BORACAY RUM三種

セブの海の新作写真も尽きたので、お酒の話でも。

以前にも紹介したBORAKAY RUM(ボラカイラム)が三種類とも揃ったので改めて。

ボラカイラム三種類

左からココナッツ風味(コパトーンの日焼けオイルの匂いがします)、メロン風味、そしてカプチーノ風味。

BORAKAY RUMのバーコード

バーコードもボトルの形をしています

50 proofだから度数は25°。街で買うと確か1本80ペソ、160円ぐらい。フィリピンに行った際はお土産に買ってくるのもいいですね。

ちなみに私の飲み仲間の女性達にはカプチーノがダントツの人気です。

竹島を取り戻そう

北方領土、竹島、尖閣諸島…。これらはすべて日本の領土です。

もちろん最大の懸案は北方領土であるものの現状では事態を動かすのが難しいので、差し当たり悩ましいのが竹島。そこで取り戻す方法を考えてみました。

前提事項は、「北方領土とは違い、島自体にはほとんど価値がない」という点。重要なのは海洋資源です。とはいえ漁業に関しては島同様、韓国側による実効支配がなされています。今さらこれと衝突しても無駄に憔悴、消耗させられるだけです。

ならば鍵になるのはメタンハイドレートなど海底資源の採掘技術の確立。それが実用段階に達したら竹島から適度に離れたところで採掘を開始しましょう。韓国が抗議してこようが構わず遂行です。竹島は日本の領土というのがこちらの見解なので引く理由はありません。

韓国側とてまさか採掘施設の破壊はもちろん妨害もできないはず。ならば解決への道は国際司法裁判所で決着をつける以外にないでしょう。

でも、そうなれば日本が有利なのは明らかです。竹島は江戸時代から日本の管轄下にあったのだし、これを覆し、当時から韓国領土だったことを示す裏付け資料を私は知りません。そもそも韓国側に分があるなら、彼らとて国際司法裁判所への共同提訴を避けるはずがないわけです。

もちろん韓国が国際司法裁判所での決着を拒み続けるなら、あの近海の天然資源を粛々と採掘し続けるだけ。何だったら掘り出した資源は韓国にも輸出してあげましょう。

日本は平和的な解決を望むので島の支配権を武力で奪還するようなことはしないし、今まで通りの実効支配は容認するけど、本来は我が国に帰属する領土領海の海底からの恵みはこちらでいただくと。

そういうわけで、日本は原発への注力を最小限に抑えて、海洋天然資源の採掘技術開発に総力を挙げて取り組むべきですね。それこそ韓国に出し抜かれない内に。

もし、竹島周辺の海域に目ぼしい天然資源がないか費用対効果の観点で掘る価値がないと解ったとしても、この技術は日本近海のあちこちで応用できるのだし、技術輸出も可能です。

LUMIX LX7が面白そうだ

先週、Panasonic LUMIX LX7が発売されました。LX5から2年ぶりのモデルチェンジになります。

このカメラの最大の特徴はF1.4〜2.3と飛び抜けて明るいレンズを搭載していること。ワイド側の1.4も凄いけど望遠側でもF2.3とは脱帽です。しかもF値はレンズ周りの「絞りリング」で調整できます。

加えて、シャッタースピードは「後ダイヤル」で、マニュアルフォーカスはND/FOCUSレバーでそれぞれ操作可能です。Canon PowerShot S100はコントローラーリングに調整機能のどれかを割り振れますが、LX7では絞り・シャッタースピード・フォーカスがそれぞれ別の操作部に別れています。

ならば水中撮影時も、絞りを目一杯開放して魚や甲殻類の目やウミウシの触角以外をぼかしたり、中層の被写体を青抜き/黒抜きにして撮り比べたり、オートフォーカスでは甘かったピントを微調整したり。これらを複合的に実践できます。何とも使いでがありそうです。

難点を上げるとすれば、マニュアルフォーカスの調整は液晶モニタのすぐ上にあるND/FOCUSレバーを左右に傾ける方式なので、右手親指でレバーにテンションをかけるとカメラが微妙にズレやすいこと。ダイヤル方式だったらもっと良かったのですが。

ちなみにLX7には純正の水中ハウジングが用意されていないので、サードパーティ製の登場を待つことになります。香港のNauticamはきっと発売してくれるでしょう。

いずれにせよ私は買えないのですが、無事対応水中ハウジングが発売された暁には、私のお勧めカメラはCanon PowerShot S100からPanasonic LUMIX LX7に代替わりしそうです。

ニジギンポとニラミギンポ

ニジギンポ。

ニジギンポの横顔

ニジギンポの顔

よく穴ぼっこにすっぽり身を隠し、顔だけ出してこちらの様子を窺っていますよね。

近寄っても完全には引っ込まないので被写体として狙いやすいものの、前後にひょこひょこ動くので被写体ぶれして意外に撮りづらかったりします。

そしてニラミギンポ。

ニラミギンポ(横顔)

ニラミギンポ(頭)

こちらも同様。撮りやすそうなのに、なかなか上手くいきません。正面顔を狙ってもすぐそっぽを向いちゃうんですよね。

クマノミ写真の共通点

先日、仲間のダイバーと話をしていて、彼女は「クマノミを横から撮りたい」と言っていました。確かに私のストックを見返してみても、クマノミ写真はたいてい顔ばっかり。先日のセブの写真もそう。

ハマクマノミ
ハマクマノミ
クマノミ
クマノミ

なるほどクマノミ類はダイバーが寄ってきても逃げ回ることはせず、イソギンチャクの中からこちらの様子をうかがっているため、どうしても顔の写真が多くなります。彼女、いいところに気がついたなぁ。

スパインチークアネモネフィッシュ
このスパインチークアネモネフィッシュは全身っぽいけど、やっぱり顔がこちらに向いています。

でも幼魚なら横から撮れますね。警戒は大人の役目なのかな。

クマノミの幼魚
1cmぐらいの幼魚

マンダリンフィッシュ

20mmに満たないのマンダリンフィッシュ(ニシキテグリ)の幼魚。

マンダリンフィッシュ(ニシキテグリ)の幼魚
ヒルトゥガンにて撮影

ニシキテグリは夕方の時間帯にしか姿を見せない地方も多い中、セブでは午前中から見られたりします。

セクシーシュリンプは毛深い

イソギンチャクモエビ。英名はセクシーシュリンプ。いつもお尻を振っているので、そう名付けられたようです。

セクシーシュリンプ

生息数も多く、ある種のイソギンチャクに高確率で住み着いているので海では見つけやすいものの、体長20mmかそこらなので私もまじまじと観察したことはないのですが、こうして見ると触覚付近に無数の毛が生えていますね。何かの感覚器なのでしょう。

セクシーシュリンプのアップ

ちなみにキューバあたりでは毛深い女性が美人とされているようですよ。

オランウータン倶楽部

先日、オランウータンクラブの面白い生態を目撃しました。

オランウータンクラブ
オランウータンクラブとはよく名付けたもので

ほじほじ君を使って写真が撮りやすい位置に誘導していたところ、急に手足を縮め、マリモ状の球体になってふわりとエスケープ。 ほどなく数十センチ離れた場所に着地すると、全部の手足を同時にシャキーンと伸ばし、一瞬にしてカニの形に戻りました。

