先月、ヤマダ電機が「46店を閉店する」と発表したときは「ああ、ど田舎の店が潰れるんだろうな」と思ったものです。
でもたまたま多摩センター店を通りかかったら5月末で閉店していました。
多摩ニュータウンはいわゆるニュータウンの走りだったので高齢化の進行が他所よりも速く、端の方から次第に廃れてきているという話は前々から聞かされていました。でもニュータウンの中心的な多摩センターでこれとは。近辺には大学も多いというのに。
まあこの店舗は駅前ではなくクロスガーデンという少し外れた場所にあり、駅からは徒歩で10分ぐらいかかるかと。よって高齢者と車を持ちたがらない若者が増えた今となっては立地がよろしくないのかも。どうせ車で行くなら二駅隣の若葉台の方がヤマダ電機とnojimaとケーズデンキが隣接していて価格競争がありそうな気がするし。
まあでもそんなもんか。東京都といっても本当に都心っぽいのは中心部のみだもの。多摩ニュータウンも昔は求心力があったけど、もはや都心近くのタワーマンションに取って代わられて久しいし。
それに家電量販店は以前ほどワクワクさせられるところでもなくなりました。昔は大きなテレビ、高性能なビデオデッキ、高品質のオーディオセットなどは人々の憧れだったけど、もはやそんなところにお金を使おうって人はめっきり減ったもの。