葉山の海は

葉山の海はなかなか生物層豊かでした。ダンゴウオオンリーで臨んだ私は2ダイブで1匹も見なかったけどウミウシの種類も数も多いようです。

こちらはイワアナコケギンポ。

イワアナコケギンポ
海岸沿いに伊豆を南下するにつれ生息数は減るそうですが、葉山にはたくさんいます

私は同じ神奈川県内だし、電車で行っても2時間弱なので伊豆方面に出向くよりもよほど手頃なわけですが、そこには難点も。防波堤の階段を下りた後、ビーチダイブのエントリポイントまでゴロタ石とアオサのついた岩からなるコケやすい磯を何十メートルも歩かなければならないのですよね。

私も筋力はある方ですが、私の体は重たいものを短時間持ち上げるのが得意なだけで起伏の多いフィールドではあまり役に立ちません。しかも私のカメラセットは8kg級。よってしんどいのなんの。満潮時なら歩く距離が短くなるものの、その分泳ぐ距離が長くなり、大きなカメラを携えた私にはやはり不利です。

どうやら御用邸の御前で昭和天皇がウミウシの研究に勤しまれた海なので、コンクリートを打つといった開発ができないようです。

ダンゴウオの幼魚
葉山のダンゴウオは赤、ピンク、緑の三色が出るそうな。今回ピンクは見てないなぁ

せっかくダンゴウオがたくさん見られるのに、何ともダイバー泣かせな海ですが、いずれはボートを出す計画もあるようです。漁協との話し合いが成立すればいいのか、それとも宮内庁との折衝や許可が必要なのかまでは伺っていないのですが。

でも、ボートダイブさえ可能になったなら、通ってみたい海です。

ダンゴウオ

男前なダンゴウオ少年

先週の葉山では目元がキリッとして凛々しいダンゴウオの幼魚もいました。体長4mmぐらい。

DSC_8323 - バージョン 2

おそらく天使の輪の名残が目元を引き立てているのでしょう。それと目の辺りのオレンジ色が。

DSC_8334 - バージョン 2

この背びれの形(↓)「はたぶん雄ですね。

DSC_8326

天使の時代が過ぎると

孵化してから日が浅いダンゴウオの幼魚の頭にはいわゆる「天使の輪」があります。でもこの輪っかは成長とともに消えていくのですよね。 先週の葉山では、輪っか消えかけの個体も見られました。

ダンゴウオの幼魚
体長は3mmぐらいだったかと。 トリミング前の写真はもう一回り大きいです

ってことは、私のカメラセットでは天使の輪が残っている幼魚を画面いっぱいに大写しにすることは無理なわけだ。残念…。

でも、ビデオカメラや高倍率デジカメで頑張れば何とかなるかも。私は持ってないけど。

天使の輪の撮影秘話

先週土曜日の葉山の海はかなりうねっていました。 よって2〜3mm級のダンゴウオの幼魚ともなると撮りにくいのなんの。例えば昨日UPした写真のトリミング前はこんな感じ。

ダンゴウオの稚魚
105mmマイクロレンズ(マクロレンズ)にUCL-165M67とUCL-330を重ねてようやくこのサイズ。 もちろんそこまでレンズを重ねると、かなり寄れはするもののピントがなかなか合いません

この個体は斜面のエツキイワノカワにいたので左手で岩を掴んで体を固定し、右手だけでカメラを構えてオートフォーカス頼み(+自身の前後移動)で撮ることに。

ファインダーの中央に被写体の目(というか顔がすっぽり入る)を入れて、ここぞという瞬間にシャッターを切るものの、概してその瞬間にうねりがくるのですよね。というか、潮は上げては戻すの繰り返しなわけで、もちろんその度に構え直し、狙い直しです。

そんな感じだったので微妙にピントが狂った惜しい写真が大量に。

この写真は運良くピントは外れなかったけど、やっぱり中央からずれてしまいました。

天使の輪

昨日は葉山で潜ってきました。目的はもちろんダンゴウオの幼魚。

そして成果はこの通り。

ダンゴウオの幼魚

体長約2mm。肉眼ではゴマ粒ぐらいにしか見えないものの、写真に収めればこのとおり。

もちろんごっそりトリミングしてあるけど…。

ダイブビズショー2013の収穫(むむ?な水中カメラ)

fisheyeブースで見つけた、ちょっと面白い水中カメラセット。 この通り、ルーペが装着されています。

水中ハウジングに装着したルーペ
ルーペがついたアームを液晶モニタ側にかざせば老眼者向けの拡大鏡に…
水中ハウジングに装着したルーペ
逆にレンズポート側にかざせばクローズアップレンズに

でも、訊くとコンセプトの展示とのこと。 いや、ルーペもカメラも所詮は光学機器なので理論上は可能なのでしょうが、ルーペのサイズや位置関係の調整は難しそうです。果たして日の目を見ることがあるものか…。

Nikon D7100が登場

昨日、SONYが発表したプレイステーション4の仕様はほんの僅かでした。こりゃ年内発売は無理かも。来年以降にずれ込むんじゃないかな。

Nikon D7000 & D7100
Nikon D7000 と D7100。 ぱっと見は似ているけど、よくよく見るとかなり違いますね

私の水中カメラはNikon D7000。その後継機種のD7100が登場しました。 D7000後継機の噂は結構前から出ていたし、あわよくば同じ形状の筐体で出して欲しかったのですが、そうはいかなかったようで。

と言うことは手持ちのNauticam製のD7000用水中ハウジングには入らないわけだ。残念。

いや、新機種がどれほど性能アップしていても私には当分買えないのですが、もし筐体が同じだったら、先々今のD7000が壊れた場合に乗り換え可能だなと。

まあ、そんな淡い期待は打ち砕かれたので、今のD7000を大事に使いつつ、この先いつまでもD7000の流通在庫や状態の良い中古品がなくならないことを願うばかりです。

もっと休みやすい社会にしないか?

