昨日、OS X Yosemiteの最新アップデータ(10.10.3)が公開されました。
総容量2GBあまりのこの大型アップデータを適用してみたところ、「写真」(英語名は「Photos」)というアプリがインストールされますね。この春、かつての写真管理&編集の純正アプリであるApertureを置き換えることは以前からアナウンスされてました。
で、さっそく写真アプリを起動してみたら見覚えのある画面が。何のことはないiOS版の写真アプリとそっくりです。なるほど同じUIを採用したのですね。
このiOSライクなUIでApertureの詳細な写真編集をどれまで置き換えられるかは、しばらく使ってみないとわかりません。差し当たり以下の不都合が見つかりました。
- トリミング中に写真のピクセル数が解らない
- 画像のピクセル数を指定して書き出す方法が見当たらない
特に後者はblog向けに写真を描き出す場合に重要です。このblogでは1024 x 768の写真を使うことに決めているので。
よってそれらが改善されるまでApertureを使い続けたいところですが、写真アプリを初めて起動するとApertureのライブラリは無くなってしまいます。写真アプリ用にコンバートされてしまうようです。参ったなぁ。しかたない。Appleにフィードバックを投げて改善されるのを待つか。
そんなわけでApertureユーザーでYosemiteの10.10.3アップデータを未適用の人は、Apertureライブラリのバックアップを取ってからアップデートした方が良いと思います。
その後、2.に関しては方法が解りました。ファイルメニューから「書き出す」→「一枚の写真を描き出す…」を選び、保存ダイアログの「サイズ」メニューで指定できます。
また、写真アプリへの移行後もApertureのデータは残されていました。