とんこつラーメン発祥の地

11月5日(日)は佐賀インターナショナルバルーンフェスタの最終日だったけど午後の競技はないので行かずに鳥栖の隣の久留米に赴きました。

JR久留米駅前には「とんこつラーメン発祥の地」という屋台を形どった記念碑が立っています。

JR久留米駅前のとんこつラーメン発祥の地記念碑
JR久留米駅前のとんこつラーメン発祥の地記念碑

説明がきは以下。

九州独特のスープが白した豚骨ラーメンは、1937(昭和十二)年に久留米市の明治通りの屋台「南京千両」で驚生した。店主の宮本時男さんが、横浜の中華街や東京で支那そばを研究し、郷里の長崎チャンポンのスープを参考に豚骨スープを完成させた。

その十年後の1947(昭和二十二)年、同じ人留米の屋台「三九」の杉野勝見さんが、より白濁した豚骨スープのラーメンを売り出し人気を呼んだ。このスープは、買出しに出た除、留守番の母がうっかり長時間、強い人力で沸騰させてしまい濃く白してしまった。しかし開店時間が迫っていたため捨てずに味付けしてみると、実に深いコクがあったというもの。

こうして“然から生まれた豚骨ラーヌンを、ほかの屋台や店も売り出すようになり、やがて全九州へと広まっていった。

九州観光・物産フェアin代々木 2023

10月7日(土)、代々木公園の九州観光・物産フェアin代々木 2023に行ってきました。

食べたのは佐世保バーガー。

九州観光・物産フェアin代々木 2023の佐世保バーガー
相変わらず美味いけど、辛味のアクセントが欲しいような…

博多ひとくち餃子。

九州観光・物産フェアin代々木 2023の博多ひとくち餃子
シュウマイサイズの餃子。肉がぎっしりで普通に旨し

鹿児島黒豚カルビ串焼き(ガーリックソース味)。

九州観光・物産フェアin代々木 2023の鹿児島黒豚カルビ串焼き(ガーリックソース味)
これも文句なしの美味さです

飲み物は沖縄ブルーの三種飲み比べセット。沖縄ブルー8年、沖縄ブルー43°、NEW MAKE(沖縄ブルー原酒)50°。沖縄ブルーは米のウイスキーです。

九州観光・物産フェアin代々木 2023の琉球ブルー3種飲み比べセット
アルコール度が40°を超える酒は美味くて満足度が高いいよな。なお、県外には滅多に出回らないとされる幻の紫ラベル8,800円も売ってました

そして白岳のブースで白岳しろハイボール、白岳KAORUハイボール、しろジャスミン割りの三種飲み比べセット。白岳は熊本県人吉市の米焼酎ですね。

白岳(熊本県人吉市)のブースで白岳しろハイボール、白岳KAORUハイボール、しろジャスミン割りの三種飲み比べ
店の側で飲んでたら店員さんから「どうですか?」と話しかけられたけど、「ロックで飲みたかった。ハイボールになるとソーダ水だもの」と答えときました。いや、まあハイボールでも普段なら味がわかるはずだけど、この日は先に50°のウイスキーを飲んじゃったもんだから。飲む順番を間違ったな

最後、ご当地酒蔵巡りのブースで佐賀県基山町の基峯鶴を飲んで帰ろうかと思ったけど、すでに品切れでした。お昼前にはボトルがあるのを確認してたのだけど。

九州観光・物産フェアin代々木 2023のご当地佐賀グラ巡りブース

さて、一週前の北海道フェアと比較すると、開催規模が小ぶりでしたね。九州は北海道よりも小さいものな。九州は沖縄も入れて8県あるし、もっと出店が充実しててもいいはずだけど、何か事情があったのかな。

そして来春からは運送業の残業規制や人手不足でもって長距離輸送力が減るので、この手のイベントは開催しづらくなるかも。

なお、代々木公園のイベント広場の隣(NHKの前を抜けて原宿方面に向かう通路)ではベトナムフォーフェスティバルが開催されていて、パクチーの香りが漂っていたし、ドリアンが1kg1,800円で売ってたりもしました。単発のイベントとして開催してくれれば楽しめたのにな。

モヒカンらーめん

小城公園でフランシュシュ4号紺野純子のマンホール蓋(小城公園)を撮影した後、残り二枚のマンホール蓋を巡るべく、佐賀駅に戻って久留米行きのバスに搭乗。久しぶりの福岡です。

JR久留米駅でレンタル自転車を借りて走り、先ずは腹ごしらえすべくモヒカンラーメン久留米試験場前店に。

モヒカンラーメン、以前から知ってたので昨年10月の帰省時に福岡空港で食べられると思ってたら、直前に閉店になってたので今回こそはと。

頼んだモヒカンラーメンがこちら。

モヒカンラーメン

残念ながら私が期待していた臭旨なラーメンではなく、上品なとんこつラーメンでした。なるほど、今風なわけだ。これならJR久留米駅の来福軒の方が私の好みかも。あちらは店の外まで豚骨臭が流れ出てたもんな。

それから豚骨飯。こちらは文句なし、期待通りの旨さでした。

モヒカンラーメンのとんこつ飯

モヒカンラーメンの外観はこんな感じ。

モヒカンラーメン久留米試験場前店の店構え
で、少々頑張って立ち寄ったモヒカンラーメンだけど、どうやらJRの博多駅デイトスにも店舗ができたようで。そっちの方が行きやすかったな。

それから埼玉にも店舗があるそうな。

タイフェスティバル&VISIT THAILAND YEAR 2023

タイフェスティバルは代々木公園で開催された後に福岡でも「タイフェスティバル&VISIT THAILAND YEAR 2023」として開催されたようです。なるほど福岡⇄バンコクの飛行機も飛んでるもんな。

