ゾンビランドサガ マンホールすべてを巡ってみて

昨年の10月と今年の2月にかけて、ゾンビランドサガのマンホールすべてを巡ってみました

ゾンビランドサガ マンホール佐賀県MAP

というのも私は数年内に向こうにUターンするつもりなので、今の故郷である佐賀県の目ぼしい地を一通り知っておこうと。そこに『マツコ有吉かりそめ天国』や『行列のできる相談所』の佐賀特集が重なったもので尚更行くべだと思い立って。

ちなみにUターンを数年内としているのは、東京の便利さや暮らしやすさが向こう数年以内に失われていきそうだから。理由は長年の一極集中の副作用である超高齢化の進行と、来春からの物流危機による生鮮食料価格の高騰。どちらも解決策が見つかっていないので深刻化は避けられそうにありません。だったら田舎で暮らすのもよかろうと。

さて、佐賀中を巡ってみたものの、また訪れてみたいと思った地は限られます。

基山町

訪れるというか自身名義の家があるので住む場所です。県内で一番犯罪率が低いのどかな田舎町だけど、基山駅から博多まではJRで25分、鳥栖まで6分、久留米まで18分という場所なので、車がなくても生活に不自由しません。サウナ付きの広めな温泉施設もあるし。

でもジムが町内にないのが唯一の難点かな。

鳥栖

実家から一番近いちょっとした都市部です。飲食店が駅近くやロードサイドにたくさんあります。ネットカフェや業務スーパー、アウトレットモールも。

それにジムもあります。

佐賀市

基山駅からはJRで35分。県庁所在地だし、何かしら用事ができたら行くかな。ドライブイン鳥で食事したい時とか。先祖ゆかりの与賀神社もあるし。

武雄&嬉野

武雄と嬉野は温泉目当てですね。化粧水のような線質がたまらんです。

鹿島&多良

鹿島市とその隣の嬉野市は酒どころだからイベントの時は行くだろうな。

多良は竹崎ガニ目当てですね。

以上かな。唐津や呼子にも惹かれはするけど実家からは遠いもんで。いや、唐津の海ではダンゴウオが見られるはずだから、春先に潜りに行くのはいいかも。

来年はここにダンゴウオを撮りに行こうかな

今月初めのマリンダイビングフェアでもらったチラシ類で気になったものを備忘録として書いておこうと思います。

Dive Resort T-style。兵庫県ですね。

Dive Resort T-styleのチラシ
Dive Resort T-styleのチラシ。Dive Resortと言うだけあって宿も完備のようですね

地図を見ると日本海側なわけだ。確かここも浅いところでダンゴウオがわんさか出ると言っていたような。ダンゴウオで人気な鳥取県の田後の東隣か。面白そうです。

結局、今年は川奈でダンゴウオが出たという話を聞かれなかったし、来年どうなるかもわからないので他の候補地をピックアップしておかないと。葉山もいいけど、あそこは水中や陸上での移動が長いし…。

WeeFineリングライトを買おうと

3年前から欲しかったこちらのリングライト、フラッシュモードを備えた上位機種も発売されたことだし、いよいよどちらかを買おうかと。

WEEFINE WF リングライト3018&1000

でも、散々迷った挙句、やめることにしました。理由は私の撮影スタイル。そもそもリングライトが欲しかったのは、体長2mm級のダンゴウオの稚魚などを撮る際にフラッシュの光がスーパーマクロレンズSMC-1や付近の障害物にケラれがちになるから。リングライトがあれば障害物があっても隙間から光を当てられることも多いはずです。

葉山のダンゴウオ この手の写真の余計な影を消したくて

ただし、よくよく考えて気づきました。「自分がスーパーマクロレンズを使って撮る頻度はかなり少ないぞ」と。

もしリングライトをSMC-1の先に装着したら、通常のマイクロレンズで撮る際は使えません。逆にハウジングのレンズポート側に装着したらスーパーマクロレンズが使えなくなります。

いや、どちらでも必要なら換装すればいいけど、67mm径に何周も回してねじ込むタイプなので付け替えるのは面倒です。しかも水中でそれをやるのはちょっと…。

というわけで「使用頻度を考えると、わざわざ買って使うのはコスパが悪すぎる」との結論に至りました。1日単位でレンタルできるサービスがあるといいのですがね。

まあSMC-1なんか使わないマクロ派なら、これらのリングライトはいいかもしれません。

でっかいダンゴウオ

昨日、世界の果てまでイッテQを見ていたら、小谷智士カメラマンSHEARWATERの黒Tシャツを着ていました。小谷さんは水中も撮るのでSHEARWATERのダイコンを愛用しているのかも。黒バックで高精細なあのハイレゾ画面は老眼にも優しそうだもんな。


先日、イオンの魚売り場でゴッコが売られていたので買ってみました。「ゴッコ」は函館あたりの通称名で、和名はホテイウオ。ダンゴウオの仲間です。ただし体長は最大40センチにもなるそうな。葉山や伊豆あたりでも見られるダンゴウオの成魚の10倍ですね。でも欧州には80cm級になる近縁種がいるそうです。

北海道産のごっこ
最近、こんな風に売ってます。見ての通り内容の半分は卵巣です

で、パックの中身をを鍋にあけてみました。解体されているものの、たぶん全体が入っているかと。卵巣がでかいですね。

Smooth lumpfish、ごっこ(ホテイウオ)

無造作に入れたのだけど、顔がこちらを向いていました。平たい丸顔で離れた目に分厚い唇。なるほどダンゴウオの顔です。

Smooth lumpfish、ごっこ(ホテイウオ)

で、そのまま鍋で煮て食べました。私はこれが初めてです。

まず、特徴的だったのが食感。全身コラーゲンみたいな感じ。硬い身はないのかな。皮は煮てもぬるっとしたままでした。

そして何といっても卵の多いこと。鍋中が卵まみれに。そういや外国では近縁種の卵を着色して代用キャビアとして使っていたかと。なるほど、そんな感じの粒々だし、量も多いのでその用途には向いていますね。

