目玉がくりっくり

エンガニョのマダライロウミウシです。撮ろうとしたら目が合ってしまいました。

マダライロウミウシ
マダライロウミウシ

もちろんこの目玉は目ではなく模様。たまたまこの個体は両目っぽくなっていました。

斜めから撮ると、遠くを見据えているように見えます。

マダライロウミウシ
マダライロウミウシ

Kindle Comic Creatorが成功するようになったけど

Kindle Comic Creator IconKindle Comic CreatorでPDFから変換したmobiをiPadのKindleアプリで表示させたら変な風に表示される件、原因が解りました。確認用に使うべきなのはmobiファイルではなく一緒に生成されるazkファイルとのこと。

なるほど以前そんなことを読んだ記憶があるけど試行錯誤を繰り返す内に忘れてしまっていました。なにしろKindleアプリはiTunesのファイル転送でmobiを渡しても表示してくれるのですよね…。

両ファイルフォーマットの違いは調べてないけど、後から思うにmobiが出品用でazkがそれをKindle表示用に調整したものなのかな。

よってmobiではなくazkのファイルを転送したら、ほぼ想定通りの表示になりました。FROGFISH.JPのページ数を約1/3に間引きしたドラフト版では成功です。

次に全304ページのフルバージョンのPDFを変換したazkファイルで試したところ、ダメですね。Kindleアプリが書籍一覧の画面で固まるし、何か操作しようとするとアプリが落ちます。

成功した方のPDFは65.4MBで失敗した方は95.5MB。30MBの違いが明暗を分けるのか。

でもPDFをそれ以上軽量化すると写真の画質が見て解るぐらいに劣化します。他の用途ではともかく写真集では致命的です。

しかも変換後のazkおよびmobiファイルの容量は238.5MB。もし仮にKindleアプリで正常に扱えるようになっても、このサイズの電子書籍を読者にダウンロードしてもらうのは無謀です。EPUBなら画質を落とさずに61MBで収まっているのだし。

やっぱりFROGFISH.JPのように写真100枚以上の写真集制作にはKindle Comic Creatorは使えない気がします。

amazonがKindleプラットフォームでEPUB埋め込みフォントでテキストを表示し、アルファチャネル(半透明)を含む画像を正しく描画できるようになるのを待つしかないですね。

Ambon Crinoid Shrimp

エンガニョのAmbon Crinoid Shrimp、和名はバサラカクレエビ。昨日の写真の別アングルです。

Ambon Crinoid Shrimp(バサラカクレエビ)
Ambon Crinoid Shrimp(バサラカクレエビ)

このエビも頭がギザギザ。何か機能的な必然性があるのでしょうかね?

PDFは無駄にデカい

amazonでKindle向けに電子書籍を配布・販売するにはmobi(Kindleフォーマット)ファイルで出品しなければなりません。

Kindleダイレクトパブリッシングという専用サイトでEPUB3.0(固定レイアウト)をアップロードすれば自動的にmobiに変換されるものの、フォントと半透明画像に不具合が出ます

そこで代替手段としてKindle Comic Creatorを使ってPDFをmobiに変換する方法を教わったものの、まったく上手くいきません

でも、そもそもPDFは電子書籍には不向き。なぜならファイル容量が大きいのですよね。

写真集『FROGFISH.JP』のInDesignデータを各オプションで出力した場合のファイルサイズはこの通り。

フォーマット 出力設定 ファイルサイズ
PDF JPEG2000(劣化あり)72ppi最低画質 65MB
JPEG2000(劣化あり)72ppi低画質 68.3MB
JPEG2000(劣化あり)72ppi中画質 72.5MB
JPEG2000(劣化あり)72ppi高画質 76.9MB
JPEG2000(劣化あり)72ppi最高画質 95.5MB
JPEG2000(劣化なし)72ppi 191.6MB
EPUB 72ppi(低画質) 42.6MB
72ppi(標準画質) 43.8MB
72ppi(高画質) 61.4MB
72ppi(最高画質) 103.1MB

PDFは写真の画質を犠牲にしても高画質のEPUBより大きくなます。 なお、Adobe AcrobatでPDFを開き、別名保存で「Adobe PDF ファイル(最適化)」を選ぶとPDFのファイル容量を縮小できます。

保存ダイアログの「Adobe PDFファイル(最適化)」を選択
保存ダイアログの「Adobe PDFファイル(最適化)」を選択

試したところ191.6MBのPDFが70.6MBに縮小されました。これなら容量的には許容できるかもしれません。 ただし、写真の画質が損なわれます。

iBooksで表示したEPUB
iBooksで表示したEPUB
最適化して保存したPDF
最適化して保存したPDF

例えば黒い背景との境目付近に着目すると、最適化後のPDFはグラデーション部分がブロック状に単純化されています。ちなみにEPUBを低画質で出力した場合もこのような画像になりますね。

よって写真集電子書籍にはPDFよりもEPUB3.0(固定レイアウト)が適しています。

KindleがEPUB埋め込みフォントを使えなかったりアルファチャネル付き画像を正しく描画できないのは、単に対応が遅れているだけのはず。早く対応した新バージョンをリリースして欲しいものです。iBooksでもGoogle Playでもそれらにはとっくに対応しているのだし。

Ambon Crinoid Shrimp

エンガニョのAmbon Crinoid Shrimp、和名はバサラカクレエビです。

Ambon Crinoid Shrimp(バサラカクレエビ)
Ambon Crinoid Shrimp(バサラカクレエビ)

体長2cmかそこらのエビも、Nauticamのスーパーマクロレンズを使えばこのサイズに写ります。

もう1mmほど下を撮りたかったな。そうすれば左のハサミの先っちょまで絵に入ったから。