タイフェスティバル&VISIT THAILAND YEAR 2023

天神中央公園か。私もよく知ってる場所です。すぐそばのアクロスではよく天ぷらを食べてました。

そうか、ここでもグルメイベントが開催されるのか。もし、タイの他にも各国のイベントが週替わりに開催されるようなら楽しみが増えるのでIターンを早めてもいいかも。

というのも私はあと2、3年したら九州に帰ろうと思っています。何しろこの先、東京圏での暮らしは今ほど快適でも便利でもなくなりそうだから。

例えば来春から運送業にも残業規制が適用されるので長距離輸送の食料は届きにくくなるか値上がりします。これまではスケールメリットでもって「東京の物価は不動産以外は高くないし、むしろ安いぐらい」と言われていたけど、長距離ドライバーの人数が不足したり賃金が高騰すれば、一転して人口の多さが仇になるわけです。

しかも、輸送力が減って「作っても全量出荷できないから」と農家が作物の生産量を減らすようだと尚更遠隔地からの食料が届きにくくなります。

加えて東京で懸念されるのが超高齢化。進学や就職で上京して居着いたかつての若者が続々と後期高齢者の仲間入りをするけど、東京には介護士が絶望的に足りてないし、効率化しようにも大型介護施設を建てるための土地が残っていないので、深刻な社会問題化するのは確実です。介護離職者、介護待機高齢者、そして介護放置される高齢者も増えて、さぞ閉塞感が漂うことでしょう。

よって、長距離輸送力と介護キャパの不足に解決策が見出されなければ「巨大都市の黄昏を迎えた東京よりも、地方の大都市の方が暮らしやすい」と言われる日がきます。

夜行バス(東京→博多)の感想

先日、スケジュールに余裕が出たので帰省することにしました。

なお、昨秋の帰省時はフェリーを使ったけど、今回は深夜バスを試してみようかと。21:10発・11:40着の「オリオンバス8041便」が二日前の予約で10,800円でした。

オリオンバス8041便
乗車したオリオンバス8041便

出発はバスターミナル東京八重洲(地下2階)。チケットのようなものはなく、乗車前に係員に自分の名前を告げると名簿と照合されて乗れるというシステムです。座席は先方がすでに割り当てていて、その場で口頭で伝えられます。

そして肝心の乗り心地はというと、これが窮屈極まりない感じ。まず座席が狭く、ほとんど身動きが取れません。前の席の背面に物入れはなく、持っていたペットボトルは抱えるしかありません。電源タップが足元にあったけど、隣の席に誰かがいたら、とても手を伸ばせる感じではないというお粗末さ。

しかも車内にトイレはありません。途中、2〜3時間おきにSA・PAに停車するので、そこで済ませろという話です。私は窓側の席だったこともあり、缶ビールを飲んでさっさと寝てほとんど身動きをせずに約15時間やり過ごしました。最後の 30分くらいはさすがに尿意を感じたものの堪えるしかなく、あれは危なかったなぁ。

そうして見覚えのある小倉を経由し、ちょうど開催中だった小倉マラソンなんかの影響で遅れて12:20ごろに博多に到着。ちなみにバスターミナルは馴染みがある博多駅北側のビルではなく、南側の別の場所でした。

というわけで初めて体験した深夜バスの旅だったけど不自由極まりなかったので私は二度と利用することはないでしょう。座りっぱなしだとお尻も痛くなるし、自分のタイミングでトイレに行かれない交通手段なんて最悪です。

大砲ラーメン

吉野ヶ里公園駅から自転車で卑弥呼の湯に向かう途中、大砲ラーメンの吉野ヶ里店を発見したので迷うことなく入店して昔ラーメンを注文。もはや条件反射ですね。久留米のラーメン、美味いんだよな。

大砲ラーメンの昔ラーメン

ちなみに久留米は佐賀県の隣。明治9年に佐賀県が消滅して三潴(みずま)県に併合されたことがあったけど、その三潴は現在、久留米市の町となっています。

ぎょらん亭

小倉での思い出作りの締めはぎょらん亭のラーメン。創業昭和21年という老舗のお店です。

ぎょらん亭

何となく煮卵どろラーメンをオーダー。出てきたのはこちら。クリーミーな泡系ですね。

ぎょらん亭
煮卵どろラーメン

もちろん美味かったですよ。どう美味かったかは思い出せないけど。とにかく満足でした。

資さんうどん again

藍島から小倉港に帰ってきたのが朝の7時半過ぎ。ほとんどの飲食店がまだ空いていないので再び資さんうどんに。

約20時間ぶりの食事だったもので、定番のごぼ天かしわうどんに加えておでんを4品いただきました。

資さんぬどんのゴボ天かしわうどん
ごぼ天かしわうどん
資さんぬどんのおでん
牛すじ、大根、たまご

ごぼ天うどんももちろん美味いのだけど、おでんがあるうどん屋っていいですよね。

全国区だと、はなまるうどんがそのタイプだったけど、昨今はおでん提供をやめる店舗が増えているような。

藍島の猫たち

先日の帰省旅、東京九州フェリーの出港と到着が遅れて小倉で一泊足止めを食ったため、どうせならと、船賃片道600円、約35分かけて藍島(あいのしま)に渡りました。

観光リーフレットに「200人程度の島民よりも多い数の猫がいる」と書いてあったので期待したけど、情報が古かったのか島で出会えた猫は10匹程度と拍子抜け。

藍島の猫たち

この通り、道端とかで遭える猫たちはどの個体も耳がカットされているので、去勢による頭数制限がしっかりなされている様子。つまりその個体からは子孫が残らないので、もはや島が猫だらけになることもなさそう。

まあ、島には終日空いている売店とかもないし、猫島としての観光を目指してはいないのでしょう。

メーテルと鉄郎

小倉駅のメーテルと鉄郎のベンチ。

メーテルと鉄郎
残念ながらあたり一体が工事中のため規制線が貼られていて誰も座れない状態でした

北九州は松本零士さんの出身地(生まれは久留米らしいけど)だからか。

すぐそばにはキャプテン・ハーロックの像があるのは確認したけど、他のキャラクターもあるのかな?