Olympus OM-D用の水中プロテクタが微妙すぎる

今週末、920hPaというとてつもない台風が沖縄本島を直撃しそうな気配。波高12mなんて予報も。さすがのプレフリもしばらくはお手上げのはず。

街では街路樹が倒れたりするでしょうが、大事に至らないでほしいものです。


アンサー野本の水中天国 Vol.16が公開されました。今月2本目ですね。気合い入ってるなぁ。

今回紹介するのはOlympus OM-D用の水中プロテクタ(水中ハウジング)「PT-EP08」とマイクロフォーサーズ用ズームレンズ「ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」。

このレンズは35mm判換算で24〜100mmと水中使用では特に何てこともない、まあまあ広角のズームレンズですが、「マクロモード」とやらが付いているそうで。あくまでもモードなので最大撮影倍率も0.72倍止まりですが(通常、マクロレンズだとフルサイズ判なら1.0倍、APS-Cなら1.5倍)、上手く使えば面白いマクロ写真が撮れるでしょう。

ただし、動画の中でも触れられているようにカメラとプロテクタの仕様が…。

プロテクタにカメラをセットする際、なぜかストロボを畳んでおく必要があり、その状態でストロボを光らせるのは強引すぎます。しかもそのために特殊な設定を要するなんて、ヒューマンインターフェースの考え方からして邪道中の邪道、下の下。設計思想や開発力すら疑ってしまいます。

近年、Appleがどうしてここまで躍進できたのか、未だに理解できていないようですね。もはや「扱いが難しい高機能製品」は「簡単で必要十分の製品」に惨敗するのは周知の事実なのに。

私は以前からOlympusのカメラは使いづらい、ユーザーフレンドリーではないと思っていたのですが、その点をまた再認識させられました。

折しもOlympusは資本提携先の選定が難航しているようですが、引く手あまたの医療機器部門はともかく光学機器部門の先行きは不安です。個人的にはテルモがベストパートナーだと思うものの、その場合、不要な光学機器部門は他社に売却でしょうね。

そうそう、野本さんが撮影した動画に映っている魚はバンガイカーディナルフィッシュ。ならば撮影地はインドネシアのレンベですね。今私が一番潜ってみたい海です。

Eye-Fiカードは時限爆弾か?

先日のダイビングツアーの1ダイブ目。エントリ後30分ほど経過した時にまたEye-Fiカードがエラーを起こしました。先々月の沖縄と同じ現象です。

困ったことに私のNikon D7000カメラは2枚刺しのSDカードの片方がエラーになるとその後は撮影もプレビュー確認もできません。おかげでニシキテグリの成魚(個人的には久しぶり。どこも隠れていない全身を見たのは15年ぶりぐらいかも)なんかを撮りそこねてしまいました。Eye-Fiカードはさながらカメラをフリーズさせる時限爆弾のようです。

ヒルトゥガンのカエルアンコウ
このカエルアンコウを撮った後にエラー発生

しかたなくExit後にボート上でハウジングを開け、Eye-Fiカードを取り出して16GBのSDカードのみの構成に変更。Eye-Fiカードに割り振っていたjpegファイルはRAW画像と共にそちらに保存することになります。

ハウジングを開けたからにはまたセッティングのし直しです。Oリングを外してグリスアップし、ハウジングの接合部からゴミの類いをふき取って再セット。そもそも水没リスクを高めるこの手間と作業を最小にしたいがためにEye-Fiカードを導入したのですが…。

結局、三日ともダイビングが終了した際にハウジングを開け、SDカード使ってiPadに画像を転送するはめに。iPad用のSDカードリーダー、持っていっててよかった。iPadに転送してしまえばその日の内にガイドと一緒に確認できますんでね。

後日、Eye-Fiのメーカーに事情を伝えたところ交換してくれるそうな。購入から1年以上が経過しているし、再現性も不明なのですがね。

もうEye-Fiカードを使うのはやめようかと考えていたものの、それだったらもう一度信じてみてもいいかな。正常に動作する限りは便利なのは間違いないので。だったら沖縄の件の直後に問い合わせればよかった。

本当はNikonがファームウェアを更新して、エラーのSDカードスロットをメニュー操作で切り離せるようにしてくれるといいのですが。Nikonのユーザーサポートには二ヶ月前に伝えてあるものの、少なくとも現時点では対応してくれてません。

Nikon 1かCanon EOS Mか

アンサー野本の水中天国 Vol.15が公開されています。今回紹介するのはZillion製のNikon 1 J1/J2用水中ハウジング。9月発売だそうな。

このハウジングで注目すべきはマウントアダプタを介して一眼レフ用のAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDレンズが使えること。Nikon 1はセンサーサイズが小さいため、162mm相当の画角で写せます。水中天国でもゼブラガニのどアップなど多津丸さん撮影の作例が紹介されていますね。

ちなみに私のカメラ(Nikon D7000)はAPS-Cなので105mm Microレンズで157mm相当。より大きくて重いレンズを使いながら倍率では負けてます。

しかも60mm Microレンズなら105mmより10cm以上被写体に接近できるため、私が知る限りNikon 1 J1/J2は最大の撮影倍率が得られる水中カメラセットです。もちろんコンデジでズームを掛ければもっと拡大して写せるものの、その場合は手ブレも拡大されてしまいます。私の過去の経験だと3倍ズームが限度でした。

さて、来月にはCanon EOS Mが発売になります。こちらもマウントアダプタを介して一眼レフ用のEFマウントのレンズが使えるようになっています。ならばEF-S60mm F2.8 マクロ USMレンズあたりをセット可能な水中ハウジングが発売されるでしょう。差し当たりNauticamの製品はDEMA Show(11月の14日〜)でお披露目かな。

ただし同じ60mmクラスのマクロ(マイクロ)レンズでもCanon EOS MのセンサーはAPS-C(Nikonのそれよりはやや小さい)なので96mm相当。EF100mm F2.8L マクロ IS USMを使えば160mm相当になりますが、60mmの場合よりも被写体から10cm余計に離れなければなりません。

もっとも、撮影倍率が大きいということは、レンズで捉えた像の中央しか記録できないということの裏返し。せっかく周りが良いボケ味をかもしだしていても容赦なく捨てることになります。

よって、この二択の場合にどちらを選ぶかは写真撮影の指向、スタイル次第。

  • 価格優先 ⇒ Nikon 1 J1/J2(Canon EOS Mはダブルレンズキット以外はストロボ別売)
  • スーパーマクロ指向 ⇒ Nikon 1 J1/J2
  • 画質優先 ⇒ Canon EOS M
  • 先々、フィッシュアイレンズで動画も録りたい ⇒ Canon EOS M (Nikon 1ではせっかくの外側の湾曲を捨ててしまう。超広角の中央だけを写すのはナンセンス)

といった感じでしょうか。私なら高画質かつ何かと無難なCanon Mを選びますが、もちろん好き好きです。いや、Canon EOS Mの将来機種を待つかなぁ。きっとEVF(電子ビューファインダ)付きの上位機種が出ると思うので。

ちなみにNikon 1 J1/J2にはNikon純正の水中ハウジングも発売されますが、レンズポートが固定なので気合いを入れて写真が撮りたければ止めた方がいいでしょう。

偽ギンガハゼ

今週末の沖縄、強烈な双子台風に見舞われそう。特に15号の方は940hPaかそれ以下の勢力でもって本島の西海上を抜けていきそうな感じです。台風が去ってもしばらくは濁りやうねりが残るのでしょうね。

聞くところでは、実は8月は個人経営のダイビングショップは割と空いているらしいのですが(混んでると思って8月は避けられがちなため)、そういうのを狙って予定入れなくてよかった…。


