地球の海フォトコンテスト2014の準備

昨年の暮れ、地球の海フォトコンテスト2014の締め切りを知らせるハガキが届きました。ああ、私もまだ応募してなかったから催促ってわけですね。ちなみに1月20日必着です。 この三連休で準備しないと。

従来、自由部門と地球環境部門との境目が不明確だったけど、去年以下の指針が示されて考えやすくなりました。

  • 自由部門=アート作品 
  • 地球環境部門=ドキュメンタリー作品

ただし、伝統的な自由部門の方が多くの力作(それもセミプロレベルの人たちの)が集まるようなので、点数を多く応募した方がよさそうです。えてして自分の思い入れのある写真よりも、ついでに応募した方が審査員の眼鏡に適ったりもするし。

こちらは本命ではない一枚。

夕陽に抱かれて
『夕陽に抱かれて』

NEMO SPORTをナイトロックスモードにするには

何となくナイトロックスのスペシャリティコースを受けてみようかと思っている今日この頃。新たにCカードを取るとなると20年ぶりか。 そこで問題なのがダイコンの設定。これがよく解らんのです。私のダイコンは個人輸入したNEMO SPORT。確か英語+数カ国語版(日本語版はない)が同居した取説が一冊付いていたような。

何年か前に製造中止になったもののNEMO SPORTもそこそこ普及した機種なので、スペシャリティコースのイントラが使い方を把握していれば訊けましょう。でも若いイントラだと知らないかもしれないし、そうだと往生するので前もって設定方法を把握しておきたいところです。

どうにか読めなくもない英語版は海外製品にありがちな取説で解りづらいし、闇雲にいじってみてもナイトロックスモードっぽい設定に行き着きません。

そもそもダイコンは通常の使い方をする限り取説は読まなくてもいいようにできていますよね。潜れば勝手にダイブモードに変わり、水中での表示は現在水深と無減圧潜水時間(もしくは安全停止のカウント)なわけだから、表示の意味さえ把握できればOKです。

NEMO SPORTのボタン配置
ボタンの配置

なお、各国語の取説PDFはこちらからダウンロードできるけど、やはり日本語版はありません。マレスジャパン(株)に問い合わせたら「3,000円でお売りします」だと。でもナイトロックスの設定方法を知りたいだけだから、ちと高いかな。 結局、Yahoo!知恵袋や知人を頼って何とか設定方法を把握できたので、備忘録がてら書いておきます。

1. DIVE PLANモードに変更

Aボタンを3回押して「DIVE SET MODE」の画面に移動。

NEMO SPORTの画面:dive-plan

この画面モード、てっきり水面休息時間の確認用だと思ってたけど、ダイブプラン設定も兼ねているのですね。確かに画面下に「PLAN」と出ているけど小さくて読めなくて。

2. DIVE PLANの設定開始

Bボタンを1回押すと「Air」が点滅する画面に移動。

NEMO SPORTの画面:air

3. Air → ナイトロックス

Dボタンを1回押すと「Air」が「22」に変化。その下にナイトロックスの略の「NX」が表示されています。

NEMO SPORTの画面:22%

4. 酸素濃度を32%に設定

続けてDボタンを長押しすると数字が素早く繰り上がっていき、32で止まります。32%は一般的なナイトロックスの酸素濃度ですね。

NEMO SPORTの画面:32%

他の濃度の場合はさらにDボタンを押して数字を合わせます。

ただし可能な操作ははカウントアップのみ。目当ての数字を越したときはDボタンの長押しで一周させましょう。ちなみにMAXは99。40ぐらいでも十分だと思うのだけど。

5. 確定

Bボタンを1回押すと確定されます。

NEMO SPORTの画面:NX

6. 使用

Aボタンを3回押すと通常モード(TIME MODE)に戻ります。「NX」が表示されたままですね。

NEMO SPORTの画面:NX-mode

以上。

なるほど、「ナイトロックス(酸素32%)」なんて一発設定の方法はないわけですね。こりゃ取説をちゃんと読まないと解らないや。

なお、通常エアーへの戻し方も同じです。4. の工程で99の次の「Air」に変更すると「NX」が消えます。 でも、一点気にになるのは、酸素濃度の設定の際に「User Safety Factor(設定値は0または1)」と「Priofile Time(設定値は30または15)」という設定項目があること。これ、何のことだか解りません。スペシャリティの講習を受けると教えてもらえるかな。

フィリピン航空のキャンペーンが開始

フィリピン航空のバナー毎年恒例のフィリピン航空のキャンペーンセールが始まりました。販売期間は今日から15日までだそうな。買えるのは2月1日~10月25日出発分(除外日程あり)です。

今年は成田⇄マニラ or セブが30,800円(燃油と諸税を入れて47,940円)。例年と比べるとちょっと高いかな。

ちなみに去年のセールは2月中旬に始まって25,300円(マイレージは半分しか付かない)、一昨年は3月早々に開始され、10,000マイル(通常の半分)で往復航空券と引き換えでした。

去年の6月と一昨年の8月はこの時期のセールを利用してセブに潜りに行ったけど、今年は迷ってます。というか多分無理かな。来月はクレジットカードの支払いが立て込んでいるので。

