今週末の台風チェック

週末の3連休にかけて知人の二組がそれぞれグアムとパラオ(3泊4日のショートコースらしい)に行く予定です。かく言う私も土日は大瀬崎と安良里で潜る予定。秋はわざわざ外国に遠出するよりも伊豆の海を楽しんだ方が良いというのが私の持論なので。先日の伊豆大島もうねりこそあったものの透視度は20mを越えていましたし。

ということでまた台風チェックを再開しました。例年並ならあと3~5個の台風が発生するはずです。

下の画像は今日の17:00時点の赤外線による雲の様子。

気象衛星の赤外線画像_201109041700

この1枚だけでは何とも言えませんが、丸で囲ったあたりが要注意でしょうかね。次第に渦を巻き始めて2〜3日後に熱帯低気圧になろうものなら3連休のグアム・パラオは強烈なBADコンディションに見舞われるかも知れません。パラオは先週とんでもなく大雨が降ったとのことで、どうもこのところ雨がちのようですし。伊豆方面は今のところ大丈夫かな。

もっともどれほど警戒したところで台風の発生や到来は避けられないのですが、他の自然災害とは違って事前に心の準備やそれなりの対処、選択ができますからね。

Eye-Fiとアルミ削り出し水中ハウジングの相性

以前に買ったEye-Fi Mobile X2のレビューがまだだったので書きます。Eye-Fi Mobile X2はデータの送信機能を持ったSDカード互換製品です。


Eye-Fi Mobile X2 8GB EFJ-MB-8G

旧モデルは無線LAN圏内で使う必要があったのですが、このEye-Fi Mobile X2は単体で写真や動画をiPadなどのWi-Fi機器への送信が可能になりました。そのため、どこであろうとデジカメで撮ったそばからよりも大きな画面で写り具合を確認できます。

使い方も簡単。最近の多くのデジカメにはEye-FiのON・OFF機能があるのでメニューを操作してONにします。次にiPad側のWi-Fi設定でEye-Fiを選んでから専用アプリを起動。するとアプリがEye-Fi上の撮影データを見つけてくれるので、あとは指示に従って取り込むだけです。

さて、気になっていたのはアルミ削り出し製法で作られた水中ハウジング内からiPadにデータを送れるかどうか。結論を言うと大丈夫ですね。金属の箱は電波を通しづらいと聞きますが、水中ハウジングのレンズポート先端や液晶パネルの位置に透明の樹脂が使われているためか、途中つっかえることも無くデータ転送が完了します。

というわけでEye-Fi Mobile X2をデジカメ用のSDカードとして使えば水中ハウジングを開けることなく写真や動画を撮り出せます。水没する可能性が減るのでダイバーにはお薦めの方法です。

もっとも液晶モニタがファインダ代わりのコンパクトデジカメは電池の消費が早いので、電池交換のたびにハウジングを開けざるを得ませんが…。

マスク飛弾

ダイビングマスクのガラス面が割れました。しかもこの通り見事なまでに。

割れたマスク
まるでピストルで撃たれたかモリで突かれたような割れ方

一昨日使ったときには無事だったものの、昨日1本目を潜ろうとした際にこの状態になっているのを発見。途中、何があったのかは解りません。運搬時に妙な加重がかかったのか(フィンのブーツポケットに入れていたのに)、それとも夜のうちに誰かに壊されたのか。人から恨まれることは何もしていないのだけれど…。

幸いその日は2チーム編成で、かつ入れ替わりの2ダイブずつというスケジュールだったので、急きょマスクを借りて潜ることができました。

さて、このマスクは3年ぐらい前のモデル。mic21に問い合わせてもらったもののスペアのガラスパーツ部品は取り寄せられないとのこと。マスクはモデルチェンジが早いですからね。とは言え、それ以前に使っていたマスクは当時の視力に合わせた度が入っているので今さら使えません。ならば新しいのを買うしかないですね。また予定外の出費が…。

伊豆大島(2)

二日目は2本とも秋の浜。打ち寄せる波も治まりつつあったので今度はカメラを持って入りました。

ただし、水中もまだうねっていたため両手撮りは不可。岩に捕まるために左手側のマニュアルフォーカスダイヤルが回せず、オートフォーカス頼みの運任せ写真になってしまいました。

でも今回の主眼は卒業するショップスタッフと一緒に潜ることだったので、まあいいでしょう。フォトダイビングはまた次回ということで。

ギンポの仲間の後ろ頭
ギンポはこっちを向いてくれなかった
サキシマミノウミウシ
サキシマミノウミウシ。大写しにしたけど2〜3cmの個体です
オトヒメエビ1
オトヒメエビ(1)顔のアップ
オトヒメエビ2
オトヒメエビ(2)引きのショット。惜しい、ハサミの手が見きれちゃった
カンムリベラの幼魚
カンムリベラの幼魚。逃げ回るので撮るのがたいへん

伊豆大島(1)

野田浜
野田浜

10月のダイビングは伊豆大島。馴染みのダイビングショップスタッフのさよならツアーということで。伊豆大島は私にとっては実に18年ぶりです。 1本目は野田浜。さして目ぼしい被写体も見つけられず、1枚も撮らないまま終了。

秋の浜
秋の浜

2本目は秋の浜。ただし低気圧の影響がまだ残っていたらしく、Entry & Exitの例の岩場に波が強く打ち寄せていたため一眼レフ組はカメラを持たずにダイブ。聞けば前々日までは秋の浜もケイカイもクローズ状態だったそうですし、この日もエントリ時は他のショップは1軒も来ていませんでした。

でもカメラを持っていないときに限っていいものが見つかるものです。今回は1cm長のイロカエルアンコウの幼魚。これよりもちょっと育った段階の個体でした。 私の場合、ビデオも撮りたい場合はコンデジをBCDに引っ掛けてカメラ二台持ちで入るのですが、今回は用意していなかったのでせっかくのカエルアンコウを撮り損ねてしまいました。次回からは予備カメラを使う可能性を考えないとな。