こちらは先日のリロアン(マクタン島の北西の方)で撮ったシュリンプゴビー。

フタホシタカノハハゼ
ギンガハゼだと思ってたものの…

黄色いし顔に斑点もあるので、てっきりギンガハゼだと思って撮っていたのですが、写真を見返してみるとどうにも違和感が。そう、背びれの模様が明らかに違います。 ギンガハゼなら頬っぺだけでなく背びれにも斑点があるはずです。

ギンガハゼ
前日に撮ったギンガハゼ。模様だけでなく背びれの形も違いますね

図鑑で調べたら、上の写真の魚はフタホシタカノハハゼという種類らしいです。

私は先にギンガハゼを覚えたので、何だか偽ギンガハゼっぽく思えてしまいますが、まあギンガハゼが偽フタホシタカノハハゼとも言えましょう。

なお、フタホシタカノハハゼの腹びれはなかなか美しいです。

フタホシタカノハハゼ(正面)
フタホシタカノハハゼ(正面)

イソコンペイトウガニ

美白のイソコンペイトウガニ。

イソコンペイトウガニ

この通り素っ裸の個体。 でも写真を撮っていたら、急いで取りつくろうかのように慌てておべべ(海藻)を身にまとい始めました。年ごろのレディーだったのかも。

イソコンペイトウガニ(装飾中)
黄色いのが海藻の切れっ端

かっこいいヤドカリ

アカホシカニダマシ。

アカホシカニダマシの横顔
ガンダムに出てくるビルアーマーの試作機みたい

見るからにカニっぽいですがヤドカリの仲間。タラバガニと同じですね。

アカホシカニダマシの頭
やや失敗の写真。ピントが手前側の目に合ってないから

ついでにこちらはオーソドックスなヤドカリ。

オーソドックスなヤドカリ
セグロサンゴヤドカリ

リゾートホテル評(La Place Guesthouse編)

先日のセブ・マクタン島で利用した宿はLa Place Guesthouseagodaを使って1泊2,000円弱(朝食付き)で予約。もちろんフィリピンなので探せばもっと安い宿も多々見つかるわけですが、私が使うダイビングショップの近くだとそこがもっともリーズナブルなので(アネモネリゾートのファンルームは除く。夏はクーラーありが必須条件なので)。

La Place Guesthouse

私はゲストハウスは初めてだったのですが、ホテルとはいろいろと勝手が違いますね。

まず、チェックインの手続きはagodaで発行されたバウチャーのプリントアウトを渡して終わり。フロントらしき構えも見当たりません。あるのはレストランと併設のBARだけ。お金関係は離れの調理場兼事務所兼住居みたいなところで管理しているようでした。もちろんルームキーも預かってくはれません。まあ、それはありがちだけど。

ゲスト用の建物は1Fがレストランで2Fが客室(8部屋)とこぢんまりしています。ちなみに3Fは工事中で剥き出しの鉄筋が天に向かって生えている状態。いつか増築されるのでしょう。

部屋の内装は至ってシンプル。ベッドの他にはテーブルと整理棚があるだけ。サービス品はペットボトルの水2本と石鹸、シャンプーなど。もちろんテレビや冷蔵庫、セーフティボックスなんかはないものの、クーラーと扇風機は完備されています。

部屋の内装(ベッド)

部屋の内装(窓側)

部屋の内装(整理棚)

トイレとシャワーは共同でそれぞれ4個ずつ。シャワールームはスポーツクラブによくある電話ボックスみたいなタイプです。ただし、お湯が出るのは奥の二室のみ。私は手前から順番に使っていったので、お湯シャワーに巡り合えたのは三回目からでした。まあ、気候的には水だけでも辛くはないけど。

シャワー&トイレ

シャワールーム(お湯)

ちょっと驚いたのはチップを受け取ってくれなかったこと。何となくゲストハウスってところは室内サービスはないのかと思っていたら、ダイビングで外出中に清掃とベッドメイクをやってくれていたので、翌日枕元にチップを置いてから潜りに行って帰ってみたら、そのまま棚に置かれていました。感謝の意を拒絶された気がしてちょっとショック。規定の料金以外には受け取らないという方針なのでしょうかね。まあ「チップもくれないような奴」と思われるよりはいいか。

そういうわけなのでチェックアウトの手続きもありません。宿泊代は事前にagodaに支払い済みだったし、BARでの飲み代も都度払いしてたので。そもそも精算が発生しないようになっているのでしょう。

なお朝食はこんな感じでした。

朝食の例

4泊の滞在中はおおむね快適に過ごせたのですが、難点はレストランが7:30からしか開店しないこと。ダイビングショップのピックアップが早いときは間に合いません。前日に頼んでおけば少し早めてもらえるかもしれませんが。

立地的には、斜め向かいにマリバゴグリル(日本人観光客がよく行くフィリピン料理店)、並びにコンビニとゴールドマンゴー(韓国人経営のイタリアンレストラン。ややこしい…)なんかがあり、割と不自由しない感じです。私としてはまた使ってみたいと思える宿でした。

イー・モバイルのLTEエリアになったけど…

昨日、小田急線の新百合ヶ丘駅近辺がイー・モバイルのLTEエリアに入りました。

イー・モバイルのエリア情報を見ると自宅もエリア内に変わっています。ということで帰宅してスピードチェック。

変わりませんね。金曜日の夜で下り7.5MB程度。「あれっ?」と思いルーターの液晶表示を見ると「3G」のまま。私の自宅は圏内でありながら取り残されたようです。

イー・モバイルルーターの液晶

まあ、ありがちな話。人口カバー率ってやつは確か「役場で電波が入れば、その役場の管轄エリアを総取り的にカバーと見なしていい」というものだったはず。

イー・モバイルLTEの人口カバー率

もっとも常時4MBも出ていれば通常のWeb閲覧には十分すぎるものの、OSのアップデータやPodcastのダウンロードには速い方が快適なのですよね。

さて、この先自宅でLTEが有効になる可能性があるのかどうか。もはやLTE対応地域扱いなので、拡充途上の地域よりも対処の優先度は下がるのではないかと。だとすると残念だ。


さきほどルーターを再起動するとLTEと表示されました。私の自宅も届いたようです。でも速度は下り1〜2MB。それまでの3Gよりもはるかに劣ります。ひょっとして安定運用できるようになるまでチューニングに時間が必要なのかな。

クローズアップレンズを見分けやすくしてみた

私は水中カメラセットとともにINONのクローズアップレンズUCL-330とUCL-165M67を1個ずつ携えて潜ります。

たいていはハウジングのレンズポートにUCL-330(低倍率の方)を、フロートアームに付けたレンズホルダーにUCL-165M67を装着してエントリし、必要に応じて付け替えるわけです。20mmかそこらの生物をどアップに写すためには必須のアイテムなので、私の作品作りの生命線とも言えましょう。

スイートジェリーミドリガイに似たウミウシ
スイートジェリーミドリガイに似たウミウシ。 UCL-165M67を使うと小さな生き物が巨大なウルトラ怪獣のように映ります

ただし、困ったことにUCL-330とUCL-165M67は同じ形状なので一見して見分けがつきません。いや、よく見ると型番が書かれたペイントの位置が違うし、レンズ面を覗き込めば明らかに拡大率が違うのですが、ぱっと見では同じ外観なわけです。

また、最初の内は、どちらを付けてどちらをレンズホルダーに収めているかも把握できていますが、撮影が佳境に入ってUCL-330とUCL-165M67を何度が付け替えたり、ホルダーに戻す暇も惜しんで(ねじ込み式なので数秒掛かってしまう)砂地に置いたり、手のひらに抱え持ったりすると、どちらを使っているのか記憶が怪しくなってきます。