フィリピン航空のキャンペーンを利用して6月にセブに行くことにしました。

もちろん目当ては夜毎の妖艶なフィリピーナとのお楽しみ…ではなく水中写真の撮影。来年のフォトコン出品用、そしてこのBlog用に。それと願わくば生涯の代表作を撮りたいものです。

草むらの小人さんのアップ
これまでの最高傑作はこれかな。 コンデジだし、写りはあまり良くないけど、二度と撮れない絵かもしれないので

なにしろセブの海はマクロ天国。その生物相は、同じく安・近・短で行かれるグアムやサイパン、それに沖縄よりも圧倒的に充実している(種類も個体数も多い)ので、特に写真の修行段階にある人は行けば苦労もなく腕前が上がること請け合い。

よって、もし日程を合わせて行かれる人がいれば連絡をくださいな。歓迎します。私が行きつけのショップのオーナーは30年選手のマクロ派水中フォトグラファーだし、アマチュアながら私自身が助言できることもあろうかと。もちろん写真が目当てではなくてもいいですが。

まあ、連れが見つからずにいつものような一人旅になっても良いのだけど。被写体を独占できることが多いから。

■ ってことで…

前置きが長くなりましたが、近年はダイビング旅行に一人でいくことが増えました。なにしろ誘っても自由に会社を休めない人が多くて。かといって年末年始やGWみたいに料金が高くなる上に混む時期は遠慮したいし。幸い私は会社の理解があって休みが取りやすいのですよね。

それに「休みを取りづらい」は日本の社会の大きなネックの一つだと思います。 以前、某オンラインメディア上で著名なブロガーの誰かが「日本ももっと休暇が取りやすい社会にして景気を盛り上げよう」という趣旨のエントリーを書いたらコメント欄で袋叩きにあっていました。どうやら「誰もがあくせく働くことが経済を下支えする」と考える人が多いようで。確かに日本には「病気や家庭の事情などの理由があるとき以外は有給休暇なんぞ許されない」的な雰囲気もあるように感じます。

でも、私はむしろ「多くの人が、割と思い通りに休暇が取れる社会の方がよほど好ましい」と考えます。

■ 働かざるもの食うべからず?

その二つの考え方で決定的な違いが出るのは、継続的に休みが必要になった時。例えば若くして癌などの大きな病気にかかり、通院が必要になったとか。その場合、休みが取りづらい文化や慣習、体質の企業では次第にいづらくなり、場合によっては自主的な退職にすら追い込まれ兼ねません。

もっと身近な例で言うと、女性が妊娠を機に退職するパターン。例え制度があっても産休・育休が取れなかったり、復職後の待遇面が著しく不利だったりというケースが未だに多々あると聞いています。

でも、そうやって業務遂行のスキルと意欲、経験、そして人脈を持った人が放り出され、時には所得水準を下げてキャリアの積み直しになればその人の消費行動は萎縮するわけです。そしてそのような人が多ければ景気を押し下げます。

企業側にしても欠員が出れば新たな人材を確保し、場合によっては手取り足取り育成しなければなりません。そうまでしても人材が定着しなければまた振り出しからのスタートです。それに人望ある人の退職だったなら残された人たちの士気も下がります。これって誰にとっても実にもったいない話ではないかと。

昨今のこのご時世、経営者やマネージャにしてみれば最小限の人件費で回したくなるのも無理はないのですが、合成の誤謬なんてこともあります。個人の倹約は美徳でも大勢のそれは不景気の要因になり得るという。

もちろん業種や職種、タイミングなど、様々な理由によっても例外はあるのでしょうが、大雑把には、不意に欠員が出ても難なく持ちこたえられる会社組織の方が好ましいいはずです。

■ ワークシェアリングのすすめ

いわゆるワークシェアで労働機会を分け合えば当然個々への報酬額は減ります。でも、それで国や地域の個人消費、内需が下支えされるなら、回り回ってその方が得なのかもしれません。

例えば5人分の仕事があったとして、各人が1.25人分ずつ4人でこなし1人分の人件費を浮かせるのは、同じ仕事を5人で行うよりも一見優れたやり方に思えます。0.25倍増しの労力は残業代として、増えた利益はボーナスなどで還元されることもあるでしょう。当事者としては頑張り甲斐があるところです。

でも、それだと後者のやり方に比べて1人が職にあぶれます。もしその1人が妥当な所得を得られなかったり失業状態が長引いたりすれば、国や地方自治体の社会保障コストがかさみ、いずれ税金が上がります。所得が増えてもそれ以上に税負担が大きくなれば当然ながら生活は豊かになりません。まあ、所得の額面が膨らめば誇らしいかもしれませんが。

それに「安いものしか買わない」という消費行動はデフレを招き、ビジネス環境を萎縮させがちです。

民間企業ならば、どんなに優秀な人でも自社の業務を取り巻く環境が悪化すれば否が応でも収入が減り、職を失う可能性だってあるわけですが、その時のダメージたるやワークシェアで目減りする分をはるかに上回るかもしれませんよね。

■ 頑張りすぎないことが大事

いまだ精神論が根強く、勤勉さや献身的な働きぶりを美徳とする多くの日本人にとって「頑張りすぎるな」は受け入れにくい価値観かもしれませんが、漁業になぞらえれば解りやすいかと。

市場で人気の魚をたくさん獲ってたくさん出荷すれば目先の利益は増えるものの、乱獲によって対象の魚が減れば、以後は不漁にあえいだり禁漁指定のあおりを食ったりするものです。

自分だけが抜け駆けすれば同業者が皆共倒れなんてこともあり得ます。負けじと他者が追随しようものなら終わりの到来も早まります。頑張りすぎればかえって害になるので、皆で自重することが重要です。

