リゾートホテル評(コスタベリア・トロピカル・ビーチ・ホテル編)

先月、マクタンで使ったホテルはコスタベリア・トロピカル・ビーチ・ホテル。

コスタベリアのフロント
コスタベリアのフロント 感じのいい雰囲気のフロント

マリバゴ地区ではセブ・ホワイト・サンズやマリバゴ・ブルーウォーター・ビーチ・リゾートと同格のホテルですが、個々の客室の広さはブルーウォーターの2倍ほどもあり、床にスーツケース二人分を空け広げても余裕。その分テラスはありませんが。

室内1

室内2

客室はセブの安ホテルにありがちな木造の平屋ではなく鉄筋組みのしっかりした建物で、虫もあまり入ってきません。稀にコウモリが迷い込んで羽ばたいていることはあります。

プライベートビーチも外から侵入しづらい構造になっているので、物売りに煩らわされることもありません。

そしてお楽しみの朝食のビュッフェはこんな感じ。ブルーウォーターよりは品数が少ないものの、それでも十分に楽しめます。

ガーリックライスと白ごはん
ガーリックライスと白ごはん
パン数種類
パン数種類
バターとジャム
バターとジャム
ポテトグラタンとスクランブルエッグ
ポテトグラタンとスクランブルエッグ
魚のコロッケ
魚のコロッケ
ソーセージ
ソーセージ
カリカリベーコン
カリカリベーコン
オムレツはお姉さんが目の前で焼いてくれます
オムレツはお姉さんが目の前で焼いてくれます
フルーツ
フルーツ
シリアル
シリアル
サラダ
サラダ
グアバジュースとなんとかジュース
グアバジュースとなんとかジュース

そうそう、旅行社のホテル案内などには「ヘアドライヤあり」と書かれていますが、客室には付いておらずフロントで貸し出す方式なのだそうです。なんでも客室に置いておくとローカルな人達が利用した際に持っていってしまうからとのこと。それでも日本人がそこそこ快適に過ごせるホテルではあります。

難点を挙げるならエレベータがないのでダイビング機材のスーツケースを運ぶ際が大変なこと。でもホテルのポーターが頑張ってくれるので大丈夫。

実は難しいセブツアー選び

7月14日(木)〜18(月祝)にフィリピンのセブ州マクタン島にダイビングに行く予定です。ショップツアー指向ではないビギナーを無難な海に連れて行くのは我々ベテランダイバーの勤めでもあろうと。じゃないとダイビングやめちゃいかねませんので。その点、セブはうってつけです。ツアーはグアム・サイパンほど安くないものの、グアム・サイパンよりも生物が圧倒的に豊富でトロピカルな海が待っています。しかもマクタン島近郊は内海なので海はべた凪が多いです。

ちなみに私は航空券とホテルのパックツアーを利用しています。ダイビングまで含んだパックツアーだと行きつけのダイビングショップで身内割引が効かないので。

さて、今回はてるみくらぶにセブ・ホワイトサンズというホテルのツアーを申し込んだのですが、一週間以上待たされた末に「満室」と言われました。同社の場合、ツアー代金を振り込んでからのホテル手配となるため、ツアー枠に空きがあっても入れないことがあり得るとのことです。しかたなく代わりのホテルをリストアップ。でもこれが結構悩ましかったりします。

てるみくらぶの同期間の目ぼしいセブ・マクタン島ツアー(燃油、空港使用料別)をざっと挙げてみましょう。の数はてるみくらぶ評価です。

  • ★★★★☆:セブ・ホワイトサンズ・・・・・・・・・75,700円
  • ★★★★☆:コスタベリア・トロピカルビーチ・・・・75,700円
  • ★★★★☆:マリバゴ・ブルーウォーター・・・・・・72,700円
  • ★★★☆☆:イージーアイ・リゾート・・・・・・・・79,800円
  • ★★★☆☆:アグス・ホテル・セブ・・・・・・・・・77,800円
  • ★★★☆☆:タンブリ・ビーチクラブ・イースト・・・72,200円
  • ★★★☆☆:セブ・マリンビーチ・リゾート・・・・・71,700円
  • ★★★☆☆:パリフィック・セブ・リゾート・・・・・66,700円
  • ★★☆☆☆:マクタンペンションハウス・・・・・・・73,800円
  • ★★☆☆☆:エースペンション・・・・・・・・・・・73,800円
  • ★★☆☆☆:ビーエスエムホテル・・・・・・・・・・73,800円
  • ★★☆☆☆:アネモネリゾート・セブ・・・・・・・・66,000円
  • ★☆☆☆☆:クラブ・コンティキ・リゾート・・・・・75,800円

