α5000が登場

一昨日、SONYがミラーレスカメラの新製品『α5000』を発表しました。2月7日発売だそうな。

α5000という製品名は一眼レフシリーズっぽいけど写真を見たらNEXそのものでした。従来からの「NEX」って名前をやめるんでしょう。ペプシみたいだし。

SONY-α5000

でももっと解りやすい命名ルールを採用して欲しいです。Eマウントなら『α E5000』とか。

まあ、スペック的には順当にマイナーチェンジがなされてるので「欲しい人は買うとよろしいのでは…」って感じです。

とはいえ水中撮影に使うにはまだまだ微妙。仮に対応の水中ハウジングが発売されたとしても。

ただし、SONYはGレンズブランドでマクロレンズを開発中との噂があります。そして発売は今年中だろうと。

現在のEマウントのマクロレンズは30mm(35mm判換算で45mm相当)で物足りないけど、もし100mm(150mm相当)クラスの中望遠マクロレンズが出たら、α5000(型落ちのNEXも)は俄然魅力的になります。これまでミラーレス用でマクロレンズというとOlympusの60mm(120mm相当)が最長だったし、100mmがあれば警戒心の強いハゼも狙えます。

というわけで、現時点ではミラーレスで水中撮影するならマイクロフォーサーズのPanasonicかOlympusが良さげなのですが、この先は状況が変わってくるかもしれません。急いでいないならGレンズの発表を待ってみるのも良い手です。

待ってみたもののマクロレンズの新製品が60mm(90mm相当)とかだったらちょっと微妙。近くまで寄れるピグミーシーホースなんかを撮るにはいいけどハゼ撮りには少し厳しいかな…。

フィリピン航空も羽田から!!

フィリピン航空のバナー3月30日からフィリピン航空も羽田⇄マニラを毎日2往復飛ばすそうです。他社や他路線も含めて、いきなり輸送可能客数5倍だそうですよ。素晴らしい。

時刻表はこう。

  • PR421 羽田 15:20発→マニラ 18:40着
  • PR422 マニラ 08:55発→羽田 13:55着
  • PR423 羽田 01:30発→マニラ 04:50着
  • PR424 マニラ 18:50発→羽田 23:50着

差し当たりPR424(羽田23:50着の便)は私は使えないかな。帰れないので。

でも、PR421(マニラ18:40着)ならアニラオのリゾートに22時ぐらいに着けますね。晩ご飯は途中ジョリビーにでも寄って済ませると。

ならば行きは羽田15:20発、帰りは成田(マニラ15:55発、成田19:55着)ってパターンが良いかな。まあ、フィリピン航空ならば。ANAの羽田⇄マニラは往復とも、もっと使いやすいですしね。

  • NH869 羽田 09:55発→マニラ 13:30着
  • NH870 マニラ 14:40発→羽田 19:55着

でもPR423は夢が広がりますね。朝4:50に着くならアニラオはもちろん他の島に飛んでその日の内に潜れるから。

例えば木曜日の会社上がりに羽田空港に行き、金曜日だけ休んで実質2泊3日で2日潜って帰って来られます。それこそ沖縄よりも有利かも。那覇へは今のところ羽田20:00発が最終だし、22:45に着いても離島に渡れるのは翌日だから。

差し当たりセブはぜんぜんあり。マニラから6:00発の国内線で飛べばセブ・マクタン空港に7:15到着。預け荷物を受け取りマリバゴ地区のショップに直行して8:00過ぎ。フツーに潜れます。

あるいはセブ島南端のリロアンに行くにしてもマクタン空港から車で3時間半走るのではなく、マニラからドゥマゲテに飛んで船で渡る方が楽なはず。ドゥマゲテ空港からSibulan港へは約8km、そこからリロアン港までの船旅は20分ぐらい。そしてリロアン港からリロアン・マリンビレッジへは歩いて直ぐです。

惜しむらくは昨秋サウスレイテのタクロバン空港が台風で壊滅したこと。もちろんいまだ復旧していません。餌付けされていないジンベエザメが見られるのになぁ。

ともかく東京圏からフィリピンには行きやすくなります。

さて、フィリピンと羽田の国際線発着枠増枠に際しては昼間に2便、深夜早朝に2便運航とされていました。これで1便ずつ決まったけど、もう1便ずつ増えるかも知れません。楽しみです。