そこで簡単に見分けられるように工作してみました。 まずは100均のキャン・ドゥで以下のシールを購入。

株式会社スガタのウレタン樹脂シール
もちろんどちらも100円商品です

そして以下のように貼り付けました。下段の文字がシールです。

シール貼り付け済みのレンズ
特に白い方は歪んじゃったけどまあいいや。見栄えではなく実用性重視

水中では白い字が見えたらUCL-330、赤い字が見えたらUCL-165M67。手で触って文字数が多ければUCL-330、少なければUCL-165M67です。リゾートの海がメインの私はグローブを着用しないので、点字のように指で触れれば見なくても把握できます。

そう、このシールの利点はエンボス化工されていて触った感触があること。しかも意外に接着力が強く、海中に持ち込んでもなかなか剥がれません。というか陸上でも貼り直しが難しいぐらいにくっつきます。そのため私はマスクやシュノーケル、水中ハウジングなどにもこのシールで名前を書いています。私の中で密かなヒット商品です。ダイビングショップでも仕入れるといいかも。

ePubの不適切な使われ方

今月、ONE PIECEの第67巻が発売されました。発売日に買ってその日のセブ行きの飛行機内で読んだ私の感想は「また話を広げるのかよ」。果たして「JOKER」とは誰なのか。海軍もしくは政府に相当強い権力を行使できる人物だから、既出なら赤犬か五老星か、それともやっぱり新キャラなのか…。

何年後かのクライマックスに向けて何度か山を作らなきゃならんのでしょうが、もう作品長すぎ。そろそろ脱落しかけてます。


さて、今回はePubの話。電子書籍の標準規格のあれです。

ONE PIECE電子書籍のバナーONE PIECEには電子書籍版もあります。購入・閲覧環境の一つはYahoo!ブックストア、もう一つはBookLive。BookLiveの方はコンテンツのコンテナ(フォーマット)にePubを採用しています。ひょっとしたらYahoo!ブックストアもそうなのかな。

ただし、いずれも専用ビューワーで表示する仕様。そのアプリの挙動が怪しいからといってiBooksやStanzaなど思い思いのePubビューワーで読めたりはしません。

また、個々のコンテンツは容易には取り出せないようになっています。仮に取り出せてもガッチガチのDRMが掛かっているはず。当然ですよね。誰かが鍵を外してコピー版のePubが大量に出回ろうものなら、その販売業者は莫大な額の損害賠償訴訟を喰らいかねないので。「世は大海賊版時代。ONE PIECEだけに」ってわけにはいきません。

でも、この使われ方だとePubと言いつつも独自フォーマットと何ら変わりありません。ePub最大のセールスポイントである普遍性(プラットホームをまたいで好きなePubビューワーで読める)は一切享受できないのだから。

いや、専用ビューワーを作る方にはDRM以外のデータフォーマットを自分で考える必要がないというメリットがあります。でもそれはあくまでも作り手、提供者側の都合にすぎません。

ユーザーにePubとしての有益性を提供できないのであれば、たとえコンテンツの構造がePubの規格に則って作られていてもePubとうたうのは不適切。というか半ば悪質だと思います。標準規格を名乗ってさも永続性が保障されるかのように見せかけておきながら、ある日業者がサービスを停止しようものならユーザー認証が通らず、以後は一切読めなくなるわけで。

よって本来ならIDPF(ePubの所管団体)はePubとうたうための条件を明確に規定すべきですね。例えば以下の条件を満たしている場合のみePubと表記していいとか。

  • 特定のデバイス、ビューワー、サービスに依存しない

・少なくとも資本関係がない機関が提供する複数種類のビューワーで閲覧できること

・ユーザーがどのePubビューワーで読むかを選択できること 

つまり、中身がePub準拠であっても独自のDRMや囲い込みをした時点でePubと表記する権利を失うような。じゃないと将来に禍根を残すことになりそうです。 もちろんePubを独自拡張してePubとうたわずに展開するのはOK。Appleは実際にそうしていますし。

水中撮影でフロートの効果は絶大

先月のリロアンでは怪我をして潜れなかったものの、講習用の海水プールで水中カメラセットの浮力を確認できました。あらかじめプールの中で仲間に受け止めてもらうよう頼んでおいて、中華フロート3個(以前より900gの浮力アップ)を付けたカメラセットから手を放すと勢いよく沈んでいきます。私はそんなカメラセットで片手撮りをしていたのか…。そりゃ肘も痛めるわけだ。

ビニー ABS製 水中A型フロート(底曳)新宿の水中カメラ専門店アンサーでは追加の中華フロートを貰えますが、そうやって数を増やすとかさばるので、代わりにこちらのMサイズ2個を取り寄せてもらい購入しました。2個で4,000円。世話になっているお店なので微力ながらたまには売り上げにも貢献しないとね。

これで+1.2kg、INONのフロートアーム M×2本と合わせて計1,470gの浮力が得られます。直径11cmの球体二つなので水中でもスーツケース内でもさほどかさばりません。浮力的にはLサイズ1個でもよかったのですが、直径が14cmありスーツケースに入れるには厳しそうだったのでパス。

そして今月のマクタンではこの構成でぶっつけ本番の撮影に臨みました。浮力具合は手を放すとゆっくり沈む感じ。理想的ですね。変に中性浮力を目指すとカメラを水底に仮置きした際(カエルアンコウにBCDに潜り込まれて脱着する羽目になった場合など)に流されかねないので、やや重いぐらいがベストです。

ちなみに不要になった中華フロートは別の人に譲るべく返却しておいたので、もしカメラセットの水中重量を軽くしたいなら新宿西口のアンサーで貰ってくるといいですよ。早い者勝ちです。漂着物の再利用なので次の入荷の目処もないし。

さて、水中カメラが軽いと、たとえばうねりがあるときに左手で岩を掴んで体を固定し、右手だけで撮影できます。しかも長時間OK。手振れ防止にも有効です。さすがにマニュアルフォーカスは使えませんが。

トゲツノメエビ
うねりの中で片手撮りしたトゲツノメエビ

ならば壁面から横向きに生えたシーファンのピグミーシーホースの片手撮りも楽になります。同じく、ムチカラマツに住むエビ類やガラスハゼを撮る時は左手でムチカラマツを摘んで固定できるし、ダンゴウオの場合も海藻を左手で摘めば撮りやすくなるはずです。

私はそこそこパワフルなため無関心でしたが、水中写真の腕前を向上させる重要なポイントの一つがカメラセットの水中重量だということに今さらながら気づきました。マクロ撮影の場合、両手が使えないことも多いですしね。

私の水中カメラセットもようやく完成に近づいたようです。

英語留学ならセブがお勧め

ダイビング仲間の一人がフィジーに英語留学に行っています。

フィジーといえば私が長年憧れている食材「バロロ」が獲れる国。バロロは珊瑚の産卵のように、一年の特定の時期(確か10月末前後)にだけ海底からわき出てくる珍味。島の漁師総出でボートを出し、シラスウナギのようなそれを大騒ぎしながら捕獲してその場で食べるのだとか。

日本人としては、白米のご飯を持参して獲れ獲れのバロロを乗っけて醤油をかけて食べるると絶品だそうな。自然相手なので短期の滞在だと難しそうだけど、いつか食ってみたいものです。


