ダイビングフェスティバル2019(3)

ダイビングフェスティバル2019ではMARESブースにも立ち寄りました。私は四半世紀以上のMARESユーザでもあります。かつてはSCUBAPROのBCとMARESのレギュレータが黄金コンビとされていたのですよね。

でも今回の目当てはフィン。具体的にはフルフットタイプのプラスチックフィンです。というのも今メインで使っているゴムフィンのミューは水中重量が重く、中層でも常に足が下がり気味になるし、例えばリロアンのねっとりした泥池(パラオのミルキーウェイみたいな)の海底に深くめり込みがちで。

ということで紹介を受けたのがこちらの新製品。AVANTI HC PRO。

MARES AVANTI HC PRO フィン

従来のAVANTI EXCELと比べると4cm長く、10g重く、水を掻く面積が19㎤増えています。まあ、少し性能が上がったという感じなのでしょう。

ちなみにMARESのこのタイプのフィンは、乱れたフォームで水を掻いてもサイドが丸まって水を掴んで進むように設計されているとのこと。洞窟などのテックダイブでそれが求められたからだそうです。

この新製品はまだ流通していないと思うけど、良さげなので購入候補の一つに挙げておくことにします。

ダイビングフェスティバル2019(2)

ダイビングフェスティバル2019でSCUBAPROの次に目についたのがSHEAREWATERなるブース。耳慣れないけど聞けばカナダのダイビングコンピュータメーカーだそうな。

展示していたのはSHEARWATER TERICというウォッチ型ダイコン。

SHEARWATER TERIC

動画もあります。

フルカラー画面、サファイヤガラス、ログのスマホへのBluetooth転送、そしてワイヤレス充電採用。しかも日本語表示にも対応していて画面を切り替えると綺麗なフォントの漢字やかなが表示されていました。後でスペック表を見ると画面の解像度は400×400だそうな。動画を見ると文字サイズの拡大(老眼モード?)なんてのも搭載されていますね。輝度とコントラストも十分なので水中でもしっかり見えるでしょう。

よって従来のダイコンが限られたデジタル表示しかできない時計の延長なのに対し、こちらはAndroid OSでも載せてるのではないかと思わせる新時代のデバイス、スマートウォッチ風に仕上がっています。

他にもファームウェアのアップデートにも対応していたり、トランスミッタを使えば残圧も表示できるという、およそ全部入り。ただしGPU機能はまだ搭載されていません。潜水開始の座標をログに加えてくれると嬉しいのだけど。ほんでもって有志でダイブサイト名データベースなんてものを作って共有すれば便利になりますよね。フリーフィング時にサイト名を聴き逃したり、聞いても忘れることは多いから。

気になるお値段は$1399 カナダドルだから12万円弱。国内流通時にはもっと高くなるでしょう。おいそれとは買えないので、GPSが搭載されて少し値段がこなれてくるモデルチェンジを待つべきかな。

ちなみにリストコンピュータ型の製品もあります。

JALの羽田-マニラ便

私はANA派なので気にしていなかったけど、JALの羽田-マニラ便が今月から始まりました。JALの羽田⇄マニラ便は40年ぶりだそうな。

JAPAN AIRLINES LOGO

往路は羽田を00:05に出発してマニラに3:55着。復路もマニラ11:50発で羽田4:55着の深夜便です。ということは、行きは仕事終わりで飛んで、帰りも羽田から会社に直行なんて弾丸ツアーが可能になるわけか。

例えば餌付けされていないジンベエザメを見たい場合、06:50発のフィリピン・エアアジア便でサウスレイテに飛べばいいわけだ。タクロバン空港には08:20着だから、昼過ぎにはリゾートに着いて、その日のサンセットやナイトのダイビングに行かれます。帰りも深夜にリゾートを出る必要はなくなるし。

うん、ルソン島やセブ島以外に行く際には使えそうです。