スカイトレイン

1年ちょっとぶりにスカルノハッタ国際空港に来てみたら、あれこれ変わっていました。その一つが、スカイトレインの導入。

スカルノハッタ空港スカイトレイン

ターミナルの外に高架のモノレール(?)が出来上がっていて、2車両編成の車両が第3ターミナル Ultimet(主に国際線)⇄第2ターミナル(主に国内線)⇄空港駅(他の路線と接続しているのかな?)⇄第1ターミナル(LCCのLion Air)の区間をおよそ13分間隔で運行していました。運賃はちろん無料です。

スカイトレインの路線図
スカイトレインの路線図
スカイトレインの時刻表
スカイトレインの時刻表

以前はタクシー(数分の乗車で100,000ルピア、約900円ぐらいを請求される)が嫌ならシャトルバスを使うしかなく、収容能力が低い上に重たいスーツケースを車体後部のトランクルーム(地面から1mぐらいの高さの)に入れたり出したりする必要があったけど、電車だから引いて乗れます。これは楽でいいですね。

また、スカイトレインの駅は冷房が効いているのもありがたいです。よって 国内線へのLayover(乗り換え時間)が長い場合、古い第2ターミナルや第1ターミナルよりも駅で過ごした方が快適かも。

BatikAirは相変わらず無気力なようで

今度のインドネシア旅行では国内移動にBatikAirを使うことになります。

BatikAir
BatikAirはターミナル2発着になるのかな。前は親会社のLion Airと同じLCC用のターミナルだ1ったけど。いや、国際便だけか…

就航したての5年前に初めて使ったときは機内食が辛口で感激したけど、一昨年再び乗ったときはいたって普通だったなぁ。

さて、気になるのが預入荷物の重量制限。BatikAirは一般的な23kgではなくなぜか20kgなのですよね。ダイバーには厳しい重さです。

そこでWebサイトから「ダイバーなどへの緩和処置はあるか?」「または追加料金を払って制限を拡張できるか?」と問い合わせたものの、返答は「電話で尋ねなさい」でした。何だよそれ。メール担当のオペレータが答えられないってことは、正式な規定がないのかな…。

ちなみに前回はスーツケースが23.5kgだったので重量オーバーを告げられたけど、中身を少し出して機内持ち込みにしたら大丈夫でした。今回もそれで行くかな。

セブにPCを送ってみた

今年の9月、セブのマクタン島在住で知り合いのフィリピン人女性がラップトップPCを欲しがっていたので、手持ちのスペア機(Windows)を譲ることにしました。私はWin機は滅多に使わないし、近々新しいMacを買ったらWindowsも入れるつもりだったので、あげても支障はありません。

てなわけで9月26日に郵便局から手続き。3Kgの送料は3,800円。まあ、割安かと。フィリピンに国際小包を送ったのはこれが初めてです。

郵便物はWebで追跡できるので毎日確認していたところ、このように進みました。

国際小包の追跡ページ

10日ぐらいと聞いていたけど約1ヶ月かかってますね。いや、PCだから通関に時間がかかっただけで中身が衣服とかだったらもっと早かったのかも。

でも、この追跡ページの表記ではどこに到着したのかが不明です。配達予定日が空白なので後日情報がアップデートされるかと思いきや1週間経っても音沙汰なし。

そこで郵便局に調査を依頼したら3週間後にようやく電話連絡がありました。「ラプラプ市の郵便局に到着している」とのこと。よってすぐに彼女に連絡を入れて受け取りに行かせることにしました。そう、フィリピンでは配達してくれないのですよね。ああ、だから配達予定日が空白だったのか。だとしても、せめて「どこの郵便局に到着済み」という情報は追跡ページに書き入れてくれないと、こちらは動き様がないわけです。

結局、2ヶ月ぐらいかかってようやく受け取り可能に。後で思ったけど、ステータスが「到着」になったらラプラプ郵便局に電話で問い合わせればよかったわけだ。もし、無いと言われたら他のセブ内の目ぼしい郵便局に順番に当たると。面倒だけど、そこはフィリピンだから…。

で、受け取りの際は112ペソの手数料がかかると聞いていたものの、他に5,000ペソの追加料金を払わされたそうな。彼女は「Manila fee」と言っていたけどそれは通称で、実質は関税でしょうね、PCだから。物品を「書籍」とでも書いとけば不要だったのかな?いや、きっとバレるよな…。

