…。

さて、そのシステムチャートによれば、今回もやはりフォーサーズレンズではマニュアルフォーカスが使えないようです。よって8mmフィッシュアイレンズだけしか使わないのであればこのハウジングでもいいでしょうが、マクロ写真も撮りたいならサードパーティ製のハウジングを待つべきですね。

動画はマニュアルには向かん

いよいよ明日の未明には新しいiPhoneが発表されているはず。私は買い替えタイミングではないので、目新しいギミック(NFCなど、生活を変えてくれそうな)が付いていれば買うおうかな。まあ望み薄ですが。

AdSecse
Google AdSenseの広告もいち早くフラットデザインに。 でも多用すれば、説明的でつまらない印象を与えがちです

docomoからも発売されるかなんてことにも興味なし。


最近、お仕事でとあるハードウェア機器メーカーと取引しています。評価用に受け取った機器のマニュアルはいかにも技術者が書いた仕様書風のPDFとYoutubeの動画。

で、この動画ってのが曲者。確かに全体の雰囲気を知るのには便利ですが、音楽と同じで時間経過で流れ去っていくものなので、要所を確認するには一時停止と再生位置のバックを繰り返すことになります。この作業ってペーパーの資料を読むよりも労力を使うのですよね。PDFのように検索もできないし。

iPhoneやiPadには取扱説明書が付属しておらず、簡素な紙っぺらが付いている以外は、オンラインで公開されているPDFや動画を参照することになります。よって、この流儀に倣いたい気は解らなくもないのですが、それが成立するのはiPhone・iPadの洗練さがあってのこと。動画で見た後、手順を詳しく覚えていなくても何となく使えてしまうぐらいでないと。

ついつい「動画で実演してみれば一発で伝わる」と思いがちですが、およそ相手方には馴染みのない手順を一個一個なぞらせるようにレクチャーするには、ペーパーの方がよほど適してます。

まあ、ペーパーの取扱説明書を的確かつ読みやすい体裁で書くには、これまた相当なスキルも必要になってくるのですが。

折衷案としては、HTMLでテキストと動画を適切な順番に置き、例えば前提の説明分→動画→補足分(動画で説明していることのおさらい文&補足事項)を1セットとする感じでしょうか。

目が点なウミウシ

7年後、東京でオリンピック・パラリンピックですか。一頃は可能性が完全に消滅したかに思えたものの、シリア情勢の急速な悪化が響きました。「有事の円買い」と同じで、本命だったイスタンブール票が東京に流れたと。平和の祭典が戦争の影響で転がり込んできたわけだ。

ともかく決まったんだし、メディア(特にテレビ)のこの馬鹿騒ぎは早く治まって欲しいものです。うっとおしいったらない。もっと報道すべき事象はたくさんあると思うし。

それと夏の大会の開催時期は7月末〜だから夏の盛り。各国の選手や訪問客に日本の殺人的な酷暑を体験してもらうのか…。


レンベのウミウシ。

レンベのウミウシ
二つの目みたいな点があるけど…
レンベのウミウシ
次の瞬間に左目がなくなっていました。小さな砂粒だったみたい

種類は解らないけど手持ちの図鑑によるとホリミノウミウシに最も似ているように思います。 でもGoogleでホリミノウミウシの画像を検索すると、もうめちゃくちゃ。 ウミウシの同定は難しいですからね。

巨大なパイプフィッシュ

2020年のオリンピック・パラリンピックは東京か。決まったからには立派な大会にしたいところです。さしあたり国際社会に恥じないよう東京も『飲食店の分煙』ぐらいは実現しないとな。

ああ、これで馬鹿騒ぎも続き、マスメディアは優先的に報道すべきこともしなくなるわけだ…。


昨日に続いてレンベのパイプフィッシュ。

パイプフィッシュ

こちらは打って変わって大きな種。人の指ぐらいの太さがありました。 注目なのは体表。短い毛がびっしり生えているような印象です。トリミングしてみるとこんな感じ。

パイプフィッシュ

ふっさふさですが、自前なのか寄生なのかは不明。もしヒドロ類の寄生だったら、今ごろモジャモジャになってて「ヘアリーパイプフィッシュ」なんて呼ばれているかもしれません。

レンベピグミーシードラゴン?

