フィリピン航空のキャンペーンが開始

フィリピン航空のバナー毎年恒例のフィリピン航空のキャンペーンセールが始まりました。販売期間は今日から15日までだそうな。買えるのは2月1日~10月25日出発分(除外日程あり)です。

今年は成田⇄マニラ or セブが30,800円(燃油と諸税を入れて47,940円)。例年と比べるとちょっと高いかな。

ちなみに去年のセールは2月中旬に始まって25,300円(マイレージは半分しか付かない)、一昨年は3月早々に開始され、10,000マイル(通常の半分)で往復航空券と引き換えでした。

去年の6月と一昨年の8月はこの時期のセールを利用してセブに潜りに行ったけど、今年は迷ってます。というか多分無理かな。来月はクレジットカードの支払いが立て込んでいるので。

今月も16日以降なら3月の支払いになるけどセールが終わっているし、終盤ではいい日程も残っていないはず。今年のセールも2月か3月と踏んでいたので読みが外れました。

まあでも今年のセールを見送るのはそう悪い決断ではないかもしれません。というのも春にはANAの羽田⇄マニラ便やセブパシフィック航空の成田⇄マニラ便が始まるし、他にもタイガーエア(セブパシフィックの傘下に入るとの噂あり)が成田⇄クラークを飛ばすという情報も。先月からはマニラ便が+2、セブ便が1増えたし、この先はフィリピンに行く便の増加で価格競争も起きてくるのではないかと。特にANAの羽田便はフィリピン航空にとって脅威だろうし。

割を食って従来路線の減便もあるかもしれないけど。

ああ、なるほど。春の増便前に売ってしまおうというセールですね。

てなわけで、半ば負け惜しみっぽいけどこのセールでの航空券の購入は今年はパスします。

そろそろナイトロックスかな

私はいまだに普通のエアだけで潜っています。世の中にはナイトロックスなるハイソなミックスガスもあるけど必要性を感じたことがなくて。1日6ダイブやっても特に疲れたことはないし。

でもフィリピンで一度だけナイトロックスタンクを使ったことがあります。特に頼んでもいないけど、ショップに戻らず海辺のタンク屋さんに立ち寄ってタンクを交換したら無造作にそれがあてがわれたので。もちろんCカードの提示もせずに。まさか「中身は普通のエアー」ってことはないと思うので、さすがはフィリピンですね。でも特に違いも感じませんでした。

もっともナイトロックスの利点は他にもあって、深めの水深で長居できたりするそうですが、だからどうだって感じもします。パラオのブルーコーナーのマクロ穴(-32mぐらいだっけ?)をじっくり攻めるなんてことはなかなかないもの。上げ潮の時に少人数チームでかつ全員がナイトロックスだったらそうできなくもないけど、だいたいは大物狙いのダイブになりますよね。

私も昔、漠然と潜ってた頃は一人でちょいちょいパラオに行ってたけど今の私は完全なマクロ派ダイバー。パラオは指向性が合わなくなったのですっかり足が遠のきました。しかもブルーコーナーなんか行くたびに劣化が進んでがっかりな思いをするし。人を入れすぎなんだよな。

ああ、一昨年マクタン島の近海でピクミーシーホースがわんさか居着いたシーファンが見っかって、それを撮りに行ったなあ。あれが確か水深30mぐらい。通常タンクなので連日一本目の最初の10分間限定でした。ナイトロックスならもっと長く撮っていられたわけだ。

マクタンのピグミーシーホース
マクタンのピグミーシーホース そのシーファンは足場のない壁面から横向きに生えていました。 10分間限定なので、片手撮りで頑張ってたらカメラの重みで右肘を痛めたのだけど、 ナイトロックスなら休み休み撮れたかも

とはいえナイトロックスもそこそこ普及してきたし、そろそろスペシャリティ(PADIだとエンリッチだっけ?)を取ってもいい頃かもとは思います。今のところ経験はないけど、例えばチームで自分だけが通常エアーってことなら、皆より先に水深を上げるなんてややこしいことにもなりかねません。

それに、ひょっとしたらこの先、水深25mの海底で長々と粘るような撮影機会があるかもしれません。無減圧潜水時間の猶予があと数分残っていれば、もっといい瞬間が撮れたはずなんてことも。

ただまあ深いところで吸えば減りは早いわけだし(ナイトロックスだと残圧の持ちがよくなるとも聞くけど、潜水時間が決まってるダイビングでは延長もできないし)、一番の使いどころは翌日の飛行機移動対策でしょうか。「ナイトロックスなら最後にもう1本潜ってもいいよ」ってときがあるかは解らないけど。

ま、詳しくは知らないや。まだ講習も受けてないし。