九州豚骨ラーメン一平本店

先日の帰省旅、小倉でのお昼時、駅前のアーケードを散策していたら、魅力的な匂いが漂ってきました。豚骨ラーメンの獣臭です。嫌いな人も多いけど私はたまらなく好き。世の中、臭いけど美味いものって結構あるんだし、その一つです。

で、匂いを辿るとこちらのお店に行きつきました。一平本店です。

九州とんこつラーメン一平

まだお腹はあまり減ってなかったけど、せっかくの機会なのでラーメンと餃子のセット(850円)を注文。

九州とんこつラーメン一平

もちろん期待した通りの懐かしい味でした。

というのも昨今の豚骨ラーメンは臭くないタイプが多く、味は良くてもどこか物足りなく感じるのですよね。

資さんうどん

先日、資さんうどんを初めて食べました。確かに美味いですね。

資さんぬどんのゴボ天肉うどん
ごぼ天肉うどん。一番人気らしいので

ごぼ天や甘い味付けの肉もいいけど、テーブルに置かれているとろろ昆布をスープに浸すと、これがまた最高で。

資さんうどん、2年前に全国展開の意向があると報じられたので楽しみに待っているのだけど、未だ続報は聞かれず。コロナで計画が遅れているか、白紙に戻ったのかな。

東京九州フェリーでカップヌードル

東京九州フェリー『はまゆう』にはカップヌードルの自販機があります。

東京九州フェリー『はまゆう』のカップヌードル自販機
レギュラーサイズが230円だからほぼ定価ですね

そして隣には給湯器も。

東京九州フェリー『はまゆう』の給湯器

レストランを利用すればそれなりの出費になるので、倹約したい人は出航前にカップラーメンを買って持ち込んで、ここでお湯を貰えばいいかと。「船内で買ったカップヌードルじゃなきゃダメ」なんて言わんだろうし。

東京九州フェリー『はまゆう』からの夕日

東京九州フェリーの5F、船首側にはラウンジがあります。

先日はラウンジの窓から水平線の向こうに沈む美しい夕日が見られました。時刻にして17:44分頃です。

東京九州フェリー『はまゆう』からの夕日
写真に撮ると小さくなってしまうけど、肉眼だともっと美しい印象です

この日は船の出航が2時間ほど遅れたため高知の足摺岬を少し超えたあたりで夕日が見られたけど、もし定刻で出航していたなら宮崎か大分の沖ぐらいで日没かな。

東京九州フェリー『はまゆう』の船室(ツーリストS)

東京九州フェリーでの旅、今回はツーリストSという個室(18,000円)を使いました。

もっと安いツーリストA(12,000円)もあるけど、狭っ苦しい押し入れっぽくて耐えられそうになかったのでパス。何しろベッドから天井まで1mもないんじゃなかろうか。

ツーリストSの個室は2畳ぐらい。小さな机と椅子が床に固定されていて、入り口側の壁に32インチのテレビが備え付けてあります。

東京九州フェリー「はまゆう」のツーリストS個室の内装
東京九州フェリー「はまゆう」のツーリストS個室の内装

ただしテレビは音が出ません。音声は枕元にあるイヤホン端子(表記は「HEADPHONE」)にイヤホンを繋いで聴くことになります。イヤホンは売店で売っているし(330円)、無料の貸し出しサービスもあります。

東京九州フェリー「はまゆう」のツーリストS個室の電源まわり
東京九州フェリー「はまゆう」のツーリストS個室の電源まわり。「ROOM」は室内灯のスイッチです

テレビの画質はというと、地上波は映ったり映らなかったり。でも、BSとCSはさすがにしっかり映りますね。衛星の方向に自動的に向くアンテナを搭載しているのでしょう。

東京九州フェリーの航行状況のテレビチャンネル
テレビには航行状況のチャンネルがあり、どこを進んでいるかが分かります

なお、HDMI端子もあったのでMacBook Airに繋いでみたら、ちゃんと表示されました。

東京九州フェリーのテレビ
お気に入りのSHI-HULKのエピソード。みんな大好きウォンの登場回。iPhoneに保存してある動画をAirPlayでMacBook Airに飛ばして視聴。この場合、音声はiPhone側で再生されます

Ferry Trip 故郷への長い道(9)

藍島(あいのしま)での夜、私にとってはかなり久しぶりの野宿だったけど、朝までよく眠れました。

もともとどこでも寝られるタチだし、打ち寄せる波と虫の音が眠気を誘ってくれて。気温も体感で17℃ぐらいと私にはちょうどよかったもので。

なお、もし夜中、大きく冷え込むようだったら最悪待合所のトイレで過ごせばいいかと思っていました。待合室自体は施錠されているもののトイレは建物の外に扉がある作りだったので。きっと夜間でも釣り人などが利用できるようにしてあるのでしょう。

でも、気温が急に下がることもなくトイレ泊の必要はありませんでした。もしそこで寝てたなら、夜中に用を足しに来た釣り人を死ぬほど驚かせてしまったことでしょう。

また、島にも自販機はあるので寒ければコーヒーでも飲んで暖を取ればいいかとも思っていたけど、朝、確認してみたらすべて冷たい飲み物でしたね。まあ西日本、というか九州だから、東京とかよりもホットドリンクの開始時期が遅いのはしかたないです。

そうして6時に起床。7時の定期船に乗って小倉に戻ることができました。

飲食店はまだ空いていないので、資さんうどん(24時間営業)で朝食後、この旅で二度目の快活CLUBでシャワーを浴び、しばし滞在。

老舗のラーメン屋で昼食をいただいたら、小倉はもういかと思えたので駅に向かいました。

小倉駅前のキャプテン・ハーロック像
小倉駅前のキャプテン・ハーロック像。そばにはメーテル&鉄郎もあります

日付が変わったので駅のコインロッカーで追加料金を払って荷物を回収。JR線の久留米行き快速電車に乗車し、16時過ぎに実家に帰り着きました。

木曜日の22時に家を出てから日曜日の16時まで実に66時間、飛行機を使った場合の十倍の時間を要した長い旅でした。まあ、自分で余計に引き伸ばしたようなものだけど。

Ferry Trip 故郷への長い道(8)

東京九州フェリーを下船し、小倉で一泊して藍島(あいのしま)に渡ったら帰れなくなりました。

藍島からの夕日。この日は小倉に戻る船便がもうないことを知らず、のんびりと写真を撮っていました
藍島からの夕日。この日は小倉に戻る船便がもうないことを知らず、のんびりと写真を撮っていました