その観点でいくと、末端の労働者が残業や休出の労働を受け入れすぎるのは、局所的には良くても全体には良くないことなのかもしれません。

もっと言うなら、いわゆるブラック企業は、全体や先々のことは犠牲にしてでも目先の漁獲増を狙う悪質漁業者みたいなものですね。

かつての高度成長期のように伸びしろが無限で頑張るほど報われるという時代なら別ですが、もはや誰かが獲りすぎれば他の多くが食いっぱぐれるような国の一面がなきにしもあらず。当然、あらゆる分野にあてはまるわけではないけど。

■ 現実的なところでは…

まあ、そうは言っても頑張りすぎない社会や端からワークシェリングを掲げた企業運営は難しそうなので、まずは各人が休暇を取りやすい環境作りを目指すのがいいのではないかと。個々人の努力や研さんは素晴らしいことだとして、誰もがおおむね好きなタイミングでしっかり休暇を取るのが当然という。

国の関与は私もあまり好ましくないと思うけど、有休休暇の最少日数と消化率の向上ぐらいは義務づけてもいいかもしれません。

それは何も楽をしようとか、レジャーやバケーションを促進して個人消費を増やそうということではなく、たとえ多くの休みが必要になっても職場から弾き出されたり、大幅に所得やら消費能力を失うことがないような社会を目指し、ひいては経済全体を下支えするのが目的ってことで。

■ 結び

というわけで、日本でももっと休暇が好きに取れるような風潮になってくれば、私の旅の道連れも見つかりやすくなるのになぁ…。

ミャンマー料理を初体験

昨夜、会社近くに最近オープンしたミャンマーレストランに行ってみました。

ラーメン屋の二階で、お店の扉は窓すらない引き戸。中が全く見えず入りづらいのなんの。でも構わず入ってみたら、ミャンマー人のお姉さん方が3歳ぐらいの子連れでわいわいやってて実に楽しい雰囲気でした。もちろん日本語も普通に通じます。

どうやら昔ながらのカラオケスナックの居抜きらしく、内装はいかにもスナック風のカウンター席とソファ席。固いソファに座って低いテーブルに向かってでは食べにくかったなぁ。

ミャンマー料理のメニュー
お店の入り口に張り出されたメインメニュー

とりあえず「うまいミャンマービール」とやらを。世界各国金賞受賞18回だそうです。

ミャンマーの美味しいビール
確かにおいしい気がしました。 私はビールにはこだわりがないので、味の善し悪しまでは言えないけど

そしてサラダ。「一番ミャンマーっぽいのはどれ?」と訊いて頼んだ「お茶の葉のサラダ」。 この写真では解りづらいものの、お茶っ葉と数種類のナッツ、乾燥エビを油で炒めた感じの料理でした。唐辛子とナッツを炒めた韓国のお菓子に似てるかな。

お茶っ葉サラダ
サラダといいつつ脂っこいけど、ビールには合うかな

そして頼んだもう一品が「モヒンガー」。なにしろ一番想像が付かなかったのでぜひ試そうと。メニューの写真ではこんな感じ。

モヒンガーの見本写真

てっきりお皿に盛られたシチューっぽい煮物料理だと想像していたら、出てきたのはこちら。

モヒンガーの現物
どんぶりいっぱいの素麺みたいな麺料理でした。 ちなみにオレンジ色の物体はカリカリの魚フライだったかと

以前、ミャンマー料理はかなり辛いと聞いたことがあったので激辛党の私は憧れていたのですが、さすがに日本人向けにアレンジしたのか、辛さもカレーのようなスパイシーさもありません。それでいてどうやって味を出したのかまったく想像が付かない初めての味でしたね。決して不味くはないけど、美味さを理解するには回数を要するかも…。

営業時間が17時〜5時という、これまた不思議なお店なのですが、いずれはランチも始めるのかな。メニューにそれっぽいことが書いてあるから。そうしたら利用しやすくなるのでメニューを一通り試してみたいものです。

顔馴染みになれば本場のそれに近い辛いミャンマー料理を出してもらえるかもしれないし。

デジカメのバッテリーを考える

私のNikon D7000カメラはマクロ生物相豊かな海で6ダイブほどで使うとバッテリー残量が心もとなくなります。枚数にして3〜400枚ぐらいかな。なにしろ水中では毎回ストロボを焚くので。それでもミラーレスとは違い、待機状態では大してバッテリーを消耗しないのですが。

よってそれ以上を潜る予定の旅に出る際は充電器も携行していました。でもカメラ付属の充電器は意外にデカいのですよね。

そこで代替手段を考えることに。プランは二つ。

  1. よりコンパクトな充電器で置き換える
  2. 予備のバッテリーを買う

1.の製品は例えばこれ

NIKON EN-EL15用 互換マルチ充電器セット

これだと充電器自体は確かに小さくなるのですが、リンク先の説明を読むと充電器本体と同じぐらい大きなACアダプタが必要ですね。

充電器とACアダプタ

ならば大して改善にはならないや。

それに旅先に充電器を携帯するプランだと、バッテリーを充電する時間も必要です。つまりその時間はカメラは使えません。やっぱりダメだ…。

ってなわけで、素直に予備のバッテリーを買います。互換品なら安いし。

PowerFirst EN-EL15互換バッテリー

↑ D7000用

他にもお勧めのカメラの互換バッテリーも載せておきます。

↑ Cybershot RX-100用

↑ PowerShot S110用

↑ STYLUS XZ2用

それにしてもAmazonは最強ですね。元々販売品の多くが安い上に送料無料ときた日には…。

フィリピン航空のキャンペーン

フィリピン航空のバナーフィリピン航空のキャンペーンが始まってます。成田からだとマニラ・セブ往復が25,300円。燃油やら諸経費込み込みで45,440円。通常料金よりも2万円ぐらいお得ですね。

まあ、この場合の2万円という額は「一人旅でも安いパックツアーと変わらなくなる」ってところですが。もちろん宿泊を安いところ(一人部屋追加料金もかからない)にすれば、いくらかお釣りがきます。