で、味の感想は「旨からず不味からず」。まあ自宅にあった出汁で適当に煮ただけだから。本場で食べるゴッコ汁はもっと美味いのではないかと。

名残のダンゴウオ

4月1日(日)、川奈で撮影したダンゴウオ。

川奈のダンゴウオ2018

2年前は4月に入っても天使の個体が見られてたけど(1年前は親魚すらまったく出現せず)、今年はすでに海水温が16℃まで上がったためダンゴウオもまばら。この日見かけた個体も輪っかが消えて久しい体長1cm級が数匹のみでした。全国で桜が1週間ほど早く開花したのと同様、海水温の上昇も早かったようです。

今年の川奈ではこれで見納めだな。

手乗りダンゴウオ

3/17日、川奈でダイビング中、カメラを向けたダンゴウオの稚魚が海草から飛び立ち、連れのカメラのレンズポートに停まりました。

川奈のダンゴウオ

ほんでもってしばらくすると腕に移動。さらに手の甲に停まりました。

川奈のダンゴウオ

いいシーンだったけど作品と呼べるほどの写真は撮れず。そもそも濁ってたし、もちろん連れと事前の打ち合わせもできていなかったので、残念。願わくば
マスク越しに見つめる目と一緒の絵を撮りたかったなあ。

ダンゴウオ2018

先週の土曜日、川奈にダンゴウオを撮りに行きました。その日の朝は時化で海はクローズだったところ、午前のダイビングに間に合うよう海況が回復し、無事2ダイブできました。

ただし海の中は濁っていたこともあり、成果はこの程度。

川奈のダンゴウオ
写真が暗いのはストロボ光がレンズにケラれたから。そう、スーパーマクロレンズを使う際は両方のストロボを前に出す必要があるんだった。2年ぶりのダンゴウオってことで、すっかり忘れていました

結局、この日に見られたのは天使のダンゴウオが3個体のみ。しかも三人で譲り合いながらだったので、じっくり撮ることもできず。

今シーズン中にもう1、2回、頃合いをみて撮りに行きたいなぁ。

ダンゴウオはまだか?

昨日は東京も気温が下がりましたよね。暑がりの私には快適だったけど。花粉も少ないし。

さて、今年は伊豆でダンゴウオの幼魚の出現が遅れています。例年だと2月後半には目撃情報が出てるはずなのに。何しろ3月12日の時点でも海水温が14℃もあるらしいのですよね。

このままだと今年のダンゴウオは無しかなと思っていたけど、この寒さで伊豆でもあと1℃くらい水温が下がってくれれば親魚も産卵に上がってくるかも。是非そうなってほしいものです。

とはいえ産んでも孵化まではしばらくかかるから今週末の三連休には間に合わなさそう。撮りに行くなら来週末かな。

でも、もし水温が下がらなければどうなるんでしょうかね。ダンゴウオは3年ぐらい生きるらしいから、ここで命が途絶えることはないだろうけど、今年生まれ育つ個体は例年より少なくなるかもしれません。例年、浅場で幼魚が見られるってことは、そこが産卵や孵化に適しているからだろうし、より深場で孵化しても生存率は低いかもしれないですよね。

ダンゴウオの幼魚
昨年撮影したダンゴウオの幼魚

2ミリくん

川奈の2mm大のダンゴウオ。

川奈のダンゴウオ
残念ながら、ごっそりトリミングした写真です

スーパーマクロコンバージョンレンズを使わなければワーキングディスタンスを長く取れるのでストロボ光を充てるのが楽です。

これも幼魚

三月末に川奈で撮ったダンゴウオです。

川奈のダンゴウオ

体長は4mmぐらい。天使の輪がまだうっすらと残っています。

実はこのとき2mm大のオレンジ色の天使個体を撮っていたものの、ちょっと目を離して再度ファインダーを覗いたらこの赤茶けた個体に代わっていてギョッとしました。そんなに一瞬にして育つわけがないのに。

横でガイドが見ていたので後で尋ねたら、絶妙なタイミングで入れ替わったのだそうな。

基本に立ち返ろう

川奈のダンゴウオの幼魚。

川奈のダンゴウオ

こちらに向いた瞬間を上から撮影。ただし縦横が真っすぐだと単調なので、変化を求めて少しかしげるように撮りました。基本、セオリー通りですね。

向こうと手前の砂粒がハレーションみたいにボケて良い感じになりました。

Big wave

川奈のダンゴウオ。

川奈のダンゴウオ

もちろん大波をサーフィンしているわけではなく、乗っかっているのはカジメです。

今年のダンゴウオ

先日、ダンゴウオを撮りに川奈に行ってきました。水温14℃の海で85分 × 2ダイブしたけどロクハンを着ていれば寒くはありません。

そうして撮れた一番の成果はこちら。

川奈のダンゴウオ

Nauticamスーパーマクロコンバージョンレンズ SMC-1にも慣れてきたので、2mm級のゴマ粒みたいな個体もこのサイズに写せるようになりました。

でも極小の被写体を大きく写す代わりに失ったものも。105mmマイクロレンズにSMC-1を付けた時のワーキングディスタンス(レンズ前面から被写体までの距離)は6cm前後なのでライティングが難しいのですよね。

被写体との間に6cmしかないとなると、斜め後ろからのストロボ光はほとんどSMC-1自体にケラレます。よってアームを調整して何とか横から光を当てようとするのですが、そうすると周りの岩などに遮られるのですよね。そのためピントは合っているのに露出が足りない失敗写真が大量に撮れてしまいました。

