もうANAでは外国に行かれない?

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先日、ANAマイレージの使いかた、どっちがお得?というエントリーを書きました。貯まったANAマイレージはどのような旅行に使うのがいいかという考察です。一応の結論はこう。

フィリピンに限れば、アニラオに行くべし。

でも、この結論もちょっと怪しくなってきました。というのも、先週ANAが国際線の無料機内預け手荷物の許容量を変更すると発表したので。

新規定では23Kg × 2個が23Kg × 1個に減り、預け荷物1個あたりのサイズも三辺の合計も203cmから158cmに縮小されるそうな。

この158cmというサイズは、ちょっと大きめのスーツケースならあっさり超えてしまいます。容量100ℓ以内の凹凸のないタイプなら大丈夫ですが、お馴染みのプロテックスだとキャスターを取り外してもアウトです。

なお、重量超過は3,000円($40、€30)、サイズ超過は15,000円($200、€150)。当然、合算されるはずです。ダイビングのフル機材をプロテックスで持って行くと往復で36,000円も取られかねないわけだ。かといって2個に分けたら個数超過の9,000円($100、€75)掛かるし…。

ダイバーご用達のこのタイプは新たなサイズ制限に引っかかるけど…

と思いきや、プレスリリースの最後の方に減免措置が書かれていました。スポーツ用品と楽器は203cmのままのようです。だったらプロテックスもサイズ的にはOK。

ならば引っかかりそうなのは重量制限のみか。逆にいえば往復6,000円を払えば32kgまでは持っていかれるわけですね。

というわけで、預ける荷物が重くない人ならANAで外国に潜りに行くのも良いでしょう。往復6,000円が惜しくなければ荷物が重たくても大丈夫です。