この先はまた燃油代が上がるかも知れないし、近ごろはペソ高も進んでいるので、そうして現地での1〜2食分の差額でも出てくれれば御の字でしょうか。

さて、今回のキャンペーンの特徴は、適用除外日が設けられていないこと。実はあるけども書いていないのか、僅かながらも全日に枠が設けられているのかは解りませんが。

で、私は端から繁忙期を避けて6月中旬の無風な日程で取りました。3月・4月はダンゴウオのシーズンだし、5月はGW(遠出はしないけど)があるので、その後ってことで。

本当は誰かを誘おうかとも思ったけど、私の仲間の目ぼしい連中は皆4ヶ月も先のことを今決められない人が多いから、今回も一人旅かな。まあ、その方が被写体を独占できて良い場合が多いのだけど。

それに、連れがいる時はパックツアーでもいいし。

ランチパック専門店

いつからかJR池袋駅(北改札の外)にヤマザキのランチパック専門店がオープンしていました。

ランチパック cafe

この通り、ご当地ランチパックや六大学コラボのランチパックがずらり。

ランチパック cafeの品揃え

今週のお取り寄せなるコーナーも。個人的にはホイップ(福岡のあまおうランチパックや栃木のとちおとめランチパックにも使われている)が要らないかな…。

ランチパック cafeの品揃え

東急ハンズ池袋店にはクマモンがたくさん。

東急ハンズのくまモンコーナー

イボイソバナガニ

イボイソバナガニ。

イボイソバナガニ
たぶん右側が頭

いつもムチカラマツにしがみついていて、指でつついたぐらいではぴくりともしません。 名前からするとカニらしいのですが、どこがどのパーツなのかよく解らんです。

ダイブビズショー2013の収穫(ちょっとした優れもの)

デジカメを腕に装着できるバンドです。

DSC04421

DSC04422

ベルクロテープで二重に止めるので、けっこうしっかり固定できます。

しかも固定台が回転するので、カメラを好きな方向に向けて撮れます。

潜る際、小振りの水中デジカメならランヤードでBCDにぶら下げる手もありますが、こちらの方が岩場に引っ掛けたりせずにいいかも。

ただしエントリーの時は要注意。着水の衝撃が伝わらないようカメラを抱え込むなどして入る必要がありますね。これを怠ると台座がポッキリ折れて、カメラを無くしてしまいそうです。

2020年の東京オリンピックは消えたな

どうやら2020年のオリンピック種目からレスリングが外されれることが濃厚だそうで。私なんぞは「そんなことしちゃいかん」と思うのですがね。「とっくみあい」は陸上、競泳と並ぶ普遍的かつオリンピックの象徴なんだから。でも、聞くところでは「ロビー活動も含めてオリンピック」なのだそうで…。

オリンピック招致のピンバッジ
オリンピック招致のピンバッジ。最近コナミスポーツで大量に配ってます

さて、その2020年のオリンピック・パラリンピックを東京に招致する件ですが、もう絶望的な状況に追い込まれていると思います。このままでは落選が濃厚です。

もちろん深刻な影を落としたのが女子柔道の暴力・パワハラ問題。あれって当事者の園田監督と徳野コーチ、吉村理事、そして連盟の上村会長が引責辞任した他は、まだ何も改善された様子はないですよね。第三者委員会のメンバーも昨日ようやく決定したところだし。

一部では告発した15選手が名乗り出ていないことを疑問視する向きもありますが、そんなもん当然の話。名前が出れば、嫌がらせや封殺の圧力がかかるのは目に見えているのだから。そうして彼女らに翻すように仕向け、泣き寝入りさせれば責任を問われなかったり、名誉や経済的な恩恵に預かれて何かと都合がいい人も多いのだし。いつぞやの偽装食品やオリンパスの内部告発のときと同じで。

中には陰謀説を唱える人もいます。東京でのオリンピックの開催に反対する勢力が仕組んだことだと。でもそれはお粗末な下衆の勘ぐりというもの。園田監督は暴力・パワハラを問われて身の潔白を主張できなかったのだから。

また、柔道界の不祥事としては、内芝被告の事件もあります。今回の15選手の告発内容の背景として、柔道界においてはパワハラの範疇にも収まらない犯罪行為の横行すら疑われているわけです。内芝だけの問題ではなさそうだぞと。

もっと言うと、日本では柔道の授業における負傷、死亡事故が結構な頻度で発生しています。同じく柔道を授業に採用しているフランスでは死亡事故など皆無だというのに。要するに、いろんなことが立ち後れてたり、ねじ曲がっていて、そのまま放置されているのですよね。

それに桜宮高校における生徒自殺問題の件も心証を悪くしました。柔道やオリンピック選手の世界に限らず、根性論の根強い日本では軍隊風の「ぶん殴って伸ばす」「打たれれば伸びるに違いない」的な恐怖支配による指導が黙認されていた感もあります。そりゃ精神的にもタフな選手にだけは通用するかもしれないけど、むしろ心身に傷を受ける人の方がよほど多いはずです。

私とて、単純に「日本でのオリンピック、間近で見たくないの?」と問われれば反対する理由は無いのですが、こうして明るみに出た諸問題にまともな手を打つことをしないなら、私は東京への招致、開催に賛成できかねます。

ということは覆面調査員が来たら、現時点では私は東京オリンピックに反対と答えることになりますね。今後の進展次第では賛成と答えられる日が来るかもしれませんが。

オリンピック開催地の決定は9月ですが招致国による説明会は7月3日。これが事実上のリミットです。それまでに柔道なり学校教育における自浄能力を示せなければ東京は確実に落とされます。そうしたら前都知事の号令の元、今までせっせと注ぎ込んできた何百億円かの都民税も吹っ飛ぶわけだ。

アオボシミドリガイ

谷津の海のアオボシミドリガイ。15mmぐらいありました。

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なんだか怪獣みたいです。まあ、ウミウシ全般がそうだけど。