まず、セブ・ホワイトサンズのツアー代金が75,700円。普段よりちょっと高いもののそこは夏の連休絡みなので。こちらを基準に考えていきます。ただし、高すぎる高級ホテルはなしです。

同クラスの近郊のホテルだと、お隣のマリバゴ・ブルーウォーター・ビーチ・リゾートがやはり★★★★。私が前回利用したところです。このツアーは72,700円。客室がセブ・ホワイトサンズよりも5㎡ほど狭いですしね。

さらに★★★★で探すと少し離れるもののコスタベリア・トロピカルビーチがあります。客室の広さもマリバゴ・ブルーウォーター・ビーチ・リゾートの2倍ぐらいある上、多階建てで2階以上は虫も少なく快適な印象でした。こちらのツアー代はセブ・ホワイトサンズと同じ75,700円。納得です。

さて、悩ましいのがこの他。格下のホテルに代えてもツアー料金はあまり下がらないばかりか下手すると上がってしまうのですよね。

例えば、欧米人の利用者が多いクラブ・コンティキ・リゾートのグレードは。プールもビーチもなく、客室の他にはこぢんまりしたカフェがあるのみ。早朝のチェックアウトの際はフロントスタッフやガードマンも不在というのどかさ(精算は前夜)。それでもツアー代金は75,800円。何と★★★★のセブ・ホワイトサンズやコスタベリア・トロピカルビーチよりも僅かに高かったりします。朝食も付いていませんし。

他にもアグス・ホテル・セブ(★★★。海沿いではなく内陸に立地)のツアーが77,800円。同じくイージーアイ・リゾート(★★★)が79,800円。アグスは新しく、イージーアイは高層の建物だからかな。

パリフィック・セブ・リゾート(★★★)の66,700円、アネモネリゾート・セブ(★★)の66,000円は妥当な感じもしますが、街中に立地するマクタンペンションハウス(★★)、ビーエスエムホテル()、エースペンション(★★)が揃って73,800円。タンブリ・ビーチクラブ・イースト(★★★。やたら虫が多かった記憶が…)の72,200円やセブ・マリンビーチ(★★★)の71,700円も割高に感じます。

もっともホテル代金はの数だけで決まるものでもなく、は必ずしも利便性や快適さを保証するわけでもありません。例えばのクラブ・コンティキ・リゾートは敷地内に数件のダイビングショップがあるので、そちらを使った早朝ダイブのときなどは格段に有利です。それにホテルにビーチがあっても入ったことがありません。たいてい売り子が寄って来てうっとうしいので。

それに各ホテルの値段は時期によっても変動するのかもしれません。

もっとも私も連れもホテルのグレード自体は気にしないのですが、それでも割高感があると悔しいのですよね。

リゾートホテル評(マリバゴ・ブルーウォーター・ビーチリゾート)

5月のダイビングはいつものフィリピンはセブ州マクタン島です。宿泊はマリバゴ・ブルーウォーター・ビーチリゾート(Maribago Bluewater Beach Resort)。かの地のこのクラスでは大型のホテルになります。

割り当てられた部屋は119号室だったのですが、はっきり言って狭い。スーツケースを展開しただけで通路が塞がってしまう感じ。今まで使ったことのあるマクタン島のホテルでは一番狭かったです。

ブルーウォーターの室内

でもドライヤが据え付けなのはGood。歯ブラシも置いてありました。どちらも現地の安ホテルには珍しいサービスです。

そしてブルーウォーターの名物は何といっても充実した朝食のビュッフェ。今回のツアー条件は朝食なしだったものの現地に着くと朝食付きになっていてラッキーでした。リピーター獲得には良い作戦だと思います。 以下、到着翌日の写真です。