藍島にも民宿が一軒あるみたいだけど、夜になってからの飛び込みで無理やり泊めてもらうと迷惑がかかりそうです。でも、定期船の待合室は夜の間施錠されて入れない運用でした。

よって野宿することに。テントも寝袋も持ってないけど、昼間はTシャツ短パンのサンダルばきで余裕だったし、夜もそんなに寒くなさそうだったので問題なかろうと。

幸い漁協の建物には屋根付きのオープンスペースがあり、ビールケースと板を組み合わせて作った一畳ぐらいの簡易ベンチがあったのでこれをいい感じの奥まった場所に移動させてベッドに。

でも、海側に向けた足の方から冷たい海風が吹いてくるので、近くにあった台車を立て掛けて風避けにしました。

それでも隙間風が少し吹いてきてサンダルの素足が寒かったので、持っていたバックパックに両足を突っ込んで防寒対策OK。

寝る準備ができたので、しばし猫をモフってから20時には就寝。えらく早いけど島には飲み屋はおろか食べ物を買えるお店すらないし、ここはさっさと寝てしまうのが得策だろうと。

Ferry Trip 故郷への長い道(7)

藍島案内図

藍島(あいのしま)の島民は約200人だそうだけど、ポケモンGOのジムとポケストップはそれなりにあったのでウォーキングしつつ、途中で見つけた猫たちを撫でたり、「千畳敷」なる独特の海岸を散策しているうちに楽しい時間が過ぎていきました。

藍島の千畳敷
藍島の千畳敷。平らな岩場が続く珍しい地形の海岸です。沖に見える円錐形の建物は何だろう?

で、18:00ごろに小倉からの定期船が到着したので、それに乗って小倉に戻ろうとしたら「今日はもう船出ませんよ」とのこと。小倉行きは15時過ぎの、私が乗ってきたやつの折り返し便が最終だったわけだ。

まあ、よくよく考えてみればもっともな話です。島民の一部は朝方の船で小倉に渡って学校や仕事に行き、夕方に帰ってくるのだろうから。船は藍島側に着岸したまま翌朝の始発便に備えると。

だったら券売の事務所に注意書きの張り紙でもしてて欲しかったけど、それがあっても見落としてたかも。

もしくは券を買うときに言って欲しかったけど、乗船客にはテント持参で泊まりがけの釣り客もいるから、わざわざ一人一人に声かけはしてないのでしょう。

つまるところ運行スケジュールをよく調べずに行った私のミスだと納得はするのだけど、さて困った。どうしたものか…。

Ferry Trip 故郷への長い道(6)

東京九州フェリーを使った帰省旅、資さんうどんを後にして小倉城を見学。

小倉城

それでもまだまだお昼過ぎ。このまま実家に向かうのももったいないので小倉っぽい何かをしようと。

そうして観光案内のリーフレット『レトロおしゃれな街・北九州』で見つけたのが藍島(あいのしま)への渡航。どうやらたくさんの猫が出迎えてくれるそうだから、片っ端からモフってこようと。

観光案内リーフレット『レトロおしゃれな街・北九州』

よってPCなどの荷物を駅のコインロッカーに預け、必要最小限の荷物をバックパックに入れて15分ぐらい歩いたところの港に。定期船の往復チケットを1,200円で購入。今回、二度目の船旅です。

こくら丸(小倉⇄藍島)

Ferry Trip 故郷への長い道(5)

東京九州フェリーの旅、新門司港への到着が遅れたため小倉の快活CLUB小倉駅南口店で一泊することに。

朝9時ごろ、快活CLUBをチェックアウト。ちなみに9時間滞在して2,700円ぐらいでした。私はどこでも寝られるのでホテルに泊まるよりもお得です。不自由はトイレが遠いことぐらいで。

そうして近所の資さんうどん魚町店に直行。というのも小倉で泊まるなら資さんうどんに行こうと決めていたもので

資さんうどん魚町店

資さんうどんは北九州を拠点とし、牧のうどんウエストと並ぶ福岡3大有名うどんチェーンの一角。ただし福岡でも西の方には店舗があまりなくて、これまで行く機会がなかったのですよね。全国チェーン展開を計画しているらしいけど、まだ具体的な話を聞かないし。

でも、改めて調べてみたら鳥栖にも店舗があるようで。だったら実家からチャリでも行かれるか。

実は、シャトルバスで小倉駅に到着した直後にも行ってみたのだけど、0時でも超満員、店内はサラリーマンたくさん。小倉では資さんうどんが居酒屋みたいな存在なのかも。周りに飲み屋もたくさんあるのに

資さんうどんの感想はまた改めて。

Ferry Trip 故郷への長い道(4)

東京九州フェリー はまゆう

東京九州フェリー船内では食って寝て風呂に入っての繰り返し。

でも一度、プラネタリウムの上映に参加しました。ミニシアターにもなるお部屋には床にビーズクッションがいくつか置いてあり、寝転んで天井に投影される星々を鑑賞します。

東京九州フェリーのプラネタリウム
プラネタリウム、星々のシミュレーションかと思ってたら、流れ星や花火も登場するエンタメでした

そうこうしていると、23:00に新門司港に到着。新門司港のターミナルにはシャトルバスが待ち構えていて、希望者をJRの門司港駅を経由して小倉駅に送ってくれます。ただし、あらかた乗ったと思った時点で静かに発車したので、ターミナルでトイレに入ったりすると置き去りにされそうです。用事はすべて船内で済ませておくべきですね。

そうして23:40頃、小倉駅に到着。小倉は都会なので宿泊施設はたくさんあります。でもホテルを探して予約するのも面倒なので、ネットカフェで一晩過ごすことに。検索すると快活CLUBが駅の南側に2件あり、どちらも無料で使えるシャワー室完備でした。

Ferry Trip 故郷への長い道(3)

東京九州フェリー はまゆう

東京九州フェリーによる横須賀→門司の船旅、10月7日(金)に日付が変わった1:15に乗船開始となりました。

ちなみに私の部屋(ツーリストS)は5F、レストランがあるフロアです。

ルームキーはQRコード。東京九州フェリーのWebサイトから取得でき、ターミナルでの乗船手続きや自室に入る際に使うので、プリントアウトするかスマホでいつでも表示できるようにしておくといいでしょう。