ちょっと角度を変えると、背中の皮膚の合わせ目の間から何やら赤いパーツが覗いていますね。何かの感覚器でしょうかね。

DSC_8208

ダイブビズショー2013の収穫(アニバーサリーなBCD)

ダイブビズショーのSCUBAPROのブースで見つけたBCD。

SPROのBCD
見た感じ、大型のポッケもありそうだけど、 邪魔っけな拡張ポッケもぶら下がってます

限定500着のアニバーサリーモデル。「50」の文字は同社の50周年を表しているそうで。 肩と背面はこんな感じ。

SPROのBCD
あちこちに、いちいちゴールドがあしらわれています

こちらは宣材写真。

adventure_50th
これだけ見た人は、まさか向こう側にデカデカと「50」と書かれているとは思いもしないはず…

Webサイトにも登録されたので、もう買えそうですね。

BCDを買い替えたがっている49歳のダイバーへのお誕生日プレゼントにはいいかも。仲間みんなでお金出し合ったりして。

タコとのお戯れ

一昨日の谷津でのダイビング中、岩場の上で10cmぐらいのタコを発見。

DSC_8198

タコとの遭遇は久しぶりだし、どうにも海洋民族としての血が騒ぐのか、ついついタコにはちょっかいを出してしまいますよね。

点々とあるブルーの斑が印象的だったので、もっといい感じに写真を撮ろうと、そっと手のひらに乗せて向きを変えさせようとしたところブルーの斑がリング状に変化。確か「青いリングのタコは解毒剤のない猛毒を持っている」と聞いたような…。

DSC_8197

これってひょっとしてヒョウモンダコの仲間だったんでしょうか。写真で見知っている派手なやつとは違う気もするから無毒なタコかもしれないけど、よく解らないのですぐ逃がすことにしました。

まあ、有毒のタコに限らず、野生動物とのお戯れはちょっとだけ…ですよね。

今日のリキ

多摩動物園のリキ、生後3ヶ月。

多摩動物園のリキ

他の動物は3ヶ月も経つとかなり大きくなっちゃいますが、サル目ヒト科(人間、チンパンジー、ゴリラ、そしてオランウータン)は成長が遅く赤ん坊の時期が長いので、写真を撮る者にはありがたいです。

この後、自発的に動き回り始めると、それはまた絵になるし。

ダンゴウオ再び

昨日撮った谷津のダンゴウオ。

ダンゴウオ
見つけた時は、頭を隠していました

ダイビング1本目の45分頃にようやく1個体見つかったので、石の目印を置いてひとまずEXIT。

2本目に直行したら、まだ付近にいました。

でも、どんなに待ってもこちらに顔を向けません。常に頭を向こう側(岩の壁面)に向けていて、念願の正面顔は撮れず。

ダンゴウオ
2ダイブ目もやっぱり向こう向き
ダンゴウオ
全身

どうやら数日前に他のシニアダイバーが大光量ライトで照らしたからではないかとのこと。なるほど、ダンゴウオ、夜行性だから特に強い光は嫌いなはずです。しかも、その人は老眼でダンゴウオ自体は見えていないのに、ガイドに示された辺りを不躾に煌々と照らしちゃったそうで…。

いやぁ、今年はダンゴウオの出没情報がまばらで確かな話がなかなか伝わってこないので、先月と同じところに撮りに行ったものの、成果としては微妙。1月4日に見た雌が翌週ぐらいに産卵していれば、そろそろ稚魚が出てくる頃だと狙ったのですがね。

でも、谷津に申し込んだ次の日、葉山での出没情報が届きました。しかも天使の輪がついた稚魚の。ならば次はそっちを検討してみましょうかね。

プレステ4が出るのか

プレステのロゴ

2月20日にプレステ4が発表されるようです。微妙…。もはやゲーム機に期待している人はは少ないですよね。せいぜい気合いの入ったゲーマーぐらいかと。

かつてプレステ2がDVDプレイヤーとして、同じく3がブルーレイプレイヤーとして売れた経緯もありますが、今回はブルーレイを置き換える次世代規格も控えていません。

おまけにCELLプロセッサは積まないらしいので、PS3のゲームも動かないのでしょう。あれをエミュレートするのは無謀だし。

ならば仕切り直し、プレイステーションのブランド名を引き継ぎつつも、定義のし直しを余儀なくされるわけです。

かくいう私もゲームやブルーレイにはお金を払う気にならないので、代わりに「こうだったら買うかも」ということで書きます。

それを簡単に言うと「メディアサーバー(Wi-Fiベースステーション機能付き)」でしょうか。具体的な製品としては、AppleTVとWi-Fiルーター、そしてPogoplug(かつてのハードウェアのタイプ)、そしてロケーションフリーを合わせたようなもの。つまり、USB3接続でディスク容量をほぼ無限に増やせ、保存された動画、音楽、写真、ゲームなどに各種機器で自宅内外からアクセスできるという。ついでにセットトップボックスの機能もあると。

想定する使い方はこんな感じ。

《楽しむ》

  • リビングの大型テレビに繋いでゲームや映画を楽しむ
  • 書斎や寝室のPCからアクセスし、ゲームや映画を楽しむ
  • お風呂場の防水Androidタブレットからアクセスし、ゲームや映画を楽しむ
  • 外出先からスマホやタブレットでアクセスし、ゲームや映画を楽しむ
  • 外出先からスマホやタブレットでアクセスし、録画予約したり、テレビ放送を楽しむ

《保存する》

  • 映画、音楽、専用ゲームはダウンロード購入して、内蔵SSDもしくは外付けHDDに保存
  • 写真、ホームビデオはカメラを直接繋ぐか、PCから転送して外付けHDDに保存

《バックアップ》

  •  RAID機能対応

つまり、自分と家族だけで使うクラウド環境を構築して運用するためのコアデバイスですね。iOSやAndroid端末向けにクライアントアプリを提供し、「太いWi-Fiが使える環境下なら世界中のどこからでも利用できる」と。既存の製品でも似たようなことは実現可能ですが、まだ一般家庭に浸透する段階には至っていませんので。