さて、フィジーへの語学留学ですが、私はあんまり良い評判を聞きません。何でもホームステイの場合、ホストファミリーによって生活環境に当たり外れが大きいのだそうな。当たればいいものの、当たらなければ一ヶ月かそこらでギブアップして帰国なんてケースが多々あるのだと。

例えばインド系フィジー人の家にホームステイすると、昼間に長々とティータイムを取る習慣があるため夕食が22時~になるそうです。たとえ順応できても太りそう…。

他にも出される食事が連日お芋さんだけ(現地だとタロ芋かな。味ないよね)ってことすらあるそうで。どうやら語学学校から謝金が出るため貧しい家庭ほど留学生を受け入れたがるという事情がそうさせているようです。フィジー自体はのんびりとした良い国らしいのですがね。

セブで語学留学という具合でフィージーからは散々な思いで帰ってくる人が少なくないと聞くので、私が代わりの留学先としてお勧めするのがセブ。近年、画面越しに会話するバーチャル英会話レッスンの接続先はたいていフィリピンだとも聞きますし。

セブの英会話学校、安いところでは学費・合宿費(相部屋だけど)込みで一ヶ月$1,000なんてところもあるそうです。まあ、相場は12〜17万円ってとこらしいですね。ホームステイにこだわらなければそういう短期留学もいいのではないかと。セブなら日本から近く、望めば都会的な生活もできますしね。

ああ、私もそうしたいものです。もう少し英会話能力を鍛えておけば世界中のどこに潜りに行っても不自由が減るので。

他にも、将来仕事をリタイヤした後、少ない蓄えで暮らすために物価が安い途上国に移住、適応するってのも有効です。今どきWebでもって日本の事情もほぼリアルタイムに把握できるし。

まあ、そうじゃなくとも春の花粉症がなく、夏は東京より涼しく、冬も冷え込まないフィリピンに住むってのは魅力的なので、来年の花粉症シーズンに短期留学を考えてみようかな。ほんでもって週末ごとに潜りに行くと。

危険生物

私の中で海で特に警戒すべき生物の2番目がこいつ、モンハナシャコ。

モンハナシャコ

ちなみに1番はゴマモンガラ。何しろ凶暴かつ執拗だから。

3番はミノカサゴです。ミノカサゴ、岩場で写真を撮っている時に、ふと見るとそばにいたりするのですよね。しかももう少しで毒のヒレが触れそうって位置に。追い払おうにもなかなか逃げないし。

ミノカサゴ

もちろんイモガイやオニヒトデやらは殿堂入りクラスなのでランキングから除外してあります。

で、モンハナシャコ。鋭い牙や毒があるわけでもなく一見無害。たいていは巣穴に半身を隠しているし、襲いかかっても来ません。でも、だからといって接写を狙うと強烈な打脚の一撃を喰らうわけです。ハンマーを繰り出すかのようなシャコパンチは水槽のガラスやアクリル板を割るほどの威力があると言われています。だったら水中カメラのレンズポートにもヒビぐらい入り兼ねないですよね。

どアップを狙って不用意に近づいたらクローズアップレンズなりハウジングのレンズポートを割られ、ヘタすると水中ハウジングとカメラが水没ってことに。やっぱり危険だ。

eチケット

航空券のeチケットって味気ないですよね。そして頼りないですよね。適当なプリントなのに、ちゃんと飛行機乗れるのかと。もちろん乗れるのですが。

まあ、よく見かける紙っぺらはeチケットの控えというか発行のお知らせみたいなもの。eチケット自体は各航空会社のシステム内に記録として存在しているわけです。

だから、チケット番号と名前、最悪名前だけ(同姓同名を見分ける情報は必要だとしても)でも解れば照合できるはず。紙っぺらは無くしても何とかなるんじゃないかと。

でも、元来小心者の私なんかは外国のチェックインカウンターで「もっと正式な書面を提示せい」なんて言われたらどうしようなどと考えてしまいます。

せめて冒頭に「eチケットの控え」なんてデカデカと書いてくれると良いのですが(旅行社から貰う控えには、それっぽいロゴや文面が入っていたりしますよね)。

eチケットの控え
先日の旅のeチケット情報はメールで届いた簡素なテキストのみ

星空のワラエビ

ホシゾラワラエビ。

ホシゾラワラエビ1

かつては単にムギワラエビ、あるいはオルトマンワラエビと混同されていたものの、最近になって標準和名がホシゾラワラエビに変わったそうです。

ホシゾラワラエビ2

今回は奥まったところにいたのでフラッシュ光が十分届かず発色がいまいち。次回は赤々とした姿を撮りたいものです。

ブルーコーラルはブルーコーラルにあらず

セブ・マクタン島のマリバゴ地区に新しいリゾートホテルが建ちかけていました。ビーチ沿いではないもののスパなんかを充実させるそうで。ホテル名は「ブルーコーラル」だそうな。

ブルーコーラルと聞いてピンとくる人はセブ通ダイバー。同じくマリバゴ地区にあるセブ・ホワイトサンズというホテル内のダイビングショップがブルーコーラルなので。池袋のマリンダイビングフェアに毎年ブースを構える名店ですね。

ブルーコーラルの看板

で、ダイビングショップのブルーコーラルとホテルのブルーコーラルの関係はというと、これが無関係なのだと。名前をパクられた形です。よりによってご近所のダイビングショップからパクるとは。いや、老舗の名前だからあえてそうしたのかな…。

マリバゴ地区の地図
下の赤丸の場所のマーケットを潰してリゾートホテルを建てているとのこと

ホテルの完成とオープンは来年以降でしょうかね。ややこしくなるなぁ。ま、頼んだ運転手が行き先を間違えても直線距離にして約500mのご近所だけど。最初のうちはホワイトサンズホテルの中に案内されそう。

カエルアンコウにはご注意

海底の岩やカイメン、漁網なんかに同化して動かないカエルアンコウなら大丈夫ですが、岩陰に潜んでいるベニカエルアンコウの類いには要注意。

ほじほじ君などでつっついてちょっと出てきてもらい写真撮影に興じていると、連中は決まって私の顔に向かって泳いで来ます。せっかくだからとじっと見ていると、そのままBCDの隙間に逃げ込むのですよね。首とか脇とか。

カエルアンコウ1
私のBCDに潜り込んだ個体

しかたなく海底でBCD脱着。おそらく20年ぶり、最初のライセンスを取った時以来だ。

カエルアンコウ2
この個体も向かってきたなぁ。人間を捕獲者だとは思ってないのだろうか?

カエルアンコウが顔めがけて飛んで(?)きたら、自分が避けるか捕まえて戻すかしないと面倒なことになります。ヘタすると船の上や陸に持ち帰ってしまうし。

Mountain Lion→Lionへダウングレード

OS X Mountain Lionを2週間ほど使ってみたものの、現段階ではデメリットの方が多いとの結論に至り、OS X Lionにダウングレードしました。

決め手はApertureの写真をiPadに同期できなかったこと。iTunesで写真動機の設定にApertureを選んでも「ライブラリが見つかりません」だと。

しかたなく喫緊に人に見せるはずだったセブでの写真は一式をフォルダに書き出し、個別のフォルダとしてiPadと同期させるはめに。その際、過去に同期済みの写真はiPadから消されてしまいました。

写真の同期はMountain Lionのせいとは言い切れなかったので、ひとまずiMacのMountain Lionの環境は残し、外付けHDDにLionの環境を作りました。さらにLion側のApertureからMountain LionのApertureライブラリを参照します。そしてiTunesを使って同期。するとLionでは上手くいきますね。やっぱりMountain Lionのせいだったようです。

途中、LionのiTunesが古く、なぜかアップデートも効かなかったものの、幸いiTunesはAppleのサイトから無償配布されているので、それをダウンロードすると自力でアップデートできました。

ということでMountain Lion、次のアップデータが出るまで封印かな。そもそもOS Xはとっくに完成の域に達していて、小ネタ的な新機能がてんこ盛りになっているだけで、最新OSにアップグレードしなくても何ら不自由はしないのですよね。

むしろAppleの新OSではFront Rowのように人々が慣れ親しんでいた機能がバッサリ切り捨てられることも少なくないし。

まあ、良くも悪くもAppleの気まぐれに振り回されるのがApple製品ユーザーの宿命ですからね。

ガンガゼエビの右手は?