INONの165 + 330を使っていた時はレンズの奥行きが比較的短くて、ストロボ光をあてやすかったのだけど。

まあ今年の伊豆の天使ダンゴウオシーズンはもう終わりなので続きは来年。それまでに6cmの空間にうまく光を当てる方法を考えないとな。

さてどうしよう。ターゲットライトの角度に工夫をこらすか、もしくは鏡なんかを使うか…。

写真集アプリをリリースしました

電子書籍として出版済みの写真集『FROGFISH.JP』をアプリにしてみました。iOS版とAndroid版があります。無料なのでぜひダウンロードしてお楽しみください。

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FROGFISH.JP

よがたみちあき

¥0

アプリ化の背景:

かねてより電子書籍の写真集制作を研究していて、iBooksストア、Goolgeプレイストア、amazonでの出版まではこぎ着けました。

ただし、Adobe InDesign CCで作成したEPUB3.0(固定レイアウト)のコンテンツはMacやiOSの各種ビューワアプリででは正しく表示されるものの、Android版のGoogle PlayブックスアプリやKindleアプリではテキストが崩れます。

それがアプリの都合なのかOSの制約なのかは解りません。バグは逐一報告しているけど、まだ直してもらえてません。

もしアプリ側ではなくAndroidの制約だとすれば修正までに時間がかかるか、もしくは放置されるかも。OS Xから派生したiOSはマルチフォント表示が前提に作られているけど、Androidはどうなのだか。

国際標準規格なんてあてにならないですね。規格自体が立派でも実装が追いつかなければ標準の意味をなさないのだし。

というわけで電子書籍には一旦見切りを付けてアプリにしました。

オリジナル写真集を無料配布中

自身で撮影した水中写真を元に制作したオリジナルの写真集『FROGFISH.JP』をしばらくの間無料で配布することにしました。この写真集の存在は知っていても「無名のアマチュアの写真を買ってまでは…」という人もおられたでしょうから、この機会にダウンロードして見ていただければ幸いです。

写真集『FROGFISH.JP』

一応、iBookストアGoogle Playストア、そしてAmazon Kindleストアで配布中ですが、iBookストアかGoogle Playストアでのダウンロードをお勧めします。というのも私のKindle環境(iPadのKindleアプリ)では正常に表示できないので。その旨はAmazonに問い合わせているものの、定期的に「いまだ解決していない」というメールが届くばかり。Kindleは他にもたくさん問題を抱えているのでしょうね。

なお、この写真集の狙いは、自身で撮った写真を見てもらうだけでなく、「自分でも作ってみたい」と思ってもらうことです。次の展開に繋がることを期待して。

デジカメが普及して以来、誰でも枚数無制限に水中写真が撮れるようになったけど、撮った水中写真を発表する場はとても限られていますよね。

これが名のあるプロカメラマンなら雑誌社などの依頼を受けて報酬を約束されて撮り、メディアで発表できます。あるいは書店で売られる写真集出版の企画が持ち上がったり、個展を開くことも出来ましょう。加えて「○○カメラマンと行くニューカレドニア撮影ツアー(フォト講習付き)」なんてことも。プロらしく写真そのもの、あるいはそれを媒介にしたビジネスが成り立つわけです。

でもアマチュア(有名ではないプロも、かな)となるとblogやSNSで発表するぐらいが関の山。フォトコンに応募して入選してもその1枚が表彰されて終わり。他にも写真販売サービスに登録することぐらいはできるけど、水中写真が売れまくっているという話は聞かれません。

そこで私としては水中写真の別の楽しみを提唱しようと。写真集にまとめればWebに載せるより作品感を演出できるし、電子書籍なら印刷費や流通コストは不要です。ページ数の制限もないので文章も存分に足せ、メールアドレスやURLのリンクも埋め込めます。

もっと個人的なことを言えば、それを副業にしたいと思っています。「オリジナルの写真集を出したいけど電子書籍を作るのは苦手」という人もおられるだろうから、いくばくかの対価をもらって制作を代行させてもらえたらいいかなと。

堀江貴文さんらが言うように、これからの時代、収入源は複数持っておくべきでしょう。たとえ盤石な会社に勤めている人でも自身が病気になったり家族の介護で辞めざるを得ないなんてことは往々にして起こり得るし。そんな場合でも家にいながら稼げるのが理想ですよね。

私は本職のグラフィックデザイナーや編集者を抱えた制作会社ほどゴージャスなものは作れないけど、シンプルな電子書籍制作を比較的安価に請け負えます。電子書籍ではデータ容量や互換性の都合であまり凝ったレイアウトをしない方がいいのも好都合です。 仕上がった写真集はEPUBやPDFで納品するので、iBooksストアやGoogle Playストアで売るのもよし。あるいは、どこかのダイビングショップが「我々がガイドする海ではこんな生き物が見られますよ」的な電子書籍写真集をパンフレット代わりに制作してWebサイトで配布する目的もあり。もちろん対象は水中写真に限らず、鉄道でも風景でも街おこしの観光情報でも何でもいいわけです。本件に関心がある方は下記アドレスにメールでご連絡ください。

support@frogfish.jp

他にもこの写真集の延長としての構想はあるけど、それはまた追い追い。

iBooksで写真集を出せなくなる?

今朝、Appleから「iTunes Connect: iBooks に関するお知らせ」というメールが届きました。iBooksに書籍を出品する際の規約が更新されたとのこと。さっそく新たなガイドラインを確認してみました。

差し当たり私が気になるのは、受け付け不可な固定レイアウトEPUBの定義に以下の条項があったこと。

イラストや写真が入っていても、イラスト/写真のみのページと活字のみのページに別れている書籍

私の唯一の写真集『FROGFISH.JP』はこれに該当する気がします。この通り、見開きの左ページが写真のみのページなので。

FROGFISH.JPの表示例
FROGFISH.JPの表示例

でも今のところリジェクトになったりはしていません。次回のアップロードからは弾かれるのかな。いや、私の写真集は厳密には「写真のみのページ」と「写真とテキストが混在するページ」で構成されているので、微妙に回避できたとか?

