X-MEN:フューチャー&パスト

私は映画のX-MENシリーズが好きです。単なる超能力者どうしのバトルではなく、たとえ善人側であっても超能力を持った人たちが必ずしもヒーロー視されないばかりか、恐れられ差別の対象になっているという設定が物語に深みを与えていますよね。

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そのX-MENの最新作は5月公開予定の「X-MEN:Days of Future Past」。直訳すると「未来の過去の日々」かな。そして邦題がいつの間にか「X-MEN:フューチャー&パスト」に決まっていました。「Days of…」ほどかっこいい響きはないけど、これはこれで絶妙感がありますね。そんな感じの話だから。

しかも「フォカッチャ&パスタ」みたいな駄洒落のプロモーションもできそうだ。

ちなみに「Days of Future Past」は原作コミックの代表的なエピソードで、ストーリーは昔のアニメ版(20年ぐらい前にテレビ東京で放映されていた)によるとこんな感じ。

あのアニメ作品、また再放送して欲しいなぁ。マーベルの作品でもX-MENとアイアンマンだけは日本でも人気なのだし。

  • 2055年の米国、センチネル(量産型ミュータント狩りロボット)によって善悪に関わらず多くのミュータントが収監、殺害されている
  • ミュータント狩りが高じて時の為政者は人間にも恐怖政治を強いており、社会は荒廃している
  • ウルヴァリンは老いたものの生き残ってレジスタンス活動を行っている
  • ミュータント狩りの発端は20世紀末、X-MENの一員のガンビットがケリー上院議員を暗殺したこと
  • あるとき若く屈強なミュータントのビショップ(吸収したエネルギーを腕から放出できる)が過去を変えるべく時をさかのぼる。タイムマシンを作ったのはフォージというミュータント発明家
  • ビショップはX-MENと共に暗殺阻止を試みるが、暗殺を止めたのはもう一人のガンビット。暗殺者の正体は彼に変身したミスティーク(目的はミュータントによる人間の支配)だった
  • その後マグニートーとエグゼビアはセンチネル群を殲滅
  • ケリーは反ミュータントの旗色をひるがえして大統領候補となる

ただし、映画はこの通りにはなっていないはず。ケリー議員は第1作目でクラゲに変化させられて殺されてるし。ならば暗殺されかけるのは時の大統領級の人物でしょうか。

予告編を見る限り、タイムトラベルするのはビショップではなくウルヴァリンのような。ならば老若のウルヴァリンが共闘するシーンなんてあるのかな?いや、若い方のウルヴァリンは当時X-MENには未加入だ。

というか、その前に老エグゼビアがどうやって元の姿で蘇ったのかを説明してもらわないと。

まあ楽しみです。アニメ版ではケリー議員が殺されなくて万万歳とはいかず、任務を終えて未来に戻ったビショップが見たのは、深刻な疫病が蔓延している世界。それを裏で手引きしていたのがアポカリプスという強大なミュータントで…。