今月も16日以降なら3月の支払いになるけどセールが終わっているし、終盤ではいい日程も残っていないはず。今年のセールも2月か3月と踏んでいたので読みが外れました。

まあでも今年のセールを見送るのはそう悪い決断ではないかもしれません。というのも春にはANAの羽田⇄マニラ便やセブパシフィック航空の成田⇄マニラ便が始まるし、他にもタイガーエア(セブパシフィックの傘下に入るとの噂あり)が成田⇄クラークを飛ばすという情報も。先月からはマニラ便が+2、セブ便が1増えたし、この先はフィリピンに行く便の増加で価格競争も起きてくるのではないかと。特にANAの羽田便はフィリピン航空にとって脅威だろうし。

割を食って従来路線の減便もあるかもしれないけど。

ああ、なるほど。春の増便前に売ってしまおうというセールですね。

てなわけで、半ば負け惜しみっぽいけどこのセールでの航空券の購入は今年はパスします。

そろそろナイトロックスかな

私はいまだに普通のエアだけで潜っています。世の中にはナイトロックスなるハイソなミックスガスもあるけど必要性を感じたことがなくて。1日6ダイブやっても特に疲れたことはないし。

でもフィリピンで一度だけナイトロックスタンクを使ったことがあります。特に頼んでもいないけど、ショップに戻らず海辺のタンク屋さんに立ち寄ってタンクを交換したら無造作にそれがあてがわれたので。もちろんCカードの提示もせずに。まさか「中身は普通のエアー」ってことはないと思うので、さすがはフィリピンですね。でも特に違いも感じませんでした。

もっともナイトロックスの利点は他にもあって、深めの水深で長居できたりするそうですが、だからどうだって感じもします。パラオのブルーコーナーのマクロ穴(-32mぐらいだっけ?)をじっくり攻めるなんてことはなかなかないもの。上げ潮の時に少人数チームでかつ全員がナイトロックスだったらそうできなくもないけど、だいたいは大物狙いのダイブになりますよね。

私も昔、漠然と潜ってた頃は一人でちょいちょいパラオに行ってたけど今の私は完全なマクロ派ダイバー。パラオは指向性が合わなくなったのですっかり足が遠のきました。しかもブルーコーナーなんか行くたびに劣化が進んでがっかりな思いをするし。人を入れすぎなんだよな。

ああ、一昨年マクタン島の近海でピクミーシーホースがわんさか居着いたシーファンが見っかって、それを撮りに行ったなあ。あれが確か水深30mぐらい。通常タンクなので連日一本目の最初の10分間限定でした。ナイトロックスならもっと長く撮っていられたわけだ。

マクタンのピグミーシーホース
マクタンのピグミーシーホース そのシーファンは足場のない壁面から横向きに生えていました。 10分間限定なので、片手撮りで頑張ってたらカメラの重みで右肘を痛めたのだけど、 ナイトロックスなら休み休み撮れたかも

とはいえナイトロックスもそこそこ普及してきたし、そろそろスペシャリティ(PADIだとエンリッチだっけ?)を取ってもいい頃かもとは思います。今のところ経験はないけど、例えばチームで自分だけが通常エアーってことなら、皆より先に水深を上げるなんてややこしいことにもなりかねません。

それに、ひょっとしたらこの先、水深25mの海底で長々と粘るような撮影機会があるかもしれません。無減圧潜水時間の猶予があと数分残っていれば、もっといい瞬間が撮れたはずなんてことも。

ただまあ深いところで吸えば減りは早いわけだし(ナイトロックスだと残圧の持ちがよくなるとも聞くけど、潜水時間が決まってるダイビングでは延長もできないし)、一番の使いどころは翌日の飛行機移動対策でしょうか。「ナイトロックスなら最後にもう1本潜ってもいいよ」ってときがあるかは解らないけど。

ま、詳しくは知らないや。まだ講習も受けてないし。

NEMO SPORTの電池交換が完了

電池交換に出していたMaresのNEMO SPORTが戻ってきました。

電池切れが近くなると電池マークが点滅し、陸上ではセンサーが肌に触れるたびにアラーム音が鳴ります。

mic21に電池交換頼んだところ代金は送料込みで6,825円。メーカーに送って交換してもらうのだそうな。NEMO SPORTの電池はCR-2032だし100均で2個100円で売ってることを考えると高いけど、自力で交換すると耐圧・防水チェックもできないので、まあいいでしょう。ダイコンを新調するよりは安いし、向こう300本ぐらいは使えるわけだから。

意外だったのは電池を交換してもダイブログが消えていなかったこと。さかのぼると過去のダイブのSLOWマークが残っています。まあSLOW警告は腕をちょっと上げただけで出るからなぁ。

なお私のNEMO SPORTは個人輸入の海外向け製品。そもそも国内保証はないけど、だからといって電池交換代が割り増しになることもありませんでした。

7年ぐらい前、国内では5万円以上していたのにニューヨークのお店では24,000円ぐらいだったのですよね。送料をケチったら船便になったのか届くまでに2週間ぐらいかかって、パラオ行きの数日前にようやく入手できたのを覚えています。