東京九州フェリーのルームキーとなるQRコード
自室に入るためにはこのQRコードが必要です

ちなみに6Fのお風呂場の利用時刻は1:30まで。荷解きし、軽装に着替えて一息ついたらもうその時刻。諦めて持参したボディシートで体を拭いてたら館内放送が入り、お風呂の利用時間を4時までに変更するとのお知らせ。出発が遅れた際にはこういう処置が取られるのですね。

ならばと、ひとっ風呂浴びに行きました。真夜中の露天風呂もオツなものです。あいにく星は出てないし、湾内は低速航行だから景色(陸の光)がなかなか変わらないけど。

Ferry Trip 故郷への長い道(2)

東京九州フェリー はまゆう

新門司港行きの東京九州フェリーに乗るには横須賀港に行く必要があります。

船の到着遅れによりターミナルには1時に来いと言われたので、自宅近所のバス停から22:04発のバスで東急のあざみの駅に。普段なら寝る準備をしているような時間帯に外出するのは嫌なのだけど、まあ旅行だからしかたない。

あざみ野から横浜市営地下鉄に乗り、上大岡で乗り換えて横須賀中央に0時過ぎに到着。港までのんびり歩いてターミナルには0:30ごろに到着。

ターミナルには乗船予定のはまゆうが既に入港していました。館内放送によると2時間45分遅れで入港したそうな。

乗船時刻の案内はこの通り。

東京九州フェリーの運行遅延の案内

また、館内放送では「本日、船内レストランの深夜営業はないので何か食べるならターミナルで」とのこと。レギュラー時刻での運行時は深夜営業があるのでしょう。

東京九州フェリー横須賀ターミナルのメニュー
東京九州フェリー横須賀ターミナルのメニュー。まあリーズナブルかとは思うけど、夜中の0時過ぎには何も食べたくないなぁ

Ferry Trip 故郷への長い道(1)

10月の三週目の予定がぽっかり空いたもので、ふと思い立って帰省することにしました。私の実家は福岡との県境の佐賀県内。博多を新宿とするなら、ちょうど小田急線の新百合ヶ丘駅ぐらいの位置関係です。

よっていつもの帰省では福岡空港行きの飛行機を使うのだけど、今回は趣向を変えて東京九州フェリーを使うことにしました。風呂&サウナ付きの船旅を一度体験してみたかったので。

東京九州フェリー はまゆう

定刻だと横須賀港23:45発で新門司港が翌日の21:00時着、約21時間の旅なので竹芝→小笠原よりもちょっと短いくらいですね。料金は2畳ぐらいの個室が片道18,000円です。他にも12,000円の押し入れみたいな部屋もあるけど、私は狭いところが嫌いなのでパス。

さて、新門司港に21:00着なら実家まで電車でその日の内に十分辿り着けるのだけど、乗船日の昼間に電話がかかってきて「乗船予定の船が機材整備で到着と出発が3時間ずつ遅れる。横須賀のターミナルには1時に来てください」だと。ならば出発は3時頃か。まあ、乗ったら寝てればいいだけだけど。

でも、門司到着が夜の1:00だと電車の運行は当然終わってます。まあ、今回は特に何かをする予定もない旅だから遅れるのは構わないけど、どこかで朝までやり過ごさないと。

東京九州フェリー船内見学会

7月18日(月祝)、就航1周年を迎えた東京九州フェリーの船内見学会に行ってきました。場所はもちろんフェリーの出航・帰航地の横須賀湾です。

東京九州フェリー 船内見学会

いやぁ、これいいですね。何がいいってお風呂(展望風呂、露天風呂)とサウナがついていること。水風呂はないけど水シャワーは浴びられます。移動の手段で自由に歩き回れ、風呂・サウナにまで入れるのは船旅ならではです。

東京九州フェリーのお風呂
展望のお風呂(ジャグジーありとなしの浴槽)
東京九州フェリーの露天風呂
露天風呂。当然、裸で入れます
東京九州フェリーのサウナ
サウナの定員は7人ぐらいかな。やはり窓があり海が見えます

もちろん船内にはレストランや売店もあります。ビールやカップラーメンの自販機も。

東京九州フェリーの夜メニュー
夜メニュー

他にも映画やプラネタリウムが楽しめるスクリーンルームやカラオケ(アミューズメントルーム)、ペット用の檻とドッグフィールドまであります。そしてWi-Fiも完備(1回30分、一日5回まで)です。フェリーなので車やバイク、自転車も乗っけていけます。

ちなみに客室はバスタブ付きの個室(デラックス)から寝るだけのカプセルホテルっぽい空間(ツーリストA)まで様々。小笠原丸のような雑魚寝の広間はありません。

東京九州フェリーの一番安い船室(ツーリストA)
カプセルホテル見たいな一番安い船室。外との仕切りはロールカーテンです。貴重品はロッカーに預けるといいでしょう
一番安い船室(ツーリストA)の室内灯。スマやPCを充電できます

プールやデッキチェアがあればもっといいけど、そこは豪華客船ではないから。でも、ちょっとしたジムはあります。

東京九州フェリーのジム

というわけで2時間ほど滞在してすっかり気に入りました。

料金はお盆の前後を除けば最安のツーリストAが片道12,000円。一つ上の個室(ツーリストS)だと18,000円。格安航空券の成田⇄博多の片道が6,000円〜ってとこだから高い気もするけど、船旅自体を旅のレジャーとみなせば、まあいいのではないかと。同じく片道丸一日かかる小笠原丸の約半額だし。

てなわけで日程が許すなら、片道だけでも使ってみたいと思っています。定刻だと門司港に21時着。私の実家に帰るにはJR門司駅22:22発が終電、小倉→博多で新幹線を使えば23:01発。帰りも横須賀港20:45着だから、船が大きく遅れさえしなければ大丈夫です。