Appleによってどれぐらい厳密に審査されるかは解らないけど、ひょっとしたら今後iBooksで写真集を配布/販売したい場合、以前よりは構成に気を使う必要が出てくるかもしれません。

大瀬崎にダンゴウオが!!

なんと大瀬崎におけるダンゴウオの目撃情報です。

大瀬崎のダンゴウオ目撃情報
大瀬崎のダンゴウオ目撃情報

そう、ご存知の人も多いだろうけど、ダンゴウオは日本中いろんな海で見られるものの、なぜか西伊豆では出ないとされてきました。月刊ダイバーのおだんごMAPからも漏れています。

よって西伊豆メインのとあるマクロ派ダイバーはそのシーズンにナマコに住み着いたコペポーダなんかを撮ってるとも聞きました。でもダンゴウオも出るなら画期的な出来事です。

冷たい海を好む魚なので温暖化の影響ってこともないだろうけど、実はその辺に卵も産んでて、来年も出没してくれるといいなぁ。
誰かが他所から連れてきて放ったんじゃないかという気がしないでもないけど…。

巨顔

川奈のダンゴウオシリーズもこれで最後かな。

川奈のダンゴウオ
川奈のダンゴウオ

体長5〜6mm、天使の輪っかがほぼ消えた個体です。

右目がもうちょっと正面に向いた瞬間に撮れれば良かったのだけど。

横向き

川奈のダンゴウオ。

川奈のダンゴウオ
川奈のダンゴウオ

特にコメントなし。要するに写真を小出しにしているだけです。

今月発売されたターゲットライトを新調してまた川奈に撮りに行きたいけど、さすがにもう天使の個体はいないかな。

川奈のダンゴウオ

先日撮ったダンゴウオの幼魚の写真をトリミングしてみました。撮影地は川奈です。

川奈のダンゴウオ(Lumpsucker)
川奈のダンゴウオ(Lumpsucker)

拡大すると口の形も確認できます。

この日一緒に潜ったT氏は背景青抜きの写真を撮っていました。

私は黒抜きしたかったけど難しいですね。川奈のダンゴウオは総じて低いところにいるので、なかなかあおって撮れません。

眼光

川奈のダンゴウオ。最もうまく撮れた写真の中の一枚。天使の輪っかの名残があるので5〜6mmの個体です。例によって1600万画素でこのサイズに写っています。

この写真の何がいいって瞳にアイキャッチの光点が写ってるのが。

川奈のダンゴウオ
川奈のダンゴウオ

マリンダイビングフェア2015の面白グッズ(フード)

マリンダイビングフェア2015で見つけた面白グッズ。

マリンダイビングフェア2015の面白グッズ(ウミウシフード)
マリンダイビングフェア2015の面白グッズ(ウミウシフード)

下段の4種がウミウシです。左からアオウミウシ、ウデフリツノザヤウミウシ、シンデレラウミウシ、ボブさんウミウシ。同じ絵柄のマスクストラップも付くそうです。

これまでも魚や動物、カッパなどはあったけどウミウシは初登場かも。

地球の海フォトコンテスト2015

昨日、マリンダイビングフェアの地球の海フォトコンテスト授賞式に参加しました。

お偉いさんのスピーチは例によって聞き取れず。その後の抽選会でも外れ、賞状を貰ってとぼとぼと帰ってきました。

でもなんだ、このフォトコンテスト、応募作品が落選すればもちろんがっかりだけど、入賞したらしたで落胆します。「ああ私は200人の一人に過ぎないんだな」という事実を突きつけられるので。応募者が何人いるのかは解らないけど。

地球の海フォトコンテスト2015 地球環境部門入賞『離陸体勢』
地球の海フォトコンテスト2015 地球環境部門入賞『離陸態勢』
地球の海フォトコンテスト2015 自由部門入賞『ベイビーフェイス』
地球の海フォトコンテスト2015 自由部門入賞『ベイビーフェイス』

それはそうと今年の自由部門グランプリの作品は素晴らしいですね。台湾人のChanさんは二年連続のグランプリ獲得。去年も黒抜きのイカ写真だったけど、今年の方がさらに印象的な作品に感じました。

ダンゴスマイル

川奈のダンゴウオ。まだ天使の輪っかの名残が残っています。口元がちょっと笑っているみたい。

川奈のダンゴウオ
川奈のダンゴウオ

こちらも同じ個体。微妙にピントを外してしまいました。

川奈のダンゴウオ
川奈のダンゴウオ

でも何だ。5mmかそこらの個体をこのサイズに撮るのはあきらめた方がいいかも。ピントを手前の目に遭わせるのが困難だし、ライティングも難しくなります。

欲張らず、もう数mm引いて撮ればもう少し写真の見栄えが上がるのではないかと。大きく見せたければ一回りトリミングすればいいのだし。

ダンゴ三兄弟

川奈のダンゴウオ。グリーンの個体3匹が近くにいたので一緒に撮影。

川奈のダンゴウオ(Lumpsucker)三兄弟
川奈のダンゴウオ(Lumpsucker)三兄弟

でもなかなかうまくいかんもんです。3個体ともにピントが合うように撮りたかったけど、私が使っている105mmマイクロレンズは近くに寄るほどボケやすいのでこれが精いっぱい。すでにf値も22だし。

いやまだ方法はあるか。ISO値を上げてもっと絞ればいいわけだ。

あるいはもう少し引いて撮ると。

川奈のダンゴウオ再び

葉山でのダイビングが消化不良だったため、もう一度川奈で潜ってきました。こちらはまだ胡麻粒サイズの天使がちらほら見つかりますね。何となく神奈川より伊豆の方が季節が早く進みそうだけど、ダンゴウオに関してはそうではないようです。

1ダイブ目はその胡麻粒サイズの天使1匹に1時間使いました。

川奈のダンゴウオ(Lumpsucker)
川奈のダンゴウオ(Lumpsucker)

そしてもう一枚。こちらも同じ個体です。

川奈のダンゴウオ(Lumpsucker)
川奈のダンゴウオ(Lumpsucker)

