軽いスーツケースを物色

シンガポール航空の機内預け荷物の重量制限が20kgと少なく、機材一式を持っていくには微妙なので、より軽量なスーツケースを探しています。

要件は容積が100ℓ級で5kgを切るのもの。見つけたのはこちら。

RIMOWA 

有名なRIMOWの最軽量スーツケースがSALSA AIR。98ℓで3.6kgと画期的な軽さ。

でも妙に軽いのでダイビング機材を運ぶとなると心もとない気がします。収縮ハンドルもT字型で扱いにくそうだし。

よって、より頑丈そうなモデルというとSALSA NAVYがありました。104ℓで4.8kg。

でもRIMOWのスーツケースはどれも背が高く、厚みが27cm程度とやや薄いのでフィンとBCDが片面に収まるかどうか微妙かも。

そして何よりも値段が高いのですよね。

 ricco

ネットで検索して見つけたriccoというスーツケース専門店の商品がこちら。100ℓで4.7kg。

《リンク消失》

悪くはないですね。在庫が乏しいけど、お値段も手頃です。

でもやっぱり厚みが足りないかな。まあそう思うのはダイバーだけか。

Hele i waho

AQROSとHIDが取り扱っているスーツケース。5.2kg。ちょっと重さが超えますね。

でもファスナーを開けると容量が100ℓから115ℓに拡張されるギミックは魅力的です。

価格も他よりも圧倒的に安いので、仮に2〜3年で壊れてもう一つ買うことになっても容認できる感じです。

Sunco

こちらも良さそう。97ℓで4.5kg。

注目なのはマグネシウムフレームの採用。マグネシウムはアルミニウムよりも軽くて丈夫な金属なので。

また、5kg以内という制限を外せば、良いのが見つかります。132ℓで5.8kg。容量を優先するならこれですね。

さてどうしたものか。Hele i wahoの商品が4.7kgぐらいなら間違いなく買いなのですが。

容量×重量×強度×価格の総合点でいくとSuncoの97ℓモデルが最も有力かな。

そうだ、レンベに行こう

このゴールデンウィーク、仲間の一人がマナド(メナド)とレンベに行ってきました。追い追い話を聞かせてもらうとしましょう。

そして私も7月に数年来の悲願だったレンベに行かれそうです。ようやく連れが見つかりました。

連れと3名で行くことになりました。もう一人なら大丈夫かも。航空券のキャンセル待ちになりますが、日時や要項に関心があれば連絡をください。ただしレンベのみなので完全マクロダイブになるはずです。

今回は3泊6日、往復シンガポール航空の羽田便利用。木曜夜に羽田に集合して火曜日の早朝に羽田着。海の日を挟むので金曜日だけ休暇を取れば行ってこられます。本当は現地にもっと長くいたいけど、そうすると連れが見つからなくなるので妥協しました。

もちろん予算的な都合もあります。マナド&レンベはフィリピンの真南だけど、なにぶんインドネシアの小さな地方都市。よってマレー半島のシンガポールを経由するため燃油代が高く、2日間、6ダイブかそこらしか潜れないのにツアー代は17.5万円(だったら尚のこと現地に長居したいところですが…)。でも、そこは他ならぬレンベ。ヘアリーフロッグフィッシュか何か、他所ではなかなかお目にかかれない被写体が撮れれば、その価値もあろうかと。

リトルレンベのコールマンズシュリンプ
リトルレンベのコールマンズシュリンプ サウスレイテ、Little Lembeh(リトルレンベ)のコールマンズシュリンプ。 本家のレンベには、もっと希少なエビがいるのではないかと期待してます

さて、問題はシンガポール航空に預ける荷物の重量制限が20kgまでなこと。ダイバー向けの減免もなく()、超過料金は22ドル/kg。荷物が25kgなら片道1万円もかかってしまいます。せめて国際スタンダードっぽい23kgルールにしてくれればいいものを。

※ ビジネスクラス対象のマイレージサービス(年会費あり)に加入すれば緩和されるようですが、そんなものには入れません。シンガポール航空はダイバー客をあてにしていないのでしょうね。

現地で機材を十分に乾かせなかったり、旅先でお土産のTシャツやらを買うことを考えると、19kgぐらいに収めて行きたいところです。 私もかつては荷物一式が20kgに収まっていたのだけど、カメラを一眼レフに持ち替え、ストロボ2灯体制にしてからは、大きくオーバーするようになってしまいました。 で、改めて最小限のセットを計量してみたらこんな感じ。

  • スーツケース…6.85kg
  • BCD…3.55kg
  • レギュセット…1.64kg
  • フィン…1.8kg
  • マスク…0.33kg
  • ウェットスーツ…0.82kg
  • 指示棒…0.15kg
  • 撮影機材の備品(カメラ本体とハウジング以外)…3.7kg

計18.84kg。これに着替え、サンダル、洗面具などが追加されて、合計21〜22kgってとこか。 別途、ハウジングに入れたカメラとiPad(約7kg)は機内持ち込みにするので、そちらに振り分ける余裕はありません。 ならば方策は二つ。

  • スーツケースを軽くする
  • 機材をレンタルする

軽いスーツケースを購入

手持ちのスーツケースが7kg弱。でも探せば5kgを切るものもありますよね。

今のは買って13年目だし、あちこちくたびれているので買い替えてもいいのですが、そうして軽くなるのは2kg程度。微妙な線です。まあ、軽くするに越したことはないかな。

機材レンタル

フル機材をレンタルしても2日で2万円もしないはずですが、できれば慣れている自分の機材を使いたいですよね。最低限のメンテはされているはずだけど、レンタル機材は相当くたびれている可能性もあるから。

荷物からBCDを省けば約3.5kgの軽量で化で一発OK。ただし私のレギュセットの中圧ホースはAIR2仕様なので、忘れずにスタンダードホースに付け替えて行かないと、せっかく持って行ったのにレギュまでレンタルという憂き目に遭います。

あとは着替えを最小限にして、Tシャツとパンツを手洗いの着回しパターンかな。こちらの減量効果は数百グラムだけど。

水族館で潜れる!