整ってます

先日、ハイパーフィットネスクラブ新百合ヶ丘の男性用サウナが約2ヶ月ぶりに復旧しました。サウナのある生活っていいですよね。

私はいわゆるライトサウナーで、これまではサウナで数分間汗を流せれば満足だったのだけど、新たに水風呂にも入ることにしました。ちょうど夏だし。

ちなみにハイパーの水風呂の水温は約20℃。確かマリンワールド海の中道の大水槽がそれぐらいの水温だったような。痩せてた頃から暑がりだった私にとって海なら2mmのウエットスーツでも1時間無理なく潜れそうな温度です。まあ、海水と淡水では体感温度が違うけど。

水風呂

さて、水風呂の感想はというと「なるほど、これが整うという感覚か」です。実感するのは帰路。体内でサウナに入った加熱効果と水風呂に入った冷却効果が拮抗している気がします。そして蒸し暑い中で歩き続けても汗だくにならないですね。なるほど自律神経だか副交感神経だかが整っているのかも。これはいいや。

ちなみにNFLの選手なんかは試合後に回復を早めるために氷入りの浴槽に浸かるそうな。霜焼け防止用に手袋や靴下を何枚も着用した上で。ボブ・サップが言ってました。ならば20℃の水でも筋トレ後の回復に少しは効果があるかもしれません。

東京九州フェリーが就航

今日から東京九州フェリーが就航。私も船旅好きなので、ちょっと気になっています。いっぺんこれで帰郷してみるのもいいかなと。Wi-Fi完備で大浴場やサウナもあるし

ちなみに料金は一番安い「客室A(寝台列車風のほぼベッドのみの空間)」で片道12,000円です。

東京九州フェリー
東京九州フェリー『はまゆう』

スケジュールは九州行きが横須賀23:45発で新門司21:00着。約23時間か。東京⇄小笠原と同じぐらいだな。

でも私の実家に電車で帰るには門司駅からの終電が22:15発、小倉駅なら22:35(平日)。ちなみに博多からの終電は23:46発です。

下船後、門司港から連絡バスに乗って門司駅21:30着、小倉駅21:50着。ってことは海が荒れたりして到着が1時間遅れたら、どこかで更に一泊しなければならないわけだ。

なお、復路は新門司23:55発で横須賀20:45着。終電が22:49だから少し余裕があります。

ワクチンを2回打って、日程にも余裕があるようだったら検討してみようかな。

『マリンダイビング』2020年6月・7月合併号

月刊『マリンダイビング』2020年6月・7月合併号が発売になりました。

月刊『マリンダイビング』2020年6月・7月合併号の表紙

そう、合併号。いよいよ月刊じゃなくなっちゃいました。半世紀以上の歴史があるマリンダイビングにとって合併号は異例。ぜひとも手にとってみるべきでしょう。

まあ、無理もないですね。当面、海外旅行は絶望的、国内旅行も難しい状況なので。数日前、福岡のとあるダイビングサービスが再開したと聞いたけど、東京方面から行くのはまだ遠慮すべきだろうし、石垣島などは「当面は一週間以上滞在する客に限って受け入れる」なんてルールになったようで。ほとんどのダイバーは無理だ…。

ちなみに目次はこんな感じ。

月刊『マリンダイビング』2020年6月・7月合併号の目次

定版の海外特集記事は見当たりません。まだ誌面は確認できていないけど(近所の本屋さんが開いていないもので)、旅行会社の広告なども消えているかも。

さて、これで次の号が出るのは2ヶ月後の7月。延期されたマリンダイビングフェアの開催直前になります。本来ならマリンダイビングフェアの案内が載るはずだけど、さすがにどうなることか。

新型コロナ禍が長引き、月刊誌が隔月刊になり、さらには季刊に…なんてことにならないことを願うばかりです。

甘鯛の天ぷら

昨秋、天麩羅処ひらおの天神アクロス福岡店がオープンして、帰省した時に行きやすくなりました。

こちらは定番の天ぷら定食770円。それに甘鯛(220円)と鱧(200円)を追加。

天麩羅ひらおの天ぷら定食

甘鯛と鱧、両方ともふっくらしていて実に美味。未体験の人には是非オススメします。

African penguin

海の中道マリンワールドのケープペンギン。一般的な英名African penguinだそうな。

African penguin, Cape penguin, ケープペンギン

私はここの水族館が好きで実家への帰省時には度々訪れます。いつぞやは200匹のサメが泳ぐ大水槽で潜ったなぁ。

で、今回は確かめてみたいことがありました。まずはこちらの動画を。

柵のすぐ内側の手が届くところに何羽かのペンギンが鎮座していることが多いのだけど、昨年のその日は雛がいました。そして手を出したら指の股をまさぐってきたのですよね。そこで今回は成鳥で試してみようと。

で、昨年と同じように手を出したら齧られました。ケープペンギンの嘴はキザギザしているのでちょっと痛いですね。

結論。指の股をまさぐるのは雛の時の習性なのでしょう。親鳥から餌をねだる仕草なのかな。

エイリアン

この魚、何かわかりますか?

ワラスボ

答えはワラスボ、有明海に住むハゼです。マリンワールド海の中道で撮影しました。野生の個体を撮るのは不可能ですね。干潟に棲んでいるので。

水槽越しとはいえイエローバックの水中写真は印象的です。海の中だと背景は黒か青、せいぜい緑にしかならないので。

一幸舎は美味しくない

私が一番好きなラーメンは博多一幸舎。自宅から最も近い店舗が経堂店です。

一幸舎のラーメン
博多で食べると抜群に美味いのですよね

よって何度か断続的に行って試してみて、結論が出ました。「さほど美味しくない」です。味は博多で食べるのと似てるけど肝心なものが欠けているのですよね。そう、匂いが。

博多の店舗では店内に独特のジビエ臭が充満していて、ラーメンにもその匂いがあります。関東の人なんかは嫌いな獣臭が。でも、経堂店のラーメンにはそれがありません。東京向けに匂いを抑えているのでしょう。その結果、私は何度試しても鼻をつまんで食べたような物足りなさを感じてしまいます。

一幸舎の名誉のために今一度書いておくと、博多の一幸舎は決して不味い類ではなく、むしろ最高に美味です。ただし、食べる人を選びます。言ってみれば、くさややパクチー、ドリアンみたいなもんかと。独特の匂いがダメな人は受け付けないという。でも愛好者も大勢いて、だからこそ繁盛しているわけです。よってネットの評判で不味いとあったら、書いた人は単にそれが苦手な人でしょう。「ビールは苦くて美味しくない」なんていうのと同じで。自身の感受性が低く許容の幅が狭いのを、好き嫌いではなく美味い不味いの尺度で表現しているような。まあ、お子様舌(鼻)の持ち主なのかも。

で、ひょっとしたら先月オープンしたセブ店の方が、よほど博多の味と風味を忠実に再現しているのではないかと睨んでいるのですが、どうでしょうかね。なにしろセブはレチョンを始めとする豚肉料理の本場だから。

他の店舗は解らないけど、経堂店は私はもういいかな。一幸舎は帰省した時の楽しみにしようと思います。

てなわけで、東京でとんこつラーメンを食べるなら、一蘭とか一風堂の方が無難ですね。

紫駅?