5,000ペソというと1万円超。現地の一般労働者の給与の一週間分くらいのはず。いや、もっとかな。中古品を手に入れるつもりだった彼女の予算は9,000ペソと聞いていたのでそれよりは安いけど、予想外に大きな出費を強いてしまいました。それほどの税金がかかるんだったら「来年まで待って」と言って、次に行く際に手荷物にする手もあったし。フィリピン航空の機内持ち込み手荷物はPC込みだと10Kgまで許容だから。

まあ、過去は変えられないので、それを有効に使って時間をかけて元を取ってもらうしかないですね。彼女は英語教師なので他にモバイルWi-Fiがあればオンライン英会話クラスを実施できましょう。

密航者

9月にセブから帰って1週間ほどたった際、旅で使ったスーツケースを移動しようとしたら物陰で何かが動きました。正体はこちらのヤモリ、体長約4cm。

フィリピンのヤモリ

どうやらマクタン島から連れ帰ってしまったようです、AOSMEC Square Hotelにはたくさんいたもんな。いつの間にか紛れ込んでいたわけだ。ほんでもって私の自宅で飲まず食わずの一週間を過ごしてたと。

で、せっかくのヤモリだから室内で飼って部屋を守ってもらおうかとも思ったけど、あいにく私の部屋には虫が入って来づらい作りなので餌にはまったくありつけなさそう。というわけで残念だけどベランダに放つことに。

でも、そのすぐ後に気づいてしまいました。「これが日本にはいない外来種だったら拙いな…」と。とはいえすぐさまどこかに行ったもので回収できず。

可愛い生き物なのであっさり死んでもらいたくはないけど、子孫は残さず無難に生涯を終えてもらいたいものです。

命取りな忘れ物

先日のレンベ行きは出発の5日前に決めました。でも、こういう時は何か持っていくのを忘れがちになるのですよね。今回はNauticamのスーパーマクロレンズMC-1でした。地球の海フォトコンの副賞として貰ったドライケースに入れたままスーツケースに詰め忘れて。

まあ、このレンズは高品質ながらも扱いが難しく利用シーンが限られているので滅多に使わないのだけど、忘れたダメージは大でしたね。なにしろこのレンズは水中重量が300gあり、私のカメラセットはそれを前提に重量計算されているので。つまり300g軽い状態での撮影を余儀なくされたわけです。ハウジングが浮き上がるのを抑えながらの撮影では手の指に要らぬ負荷がかかって腱鞘炎になりそうでした。

私のD7000水中カメラセット

次回は忘れないようにしないとな。

バニラエアは使えなくなりそう

先日のセブ行にはバニラエアを利用しました。航空券はANAマイレージ30,000マイル+4,200円くらい(預入荷物25Kg×往復分含む)です。普通に買っても31,000円ぐらいかな。直行便がフィリピン航空しかなかった頃からすると、いい時代になりました。

そのバニラエア、LCCだと認識していれば特に不可もなく。当然、機内エンタメもUSBポートもないし機内食は買う必要があるけど、まあ及第です。車いすの人ももう大丈夫でしょう。残念ながらトイレに金塊は見当たりませんでした。

ただし、10月29日から機内持ち込み手荷物の重量が10Kgから7Kgに引下げらてしまいます。ちなみに私が海外に出向く際の手荷物は水中ハウジングに入れたカメラとバッグだけで約7kg。iPadやらを含めると8~9kgになるので、バニラエアに以下を尋ねてみました。

  • 追加料金を払うと手荷物の重量制限を拡大できるか?
  • カメラ等、減免対象は設けられるか?

でも、あえなく撃沈。たとえデリケートなカメラであろうとも「客の責任で梱包して預け入れ荷物にする必要がある」との返事でした。

LCCに多くを期待するのが間違いだというのは解るけど、今まで認められていたものがなくなるのは..。さて、困った。

アンボン行きの預け入れ荷物事情

ガルーダ・インドネシア航空の機体

ガルーダインドネシア航空国際線の機内預け荷物の重量規定は1個あたり32kg、計46kgまで無料。これはありがたいですよね。よくある23kg規制だと預け荷物を分けるのが面倒だから。

よって気になったのは国内線。確か20kgまでだったはずなので。

私のスーツケースはフル機材が入っていて約26kg。でも追加料金を払うのは嫌です。

今回、全行程をガルーダで統一したので成田で預けたっきりにしてアンボンで受け取れれば理想的だったのだけど、実際にはバリで預け荷物を受け取る必要がありました。

よってバリでの国内線へのチェックイン時、スーツケースの重量について何か言われるかと思い、そうなったら「ダイビング機材だ」と言って交渉しようと思ってたものの、あっさりパス。何のことはない、重量計の表示自体が消えてたし。

