iPhoneの迷惑メールを撃退

先日、某ダイビングショップに問い合わせしたところ、以降iPhoneに迷惑メールが届くようになってしまいました。

いきさつはこう。そのショップのシステムが不安定だったらしく、Webサイトの入力フォームからの問い合わせに返信がなかったため、電話を掛けて改めてiPhoneの@i.softbank.jpアドレス宛てに要件を再送してくれるように頼んだところ、日に1〜2通のペースでエロ系の迷惑メールが送られてくるようになりました。ショップのパソコンがウイルスに感染するなどしていてアドレスが漏れてたのでしょうね。ちなみにそのダイビングショップのサイトは今現在はメンテナンス中が続いています。

もちろんMySoftBankの迷惑メールフィルタはONに設定してありますが、すり抜けてきたようです。差し当たり@i.softbank.jpはe-mailなので放っておいても金銭的な負担はない()のですが、その都度メール着信のお知らせが表示されるのはうっというしいので是非ともシャットアウトしたいところ。でも@i.softbank.jpには独自のフィルタリングを設定したり、gmailなどに自動転送することはできないようです。


昔、docomoやauのケータイは迷惑メールの通信にも課金されると聴いたけど今はどうなのだろう?
SoftBankは確か冒頭の128文字までだかには課金されないので、迷惑メールは開かなければ大丈夫なはずだけど…

a@b.c(SoftBankの迷惑メール申請窓口)への報告も虚しいだけ。しこたま申告を受け取ったであろうSoftBankにしても包括的なロジックが導き出せなければ網をかけられませんので。

ならばと、ひとまずメールアドレスを変更することに。当然、迷惑メールはピタリと止まりましました。

が、今度はMMSの@softbank.ne.jpの方に送られてきました。ご多分に漏れず私も@i.softbank.jpと@softbank.ne.jpの@より前の文字列を共通にしていたので。その迷惑メールの送信システムは「xxxxx@i.softbank.jp宛てのメールが届かなくなった場合、xxxxx@softbank.ne.jpに送り付ける」という具合にプログラミングしてあったのでしょう。

さて、MMSの方はMySoftBankのフィルタリング設定を「ケータイ/PHSのみ受信」に変更することで対処しました。私にはPCからMMSのアドレスにメールをくれる知人はいないので、これでもOKです。迷惑メールの送信側は送信元を偽装したPCのはずですし。

そして念のため数日置いてから@i.softbank.jpのアドレスを元に戻しました。世の中、同じメールアカウントを再取得できないシステムが多いものの、MySoftBankには「一つ前のアドレスに戻す」という項目があり、そちらをクリックするだけで戻せます。そして数日間アドレスを変えていたことで以後は迷惑メールも届かなくなりました。おそらく送信者側では「User unknown」メールが返ってきたのを検知してリストから自動的にアドレスを削除したのでしょう。

幸いアドレスを変えてる期間、元のアドレス当てのメールは誰からも来ていなかった(少なくとも電話などでの確認もなかった。多くの知人にはMMSアドレスを使ってもらっている)ので、特に副作用もなく迷惑メールの標的から逃れられたようです。

もっともこの作戦がどの送信者に対しても効くかは解りません。ひょっとして執念深い人がプログラムを組んでいれば、いったんは不通になったアドレス宛てにたまにメール送信してみるといった機能を盛り込んでいるかもしれませんが、まあでも順当に考えてそこまでするメリットはないのではないかと。おそらく彼らの目当ては大勢に嫌がらせをすることではなく、迷惑メールに対処を打たず、しかもうっかりリンクをクリックしてしまうような人たちにつけ込むことなのでしょうから。