天使の輪の撮影秘話

先週土曜日の葉山の海はかなりうねっていました。 よって2〜3mm級のダンゴウオの幼魚ともなると撮りにくいのなんの。例えば昨日UPした写真のトリミング前はこんな感じ。

ダンゴウオの稚魚
105mmマイクロレンズ(マクロレンズ)にUCL-165M67とUCL-330を重ねてようやくこのサイズ。 もちろんそこまでレンズを重ねると、かなり寄れはするもののピントがなかなか合いません

この個体は斜面のエツキイワノカワにいたので左手で岩を掴んで体を固定し、右手だけでカメラを構えてオートフォーカス頼み(+自身の前後移動)で撮ることに。

ファインダーの中央に被写体の目(というか顔がすっぽり入る)を入れて、ここぞという瞬間にシャッターを切るものの、概してその瞬間にうねりがくるのですよね。というか、潮は上げては戻すの繰り返しなわけで、もちろんその度に構え直し、狙い直しです。

そんな感じだったので微妙にピントが狂った惜しい写真が大量に。

この写真は運良くピントは外れなかったけど、やっぱり中央からずれてしまいました。