ホテルクレシア沖縄泊港って?

ようやく直近のダイビングの計画が決まりました。6月頭の那覇。まだひと月半も先ですが。

金曜日の会社終わりで羽田に向かい、20:00の便で飛んで二日間潜って月曜日に帰ってくるパターン。季節的には梅雨明け前だけど、まあ良いでしょう。

航空会社はもちろんANA。JALだと私のカメラバッグはサイズオーバーで機内に持ち込めないのですよね。

マクロ系プロカメラマンが経営する完全マクロ指向のダイビングサービスを予約してあり、たぶん恩納村で潜ることになるでしょう。個人的には久しぶりにトゲツノメエビが撮りたいのですが、果たして遇えますか…。

トゲツノメエビ
トゲツノメエビ トゲツノメエビ。2年前にセブで撮影。こんなにトゲトゲしていながらフリソデエビの仲間らしいのですよね

さて、今回のホテルはツアーの都合でクレシア沖縄泊港。馴染みの泊港の近くなのに聞いたことがないホテルだなあと思いきや、何のことはない昨年利用したラッソ泊が昨年末にリニューアルされたようです。ラッソの系列からも外れたのかな。

まああそこなら国際通りに出やすく、mic21にもローカルスーパーのユニオンにもマックスバリュにも近いし、泡盛をひっかけて寝に帰る分には申し分なしです。

なお、クレシア泊はペット同伴可能、犬や猫は1泊3,000円だそうな。人間(1泊3,450円~)とあんまり変わらない値段です。もちろん犬猫1匹に客室が与えられるわけではないけど。

今回の連れはANAのマイレージで行くので別途ホテルを予約したところ、宿泊料金が犬猫と同じような値段と知ってがく然としていました。

パラオの珍味

いやあ第46回スーパーボウル、なかなか見ごたえのある試合でした。どちらかといえばペイトリオッツに勝たせたかったのですが。マニング兄弟は凄いけどもプレースタイルが好きじゃないし、長年ベンガルズで活躍してくれたオチョシンコにもリングを獲って欲しかった…。ペイトリオッツの敗因はブレイディの精度の微妙な狂いでしょうかね。

それとやはりスポーツ中継はNHKに限りますね。夜中の日テレもちらっと見たけど…。

さて、パラオの回想シリーズ。今回、私のダイバー仲間が泊まるホテルはマラカル島のパラオロイヤルリゾート。私は泊まったことはないものの、何度か立ち寄ったことはあります。

パラオロイヤルリゾート

あるとき、お昼にパラオロイヤルリゾートホテルのブッフェを利用した際、料理の一角に深緑色の不思議なかたまりを見つけました。外観はヨモギ餅のようでも、いかにも動物性の食品。この世の中に緑色の肉類なんてあるのかと思いつつ、構わず食べてみました。ねっとりとして美味しかったのですが正体は解らないまま。

後年になって知ったのですが、それって多分アオウミガメの脂肪ですね。パラオではカメは割と一般的な食材だし。

リゾートホテル評(パレイシアホテルパラオ編)

早いもので一週間後は2月ですね。古くから2月がパラオのベストシーズンと言われてきました。「近年は必ずしも2月がベストではない」という説もありますが、乾季まっただ中のハイシーズンであることには違いありません。今年も仲間の何人かがパラオツアーに参加します。ちょうど大潮に当たるのでブルーコーナーの棚上は時に激流かもしれませんが、ライセンス取り立てほやほやのメンバーはいないらしいので、きっと楽しめるでしょう。

ということでパラオのホテルの思い出を。私が最後にパラオに行ったのは一昨年の2月。利用したダイビングサービスはパラオスポート。

クルーズ船に乗るのは二日目からなので到着日は陸のホテルに宿泊。貧乏性の私には安価な定番のウエストプラザ系ホテルでも十分なのですが、楽天トラベルを通すとさほど値段が変わらなかったので格上のパレイシアホテルの一番安い部屋を予約しておきました。

オウムガイのオブジェ
名物のオウムガイの巨大オブジェ

さて当日チェックインし、通された部屋は何とエグゼクティブスイート。自分でもすっかり忘れていたものの、翌日が誕生日だったのでホテル側が特別に取り計らってくれたようです。 部屋の中はこんな感じ。