直前のブリーフィングでレンベピグミーシードラゴンが見られると聞いていて、実際にそれっぽいのを見せてもらったのですが、これは違いますよね。

レンベのパイプフィッシュ
一般的なヨウジウオの若魚かな

指示棒と比べて解るように確かに小さいのだけど、まだ肉眼で魚として認識できたから。 で、レンベピグミーシードラゴンってのはおそらくこれ(↓)と同じ種。

ピグミーシードラゴン
昨年、恩納村で撮影。全長が30mmぐらい。胴の直径は0.5mmかそこら。 肉眼では先端の頭がわずかにこんもりして見える程度です

たいがい小さい水中生物を見慣れた私の目にも、この魚は糸くずにしか見えません。

ゼニス

先日、伊豆の馴染みのショップのから「9/24(火)、ゼニスに潜りに行かないか?」というお誘いを受けました。でもゼニスなんて聞いたことがありません。響きは外国っぽいけど日帰りできるはずがないし。

調べたら神津島の近くらしいです。漢字表記だと「銭洲」。

基本的には魚釣りのポイントらしく、ダイビングとしては秘境の部類に入るみたい。なるほど、マクロダイブも可能かは解らないけど、ダイバーがあまり入ってない海域で潜るのは楽しいだろうな。

でも私は9/26(木)から那覇。余裕をもって機材を送らなければなりません。

しかも銭洲の費用は船のチャーターなどもあって一人当たり6万円だそうな(人数が増えれば下がるらしいけど)。6万円といえば私の那覇3泊4日の予算とほぼ同額。飛行機とホテルで約21,000円、慶良間6ボートが4万円弱だから。

ホテルは楽天のセールと重なったので、1泊6,500円の部屋が半額で取れました。 客の立場からすると楽天トラベルは意外に頼りになりますね。以前パラオに行った際もパレイシアホテルがウエストプラザ系とさほど変わらない値段だったし。

うん、計12万円は予算オーバー。両方には行かれないし銭洲1日のために沖縄行きの航空券を捨てることはできません。せっかくの穴場ダイビングだけど今回は諦めました。

ノコギリダイの群れ
慶良間のノコギリダイの群れ。 慶良間はマクロ生物の数でこそフィリピンとかには負けるけど、 中層が圧倒的にクリアなので105mmのマクロレンズでこんな絵も撮れます

Appleの良き時代の終わりの始まり

来週、新しいiPhoneとiOS 7が発表されます。新しいiPhoneの登場は毎年恒例ですが、問題はiOS 7の方。これ、ダメなんじゃなかろうか…。

iOS7

私もしばらく前から開発者向けプレビュー版を使っているのですが、正直な印象をいうと「貧相」なのですよね。しかもUIが解りにくいです。

絵柄がシンプルになってスッキリするのは結構だし、UIに使われている細いフォントもまあいいでしょう(視力が弱い人にはかすれて見えるかも知れないけど…)。でも、ボタン類をテキストのみにの表現にしたことで、どれが固定テキストで、どれがボタンかが解らないこともしばしば。

ロック解除のUIもやや解りにくくなってしまいました。

ロック解除iOS6
iOS 6までの画面ロック解除。何も知らなくても[→]を右に移動させれば解除できることが解るけど…
ロック解除iOS7
iOS 7ではこうなります。テキストで説明的だし、始めてiPhoneを使う人には解りづらいはず

まあ、その辺りは慣れれば大丈夫そうですが、アプリのアイコンにはApple自身が手本としてフラットデザインを採用したため、何だかなぁという感じ。

Safarii OS6
iOS 6までのSafariのアプリアイコン。 イラストとしても秀逸だし、こんもりしていて、いかにもボタン然としています
Safarii OS7
iOS 7のアイコンはこれ。 シールみたいだし、無理にフラットにして格好良さが失せました

アプリ内のボタン類もそう。

buttoni OS6
iOS 6までのボタン
buttoni OS7
iOS 7の同じボタン。絵としての表現力が目減りしたような…

デザインに迷った際には「徹底的にリアル」か「思い切ってシンプルに」が常套ですが、シンプル路線には向き不向きもあります。複雑な意匠を簡略化しすぎると、際限なくチープになりかねないのですよね。

細線たけでは立体感を出すのも難しいので、きっと追従したサードパーティ製アプリには下手な絵っぽい図形が増えるのではないかと。それだとユーザーはゲンナリします。

それにこの手の手法はMicrosoftが得意としてきたやり方。つまり、UIの見た目を変えて、さも革新的な新バージョンを開発したかのように見せかけるという。もっともiOS 7は無料配布なのでいくらか良心的ですが、何というかAppleも行き詰まっている感が伝わってきます。少なくとも私はそう感じました。

