地球の海フォトコンテスト入賞作品

毎年4月に池袋で開催されるマリンダイビングフェアの会場内で掲示、表彰が行われる地球の海フォトコンテスト。

このページは私の過去の入賞作品集です。写真のクリックで拡大表示します。

残念ながらまだ上位入賞の実績なし。でもコンスタントに入賞できる感じにはなってきたので、いつか1度くらいは上位にも入ってみたいものです。2017年、遂に自由部門準グランプリを受賞しました。

2019年 ネイチャー・環境部門入賞

地球の海フォトコンテスト2019 ネイチャー環境部門入賞『新種のポケモン?』

『新種のポケモン?』

2018年9月、リロアン(セブ島中部)で撮影。海底に鎮座したクラゲ。傘の下にはカニがいるけど、この写真でははっきりしませんね。 

2018年 ネイチャー・環境部門入賞

地球の海フォトコン2018(ネイチャー・環境部門)「眩しっ!」

『眩しっ!』

2017年11月、インドネシアのレンべで撮影。「フラッシュ光の眩しさで目をつぶった瞬間を撮った」という体です。もちろんイカの目は最初からこんな感じなのだけど。 

2018年 自由部門入賞

『Snowman』

2017年7月、セブ中部のリロアンで撮影。下の私の代表作『WHAT’S PSYCHEDELIC』へのセルフトリビュートです。

海底の白い泥が溶けた海水をフィルター代わりに真っ白のカエルアンコウの顔だけを撮影。展示会場ではちょっと目立っていました。何しろ遠目には真っ白にしか見えないから。

2017年 自由部門準グランプリ

Psychedelic frogfhsh(アンボンカエルアンコウ)

『WHAT’S PSYCHEDELIC』

2016年10月、インドネシアのアンボンで撮影。審査員と私のコメントなどはこちらをどうぞ。「ナショナルジオグラフィック誌のこの写真を超えるインパクトの写真を」という意図で撮りました。

他とは違ってとてもレアな被写体の写真なので、私としては例外的に写真に大きな透かしをいれています。

2017年 ネイチャー・環境部門入賞

地球の海フォトコンテスト2017 ネイチャー・環境部門入賞『地球侵略』

『地球侵略』

2016年4月、セブ・マクタン島近海にて撮影。5mm級のアリモウミウシ類です。バロニアという球形の水草を地球に見立ててみました。もう少し宇宙空間の黒い領域を広くすれば良かったけど、ついつい癖で最大サイズで撮ってしまったのですよね。

Nikon D7000 & 105mm microレンズにNauticam スーパーマクロコンバージョンレンズ SMC-1を装着してこのサイズに撮影しました。

2015年 地球環境部門入賞

地球の海フォトコンテスト2015 地球環境部門入賞『離陸体勢』

『離陸態勢』

2014年4月、インドネシアのアンボンにて撮影。1cm級のクマドリカエルアンコウの幼魚です。

Nikon D7000 & 105mm microレンズにNauticam スーパーマクロコンバージョンレンズ SMC-1を装着してこのサイズに撮影しました。

2015年 自由部門入賞

地球の海フォトコンテスト2015 自由部門入賞『ベイビーフェイス』

『ベイビーフェイス』

2014年3月、伊豆の谷津(河津)で撮影。頭部の幅5mmのダンゴウオの幼魚です。

正面にカメラを構え、目まぐるしく動く両目がこちらに向く瞬間を待って撮影しました。

2014年 地球環境部門入賞

地球の海フォトコンテスト2014 地球環境部門入賞『カメラ目線』

『カメラ目線』

2013年7月、セブのマクタン島近海にて撮影。多分アミの仲間の群れですね。

個々は1mmかそこらなので、肉眼では粒か点にしか見えません。

でも置きピンして適当に何枚もシャッターを切ると、中にはこちら向きでピントの合った個体が写っていたりするものです。

2014年 自由部門入賞

地球の海フォトコンテスト2014 自由部門入賞『Pintilism』

『Pointillism』

2013年9月、慶良間のウチザン礁にて撮影。

台風がかすめて行った直後で見どころの乏しい海の中、トゲナマコの体表にウミウシカクレエビを発見。

しかもトゲナマコの肌とエビの背中には点描画(Pointillism)の世界が広がっていました。

2013年 地球環境部門入賞

地球の海フォトコンテスト2013 地球環境部門入賞『TA48 hundred』

『TAK48hundred』

2012年7月、沖縄恩恩納村の山田ポイント、漁網のふもとのハタゴイソギンチャクの傍らにて撮影。

トウアカクマノミの孵化直前の卵。左上に雄親が見切れています。

タイトルは前後のボケをステージと群衆に見立て、TouAkaKumanomiの目が4,800個ぐらいあればいいかなと。

2013年 ビーチフォト部門入賞

地球の海フォトコンテスト2013 ビーチフォト部門入賞『カメラ目線』

『いざ!出陣』

2012年12月、セブのマクタン島。マリバゴ地区にあるダイビングサービス「パラダイスゴビーズダイバーズ」の前の海にて。

引き潮でバンカーボートだらけの中、馴染みのボートマンが私のカメラセット(7Kg強)をボートに運んでくれる後ろ姿を撮影。

ちなみにこの写真の光景の左側に、かつてイッテQの撮影でチャンカワイが大騒ぎしていた長い桟橋があります。

2012年 地球環境部門入賞

地球の海フォトコンテスト2012 地球環境部門入賞『レディ・ガガ』

『レディガガ』

2011年12月、セブのマクタン島近海にて撮影。スジモヨウフグとカクレエビの仲間ですね。

タイトルはこちらの写真に見立てて。

よく見るとスジモヨウフグの右目にはイボが。寄生虫にやられた跡です。この症状のスジモヨウフグは割とよく見かけます。

2012年 自由部門入賞

地球の海フォトコンテスト2012 自由部門入賞『家政婦は見た』

『家政婦は見た』

2011年12月、セブのマクタン島近海にて撮影。

私の好きなカクレエビ(雌)とカクレクマノミの両方を一枚に納めたところ、エビが現場からそそくさとずらかる様をカクレクマノミが柱の影から見ているような絵になりました。

もちろんイソギンチャクの触手はたえまなくうごめくので偶然の一枚です。

2012年 ビーチフォト部門入賞

地球の海フォトコンテスト2012 ビーチフォト部門入賞『ビッグスマイル』

『ビッグスマイル』

2011年5月、セブのマクタン島近海にて撮影。

マクタン島の海にて。移動中のバンカーボートから撮影。いい具合にこちら向きの顔が撮れました。

海がひとかけらも写ってないけど、まあ海辺を連想させる写真だろうと。 なお、パラセイリングの類い、私は頼まれても御免です。高いところは大嫌いなので。

2011年 ネイチャー部門入賞

草むらの小人さん

『草むらの小人さん』

私のフォトコンの歴史はここから始まりました。このblogのイメージに使っているカエルアンコウの写真です。blogタイトルとドメイン名を「FROGFISH.JP」にしたのも、この写真があったから。

2010年3月、セブのマクタン島近海「アクエリアス」というダイブサイトにて撮影。体長は5mmほど。

両手を突っ張るカエルアンコウはよく見かけるけど、片手に草を持った個体を見たのは私はこの一度きりです。

ああ、この年のマリンダイビングフェアは東日本大震災の直後だったため7月に延期されたのでした。

それと「ネイチャー部門」はこの年で終わり。翌年から部門名は「地球環境部門」に改められました。