西鉄のロゴ福岡県の私鉄、西鉄にいつのまにか新しい駅ができていますね。Googleマップで見つけました。紫駅ですか。2010年には開業していたのか。知らなかった。

JR鹿児島本線の二日市駅から徒歩5〜6分って感じのようで。これは便利だ。

西鉄紫駅
Wikipediaより

というのも私の実家があるのは佐賀県の基山町(どうやら人気漫画『キングダム』作者の原泰久さんの出身地らしい。昔すれ違ってたかも)。最寄り駅はJR&甘木鉄道の基山で主な生活圏は福岡県。博多や福岡空港の方が佐賀や佐賀空港よりも断然近いので。

そして天神方面に出る際、かつてはJRの二日市から西鉄の二日市まで12分ほど歩いていたのですよね。それが紫なら半分になります。

いや、改めてGoogleマップを確認するとJRの天拝山と西鉄の朝倉街道も同じぐらいに近いですね。天拝山も私が彼の地にいた頃にはまだ無かったのだけど。

悩ましいのはJR二日市は急行停車駅だけど西鉄の紫は各停のみで、逆に西鉄の朝倉街道には急行が止まるけどJRの天拝山は各停のみという点。まあ西鉄の方が電車の本数が多い(※1)ので、JR二日市&西鉄紫を使う方が有利でしょうね。

※1
JR鹿児島本線は特急も同じ線路を走るので各停の駅には日中は1時間に2〜4本しか電車が止まらないけど、急行停車駅なら7〜8本止まります。特急と急行の隙間を縫って各停電車が走る感じです。その点、西鉄は各停電車の本数も多いです。

もっとも、目的地が天神なら博多から地下鉄でも構わないのだけど、西鉄薬院とかに行くなら手前で西鉄に乗り換えたいところだし。

ちなみに現在は神奈川県在住で、たまにしか帰省しない私が何でこんなことを気にしているかというと、あと数年もすれば東京圏の生活環境は目に見えて悪くなりそうだから。一極集中で地方から労働者を集めた副作用で、この先は後期高齢者が桁違いに増えてしまうのが理由で。介護難民や介護離職者、介護放置される老人が増えたりして。だったら福岡都市圏に身を置く方が快適に暮らせるかもしれないなと。東京圏に労働者を送り出した側の地方では、そろそろ高齢化のピークを過ぎるし。

福岡のダイビングサービス

マリンダイビングフェア2016で印象に残ったのはSCUBADIVING AIRという初出展のダイビングサービス。聞くと福岡のお店だそうな。まあ今どき福岡→東京は6,000円とかで来られるしな。そういうアピールもありでしょう。

ダイビングサービスAIRのブース

ブースを見ると、この通りウミウシ推しでした。オリジナルの缶バッヂとストラップを売っていたし、ウミウシスペシャリティも作ったとのこと。

立ち寄ったお土産にこちらの栞を貰いました。

DIVINGSERVICE AIRの栞
サガミリュウグウウミウシの幼体(体長2mm)だそうな。成長とともにあの印象的なブチ模様が出てくるようです。

帰ってWebサイトを見たら、コンテンツも充実しているし結構気合いが入っていますね。

ならばコミュニティの一員になっていても良いかも。帰郷したついでにでも立ち寄って、福岡の海で潜ってみようかな。

水族館で潜れる!

私の実家から割と行きやすいところに海の中道マリンワールドがあります。この水族館の特徴は一般客がパノラマ大水槽(ハンマーヘッドシャークなどを含む80種類 、約1万匹の魚が泳ぐ)でダイビングできること。最近は八景島シーパラダイスでもジンベエザメと一緒に潜れますが、それの先駆者ですね。

パノラマ大水槽
ハンマーヘッドシャークなんかもいます

水温は21~22℃と低めだけど、私は暑がりなので薄いウェットスーツでもいけます。

40分間で料金は一人8,400円(税込。タンク、ウエイト、シャワーを含む)。まあ、ガイドが一緒に潜るので、それぐらいの金額にもなりましょう。それに話のネタ作りにはいいかもしれません。

BCDやレギュレータをレンタルすると+5,000円。帰省ついでの水槽1ダイブのためにフル機材を持ち帰っるのも面倒なので借りた方がいいですね。いや、福岡ならスーツケースを水族館に送った方が安いかな。後で乾かすのがおっくうだけど。

なお、参加にあたっては事前にスキルチェックを受ける必要がありますが、普段から潜っている人にはどうってこともありません。

ただし関東でのスキルチェックは國富株式会社市川営業所(千葉県市原市。最寄り駅は東西線の原木中山)で実施とのこと。けっこう遠いなぁ…。

福岡での実施日は金曜と土曜の19:00〜。だったら金曜に受けて土曜日本番ってのがいいかな。もしくは可能なら金曜日を現地でのファンダイビングにして、それでチェックOKってことにしてもらうと。だったらフル機材を送る価値もありましょう。私はまだ日本海側で潜ったことはないし。