こちらはガンガゼエビ。体長は3cmぐらいですね。

ガンガゼエビ1

見ての通り、左のハサミしか見えません。まあエビ・カニ類は片方のハサミを失った個体も少なくないですからね。また生えてくるのだけど。

でも真相はこうでした。

ガンガゼエビ2

もう片方のハサミは極端に小さいようです。デカいほうがディスプレイ用で小さい方が日常生活用でしょうかね。

Jetstarは怖い

ジェットスターのロゴセブのダイビングショップで聞いた話。

この春、とあるゲストがJetstarの成田→マニラ便を使ってセブ入りした際、マニラ空港で機内預け荷物を待っていたものの一部の乗客の分が一向に出て来ず。どうやらコンテナ丸々一個が行方不明になったそうです。どういう管理をしているんだか。

そのゲストはしかたなくセブで衣料や日用品を買い求め、急場を凌いだとのこと。まあ、そうなりますよね。

日本のJetstarに状況確認を求めると「管轄はオーストラリアになります。そちらに問い合わせてください」だと。しかも、一部始終の事情を伝え終わったときにオペレータが言った言葉が「機内に荷物をお忘れになったということですか?」だったそうで。一番イライラさせられるパターンですね。こちらが言ったことを間違って理解しているという。これは教育が出来ていない以前の問題。聞き取りと把握能力がおぼつかない人員を割り当てているわけです。

結局、数日経ってから「お荷物がマニラに到着しました。受け取られますか?」の連絡があったのだと。その人はたまたま9日間の日程でフィリピンに来ていたので帰国の際にマニラ空港で回収できたものの、もちろん一切を使えずじまい。短期日程だった人は帰国後にどうにかして受け取るという羽目に。

そういやJetstarは成田からの国内線就航の初日早々トラブっていましたよね。LCC特有の脆さ以外にもシステム的な欠陥を抱えた航空会社のような気がしてきました。

Jetstarには「マニラから近いアニラオや沖縄に安く行かれるなら…」と期待していたものの、これほど評判が悪いのでは…。

当分、利用しないでおこうと思います。

長距離・中距離・短距離

私はINONのクローズアップレンズUCL-330とUCL-165M67を携えて海に入ります。そして先日のリロアン(マクタン島に近い方の)ではカニハゼ(体長約50mm)で撮り比べてみました。

素の状態の105mmマイクロレンズ(マクロレンズ)ではワーキングディスタンス(レンズ端から被写体までの距離)が20cm以上必要です。言い換えると20cm以内に近寄ったらピントが合いません。よって長距離撮影用ですね。

カニハゼ(素の105mmマイクロレンズで撮影)
素の105mmマイクロレンズだけで撮影。迫力が足りませんよね

そこでUCL-330を装着すると10cmぐらいまで寄れるようになります。それでいてピントが合う距離も前後数cmの幅があるので非常に使いでがいいです。中距離撮影用。多くの場合、私のデフォルト構成です。

カニハゼ(UCL-330を装着して撮影)
UCL-330を装着して撮影したカニハゼ。 尾びれが見切れているけど、全体的にいい感じです

そしてさらに近寄りたい場合はUCL-330からUCL-165M67に換装します。これだと5cmぐらいまで寄れるもののピントが合う範囲も前後約1cmに限られてしまうのでシビアです。短距離撮影用。

カニハゼ(UCL-165M67を装着して撮影)
UCL-165M67を装着して撮影したカニハゼ。 ピントが手前の目の1mmぐらい奥に合っちゃっているような…


訂正:

ここに書いているUCL-330関連の話は間違っているようです。後日確認したところ、105mmマイクロレンズとUCL-330の組み合わせでは、焦点距離を縮める効果はほとんどなさそうなので。

よってUCL-165M67か、もしくはUCL-165M67+UCL-330を組み合わせで使えってことですね。

そろそろFacebookの止めどきかもしらん

unlike_icon

iPadのFacebookアプリには「知り合いかも?」というコーナーがあり、友達の友達が無作為に紹介されます。

今まではblogへの誘導にでもなればとあえてFacebookを初期設定のままで使ってきたのですが、日本でも急速に普及してきたおかげで最近では余計な繋がりまで見えてしまうようになりました。

確かに知り合いとして心当たりはあるものの、もはや疎遠になり、どうせならそのままにしておきたかった人が表示されたりすると、ついつい面倒くさい未来の出来事を連想してしまうわけです。

近ごろ特に欧州ではFacebookのアカウント数が目に見えて減っていると聞いていますが、その気持ちがよく解る気がします。

ということで、ここにきてプライバシー設定で情報の公開範囲を限定することにしました。差し当たりFacebook上では友達までに限らせてもらいます。友達申請もこの先は現役で交流のある人だけに限るつもりです。

そして、それでもうっとうしいと思うようになったらFacebookの友達をすべて切ってRSSみたいな情報収集のツールとして使っていくか、あるいはFacebook自体をやめるかも知れません。

ものもらいのスジモヨウフグ

いつもつぶらな瞳でニコニコしているスジモヨウフグ。

スジモヨウフグ(健康体)
いつも笑顔のスジモヨウフグ

でも、ときおり目の横にできものを持った個体を見かけます。

スジモヨウフグ(被寄生)
虫に寄生されて痛々しいスジモヨウフグ。 よく見ると瞳に私のカメラのストロボ光(x2)が映り込んでいます

このできもの、魚の生態に詳しい人に訊いたところ、寄生虫の影響とのこと。よってつまんで引きちぎってあげた方が魚の健康にはいいらしいです。今度やってあげようかな。

サイパン方面に不穏な動き

以下、セブ滞在中に小耳に挟んだ未確認情報です。 でもダイビング業界内では公然の事実らしいので本当なのでしょう。

この先、サイパンではダイビングショップを経営する上でグリーンカードが必須となるらしく、さりとて急には取得できるはずもないので、現地の日本人経営ショップはことごとく撤退モードに入り、続々と周辺各国への転出に動いているそうな。米国のルールだとも聞いたのでグアムも同じかな。

だとしたらこの先サイパンへのダイビングには行きづらくなるかも。いや、グリーンカード保持者(そんな人がいれば)やサイパン人経営のショップを使えばいいだけなのですが、おそらく日本人ガイドや日本語を話せるガイド、そして彼ら彼女らによる団体観光的な日本スタイルのダイビングサービスは減り、欧米で主流のバディダイブが多くなるでしょう。もちろんブリーフィングも英語。ことダイビングに限ればサイパンは日本人向けとは言えなくなりそうです。