私の実家から割と行きやすいところに海の中道マリンワールドがあります。この水族館の特徴は一般客がパノラマ大水槽(ハンマーヘッドシャークなどを含む80種類 、約1万匹の魚が泳ぐ)でダイビングできること。最近は八景島シーパラダイスでもジンベエザメと一緒に潜れますが、それの先駆者ですね。

パノラマ大水槽
ハンマーヘッドシャークなんかもいます

水温は21~22℃と低めだけど、私は暑がりなので薄いウェットスーツでもいけます。

40分間で料金は一人8,400円(税込。タンク、ウエイト、シャワーを含む)。まあ、ガイドが一緒に潜るので、それぐらいの金額にもなりましょう。それに話のネタ作りにはいいかもしれません。

BCDやレギュレータをレンタルすると+5,000円。帰省ついでの水槽1ダイブのためにフル機材を持ち帰っるのも面倒なので借りた方がいいですね。いや、福岡ならスーツケースを水族館に送った方が安いかな。後で乾かすのがおっくうだけど。

なお、参加にあたっては事前にスキルチェックを受ける必要がありますが、普段から潜っている人にはどうってこともありません。

ただし関東でのスキルチェックは國富株式会社市川営業所(千葉県市原市。最寄り駅は東西線の原木中山)で実施とのこと。けっこう遠いなぁ…。

福岡での実施日は金曜と土曜の19:00〜。だったら金曜に受けて土曜日本番ってのがいいかな。もしくは可能なら金曜日を現地でのファンダイビングにして、それでチェックOKってことにしてもらうと。だったらフル機材を送る価値もありましょう。私はまだ日本海側で潜ったことはないし。

ちなみに撮影機材等の持込は自由だそうな。一眼レフでもいいわけか。でもあの水槽の底にはマクロ生物はいなさそう。サメやエイの接写とかだったらコンデジでもいいやな。

でも、一つ難点が。パノラマ大水槽ダイビングの実施は水族館の営業時間中。きっと観客の笑いものになるのだろうな…。

パノラマ大水槽の外からの風景
こんな風に観客に丸見え
まあ、気が向いたら試してみます。

アジアの平原

昨日、多摩動物公園にウォーキングに行きました。

が、連休中の無料開放デーということで、ものすごい人出。

多摩動物公園のコイノボリ
普段の土曜日の50倍ぐらいの人がいました

真っすぐに歩こうにもガキんちょ達が不意に飛び出してくるので早々にウォーキングは諦め、新たにオープンしたばかりのアジアの平原コーナーを確認して帰ってきました。

場所はゴールデンターキンの左隣。オランウータンの方から行くなら、ユキヒョウ、レッサーパンダ、ゴールデンターキン、シャモアの前を通り抜けた先にあります。

ゴールデンターキン
DSC04747 変な寝相のゴールデンターキン。 ジャイアントパンダ、キンシコウと並んで中国三大珍獣の一種とのこと。山岳の生き物です

行ってみると、かつては薮だったところが開かれていて、けっこう広い敷地にタイリクオオカミとモウコノウマが隣りあって飼育展示されていました。

アジアの平原のオオカミ達
手前が狼、奥が馬。 奥のゲル風の白い建物の前が別コーナーとして囲われていて、いずれモウコウマを入れるようです
アジアの平原のオオカミ達
地味なわんこの一団みたい。一匹が丘の上で見張りに立ってますね
モウコノウマ
モウコノウマ。厩舎にはタテガミもベージュ色の美しい個体もいました。 あれを外で撮りたいなぁ

ちなみにモウコノウマは漢字で書くと「蒙古の馬」ではなく「蒙古野馬」。今となっては世界で唯一の野生種の馬。別途飼いならされたモウコウマってのもいるそうです。

多摩動物公園は私のウォーキングコース兼写真の練習場。また人が少ないときに行ってみようと思います。

ダイビング用ライトの新機軸

アンサー野本の水中天国の最新エピソードが公開されています。今回の特集はLEDライトの新製品『FIX NEO LIGHT DX』。

FIX NEO LIGHT DX

詳しい説明はビデオとWebページに譲るとして、このライトの最大の特徴は各モジュールの防水仕様。もし水没しても構成モジュールを分離して真水で洗って乾かせばまた使えるとのこと。そう、以前に紹介した『RGBLUE』と同じ特徴を持ったLEDライトです。今後はこれが水中ライトのデフォルトになっていくのでしょう。確かに私が見聞きした限りでは、ライトはカメラよりも水没しやすいですからね。

では、FIX NEO LIGHT DXとRGBLUEのどちらがより水中撮影に向いているか、私は野本さんから直に答えを聞いたものの、ここでは伏せておきます。知りたければ新宿西口の水中撮影機材専門店アンサーに問い合わせてみてください。