海苔巻き

私のMacBook Air(mid 2010)、内臓SSDを交換していくらか快適にはなったけど、それでもまだパワー不足でRAW現像には苦慮しています。遅くとも新OSがリリースとなる9月半ばまでには多くの機種がモデルチェンジするはずだけど、なるべく早く新しいMacを出して欲しいものです。


海の生き物を上から撮ってもつまらないのは解っています。でも逃げそうなのはとりあえず写真に収めないと。

こちらもそうやって撮った一枚。名前は解らないけど形状からしてエビジャコの仲間でしょう。

エビジャコの仲間

エビ類は総じて美味いけど、この個体は生まれながらにして胴に海苔を巻いたような柄で、特にうまそうに見えます。

EOS Mにもマクロレンズが登場

私のこのblogでは、水中カメラ関連エントリへのアクセス数が多くなる傾向があります。一眼レフやミラーレスの水中カメラセットは数十万円もするのに情報が不足しがちだからでしょうね。

さて、CanonのミラーレスカメラEOS Mにもようやくマクロレンズが登場します。EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMです。

Canon EF-M 28mm F3.5 Macro IS STM
Canon EF-M 28mm F3.5 Macro IS STM

28mmってことは、35mm判換算の焦点距離は45mm相当。加えて最大撮影倍率を1.2倍に拡大する「スーパーマクロモード」を使えば54mm相当になるのか。まあ、ハゼを遠目から狙うのは厳しいけど、ウミウシやらピグミーシーホースなどを撮るには良さそうです。

なお、このレンズは伸びるタイプで前面にはLEDライトが付いています。

Canon EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMのLEDライト
Canon EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMのLEDライト

でもこのLEDライトは水中ではあまり役に立たないでしょう。せいぜい目一杯接写したときに被写体をほのかに照らせるかなって感じかと。とはいえマクロレンズの登場は歓迎です。

EOS Mの水中ハウジングは例えばこちら。私と同じNauticam製で188,000円。

Canon EOS M3

新レンズ専用のレンズポートはないけど、既存製品のどれかが使えるでしょう。

でもなぁ、ミラーレスカメラは一眼レフの進化版ではなく、コンデジの上位機種をレンズ交換式にした感じの代物。特にEOS Mにはファインダーがなく電力消費が激しい大型液晶モニタ頼みなのでバッテリーのもちが悪いし、気合い入れて撮るには不向きです。

メーカーのスペック表を見てもEOS M3の撮影可能枚数の目安は約250枚。使い方にもよるけど、日に3〜4ダイブ潜る場合、途中でバッテリー交換が必要になるでしょう。しかもバッテリーは次第にへたっていくし。

ちなみにEOS Kiss X8iなら約440枚。対して私のNikon D7000は約1,050枚。CanonのD80は1,390枚です。こういうところでもミラーレスや一眼レフのエントリー機と中級機の違いが出ますね。

それにミラーレスだと対応レンズが限られるので、しっかり作品作りをしていきたい人は中級機以上の一眼レフカメラの水中セットを検討した方がいいでしょう。Canon or Nikonならレンズも豊富に揃っているし。

SONYのミラーレスでもマクロの水中撮影が可能に

先月、SONYから新しいマクロレンズ『Sony FE 90mm f/2.8 Macro G OSS』が発売されました。

Sony FE 90mm f/2.8 Macro G OSS

Eマウント、つまりミラーレス機用です。

これまでSONYのミラーレス機はマクロに弱かったのですよね。なにしろ30mm(35mm版換算で45mm相当)という物足りないレンズが1本あるだけだったので。アダプタを介してαマウントレンズを使おうにもフォーカスリングを回すとレンズ長が変わるタイプなので、およそ水中には持ち込めませんでした。

よってミラーレスでマクロというと、どうしてもマイクロフォーサーズ陣営のOLYMPUSかPanasonicということになっていました。あちらには45mm(90mm相当)の『LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S. H-ES045』と60mm(120mm相当)の『M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro』があるので。

でも90mmの中望遠マクロレンズの登場で私の好きな水中マクロ撮影が可能になりますね。APS-C機で使えば35mm版換算で135mm相当、小さな被写体をマイクロフォーサーズよりも大写しにできます。もちろんFEレンズなのでフルサイズ機でも使える気合いの入った代物です。

ならば気になるのは水中ハウジングですが、私も愛用しているNauticamは抜け目なく既に対応をアナウンスしています。

Nikon 1 J4が登場

Nikon 1 J4が4月24日に発売されます。

Nikon 1 J4

Nikon 1シリーズはオートフォーカスがミラーレス最速クラスと言われるカメラですね。 しかも純正の水中ハウジングが用意されています。税抜 ¥74,000。

ウォータープルーフケース WP-N3

でも、カメラ派ダイバーなら直ぐ気付いたはずですが、残念な点が。この水中ハウジングはレンズポートが替えられません。タイ凹レンズは1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOMおよび1 NIKKOR 11-27.5mm f/3.5-5.6に限られます。

まあ無理もない話で、NIkon 1用には水中撮影に適しているマクロレンズやフィッシュアイ、広角ワイドレンズが揃っていないので。

よって「高性能なコンデジ(マクロモードなし)」的な使い方になりますね。私なら高性能なコンデジを選ぶかな。

主に陸上用で、水中では何となく撮れればいいって人にはいいかも知れません。

Nikon、早くレンズのラインナップを充実させて欲しいなぁ。

NIkon 1用スピードライト
純正のスピードライトはSEA&SEAのOEM品ですね

DMC-GH4が発売になります

今月下旬、Panasonicからミラーレス一眼のフラッグシップ機『DMC-GH4』が発売になります。

LUMIX-DMC-GH4

この機種の特徴は何といっても4K動画が撮影可能なこと。動画で4096×2160ピクセル、しかも100Mbpsって驚異的ですよね。

こういう動画が撮れるのか。

これにフィッシュアイレンズを付けて水中ハウジングに入れて動画を録ってみたいなぁ。でもバッテリーあんまり持たなそうだし、4Kだと128GBで何分録れるんだろうか。 その前に、さすがに再生環境を選ぶよな。