まあ、私としてはサイパンの動向にはさほど関心もなく、セブに大きな影響が出ないことを願うばかり。観光客が増えて飛行機の便が良くなれば◯。ならずに航空券が圧迫されるなら×。新参のダイビングショップが増えて海が荒れるならそれも×。

サイパンのビーチ
サイパンではカラッと晴れるのでセブよりもビーチリゾート感は高いのですが、 海の中の賑やかさはセブには遠く及びません

リロアンで潜ってきました

先月のリロアンでは初っ端に怪我してノーダイブだったものの、今回のマクタンでのダイビング二日目にはちょっと足を延ばしてリロアンで潜ってきました。

マクタンのコンチキビーチからバンカーボートを走らせること約30分で目的地に到着。そう、セブ島南端のリロアンではなく、セブ島中東部の別のリロアンです。

ちなみに「リロアン」とは「渦」の意味らしく、フィリピンの地図には何ヶ所も見つかります。

確かこっちのリロアンでは牡蠣を養殖していて、1キロ40ペソ(約80円)とかで食べられるとのこと。

ただし今回のお目当ては牡蠣ではなくハゼ。潜るとふっかふかの白い泥地(粒子が細かく、砂の感触ではない。「シルト」と呼ぶらしい)のあちこちに何種類もの穴居性のハゼがわんさかわんさか、まさにハゼ天国。引っ込ませようが、いくらでも代わりが見つかるので、遠慮なく接近して撮影できました。

ケショウハゼ
ケショウハゼ
カスリハゼ
カスリハゼ
ニュウドウダテハゼ
ニュウドウダテハゼ。20cmぐらいあるダテハゼです
シマカスリハゼ
シマカスリハゼ。一点豪華主義的な背びれは蝶々か蛾みたい
シマカスリハゼ
こちらも多分シマカスリハゼ。地味だから雌かな?
テッポウエビ
巣穴作り中のテッポウエビ

Advilは強力

昨日の夕方から咽が痛くて、案の定今朝は38℃の発熱。平熱が35.5℃ぐらいの私には限界に近い高温です。ただし、普段まったく病気をしない私は薬の類いを常備していません。

でも今の私には先月ドゥマゲッティの救急病院で貰ったAdvilの試供品があります。

advil

痛み止めの薬らしいのですが、縫合手術の直後から普通に飲み食いできたので使う必要がなかったやつです。一応、薬剤師の友達に訊ねたら割と安易に飲んでも大丈夫とのことだったので、ちょうどいいから飲んでみました。

すると効果てきめん。数分後には唾を飲むのも辛かった咽の痛みがかなり和らぎ、熱も36.3℃まで下降。

ただし、その後の3時間は眠いのなんの。今日の午前中は仕事がちっとも捗りませんでした。Advilってそんな感じの薬なのですね。

花魁楊子魚の卵

オイランヨウジウオのペア。

オイランヨウジウオのペア

手前の個体がお腹に赤い卵を持っています。こちらがオスです。

オイランヨウジウオのオス

タツノオトシゴはメスがオスのお腹に卵を産みつけ、オスの体内で孵化させます。タツノオトシゴに近い仲間のヨウジウオの場合もメスがオスのお腹に卵を産み付けるのだとか。

トゲトゲツノツノメ

今回のマクタンでのダイビング初日、「何が見たい?」と訊ねられたので、すかさず「トゲツノメ」と答えました。トゲツノメエビ、ここ2年くらいずっと見たかったのですよね。

で、1ダイブ目、ヒルトゥガン島の近くのとある場所に直行。昨年の12月、ピグミーシーホースの団地に直行したのと同じパターンです。そうして、いきなりトゲツノメエビにご対面。やっぱ持つべきものは頼れるガイドへの伝手ですね。

ありがたいことにトゲツノメエビはピクミーよりもずっと浅いところにいます。しかも、この日はゲストが私一人だったのでトゲツノメエビだけを20分以上独占して撮ってました。

トゲツノメエビの雌
やや丸みを帯びているので雌らしいです

ちなみにトゲツノメエビはこんなサイズのエビです。

トゲツノメエビのサイズ
体長は20mm弱ってところ。私は撮ってて一番楽しい被写体サイズです

さらに三日目。この日は超ビギナーのゲストが二人。こういうときの定番コースもヒルトゥガンなので私も一緒に潜ることに。2ダイブ目、ビギナー達が30分かそこらで船に上がったらいよいよ私の時間。またトゲツノメエビを独り占めの撮影タイム。

トゲツノメエビの雄
こちらはトゲトゲ感が強いので雄

結局、足掛け二日で50分ぐらいをトゲツノメエビ撮りに費やし、200枚ほど撮りました。一人で来るとこれができていいのですよね。おかげで撮影のコツも掴めたし。

ただ大型の台風9号が行った直後だったので波は高め。水中もうねっていて体の固定は大変でした。トゲツノメエビ、海が穏やかなときにもう一度撮りに行きたいと思います。次は短時間でベストショットが撮れるはずだから2〜3人なら連れてってもいいかな。希望者がいればどうぞ。

エアアジアのチェックイン場所

先ほどセブから成田空港に帰国したら、税関を抜けてあの分厚い扉を出た右奥にエアアジアの国内線チェックイン場所を発見。最後発なため出発階ではなく到着階(第二ターミナル1F)にあるのですね。

エアアジアのチェックインカウンター

沖縄に行くときはこの機械でチェックインするのか。

ちょうど沖縄便の出発前だったのですが、まったくもって閑散としていたのは、火曜日なためか、まだまだ認知度が低いからなのか…。

安いんだかどうなんだか

5日間のバケーションなんてあっという間。もう帰国の日か…。

今回はセブのマリバゴグリルの斜め向かいのLaPlace Guesthouseに泊まってました。居心地が良かったんで一ヶ月ぐらいいたかったなぁ。

初日の話。今回はパックツアーではないので行動は自由。よって空港からよく行く定食屋に向かい、夕飯を済ませてから宿にチェックイン。

それからゆっくりカメラをセットアップしてもまだ21:30(日本時間の22:30)。さすがに寝るには早いので階下のBARにくりだすと懐っこいニャーがいました。和むよなぁ。犬も好きだけど猫も大好き。

BARのニャー
目つきが悪いけど、愛想のいい猫でした

で、BARでは目一杯短いスカートのお姉さんが応対してくれます。まあ、お色気うんぬんというよりは、そもそも暑いからかな。

サンミゲル・ピルセン2本とBORACAI RUMをグラスで5杯飲んで660というと1,200円ぐらいか。ピルセンが50ペソだったから2本で約200円。RUM一杯も200円ってとこ。RUMは酒屋で買えばその一杯分でひと瓶買えるけど、まぁ店で飲めばこんなもんかな。日本なら3〜4千円って感じ。両国の物価の差からして安いんだかどうなんだか。

BAR

以下、フィリピーナのバーテンダーとの英語での会話。出だしは彼女から。

「日本国でyouは何というの?」
「あなた」
「beautifulは?」
「きれい」
「アナタ、キラーイ」
「…」

夜の11時に10歳ぐらいのわらびんちゃーが集団で物売りに来るものの、「いらない」って言ったら素直に帰ってったし、私が腰を据えそうだと思ったのか、そそくさとモスキートコイルも焚いてくれて、居心地のいい店でした。