なお、デンパサール空港(バリ)の到着時には預け荷物を受け取ったけどスカルノハッタ空港(ジャカルタ)ではそのタイミングがなく、到着後すぐに乗り継ぎ便にチェックイン。バタバタしてたので預け荷物関連の手順を飛ばしてやしないかと少々不安はあったものの、ちゃんとスーツケースはパティムラ空港(アンボン)に届きました。国内線の乗り継ぎでは荷物を預けたっきりにできるようです。

なお、帰りの国内線も荷物を計られることはありませんでした。

コスパ最高のスーツケース

AQROSにHele i Wahoのスーツケースが再入荷しています。

Hele i Wahoスーツケース
Hele i Wahoスーツケース

このスーツケース、私も愛用していてダイバーには最適な商品です。なぜなら100リットルの容量がありながら5.2Kgと軽いのですよね。私の先代のスーツケースは容量が少し少なくて7kgあったし。

例えばフィリピン航空の機内預け荷物の規定は23kgを2個(エコノミークラス)。フル機材と4〜5日分の着替えや各種携行品類を入れたら微妙な重さになるので、スーツケース自体は軽いに越したことはありません。

しかもファスナーを展開すれば容量が15リットル増えるので、重さに余裕があるならお土産類がたっぷり入ります。

スペックでは積載荷重は20kgとなっているけど私が25kg程度入れて何度も使っても特に不具合は出ていません。一度ハンドルが曲がったけど、あれは他の商品でも起こる特異なアクシデントだから。

そしてなによりも9,800円(消費税込)という販売価格が素晴らしい。AQROSでは常時在庫があるわけではないので、新しくスーツケースを買いたい人は飛びついた方がいいですよ。

スーツケースを修理しとかないと

2月にアニラオに行ったときの話。

帰路のマニラ空港でチェックインする前の移動中にスーツケースが転倒してハンドルが曲がってしまいました。スーツケースの上部に乗せていた水中ハウジング入りのトートバッグの荷重(10kg弱)が一点にかかったようです。「パキュッ」という甲高い金属音がしたのですよね。水中ハウジングは無事だったけど、変形したハンドルは引っ込まなくなりました。

ハンドルの片方のバーが曲がって引っ込まなくなったスーツケース
ハンドルの片方のバーが曲がって引っ込まなくなったスーツケース

帰ってハンマーで叩いてみたものの効果なし。でも万力なんかで矯正しようものなら折れてしまいそう。やっぱ業者に修理を頼むべきですね。壊れたスーツケースを使い続けていると、いつか運び屋探しの連中とかに目をつけられそうだし()。

ハンドル交換で見積もりをとったら、大阪のヒデ工房という業者が送料込みで7,452円でした。私が知る限りでは再安価です。

ちなみにこのスーツケースはAQROSのセールで6,990円で購入したもので、買い替えた方が安いけど、残念ながら在庫切れでいつ再入荷するかは解りません。しかもセール期間外だと9,800円とかだし。

急に旅に出たくなるかもしれないので、さっさと直しておくべきですね。

※ 昔テレビで見た再現ビデオでは、とある日本人観光客が東南アジア某国に旅行中、スーツケースの盗難に遭いました。後日、スーツケースは発見されたものの、物色された際に鍵が壊されていたので現地ツアー会社がサービスで真新しいスーツケースに交換してくれたそうな。そしてその旅行客が次なる目的地のオーストラリアに飛んだところスーツケースに仕込まれた麻薬が発見され、逮捕・服役となったのだと。

気になるBCD

マリンダイビングフェア2016の会場で魅力的なBCDを見つけました。Mares F-LIGHTです。

Mares F-LIGHT

このBCDの特徴はトラベル仕様でハーネスがなく、2.2 Kgと軽量。付属の巾着袋に入ります。一般的なダイビング用スーツケースの1/4ぐらいに収まりそうです。

それでいて浮力も以下の通り十分。

XS 浮力 14.2 kg
S 浮力 15.3 kg
M 浮力 16.3 kg
L 浮力 20.5 kg
XL 浮力 24 kg

ポケットも大きいし、Dリングの数も十分。これ、いいですね。私が次に買うとすればこれかな。

でもプロではない私がBCDを買い替える周期は20年。今のBCDを4年前に買ったので、当分は手が出せないや。