おそらく私のカメラセットではこれが最大サイズですね。1600万画素でこの大きさに写ってます。  目の周りが飛んじゃっているけど、そこは光を調節すれば落ち着くはずです。

最近の悩み

最近の私の悩みは写真の腕前が落ちたこと。原因は解っています。光の当て方に失敗していると。 例えば川奈で先週撮ったこの写真。ちょっと詳しい人が見たらすぐに解りますよね。光が十分に当たっていないのを現像で明るくしたことが。

川奈のダンゴウオ

これには理由があって、こちらのレンズを手に入れたためです。このレンズの撮影クオリティに惚れ込んでしまい、ついつい使いたくなるわけです。

そしてようやくこのレンズ特有の極めて浅い被写界深度(105mmマイクロレンズに 付けると前後1〜2mmにしかピントが合わない)にも慣れ、被写体にかなり接近できるようになった(ワーキングディスタンスがぐっと縮まった)ため、左右のアームに取り付けた外部ストロボの光が付近の障害物やレンズ自体に阻まれるケースが増えてしまいました。ファインダー内では被写体が明るく見えてても結局のところ写真の明るさはシャッタースピードと絞り、そしてISO感度で決まるため、光量が不十分なままシャッターを切ると暗く写ってしまいます。

で、解決策は光源を調整するしかないですね。選択肢の一つはカメラではなくストロボにターゲットライトをつけること。そうしてあらかじめ被写体に光が届く角度にアームを調整してから撮影すると。例えば片方をカメラの上部に移動させるとか。

もう一つの選択肢としてはカメラのターゲットライトを大光量のものに換える方法も考えられます。ストロボ光に頼らないで撮る方法ですね。

どちらの方法にも一長一短があり、追加投資が必要なので、ここはじっくり考えることにします。

葉山のダンゴウオシーズンは終了してた

二年一ヶ月ぶりに葉山で潜ってきました。狙いはダンゴウオの幼魚。願わくば天使を。時期的にもうほとんど見られないと聞かされていたものの一匹ぐらいは見つかるかなと。

てもその思惑は外れ、5mm級の赤が見つかっただけ。そのサイズだと今の私には物足りないのですよね。

葉山の5mm級のダンゴウオ(Lumpsucker)
かろうじて輪っかの名残が見て取れます

よってどうやら葉山の天使のダンゴウオシーズンは終了したみたいです。そのため1ダイブのみで撤収。しらす丼を食べてそそくさと帰ってきました。

葉山のNANAのしらす丼

天使狙いなら2月から3月前半ですね。孵化直後は流されたり捕食される前で、わらわら見つかるはずです。まあ輪っかが消えた幼魚は今後しばらく見られるので、それでいい人はどうぞ。

なお、この2月からは悲願だったボートダイブが開始されたそうな。冬の装備でエントリ場所まで延々と歩いたうえ、ダンゴウオの観察ポイントまで水面・水中移動するのはしんどいですからね。今のところボートが出るのは水曜日と土曜日の週二回。状況次第では増やせるかもとのこと。来年の2月に日本にいたなら利用してみようかな。

今年のダンゴウオ

長期休暇ついでの昨日、ダンゴウオを撮りに行きました。あと1週遅れると天使の輪を持った個体は見つからなくなりそうなので。

今回の場所は川奈。ショップはJester。精力的にblogを更新していたのでチョイス。

川奈には初めて行ったけど快適ですね。堤防の外にあるスロープから潜って数十m泳いだらダンゴウオの観察ポイントに到着。水深も4mかそこらなのでエアーを気にせず潜れます。透視度は10mぐらいで水温は14℃。セブの海の半分だけど暑がりの私には快適な水温です。

お目当ての天使のダンゴウオは何固体も見つかりました。ガイドに聞いた話だと川奈でも赤(オレンジ)と緑の幼魚が出るようです。須崎や谷津と同じですね。ただし他の海ではエツキイワノカワに付いているのに対して川奈では丈の短いカジメにへばり付いているのですね。よって腹ばいでの撮影を強いられるため少し腰が疲れます。

そうして撮った一枚がこちら。

川奈のダンゴウオ(Lumpsucker)
肉眼ではグリーンだけど写真に大写しすると赤っぽいです

惜しむらくは2ダイブ目の潜水時間。川奈で潜れるのは15時までの決まりなので、90分コースを想定して13時にスタートしたはずなのに約1時間経過したところでガイドが時間切れのサイン。まだ14時なのにと思っていたら実は15時でした。原因は私のダイコンがフィリピンの時刻になったままだったためです。無念。あと30分は撮っていられたのに。

写真集を出版しました

このたび写真集の電子書籍『FROGFISH.JP』を出版しました。

写真集『FROGFISH.JP』

過去に自身で撮った水中生物写真から厳選して100点あまりを収録しています。iBook StoreGoogle playストアAmazonのKindleストアで販売中です。

私の手持ちのiPad版Kindleアプリは動作が緩慢です。同じくiOS版のGoogle playアプリの動作も怪しいです。AndroidやKindleの事情は解らないけど、iOSデバイスをお使いならiBook Store版をお勧めします。

価格は$9.99。こんな時代だし、ダイビングの代金はダイビングの成果で捻出したくて。

私は無名のアマチュア写真家なので無料にするべきかと思ったけど、無料にしてもせいぜい友人知人が見てくれるだけかなと。それに無料だとどうしても「買うに値しないもの」的な扱いを受ける気がしたので、ここは思いきって有料にしました。円安だから日本では1,200円前後。気軽に買うには高いけど写真1枚あたり10円くらいです。無料のサンプル版もあります。

また、無名の私が出す写真集には何かしら便利な仕掛けが必要だと思ったので、各写真には生物の和名と英名を併記しました。例えばクマドリカエルアンコウはWarty Frogfish。いぼいぼなカエルアンコウという意味ですね。同じくダンゴウオはLumpsucker。Lumpはこぶ、Suckerは吸盤です。でもウミウシ類の英名は日本のように「○○ウミウシ」って感じではありません。

