国家公務員宿舎は全廃しましょうよ

朝ズバッ!ロゴ

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今朝TBSの『みのもんたの朝ズバッ!』を見ていたら、埼玉県朝霞市の米軍基地跡の緑地に国家公務員宿舎建設(建築費104億円)が明日にも着工されると報じられていました。かつて事業仕分けでストップがかかった案件のはずなのに…。

番組では「せっかくの自然を壊すな」的な地域住民のメッセージが強調されていたと印象ですが、その地に縁のない私が気になるのはいわゆる既得権益が拡充されようとしていること。高度成長期ならともかく、終わりのない不況、財政難の時代にありながらTAX EATERがまたぞろ税金で特権階級的な優遇を推し進めようとする姿は異様だと思います。

折しも増税を掲げて党首選を勝ち抜いた野田氏が総理に就任したわけですが、こういうことがほぼ水面下で行われているから国民は政管に不信感を抱いて消費税増税にも否定的になるのですよね。「増税を言い出す前に身ぎれいなってみせろ」と。

毎年一兆円規模で増えていく社会保障費からすれば小さい話に見えますが、全国に21万戸もある国家公務員宿舎相場相当の家賃を課せば、年間数十億円かそれ以上の規模の財源が捻出できます。財政再建には小さくても被災者支援の財源としては十分に有用な額です。

また、そうして国家公務員が民間の賃貸住宅を借りれば、お金が民間に流れます。言い換えるなら「国がが経済の足を引っ張っている」ということです。こんなことやってたら本当にこの国は沈んでいくだけですよね。国家公務員宿舎は即刻廃止した方がいいと思います。

遅くとも2年後には総選挙が行われます。それまでに小さな政府を標榜し「社会保障も削るけど公務員もどうにかして減らす」「徹底的な規制緩和、民業圧迫要因の撤廃」を掲げる政党、政治グループが現れることを望みたいものです。

7か5か、それが問題だ

先週、SONYのミラーレス一眼カメラNEX-7とNEX-5Nが発表になりました。

「7」はαのマジックナンバーなので11月発売予定のNEX-7にはこれでもかという意欲が込められています。例えば2,430万画素のセンサー。CanonやNikonではフルサイズ機にしか搭載されていないのに、それを載せてくるとは(しかもα65にも)。これはもうセンサーメーカーとしての強みですね。

もっとも写真の善し悪しは画素数だけでは語れないもの。果たしてAPS-Cに2430万画素が相応しいのかどうかはプロのレビューを待ちたいところです。

それに来週発売で比較的安価なNEX-5Nが必要十分ならNEX-7を待たずにこちらを選択しても良さそうにも思います。前モデルの1,420万画素→1,610万画素に上がっていますし、ISO感度も拡充されました。外寸もスペック表で見る限り約110.8×58.8×38.2mmと前モデルとまったく同じ。形も同じなら既に販売されているハウジングが使えます(要確認)。

ソニー デジタル一眼α NEX-5 ダブルレンズキット ブラック NEX-5D/B

NEX-5Nビューファインダしかも今回、NEX-5Nには外付けのビューファインダが用意されました。NEX-7の内蔵ビューファインダは筐体背面の左上にあるためレンズと目の位置がずれてしまいますが、NEX-5Nのビューファインダはレンズと一直線の位置に付きます。前モデル用のハウジングは使えないものの、こちらの方が水中でマスク越しに覗き込んだ際に被写体を探しやすいはず。

と思いきや落とし穴が。NEX-5Nはストロボ非内蔵。この外付けビューファインダをスマートアクセサリーターミナル(ホットシュー)に付けると外付けストロボが使えなくなってしまいます。これは水中撮影では致命的です。いや、ビデオライトを使うという手はありますが…。

結局、以下のようなトレードオフになるのかな。

  • 発売が遅く、ファインダがレンズと一直線上にないNEX-7
  • せっかくの外付けビューファインダが使えないNEX-5

オーダーメイドならビデオライト前提でビューファインダ構成のハウジングを作ってもらうのも可能ですが、順当に考えてストロボが優先されるでしょうね。レディーメイドのNEX-5N用ハウジングは現状のNEX-5用そのままか、微妙な改造に留まると思います。外付けビューファインダは無かったことにして。

欲を言うとNEX-7の内蔵ビューファインダがレンズの真後ろにあるか、ストロボ内蔵のNEX-7のスマートアクセサリーターミナルにもビューファインダが付けば文句なしだったのですが…。

