ジョセフ・G・ニュートンの手術ベースは?

人気漫画テラフォーマーズには未だ明かされない謎が多数あります。大きなところではこんな感じかな。

  1. 火星に放たれたゴキブリがどうやって原人型に進化したのか?
  2. 膝丸燈の出自は?
  3. ジョセフ・G・ニュートンの手術ベースは?

1. はどんな理屈が語られるのかちょっと予想できません。

2. の件、膝丸には母親(卵子提供者?)の張明明からハナカマキリの力を受け継ぎ、MO手術でオオミノガの力を授かっただけでなく、更に秋田奈々緒のクモイトカイコガの力も備わっています。

まあ、彼はデザイナーベイビーなので、いわゆる父親・母親以外の遺伝子が人為的に共存させられているのだろうけど、すべては明かされていません。ひょっとしたら今後、父親から遺伝で受け継いだ能力なんてのも発揮するのかも。ならばやっぱりスズメバチかな。

TERA FORMARS 9巻そして3. 、ジョセフ・G・ニュートンは人類の到達点とも呼ばれる優性人間。最高の資質を持って生まれただけでなく、変態せずに体の破損を癒せます。MO手術のベース生物は未だ不明ながら、再生力の見事さからネット界隈ではイモリ、あるいはアホロートル(メキシコサラマンダー)が有力視されているようです。これがプラナリアだったら頭が破損したら双頭に復活するはずだし。

でも、他にも電撃技を繰り出したので彼も複数の能力を持っていることになります。

そこで私の仮説。彼の手術ベースはクマムシではないかと。摂氏151℃の高温から絶対零度にも耐え、真空や75,000気圧下でも生き延びるという、すさまじい生存能力を持つ小さな生き物ですね。

そのクマムシのゲノムの1/6は外来生物由来だそうな。一説ではクマムシが悪環境下では乾眠状態になり、環境が回復して目覚める際、乾眠で壊れた細胞壁を修復する過程で周りの生物の遺伝子を取り込むのだとか。

つまり、ジョセフはクマムシの能力を使ってイモリやらデンキウナギやらの遺伝子を取り込んだのではないかと。


2016.05.03追記:

いまだにこのエントリーへのアクセスが続いているので書きます。17巻でプラナリアと明かされたたので、私の予測は外れました。ジョセフは爆死したアドルフの細胞を取り込んで復活したエヴァの体を刻み、自身に免疫寛容臓を移植したのだと。なるほどプラナリアなら臓器移植後の速い回復も見込めたわけだ。

読み返さないと時系列の整合性が解らないけど、すさまじい再生能力は火星に来てから獲得したのですね。それまでに他の生物の能力を持っていなかったのかは不明です。