で、例えば我々が海外のダイビングサービスを使う際、ガイドがフィリピン人という場合も多いわけです。そして私も含めて多くの日本人は英語が苦手です。最近は状況が変わってるかもしれないけど、昔の学校での英語教育は魔法の呪文を覚えるような感じだったから。コミュニケーションの手段ではなく、単にテストのための知識だったわけです。

まあダイビングサービスで英語を話せなくても、せめて見たい生物の英名が言えるといいですよね。片言で「I want to see  juvenile  Mandarinfish.(ニシキテグリの幼魚が見たい)」とか。そう、一般的な図鑑には学名は載っていても英名は載ってないのですよね。

あるいは逆に日本人ダイバーを受け入れる現地ガイドが和名を言えれば、それも我々にとっては有り難かったりします。よってそれぞれが生物の和名・英名を覚える用途に使ってもらえればいいだろうと。

良かったら取りあえず無料サンプル版を試してみてください。

ダンゴウオからマンタまで パラオ

マリンダイビングフェアで貰ったワールドエクスプローラーの資料、SORA extraに折り込まれていた紙に気になる文言を見つけました。

「ダンゴウオからマンタまで パラオ」
「ダンゴウオからマンタまで。ダイバーなら一度は潜ってみたい!王道パラオ」

だそうな。何ぃ???

SORA extraの折り込みチラシ

ダンゴウオは水温17℃ぐらいが上限の魚です。パラオでもごく稀に水温が20℃を割り込むと聞いたことがあるけど、おそらく年間を通して25℃以上。およそダンゴウオが生息できる条件ではありません。

とはいえ高水温に適用した近縁種がいるなんて話も聞いたことがありません。

ならばダンゴウオに似た名前と取り違えてるのかと考えたものの、それっぽいものが思いつきません。

しかたなくワールドエクスプローラーに問い合わせたら、こういう解答。

ダンゴウオからマンタまでという事に関してですが オアシスダイビングショップが伊豆とパラオにあり、 オアシスが伊豆のダンゴウオからパラオのマンタまでご紹介できます という意味のご案内になります。 パラオにはダンゴウオはおりません。 解り難く失礼致しました。

だそうです。納得。

でも、上の広告だとどう見てもパラオにダンゴウオもいるように思いますよね。

その他のダンゴウオ

まだ紹介していなかったダンゴウオ幼魚の写真を。

ダンゴウオの幼魚

谷津の5mm級ですね。このサイズなら私も自力で発見できます。

でも動かない被写体なのに、なかなかピントが目に合わないです。これは上手くいった方。

今シーズン中にもう一回ぐらい修業に行っておきたいけど、さてどうしようかな。

フォーカスポイント

我ながらまだまだ修業が足らんです。もちろん水中写真の話。 たとえばこちら。微妙にボヤッとしていますよね。

天使のダンゴウオ(緑)

フォーカスポイントを重ねて表示させたらこの通り。残念なことに目から外れています。

天使のダンゴウオ(緑)とフォーカスポイント表示

それに先日紹介したこちらの写真も。

天使のダンゴウオ(緑)とフォーカスポイント表示

やっぱりフォーカスポイントが目ではなくおでこに行ってます。

原因は海中にうねりがあり、体を固定するために左腕で岩場に掴まるため片手撮りになったこと。左手も使えればフォーカス調整のギアが回せるのですが。

しかたなくシャッター半押しでフォーカスポイントを確定後、自分が前後左右して微調整するものの、この作業の精度が不正確なのですよね。何とかしなきゃな。

ニラメッコしましょ

土日の谷津で見つかったダンゴウオは3mm級の緑天使1匹と5mm級の赤が数匹。 その中で一番良く録れたのはこちら。粘って正面顔を写してみました。

谷津のダンゴウオの幼魚

これも5mm級です。もちろんトリミング済み。 元の写真はもっと広範囲を写していて、元々のサイズはこうです。

谷津のダンゴウオの幼魚(小)

緑色の天使

この土日で谷津の海に潜りに行ってきました。もちろんお目当ては天使のダンゴウオ。前の週に須崎に行ったものの成果が乏しかったので。カジメに囲まれた須崎とは違い、こちらのエツキイワノカワは開けたところに生えています。

谷津の海のダンゴウオはほとんど赤だと聞いていたけど、土曜日の1本目、センゾクダイというポイントのブイ下そばの岩棚ですぐさまガイドがダンゴウオを発見。見ると赤いエツキイワノカワにいたのはレモンイエローの個体。肉眼ではミジンベニハゼを3mm大に縮小した感じに見えるのですね。

休憩の際、写真をiPadに転送して確認すると、この通りまだ天使の輪がありました。2〜3日前なら白い輪がもっとくっきりあっただろうな。

グリーンの天使のダンゴウオ
ついつい癖で寄りすぎるためか、光が強く当たると黄色っぽく写ります

なお、前日に前線をともなった低気圧が過ぎたからなのか海中はうねりがあり、ちょいちょい体を持って行かれそうになるので片手撮り。片手だと手ブレしやすいしフォーカスも甘くなりがちなのだけど、頑張って何とかそれなりの写真が数枚ってところです。せっかくのレア被写体なので両手が使えたらと思うけど、こればっかりは運だからなぁ。

グリーンの天使のダンゴウオ
同じ個体。ちょっと引いて撮ると光の加減で確かにグリーンですね

ちなみにこのグリーンの子は、二本目のダイブで私が順番待ちしている間に他のゲストの不用意なフィンキックで蹴散らされ、二度と戻ってきませんでした。いやあ残念。大事に見守っていきたかったのにな。