近年、SONYはAppleのiPhoneの前で防戦一方だったわけですが、もしここで「端末がiPhoneだろうがiPadだろうが、世界中のご家庭向けメディアサーバーはプレステ4」「AppleやSamsungのユーザーもプレステ4を買い求める」という流れを作れたなら、それはiTunesを出し抜くほどの一発大逆転にもなり得るわけです。

さて、来週SONYがどんなモノを出してくるのか、楽しみに待ちたいと思います。

遭遇確率100%のジンベエダイビング

フィリピン、セブ島南部のオスロブはジンベエザメとの遭遇率100%のダイビングで知られています。なにしろ餌付けしているので。

同じくフィリピンのサウスレイテでも高確率でジンベエザメが出るものの、こちらは完全に野生なので100%とはいきません。

ジンベエザメ
一昨年のサウスレイテのジンベエザメ

でも日本の、それも東京の直ぐそばに100%の確率でジンベエザメと一緒に潜れるところがあります。八景島シーパラダイスです。

本日、第一回目が開催されたようですね。今なら再来週の第二回目にも間に合います。案内はこちら

24,150円は結構なお値段だけど、スキューバでジンベエと一緒に潜る体験をするには、たいていそれ以上の渡航費がかかります。時折、千葉の勝浦では漁網に掛かった個体が飼われていて、その期間だけ潜れることはありますが。

ドライスーツ着用は衛生的な理由からでしょうかね。だったら私が水温が低くてもOKだからとウェットスーツで潜るのは許されないかな。

ま、私自身はあまり関心がないのですが。いや、カメラの持ち込みが許されるなら、水族館の水槽内から外を入れて撮るのは面白いかも。

ダイブビズショー2013の収穫(新しいバラクーダフィン)

フルフットラバーフィンの最高峰、バラクーダの白です、黒よりも100g軽くなっているそうな。

バラクーダフィンのホワイト

このフィンの特徴は何といってもその長さ。よって素晴らしい推進力が得られます。exit時はBCを脱いでボートスタッフに預けたら、水中からのフィンキックでテンダーボートの縁によじ登れそうです。

でも難点もあって、重いし長すぎて普通のスーツケースには入らないので、専用のバッグに入れて持ち運ぶことに。フィン一式だけで飛行機の預け荷物つ1個と勘定されては適わんので、ちとやっかいです。

まあ、マクロ派の私には無用の長物ですね。

バラクーダフィン
バラクーダにも定番の3色が揃いました
ミューフィン
DSC04400 こちらは手ごろなミューフィン。 カラフルな取り合わせですが、実際にはもっとたくさんの色があります。 2色混在タイプなんかも存在するし

社会貢献するための資格

wordpress-logo先週来のAKB48の峯岸みなみさんの一件、正直なところ何ら興味もないのですが、けじめの付け方として、そこに行き着く考え方がグロテスクだなぁとは思います。

まあ、アイドルの商品価値という意味ではあるまじきことなのでしょう。もちろんモラルとか倫理ではなく、商売上の都合ってだけですが。

だったら、いっそのことその後の処遇を「リコール選挙」で決めればいいのに。

話は変わって、たまには真面目なことも書きましょう。

先日、仕事上の繋がりで「もっと知ろう、デイジー教科書を!」というシンポジウムに出席しました。

デイジー(DAISY)とは主に視覚障害者向けの音声読み上げ電子書籍の規格です。専用機やプレイヤーソフトウェアで再生することで、全盲の人はもちろん、弱視や識字障害を持った人が、耳で聞きながら読書をするという使われ方をしています。

ただし、シンポジウムの感想は「歯車の空回り感が強いなぁ」でした。残念ながら。

現状、教科書のデイジー化は有志のボランティアによって行われています。でも、本来なら国が責任を持って遂行すべきことです。

ではなぜそのようになっていないかといえば、国からの予算が下りないから。文部科学省、そして財務省が予算付けをしようとせず、そうは言ってもデイジー教科書を必要とする児童はいるため、しかたなく有志の方々が手弁当で頑張っているという状況が続いています。

でも、そういうやり方では永続性が担保されないのですよね。中核メンバーが何らかの理由で離脱すれば、たちまち体制が崩壊しかねないわけです。それは老老介護の悲劇に似ています。支える方が力を失えば、支えられている方も生命線を断たれるという。

その意味では、社会貢献活動に身を投じるには、ある程度の余力がある人が好ましいわけです。困っている人の役に立ちたいという思いは尊く、清貧の志は崇高でも、それは根性論に近い考え方です。会社であれば、零細企業が社会貢献活動の分野に軸足を置くのは好ましいとは言えないでしょう。

トロイア発見で有名な考古学者のシュリーマンが大きな成果を上げられたのは、まず大きく財をなした上で発掘作業に臨んだからだし、ビル・ゲイツが多くの尊敬を集めるのも莫大な富を基にケタ違いの額を慈善事業に費やしているからです。ちょっと残念な気もしますが、世の中、先立つものはお金なわけで。

先の零細企業の例で言えば、たとえ経営者にその方面への思い入れがあったとしても、せめて自身がいなくても事業が順調に回り、継続的に利益を上げられるぐらいになってからでなければ、社会貢献活動に多くの資源を割いてはいけないのだと思います。剛腕のワンマン社長が病気や交通事故で離脱したら遠からず会社が空中分解なんてことでは拙いわけです。

また、福祉のような社会貢献活動の分野で利益を上げていこうと考えるのも不健全でしょう。そもそもその予算の原資は税金であり、かつかつに運営されていことが多いので、そこに軸足を置いてしまうと企業の体力が付きづらく、社員への待遇も据え置きのまま年数を重ねれば、企業としての基礎体力が損なわれていきます。

ということで、社会貢献活動にいそしむための資格は投資行動と同じで「ちょっとやそっとのことでは揺るがないだけの余力を持っているかどうか」ではないでしょうか。違う言い方をすると、社会貢献活動に重きを置くためには、先ずは「それ以外の活動を軌道に乗せるべし」だと。