フロートアームの新製品

香港の水中ハウジングメーカー10 Barから新しいフロートアームが登場しました。

10BAR-FloatArms

この写真を見る限りプレス製造のプラスチックっぽいですね。次第に表面がガサガサしてくるやつです。さすがにボールジョイントの箇所はアルミかも知れないけど、ともかく軽そう。

肝心の浮力は左列が上から230g、400g、230g、400g(下の二つはカバーがついているだけ)。右列が上から500gと460g。

でもINONのメガフロートアームMボディなら浮力650g。最大のやつでも負けているわけだ。

メガフロートアームMボディ

ちなみに私のカメラセットは陸上で7kg超。水中では1.5kgほどの浮力が必要で、この手のフロートアームでは間に合わないためブイ(漁網用?)を使っています。フロートの本数を増やせばクリアできるけど、クランプの数も増えて面倒だし。

というわけでこの10 Barのフロートアームはほどほどの浮力でいい人向けですね。きっとINONよりは安価だと思うし。

どこか一本あたり浮力750gのフロートアームも出してくれないかな。

都知事選と原発とオリンピックと

今年のスーパーボウルはシーホークス対ブロンコスですか。個人的にはペイトリオッツ対49rsが見たかったなぁ。もっというとベンガルズ対49rsの雪辱戦だったのだけど。


もうすぐ東京都知事選ですね。私は神奈川県民なので直接は関係ありませんが。

東国原英夫元宮崎県知事が出馬を見送りそうなので舛添要一元厚労相が本命視されていますが、小泉純一郎元総理を後ろ盾に得た細川護煕元総理が大化けするかが最大の見所でしょう。

お金の問題で辞めた猪瀬直樹氏の後任に、やはり金の問題で辞めた細川氏が出るのは云々という話もあるけど、まあ脱原発論者にとって、かっこうのアピールの場だったりします。

さしあたり細川&小泉の元総理コンビが「東京都が石炭火力発電所を多数建設していく」なんて構想をぶち上げたら面白そうです。さすがに都の直営ってわけにはいかないにしても、どこかの企業と組んで。何なら近隣の他県とも連携すると。

最新の石炭火力発電技術ならCO2の排出量も僅かだそうですね。しかも夕張やら筑豊やらの炭坑も今の技術ならローコストに採掘でき、石炭の埋蔵量も100年分くらいはあるとも聞きます。当然、海外から天然ガスを輸入するよりは安上がりでしょう。再生可能エネルギーではないけど純国産資源エネルギーだし、国内の雇用も生まれます。

それに石炭火力発電は原発より輸出しやすいはず。ぜひとも中国に売りたいですよね。PM2.5やらは風下の日本にも被害が及ぶわけだから。

もちろん原発のように地域住民のアレルギーもありません。それこそ適当な用地さえ見つかればスムーズに建設できましょう。そうして需要を満たすだけの数を作ればいいわけで、問題があるとすれば建設コストと送配電網かな。

同様にメタンハイドレートなんかも有効活用したいですよね。太平洋側はともかく日本海側の資源は採掘しやすいらしいし。

つまり「原発が再稼働しても、東京都の事業者や住民はかつてのような消費者にはならないよ」と選挙公約で言い放つと。「地方自治体が原発の可否にまで口を出すべきじゃない」なんて話もあるけど、東京都が原発由来の電気を買わないなら東電の原発の再稼働の有効性が揺らぐわけです。まさか買い手がいないけど稼働なんてことはできなわけで。

他方、森喜朗元総理は「即時原発ゼロならオリンピック返上しかない」と発言しました。電力料金だけでなくオリンピックまで人質に取って原発再稼働を押し進めようという狙いですね。でもそれはそれで結構。都知事選の民意が「原発にNO」ならそうなるわけです。

まあ、せっかく貰った権利をわざわざ返すこともないので、森氏がオリンピック・パラリンピックの組織委員会会長を辞任で決着かな。そもそも森氏が6年後まで存命かつ第一線で働けているかも解らないですしね。ほんでもって電力に関しては何とかすると。だいたいオリンピックに電力が必要だから原発の再稼働が必要なんて理屈がこじつけの脅しなのだろうし。