ジュース4種
ジュース四種。 左からココナッツ、カラマンシー、スイカ、オレンジ
ミソスープ
みそ汁
シュウマイ
シュウマイ
肉まん
肉まん
マフィンとソース類一式
マフィンとソース類
お粥
お粥
ライスとお総菜
ライスとお総菜
ベーコン
ベーコンとヤキメシ
ポテト
ポテト
ビーフ
ビーフ
フィッシュ
鶏唐揚げ
トリ唐揚げ
ソーセージ
ソーセージ
乾物
乾物
菓子パン5種
菓子パン。中央の棒もパンです
パン4種
パン4種 パン四種類
パンとジャム
パンとジャム パンとジャム類各種
シリアル
シリアル
サラダコーナー
サラダコーナー
デザートコーナー
デザートコーナー

で、私が取ってきたのはこれ。大食漢には天国でしたね。

朝食

それと、かの地のホテルにしては珍しく、ビーチを歩いていても売り子に遭遇しないのは快適です。海側から部外者が容易には進入できないように上手く作ってあります。

リゾートホテル評(SOGOD BAY SCUBA RESORT編)

今回利用したダイビングショップは宿泊施設を持つSOGOD BAY SCUBA RESORT(ソゴッドベイ・スクーバリゾート)。ロゴマークがカエルアンコウの正面イラストとは何とも大胆な。私もときおりイラストを描くので大いにに刺激されました。

SOGOD BAY SCUBA RESORT LOGO

で、まずはダイビングサービスの評価から。今回ジンベエを二回(ジンベエスイムで1回、スクーバ中1回)、ピグミーシーホース(2色個体)も2箇所のポイントで見せてくれたので非常に満足です。ちなみに帰国日にタクロバン空港で会った関西からの団体さんは2月にオープンした別のショップを利用したもののジンベエもピグミーも見られなかったそうなので、老舗の力量を発揮してくれたと思います。SOGOD BAY SCUBA RESORT、ペドロ君を筆頭にスキルの高いガイド陣を擁するダイビングサービスでした。

そして合計5室しかないお部屋の方ですが、こちらは実にシンプル。

SOGOD BAY SCUBA RESORTの客室内

冷蔵庫やテレビはないものの、エアコン・サーキュレータ・便座・お湯シャワーはあります。まあ、ダイバーにとっては十分でしょう。

ただ食事の方は日本人にとっては単調。朝食はこんな感じです。

SOGOD BAY SCUBA RESORTの朝食

お昼のメニューもハンバーガーだったりファーストフード的なものが多かったような。さすがに夕食は日替わりのメニューが2種類から選べ、スープ&メインディッシュ&デザートが楽しめましたが。

なお、SOGOD BAY SCUBA RESORTには日本人スタッフはいませんし、サービス全般で日本語はまったく通じません。ゲストブックを見ると稀に日本語の記入を見かけますが、客の大半はいわゆる西洋系の方々のようです。

リゾートホテル評(カパライリゾート)

カパライリゾートでの宿泊は水上コテージ。まあ、すべての客室がそうなので。

私が利用したのが4号室。外観はこう。

水上コテージの玄関

内装は板張り。ベッドは一室につき3台。今回は二人で利用しましたが。

コテージの内装

エアコンはなく、天井でサーキュレーターが回っています。それでも快適です。

内装(サーキュレータ)

バスタブはベランダ際。大きな扉を開けると海を見ながら入れます。

バスタブ

そのベランダはこんな感じ。

ベランダ

4号室のベランダは西向きなので夕日も見られます。

夕日

水面を見下ろすと、ダツ、エイ、ゴマモンガラなんぞがふんだんに見られます。そして亀も。夜は亀が呼吸しに上がってくるところが見られますね。

サービス面で言うと、お部屋の冷蔵庫とテーブルに飲み水の容器があって、なくなるとベッドメイクのタイミングで給水してくれます。

難点は、スタッフに言わないとタオルを取り換えてくれないことぐらいでしょうか。まあ、それでも極上のリゾートという印象でした。