最後に。上記の通り、ボランティアが身を削るようにして教科書をデイジー化しているのは本来は筋の悪い話。これを好転させる鍵は「教科書に商品価値を持たせる」しかないと思います。広く売れるようにすると。

我々は何となく「デイジー教科書は視覚障害者のもの」という先入観を持ちがちですが、デイジー教科書を健常者に使ってもらっても良いはずです。法律的な垣根がなければ可能でしょう。iPadで読み上げてくれる教科書が、子供の学習意欲や理解度の向上が見込めるというなら、進んで買い与える親御さんは多いはずなので。

それこそ健常者の児童の親御さんの5組ぐらいにデイジー教科書が売れれば、障害者にも1セットがプレゼントされ、売り上げはデイジー教科書の出版社や制作者に還元されるといった具合の循環が作れたなら、社会の歯車がガッチリ噛みあって回っていくのだろうと。相変わらずボランティアの力を借りるにしても、出版社の下で作れば必然的にクオリティも上がりますし。

Wi-Ho!(ワイホー)

旅行のクチコミサイト フォートラベルから海外で使える定額制Wi-Fiルーターレンタル「Wi-Ho!(ワイホー)」の案内メールが来ました。

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おう、これがあれば、外国でも地図アプリで現在位置をトレースできますね。

どうやら韓国や中国、それに私がよく行くフィリピンを含む東南アジア11カ国ではで700円/日の定額で使えるとのこと。

グアム・サイパンは欧米と同じく1,000円。残念ながらパラオはサービスがないようです。まあ、パラオはソフトバンクの海外パケットし放題も適用外だから。

その海外パケットし放題だと、ちょっとしたケータイメールのやり取りだけでもすぐに従量制リミットを超える()ため、実質2,980円/日固定のようなもの。それが700円(任意の保証金315円)/日ならお得です。

多分、ローミングをONにしている間は裏で各種アプリが容赦なくデータを取りにいくのだと思います。
とは言え、ローミングをOFFにするとメールをリアルタイムに取れないし…。

なお、申し込みは事前にWebで行い、受け取りは出発空港にて。支払いは返却後だそうな。

気になるのは返却。例えば返却場所が到着フロアと違ったり、帰りのリムジンバスの時間が迫っていたりすると厄介ですが、どうやら翌日に宅配便(着払い)で返せば良いとのこと。ならば安心か。

ものは試し。3月のサウスレイテで使ってみようかな。

格安なRX100用水中ハウジング

サンコーレアモノショップからソニーCyber-shot DSC-RX100用防水ハウジングケースが発売になりました。

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40m耐圧。全機能対応でで19,800円

作りは見ての通り、Canonの純正ハウジング(ウォータープルーフケースとも呼ばれる)とそっくりの透明なポリカーボネイト製です。同じ製作業者に発注しているのかな。

しかも、シューベースはもちろんレンズポート前面には67mmのネジ径まで備えているので、余計な補助パーツなしでマクロコンバージョンレンズが付けられます。Canonの純正ハウジングは、最近ようやくシューベースが付いたところなのに。いきなり追い抜いちゃいました。

もちろんレンズポートのそばにはダイヤルが設けられていて、これを摘んで回せばコントローラーリングが回るのでしょう。私の好きなマニュアルフォーカスができますね。

唯一至らない点といえば、ストロボ光のインターセプトの仕組み。箱形のディフューザーを外すと剥き出しのソケットが2個現れます。ここに光ケーブルを差せば良いわけですが、ハウジングが透明なのでカメラ本体のストロボ光も漏れてしまいます。ともするとハレーションが起きやすいわけです。

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外部ストロボの利用時には工夫した方がいいかも

でも、外部ストロボを使う際はINONのクリアフォトシステムを利用すれば、ストロボ光を赤外線(光らないけど外部ストロボは反応する)に変換してくれるので大丈夫です。クリアフォトシステムもフィルムとシールだけなら安価だし。 ともかく、

このハウジングは仕様といい、お値段といい、絶妙な感じ。DSC-R100は現時点で最高の水中撮影向けコンパクトデジカメなので、これは買いだと思います。

セブ行きにはスポーツプラスはいらない

昨年末、自宅最寄り駅のマクドナルドが閉店して、入れ代わりに近々ファミリーマートがオープンするそうな。ちとラッキー。今まで帰り道にはスリーエフが2軒しかなかったから。マクド、よくぞ潰れてくれたってなもんです。やっぱコンビニの方が便利だし。

再来週、ちょっとだけ馴染みのダイビング仲間がコナミスポーツのセブツアーに参加します。なにしろコナミのダイビング事業もあと2ヶ月足らずでお終いだからなぁ。

でも、彼女の話を聞いていると気になることが。「重量制限の緩和のために、ナントカって会費を払ってぇ…」だと。でも、成田発着のエコノミークラスの重量制限が20kgで、荷物の多いダイバーだとスポーツプラス(年会費12,500円で+15kgの追加重量枠加算)への加入が必要だったのは1年以上も前の話です。

ひょっとして実際はセブではなく隣のボホールあたりに渡るのかとも思ったけど、聞くと往路が成田→セブ、復路もセブ→マニラ→成田だそうな。だったら往復とも23kgが2個までOKなのでスポーツプラスの加入は不要です。

どうやらツアーの引率は古参ののインストラクター。なるほど、かつてセブに行った時のまま情報がアップデートされていないのでしょう。 もちろん私が最後に行った昨年12月前以降に再改定されたという話も聞かれません。

フィリピン航空のお知らせ
フィリピン航空のホームページのお知らせはなぜか命令口調

というわけでフィリピンのリピーターダイバーの勤めとして、昨日の夕方、人伝てにツアーリーダーに事情を教えてあげたけど、参加者各人のスポーツプラスの加入キャンセル、間に合うかなぁ。出発が10日後だから、もうみんな手続き取っちゃってるかも。