エグゼクティブスイートの室内
イスがたくさん
エグゼクティブスイートのミニカウンター
ミニキッチンとカウンター
エグゼクティブスイートのトイレ1/2
トイレ1
エグゼクティブスイートのトイレ2/2
トイレ2
エグゼクティブスイートのジェットバス
ジェットバス
エグゼクティブスイートのベッド
キングサイズベッドとバスローブ

こんなにリッチな部屋に泊まっていながら、翌朝6時過ぎにはピックアップだったので、朝食にもありつけずにチェックアウト。一泊$550の部屋に一人で素泊まりとは何とももったいない話です。まあ、連泊ならエグゼクティブスイートには泊まれなかったかもしれませんが、多分ひとつ下のクラスのジュニアスイートでも私は感激してたでしょう。こんなぜいたくは後にも先にもこれ限りだろうな。いや、また誕生日絡みで行けばいいのか。

タウンビュー
タウンビューの部屋でも上の方の階ならベランダから海が見えますね

なお、帰国日前日も空港に向かうまでの待機に同じくパレイシアホテルを利用したのですが、この時はさすがに普通の部屋でした。

リゾートホテル評(アネモネリゾート・デラックスルーム編)

今回利用したホテルはアネモネリゾート。充実したビュッフェ朝食で人気のマリバゴブルーウォーター・ビーチリゾートのお隣です。

デラックスルームの内装はこんな感じ。

デラックスルームの内装1

デラックスルームの内装2

昨年利用したファンルームは扇風機でしたが、さすがにデラックスルームにはエアコンが付いていました。それとテレビと冷蔵庫も。

でも、より安価なファンルームやスタンダードルームよりは上なだけで、あんまりデラックスでもないですね。

お湯のシャワーは出ますが、バスタブはありません。まあ、南国なのでそれでも十分です。

シャワールーム

部屋に足りないと思うのはヘアドライヤ(私は使わないけど)、セーフティボックス、そして電気ポット。部屋でコーヒーを飲みたいときなどはレストランにお湯をもらいに行く必要があります。

ホテルのレストランはこぢんまりしていて夕食をとるには寂しい感じですが、朝食ならまあ。朝食(225ペソ、約400円)はこんな感じ。現地の物価からすると高額ですが、一応ホテルのメニューなので。

ホテルの朝食

レストランは売店を兼ねているので、飲み水やビール(サンミゲル)、ラム酒(もちろんTANDUAY)なんかもレストランで買うことになります。

なお、このホテルは日本人経営で敷地内に「エメラルドグリーン」というダイビングショップもあり、日本人スタッフも何人か勤務していますが、いたって普通のショップと伺っているので完全マクロ指向の私は利用したことがありません。

ダイビングリゾート評(ボルネオダイバーズ・マブールリゾート編)

今回利用したBorneo Divers Mabul Resort(ボルネオダイバーズ・マブールリゾート)のリポートと個人的な感想を。

まずは客室。このような戸建てが10戸ぐらいありました。私が泊まったのは117号室。118号室と隣り合わせです。

客室の戸建て

客室の戸口

室内はこんな感じ。

117号室の室内

他にもツインベッドの部屋もあるようですが私が割り当てられたのはキングサイズベッドの部屋。カップルで行くのなければ不自由極まりないので、その場合はエクストラベッドを入れてもらうことになります。

男性二人での利用だったのにキングサイズベッドの部屋が割り当てられたのは、現地で女性一人と部屋をチェンジしたので、おそらくそのため。リゾートが無配慮だったわけではありません。多分。

部屋にテレビや冷蔵庫はなく、テーブルに500mlのペットボトルの水が6本置かれていて、飲んだ分はベッドメイキングの際に補充されます。その前にボトルが空になれば食堂フロアで補充することも可能です。

シャワーは温水が常に安定していました。トイレが流れないということもありません。客室はある一点(後述)を除けばおおむね快適に過ごせるかと思います。

食事は毎回ビュッフェ(帰国日のお昼前の軽食以外)。品数もまずまず。どれもそこそこ美味しいのですが油っこいものが多い印象です。自分の好み的には去年のカパライの方が上だったかな。

