WiMAXは節電にもフレンドリー

最近WiMAXの広告がやたらに増えましたね。ふと気付くとこのブログにも広告が表示されていたりもします。勢いづいての販促なのか、それとも販売テコ入れなのかは知りませんが。

ともかく電波状況さえ及第点なら何かと冗長な光回線を引き続けるよりもWiMAXで置き換えれば以下の点が有利です。

  1. 料金が下がる
  2. 電気代が下がる
  3. 配線がすっきりする
  4. 無線LAN環境を持ち出せる
  5. 新規導入時に工事が要らない
  6. 引っ越し時の手続きが簡単になる

特に注目なのは2かな。節電が叫ばれているご時世なので。例えばフレッツ光+ひかり電話の場合、回線終端装置とひかり電話ルータが共に約12Wずつ(動作状況によって変化)を消費します。これに外付けのWi-Fiルータを付ければ消費電力はさらに増えるわけです。それがWiMAXならWi-Fiルータと同等の電力で済むようになります。回線終端装置とひかり電話ルータの24Wがなくなるわけです。まあ、エアコンやドライヤの消費電力に比べれば微々たるものかもしれませんが、機器が減れば気分が違ってきますよね。

でも、およそ出先で置き忘れ、紛失する可能性を除けば良いことずくめ。フレッツ光にしろ頓挫したSoftbankの光の道にしろ、もはや実情に合わない過剰品質&高コストインフラの色合いが強いと思います。多くの人にとっては光である必然性がないので…。

 

 

ロジテックは信用ならん

私がWiMAXを導入しようと考えた理由は自宅のWi-Fiが安定しないことでした。それがなければWiMAXの広告もスルーしていたかもしれません。

LAN-W150N/PR自宅のWi-FiルータアクセスポイントはロジテックのLAN-W150N/AP。数カ月前、長らく使っていたApple AirMac Expressが壊れたので急きょ安価なIEEE802.11n対応機を買い求めたためです。ちなみにビックカメラで3,500円くらいでした。

で、このLAN-W150Nですが、Macbook Airの接続が数分〜十数分で切れるのですよね。iPadでもそうなのでルータ側の問題であることは間違いありません。その都度OSの設定で無線LANをOFF→ONするかしばらく放置していおくと回復するのですが、煩わしくてしかたがありません。

ネットで調べると、同社製品で似たような事象がちょいちょい起きているようで。もっともこの個体の不良かもしれないので製品シリーズをとやかく言うのは早いでしょう。

ただし、ロジテック社が信用できないのはサポート体制のお粗末さ。この通りFAXもしくは1分10円の有償ダイヤル(0570)に電話してこいと。e-mailか入力フォームによる問い合わせ方法を提供していないのは、あまりに不親切だろうと。インターネットからFAXを送信できるサービスもあることはあるのでFAX未所有者でも負担ではないとも考えられますが、それでも問い合わせのハードルを高くしているのは事実です。

DiALiVE LTV-1S700WPそういえば数年前にロジテックの防水ワンセグDiALiVE LTV-1S700WPという製品を買ったときも釈然としなかったことを思い出しました。この製品はチャンネルボタンの『下』を押すとチャンネルが1→3→4→5→6…と上がり、『上』を押すと逆に6→5→4→3→1…と下がるのです。アナログ時代なら配線ミスの可能性も考えられますが、デジタル機器でこれはなかろうと思いつつ問い合わせようと思ったら、やはりサポートのメールアドレスを記載しておらず。しかたなく販売店経由で問い合わせてもらったら、一言「仕様です」と。そう聞かされて唖然としました。どこの世界に数字を上げるために『下』ボタンを押す人がいるのかと。

よくよく製品を観察してみると、チャンネル選択メニューの機能があり、こちらだと一番上がNHK(1ch)となっています。なるほど数字が大きいチャンネルに合わせるために下ボタンを押させるのは自然の流れです。でもそれはメニュー選択の場合のみ。「メニューから選ばずダイレクトにチャンネルを上げるには『下』を押さないと」と考えさせるUIは失格です。世の中のほぼ全てのテレビがそうなってはいませんし。

よって私個人の中でのロジテック社は「ダメダメなメーカー」です。友人知人にはロジテック製品は止めておけと言います。残念ながら挽回の機会はないでしょう。私はもうロジテック製品は買いませんので。

フレッツ光の条件が緩和されてたけど…

WiMAXと比較すべく何年か振りにNTTのサイトを見てみたら、フレッツ 光ネクストのマンションタイプの加入条件が4戸以上の建物に緩和されていました。以前は6戸以上だったので4戸のアパートに越した私は渋々割高な戸建てタイプを契約したのですが。調べてみたら去年の10月からそうなっていたみたいで。もう少し早く気付ければ良かったのだけど…。

と言うか、それならNTTは「戸建てタイプ→マンションタイプへの切り替えが可能になりました」ぐらいのお知らせをよこしても良さそうなものです。判断する顧客情報は持っているはずなのに。ああ、郵便受けに「フレッツ光に加入しませんか?」のビラが入っていたことはありましたが。まったくいまだにお役所仕事なのだから。

で、フレッツ光の戸建てタイプをマンションタイプのミニ(最小構成)に変えると月額利用料が7,245円→5,565円に下がるらしいのですが、月額3,880円ポッキリのWiMAXの方が断然安いですし、顧客に最大限のサービス、ベネフィットを提供するという気がなく、顧客が気付かなければそのまま高額なプランを使わせ続けるという企業体質には辟易します。

逆に言うと、そのあたりを丁寧にサポートしてくれていれば「少しぐらい割高でもサービスを継続してもいいか」と思わせるものがあるのですが、現状がほど遠いので、レンタル端末が今週末に届くWiMAXでよほど不都合なことがなければ、フレッツ光は退会します。固定電話も然り。そして友人知人にはWiMAXを奨めます。