帰省旅の立案

6月と7月は海の遠出予定を入れたので、5月に帰省しようと思っています。ダンゴウオのシーズンも終わってるし。 私の実家は福岡との県境の佐賀県側。駅でいくと博多からJRで20分ちょっとのところ。よって最寄り空港は福岡国際空港です。

バンドウイルカのハイジャンプ
福岡の海の中道マリンワールドの1シーン。 実はここの水族館は大水槽で潜れます。

で、仮に5月16日(木)→5/19(日)と仮定して洗い出したのがこの料金表。羽田便は高いので省きました。

まずは往路。自宅から成田空港までは電車を乗り継いで2時間前後かかるし、余裕をもって行くことを考えれば、せめてお昼頃の便でないと。

成田→福岡
便 時刻 金額 優先順位
AirAsia 07:05-09:05 5,080 ×(朝が早すぎる)
11:50-13:50 5,080 2
JetStar 07:15-09:15 3,690 ×(朝が早すぎる)
12:55-14:55 4,990 1
16:15-18:15 7,290 3
SkyMark 09:00-10:55 7,800 ×(朝が早すぎる)
13:25-15:30 7,800 4
16:00-18:00 7,800 5

そして復路。実家から福岡空港へは1時間以内で行かれるけど、どうせなら現地でお昼も食べたいから午後便が良いかな。

福岡→成田
便 時刻 金額 優先順位
AirAsia 09:30-11:20 5,080 ×(朝が早い)
14:15-16:05 7,880 2
JetStar 09:45-11:35 5,990 ×(朝が早い)
13:05-14:55 7,290 1
18:45-20:35 11,490 3
19:50-21:40 11,490 4
SkyMark 11:30-13:20 7,800 ×(満席)
16:10-18:00 7,800 ×(満席)
18:35-20:25 7,800 ×(満席)

てなわけで往路JetStarの12:55-14:55、復路JetStarの13:05-14:55、計12,280円が良さそうです。

この価格、以前と比べると半額ってな感覚ですね。夜行バス(横浜⇄天神)でも片道8,000円かかるというのに。良い時代になったものだ。

他にも1泊4日の帰省ツアーを利用する手もあります。やはり成田からの往復スカイマークで14,800円(行きが16:00-18:00と帰りが11:30-13:20)。ビジネスホテル1泊が2,520円って換算か。これも悪くはないけど、帰りの日のお昼ご飯の時間が微妙なので今回はJetStarで帰ってみましょうかね。JetStarにはまだ乗ったことがないし。

などと書いておきながら、もっといい手段はないかと思って3日ほど置いて改めてWebサイトにアクセスしてみると価格が変わっていました。

往路。

成田→福岡
便 時刻 金額 備考
JetStar 07:15-09:15 3,690 ×(朝が早すぎる)
12:55-14:55 5,990 1,000円UP
16:15-18:15 7,290

復路。

福岡→成田
便 時刻 金額 備考
JetStar 09:45-11:35 7,290 1,300円UP
13:05-14:55 8,590 1,300円UP
18:45-20:35 12,990 1,500円UP
19:50-21:40 11,490

あらあら、先に上げた目ぼしい便だと2,800円も上がってしまいました。計15,080円。1泊付きの帰省ツアーよりも高くなります。

だったらAirAsiaにしましょうかね。こちらはまだ価格に変化がないないようだから。それか次の週にするか。ともかく早く決めないとLCCは日にちが迫ると容赦なく上がってしまいます。でもたまにキャンペーンのチケットが出て、そちらの方が安かったりするんだよな…。

ハイタッチ

ちょうどハイタッチ(英語ではHigh Fiveでしたっけ?)しているようなウミウシのペア。交接中です。 種類はネムブロータ・ルチランスかな。和名は解らないけどフィリピンではよく見かけます。

交接中のウミウシ

ウミウシは雌雄同体なので広い海の中でどうにかして同類(もしくは近縁種)の個体どうしが出会うと交接に至ります。視覚はほとんどなさそうだからフェロモンを頼りに引き合っているのでしょう。

これを人間界に置き換えると、滅多に人に合わない原野をさすらっている時に、見た目と体臭が自分に似たおっさんどうしががバッタリ出会ったら…なんて考えたくもない。

ああ、もちろん同性愛の方々を揶揄するつもりはありません。

 

女王様なウミウシ

ジョオウミノウミウシ。

DSC_8631

体長は5mmぐらい。小さい上にこの形状なので、ガイドに教えられても「何、ゴミみたいなのを紹介してんの?」ってなもんでした。あとで写真で見返すまでウミウシだとは解らなかったぐらいです。

そして二固体の写真。

DSC_8625

何となく右の大きなのが雄で左の方が雌のような気もしますが、ウミウシは基本的に雌雄同体のはず。よってどちらも女王様で、王様はいないわけだ。

知らないウミウシ

サウスレイテにいたウミウシ。

知らないウミウシ

形状はオーソドックスなドーリス種だけど紺地に黄色の小さな水玉模様は手持ちの図鑑のどれにも載っていませんでした。海外で出版されたウミウシ図鑑を当たってみるしかないかな。

パプアニューギニアに行きたい

昨夜は虎ノ門で開催された『パプアニューギニア・ダイビングイベント – “Two Faces of PNG”』というイベントに参加してきました。パプアニューギニアの政府観光局によるダイバー向け説明会です。会場では業界の有名人もちらほら見かけました。

パプアニューギニア・ダイビングイベントのバナー

かいつまむと、パプアニューギニアは1年中潜れて(半年ごとに潜れる海域が南北で入れ替わる)、すさまじい透明度と豊富な生物層、戦争遺跡などを誇る盛りだくさんの海とのこと。例えば、クダゴンベはレンズすれすれまで近寄っても逃げないし、ニシキテグリも真っ昼間からトコトコと水底を歩いているそうな。

下の写真はプレゼンの冒頭の1枚。

パプアニューギニア・ダイビングイベントの1シーン

さらには印象的な写真。

パプアニューギニア・ダイビングイベントの1シーン

半水面にも見えますが、海の上から撮ったとのこと。素晴らしい透明度です。 そして印象的なもう一枚。

パプアニューギニア・ダイビングイベントの1シーン

ピグミーシーホースの真正面顔もさることながら、注目すべきは水深。18m、しかも砂地に両足を着いた状態で撮れるところにいたのだとか。

ちなみに先月私がサウスレイテで撮った黄色いピグミーシーホースは水深約30mのスロープに生えたシーファンに住み付いていていた個体。無理な体制で見上げるとマスクに水が入ってくるし、ラストダイブだったのでDECOも出しながら頑張って撮ったわけです。

でも、パプアニューギニアなら楽々撮り放題っぽいですね。例えばピグミーシーホースの向こうに陽光を入れるといった奇跡的な写真すら可能かも。ぜひ行きたいなぁ。

なお、会場では軽い食事とビールが振る舞われました。でも100名を超える来客があったため、食べ物は直ぐに尽きて、終いにはフルーツをツマミにビールを飲むことに。でもそうすると腹がパンパンに張ります。パパイヤ、マンゴー、パイナップル、イチゴ、どれがいけないんだか。

お土産は故・舘石昭さんの写真集とニューギニア航空のパンフレット、それにマリンダイビング誌のバックナンバー2冊。重たいよ…。お馴染みの編集部の面々も来られてたし、協賛だったのかな。

パプアニューギニア・ダイビングイベントのお土産