食事の一例

面白かったのが食堂フロアには1~2匹の犬猫が出入りする点。犬は遠慮がちでフロアの端っこまでしか来ませんが、猫の方は実に堂々としています。ただし触られるのは嫌いらしく犬と違って人の手から食べ物を食べることはありません。

また、食堂のすぐ外にはミズオオトカゲがやってきます。連中の習性からして不用意に触ろうとすると尻尾でこっぴどくぶたれるでしょう。

ミズオオトカゲ
皆「ドラゴン」と呼んでいましたが正確には「モニター」ですね。 和名ミズオオトカゲ、英名ウオーターモニター
食堂フロアの隣にはイベントフロアがあり、通信速度はかなり遅いもののWi-Fiが開放されています。Windows PC(Windows XP)も2台設置されています。キーボードは英語配列、日本語入力ができる状態なのかは確かめませんでした。もちろん日本語サイトの表示は可能です。

ダイビング関連の施設が集中しているダイビングセンターは島から50mぐらいの沖合いに建っていて、毎回橋を渡って行くことになります。ちょっと厄介なのがダイビングセンターにはトイレがないこと。海で済ませるか部屋にもどるしかありません。それと島からけっこうな距離があるので私のように重たいカメラセットを持って部屋と往復する人は、なるべく海に近い部屋をリクエストした方が良いかもしれません(ダイブセンターには鍵付きのカメラルームもありますが)。

ダイブセンター
海に突き出たダイブセンター
マブール島
ダイブセンターから見たマブール島
お隣さんのシパダンウォーターヴィレッジ
お隣さんのシパダンウォーターヴィレッジ
お隣さんのシーベンチャー
同じくお隣さんのシーベンチャー。元採掘施設のダイビング基地。 ダイバーはリフトで降りてボートに乗り込みます
ダイビングスケジュール的には到着日に2本のガイドありダイブ、シパダン行きの日は4ガイドダイブ(昼食と休憩もシパダン島)、シパダンに行かない日はガイドダイブ3本というのが基本です。

※ 上記は羽田⇄コタキナバル便が就航していた頃の情報です。

サンセットセルフダイブは17:30〜となっていますが、もっと早い時間でもいいようです。ニシキテグリは17:00ぐらいに潜らないと見られないようですし。 それからガイドのダイブマスターに頼むとナイトダイビングをガイドしてくれます。料金は1グループあたり$150とのことです。

そしてボルネオダイバーズ・マブールリゾートを利用して最も痛感したのは虫よけ対策が極めて重要であること。無造作にベッドに寝ていると体のどこかしらにチクっとくることがあり、見ると体長2mmくらいの赤茶色の蟻がいたりします。そして噛まれた箇所は1~2センチの楕円状に腫れてきて次第に痒みをともないます。たまたま私のベッドだけかと思いきや一緒に潜った女性客(私とは真逆の位置の部屋に泊まっていた)もビキニの背中に20箇所ぐらいの虫食い跡を作ってたのでリゾート全般にいえることなのでしょう。腫れは何日も引きません。南国に虫は付き物とはいえ、これは何とかした方がいいですね。

でも蚊取り線香の類いは蟻には効かなそう。未開拓地でのイモトアヤコのようにベッドにビニール袋を敷いて寝るのもちょっと…。ガス式の虫除けスプレーは飛行機への持ち込みがアウト。運が悪いとスーツケースをこじ開けられて没収されかねません。

ということでポンプタイプの防虫剤を持ち込むのが良いでしょうね。

 
サラテクト マイルドミスト 200ml

もしくはベッドに噴霧するのではなく自身に塗るタイプにするか。

 
サラテクト ウォータージェルタイプ 200g

これらがあの蟻にも有効かは解りませんが、効くと仮定した場合、あるとないのとではリゾートでの快適さが格段に違ってきそうです。

ちなみに去年利用したカパライは水上コテージで陸地がないため虫にさいなまれることもありませんでした。