先月、SONYから新しいマクロレンズ『Sony FE 90mm f/2.8 Macro G OSS』が発売されました。
Eマウント、つまりミラーレス機用です。
これまでSONYのミラーレス機はマクロに弱かったのですよね。なにしろ30mm(35mm版換算で45mm相当)という物足りないレンズが1本あるだけだったので。アダプタを介してαマウントレンズを使おうにもフォーカスリングを回すとレンズ長が変わるタイプなので、およそ水中には持ち込めませんでした。
よってミラーレスでマクロというと、どうしてもマイクロフォーサーズ陣営のOLYMPUSかPanasonicということになっていました。あちらには45mm(90mm相当)の『LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S. H-ES045』と60mm(120mm相当)の『M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro』があるので。
でも90mmの中望遠マクロレンズの登場で私の好きな水中マクロ撮影が可能になりますね。APS-C機で使えば35mm版換算で135mm相当、小さな被写体をマイクロフォーサーズよりも大写しにできます。もちろんFEレンズなのでフルサイズ機でも使える気合いの入った代物です。
ならば気になるのは水中ハウジングですが、私も愛用しているNauticamは抜け目なく既に対応をアナウンスしています。
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ご無沙汰しております。
Gレンズのマクロ、大本命ですよね!
FUJI使いの私も大変気になります。
水中は今までコンデジ一辺倒なのですが、
(換算)135マクロって水中で使いやすいですか?
離れすぎると水の濁りが写りそうなイメージが。
greenfiddlerさん、こんにちは。
私は105mmマイクロ(換算157.5mm)で撮っていますが、よほどでなければ濁りは気になりません。
ただし中望遠マクロのデメリットとして、少し離れると像が思いっきり暗くなります。水中でISO100だと1mm以上先はまず写らないと思った方がいいです。
それと被写体に最短距離まで寄ると被写界深度がとても浅くなるので(おそらく数ミリ幅)、ピント合わせが難しくなります。スーパーマクロレンズも付けるとさらに浅くなるし。
でも、その代わりにコンデジの頃にはなかったキリッとした像が得られます。
Gレンズのマクロは私も気になるものの、光学ファインダを持たないミラーレスはバッテリーの保ちがイマイチなのですよね。