昔はボロクソに言われていたけど最近ではAndroidの実用性も高まってきたし、もはやiPhoneにできてAndroidのスマホにできないことはほとんどないはず。とあるリサーチによれば、いまやスマホの世界シェアの8割はAndroidだそうな。

私はまだiPhoneの方が洗練されていて使いやすいと思うし今後も乗り換えるつもりはないけど、これではAppleのファンでもない世間でのiPhoneの求心力低下は食い止められない気がします。

水ぶくれ?

ウミタケハゼの仲間。種類はアカスジウミタケハゼかな。

ウミタケハゼ

右の胸びれ付近に丸い粒があります。寄生虫にやられた水ぶくれかとも思ったけど、やっぱ一粒だけ残った卵でしょうかね。

インドネシアの自販機

レンベからの帰路、マナド空港の待合室で、連れの一人が手元に余った20,000ルピア札をどう使うか考えていました。20,000というと大金に聞こえるけど約200円です。

そうして見つけたのがこちらの自動販売機。

インドネシアの自動販売機

海外でこの手の自販機は珍しいですよね。

私の過去の経験ではサイパンでコカコーラの自販機を見かけたぐらいです。まあ、外国でも都会の方に行けば違うのでしょうが、私はダイビングリゾートにしか行かないから。

ディスプレイされたビンタンの缶ビールがちょうど20,000ルピア、ポカリスエットが10,000ルピアです。コインの投入口は塞がれています。

まあ、ここでお札を使い切るのが無難。カフェで飲み食いするとルピアのお釣りが増えかねないし。

てなわけで20,000ルピア札を投入してビールのボタンを押したものの反応なし。どうやら売り切れのランプ表示機能はないようです。

ならば返却をとレバーを回してもお札が戻ってきません。自販機には「不具合があればこちらまで」の張り紙がしてあるので、交渉して返金してもらう必要があるのでしょう。でも交渉は面倒です。要件をうまく伝えられるかも不安だし。

見ると自販機の最上段のボタン4個は缶飲料だけど、それ以外のボタンはカップコーヒー(1杯5,000ルピア)だったので、代わりにコーヒーを4杯買うことに。

しかるべきボタンを押して数十秒待って出てきたのは薄い茶色のお湯。コーヒーのパウダーも切らしているようです。それでいてお湯は注がれているという。

まあでも、ちゃんとコーヒーが出てくるボタンも見つかったので、3人で一杯ずつありつくことができました。めでたしめでたし…?

巨人襲来!

レンベのメジロダコ(ココナッツオクトパス)シリーズ。また別の個体。

やっぱりインドネシアではタコは食べないのでしょうかね。生息数がやたら多いです。これがフィリピン人ならタコだろうがナマコだろうが、食えるものは何でも食うのに。

このときは殺風景な砂地でたまたま指示棒を地面に突き立てたところ、砂に潜っていたこのタコがにゅっとわき出てきました。そう、ちょうど舞台の底から噴煙とともにジャンプして登場したマイケル・ジャクソンみたいに。

メジロダコ(ココナッツオクトパス)

写真には写っていないけど、体の両脇に二枚貝の貝殻を1枚ずつ携えていました。

メジロダコ(ココナッツオクトパス)

で、これ幸とばかりに私が写真を撮っていたところ、二枚の貝殻を放り出してそそくさと逃げていきました。

体長20cmほどのタコにしてみれば、人間は化け物っぽく見えるのでしょう。まるで得体の知れない巨人に襲われる『進撃の巨人』の人間の感覚なのかも。

追跡はしないであげたので、せめて私が立ち去るところを見守って、貴重な貝を回収してくれてればいいけど。

レンベのココナッツオクトパス、昨日とは別の一匹。

メジロダコ(ココナッツオクトパス)

この個体もココナッツの殻は持っておらず、代わりに右手(?)に2枚貝の殻1枚、左手にお菓子の袋を携えていました。

メジロダコ(ココナッツオクトパス)

さしずめ二刀流の盾持ちってところでしょうか。おそらくココナッツを持つのは身を隠すというより防御に使うのではないかと。

ならばアルミニウムでコーティングされたお菓子の袋であっても、ないよりはマシなのだと思います。