ビューファインダ重視ならPanasonic LUMIX GH2という選択肢もありでしょう。既にNauticamからハウジングが発売されています。

Nauticam LUMIX GH2用ハウジング
GH2用ハウジングの背面

でも、そもそもファインダにこだわる人ならミラーレスよりCanonかNikonのデジイチの方が相応しい気も。そちらならNauticamの素晴らしいスーパービューファインダが使えますし。

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ちょっちゅね〜バーガー発売

沖縄のロッテリアで具志堅用高さんにちなんだ『ちょっちゅね〜バーガー』が発売されたとのこと。

ちょっちゅね〜バーガー

この通り、 バンズにゴーヤーと揚げたポーク(スパム)が挟まっています。

沖縄に行ったらぜひ食べてみたいけど沖縄にはロッテリアが3軒しかないようで…。しかも那覇の2件のどちらも国際通り/泊港エリアからは外れてるし。

OLYMPUS PEN LITEの水中カメラセットがより完璧に!

フィッシュアイのサイトにOLYMPUS PEN LITE用ハウジング向けの新製品が掲載されていました。私のファーストインプレッションは「おう、これであのハウジングも完璧になるんじゃない?」です。

その新製品とはレンズポート2種類。

ZENレンズポート2機種

この通り純正ハウジングのレンズポートと換装するものです。純正ハウジング、ポートの接合箇所に継ぎ目はあるもののボディと分離不可能かと思っていたら、どうやらそうでもなかったようで。  

PEN LITE用ハウジング
PEN LITE用とPEN LITE-2用のどちらのハウジングにも付けられるらしい

通常、一眼カメラのハウジングはボディとレンズポートが別売になっていて、使いたいレンズに合わせて最適なポートを買い求めるわけですが、OLIMPUSは無条件に単一仕様のレンズポートを付けて発売してきました。おそらくコンデジ風に簡便に使わせたいと考えたのでしょうが、どうにも中途半端な印象は否めず。でもこれでレンズ特性を活かした撮影ができるようになりますね。特にドームポートのワイド撮影では視界がぐっと広がりそうです。

ただし、お値段は張ります。ドームポートなんかハウジング本体よりも高価だったりしますし…。

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野田政権誕生で民主党の終焉が早まったな

民主党新代表に野田佳彦氏が選ばれました。彼が次の総理大臣ですか。私の予想は「これで民主党再興の可能性がなくなった」「彼が民主党政権にとどめを刺す」です。まあダチョウクラブの上島さんは引っ張りダコになるかもね。

党首選の顔ぶれを振り返ってみるとこんな感じ。

・野田佳彦・・・・松下政経塾A。財務省に魂を売った人
・前原誠司・・・・松下政経塾B。若いけどスネに傷がたくさんある人
・海江田万里・・・小沢一郎氏の操り人形
・鹿野道彦・・・・それって誰?
・馬淵澄夫・・・・シルバーバック(雄のゴリラ)

私はこの中では馬淵氏が唯一の適任者だと考えていました。他の人は政治屋色(しかもアマチュアの)が強いのに対して、彼だけは経営者の思考とスキルを持ち合わせているので。情報さえ正確に入れば、数々のこじれた難題に向き合う上でも最も有能な手腕を発揮するだろうと。

だから小沢一郎氏が馬淵氏を推せば話は早かったのですが、彼は自分の言うことを聞かないと見たのでしょうね。意のままに操れそうな海江田氏を担いだところに小沢一郎氏のケツの穴の小ささを感じます。ほんでもって結果的に勝負に負けたわけで、何だかなぁ。

さて、展望予想。当然ながら野田政権では消費税増税の早期引き上げを目指すことになるはずです。財務大臣は与謝野氏ですかね。官房長官は蓮舫氏かな。でも、民主党内でもその路線を嫌う人は少なくありません。「不況下で増税をチラつかせれば経済がいっそう萎縮しかねない」は建て前で、本音は「不況下の増税先行では選挙に勝てない」と。そもそも彼が掲げる財政再建は「健全な方向にもっていくんだ」ではなく「改革の代わりに増税で帳尻を合わせよう」とも聞こえますし。

そうして経済問題には有効策を打てず、原発処理や震災復興にも軸足が定まらずに迷走。

で、本来ならそこで党を出るという人が続出してもおかしくないわけですが、小選挙区制の下、新政党を作ってまでという気骨のある憂国の士は現れず、何とも煮え切らないまま党内もまとまらず、野党の突き上げの度に傷を深め、その後はもうグダグダ。

破れかぶれの解散も打てずに民主党政権はおろか民主党そのものの存亡すら危うくなっていく…。これが私の予想です。

せめて政党交付金がカウントされる年内に民主党から馬淵澄夫、自由民主党から河野太郎らが離党して「共和党」でも作れば、日本の政治にもまた明るい光が差し込む可能性があろうというものですが…。