ちなみに撮影機材等の持込は自由だそうな。一眼レフでもいいわけか。でもあの水槽の底にはマクロ生物はいなさそう。サメやエイの接写とかだったらコンデジでもいいやな。

でも、一つ難点が。パノラマ大水槽ダイビングの実施は水族館の営業時間中。きっと観客の笑いものになるのだろうな…。

パノラマ大水槽の外からの風景
こんな風に観客に丸見え
まあ、気が向いたら試してみます。

ハーレクイン、セクシー、ボクサー

私は甲殻類好き。水族館でも小型のエビ・カニ類を見かけると無性に写真を撮りたくなります。 まずはこちらから。

フリソデエビ(青)
フリソデエビ(青) 右の振り袖を失ってるフリソデエビ(青)。まあ、そのうち生え揃うでしょう

水族館での撮影の基本は水槽のアクリル壁の反射を避けること。そのためレンズをアクリル壁にぴったり付けるのが常套。でもそうするとオートフォーカスのカメラでは大ざっぱな絵になりがちに。上の写真も右目を越して少し向こうにピントが合ってしまってます。

かといってデジイチ&マクロレンズだと水槽内の生き物との距離を調整できないのでせっかくの性能を持て余します。ここはマニュアルフォーカスが使えるコンパクトデジカメが欲しいところです。


Canon デジタルカメラ PowerShot S100

それからこちら。

フリソデエビとアカヒトデ
お菓子のフィギュアとフリソデエビ(赤)

フリソデエビの大好物のヒトデはプレッツエルみたいにも見えるので意外にお菓子のフィギュアなどとも馴染んでますね。

最後に別水槽の一枚。

ボクサークラブとセクシーシュリンプ
イソギンチャクモエビ(上)とキンチャクガニ(下)

何気なく撮ってきたのですが、後で知人が展示の意図を見抜いてくれました。どうやらトラとキンチャクガニは縞模様繋がり、イソギンチャクモエビとキリンは色合いが似ているという遊び心のようです。

ちなみにこのエントリのタイトルはそれぞれの英名。「フリソデエビ=ハーレクインシュリンプ」「イソギンチャクモエビ=セクシーシュリンプ」「キンチャクガニ=ボクサークラブ」です。

気になるソフトクリーム

先日、太宰府天満宮への通りで見つけた看板。

25種類のソフトクリーム

いくつか気になる味があったものの雪が降ってたので、焼きたての梅ケ枝餅にしました。

梅ケ枝餅
梅ケ枝餅(105円)
太宰府の梅の花
太宰府といえば菅原道真ゆかりの梅。わずかに咲きかけてました

ダイビングできる水族館

先週末、帰省ついでに福岡の海ノ中道マリンワールドに寄ってみました。知る人ぞ知るスキューバダイビングができる水族館です。私は潜りはしませんでしたが。

パノラマ大水槽にはハンマーヘッドシャークなんかもいて海ではあり得ない魚影の濃さ、密度なわけですが、だからって潜って楽しいかどうかは…。当然ながら人工的な閉鎖空間っぷりといったら恩納村や波左間の生け簀の比ではありませんし。それでも記念ダイブ向けの本数調整なんかに使う人もいるようです。

ああ、水槽内に入ってしまうと自身も展示物になって遠足の園児たちに指を差されて笑われちゃうのか…。

パノラマ大水槽
パノラマ大水槽 こちらはスタッフによる魚解説の1コマ。 シャッタースピードが下がるので、コンデジだとこんな絵になっちゃいますね

飼われている魚の気分が味わいたい人はぜひどうぞ。

豊前海一粒かき三昧

このあいだの日曜日、福岡空港で「豊前海一粒かき」の試食販売をやっていました。

豊前海一粒かきの試食

当然一つもらってパクリ。これがまた最高に美味かったので、もう一つもらってパクリと試食品をお代わりしてしまいました。

そういうわけで自分用に一つ購入。クーラーボックス入りで1,500円。ついでに佃煮700円も。

豊前海一粒かきの盛り合わせ

そうそう福岡は3日連続の雪。羽田行きの飛行機も除雪の順番待ちで出発が30分遅れました。雪国に無縁の私は初めての経験。まあでも美味しい牡蠣に出会えたので、この日程て帰省して良かったです。

さて、帰宅後クーラーボックスを開封。閉じた殻のままの牡蠣が15個入っていました。私は牡蠣は生よりも少し加熱した方が好きなので、同封されていたレシピ通りにレンジてチン。一気に全部いただきました。本当は毎日少しずつ楽しみたかったけど賞味期限があるので。

豊前海一粒かき
加熱後、殻を開けた状態
かきの佃煮
こちらは佃煮

豊前海一粒かき、そろそろシーズンが終わるなんてことを言ってましたが、これからもちょっと気にかけてみようと思います。来年はイベントの催し時期を調べて帰省しようかな。

ちなみに豊前海は本州に隣接する九州の端っこ、門司あたりの海のことです。

クサうまな豚骨ラーメン

近年の豚骨ラーメンの代表格である一風堂や一蘭も確かに美味しいのですが、私には今一つモノ足りなく感じます。何が足らないかというと匂い。昔ながらの博多の豚骨ラーメンには独特の獣臭があったのですよね。

他の地方の人が好まなかったためか豚骨ラーメンが全国に広がる過程で臭みのあるタイプはすっかりなりを潜め、一風堂のような洗練されたラーメンが主流になりました。でも私などはあの臭みが懐かしいのですよね。世の中には納豆やクサヤ、豆腐よう、あるいは海外のチーズ、ドリアン、香菜など、匂いはきついけど美味しい食べ物もたくさんあるわけです。まあ、好き嫌いは人それぞれですが。

で、先週末帰省して見つけたのが一幸舎。博多駅のデイトス2Fの博多めん街道にも出店しています。店内に入ると既に懐かしい匂いが漂っていました。これです、私が求めていたのは。

ラーメンと一口餃子とビッグ唐揚げ
ラーメン(650円)と一口餃子(250円)とビッグ唐揚げ(100円)

Webサイトを調べてみると会社設立は2007年とまだ新しいのですね。近年主流の臭みのないスープの逆張り狙いでしょうか。そのためか県外には京都の一店舗のみ。それでいてジャカルタやシンガポールにも出店しているのが面白いところです。それぞれ味や匂いは同じなのかは解りませんが。

なお、一幸舎のラーメンは商品化されていてお取り寄せもできるみたいですよ。