このレンズは買わねばならない

マリンダイビングフェアに行ってきました。一番のお目当てはFisheyeブースのこちらのレンズ。

Nauticam スーパーマクロコンバージョンレンズSMC-1

前々から存在は知っていたけど、いまだ量販店で見かけないので私の中で幻の製品みたいな感じになっていたのですよね。ようやく触る機会にありつけました。

このレンズ、67mmの径にねじ込むタイプで撮影倍率はINONのUCL-330を3枚分。

てなわけで自前のUCL-330とUCL-165M67を持参。その2枚を重ねて3枚相当にして比べてみたところSMC-1の方が目に見えてクリア、明るいですね。

しかも説明員の方によるとSMC-1の方がフォーカスの合う範囲(奥行き幅)が長く、周囲の像の流れが少ないとのことです。その辺は試せなかったけど、明るいってだけで十分魅力的。画質の向上に直結しますからね。

まあ難点もあってINONのUCL-330&UCL-165M67よりも重量があるものの、それに見合うだけの性能を提供してくれそうなことが解りました。

このレンズはマクロ派なら間違いなく買いです。さあお金を用意しなきゃ。

地球の海フォトコンテスト2014入賞作品(地球環境部門)

地球環境部門の入賞作品はこちら。

ヒメオオミアミ
『カメラ目線』

撮影地はマクタン島の近海。今年の入賞は昨日の写真と合わせて2枚でした。

被写体はヒメオオミアミか、その仲間ですね。アミってのはオキアミに代表されるエビににた甲殻類。聞いた話では底生するのがエビで浮游生活を送るのがアミなのだとか。

ほんでもってこの写真、1匹1匹は1mmあるかないかって大きさです。肉眼で見ると群れているのは解るけど、狙ってどうこうできそうな感じではありません。

そのためフォーカスの距離だけを確定させて、あとは適当にシャッターを切ります。すると中には上手い具合にこちらを向いている個体が映っているという寸法です。

ヒメオオミアミのアップ

まあ、この写真も入賞止まり。300枚には滑り込んだけど、というレベルです。地球環境部門はドキュメンタリー部門。上位3枚の座を狙うならドラマ性も必要なんだろうな。

地球の海フォトコンテスト2014入賞作品(自由部門)

今日から池袋でマリンダイビングフェアが開催されます。併設会場では地球の海フォトコンテストも。 私も例年通り応募し、自由部門(アート写真部門)に入賞したのがこちら。

ウミウシカクレエビ
『Pintillism』

撮影は昨年9月の慶良間、ウチザン礁。台風がかすめた海の中は実に殺風景で、皆どこに行ったのかとにかく魚影なし。てなわけでナマコを探すダイブ。お目当てはこのエビ、ウミウシカクレエビですね。トゲナマコを見つけてひっくり返したら、やっぱりいました。ひっくり返したトゲナマコは体をねじって元の体勢に戻ろうとします。それを左手で押さえ、右手で片手撮り。

タイトルの「Pintillism」は点描画という意味の英語です。いい感じでアートしてるんじゃないかと。

でも自由部門はハイレベルと言われてることもあり、これでも入選止まりです。まあ私のレベルだとそんなところかな。多分に運と直感に頼った撮影スタイルだし。

台風4号が発生しそうです

グアムの南海上に熱帯低気圧が発生しました。発達しながら西に進み、台風になって来週半ばにはフィリピンを横切っていきそうな感じです。

そこでふと思い当たったのが以前は私も馴染みだったパラオスポート。いわゆるクルーズ船、英語ではリブアボードでしたっけ。

パラオスポート

そのパラオスポートはパラオを離れ、今ごろフィリピン西部のパラワン島、プエルトプリンセサ港あたりにいるのではないかと。パラスポ、毎年春から夏にかけてフィリピンに遠征しているので。確かセブでのドック入りも兼ねているのだと。

で、調べてみたら、やはり明日4月5日〜12日の日程で今年1回目のトゥバタハリーフクルーズが組まれていました。トゥバタハリーフは毎年3ヶ月間だけ潜れる珊瑚礁の保護海域ですね。

でもそのツアー日程の後半は台風4号に見舞われそうな感じです。せっかく洋上で寝泊まりできるはずの船なのに、着港して潜りにも行かれないなんてことになると残念すぎますよね。まあこればっかりはしかたないけど。

ともかく台風、かの国にまた大きな被害を出さないことを切に願います。

絶対に錆びないカラビナ

絶対に錆びないカラビナです。バネも含めてすべてがプラスチック製らしいので。

絶対に錆びないカラビナ

実は先日、水中カメラセットのカラビナが錆びて朽ちました。この通りバネが効かないどころではありません。

錆びて朽ちたカラビナ

私の水中カメラセットは重たいのでフロート(浮力600g)を2個付けているのですが、時折カメラを縦置きにして撮ることもあるので、水中でもフロートは着脱できなければなりません。普段は水平に2個だけど、縦置き撮りの時は縦に2個になるよう付け替えるわけです。

そこでフロートと水中ハウジングのハンドルをカラビナで繋いでいたのですが、数十ダイブでカラビナが錆びて使えなくなりました。

もっともそのカラビナは100均で2個セットで買ったやつなので惜しくはないし、また同じものでもいいのだけど、どうせなら水中使用を考慮したものに置き換えようと思い、購入したのが冒頭の製品です。

でもこの錆びないカラビナ、店頭にはなかなか売っていませんね。mic21にもAQROSにも東急ハンズにも置いてませんでした。

ネットで取り寄せても良かったのだけど、西武新宿近くのSRCで購入。一幻でエビ風味満載のラーメンを食べたついでに見つけたので。