今回はイントラが二人同行するらしいからゲストは12人ぐらいか。仮に14人全員がスポーツプラスに加入したら合計で175,000円もの丸損になってしまうのだけど…。

ダイブビズショー2013の収穫(空気入りクローズアップレンズ)

fisheyeのブースで見つけたクローズアップレンズ(9,000円)。内部に設けた空気層陸上と同じ拡大率を再現しているとのことです。

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確か水中では像がやや大きく見えているので、それを小さく補正するのかな。

いや、それは人の目の場合。ひょっとして水中ではカメラには小さく写ってて、それを陸上並に大きく補正するのかも。

どっちが正解か私には解りませんが、ともかくクローズアップレンズの新製品が出るとのこと。対応マウントはM52です。

ダイブビズショー2013の収穫(Nauticamのクローズアップレンズアダプタ)

ダイビングのイベントで毎回楽しみにしているのがfisheyeのブース。私も使っているNauticam製水中ハウジングの国内販売代理店です。

そして今回一番の目当てだったのが、こちらの製品。NAフリップレンズアダプターM67。

NAフリップレンズアダプターM67

ちょうつがいで接続されたリングの片方をレンズポートの先端に取り付け、もう片方にクローズアップレンズを付けておくと、パタッと開け閉めするだけで素早くクローズアップレンズを脱着できるガジェットです。

こういうのが欲しかったのですよね。クローズアップレンズの脱着には両手が必要だけど、水中でうねりがあったりすると苦労するし。

で、前から発売されることは知っていたので、気になっていたのはちょうつがいの強度。でも、かなりしっかりした作りでしたね。これなら安心して使えそうです。ちなみに定価は21,000円。財布に余裕が出たら買いましょうかね。

子ダンゴウオ、どこに撮りに行こうか?

昨日、南伊豆のダイビングショップ・サーフサイドから「小笠原行かない?」というお誘いがきました。いいですね小笠原。何年ぶりだろう。

でも日程を聞いたら2/14(木)〜25(月)とのこと。小笠原丸2航海分、10泊12日のロングツアー。行くには休みが8日も必要なので、残念だけど断りました。さすがにリタイヤ組でもなければ無理ですよね。私は3月のサウスレイテ行きにも休暇が必要だし。

いや、そもそも2週間前になって私に声を掛けてきたということは、きっと予定メンバーに欠員が出たのでしょう。私も前後半のどちらか1航海だけなら参加できなくもないけど、まあ今回は他者に譲ります。

ついでに言うと、小笠原は物価が高いし、中10日も潜って飲み食いしたら相当お金を使ってしまいます。その意味でも、やっぱシニア向けのツアーってことですね。あの海なら老眼でも大丈夫だし。

さて、これでその期間はサーフサイドがクローズしてしまうことが解りました。実は2月はダンゴウオの稚魚、幼魚がわらわら出始める頃と聞いていたので、当てにしてたのですが。

差し当たり、2/9(土)〜11(月)の三連休で、天使の輪を持った子ダンゴウオを撮りたいと思ってたけど、今年は親魚の出現からして遅れているみたいなので出てくるかどうか。でも、それを逃すと来月までおあずけだ…。

谷津のダンゴウオ
また親魚でも良いけど…

ならば他のエリアに出向くべきでしょうね。ダンゴウオは近場だと南伊豆〜葉山あたりまで、いたるところで見られるらしいけど、要はミリ単位の被写体を探し慣れた目の良い現地ガイドがいるかどうか。

でも長年リゾートダイバーだった私には、サーフサイドの他には当てがありません。

というわけで、どなたか最新のダンゴウオの出没情報と、稚魚、幼魚を探すのが得意なガイドがいるショップを教えていただけると幸いです。

ダイブビズショー2013の収穫(INONの新型レンズ)

INONのブースでもう一つ見つけたのがこちらの新型クローズアップレンズ。言うなれば「高拡大率ワイドマクロコンバージョンレンズ」って感じだったかと。うろ覚えですが。

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「レンズ周辺部までしっかり絵を捉えて、ダンゴウオなんかを撮る際は一眼よりもいいのが撮れる」なんて触れ込みで説明していました。

まあそこは話半分。理屈で考えれば、レンズ性能やイメージセンサーサイズのハンデがあるのでコンデジが一眼に勝ることはないでしょうが、一眼とは違う写り方だったり、他のクローズアップレンズを使った場合よりも印象的な絵が撮れるのかもしれません。

ただし、汎用性のあるコンバージョンレンズではなく、例によってカメラを選ぶようです。対応機種はCanon PowerShot S100/110。ひょっとしたら他の上級コンデジでもいけるかもしれませんが、そこは不明。ちなみに一眼に付けても使い物にはならないそうです。

価格は26,000円ぐらいと言っていたような。

2月の中旬からWebサイトで作例とともに発表するとのこと。楽しみです。

航空券を買うタイミング

フィリピン航空のバナー3月のサウスレイテツアーはマニラ空港に集合予定。成田、関空、セブから参加メンバーが集まります。

成田からフィリピン航空で行くのは私だけ。他の人はJALです。値段がさほど変わらないなら普通はそうですよね。フィリピン航空のマイレージはフィリピン航空のチケットにしか換えられないから、通う人じゃなければ貯める価値はないし。

さて、ツアーの日程はとっくに決まっていたものの、あえて今日まで待ってから航空券を買いました。というのも2月から燃油代が片道8,000円が7,000円に下がると発表されていたので。往復で2千円は海外旅行費としては何てこともないけど、普段のランチ代と捉えればそれなりの額だし。

要点は燃油代が下がるのが2月以降の搭乗分ではなく2月以降の発券分である点。同じ便でも昨日までに買えば2,000円高かったわけです。

もっともツアー日程が祝祭日絡みだったり学生の春休みに掛かっていれば、悠長なことは言っていられなかったけど。