尻尾がぴーん

今日のダーウィンが来た!は相模湾のウミウシ。見なきゃ。

須崎のダンゴウオです。

須崎のダンゴウオ

あんまり良い写真じゃないけど、尻尾がぴーんと伸びてるのはやや珍しいかな。いつも左右に少し曲がってることが多いので。こうして見ると、見事なオタマジャクシ体形ですね。

こちらは定番の撮り方。

須崎のダンゴウオ

今年初ダイブは須崎

昨日、エントリ&エキジットが楽でダンゴウオが見られるダイブサイトということで紹介してもらった須崎に行ってきました。須崎は伊豆急下田駅の東、伊豆半島の吹き出物みたいなところですね。

潜ったのは九十浜というビーチポイント。確かにエントリ&エキジットは楽。なにしろ堤防内の舗装されたなだらかなスロープなので。

九中浜のエントリ場所
九中浜のエントリ&エキジットは実に楽ちん

しかも波はなく透視度も20m以上。ただし、水中はうねってました。よって写真のできは残念なものばかり。うねっていると両手が使えないし片手撮りのカメラもブレがちになるのですよね。まあそんなこともあるでしょう。歩留まりが悪いけど一番良く撮れたのはこれかな。

須崎のダンゴウオ
大きさは5mm級。まだ 天使の輪の名残りがうっすらと残ってますね

今回の狙いは緑の個体、そして赤でもいいから天使のダンゴウオ、願わくば緑の天使だったのですが、どちらも適わず。ガイドに訊くと緑はかなりレアなのだとか。

で、九十浜の印象ですが、ちょっと微妙な感じ。というのもエツキイワノカワの生えているところがことごとくカジメに囲われていて。よってカジメをかき別けて何とかカメラを構えて狙っていると、うねりに揺られたカジメが邪魔してくれるのですよね。

てなわけで消化不良なので今週末もどこかに潜りに行こうかと。須崎以外でどなたかお勧めのダンゴウオポイントを教えてもらえませんか?

そろそろダンゴウオを撮りにいかなきゃ

神奈川〜東伊豆方面もダンゴウオの幼魚シーズンに突入しました。2mm級、ゴマ粒大の被写体は自力では見つけられないけど実に撮り甲斐があります。

幼魚も孵化して1週間も経つと3mm以上になって天使の輪が薄れてくるものの、ダンゴウオのメスはひと春に何回か産卵するので急がずとも今しばらくは大丈夫なはずです。

撮影地の第一候補は葉山。神奈川県民にとっては近いし、赤、緑、ピンクの三色が出るらしいので。

ダンゴウオの幼魚(緑)
目元が凛々しい緑の幼魚。昨年の葉山で撮影

でも、あそこはエントリ&エキジットがしんどいんだよな。干潮のときはアオサで滑りやすい岩場を何十メートルも歩くし、満潮のときはそこを迂回して水面移動しなければらないそうだから。

ならば第二候補の谷津か。こちらは赤個体しか出ないけど、まあ馴染みだから。ショップが漁師さんと仲良くやっていて、ボートの出港時間に融通が利いたりするのも利点です。

それに谷津の最寄り駅の河津はただいま桜祭りの真っただ中。桜には大して興味はないけど、ワニの串焼きの屋台は気になります。ワニ肉、10年以上食べてないし。

でも桜祭りの期間は伊豆急行も道路も混むし、行くならお祭りが終わってからの方がいいかな。念願のワニ肉はIZOOで食べられるらしいので。

というかダンゴウオもいいけどIZOOにも行きたいのですよね。我々爬虫類好きにとって、あそこは聖地みたいなところだから。

こりゃ泊まりがけで行くべきかな。土曜日にダンゴウオ撮影、満足がいかなければ翌日も。でも土曜日にそこそこ撮れたなら日曜日はIZOOだ。あるいはAMでダイビングを切り上げて午後からIZOOか。

でも、他の海でもいいよなあ。上記以外の神奈川〜伊豆でおすすめのダンゴウオのダイブサイトがあれば、ぜひ紹介してくださいな。お礼に撮った写真あげるから。

今年初

昨日の朝、私の警戒網では今年初のダンゴウオ幼魚情報がFacebookに届きました。ショップは葉山のNANAです。

海況ベタ凪とは羨ましい。去年行ったときはえらくうねってたもんな。 平日は行かれないものの、そろそろ撮りに行くことを考えないと。でも、今日と明日の雪はなさそうだとはいえ空気が冷たいんだよな…。

ダンゴウオの幼魚
去年の写真。これより良いのを撮るのが目標です

今シーズン初のダンゴウオ情報

一昨日、Facebookにお知らせが届きました。私にとっては今シーズン初のダンゴウオ情報です。

投稿 by ダイビングショップNANA.

ショップは葉山のNANA。まだ親魚なので2〜3cm大。でも、肩慣らしには良さそう。コンスタントに見かけるっぽい話が流れてきたら、撮りに行くのも良いかも知れません。

ダンゴウオの幼魚
昨年、葉山で撮った2mm大の幼魚。肉眼ではゴマ粒にしか見えません

ちなみに昨年は南伊豆(東伊豆の南端?)の谷津(駅でいうと河津)に撮りに行っていたけど、今はショップのblogの更新が滞っているので利用しづらくなりました。

いや、顔馴染みだし問い合わせれば近況を教えてもらえるけど、ダンゴウオがどれくらいの頻度で見られているのか継続的な情報更新がないと、重たい腰が上がらないのですよね。遠いし、狙いを外すのは嫌だから。

その点、葉山は近くていいです。

ダンゴウオはまだか?

