日本政府 vs. 沖縄県

普天間飛行場の辺野古への移転問題がますます紛糾しています。日本政府は普天間の部分的な先行返還で反対派県民を懐柔したいようだけど、果たして効果があるかは疑問です。

翁長県知事らが「沖繩にばかり負担を押し付けるな」と言うのはごもっとも。決して一枚岩ではないにせよ、選挙で信任を得たのだから民意です。一方で日本政府側の「普天間の危険除去」「国防上の必然」「日米間の合意事項」にも理はあります。

ただし、近年の在沖米軍の存在意義を「中国への牽制」と考えるなら、今のこの状況は拙いですよね。中国政府は内心ほくそ笑んでいるのではないかと。「万が一、沖縄県の要望が通って在沖米軍の配備が薄まれば沖繩の海域に進入しやすくなるし、このまま日本政府が辺野古への移設を強行して沖縄県との亀裂が大きくなれば、それはそれで付け入る隙が広がるぞ」と。

そう、政府や右寄り思想の人が「ジュゴンより国民の命や財産、領海の方が大事だ」と大義をかざして辺野古移転を進めることは、必ずしも国益に沿わないわけです。

ここは両者が歩み寄って妥協案を探る必要があると思います。

博多一幸舎が立川にも

私が今一番好きなラーメン屋さんは博多一幸舎。私が福岡で過ごしていた頃にはまだなかったお店です。

その博多一幸舎の東京3店舗目が今週木曜日に立川にオープンするとのこと。場所はららぽーと立川立飛(たちかわたちひ)。どうやらフードコートへの出店ですね。

ららぽーと立川立飛店
ららぽーと立川立飛店

わざわざそのために立川立飛には行かないだろうけど、こうも東京に店舗が増えるのは嬉しいような寂しいような。一幸舎に寄るのが実家に帰省した時の楽しみだったから。まあ同じメニューでも東京より博多で食べる方が何となく美味く感じるけど。

次の帰省時には、まだ広くは知られていない名店を探すしかないな。

ピラニアより怖い魚

へんないきもの展2のブルーカンディル。知る人ぞ知る、アマゾン川で最も恐ろしい魚。これに比べたらピラニアなんてかわいいものです。

ブルーカンディル
ブルーカンディル
ピラニアはせいぜい弱った動物を襲うぐらい。実際、現地の子供たちはピラニアがいる川でも平気で遊んでいるらしいですね。

でもカンディルだとそうはいきません。人や動物の肛門あたりから進入して肉を食い破ります。あるいは歯のない口で皮膚に吸い付いて肉を削ぎ取りながら体内に進入してきます。その上、体に生えた逆トゲが邪魔して抜こうにも抜けないという救いのなさ。

そんなわけで会場ではこんな風に展示されていました。

ブルーカンディルの展示
ブルーカンディルの展示
でも、つくづくこんなのが海にいなくて良かったと思う次第です。いたらダイビングなんてできっこないもんなぁ。