4月15日、愛川欽也さんが亡くなりました。慎んでご冥福をお祈りいたします。
彼が手がけた作品・番組の中で最も印象深いものは、私の場合は『愛川欽也パックインジャーナル』です。なにしろ冒頭のコーナーで何度もメールを読み上げてもらったので。
2009年に悲願だった政権交代を見届けた際、愛川さんは10年以上続いていた番組からの降板を検討されたようですが、次第に民主党政権の雲行きが怪しくなり叶わず。以後は引退を許されなかった横綱のようで痛々しく見えたものです。民主党政権のていたらくには誰もが「こんなはずじゃなかったのに…」という思いでしたよね。あの民主党政権は、日本の民主主義政治の基盤を見事に破壊してくれました。まったくもう。
それでも彼は朝日ニュースターというCSチャンネルのお家事情で番組終了を余儀なくされた際は、kinkin.tvというネットTVを立ち上げ、『愛川欽也パックインニュース』として番組を続けてくれました。
パックインニュースは1年間で終了したものの、彼の意思とスタイルは今でもデモクラtvの『本会議』に受け継がれて継続中です。