かわいいコイン

左の二つはフィリピンの小銭です。

ならは5ペソと10ペソかと思いきや、5センタボと10センタボだそうな。ドルの下のセントに相当するものなのでしょう。

1ペソが約2円だから、それぞれ10銭玉と20銭玉相当。

でも、物価の安いフィリピンでも、さすがに少額すぎるようで滅多にお目にかかれません。だったら使う機会もなさそう。

まあ、5センタボの方はかわいいので、ずっと持ってようかな。穴あき硬貨は世界的に珍しいと聞いてたけど日本だけじゃなかったんですね。

続・セブの定番お土産

私が年に何度かセブに行くことを知っている友人からよくお土産に頼まれるのがパパイヤ石鹸。私は美容関連の商品事情には疎いので、彼女の目利きを頼りにしています。言われるままに買ってくるのが一番ですね。

このパパイヤ石鹸、サイズが何種類かあり、小さいのは1個20円とかで買えるので、やはりたくさん買って配るのに向いています。

ちなみにグリーンパパイヤのバージョンもありますが、こちらはあんまり評判が宜しくないようで…。

セブの定番お土産

現在、セブ州のマクタン島に滞在中。一応、Wi-Fiが通っている宿に泊まっているはずですが、旅先でのblog更新は面倒なので予約投稿です。

セブの定番お土産といえば何といってもドライマンゴー。中でも7Dというメーカーのものが一番人気です。加工の品質が一番丁寧なのだとか。割と万人に喜ばれますよね。

日本でも成城石井とかで売ってたりしますが、現地で買えば一袋80円ぐらいです。

ちなみに私は甘いものがあまり好きではなく、ドライフルーツも苦手なので進んでは食べません。甘さが凝縮されている感じがして。

もっぱら人にあげるために買い込みます。

セブに避暑に行ってきます

東京はくそ暑いので今日からセブに涼みに行ってきます。気温はさほど変わらない(東京の方が少し高い)ものの湿度が低い分、あちらの方が過ごしやすいのですよね。まあ、実のところマイレージで行く関係で日程が限定されてこの時期になっただけですが。

ちなみにセブは東京よりも体感的に涼しいけど、インドネシアまで南下するとどうしようもなく暑かったりします。

さて今回は一人旅。無論、行きつけのダイビングショップ(もちろんミリ単位の被写体を見せてくれるマクロ写真派御用達の)を使います。運が良ければゲストが自分一人に対して目利きのガイド3人という体制で潜れるでしょう。レアだったりフォトジェニックな生き物が見つかる度に三方からお呼びがかかる嬉しい悲鳴のパターンですね。

前回も一人で行ったので、リクエストを出して2日連続でピグミー団地(8匹のピグミーシーホースが付いた1枚のシーファン)で粘ったり、体長15mmのニシキテグリの幼魚などを独り占めできました。

ニシキテグリの幼魚(15mm)
ニシキテグリの幼魚(15mm) 諸星大二郎さんの漫画に出てくる妖怪みたいな毒々しいカラーリング

マクタンの海はそれこそ沖縄と比べてもそういった生物の個体数が目に見えて多いのでマクロ写真の練習や作品作りにはうってつけ。私もあの海に通うことで写真の腕前を飛躍的に向上させることができました。それでもまだまだ修業中の身ですが。

先日、久しぶりに再会したかつてのダイビング仲間は「わざわざ海外にマクロダイビングに行くなんて」と言いますが、私からすると逆です。国内では望めないほど充実したマクロダイブが楽しめるからこそ海外に出向くわけです。水温が高く1ダイブ60分越えでも平気で潜っていられますしね。伊豆あたりで透視度が悪いがために消去法的にマクロダイブになるのとは根本的に違います。

てなわけで今回もいい写真がたくさん撮れますように。

小型デジタルスケール

小型のデジタルスケールを見つけました。コンパクトかつ安価ながら40kgまでの計量が可能です。

デジタルスケールの使用例

我々ダイバーは常々旅先に重たい荷物を持ち運ぶことになります。そして預け荷物1個あたりの重量が23kgを超えると超過料金を取られる航空会社も多いので、自宅やホテルでのパッキング時に荷物の重量を量れたら安心なわけです。

でも、この製品の難点はコンパクトすぎること。写真を見る限り、上部のハンドルには指2本掛けるのが精一杯。さすがに指2本に20〜30kgはシンドすぎるので、ハンドルにハンカチか何かを通して両手で持ち上げるような工夫が必要です。それと荷物を掛けるフックも小さいので、スーツケースの取っ手に掛けられるかどうか…。

もし、実用的な大きさのものが欲しいなら、こちらの製品なんかお勧めです。私も前モデルを愛用しています。

AirAsia就航

本日、AirAsiaが無事成田便の運行を開始しました。

そしてまたキャンペーン価格の航空券を売り出しています。

AirAsia 100円SALE

また、エクスペディアもAirAsiaを使ったツアーを限定販売します。

エススペディアのAirAsiaツアー

どちらも今夜0時からの早い者勝ちです。曜日が限られるにせよ100円券は取りあえず目ぼしい日程で押さえちゃうといいんじゃないかと。キャンセルしても財布には響かないし。

Mountain Lionは未完成品?

mountain-lion-hero先週発売されたOS X Mountain Lionを自宅のiMacとMacbook Airに入れてみました。そこで気づいた点をいくつか。

Facebook設定はどこ?

今回、TwitterやFacebookとの連携がOSレベルでサポートされたと聞いていたものの、Facebookの設定項目がどこにも見当たりません。Twitterの設定項目はメールアカウントと同じ場所にあったのですが。

どうやら秋ごろのアップデートまで待たされるようです。さほど重要ではないけど、ちょっと騙された感が…。

Safariのフォント

Mountain Lionと同時にリリースされたSafariの新バージョンでは表示フォントの設定項目がなくなりました。同じくフォントを選べないiPadと揃えたのかもしれませんが、iPadとは違って多くのページが明朝体で表示され、見慣れていないため気持ち悪いです。明朝体は字にカーブが多いので、Retinaディスプレイじゃないと厳しいのですが…。

ああ、そうやって新しいMacbookへの買い替えを促しているのかな。まあ、簡単なcssを書いて読み込ませればゴシックで統一も出来ますが。

Front Row

Front Row(MacをApple TVみたいにする、かつてのOS標準アプリ)がダメですね。Front Rowは一つ前のOS X Lionからの廃止されていたものの、LionではFront Row Enabler for Lionというフリーウェアで復活させることができました。でもMountain Lionではこのフリーウェアが動作しません。Enabler for Mountain Lionの登場を待たなければならないようです。

Front Row、DVDやMovieフォルダ内の動画、iTunesのミュージックライブラリを離れたところからリモコン操作で再生できて便利だったのですが…。

Apple Remote

Apple Remote(かつてMacに付属していた純正リモコン)によるQuickTime Playerの操作もMountain Lion上ではチグハグで使いものになりませんね。早送りボタンを押しているときだけ再生が行われたり、一時停止中に再生ボタンを押しても再生が再会されなかったり…。

ならばと手持ちのDVDを挿入してApple Remoteで操作してみたら、こちらはボタン操作が上手くいきます。信号自体は正しく捉えているようで。QuickTime Playerのボタンに割り振りそこなっているのでしょうか。

プリンタドライバ

私のプリンタはPIXUS iP3100。結構古い機種ですが、このプリンタのドライバが自動でインストールされません。チェックには行くのですが…。

現状、自力でCanonのサイトからドライバをダンロードしてインストールする必要があります。

ちょっと触って気づいた点は以上。何というか、良くなった点が見つからない一方で、肩透かしを喰らったり楽しみを減らされたりと、現時点では微妙なアップグレードになってしまいました。

iMacの方だけLionに戻そうかな…。