怪しいモバイルバッテリー

私は長いことiPhoneを使っていながらモバイルバッテリーを持っていません。平日は自宅と会社で充電できるし、長時間の外回りももめったにしないので、なくても事足りるから。

でも、旅に出るときは往々にしてiPhoneのバッテリーが切れかかります。

成田空港やシンガポールのチャンギ空港では出発ターミナルのパソコン用デスクで充電できますが、那覇空港では自由に使えるコンセントを見つけられませんでした。

でも、コンセントをあてにする方法は、長時間その場を離れられないのが難点です。先客で塞がっていることあるし。

また、京成スカイアセスには前の座席の下と自分の座席の下にコンセントがありますね。確かにあの電車は便利。ただし上野か日暮里の近くに住んでいれば。私は普段の成田行きはリムジンバスなので充電用コンセントなんてありません。

加えて、国際線には座席エンターテイメントの画面とUSB端子が付いているときもあるけど、ないときも。しかたなくiPhoneで時間を潰すと、またバッテリーを消費します。

ほんでもってダイビングで行く外国では空港からリゾートまでの時間が長いことが多いのですよね。

移動時間はリロアンとサウスレイテが3〜4時間。アニラオ、レンベ、シパダン(スピードボートも含めて)などは約2時間です。我がホームのマクタンだけは2〜30分と近いけど。

iPhoneが外国で干上がったり帰国後の帰路に使えなかったら手持ちぶさたの時間が長いので、そろそろ私もモバイルバッテリーを買った方がいいのでしょう。何もべらぼうに高いわけでもないのだし。でも、選択肢が無限にあるので迷うのですよね。

私の用途だとiPhoneを半分ぐらいまで充電できればOK。そして私は旅先には単3・単4充電池を16本一気に充電できる充電器を持参するので、重たいリチウムイオンタイプよりも電池交換式が良さそうです。充電池がへたっても取り換えられるし、バッテリー充電用にマイクロUSBケーブルを持参する必要もありません。乾電池なら外国でも雑貨店で買えるし、ストロボ用のエネループも流用できます。

ということで検索してみつけたのがTIMELYのUSB充電(単三乾電池1本で最長40分通話可能)。

TIMELYUSB充電器

単三電池1本とは画期的。1.5Vを5Vに昇圧するパワーブースター回路を搭載することで必要電圧を実現したのだと。

単三電池1本の容量はたかがしれているけどiPhoneのバッテリーが10%ほどチャージされるなら急場凌ぎにはOK。安いし面白そうなので人柱覚悟で買って試してみたら、見事に玉砕。少なくともiPhone 5ではまったく充電されませんね。

ああ、後から気付いたけどパッケージにちゃんと「400mA」と表いてあるや。iPhoneの必要電流は500mAだからか使えないのも当然か。速度は遅くてもちびちび充電されればいいのですが、そういうわけにもいかないようで。

うん、やっぱ奇抜な商品はダメだな。もっとまともな充電池じゃないと。ならばこちらが良さそうです。

容量はiPhoneを50%回復させる程度ですが、電池2本込みで僅か72g。機内持ち込みのカメラバッグが重い私は、この軽さはありがたいところ。

あるいは充電式だけど、こちらも70gと軽くていいかな。

ドリー?

2016年の夏、『ファインディング・ドリー』って映画が公開される予定です。今度はドリーが探される側だ。健忘症だったしね。 ってなわけで、慶良間で撮ったナンヨウハギの幼魚。ドリーのモデルになった魚ですね。

ナンヨウハギ
サンゴの奥にいる赤いやつはベニハゼかな…

ナンヨウハギ

まだ体長2cmぐらいですが、あんまり可愛く見えないのは黒いバンドが太く、まだ尾びれも黄色くないからかな。