今年はカレンダーの並びの都合で幸か不幸か9連休って人も多いようで。私もそうです。

よって今日から旅に出る人も多いはず。私も冷やかしで物色してはみたものの、まったく手が出せません。例えばセブ行きの航空券のみが大韓航空で仁川を経由しても14万円とかだもの。

同じく年末年始絡みの帰省も勘弁。高いし混むし。この時期のツアーや航空券は、このタイミングでしか休めない人のためのものですね。

ならば近場に潜りに行くってのはいいかも。思い起こせば今年は1月3日に伊豆で潜り初めだったし。

ダンゴウオ

でも今シーズンはまだダンゴウオの出没情報が伝わってこないのですよね。先週始めの時点で富戸の水温が17℃まで下がったと聞いているので、そろそろのはずだけど、Googleアラートの検索網には一向に引っかかりません。皆さんダイビングの成果はブログに書きましょう。

確か去年も遅かったなぁ。私が最初に聞いたのが12月の末でした。一昨年までは11月の後半には出ていたような。温暖化の影響でしょうかね。ダンゴウオ連中、水温17℃じゃまだ浅場に上がる気にならないとか?

それとダイビングショップも小まめにブログは更新しましょうね。じゃないと客足が遠のきますよ。少なくとも私のようにダンゴウオが見られないなら冬春の海に潜る価値はないと思う者は、確実性の高い情報がないと潜りに行きそびれるので。

ああ、江ノ島水族館からはダンゴウオの展示を始めた知らせが来ました。でも水槽越しだとろくな写真にならないし、この連休中は混むよな。

ここは遠くにも近くにも潜りに行かず、家でぬくぬくと過ごすしかないかな。お金も温存です。

ただし、時間はたっぷりあります。しかたがない、何かお勉強でもしようっと。

今年のダンゴウオを振り返る

Googleアラートもすっかり流れてこなくなったので、もうそろそろ今年の伊豆・神奈川のダンゴウオシーズンも終わりかな。水温も18℃に達しそうな頃だし。

よって先日、今年撮った目ぼしいダンゴウオ写真をFacebookアルバムにアップしました。 南伊豆の谷津で6ダイブ、葉山で2ダイブ。ダンゴウオは全ダイブで見られたので遭遇確立は100%。もっとも「出てる」というblogの書き込みを見てから行ってるから。

そう、ダイビングサービスは小まめにblog更新しないと客を逃がしますよ。

でも、なかなか上手く撮れないものですね。ミリ単位の個体を見つけるのはガイドに頼るとして、肉眼では視認できてもファインダーを覗くと見失いがちだし、いざ像を捉えてもピントを合わせている内にうねりで体を持っていかれてやり直しになったりするから。

しかも葉山では滑りやすいゴロタの磯を何十メートルも歩く必要があり、エントリするまでに体力を使ってしまうし。早くボートダイブを可能にしてほしいものです。

結局、満足のいく写真は一枚も撮れないままシーズンが終了。まあ私は今年がダンゴウオ写真デビューで、冬の海に潜るのも15年ぶりぐらいだったから、こんなものかな。

ダンゴウオの幼魚
強いてベストを選ぶならこれか
ダンゴウオの幼魚
次点がこれ。グリーン個体のオスです

次回は12月頃か年明けになるでしょう。天使の輪っかの幼魚は2月頃ですね。それまでは南の海で小さいモノ撮りの修業か。

今はまだ、付近に見つけた目印を起点にファインダー内で被写体を探すことも多いけど、これが感覚的に被写体にレンズを向けられるようになれば、もっと写真の歩留まりが上がったり、狙ったアングルで撮れたりするようになるはずだから。

でも、どうしても海に行くのは断続的になるので、その感覚がなかなか身に付かないのですよね。

ダンゴウオだらけ

近場の海のダンゴウオもシーズン終わりに近いので、昨日また南伊豆の谷津に撮りに行きました。

ガイドによるとわんさかいたそうですが、私が自力で見つけたのは一匹だけ。それも7mmぐらいの大きめの個体。

ダンゴウオ
2灯なのに影が出てしまった

こちらは教えてもらった5mm級。

ダンゴウオ

そして2mm級、通称「ニモダンゴ」もいました。おそらく孵化してから8日目ぐらいとのこと。

ダンゴウオ

谷津は赤ダンゴばかりだそうなので、このオレンジの子たちも成長とともに赤みが増していくのでしょうね。

ダンゴウオ

いやぁ、昨日はここ何年か音信が途絶えていた旧友にもばったり遇って、彼女の意外な近況も聞けました。

やっぱ海には行ってみるものですね。

男前なダンゴウオ少年

先週の葉山では目元がキリッとして凛々しいダンゴウオの幼魚もいました。体長4mmぐらい。

DSC_8323 - バージョン 2

おそらく天使の輪の名残が目元を引き立てているのでしょう。それと目の辺りのオレンジ色が。

DSC_8334 - バージョン 2

この背びれの形(↓)「はたぶん雄ですね。

DSC_8326

ダンゴウオ再び

昨日撮った谷津のダンゴウオ。

ダンゴウオ
見つけた時は、頭を隠していました

ダイビング1本目の45分頃にようやく1個体見つかったので、石の目印を置いてひとまずEXIT。

2本目に直行したら、まだ付近にいました。

でも、どんなに待ってもこちらに顔を向けません。常に頭を向こう側(岩の壁面)に向けていて、念願の正面顔は撮れず。

ダンゴウオ
2ダイブ目もやっぱり向こう向き
ダンゴウオ
全身

どうやら数日前に他のシニアダイバーが大光量ライトで照らしたからではないかとのこと。なるほど、ダンゴウオ、夜行性だから特に強い光は嫌いなはずです。しかも、その人は老眼でダンゴウオ自体は見えていないのに、ガイドに示された辺りを不躾に煌々と照らしちゃったそうで…。

いやぁ、今年はダンゴウオの出没情報がまばらで確かな話がなかなか伝わってこないので、先月と同じところに撮りに行ったものの、成果としては微妙。1月4日に見た雌が翌週ぐらいに産卵していれば、そろそろ稚魚が出てくる頃だと狙ったのですがね。

でも、谷津に申し込んだ次の日、葉山での出没情報が届きました。しかも天使の輪がついた稚魚の。ならば次はそっちを検討してみましょうかね。