マリンダイビングフェア2015のFisheyeブースでNauticamの新レンズ『Multiplier-1』が展示されていました。
この通りNauticam スーパーマクロコンバージョンレンズ SMC-1のレンズ面に装着して使います。SMC-1のみで約3倍のところを約4倍に拡大してくれるようです。
跳ね上げ式のアダプタを使えば簡単に着脱できます。
撮影風景はこの通り。解りづらいけど100mmマクロレンズ装着カメラの場合、被写体まで約2cmの距離まで近づけます。
会場の被写体はガチャガチャのウミウシフィギュアでした。うろ覚えでファインダーの像を再現するとこんな感じだったかと。
うん、この撮影倍率には惹かれます。
ただし注意点が一つ。展示カメラはCanon EOS 5D。フルサイズ機です。よって私のNikon D7000のようなAPS-C機だと、撮れる範囲がかなり小さくなります。おそらくこんな感じで。
よってAPS-C機で使うのはちょっと考えものかも。
そもそも倍率の高いレンズを使うほどピント合わせがシビアになるし、被写体まで寄れるってことはライティングも難しくなります。いや、最も厳しいのは、狭い画角の像で被写体を探すのが困難になること。SMC-1だけでもかなり苦労するのに。
よって欲しいけど今しばらくは様子見かな。
なおこのレンズ、今月中には発表されるそうです。SMC-1おりも少し安くなるそうなので5万円前後かと。